JP2006175171A - パチンコ台用試打装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 試し打ち作業の労力や作業工数を大幅に低減し、かつ質の高いデータ収集を行うとともに、装置の小型コンパクト化により、設置性,取扱性,低コスト性及び保管性を向上させる。
【解決手段】 パチンコ玉B…を収容する玉収容部2と、この玉収容部2に収容したパチンコ玉B…を一個ずつ取り出す玉取出部3と、この玉取出部3により取り出したパチンコ玉Bを下位置Xdから上位置Xuまで移動させるリフタ部4と、このリフタ部4により上位置Xuまで移動させたパチンコ玉Bをパチンコ台Mの上受皿部Maに供給するノズル部5と、玉取出部3及びリフタ部4を駆動する駆動部6とを備え、パチンコホールにおける任意のパチンコ台Mの前方に設置可能に構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 パチンコ玉B…を収容する玉収容部2と、この玉収容部2に収容したパチンコ玉B…を一個ずつ取り出す玉取出部3と、この玉取出部3により取り出したパチンコ玉Bを下位置Xdから上位置Xuまで移動させるリフタ部4と、このリフタ部4により上位置Xuまで移動させたパチンコ玉Bをパチンコ台Mの上受皿部Maに供給するノズル部5と、玉取出部3及びリフタ部4を駆動する駆動部6とを備え、パチンコホールにおける任意のパチンコ台Mの前方に設置可能に構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パチンコ店に設置したパチンコ台の試し打ちを行う際に用いて好適なパチンコ台用試打装置に関する。
一般に、パチンコ店においてパチンコ台を新しく入替えた場合、新しいパチンコ台の出玉状態を確認する必要があることから事前に試し打ちを行っている。試し打ちは、概ね2時間程度連続して打ち続け、パチンコ台の大当たり回数或いは出玉状態等を中央管理コンピュータにより集計している。
ところで、このようなパチンコ台の試し打ちは、実際の営業中とほぼ同様の条件で行うため、人手に頼っているのが実情である。しかし、試し打ちを行うパチンコ台の数量は、通常、数十〜数百台以上にも及ぶため、人手に頼った場合には、大変な労力と作業工数が強いられる問題がある。
そこで、このような試し打ちの労力と作業工数の低減を目的とした装置も提案されている。例えば、特開平9−173596号公報では、下皿底面に透設した出玉取り出し孔を通過する出玉を検出するセンサーと、出玉が出る時間を計時し、基本クロック信号でCPUの動作を制御する計時用発振器を有し、時間間隔から出玉の連続を判定する判定時間間隔と大当たりの判定を初期設定する手段を有する操作部を有するとともに、各部の制御とセンサーからの信号により試し打ち期間中の出玉の総出玉数の算出手段と、連続出玉数以上の出玉から大当たりを判定する手段及び大当たり状態毎の出玉数を算出する手段と、大当たり回数を算出する手段とを有するCPUを設け、さらに、出玉の総出玉数と大当たり回数とを切換表示する表示部と、各部に電力を供給する携帯用電源を備える試し打ち用の出玉管理ユニットが開示されている。
特開平9−173596号
しかし、上述した試し打ちを支援する従来の装置(出玉管理ユニット)は、次のような問題点があった。
第一に、従来の装置は、出玉の管理に留まるため、試し打ち作業自体を改善する観点からはさほど有効な効果を得れない。即ち、大当たり回数や出玉数等の出玉の管理は、中央管理コンピュータで行うことができるが、試し打ち作業自体は、人手による操作が必要となり、労力や作業工数の低減を十分に図ることができない。
第二に、パチンコ台を通常の状態により動作させる場合、常時、上受皿部にパチンコ玉を供給(補給)する必要があるが、この供給を自動で行うには、例えば、パチンコ台を設置するいわゆる島側から取り込む必要があり、結局、大掛かりな装置を準備しなければならないとともに、その取付けや取外しも大変になるなど、余計な作業の追加を招く。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したパチンコ台用試打装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、パチンコ台Mの試し打ちを行うパチンコ台用試打装置1を構成するに際して、パチンコ玉B…を収容する玉収容部2と、この玉収容部2に収容したパチンコ玉B…を一個ずつ取り出す玉取出部3と、この玉取出部3により取り出したパチンコ玉Bを下位置Xdから上位置Xuまで移動させるリフタ部4と、このリフタ部4により上位置Xuまで移動させたパチンコ玉Bをパチンコ台Mの上受皿部Maに供給するノズル部5と、玉取出部3及びリフタ部4を駆動する駆動部6とを備え、パチンコホールにおける任意のパチンコ台Mの前方に設置可能に構成したことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、パチンコ台用試打装置1には、異常を検出する一又は二以上のセンサ部11a,11bと、このセンサ部11a,11bの検出に基づいて作動する警報ランプ部12x及び/又は警報ブザー部12yを設けることができる。