JPH09262362A - パチンコ遊技店に於ける遊技台ユニット - Google Patents

パチンコ遊技店に於ける遊技台ユニット

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JPH09262362A
JPH09262362A JP10413796A JP10413796A JPH09262362A JP H09262362 A JPH09262362 A JP H09262362A JP 10413796 A JP10413796 A JP 10413796A JP 10413796 A JP10413796 A JP 10413796A JP H09262362 A JPH09262362 A JP H09262362A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前面及び後面に遊技台と貸玉手段と景品玉計
数手段とを設けた遊技台ユニット内に共有する揚送手段
と玉貯留手段から成る一ユニットを左右方向に連結して
いくだけで、任意ユニット長さのしっかりと安定した遊
技島を完成させることが出来、また単純に1台1台のユ
ニットを前後左右に連結施工していく従来の方法とは異
なり、2分の1台数分だけの連結施工の手間で施工が出
来る遊技台ユニットを提供する。 【構成】 遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を設け
てユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニットに於
いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に景品
玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前後に設け、該
遊技台ユニット内部に共有する玉貯留手段と揚送手段と
を備えて、前記遊技台に投入されたパチンコ玉を玉貯留
手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉を揚送手段によ
り循環させて使用し得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技店に
於いて、遊技台と貸玉手段と棚板部の景品玉計数手段と
を個々の前後(表裏一台又は複数台)に設けた一対の遊
技台ユニットから成り、左右の遊技台ユニットから完全
に独立し、且つこの遊技台ユニットを所要台数だけ並設
して遊技島の長さ及び形態を可変自在とすることが出来
ると共に、従来型の遊技島に配設される各種樋(補給樋
や回収樋や流送樋)を不要とし、島構築(施工)を簡略
化し、遊技台ユニット内でパチンコ玉が循環還流する構
成とした、単独設置可能な遊技台ユニットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技店を開店するにあたって
は、ホールの大きさ等を勘案して島構築(施工)を決定
している。島構築は、遊技島の長さがパチンコ遊技店に
よって異なるため通常、現場で施工している。一般的に
島構築は木材等をホールの各遊技島の長さに応じて切断
し、釘やネジ等を用いて縦横に接続して枠体(上横枠、
中横枠、下横枠)を形成し、この枠体に化粧板の幕板を
取り付けて完成させ、島構築した枠体に多種から選出し
た遊技台を列設し、枠体内部に補給樋や回収樋及び補
給、回収計数機構(タンク)とパチンコ玉揚送装置等を
備え、該パチンコ玉揚送装置により磨いたパチンコ玉を
循環還流させるための流送樋を島同志間において橋渡し
状に設置している。また、枠体外部には台表示ランプや
台間玉貸機を配設している。
【0003】島構築に於いては、遊技台間に台間玉貸機
を設置した場合、投入した貨幣を回収する貨幣搬送装置
等の設備品が必要となる。また、カードによる台間玉貸
機を配設した場合には、貨幣搬送装置等の設備品は不要
になるが、新たにカードを発行させるカード発行機や通
信機器等が必要となる。何れにせよ、更に空気清浄機や
照明設備、椅子などの設備品を設置して各遊技島を構成
し、島端には両替機や景品玉計数機などを設置し、他に
経営又は景品を管理するためのコンピュータ等を備えな
いと営業出来なかった。
【0004】上述した島構築の施工に於いては、熟練し
た多数の専門の技術作業者を必要とするが、人手不足に
より島構築するまで時間がかかり、その結果施工でのコ
ストアップを招く等の課題が指摘されていた。そこで、
昨今では枠体を組立ユニット化して上記の課題を解消す
るようにしたものが開示されている。例えば、パチンコ
機稼動に付随する関連部品を枠内に内蔵装備したパチン
コ機単独設置タイプの遊技装置として、特開平5ー68
745号の「機能単独型パチンコ装置」が先に開示され
ている。
【0005】上記の枠体の組立ユニット化の提案によ
り、熟練した技術作業者の以外の人でも簡単に然も短期
間で島構築が出来るようになった反面、遊技島には各種
樋(補給樋や回収樋や流送樋)が配設されたままであっ
た。この補給樋や回収樋や流送樋はパチンコ玉を店内で
循環還流させる現状のシステムでは必要不可欠とされて
いるが、この補給樋や回収樋や流送樋があることによ
り、以下の課題は今も解決されていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】即ち、パチンコ玉を流
動させる上において補給樋は遊技島の長さ(設置する遊
技台数)に応じて傾斜を付けるが該傾斜は必然的に設置
する遊技台数で制約されていた。例えば、一般的なホー
ルの大きさでは片側15台程度しか設置することが出来
なかった。また、これより広いホールにおいては特殊な
設置により片側20台程度まで設置することが出来る
が、それ以上多くの設置は無理であった。つまり、ホー
ル経営者としてはホールスペースを有効活用して一台で
も多くの遊技台を設置することで売上げアップを計りた
いが、現状のシステムでは対応が出来なかった。
【0007】また、流送樋が島同志間において橋渡し状
に設置されているため、ホール内の遊技者に威圧感を与
え、美観上に於いても好ましいものではなかった。そこ
で、近年に於いて流送樋を設けず島内で循環還流させる
システム等も提案されているが、設備費が高額と成って
いた。
【0008】さらに、粗雑な施工によって、長年使用し
