JPH09262764A - 卓上グラインダのワークレスト調整装置および調整片調整装置 - Google Patents
卓上グラインダのワークレスト調整装置および調整片調整装置Info
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- JPH09262764A JPH09262764A JP8075985A JP7598596A JPH09262764A JP H09262764 A JPH09262764 A JP H09262764A JP 8075985 A JP8075985 A JP 8075985A JP 7598596 A JP7598596 A JP 7598596A JP H09262764 A JPH09262764 A JP H09262764A
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- Japan
- Prior art keywords
- adjusting
- work rest
- piece
- wheel
- screw
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- Pending
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 といしとワークレストとの間の隙間の調整を
容易に行うことが可能な卓上グラインダのワークレスト
調整装置の提供。 【解決手段】 卓上グラインダのといし１１の一部を覆
うカバー１２と、カバー１２にボルト２６を介して取り
付けられる保持部材２３との間に、ボルト２６が挿入さ
れる長穴を有するワークレスト２１をといし１１の外周
部に対して水平方向に移動可能に設け、ワークレスト２
１に、一側がワークレスト１２と軸方向に係合し他側が
保持部材２３と螺合する調整ねじ３４を取り付ける。
容易に行うことが可能な卓上グラインダのワークレスト
調整装置の提供。 【解決手段】 卓上グラインダのといし１１の一部を覆
うカバー１２と、カバー１２にボルト２６を介して取り
付けられる保持部材２３との間に、ボルト２６が挿入さ
れる長穴を有するワークレスト２１をといし１１の外周
部に対して水平方向に移動可能に設け、ワークレスト２
１に、一側がワークレスト１２と軸方向に係合し他側が
保持部材２３と螺合する調整ねじ３４を取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、卓上グラインダの
ワークレストおよび調整片の調整装置に関し、特にとい
しに対するワークレストおよび調整片の位置調整が容易
な調整装置の構造に関する。
ワークレストおよび調整片の調整装置に関し、特にとい
しに対するワークレストおよび調整片の位置調整が容易
な調整装置の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来の卓上グラインダの一例を
示している。図５において、１はモータを示している。
モータ１の回転軸の両端部には、といし２が取り付けら
れている。といし２の一部は、モータ１側に固定された
カバー３により覆われている。カバー３には、ワークレ
スト４と調整片５が取り付けられている。ワークレスト
４には、ボルト６が挿入される長穴４ａが形成されてお
り、ワークレスト４はボルト６の締め付けによりカバー
３に固定されている。調整片５には、ボルト７が挿入さ
れる長穴５ａが形成されており、調整片５はボルト７の
締め付けによりカバー３に固定されている。
示している。図５において、１はモータを示している。
モータ１の回転軸の両端部には、といし２が取り付けら
れている。といし２の一部は、モータ１側に固定された
カバー３により覆われている。カバー３には、ワークレ
スト４と調整片５が取り付けられている。ワークレスト
４には、ボルト６が挿入される長穴４ａが形成されてお
り、ワークレスト４はボルト６の締め付けによりカバー
３に固定されている。調整片５には、ボルト７が挿入さ
れる長穴５ａが形成されており、調整片５はボルト７の
締め付けによりカバー３に固定されている。
【０００３】ワークレスト４は、安全な研削作業を行う
ために必要なものである。ワークレスト４を使用するこ
とで、加工物の保持が確実になり、手がといし面に突き
当たるのが防止される。また、ワークレスト４は、研削
中にといし２が破損した際に、その破片がカバー３の開
口部から飛び出すのを防ぐ役割を果たす。といし２は、
研削作業により径が小さくなるので、といし２の外周面
とワークレスト４との間の隙間は、所定値（３ｍｍ）以
上にならないように随時調整する必要がある。調整片５
は、といし２の外周面に沿って流れる赤熱した研削粉を
遮断する役目と、研削中にといし２が破損した際の災害