この際、警報ランプ部12xは、リフタ部4の上端に配設し、同一又は異なる発光色を有する一又は二以上の発光体12xp…を駆動部6により回転させることができる。また、センサ部11aとしては、玉収容部2の内部に付設し、この玉収容部2に収容したパチンコ玉B…の数量が所定量を越えたことを検出する検出スイッチ11asを用いることができるとともに、他のセンサ部11bとしては、ノズル部5又はその近傍におけるパチンコ玉Bの通路Rに付設し、この通路Rをパチンコ玉Bが通過したことを検出する検出スイッチ11bsを用いることができる。一方、玉取出部3は、一個のパチンコ玉Bを受取る受取孔部14…を回転方向に所定間隔おきに有し、かつ玉収容部2の玉出口2oからパチンコ玉Bを受取るとともに、駆動部6により回転する回転軸部15を斜めに配した回転受取盤部13と、この回転受取盤部13の下面に対向して配し、受取孔部14…内のパチンコ玉B…を支持するとともに、所定の排出位置Xoで受取孔部14…内のパチンコ玉B…を排出させる固定支持盤部16と、排出位置Xoで排出されたパチンコ玉Bをリフタ部4の下位置Xdに供給する玉ガイド部17を備えて構成できる。他方、リフタ部4は、外周面に一又は二以上のガイド凹溝部18s…を軸方向に有し、かつ駆動部6により回転する回転柱部18と、この回転柱部18の外方を覆うように配した螺旋条部19と、この螺旋条部19の外方を覆うとともに、玉ガイド部17から付与されたパチンコ玉Bを下位置Xdにおけるガイド凹溝部18s内に収容する玉取入口20i及び回転柱部18の回転により上位置Xuまで移動したパチンコ玉Bを排出してノズル部5に供給する玉排出口20oを有する外筒部20を備えて構成できる。また、リフタ部4は、上方に起立する使用位置Xs又はこの使用位置Xsから傾倒させることにより玉収容部2の内部に格納する非使用位置Xcに選択的に変位可能に構成できる。さらに、ノズル部5は、先端を上下方向へ回動変位可能及び/又はリフタ部4の周方向へ回動変位可能に構成できる。加えて、パチンコ台Mの発射レバーMsを所定位置に固定する固定部材22及びこの固定部材22を介してパチンコ台MをアースGに接続する接続コード23を有するレバー固定具21を設けることができる。
このような構成を有する本発明に係るパチンコ台用試打装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) パチンコ台Mの上受皿部Maに自動でパチンコ玉B…を供給することができるため、人手に頼ることなく試し打ち作業を行うことができる。この結果、試し打ち作業の労力及び作業工数を大幅に低減できるとともに、パチンコ玉B…の供給状態が均一となることから質の高いデータ収集を行うことができる。
(2) パチンコホールにおける任意のパチンコ台Mの前方のテーブルTに載置可能になるため、試し打ちを行う際における装置の取付け(設置)及び取外しが容易となるとともに、装置の小型コンパクト化により、設置性,取扱性,低コスト性及び保管性を向上させることができる。
(3) 好適な態様により、異常を検出する一又は二以上のセンサ部11a,11bと、このセンサ部11a,11bの検出に基づいて作動する警報ランプ部12x及び/又は警報ブザー部12yを設ければ、異常の発生に対して速やかに対処でき、異常が長く継続することに伴う不具合を回避することができる。
(4) 好適な態様により、警報ランプ部12xを、リフタ部4の上端に配設し、同一又は異なる発光色を有する一又は二以上の発光体12xp…を駆動部6により回転させるようにすれば、静的及び動的な視認性が高められ、異常の発生した試打装置1を遠方からでも速やかに確認することができる。
(5) 好適な態様により、センサ部11aとして、玉収容部2の内部に付設し、この玉収容部2に収容したパチンコ玉B…の数量が所定量を越えたことを検出する検出スイッチ11asを用いたり、或いは他のセンサ部11bとして、ノズル部5又はその近傍におけるパチンコ玉Bの通路Rに付設し、この通路Rをパチンコ玉Bが通過したことを検出する検出スイッチ11bsを用いれば、大当たりの発生により大量のパチンコ玉B…が放出されても速やかに対処することができる。
(6) 好適な態様により、玉取出部3を、一個のパチンコ玉Bを受取る受取孔部14…を回転方向に所定間隔おきに有し、かつ玉収容部2の玉出口2oからパチンコ玉Bを受取るとともに、駆動部6により回転する回転軸部15を斜めに配した回転受取盤部13と、この回転受取盤部13の下面に対向して配し、受取孔部14…内のパチンコ玉B…を支持するとともに、所定の排出位置Xoで受取孔部14…内のパチンコ玉B…を排出させる固定支持盤部16と、排出位置Xoで排出されたパチンコ玉Bをリフタ部4の下位置Xdに付与する玉ガイド部17を備えて構成すれば、玉収容部2内のパチンコ玉B…を一個ずつ確実に取り出し、後段のリフタ部4に供給することができる。
