JPH0551430B2 - - Google Patents

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JPH0551430B2
JPH0551430B2 JP60193345A JP19334585A JPH0551430B2 JP H0551430 B2 JPH0551430 B2 JP H0551430B2 JP 60193345 A JP60193345 A JP 60193345A JP 19334585 A JP19334585 A JP 19334585A JP H0551430 B2 JPH0551430 B2 JP H0551430B2
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JP
Japan
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grindstone
grinding wheel
grinding
support body
spherical
Prior art date
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JP60193345A
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JPS6254667A (ja
Inventor
Hachiro Sasaki
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
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Publication of JPS6254667A publication Critical patent/JPS6254667A/ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Turning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 「産業上の利用分野」 この発明は研削盤の砥石主軸台、就中両頭平面
研削盤に適する砥石主軸台に関する。
「従来の技術」 従来、例えば両頭平面研削盤の砥石の対向平面
の平行度を出するために砥石主軸を傾動して調整
する装置が設けられている。
このような両頭平面研削盤の砥石主軸の傾きを
調整するための機構を備えた従来例としては特公
昭60−26671号公報に示される発明がある。該発
明は砥石主軸を傾動且つ切込み方向に進退できる
ように支持する支持体を砥石主軸の後部の位置に
おいて砥石主軸台本体との間で球面座を設け前部
を砥石主軸台本体に球面状の内周滑り面を有する
受体に支持体前部に設けた球面状の外周滑り面を
有するスリーブを係合している。該支持体を球面
座中心を中心にして傾動することにより砥石主軸
を傾動している。
「発明が解決しようとする問題点」 従来例では砥石主軸の後部の位置において砥石
主軸の支持体と砥石主軸台本体との間に設けた球
面座の中心は下部鍔部と受体位置に存する。この
下部鍔部と受体は砥石主軸の前部にあるが砥石か
らかなり離れている。そのため砥石主軸を傾動す
ると砥石の中心位置も大きく変化する欠点があ
り、そのため更に両頭の砥石中心を一致させる調
整が必要となる場合が生ずる不都合がある。更に
下部鍔部と受体は球面で係合するがこの球面は砥
石主軸に直角な平面の両側にわずかな範囲にあ
り、〓間少く製作困難であつて剛にこの部分で締
付けるものでもないためこの部分は実質的に軸方
向には拘束されておらず砥石がこの部分の単なる
支持のために振動してワークに悪影響を及ぼすこ
ととなる。
この発明は砥石主軸の傾動装置を備えた両頭平
面研削盤において上記問題点を解決し、砥石主軸
を傾動した際にも砥石のアライメント修正の必要
もなく、強固に砥石主軸を保持できる両頭研削盤
を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
「問題点を解決するための手段」 この発明は端面を研削面とする平面研削用砥石
が軸端に固定された砥石主軸を支持する軸受を収
容し砥石主軸台本体に取付ける支持体と該支持体
がゆるく挿通している砥石主軸本体間に砥石主軸
の前後の位置において砥石研削面と砥石主軸の交
点から近傍内に共通の中心点を持ち前記支持体が
傾動可能な複数の球面座を設けると共に前記支持
体を砥石手軸台に前記各球面座を押圧することに
より固定する手段を設けた研削盤の砥石主軸台で
ある。
「作用」 該支持体を傾動すると砥石研削面と砥石主軸の