ているとパチンコ玉の重みにより流送樋が落下する事故
や、これと関連する天井の落下事故等が発生し、またパ
チンコ玉は各種樋(補給樋や回収樋)内を転動していく
ため、パチンコ玉揚送装置で磨いて循環還流させている
にもかかわらず、パチンコ玉の表面に塵埃が付着し、そ
のため遊技台の盤面が汚れる等の課題は未だ解決されて
いなかった。また、島内に各種樋(補給樋や回収樋)を
配設するため、施工時間が嵩み、施工費に於いては補給
樋部材や回収樋部材等の設備品によりコストアップとな
っていた。また、パチンコ遊技店内には、冷暖房装置を
備えているため、季節によって補給樋に湿気が発生する
ため、パチンコ玉が補給樋内で滞留する補給トラブルも
生じていた。その対策として新たな設備投資をしなくて
はならない等の課題も未解決のままであった。
【0009】また、上述の特開平5ー68745号の
「機能単独型パチンコ装置」に於いては、パチンコ機稼
動に付随する関連部品を枠内に内蔵装備したパチンコ機
単独設置タイプの遊技装置としただけのものであった。
つまり、相互単独型パチンコ装置の連結部にて連結する
のみであるため、島施工の際、重量のある機能単独型パ
チンコ装置を移動するための設置作業に大変な労力を要
したり、遊技者にとっては紙幣又はカードで貸出す貸玉
機能がないため不便が生じたり、返却球計数装置が備え
られているが、獲得した玉を一時貯留しておきながら継
続遊技が出来なかったり、連続で大当たりした際の出玉
の貯留管理などに課題があった。また、研磨装置がある
ものの充分に磨かれておらず、他の設備品(椅子や煙吸
引装置)などに於いてもサービス低下のままであり、ホ
ールでの不正防止対策まで行き届かなかったりしている
ためその課題を改善するように指摘されていた。
【0010】そこで、上記したような問題点を解決する
ため「機能単独型パチンコ装置」は、遊技台にパチンコ
玉揚送装置や貸玉装置等々をセットにしたユニット型の
遊技台を案出した。この装置によれば、ユニット型の遊
技台の一台づつを前後左右に並べていくだけで各遊技島
を構築することが出来る。よって、構築期間が従来より
も幾分短く成り、また遊技者は紙幣又はカードでパチン
コ玉を貸出してもらうことが可能なため便利に成り、出
玉の貯留管理なども当該ユニット内で処理することが出
来るようには成る。しかしながら、このようなユニット
型の遊技台に於いても、尚次のような課題は残ったまま
であった。即ち、単純に前後左右に一台づつユニット型
の遊技台を前後左右に連結施工しているだけであるか
ら、遊技島が大きく又は長くなるのに比例して完成した
遊技島が全体としてぎくしゃくしてしまっていた。その
結果、連結後においてズレ等を調整しなくては成らず、
その調整に多くの時間がかかり、また、台数分だけ連結
施工するので非常に手間が掛かっていた。そこで、本発
明はこのような全ての課題を解決するために創案された
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
請求項1記載の発明は、遊技台の背部にパチンコ玉の循
環手段を設けてユニット化して成る単独設置型の遊技台
ユニットに於いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と
棚板部に景品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前
後に設け、該遊技台ユニットの内部に共有する玉貯留手
段と揚送手段とを備えて、前記遊技台に投入されたパチ
ンコ玉を玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉
を揚送手段により循環させて使用し得るように構成した
ものである。
【0012】また、上記課題を達成するため請求項2記
載の発明は、遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を設
けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニットに
於いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に景
品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前後に配置し
て成り、該遊技台ユニットの前後の中間位置に共有する
玉貯留手段と揚送手段とを略長方形形状から成る共有ユ
ニット内に備えて配置し、前記遊技台に投入されたパチ
ンコ玉を玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉
を揚送手段により循環させて使用し得るように構成した
ものである。
【0013】また、上記課題を達成するため請求項3記
載の発明は、遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を設
けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニットに
於いて、前面及び後面に遊技台と紙幣類が使用可能な貸
玉手段と棚板部に景品玉計数手段とを設けた遊技台ユニ
ットを前後に設け、該遊技台ユニットの内部に共有する
玉貯留手段と揚送手段とを備えて、前記遊技台に投入さ
れたパチンコ玉を玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパ
チンコ玉を揚送手段により循環させて使用し得るように
構成し、さらに前記遊技台ユニット内部に紙幣類搬送手
段又は紙幣類回収整列手段を設けて前記貸玉手段に投入
された紙幣類を搬送又は回収整列する構成を備えたもの
である。
【0014】また、上記課題を達成するため請求項4記
載の発明は、遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を設
けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニットに
於いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に景
品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前後に設け、
該遊技台ユニットの内部に共有する玉貯留手段と揚送手
段とを備えて、前記遊技台に投入されたパチンコ玉を下