(7) 好適な態様により、リフタ部4を、外周面に一又は二以上のガイド凹溝部18s…を軸方向に有し、かつ駆動部6により回転する回転柱部18と、この回転柱部18の外方を覆うように配した螺旋条部19と、この螺旋条部19の外方を覆うとともに、玉ガイド部17から付与されたパチンコ玉Bを下位置Xdにおけるガイド凹溝部18s内に供給する玉取入口20i及び回転柱部18の回転により上位置Xuまで移動したパチンコ玉Bを排出してノズル部5に供給する玉排出口20oを有する外筒部20を備えて構成すれば、リフタ部4の小型化を図れるとともに、玉取出部3から供給されたパチンコ玉Bをリフタ部4の上位置Xuに配したノズル部5まで確実に移動させることができる。
(8) 好適な態様により、リフタ部4を、上方に起立する使用位置Xs又はこの使用位置Xsから傾倒させることにより玉収容部2の内部に格納する非使用位置Xcに選択的に変位可能に構成すれば、非使用時には、リフタ部4を非使用位置Xiとなる玉収容部2の内部に格納できるため、複数の試打装置1…を積み重ねて保管できるなど、保管性を高めることができる。
(9) 好適な態様により、ノズル部5の先端を上下方向へ回動変位可能及び/又はノズル部5をリフタ部4の周方向へ回動変位可能に構成すれば、ノズル部5の供給位置を上受皿部Maの高さに適合するように柔軟に対応させることができるとともに、玉収容部2にリフタ部4を格納する際の収容性をより高めることができる。
(10) 好適な態様により、パチンコ台Mの発射レバーMsを所定位置に固定する固定部材22及びこの固定部材22を介してパチンコ台MをアースGに接続する接続コード23を有するレバー固定具21を設ければ、別途の手段を用いることなくパチンコ台Mにおけるパチンコ玉B…の打玉を継続させることができる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るパチンコ台用試打装置1の構成について、図1〜図10を参照して説明する。
同試打装置1は、図2に示すように、偏平な直方体状をなすハウジング30を備え、このハウジング30の長手方向一側寄りには、上面から窪んだ玉収容部2を設けるとともに、他側寄りには、パチンコ玉供給部51を設ける。この場合、ハウジング30は、長手方向両側の左右側面30p,30qに一対の把手部31…を有する。また、ハウジング30の右側面30qからは、図2に示すように、AC電源コード32を導出するとともに、左側面30pには、このAC電源コード32に対してハウジング30の内部で接続するAC電源アウトレット33(図10)を配設する。なお、AC電源コード32は、ハウジング30の内部に配したコードリール32i(図8)により巻取ることができる。
一方、玉収容部2は、パチンコ玉供給部51側に位置する内壁面2wの下端に、玉出口2oを有し、玉収容部2の底面2dは、当該玉出口2oに向かって下方に傾斜させる。なお、34は玉出口2oの上方を覆う保護カバーであり、玉出口2oに指等を誤って挿入する危険を防止している。また、玉出口2oに隣接する底面2dには、玉放出口35を設け、この玉放出口35には開閉シャッタ36を付設する。これにより、ハウジング30の前面30fに設けた操作レバー37を左右方向へ移動させれば、これに追従する開閉シャッタ36により玉放出口35を開閉することができる。さらに、ハウジング30の前面30fには、警報ブザー部12yを配設する。
また、21はレバー固定具であり、玉収容部2の内部から導出した接続コード23と、この接続コード23の先端に取付けた固定部材22を備える。接続コード23は、伸縮式の蛇腹コードが望ましく、接続コード23の後端は、試打装置1側のアースG(図10)に接続する。したがって、ハウジング30をステンレス材等の導電性金属材で形成した場合には、ハウジング30をアースに接続するとともに、接続コード23の後端をハウジング30に接続すればよい。一方、固定部材22は、導電性の板バネ材をV形に折曲して形成できる。これにより、固定部材22をパチンコ台Mにおける発射レバーMsと発射ツマミMtの間に差し込めば、発射レバーMsを所定位置に固定できるとともに、固定部材22は接続コード23を介して試打装置1側のアースGに接続されるため、別途の手段を用いることなくパチンコ台Mにおけるパチンコ玉(遊技球)B…の打玉を継続させることができる。
さらに、玉収容部2の後側における内壁面2rには、玉収容部2に収容されるパチンコ玉B…の数量が所定量を越えたことを検出するセンサ部11aを配設する。センサ部11aは、図7に示すように、玉収容部2の所定高さに位置する内壁面2rに形成した開口部39に、この開口部39を塞ぐ形状の検出プレート40dを有する可動部材40を配して構成する。この場合、可動部材40の下端は、ハウジング30の内面に設けた回動軸部41を介して回動自在に支持される。また、検出プレート40dの上端には、内壁面2rの裏面に係止する係止片部40dsを一体に形成するとともに、可動部材40は、スプリング42により玉収容部2側に付勢される。そして、可動部材40には、リミットスイッチ等を用いた検出スイッチ11asを取付ける。