発生防止の機能を有する。といし２の外周面と調整片５
との間の隙間も、ワークレスト４と同様に所定値になる
ように随時調整する必要がある。
ために必要なものである。ワークレスト４を使用するこ
とで、加工物の保持が確実になり、手がといし面に突き
当たるのが防止される。また、ワークレスト４は、研削
中にといし２が破損した際に、その破片がカバー３の開
口部から飛び出すのを防ぐ役割を果たす。といし２は、
研削作業により径が小さくなるので、といし２の外周面
とワークレスト４との間の隙間は、所定値（３ｍｍ）以
上にならないように随時調整する必要がある。調整片５
は、といし２の外周面に沿って流れる赤熱した研削粉を
遮断する役目と、研削中にといし２が破損した際の災害
発生防止の機能を有する。といし２の外周面と調整片５
との間の隙間も、ワークレスト４と同様に所定値になる
ように随時調整する必要がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の卓上グ
ラインダには、つぎの問題が存在した。図６に示すよう
に、といし２とワークレスト４との間の隙間を調整する
際には、ボルト６を緩め、手によってワークレスト４を
水平方向に移動させ、この状態で隙間をゲージ８で測定
する必要があるが、ボルト６を緩めた状態ではワークレ
スト４が位置ずれし易いとともに、ワークレスト４の微
妙な位置調整が難しく、隙間調整に時間がかかる。とい
し２と調整片５との間の隙間の調整作業についても、ワ
ークレスト４の調整作業と同様の問題がある。本発明の
目的は、といしとワークレストとの間の隙間の調整およ
びといしと調整片との間の隙間の調整を容易に行うこと
が可能な卓上グラインダのワークレスト調整装置および
調整片調整装置を提供することにある。
ラインダには、つぎの問題が存在した。図６に示すよう
に、といし２とワークレスト４との間の隙間を調整する
際には、ボルト６を緩め、手によってワークレスト４を
水平方向に移動させ、この状態で隙間をゲージ８で測定
する必要があるが、ボルト６を緩めた状態ではワークレ
スト４が位置ずれし易いとともに、ワークレスト４の微
妙な位置調整が難しく、隙間調整に時間がかかる。とい
し２と調整片５との間の隙間の調整作業についても、ワ
ークレスト４の調整作業と同様の問題がある。本発明の
目的は、といしとワークレストとの間の隙間の調整およ
びといしと調整片との間の隙間の調整を容易に行うこと
が可能な卓上グラインダのワークレスト調整装置および
調整片調整装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係る卓上グラインダのワークレスト調整装置および
調整片調整装置は、次の通りである。 （１）卓上グラインダのといしの一部を覆うカバーと該
カバーにボルトを介して取り付けられる保持部材との間
に、前記ボルトが挿入される長穴を有するワークレスト
をといしの外周部に対して水平方向に移動可能に設け、
該ワークレストに、一側がワークレストと軸方向に係合
し他側が前記保持部材と螺合する調整ねじを取り付けた
ことを特徴とする卓上グラインダのワークレスト調整装
置。 （２）卓上グラインダのといしの一部を覆うカバーと該
カバーにボルトを介して取り付けられる保持部材との間
に、前記ボルトが挿入される長穴を有する調整片をとい
しの外周部に対して上下方向に移動可能に設け、該調整
片に、一側が調整片と軸方向に係合し他側が前記保持部
材に螺合する調整ねじを取り付けたことを特徴とする卓
上グラインダの調整片調整装置。
明に係る卓上グラインダのワークレスト調整装置および
調整片調整装置は、次の通りである。 （１）卓上グラインダのといしの一部を覆うカバーと該
カバーにボルトを介して取り付けられる保持部材との間
に、前記ボルトが挿入される長穴を有するワークレスト
をといしの外周部に対して水平方向に移動可能に設け、
該ワークレストに、一側がワークレストと軸方向に係合
し他側が前記保持部材と螺合する調整ねじを取り付けた
ことを特徴とする卓上グラインダのワークレスト調整装
置。 （２）卓上グラインダのといしの一部を覆うカバーと該
カバーにボルトを介して取り付けられる保持部材との間
に、前記ボルトが挿入される長穴を有する調整片をとい
しの外周部に対して上下方向に移動可能に設け、該調整
片に、一側が調整片と軸方向に係合し他側が前記保持部
材に螺合する調整ねじを取り付けたことを特徴とする卓
上グラインダの調整片調整装置。
【０００６】上記（１）の卓上グラインダのワークレス
ト調整装置では，といしとワークレストとの間の隙間の
調整は、ボルトを緩めて調整ねじを回転させることによ
り行われる。調整ねじは、一側がワークレストに軸方向
に係合し他側は保持部材に螺合しているので、ワークレ
ストは調整ねじの回転により調整ねじと一体で移動する