部の玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉を揚
送手段により揚送し、上部の玉貯留手段から前後の遊技
台に供給させて循環環流し得る第1還元機構を備えたも
のである。
【0015】また、上記課題を達成するため請求項5記
載の発明は、遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を設
けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニットに
於いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に景
品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前後に設け、
該遊技台ユニットの内部に共有する玉貯留手段と揚送手
段とを備えて、前記遊技台に投入されたパチンコ玉を下
部の玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉を揚
送手段により揚送し、上部の玉貯留手段から前後の遊技
台に供給し得るように構成された第1還元機構と、第1
プールタンク及び第2プールタンクを設け、客が獲得し
たパチンコ玉を一時貯留しておく第1プールタンクはそ
の下流で第1プールタンク内の余剰玉を一時貯留してお
く第2プールタンクに連結され、且つ第2プールタンク
内の貯留玉を第1プールタンク内に還元し得るように構
成された第2還元機構とを備えたものである。
【0016】また、上記課題を達成するため請求項6記
載の発明は、請求項1乃至5何れか記載の遊技台ユニッ
トに於いて、前記遊技台ユニットは、左右隣り合う遊技
台ユニット同志の相対する部位に隣り合う遊技台ユニッ
ト同志を連結し得る任意の連結手段を備えると共に、前
記遊技台ユニットに任意の移動手段が設けられ、該移動
手段の作動により機列方向に沿って遊技台ユニットを遊
技島状に配設し得るようにしたものである。
【0017】また、上記課題を達成するため請求項7記
載の発明は、請求項5記載の遊技台ユニットに於いて、
前記第1プールタンクは、手動操作又は自動操作の開閉
シャッターを備え、該開閉シャッターの閉時はパチンコ
玉が一時貯留され、開時は排出路より第2プールタンク
内若しくは玉計数機構を介して内部の玉貯留手段に回収
し得るように構成されたものである。
【0018】また、上記課題を達成するため請求項8記
載の発明は、請求項5記載の遊技台ユニットに於いて、
前記第1プールタンクは、客が獲得したパチンコ玉を一
時貯留し得る構成であり、且つ第1プールタンクから遊
技台ユニットの上部玉受皿部へ還元し得るように構成さ
れた第3還元機構を備えたものである。
【0019】また、上記課題を達成するため請求項9記
載の発明は、請求項2記載の遊技台ユニットに於いて、
前記共有ユニットは、前後面一台及び前後面複数台の遊
技台と貸玉手段と棚板部の景品玉計数手段とから成る遊
技台ユニットの中間位置に配置されて挟持化が出来る大
きさに形成されているものである。
【0020】また、上記課題を達成するため請求項10
記載の発明は、請求項2記載の遊技台ユニットに於い
て、前記共有ユニットは、前面及び後面に遊技台と貸玉
手段と棚板部に景品玉計数手段とを設けた一体型遊技台
ユニット内部の中間の位置に配置されているものであ
る。
【0021】また、上記課題を達成するため請求項11
記載の発明は、請求項2記載の遊技台ユニットに於い
て、前後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に景品玉計数手
段とを設けた遊技台ユニットの下部と中間の位置に配置
した共有ユニットとを連結し、前記前後面の遊技台ユニ
ットは共有ユニットの位置から一定の距離だけ移動し且
つ元の位置に復帰する収縮自在の構成を備えているもの
である。
【0022】
【作用】本発明の請求項1又は請求項2の構成によれ
ば、前面及び後面の遊技台と貸玉手段と棚板部に景品玉
計数手段を備えた遊技台ユニットと共有ユニットとから
構成したことにより、遊技島の最小単位である1ユニッ
トの遊技台ユニットを左右方向に連結していくだけで任
意ユニット長の遊技島を完成することが出来る。これに
より、従来は1台のユニットを始め前側から左右に連結
施工し、次に後側にも左右に連結施工していく場合の施
工方法とは異なり、遊技島が長く成るのに比例して完成
した遊技島が全体としてぎくしゃくしてしまうというよ
うなことが無く、安定した遊技島がより短期間のうちに
施工することが出来る。さらに、玉貯留手段と揚送手段
とを備えた共有ユニット構成としたため玉貯留手段と揚
送手段に係わる経費が一台分で済むので遊技台ユニット
そのものが安価に製作出来る効果を有している。勿論、
棚板部に景品玉計数手段が設けられ、前記共有ユニット
によって、前面及び後面の遊技台に投入されたパチンコ
玉を玉貯留手段で貯留すると共に前面及び後面の遊技台
に供給し、且つ貯留したパチンコ玉を揚送手段により循
環させて使用し得るように構成しているため、1ユニッ
トのみで完全な遊技台ユニットが完成していることに成
る。
【0023】また、請求項3の構成によれば、前記遊技
台ユニット内部に紙幣類搬送手段を設けたことにより、
隣り合うユニット間の紙幣類搬送手段を連結していくこ
とで、貸玉手段から受付けた紙幣類を島端の紙幣回収装
置に搬送することが出来るように成る。また、前記ユニ
ット内部に紙幣類回収整列手段を設けたことにより、個
々のユニット内部で貸玉手段から受付けた紙幣類を一時
回収整列(ストック)させておくことも出来る。
【0024】また、請求項4及び請求項5の構成によれ
ば、第1還元機構が遊技台に投入されたパチンコ玉(回
収玉)を揚送手段によって玉貯留手段へ送り、該玉貯留
手段から前後の遊技台へと振り分けて供給することが出
来る。また、第1プールタンク及び第2プールタンクを
設けたことにより、第1プールタンクでは客が獲得した
パチンコ玉(景品玉)を一時貯留しておくことが出来、
また、第1プールタンクはその下流で第1プールタンク
内の余剰した景品玉を一時貯留しておく第2プールタン
クに連結され、第2プールタンク内の景品玉は、第2還
元機構により第1プールタンク内に還元することが出来
る。
【0025】また、請求項6の構成によれば、請求項1