交点近傍内を中心として砥石主軸が傾動し、砥石
の研削用の端面の傾きが調整される。その際、砥
石は中心位置が移動しないか、殆んど移動しな
い。そして、各球面座は共通の中心点が砥石中心
近傍にあり、各球面座の幅方向の中間は該中心点
を頂点とする円錐上にあるため、軸方向に対して
も半径方向に対しても押圧力により剛に固定さ
れ、砥石が振動を生じたりするおそれがない。
「実施例」 以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。第1図は縦断面図である。機台1上に砥石主
軸台2が固定されている。機台1上には砥石主軸
台本体3が固定され、砥石主軸台本体3には砥石
主軸4の符号5で全体を示す支持体が傾動調節可
能に固定されている。支持体5は砥石主軸4を軸
方向移動しないように回転支持する前部軸受6,
7、後部軸受8を収容したクイル9と、クイル9
の前部が軸方向移動可能に嵌入するブツシユ11
を圧入されたつば付筒状の前部受台12とクイル
9の後部が軸方向移動可能に嵌入するつば付筒状
の後部受台13と、前後の受台12,13を嵌入
固定し、主軸台本体3中をゆるく挿通する円筒状
のケース14とからなつている。尚、前部受台1
2に嵌入する半径方向の回り止め10がクイル9
の外周に軸方向に切られた長溝9aに滑合してい
る。支持体5はケース14の後端に設けた鍔15
の前部側に設けたおねじにねじ込まれたナツト1
6により主軸台本体3の後端に軸方向移動可能に
嵌入された座金17に押圧すると共に前部受台1
2のつばの外周のおねじにねじ込まれたナツト1
8により主軸台本体3の前端に固定された座金1
9を押圧して主軸台本体3に固定されている。
ナツト16と座金17の押圧面及びナツト18
と座金19の押圧面は夫々球面座が構成されてお
り、該球面座は砥石主軸4前端に固定された中心
孔を設けた円板状の砥石21の軸方向の中間部分
を中心点Cとして座金17に球面突座17aを形
成し、ナツト16に該球面突座17aに密接する
球面凹座16aを設けた後部球面座と、前記砥石
21の軸方向の中間部分を中心点Cとして、即ち
後部球面座と同心として座金19に球面凹座19
aを形成し、ナツト18に該球面凹座19aと密
接する球面突座18aを設けた前部球面座からで
きている。ナツト16の放射方向に四等配された
傾角調整ねじ22は主軸台本体3にねじ込まれて
おり、外部に出た部分で回動して進退できるよう
に操作する。後部の座金17は該座金17の端面
を砥石主軸台本体3に円周を等配して設けた軸方
向の円孔に嵌入した皿ばね群23により押圧され
ている。この押圧力は数屯の強い力であり、これ
により座金17はナツト16に反力を与え、ナツ
ト16は後方へ附勢されるのでケース14を介し
てナツト18は後方へ附勢され座金19を押圧す
る。ただし、ナツト18は締切られており、前後
の球面座は〓間はない状態で座金17は砥石主軸
台本体3に着座している。
クイル9の中央部外周にはおねじが切られ、ボ
ア内周にめねじを切られたウオームホイル25が
ねじ込まれている。ウオームホイル25は前部受
台12と後部受台13に夫々装着されているスラ
スト軸受24,24により軸方向には移動しない
ようになつており、砥石主軸台本体3に固定され
た回転駆動装置26に連結されているウオーム2
7がかみ合つている。
後部受台13に固定されたブラケツト29には
プーリ32が軸受31により軸方向移動しないよ
うに回転自在に支持され、プーリ32に固定され
た軸継手33は砥石主軸4に固定されたすべりキ
ー34を介して砥石主軸4に滑合している。プー
リ32と砥石主軸台本体3に固定された電動機3
5の軸端に固定されたプーリ36にはベルト37
が巻掛けられている。
砥石主軸4の貫通孔は後端で切削液供給配管3
8に連結されている。
電動機35が附勢されるとプーリ36は回転し
てベルト37を介してプーリ32をブラケツト2
9上で軸受31を介して回転させ、軸継手33、
すべりキー34を介して砥石主軸4をクイル9中
で前部軸受6,7、後部軸受8により支持して回
転して、砥石21を回転することにより、ワーク
を研削するものである。
砥石21の切込方向の調整は回転駆動装置26
によりウオーム27を回転するウオームホイル2
5がスラスト軸受24,24に支持されて回転し
てねじ対偶でつながるクイル9を軸方向に送るこ
とにより行われ、砥石21の研削作用面の傾きの
修正は放射状に配した傾角調整ねじ22を弛め、
該傾角調整ねじ22に砥石主軸4を間にして対向
位置にある傾角調整ねじ22をねじ込むと球面凹
座16a、球面突座17a間及び球面凹座19
a、球面突座18a間ですべり、支持体5は中心
点Cを中心として傾動する。