これにより、検出プレート40dに押圧力が付与されない自然状態の場合には、図7に実線で示すように、スプリング42により付勢された検出プレート40dが内壁面2rと同一面上に位置して開口部39を塞ぐため、検出スイッチ11asは、ハウジング30の後面30の内面から離間してOFFになる。これに対して、玉収容部2に収容したパチンコ玉B…の数量が所定量を越え、パチンコ玉B…により検出プレート40dに押圧力が付与された場合には、図7に仮想線で示すように、検出プレート40dが回動軸部41を支点に回動変位して外方向に傾倒するため、検出スイッチ11asは、ハウジング30の後面30の内面に当接してONになる。
他方、パチンコ玉供給部51におけるハウジング30の上面には、押ボタン式の電源スイッチ52を配設する。電源スイッチ52は電源ランプ52Lを内蔵し、電源スイッチ52を押してONにすれば、電源ランプ52Lが点灯し、電源スイッチ52を再度押してOFFにすれば、電源ランプ52Lが消灯する。
パチンコ玉供給部51には、玉取出部3,リフタ部4,ノズル部5及び駆動部6を配設する。玉取出部3は、図3及び図4に示すように、一個のパチンコ玉Bを受取る受取孔部14…を回転方向に所定間隔おきに六つ形成した回転受取盤部13を備え、この回転受取盤部13の中心は、玉収容部2の内壁面2wの裏面に固定した支持板53の回転軸部15により回動自在に支持される。この場合、回転軸部15は斜め(45〔°〕)に配する。これにより、回転受取盤部13における最も下方に位置する受取孔部14は、玉収容部2における玉出口2oに臨み、この玉出口2oからパチンコ玉Bを受取ることができる。また、回転受取盤部13の下方には、受取孔部14…内のパチンコ玉B…を支持し、かつ所定の排出位置Xoで受取孔部14内のパチンコ玉Bを排出させる固定支持盤部16を備える。固定支持盤部16は円盤状に形成し、回転受取盤部13の下面に対して所定間隔を空けて配することにより、受取孔部14…に入ったパチンコ玉B…を支持することができる。一方、回転受取盤部13の上部所定位置における受取孔部14に対向する固定支持盤部16の所定位置には、排出用切欠部54を形成する。これにより、排出用切欠部54に任意の受取孔部14が到達すれば、パチンコ玉Bは排出切欠部54を通して下方に落下する。さらに、排出用切欠部54の下方には、玉ガイド部17を配設する。玉ガイド部17は、排出用切欠部54と後述するリフタ部4間に配設し、図3に示すように、リフタ部4側が下方に位置するように傾斜させて配する。これにより、排出位置Xoで排出されたパチンコ玉Bは、玉ガイド部17の上面に落下し、玉ガイド部17を転がってリフタ部4の下位置Xdに供給される。玉取出部3をこのように構成することにより、玉収容部2内のパチンコ玉B…を一個ずつ確実に取り出し、後段のリフタ部4に供給できる。
他方、6は駆動部であり、駆動モータ56と減速ギアユニット57を備える。上述した回転軸部15は、この駆動部6により回転する。この場合、回転軸部15は、傾斜しているため、固定支持盤部16を貫通した回転軸部15の先端に、被動側のハスバギア58を設ける。また、減速ギアユニット57からは、回転出力軸59が突出し、この回転出力軸59の先端に設けた駆動側のハスバギア60がハスバギア58に噛合する。
一方、リフタ部4は、図4〜図6に示すように、外周面に一又は二以上のガイド凹溝部18s…を軸方向に有し、かつ駆動部6により回転する回転柱部18と、この回転柱部18の外方を覆うように配した螺旋条部19と、この螺旋条部19の外方を覆うとともに、玉ガイド部17から付与されたパチンコ玉Bを下位置Xdにおけるガイド凹溝部18s内に供給する玉取入口20i及び回転柱部18の回転により上位置Xuまで移動したパチンコ玉Bを排出してノズル部5に供給する玉排出口20oを有する外筒部20を備える。
この場合、外筒部20は、両端開口の円筒体であり、この両端開口を軸受キャップ62,63によりそれぞれ閉塞する。そして、各軸受キャップ62,63の中心に設けた軸受部により回転柱部18におけるシャフト64の両端を回動自在に支持する。なお、上側の軸受キャップ63は、外筒部20に対して回動可能に取付けるとともに、下側の軸受キャップ62は、内面により螺旋条部19の下端を固定する。また、下位置Xdにおける外筒部20に設けた玉取入口20iは、図4に示すように、玉ガイド部17の先端に対向させる。さらに、玉排出口20oに隣接する外筒部20の内面には、図6に示すように、パチンコ玉Bの移動を規制する玉ストッパ65を固定する。リフタ部4をこのように構成することにより、リフタ部4の小型化を図れるとともに、玉取出部3から供給されたパチンコ玉Bをリフタ部4の上位置Xuに配したノズル部5まで確実に移動可能となる。