乃至5何れか記載の構成に於いて、前記遊技台ユニット
が、左右隣り合う遊技台ユニット同志の相対する部位に
隣り合う遊技台ユニット同志を連結し得る任意の連結手
段を備えたことにより、遊技島の最小単位である前面及
び後面の遊技台を備えた1ユニットを隣り合わせて、前
記連結手段によって左右方向に連結していくだけで任意
ユニット長の遊技島を完成することが出来る。また、前
記遊技台ユニットに任意の移動手段を設けたことによ
り、移動手段を用いて手軽に遊技台ユニットを機列方向
に沿って遊技島状に配設し得る。
【0026】また、請求項7の構成によれば、請求項5
記載の遊技台ユニットに於いて、前記第1プールタンク
が手動操作又は自動操作の開閉シャッターを備えたこと
により、第1プールタンクと第2プールタンクとの間の
玉通路を開閉することが自在に行ない得る。而して、開
閉シャッターの閉時の時は景品玉が第1プールタンク内
に一時貯留して玉箱として利用され、第1プールタンク
が満杯となった時、開時すると玉通路を介して第2プー
ルタンクへと景品玉を一時移して貯留させておくことが
出来ると共に、操作によっては景品玉を玉計数機構を介
して内部の玉貯留手段内に回収することも出来る。
【0027】また、請求項8の構成によれば、請求項5
記載の遊技台ユニットに於いて、獲得した景品玉を第1
プールタンクで一時貯留し、第3還元機構が第1プール
タンクから遊技台ユニットの上部玉受皿部へと景品玉を
自動的に還元することも出来る。
【0028】また、請求項9の構成によれば、請求項2
記載の遊技台ユニットに於いて、共有ユニットは、前後
面1台及び前後面複数台の遊技台と貸玉手段と棚板部の
景品玉計数手段とから成る遊技台ユニットの中間位置に
配置されて挟持化が出来る大きさに形成したことによ
り、各遊技島の島幅が広がることなく遊技島状に配設す
ることが出来る。
【0029】また、請求項10の構成によれば、請求項
2記載の遊技台ユニットに於いて、前記共有ユニット
は、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に景品玉
計数手段とを個々に設けた一体型遊技台ユニット内部の
中間の位置に配置したことにより、外観上優れたデザイ
ンに成る。
【0030】また、請求項11の構成によれば、請求項
2記載の遊技台ユニットに於いて、遊技台ユニットの下
部と中間の位置に配置した共有ユニットの下部とを連結
し、前記前後面の遊技台ユニットは共有ユニットの位置
から一定の距離だけ移動し且つ元の位置に復帰する収縮
自在の構成を備えたことにより、仮に内部機構において
故障等が発生しても開放するので短時間のうちに修復作
業することが出来る。
【実施例】
【0031】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明するが、本発明はこの実施例にのみ限定されるもので
はない。ここでの遊技説明についてはパチンコ玉による
パチンコの遊技台ユニットとするが、メダルによるパチ
スロの遊技台ユニットとしてもよい。更にここでは遊技
台ユニットの設置をパチンコ遊技店に付いての説明とす
るが、例えば他にはゲームセンターやホテルや家庭内や
ショールーム等に設置することも可能である。
【0032】図1乃至図4は本発明の第1実施例を表わ
す。即ち、図1は斜視図であり、図2は部分破断側面図
であり、図3は組立説明図であり、図4は島構築に於け
る組立説明図である。
【0033】本実施例の遊技台ユニット1は、前面側に
位置する前面ユニット1aと後面側に位置する後面ユニ
ット1bと中間の位置の共有ユニット1cとから構成さ
れている。符号10は、前面ユニット1a及び後面ユニ
ット1bの外壁であり、符号11は共有ユニット1cの
外壁である。外観を略長方形状から形成された共有ユニ
ット1cは、前面ユニット1a及び後面ユニット1bの
中間位置に配置されて挟持化(端部が重なり合う)が出
来る大きさに形成されている。そのため、図3に示す共
有ユニット1cは挟持化すると図1のように外壁の略半
分が前面ユニット1aと後面ユニット1b内に重なり合
って収納することで島幅が広がることがない。また、後
述する共有ユニット1cの内部機構が故障した時、修復
作業がし易いように図3のように、例えば前後にスライ
ドさせる収縮自在の2本のレール7,7を下部に設けれ
ば前後にスライドさせてから修復作業することが出来
る。符号70は移動案内溝である。スライド時の固定は
ストッパー部材(図示せず)で固定される。
【0034】始めに、遊技台ユニット1のうち共有する
内部機構を具備している共有ユニット1cに付いて説明
する。上方に供給用の上部タンク40と、下方に回収用
の下部タンク41とから成る玉貯留手段を備え、下部タ
ンク41から上部タンク40へとパチンコ玉を揚送する
手段である揚送装置2が立設されている。そして、パチ
ンコ台2(遊技台である)に投入され排出するアウト玉
と景品玉計数機20で計数された後の景品玉は、下部タ
ンク41内に回収され、揚送装置4により揚送され、上
部タンク40から前後のパチンコ台2と台間玉貸機3へ
と振り分けながら補給し得るように遊技台ユニット1内
でパチンコ玉を循環還流させている。また、上部タンク
40からパチンコ台2へは補給玉計数機21を介し補給
通路22から補給され、パチンコ台2から排出されるア
ウト玉はアウト玉計数機23を介し排出通路24から下
部タンク41内に回収され、この時景品玉計数機20で
計数された景品玉も排出通路24から下部タンク41内
に回収され、下部タンク41内に貯留されているパチン
コ玉は揚送装置4により上部タンク40へと揚送され、
以後この循環還流を繰り返している。以上の循環環流を
第1還元機構としている。尚、上記した上部タンク40
内には約30000個が収容出来、下部タンク40内に
は約40000個が収容出来る大きさに成っている。
【0035】次に、揚送手段である揚送装置4の機構に
ついて説明する。例えば図2及び図3に示す揚送装置4
は、下部タンク41の中央部に揚送筒42を立設し、該
揚送筒42の下端部分に揚送モータ43が設けられ、該
揚送モータ43と揚送筒42上部に設けたプーリ45と
の間に磨き布ベルト44が掛け渡され、磨き布ベルト4
4と揚送筒42の内壁面との間でパチンコ玉を挟み付け
るようにして、パチンコ玉を揚送するように構成されて
いる。図3では、下部タンク41内に貯留していたパチ