ことになる。そのため、調整ねじの回転によりワークレ
ストをといしに対して進退させることができ、隙間の微
調整が可能になる。といしとワークレストとの間の隙間
を測定する際には、ワークレストは調整ねじとの係合に
より動くことができないので、ワークレストの位置ずれ
は防止でき、隙間調整作業は著しく容易になる。上記
（２）の卓上グラインダの調整片調整装置では，といし
と調整片との間の隙間の調整は、ボルトを緩めて調整ね
じを回転させることにより行われる。調整ねじは、一側
が調整片に軸方向に係合し他側は保持部材に螺合してい
るので、調整片は調整ねじの回転により調整ねじと一体
で移動することになる。そのため、調整ねじの回転によ
り調整片をといしに対して進退させることができ、隙間
の微調整が可能になる。といしと調整片との間の隙間を
測定する際には、調整片は調整ねじとの係合により動く
ことができないので、調整片の位置ずれは防止でき、隙
間調整作業は著しく容易になる。
ト調整装置では，といしとワークレストとの間の隙間の
調整は、ボルトを緩めて調整ねじを回転させることによ
り行われる。調整ねじは、一側がワークレストに軸方向
に係合し他側は保持部材に螺合しているので、ワークレ
ストは調整ねじの回転により調整ねじと一体で移動する
ことになる。そのため、調整ねじの回転によりワークレ
ストをといしに対して進退させることができ、隙間の微
調整が可能になる。といしとワークレストとの間の隙間
を測定する際には、ワークレストは調整ねじとの係合に
より動くことができないので、ワークレストの位置ずれ
は防止でき、隙間調整作業は著しく容易になる。上記
（２）の卓上グラインダの調整片調整装置では，といし
と調整片との間の隙間の調整は、ボルトを緩めて調整ね
じを回転させることにより行われる。調整ねじは、一側
が調整片に軸方向に係合し他側は保持部材に螺合してい
るので、調整片は調整ねじの回転により調整ねじと一体
で移動することになる。そのため、調整ねじの回転によ
り調整片をといしに対して進退させることができ、隙間
の微調整が可能になる。といしと調整片との間の隙間を
測定する際には、調整片は調整ねじとの係合により動く
ことができないので、調整片の位置ずれは防止でき、隙
間調整作業は著しく容易になる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１ないし図４は、本発明に係る
卓上グラインダのワークレスト調整装置および調整片調
整装置の一実施例を示している。図１において、１０は
卓上グラインダを示している。卓上グラインダ１０のモ
ータの回転軸の両端部には、といし１１が取り付けられ
ている。といし１１の一部は、モータ側に固定されたカ
バー１２に覆われている。カバー１２の側面部には、２
つのねじ穴１４が設けられている。カバー１２は、頂部
近傍にＬ字形金具１４を有している。カバー１２のねじ
穴１４の部分には、ワークレスト調整装置２０が設けら
れている。カバー１２のＬ字形金具１４の部分には、調
整片調整装置３０が設けられている。
卓上グラインダのワークレスト調整装置および調整片調
整装置の一実施例を示している。図１において、１０は
卓上グラインダを示している。卓上グラインダ１０のモ
ータの回転軸の両端部には、といし１１が取り付けられ
ている。といし１１の一部は、モータ側に固定されたカ
バー１２に覆われている。カバー１２の側面部には、２
つのねじ穴１４が設けられている。カバー１２は、頂部
近傍にＬ字形金具１４を有している。カバー１２のねじ
穴１４の部分には、ワークレスト調整装置２０が設けら
れている。カバー１２のＬ字形金具１４の部分には、調
整片調整装置３０が設けられている。
【０００８】ワークレスト調整装置２０は、ワークレス
ト２１、保持部材２３、調整ねじ２４を有している。ワ
ークレスト２１は、平面形状がＬ字状となっている。ワ
ークレスト２１には、水平方向に延びる長穴２１ａが形
成されている。ワークレスト２１には、ワークを受ける
ワーク受け台２１ｂが形成されている。ワークレスト２
１の側面部には、ねじ穴２１ｃが形成されている。ワー
クレスト２１は、係合部材２２を有している。係合部材
２２には、調整ねじ２４が係合する係合部２２ａが形成
されている。係合部材２２は、ねじ２５を介してワーク
レスト２１の側面部に取り付けられている。保持部材２
３は、二本のボルト２６を介してカバー１２に取り付け
られている。ワークレスト２１は、保持部材２３とカバ
ー１２との間に配置されている。ワークレスト２１の長
穴２１ａには、二本のボルト２６が挿入されている。調
整ねじ２４の一端部は、つまみ部２４ａに形成されてい
る。調整ねじ２４の他側には、ねじ部２４ｂが形成され
ている。調整ねじ２４のつまみ部２４ａとねじ部２４ｂ
との間には、軸方向に係合部材２２の係合部２２ａと係