他方、外筒部20の下端には外周面を挟むコの字形の被係合部材66を固定し、この被係合部材66を構成する一対の対峙片の外面には上下一対の被係合ピン67a…,67b…をそれぞれ突出させて設ける。また、ハウジング30に固定した一対の係合部材68…を設け、各係合部材68…は、上方に起立させるとともに、被係合部材66における一対の対峙片の外側に位置させる。そして、各係合部材68…には、一対のガイドスリット69a…,69b…を形成するとともに、このガイドスリット69a…,69b…に、上述した被係合ピン67a…,67b…をそれぞれ係合させる。この場合、図9に示すように、下側のガイドスリット69bは、上下方向に長い長孔として形成し、被係合ピン67bに対して上下変位と回動変位を許容するとともに、上側のガイドスリット69aは、上下方向に長い長孔を形成し、さらにこの長孔の上端から1/4円弧孔を形成し、被係合ピン67aに対して上下変位と1/4円弧孔に沿った旋回変位を許容する。これにより、リフタ部4は、図9に示すように、上方に起立する使用位置Xs又はこの使用位置Xsから傾倒させることにより玉収容部2の内部に格納する非使用位置Xiに選択的に変位させることができる。このため、図2に示すように、リフタ部4を傾倒させる際には、ハウジング30の一部が追従して逃げるように、ハウジング30の一部を可動式のカバー30cとして構成する。この場合、カバー30cは、図8に示すように、下端を支点に回動変位するとともに、スプリングにより起立する方向に付勢される。
また、軸受キャップ62から下方に突出するシャフト64の下端面には、角形に形成した係止凸部64cを設ける。また、減速ギアユニット57からは、回転出力軸73が突出し、この回転出力軸73の先端面には、係止凸部64cに係止する角形に形成した係止凹部73cを設ける。この場合、回転出力軸73は、リフタ部4を使用位置Xsに起立させた際に、シャフト64に対して同軸上に位置するように設定する。これにより、係止凸部64cと係止凹部73cは、クラッチ機構72を構成し、リフタ部4を使用位置Xsに起立させた際には、係止凸部64cと係止凹部73cが嵌合して接続状態となり、回転出力軸73の回転がシャフト64に伝達されるとともに、リフタ部4を非使用位置Xiに傾倒させた際には、係止凸部64cが係止凹部73cから離脱する非接続状態となり、シャフト64に対する回転出力軸73の回転伝達が解除される。
一方、リフタ部4の上端には図5に示すように、警報ランプ部12xを配設する。警報ランプ部12xは、軸受キャップ63から上方に突出するシャフト64の上端に取付けた複数の異色(赤色,緑色,青色等)又は同一色の発光ダイオード(発光体)12xp…を備える。例示の場合、四つの発光ダイオード12xp…を使用し、シャフト64の周りに等間隔で配するとともに、青色と緑色を交互に配した。発光ダイオード12xp…に対する給電は、フレキシブルなシートケーブルを利用し、外筒部20の内面に沿わせてリフタ部4の下側から上側に配線するとともに、軸受キャップ63に取付けた導電ブラシに接続し、この導電ブラシをシャフト64に取付けた導電板に接触させることにより行う。そして、この導電板に警報ランプ部12xを接続する。また、発光ダイオード12xp…の周りは、例えば、半透明となる乳白色のカバー76で覆うことにより外観性を考慮する。これにより、シャフト64が駆動部6により回転すれば、発光ダイオード12xp…も回転するため、静的(最も高い位置)及び動的(回転動作)な視認性が高められ、異常の発生した試打装置1を遠方からでも速やかに確認することができる。
さらに、リフタ部4の上部には、ノズル部5を付設する。この場合、軸受キャップ63の外周面にノズル支持部78を固定し、このノズル支持部78の下端に、ノズル部5の後端を回動自在に支持する。ノズル部5は角パイプにより形成し、下面には、クッションシート(保護材)5mを貼付ける。これにより、ノズル部5は、先端が上下方向に回動変位可能になるとともに、リフタ部4の周方向に回動変位可能になるとともに、クッションシート5mにより、パチンコ台Mが傷付く不具合を回避できる。また、ノズル部5はリフタ部4の周方向に回動変位させた際に、ノズル部5の後端開口が玉排出口20oの真下となる位置でクリック停止するようにクリック機構を設けるとともに、ノズル部5がリフタ部4の周方向及び上方へ必要以上に回動変位しないように不図示のストッパを設ける。図8は、ノズル部5を回動変位させた状態を示しており、符号5sは、玉排出口20oの真下となる位置でクリック停止し、かつ上方へ回動変位した状態を示すとともに、符号5cは、符号5sの状態に対して、リフタ部4の周方向へ回動変位させた際にストッパにより停止し、かつ下方へ回動変位した状態を示している。
一方、ノズル部5の近傍(又はノズル部5)におけるパチンコ玉Bの通路Rには、センサ部11bを付設する。センサ部11bは、図5に示すように、通路Rをパチンコ玉Bが通過したことを検出するリミットスイッチ等の検出スイッチ11bsを、当該通路Rに臨ませて構成する。これにより、通路Rをパチンコ玉Bが通過すれば、検出スイッチ11bsのスイッチノブが変位してパチンコ玉Bが通過したことを検出できる。
他方、図10には、試打装置1における電気系のブロック系統図を示す。なお、図10中、図1〜図9と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にした。図10において、81は、制御部であり、入力信号に応じた出力信号を出力して必要なシーケンス制御を行う機能を備えるとともに、AC電源をDC電源に変換する電源機能、更には駆動モータ56の回転数を制御してパチンコ玉B…の供給間隔を変更する制御機能等を備えている。また、82は、駆動モータ56に流れる過電流を検出する過電流検出部であり、前述した玉出口2oに指を誤って挿入して回転受取盤部13が停止したり、異物が挟まって駆動モータ56が停止した際に、過電流を検出し、制御部81により駆動モータ56を直ちに停止させる保護回路(安全回路)として機能する。