ンコ玉が揚送筒42の下部開口部から磨き布ベルト44
によって順次揚送筒42内を揚送されていき、上部開口
部から上部タンク40内に排出される様子が表されてい
る。尚、この揚送装置4は揚送するのみとしたが、磨き
布ベルト44の代わりに、常の如くの螺旋体を装置し、
該螺旋体内に研磨粒(合成樹脂等)を入れ、パチンコ玉
と共に揚送させることによって、揚送筒4内部でも充分
にパチンコ玉を磨くことが出来る。また背面に回収口を
設け、ここから汚れたパチンコ玉を取り出して洗浄した
後補充するようにしてもよい。尚、背面に補充口を設け
て、遊技台ユニット1内で玉不足が生じた緊急の場合等
には、補充口からパチンコ玉を補充し得るように構成す
ることも好ましい。
【0036】次に、揚送装置4の動作に付いては、上部
タンク40及び下部タンク41内には各々が貯留してい
るパチンコ玉の保有玉数を検出する検出器(図示せず)
が設置されている。例えば、検出器としてはタッチセン
サーや光センサーが取り付けられている。即ち、上部タ
ンク40及び下部タンク41内での保有玉数に応じて揚
送装置4を作動させることで、上部タンク40及び下部
タンク41内の保有玉数のバランスを取っている。尚、
揚送のみしていると上部タンク40内で満杯と成って溢
れ出てしまうが、別途オーバーフロー通路(図示せず)
が設けられているため、上部タンク40内の溢れ玉はオ
ーバーフロー通路を通じて下部タンク41内に回収され
る。この例では、上部タンク40及び下部タンク41内
の保有玉数の検出により揚送装置4を作動させたが、揚
送装置4に磨き機能を具えた場合は、汚れたパチンコ玉
を磨くのを優先するため、揚送装置4を常時作動させて
循環させるようにしてもよい。
【0037】尚、磨き布ベルト44の動作に付いて説明
を加えると、下部タンク41に貯留したパチンコ玉が送
り込まれて来ると下端湾曲部の整列レール(図示せず)
からパチンコ玉が磨き布ベルト44と揚送筒42の内壁
面との間に挟れ磨かれながら上昇して、上部開口部から
上部タンク40内に排出される。即ち、この揚送装置4
に於いては磨き布ベルト44を採用した磨き作用により
磨くものとしたため、研磨粒(合成樹脂等)を使用せず
手垢等の汚れが除去出来る。尚、揚送筒42の内壁面の
代わりの構成として、エンドレスに回転可能な別の布ベ
ルトを前記磨き布ベルト44に添設する構成が実現され
ている。
【0038】次に、遊技台ユニット1のパチンコ台2周
りの構成に付いて図面を参照しながら説明する。図1に
示すように、パチンコ台2の向かって左側に貸玉手段で
ある台間玉貸機3が併設されている。該台間玉貸機3の
投入口に投入された紙幣類(貨幣又はカード)の正偽信
号により直接パチンコ玉が供給されるように成ってい
る。そこで、例えば前面ユニット1aの台間玉貸機3の
投入口に紙幣類(紙幣か硬貨)又はカードを投入する
と、貨幣又はカードの正偽を識別する台間玉貸機3内部
の識別機により検出し、正偽であれば台間玉貸機3内部
の貸玉計数機構を介して投入金額に応じた貸玉が玉受皿
部内へと貸出されていく。
【0039】上記の台間玉貸機3では、投入口に投入さ
れた紙幣類は背部に備えた紙幣類回収整列手段である紙
幣類収納容器(図示せず)に蓄積されていく。さらに、
遊技台ユニット1の背部に紙幣類搬送手段を設ければ、
隣り合う遊技台ユニット1の紙幣類搬送手段を連結する
ことにより、前記台間玉貸機3に投入された紙幣類を前
記遊技台ユニット1を整列させて構成した遊技島の端部
まで搬送し得るように構成することも出来る。尚、島端
にリサイクル両替機を設置して回収した紙幣類である千
円紙幣を再利用するようにしてもよい。さらに、玉貸機
3の投入口に投入された紙幣類を例えばカードとした
時、使用済みになったカードを紙幣類搬送手段によって
遊技島の端部まで回収搬送するようにしてもよい。
【0040】次に、景品玉計数手段について説明してい
く。遊技台ユニット1の個々の前面下部の棚板部には景
品玉計数手段が設けられていて、景品玉計数手段は、獲
得した景品玉を一時収納しておくことの出来る第1プー
ルタンク25aと、その場で計数することの出来る景品
玉計数機20と、該景品玉計数機20による計数結果を
カード又はレシートに記録して発行する発行機26とか
ら構成されている。該第1プールタンク25aの深さは
パチンコ玉が約3000発収納出来る深さと幅から成っ
ている。尚、ここでは遊技台ユニット1の個々の前面下
部の棚板部には景品玉計数手段である景品玉計数機20
を設けたが、図7のような複数の遊技台ユニット1の場
合は、例えば個々ではなく前面側及び後面側の棚板中央
付近に一台設けて共有するようにしてもよい。
【0041】次に、第1プールタンク25aの構造は、
図示してはいないが例えば内部底が二重底の構造と成し
ていて、底から僅かの隙間の部位に開閉自在のシャッタ
ーが設けられており、該シャッターはスノコ状の二枚の
板を上下に重合したもので、一方のスノコ状の板の端部
には手動又は自動操作によるレバーが取り付けられてい
る。プールタンク25内の下側のタンクの底には排出口
が設けられており、この排出口は景品玉計数機20を経
て排出通路24に排出され下部タンク41へと導かれ
る。尚、下部タンク41へ流した時には、景品玉計数機
20の複数個の玉整列検出センサーによってパチンコ玉
の数量を計数することが出来、計数結果は発行機26に
よってカード又はレシートに記録されたものが発行され
る。
【0042】通常(閉時状態)は、二枚のスノコ状の板
に隙間がないように為しているため、シャッターが底と
成り、第1プールタンク25aに獲得したパチンコ玉を
一時溜めて置くことが出来る。この構成により、第1プ
ールタンク25aが景品玉箱の代用と成る。また、手動
又は自動操作により前記レバー操作すると、開時状態に
成る。この開時状態においては、排出路より下部左寄り
の第2プールタンク内若しくは玉計数機構を介して内部
の玉貯留手段に回収し得るように構成されている。そこ
で、遊技終了又は台移動する際、開操作にすると、二枚
のスノコ状の板で構成されるシャッターの板間に隙間が
生じ、溜めて置いた第1プールタンク25a内のパチン
コ玉が、このシャッターの板間の隙間を通過して下側の
排出路から景品玉計数機20(玉計数機構)を経て内部
の下部タンク41へと落下回収していく。尚、この時の
計数結果は発行機26にて発行される。
【0043】また、上記した遊技台ユニット1の第1プ