合する段差部２４ｃが形成されている。保持部材２３に
は、調整ねじ２４のねじ部２４ｂが螺合するねじ穴２３
ａが形成されている。ボルト２６を緩めた状態では、ワ
ークレスト２１は、水平方向に移動可能となっている。
ト２１、保持部材２３、調整ねじ２４を有している。ワ
ークレスト２１は、平面形状がＬ字状となっている。ワ
ークレスト２１には、水平方向に延びる長穴２１ａが形
成されている。ワークレスト２１には、ワークを受ける
ワーク受け台２１ｂが形成されている。ワークレスト２
１の側面部には、ねじ穴２１ｃが形成されている。ワー
クレスト２１は、係合部材２２を有している。係合部材
２２には、調整ねじ２４が係合する係合部２２ａが形成
されている。係合部材２２は、ねじ２５を介してワーク
レスト２１の側面部に取り付けられている。保持部材２
３は、二本のボルト２６を介してカバー１２に取り付け
られている。ワークレスト２１は、保持部材２３とカバ
ー１２との間に配置されている。ワークレスト２１の長
穴２１ａには、二本のボルト２６が挿入されている。調
整ねじ２４の一端部は、つまみ部２４ａに形成されてい
る。調整ねじ２４の他側には、ねじ部２４ｂが形成され
ている。調整ねじ２４のつまみ部２４ａとねじ部２４ｂ
との間には、軸方向に係合部材２２の係合部２２ａと係
合する段差部２４ｃが形成されている。保持部材２３に
は、調整ねじ２４のねじ部２４ｂが螺合するねじ穴２３
ａが形成されている。ボルト２６を緩めた状態では、ワ
ークレスト２１は、水平方向に移動可能となっている。
【０００９】調整片調整装置３０は、調整片３１、保持
部材３３、調整ねじ３４を有している。調整片３１は、
側面形状が逆Ｌ字状となっている。調整片３１には、上
下方向に延びる二つの長穴３１ａが形成されている。調
整片３１の上部には、調整ねじ３４が係合する係合部３
１ａが形成されている。保持部材３３は、二本のボルト
３６を介してカバー１２のＬ字形金具１４に取り付けら
れている。調整片３１は、保持部材３３とＬ字形金具１
４との間に配置されている。調整片３１の長穴３１ａに
は、二本のボルト３６が挿入されている。保持部材３３
には、長穴３１ａの内面と摺動可能な突起３３ａが形成
されている。調整ねじ３４の一端部は、つまみ部３４ａ
に形成されている。調整ねじ３４の他側には、ねじ部３
４ｂが形成されている。調整ねじ３４のつまみ部３４ａ
とねじ部３４ｂとの間には、軸方向に係合部３１ｂと係
合する段差部３４ｃが形成されている。保持部材３３に
は、調整ねじ３４のねじ部３４ｂが螺合するねじ穴３３
ａが形成されている。ボルト３６を緩めた状態では、調
整片３１は、上下方向に移動可能となっている。
部材３３、調整ねじ３４を有している。調整片３１は、
側面形状が逆Ｌ字状となっている。調整片３１には、上
下方向に延びる二つの長穴３１ａが形成されている。調
整片３１の上部には、調整ねじ３４が係合する係合部３
１ａが形成されている。保持部材３３は、二本のボルト
３６を介してカバー１２のＬ字形金具１４に取り付けら
れている。調整片３１は、保持部材３３とＬ字形金具１
４との間に配置されている。調整片３１の長穴３１ａに
は、二本のボルト３６が挿入されている。保持部材３３
には、長穴３１ａの内面と摺動可能な突起３３ａが形成
されている。調整ねじ３４の一端部は、つまみ部３４ａ
に形成されている。調整ねじ３４の他側には、ねじ部３
４ｂが形成されている。調整ねじ３４のつまみ部３４ａ
とねじ部３４ｂとの間には、軸方向に係合部３１ｂと係
合する段差部３４ｃが形成されている。保持部材３３に
は、調整ねじ３４のねじ部３４ｂが螺合するねじ穴３３
ａが形成されている。ボルト３６を緩めた状態では、調
整片３１は、上下方向に移動可能となっている。
【００１０】つぎに、ワークレスト調整装置２０と調整
片調整装置３０における作用について、説明する。ま
ず、ワークレスト調整装置２０について説明する。とい
し１１とワークレスト２１との間の隙間を調整する際に
は、ボルト２６を緩め、ワークレスト２１を水平方向に
移動可能な状態にする。その後、調整ねじ２４のつまみ
部２４ａを手によって回転させる。調整ねじ２４は、ね
じ部２４ｂが保持部材２３と螺合しているので、調整ね
じ２４を回転させることにより、調整ねじ２４は軸方向
に移動する。ワークレスト２１は、調整ねじ２４と軸方
向に係合しているので、調整ねじ２４の移動にともなっ
て水平方向に移動する。図４に示すように、といし１１
とワークレスト２１との間の隙間を調整する際には、ワ
ークレスト２１と調整ねじ２４との係合により位置ずれ
することがないので、隙間の測定および調整が著しく容
易になる。隙間の調整が完了すると、ボルト２６の締め
付けが行われ、ワークレスト２１はカバー１２側に強固
に固定される。
片調整装置３０における作用について、説明する。ま