さらに、制御部81は、検出スイッチ11as,11bsの検出結果に基づいて警報ランプ部12x及び警報ブザー部12yを作動(点灯及び音発生)させる制御を行う。この場合、検出スイッチ11asがONした場合には、直ちに警報ランプ部12x及び警報ブザー部12yを作動させる。なお、検出スイッチ11asがONしたなら、制御部81に内蔵するタイマにより計時し、設定時間内に検出スイッチ11asがOFFしない場合に、は、警報ブザー部12yの音発生態様を変化させたり、必要により駆動モータ56を停止制御することができる。また、検出スイッチ11bsのONによりパチンコ玉Bが通過したことを検出できるため、検出スイッチ11bsがONした後、設定時間を経過しても検出スイッチ11bsがONしない場合や検出スイッチ11bsのON状態が設定時間以上継続する場合には、ノズル部5から正常にパチンコ玉Bが供給されていないため、玉詰まり(過供給)が発生したものとして、警報ランプ部12x及び警報ブザー部12yを作動させる。
次に、このような構成を有するパチンコ台用試打装置1の使用方法及び動作について、図1〜図10を参照して説明する。
まず、試打装置1を使用しないときは、図8に示すように、ノズル部5を符号5sの位置から符号5cの位置までリフタ部4の周方向(矢印Ff方向)へ回動変位させる。また、図9に示すように、リフタ部4を起立した使用位置Xsから玉収容部2の内部に格納する非使用位置Xiに傾倒させる。この場合、起立したリフタ部4を、一旦、図9に符号Xsuで示す位置まで持ち上げ、この後、矢印Fr方向へ傾倒させる操作を行う。この際、被係合ピン67a…,67b…がガイドスリット69a…,69b…に沿ってガイドされ、突出したリフタ部4を完全に玉収容部2の内部に格納することができる。したがって、複数の試打装置1…を積み重ねて保管できるなど、保管性を高めることができる。また、これにより、係止凹部73cに対して係止凸部64cが外れ、クラッチ機構72における接続が解除された状態となるため、万が一、電源スイッチ52がONになり駆動モータ56が回転したとしてもリフタ部4に回転伝達されることはない。
他方、試打装置1を使用するときは、上述した非使用時と反対の手順で行えばよい。即ち、リフタ部4を使用位置Xsに起立した状態にセットするとともに、ノズル部5(ノズル支持部78)をリフタ部4の周方向へ回動変位させてクリック停止させる。これにより、ノズル部5の後端開口は、リフタ部4の玉排出口20oの真下に位置させることができるとともに、係止凹部73cと係止凸部64cが嵌合(係止)し、クラッチ機構72は接続状態となる。
また、試打装置1は、図1に示すように、パチンコホールにおける任意のパチンコ台Mの前方のテーブルTに載置する。この際、ノズル部5は上受皿部Maの縁部に載置し、ノズル部5の先端開口を上受皿部Maの内側に臨ませる。一方、下受皿部Mbの排出用ツマミMbsを開放状態に固定する。そして、玉収容部2には所定量のパチンコ玉B…を収容する。この際、検出プレート40dに当たらない高さまで収容する。
さらに、AC電源コード32のプラグは、AC電源コンセントに接続する。この場合、AC電源コンセントは、通常、いわゆる島の中に設けられているため、このAC電源コンセントを利用できる。この際、一台の試打装置1をAC電源コンセントに接続すれば、他の所定数の試打装置1…は、AC電源コンセントに接続した試打装置1のAC電源アウトレット33に接続することができる。また、レバー固定具21の固定部材22は、パチンコ台Mにおける発射レバーMsと発射ツマミMtの間に差し込んで発射レバーMsを所定位置に固定する。これにより、固定部材22は接続コード23を介してアースGに接続され、別途の手段を用いることなくパチンコ台Mにおけるパチンコ玉B…の打玉を継続させることができる。以上により、試打装置1のセッティングが終了する。
次いで、電源スイッチ52をONにする。これにより、電源ランプ52Lが点灯し、駆動モータ56が回転する。駆動モータ56の回転は、減速ギアユニット57に回転伝達され、回転出力軸59及び回転出力軸73は、それぞれ予め設定された所定回転数により回転する。この結果、回転出力軸73からシャフト64に回転伝達され、回転柱部18が回転するとともに、回転出力軸59からハスバギア60,58を介して回転軸部15に回転伝達され、回転受取盤部13が回転する。回転受取盤部13は、回転する際に、玉収容部2の玉出口2oに臨む受取孔部14に一個のパチンコ玉Bが入り込み、かつ固定支持盤部16により支持されるため、各受取孔部14…に入ったパチンコ玉B…は、回転受取盤部13の回転に従って回転方向に順次移動する。そして、パチンコ玉Bが排出位置Xoまで移動したなら固定支持盤部16の排出用切欠部54から玉ガイド部17の上面に落下する。玉ガイド部17上のパチンコ玉Bは、傾斜した玉ガイド部17に沿って転がり、リフタ部4の下位置Xdにおける外筒部20(リフタ部4)に設けた玉取入口20iに至るとともに、この玉取入口20iから外筒部20の内部に進入する。