ールタンク25aでは貯溜しきれない多数のパチンコ玉
(景品玉)を獲得した際、開操作にすると、二枚のスノ
コ状の板で構成されるシャッターの板間に隙間が生じ、
溜めて置いた第1プールタンク25a内のパチンコ玉
が、このシャッターの板間の隙間を通過して下側の排出
路から第2プールタンク25bへと一時移して貯留させ
ておくことが出来る。尚、第2プールタンク25bは、
例えば約10000発貯留出来る深さと幅から成ってい
る。さらに、第2プールタンク25b内に貯留しておい
たパチンコ玉は状況(操作ボタン)を操作すると第1プ
ールタンク25aに還元させることも可能な還元機能
(第2還元機構)が備えられている。
【0044】上記した第2プールタンク25bから第1
プールタンク25aに自動で持ち上げる第2還元機構と
しては例えば、スプロケット機構(駆動モータの駆動に
より回転するスプロケット歯車)が設けられ、当該スプ
ロケット機構からのパチンコ玉を持ち上げるリフト(パ
イプ)が第1プールタンク25a内に届く長さで立設さ
れている。よって、第1プールタンク25a内のパチン
コ玉がなくなってきたら第2プールタンク25b内から
補充することが出来る。以上の説明が第2還元機構であ
る。
【0045】さらに、上記した第1プールタンク25a
から遊技台ユニット1の上部玉受皿27に自動で持ち上
げる第3還元機構の機構としては上記と同じように例え
ば、スプロケット機構(駆動モータの駆動により回転す
るスプロケット歯車)が設けられ、当該スプロケット機
構からのパチンコ玉を持ち上げるリフト(パイプ)が上
部玉受皿27内に届く長さで立設されている。よって、
遊技台ユニット1の上部玉受皿27内のパチンコ玉が少
なくなって補充する際、第1プールタンク25a内のパ
チンコ玉を手ではなく自動で持ち上げるようにしたもの
である。従来は、遊技者が遊技していくに連れて上部玉
受皿27内のパチンコ玉が少なく成ると、第1プールタ
ンク25a内に溜めて置いたパチンコ玉を上部玉受皿2
7へ手でいちいち補充していたが、この還元機能により
隣接したスプロケット機構等を介して持ち上げられて、
上部玉受皿27内へ還元されるのである。以上の説明が
第3還元機構の説明である。
【0046】上記した第2及び第3還元機構による還元
機能により、状況に応じて遊技者が操作ボタンを操作す
ると作動するように備えられている。即ち、第2還元機
構によって第2プールタンク25b内のパチンコ玉を第
1プールタンク25aに還元することも出来、さらに第
3還元機構によって第1プールタンク25a内のパチン
コ玉を上部玉受皿27に還元することも出来るためより
遊技者に対してサービス向上と成る。尚、第1プールタ
ンク25a内のパチンコ玉は上部玉受皿27とせず下部
玉受皿に還元するようにしてもよい。
【0047】次に、本遊技台ユニット1の連結手段と移
動手段に付いて説明する。本実施例の遊技台ユニット1
の連結手段は、例えば図1に示すように、遊技台ユニッ
ト1の一方の側面部に連結凸部5を上下に複数(例えば
2箇所)間隔をおいて設け、他方の側面部に、前記連結
凸部5が嵌合する連結凹部50を上下複数(例えば2箇
所)間隔をおいて設けて、隣り合う遊技台ユニット1の
連結凸部5と連結凹部50を差込んで嵌合連結すること
により、隣り合う遊技台ユニット1同志が連結される。
そして、隣り合う遊技台ユニット1同志を連結させた後
は、図4で図示する島設置の移動手段により位置調節し
て遊技島を完成する。尚、上記した連結凸部5と連結凹
部50とによる連結手段に限定されるものではない。
【0048】本実施例の遊技台ユニット1を並設して遊
技島構造を完成する際の移動手段としては、例えば図4
に示すような、ホール床面に敷設したレール案内部7に
係合し得る、遊技台ユニット1の台座6の底部に刻設し
た移動案内溝60を上げる。これによれば、島端から遊
技台ユニット1をスライドさせながら横移動させること
が出来る。そして、ホールの島の長さに応じて遊技台ユ
ニット1を可変自在に連結させることが出来、その結果
遊技島が完成する。尚、移動案内溝60の代わりに、車
輪を用いることも好ましい。また、図3で表わされるよ
うに、遊技台ユニット1を完成させる際にも、レール案
内部70と移動案内溝12との組を活用することが可能
である。
【0049】上記した遊技台ユニット1の連結手段と遊
技台ユニット1を遊技島に設置する際の移動手段とによ
り、遊技島が完成する。この遊技島は各々独立している
と共に、前面ユニット1aと後面ユニット1bとが背中
併せに配置され中間の共有ユニット1cとから遊技台ユ
ニット1が完成されているが、全部をパチンコ台11と
せず他の設備ユニットを採用したものでもよい。例え
ば、カード発行機ユニットや景品払出し機ユニット等を
島中央に設置してもよい。更に、自動販売機ユニット
(タバコやジュース)を島中央に設置してもよい。尚、
上記した各サービス設備のユニットは、先に説明したレ
ール機構により遊技島のどこにでも移動することが出来
るため、任意の位置に設置することが出来る。また、こ
の各サービス設備のユニットは貨幣のみならず、獲得し
た景品玉(例えばタバコは50発)でも購入出来るよう
にすると便利である。尚、景品玉で購入する際には各サ
ービス設備の玉計数部に投入出来るように構成し、希望
する玉数をクリアした時点で購入出来る。
【0050】次に、本実施例の遊技台ユニット1は、該
遊技台ユニット1に併設した台間玉貸機3と、遊技台ユ
ニット1の排出路中の補給又は回収玉の計数機構と、景
品玉計数手段の景品計数機構とを備え、これらの計数機
構からの計数結果に基づいて入出玉数を計数する入出玉
数管理手段が、ホールの経営管理コンピュータに接続さ
れているため、これによりホールでの各遊技台ユニット
1の出玉管理と売上げ管理とが正確に行えるように成っ
ている。
【0051】次に、上記した実施例の他の形態を示す第
2実施例の遊技台ユニット1に付いて図5及び図6を参
照しながら説明していく。第1実施例に於いては、遊技
台ユニット1は主として前面ユニット1aと後面ユニッ
ト1bと共有ユニット1cの三つの構成から成して図3
に示す方法で組み上げられていたが、この第2実施例で
は、単一の外壁10から成る一体型のワンボックス型と
している。即ち、この第2実施例に於いては、共有する
内部機構的には第1実施例に倣うものであるが略長方形
状から形成された共有ユニット1cは設けていないので