ず、ワークレスト調整装置２０について説明する。とい
し１１とワークレスト２１との間の隙間を調整する際に
は、ボルト２６を緩め、ワークレスト２１を水平方向に
移動可能な状態にする。その後、調整ねじ２４のつまみ
部２４ａを手によって回転させる。調整ねじ２４は、ね
じ部２４ｂが保持部材２３と螺合しているので、調整ね
じ２４を回転させることにより、調整ねじ２４は軸方向
に移動する。ワークレスト２１は、調整ねじ２４と軸方
向に係合しているので、調整ねじ２４の移動にともなっ
て水平方向に移動する。図４に示すように、といし１１
とワークレスト２１との間の隙間を調整する際には、ワ
ークレスト２１と調整ねじ２４との係合により位置ずれ
することがないので、隙間の測定および調整が著しく容
易になる。隙間の調整が完了すると、ボルト２６の締め
付けが行われ、ワークレスト２１はカバー１２側に強固
に固定される。
【００１１】つぎに、調整片調整装置３０について説明
する。といし１１と調整片３１との間の隙間を調整する
際には、ボルト３６を緩め、調整片３１を上下方向に移
動可能な状態にする。その後、調整ねじ３４のつまみ部
３４ａを手によって回転させる。調整ねじ３４は、ねじ
部３４ｂが保持部材３３と螺合しているので、調整ねじ
３４を回転させることにより、調整ねじ３４は軸方向に
移動する。調整片３１は、調整ねじ３４と軸方向に係合
しているので、調整ねじ３４の移動にともなって上下方
向に移動する。図３に示すように、といし１１と調整片
３１との間の隙間を調整する際には、調整片３１は調整
ねじ３４との係合により位置ずれすることがないので、
隙間の測定および調整が著しく容易になる。隙間の調整
が完了すると、ボルト３６の締め付けが行われ、調整片
３１はカバー１２側に強固に固定される。
する。といし１１と調整片３１との間の隙間を調整する
際には、ボルト３６を緩め、調整片３１を上下方向に移
動可能な状態にする。その後、調整ねじ３４のつまみ部
３４ａを手によって回転させる。調整ねじ３４は、ねじ
部３４ｂが保持部材３３と螺合しているので、調整ねじ
３４を回転させることにより、調整ねじ３４は軸方向に
移動する。調整片３１は、調整ねじ３４と軸方向に係合
しているので、調整ねじ３４の移動にともなって上下方
向に移動する。図３に示すように、といし１１と調整片
３１との間の隙間を調整する際には、調整片３１は調整
ねじ３４との係合により位置ずれすることがないので、
隙間の測定および調整が著しく容易になる。隙間の調整
が完了すると、ボルト３６の締め付けが行われ、調整片
３１はカバー１２側に強固に固定される。
【００１２】
【発明の効果】請求項１のワークレスト調整装置では、
調整ねじの一側をワークレストに軸方向に係合させ他側
を保持部材に螺合させているので、調整ねじの回転によ
りワークレストをといしに対して進退させることができ
るとともに、といしとワークレストとの間の隙間を測定
する際には、ワークレストの位置ずれを防止することが
できる。したがって、といしとワークレストとの間の隙
間の調整作業は著しく容易になり、調整時間を短縮する
ことができる。請求項２の調整片調整装置では、調整ね
じの一側を調整片に軸方向に係合させ他側を保持部材に
螺合させているので、調整ねじの回転により調整片をと
いしに対して進退させることができるとともに、といし
と調整片との間の隙間を測定する際には、調整片の位置
ずれを防止することができる。したがって、といしと調
整片との間の隙間の調整作業は著しく容易になり、調整
時間を短縮することができる。
調整ねじの一側をワークレストに軸方向に係合させ他側
を保持部材に螺合させているので、調整ねじの回転によ
りワークレストをといしに対して進退させることができ
るとともに、といしとワークレストとの間の隙間を測定
する際には、ワークレストの位置ずれを防止することが
できる。したがって、といしとワークレストとの間の隙
間の調整作業は著しく容易になり、調整時間を短縮する
ことができる。請求項２の調整片調整装置では、調整ね
じの一側を調整片に軸方向に係合させ他側を保持部材に
螺合させているので、調整ねじの回転により調整片をと
いしに対して進退させることができるとともに、といし
と調整片との間の隙間を測定する際には、調整片の位置
ずれを防止することができる。したがって、といしと調
整片との間の隙間の調整作業は著しく容易になり、調整
時間を短縮することができる。
【図１】本発明の一実施例に係る卓上グラインダのワー
クレスト調整装置および調整片調整装置の分解斜視図で
ある。
クレスト調整装置および調整片調整装置の分解斜視図で
ある。
【図２】図１の装置の組み立て斜視図である。
【図３】図１の装置によるといしと調整片との間の隙間
の調整作業を示す斜視図である。
の調整作業を示す斜視図である。