一方、リフタ部4の回転柱部18が回転しているため、外筒部20の内部に進入したパチンコ玉Bは、任意のガイド凹溝部18sがパチンコ玉Bに到達した際に、当該ガイド凹溝部18s内に収容される。ガイド凹溝部18sは、回転柱部18の軸方向に形成されているため、回転柱部18の回転によりパチンコ玉Bは、周方向に移動しつつ螺旋条部19に沿って上方に移動する。そして、パチンコ玉Bが玉排出口20oに至れば、玉排出口20oから外筒部20の外部に排出され、ノズル部5の後端開口に落下する。これにより、パチンコ玉Bは、ノズル部5に沿って転がり、先端開口からパチンコ台Mの上受皿部Maに供給される。この場合、大当たりが発生しなければ、パチンコ台Mからの出玉は無いため、玉収容部2にパチンコ玉B…が順次減少するが、この場合であっても40分間程度連続打玉できるように玉収容部2の容積を設定することが望ましい。なお、試打装置1から供給されるパチンコ玉B…の供給間隔は、パチンコ台Mの打玉間隔に一致させることが望ましく、必要により供給間隔は、制御部81による駆動モータ56の回転数制御により変更(調整)することができる。
他方、パチンコ台Mの試し打ち途中で大当たりが発生した場合には、大量の出玉が生じる。この際、上受皿部Maが満杯になった場合には、ノズル部5からパチンコ玉Bが正常に供給されなくなる。この結果、検出スイッチ11bsがONした後、設定時間を経過しても検出スイッチ11bsがONしなくなったり或いは検出スイッチ11bsのON状態が設定時間以上継続することになるため、制御部81は、玉詰まり(過供給)が発生したものとして、警報ランプ部12x及び警報ブザー部12yを作動させる。これにより、作業者は排出用ツマミMasを操作し、上受皿部Maからパチンコ玉B…を排出して下受皿部Mbに移すことができる。
一方、上受皿部Maが満杯になった以降の出玉は、下受皿部Mbに排出されるため、開放状態にある下受皿部Mbから玉収容部2にパチンコ玉B…が排出され、玉収容部2にパチンコ玉B…が蓄積される。これにより、玉収容部2に収容したパチンコ玉B…の数量が所定量を越え、パチンコ玉B…により検出プレート40dに押圧力が付与された場合には、検出プレート40dが回動軸部41を支点に回動変位して外方向に傾倒し、検出スイッチ11as(センサ部11a)がハウジング30の後面30の内面に当接してONになるため、警報ランプ部12x及び警報ブザー部12yが作動する。この場合、作業者は、試打装置1における操作レバー37を操作し、開閉シャッタ36を開側に移動させることにより玉放出口35からパチンコ玉B…を放出するなど、必要な処置を講じることができる。このように、大当たりの発生により大量のパチンコ玉B…が放出されても速やかに対処することができ、異常が長く継続することに伴う不具合を回避できる。
よって、このような本実施形態に係るパチンコ台用試打装置1によれば、パチンコ台Mの上受皿部Maに自動でパチンコ玉B…を供給することができるため、人手に頼ることなく試し打ち作業を行うことができる。この結果、試し打ち作業の労力及び作業工数を大幅に低減できるとともに、パチンコ玉B…の供給状態が均一となることから質の高いデータ収集を行うことができる。また、パチンコホールにおける任意のパチンコ台Mの前方のテーブルTに載置可能となるため、試し打ちを行う際における装置の取付け(設置)及び取外しが容易となるとともに、装置の小型コンパクト化により、設置性,取扱性,低コスト性及び保管性を向上させることができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、センサ部11a,11bの検出により作動する警報ランプ部12x及び警報ブザー部12yを設けた場合を示したが、警報ランプ部12x又は警報ブザー部12yのいずれか一方のみを設ける場合を排除するものではない。また、センサ部11a,11bを例示したが、必要により異常を検出する他のセンサ部を追加することができる。なお、必要によりセンサ部11aの検出があったなら操作レバー37(開閉シャッタ36)を自動で駆動し、パチンコ玉B…を玉収容部2から排出するようにしてもよい。一方、玉取出部3及びリフタ部4の構成は、例示に限らず、例えば、カップに取込んだパチンコ玉Bをベルトコンベア式に移動させる構成など、同一機能を有する他の構成を排除するものではない。さらに、リフタ部4を、使用位置Xs又は非使用位置Xcに選択的に変位可能に構成するとともに、ノズル部5を上下方向及びリフタ部4の周方向へ回動変位可能に構成する場合を例示したが、これらの構成は必須となるものではない。また、レバー固定具21も必須ではなく、必要により着脱可能に構成し、オプションで設けることもできる。
1 パチンコ台用試打装置
2 玉収容部
2o 玉収容部の玉出口
3 玉取出部
4 リフタ部
5 ノズル部
6 駆動部
11a センサ部
11as 検出スイッチ
11b センサ部
11bs 検出スイッチ