ある。尚、図示してはいないが、いずれかの外壁10に
は内部機構が故障等した際修復作業が出来るように開閉
扉(図示せず)が設けられている。
【0052】次に、上記した実施例の他の形態を示す第
3実施例の遊技台ユニット1に付いて図7を参照しなが
ら説明していく。図1の実施例の遊技台ユニット1に付
いては前面側1台の前面ユニット1aと後面側1台の後
面ユニット1bと共有ユニットとしたものであり、前後
側の二台のユニット1aとユニット1bを一台の共有ユ
ニット1cで循環させて使用しているのに対し、この第
3実施例の遊技台ユニット1は前面側2台の前面ユニッ
ト1aと後面側2台の後面ユニット1bとを一台の共有
ユニット1cで循環させて使用しているのである。これ
により上記した実施例よりもさらに連結施工する手間が
簡略化しより短期間で遊技島を完成させることが出来る
効果を有している。尚、図7においては前後二台の計四
台を一台の共有ユニット1cで循環させて使用したが、
この台数には限定されず、例えば前後三台の計六台を二
台の共有ユニット1cで循環させて使用するようにして
もよい。
【0053】尚、本実施例の遊技台ユニット1を連結施
工した遊技島は通常、直線状から成しているが、上記し
た遊技台ユニット1の連結手段の連結凸部5に左右動す
るジャバラ等を備えれば直線島に限らず、例えば湾曲状
の遊技島やS字又はL字状の遊技島や段差状の遊技島や
斜め状の遊技島などの施工も可能な構成の遊技台ユニッ
ト1である。また、本実施例の遊技台ユニット1は、少
数台数(単数)による設置が可能になるため遊技島の狭
いスペースの箇所や柱面などにも埋め込めることが出
来、ホール内のスペースを有効に活用して設置すること
が出来る。よって、ホールにおいては従来のユニットよ
りもさらに多くの遊技台ユニットを設置することが可能
に成る訳である。また、特殊島としてはペアーシート等
にも設置が可能である。
【0054】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明は
前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に景品玉計数
手段とを設けた遊技台ユニットを前後に設け、該遊技台
ユニットの内部に共有する玉貯留手段と揚送手段とを備
えて、前記遊技台に投入されたパチンコ玉を玉貯留手段
で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉を揚送手段により循
環させて使用し得る単独設置型の遊技台ユニットとした
ため以下の効果を奏する。
【0055】遊技島の最小単位である一台遊技台ユニッ
トを左右方向に連結していくだけで任意ユニット長の遊
技島を完成することが出来る。これによって、単純に前
側1台のみのユニットを前後左右に連結施工していく場
合と異なり、遊技島が大きく成るのに比例して完成した
遊技島が全体としてぎくしゃくしてしまうというような
ことが無く、安定した遊技島を短期間のうちに施工する
ことが出来る。さらに、玉貯留手段と揚送手段とを備え
た共有ユニット構成としたため玉貯留手段と揚送手段に
係わる経費が一台分で済むので遊技台ユニットそのもの
が安価に製作出来る効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】同実施例の部分破断側面図である。
【図3】同実施例の組立説明図である。
【図4】同実施例の島構築に於ける組立説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図6】同実施例の部分破断側面図である。
【図7】本発明の第3実施例の部分透視斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技台ユニット 1a 前面ユニット 1b 後面ユニット 1c 共有ユニット 2 パチンコ台 20 景品玉計数機 25 プールタンク 3 台間玉貸機 4 揚送装置 40 上部タンク 41 下部タンク 7 レール案内部 70 レール案内部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 弘 埼玉県狭山市富士見2丁目15番1号 狭山 精密工業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を
    設けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニット
    に於いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に
    景品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前後に設
    け、該遊技台ユニットの内部に共有する玉貯留手段と揚
    送手段とを備えて、前記遊技台に投入されたパチンコ玉
    を玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉を揚送
    手段により循環させて使用し得るように構成したことを
    特徴とする、パチンコ遊技店に於ける遊技台ユニット。
  2. 【請求項2】 遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を
    設けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニット
    に於いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に
    景品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前後に配置
    して成り、該遊技台ユニットの前後の中間位置に共有す
    る玉貯留手段と揚送手段とを略長方形形状から成る共有
    ユニット内に備えて配置し、前記遊技台に投入されたパ
    チンコ玉を玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ
    玉を揚送手段により循環させて使用し得るように構成し
    たことを特徴とする、パチンコ遊技店に於ける遊技台ユ
    ニット。