【図４】図１の装置によるといしとワークレストとの間
の隙間の調整作業を示す斜視図である。
の隙間の調整作業を示す斜視図である。
【図５】従来の卓上グラインダの斜視図である。
【図６】図６の装置における隙間調整作業を示す斜視図
である。
である。
１１ といし １２ カバー ２０ ワークレスト調整装置 ２１ ワークレスト ２３ 保持部材 ２４ 調整ねじ ３０ 調整片調整装置 ３１ 調整片 ３３ 保持部材 ３４ 調整ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩野 浩 東京都千代田区四番町５番地９ トピー工 業株式会社内 (72)発明者 山岸 清一 東京都千代田区四番町５番地９ トピー工 業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 卓上グラインダのといしの一部を覆うカ
バーと該カバーにボルトを介して取り付けられる保持部
材との間に、前記ボルトが挿入される長穴を有するワー
クレストをといしの外周部に対して水平方向に移動可能
に設け、該ワークレストに、一側がワークレストと軸方
向に係合し他側が前記保持部材と螺合する調整ねじを取
り付けたことを特徴とする卓上グラインダのワークレス
ト調整装置。 - 【請求項２】 卓上グラインダのといしの一部を覆うカ
バーと該カバーにボルトを介して取り付けられる保持部
材との間に、前記ボルトが挿入される長穴を有する調整
片をといしの外周部に対して上下方向に移動可能に設
け、該調整片に、一側が調整片と軸方向に係合し他側が
前記保持部材に螺合する調整ねじを取り付けたことを特
徴とする卓上グラインダの調整片調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8075985A JPH09262764A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 卓上グラインダのワークレスト調整装置および調整片調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8075985A JPH09262764A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 卓上グラインダのワークレスト調整装置および調整片調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09262764A true JPH09262764A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13592076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8075985A Pending JPH09262764A (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 卓上グラインダのワークレスト調整装置および調整片調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09262764A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104589192A (zh) * | 2015-01-28 | 2015-05-06 | 邹中霞 | 一种双头电动打磨机 |
| CN110421414A (zh) * | 2019-06-26 | 2019-11-08 | 盐城市瑞诚机电制造有限公司 | 一种便于调节遮挡范围的砂轮机及操作方法 |
| CN112123034A (zh) * | 2018-10-12 | 2020-12-25 | 旌德县安德力磨具有限公司 | 一种便于使用的砂轮机 |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP8075985A patent/JPH09262764A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104589192A (zh) * | 2015-01-28 | 2015-05-06 | 邹中霞 | 一种双头电动打磨机 |
| CN112123034A (zh) * | 2018-10-12 | 2020-12-25 | 旌德县安德力磨具有限公司 | 一种便于使用的砂轮机 |
| CN110421414A (zh) * | 2019-06-26 | 2019-11-08 | 盐城市瑞诚机电制造有限公司 | 一种便于调节遮挡范围的砂轮机及操作方法 |
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