12x 警報ランプ部
12y 警報ブザー部
13 回転受取盤部
14… 受取孔部
15 回転軸部
16 固定支持盤部
17 玉ガイド部
18 回転柱部
18s… ガイド凹溝部
19 螺旋条部
20 外筒部
20i 玉取入口
20o 玉排出口
21 レバー固定具
22 固定部材
23 接続コード
M パチンコ台
Ma 上受皿部
Ms 発射レバー
Xs 使用位置
Xc 非使用位置
Xd 下位置
Xu 上位置
Xo 排出位置
G アース
B… パチンコ玉
R 通路
2 玉収容部
2o 玉収容部の玉出口
3 玉取出部
4 リフタ部
5 ノズル部
6 駆動部
11a センサ部
11as 検出スイッチ
11b センサ部
11bs 検出スイッチ
12x 警報ランプ部
12y 警報ブザー部
13 回転受取盤部
14… 受取孔部
15 回転軸部
16 固定支持盤部
17 玉ガイド部
18 回転柱部
18s… ガイド凹溝部
19 螺旋条部
20 外筒部
20i 玉取入口
20o 玉排出口
21 レバー固定具
22 固定部材
23 接続コード
M パチンコ台
Ma 上受皿部
Ms 発射レバー
Xs 使用位置
Xc 非使用位置
Xd 下位置
Xu 上位置
Xo 排出位置
G アース
B… パチンコ玉
R 通路
Claims (10)
- パチンコ台の試し打ちを行うパチンコ台用試打装置において、パチンコ玉を収容する玉収容部と、この玉収容部に収容したパチンコ玉を一個ずつ取り出す玉取出部と、この玉取出部により取り出したパチンコ玉を下位置から上位置まで移動させるリフタ部と、このリフタ部により前記上位置まで移動させたパチンコ玉をパチンコ台の上受皿部に供給するノズル部と、前記玉取出部及び前記リフタ部を駆動する駆動部とを備え、パチンコホールにおける任意のパチンコ台の前方に設置可能に構成したことを特徴とするパチンコ台用試打装置。
- 異常を検出する一又は二以上のセンサ部と、このセンサ部の検出に基づいて作動する警報ランプ部及び/又は警報ブザー部を備えることを特徴とする請求項1記載のパチンコ台用試打装置。
- 前記警報ランプ部は、前記リフタ部の上端に配設し、同一又は異なる発光色を有する一又は二以上の発光体を前記駆動部により回転させることを特徴とする請求項2記載のパチンコ台用試打装置。
- 前記センサ部は、前記玉収容部の内部に付設し、この玉収容部に収容したパチンコ玉の数量が所定量を越えたことを検出する検出スイッチを備えることを特徴とする請求項2記載のパチンコ台用試打装置。
- 前記センサ部は、前記ノズル部又はその近傍におけるパチンコ玉の通路に付設し、前記通路をパチンコ玉が通過したことを検出する検出スイッチを備えることを特徴とする請求項2記載のパチンコ台用試打装置。
- 前記玉取出部は、一個のパチンコ玉を受取る受取孔部を回転方向に所定間隔おきに有し、かつ前記玉収容部の玉出口からパチンコ玉を受取るとともに、前記駆動部により回転する回転軸部を斜めに配した回転受取盤部と、この回転受取盤部の下面に対向して配し、前記受取孔部内のパチンコ玉を支持するとともに、所定の排出位置で前記受取孔部内のパチンコ玉を排出させる固定支持盤部と、前記排出位置で排出されたパチンコ玉を前記リフタ部の下位置に供給する玉ガイド部を備えることを特徴とする請求項1記載のパチンコ台用試打装置。
- 前記リフタ部は、外周面に一又は二以上のガイド凹溝部を軸方向に有し、かつ前記駆動部により回転する回転柱部と、この回転柱部の外方を覆うように配した螺旋条部と、この螺旋条部の外方を覆うとともに、前記玉ガイド部から付与されたパチンコ玉を前記下位置における前記ガイド凹溝部内に収容する玉取入口及び前記回転柱部の回転により前記上位置まで移動したパチンコ玉を排出して前記ノズル部に供給する玉排出口を有する外筒部を備えることを特徴とする請求項1記載のパチンコ台用試打装置。
- 前記リフタ部は、上方に起立する使用位置又はこの使用位置から傾倒させることにより前記玉収容部の内部に格納する非使用位置に選択的に変位可能に構成することを特徴とする請求項7記載のパチンコ台用試打装置。
- 前記ノズル部は、先端を上下方向へ回動変位可能及び/又は前記リフタ部の周方向へ回動変位可能に構成することを特徴とする請求項1記載のパチンコ台用試打装置。
- 前記パチンコ台の発射レバーを所定位置に固定する固定部材及びこの固定部材を介して前記パチンコ台をアースに接続する接続コードを有するレバー固定具を備えることを特徴とする請求項1記載のパチンコ台用試打装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004374282A JP2006175171A (ja) | 2004-12-24 | 2004-12-24 | パチンコ台用試打装置 |
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- 2004-12-24 JP JP2004374282A patent/JP2006175171A/ja active Pending
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