  3. 【請求項3】 遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を
    設けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニット
    に於いて、前面及び後面に遊技台と紙幣類が使用可能な
    貸玉手段と棚板部に景品玉計数手段とを設けた遊技台ユ
    ニットを前後に設け、該遊技台ユニットの内部に共有す
    る玉貯留手段と揚送手段とを備えて、前記遊技台に投入
    されたパチンコ玉を玉貯留手段で貯留し、且つ貯留した
    パチンコ玉を揚送手段により循環させて使用し得るよう
    に構成し、さらに前記遊技台ユニット内部に紙幣類搬送
    手段又は紙幣類回収整列手段を設けて前記貸玉手段に投
    入された紙幣類を搬送又は回収整列する構成を備えたこ
    とを特徴とする、パチンコ遊技店に於ける遊技台ユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を
    設けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニット
    に於いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に
    景品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前後に設
    け、該遊技台ユニットの内部に共有する玉貯留手段と揚
    送手段とを備えて、前記遊技台に投入されたパチンコ玉
    を下部の玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉
    を揚送手段により揚送し、上部の玉貯留手段から前後の
    遊技台に供給させて循環し得る第1還元機構を備えたこ
    とを特徴とする、パチンコ遊技店に於ける遊技台ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 遊技台の背部にパチンコ玉の循環手段を
    設けてユニット化して成る単独設置型の遊技台ユニット
    に於いて、前面及び後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に
    景品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットを前後に設
    け、該遊技台ユニットの内部に共有する玉貯留手段と揚
    送手段とを備えて、前記遊技台に投入されたパチンコ玉
    を下部の玉貯留手段で貯留し、且つ貯留したパチンコ玉
    を揚送手段により揚送し、上部の玉貯留手段から前後の
    遊技台に供給し得るように構成された第1還元機構と、
    第1プールタンク及び第2プールタンクを設け、客が獲
    得したパチンコ玉を一時貯留しておく第1プールタンク
    はその下流で第1プールタンク内の余剰玉を一時貯留し
    ておく第2プールタンクに連結され、且つ第2プールタ
    ンク内の貯留玉を第1プールタンク内に還元し得るよう
    に構成された第2還元機構とを備えたことを特徴とす
    る、パチンコ遊技店に於ける遊技台ユニット。
  6. 【請求項6】 前記遊技台ユニットは、左右隣り合う遊
    技台ユニット同志の相対する部位に隣り合う遊技台ユニ
    ット同志を連結し得る任意の連結手段を備えると共に、
    前記遊技台ユニットに任意の移動手段が設けられ、該移
    動手段の作動により機列方向に沿って遊技台ユニットを
    遊技島状に配設し得ることを特徴とする、請求項1乃至
    5何れか記載のパチンコ遊技店に於ける遊技台ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記第1プールタンクは、手動操作又は
    自動操作の開閉シャッターを備え、該開閉シャッターの
    閉時はパチンコ玉が一時貯留され、開時は排出路より第
    2プールタンク内若しくは玉計数機構を介して内部の玉
    貯留手段に回収し得るように構成されていることを特徴
    とする、請求項5記載のパチンコ遊技店に於ける遊技台
    ユニット。
  8. 【請求項8】 前記第1プールタンクは、客が獲得した
    パチンコ玉を一時貯留し得る構成であり、且つ第1プー
    ルタンクから遊技台ユニットの上部玉受皿部へ還元し得
    るように構成された第3還元機構を備えていることを特
    徴とする、請求項5記載のパチンコ遊技店に於ける遊技
    台ユニット。
  9. 【請求項9】 前記共有ユニットは、前後面一台及び前
    後面複数台の遊技台と貸玉手段と棚板部の景品玉計数手
    段とから成る遊技台ユニットの中間位置に配置されて挟
    持化が出来る大きさに形成されていることを特徴とす
    る、請求項2記載のパチンコ遊技店に於ける遊技台ユニ
    ット。
  10. 【請求項10】 前記共有ユニットは、前面及び後面に
    遊技台と貸玉手段と棚板部に景品玉計数手段とを設けた
    一体型遊技台ユニット内部の中間の位置に配置されてい
    ることを特徴とする、請求項2記載のパチンコ遊技店に
    於ける遊技台ユニット。
  11. 【請求項11】 前後面に遊技台と貸玉手段と棚板部に
    景品玉計数手段とを設けた遊技台ユニットの下部と中間
    の位置に配置した共有ユニットとを連結し、前記前後面
    の遊技台ユニットは共有ユニットの位置から一定の距離
    だけ移動し且つ元の位置に復帰する収縮自在の構成を備
    えていることを特徴とする、請求項2記載のパチンコ遊
    技店に於ける遊技台ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175171A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Eternal Fortune:Kk パチンコ台用試打装置
JP2012029935A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機群
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