実施例は中心点Cを砥石21の軸方向の中心と
してあるが砥石研削面から充分近い距離、即ち、
回動により砥石21の中心の変位が極めてせまい
範囲の砥石21の近傍内であればよい。
このようにすることにより中心点Cと前部球面
座の座面幅方向の中間を結ぶ面は必ず円錐面とな
り、前後の球面座は軸方向の力及び半径方向の力
に対して球面座の押圧固定手段の働きにより剛に
対抗することになる。
実施例は中心点Cを中心とする球面座は座金を
ナツト側で押圧して支持対5を主軸台本体3に抱
かせるようになつているが、球面凹座を有する座
金を何れも同じ向きとして主軸台本体側に設け、
支持体側は同方向の球面突座を設けて後部方向の
一方向に支持体5を押圧することにより、支持体
5を調節固定するようにすることも可能である。
実施例は支持体の固定を皿ばね23により行つ
ているが、支持体を球面座を押圧することにより
固定する手段は実施例に限られるものではない。
〔発明の効果〕
この発明は端面を研削面とする平面研削用砥石
が軸端に固定された砥石主軸を支持する軸受を収
容し砥石主軸台本体に取付ける支持体と該支持体
がゆるく挿通している砥石主軸本体間に砥石主軸
の前後の位置において砥石研削面と砥石主軸の交
点から軸方向の近傍内に共通の中心点を持ち前記
支持体が傾動可能な複数の球面座を設けると共に
前記支持体を砥石主軸台に前記角球面座を押圧す
ることにより固定する手段を設けた研削盤の砥石
主軸台としたから、砥石の研削作用面の傾きを調
整しても砥石の位置が殆んど変動しない。球面座
でその前後が固定されているため支持体は不動で
砥石部分に振動が生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の縦断面図である。 1……機台、2……砥石主軸台、3……砥石主
軸台本体、4……砥石主軸、5……支持体、6…
…前部軸受、7……前部軸受、8……後部軸受、
9……クイル、10……回り止め、11……ブツ
シユ、12……前部受台、13……後部受台、1
4……ケース、15……鍔、16……ナツト、1
7……座金、18……ナツト、19……座金、2
1……砥石、22……傾角調整ねじ、23……皿
ばね、24……スラスト軸受、25……ウオーム
ホイル、26……回転駆動装置、27……ウオー
ム、29……ブラケツト、31……軸受、32…
…プーリ、33……軸継手、34……すべりキ
ー、35……電動機、36……プーリ、37……
ベルト、38……切削液供給配管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 端面を研削面とする平面研削用砥石が軸端に
    固定された砥石主軸を支持する軸受を収容し砥石
    主軸台本体に取付ける支持体と該支持体がゆるく
    挿通している砥石主軸本体間に砥石主軸の前後の
    位置において砥石研削面と砥石主軸の交点から軸
    方向の近傍内に共通の中心点を持ち前記支持体が
    傾動可能な複数の球面座を設けると共に前記支持
    体を砥石圧軸台に前記各球面座を押圧することに
    より固定する手段を設けた研削盤の砥石主軸台。
JP19334585A 1985-09-02 1985-09-02 研削盤の砥石主軸台 Granted JPS6254667A (ja)

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JP19334585A JPS6254667A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 研削盤の砥石主軸台

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JP19334585A JPS6254667A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 研削盤の砥石主軸台

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JPS6254667A JPS6254667A (ja) 1987-03-10
JPH0551430B2 true JPH0551430B2 (ja) 1993-08-02

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JP19334585A Granted JPS6254667A (ja) 1985-09-02 1985-09-02 研削盤の砥石主軸台

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