JPH09262245A - レゼクトスコープ - Google Patents

レゼクトスコープ

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JPH09262245A
JPH09262245A JP8074188A JP7418896A JPH09262245A JP H09262245 A JPH09262245 A JP H09262245A JP 8074188 A JP8074188 A JP 8074188A JP 7418896 A JP7418896 A JP 7418896A JP H09262245 A JPH09262245 A JP H09262245A
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electrode
sheath
roller
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resectoscope
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Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Yasuhiko Kikuchi
康彦 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は安全性を確保しつつ、より効率良く、
治療効果を得るためのレゼクトスコープを提供すること
を目的とする。 【解決手段】本発明は、スコープ1と、このスコープ1
を体内に挿通するためのシース3と、このシース3の手
元側に設けられたワーキングエレメント2と、このワー
キングエレメント2に連結された電極ユニット4と、こ
の電極ユニットに給電する導電部材とを有し、前記ワー
キングエレメント2の操作により前記シースの先端開口
部より前記電極ユニット4の電極体を突没させて使用す
るレゼクトスコープにおいて、前記電極体は、電気的絶
縁部材からなる回転自在なローラ本体41を有し、この
ローラ本体41の外周表面よりそれぞれ突出する別個の
少なくとも2以上の導電性針45を設け、バイポーラ電
極を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡下で前立腺
の切開、切除、蒸散や体腔内の病変部や出血部の切開、
切除や凝固、止血などを行うためのレゼクトスコープに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公平4−2645号公報に開示
されるようなレゼクトスコープが知られている。このレ
ゼクトスコープは、患者の体外表面に面積の広い電極
(以下、Pプレートと呼ぶ。)を貼り付け、高周波電源
のアクティブ端子をレゼクトスコープに接続するととも
に、高周波電源の中立端子に前記Pプレートを接続し
て、レゼクトスコープに組み付けた電極の先端から患者
の体を介してPプレートへと高周波電流を流すことが出
来るようにする。これによりレゼクトスコープの電極の
先端に接触あるいは近接する組織の切開、切除あるいは
凝固が出来る。
【0003】この場合、患者の体を介して高周波電流を
流すために、高周波電流の出力を上げた場合、患者の体
の意図しない部位で熱の発生による火傷や凝固が生じた
り、電気的ショックが生じたりすることがあった。
【0004】これを回避するため、USP第4,06
0,087号明細書に開示されるようなレゼクトスコー
プが提案されている。レゼクトスコープは電極の先端に
平行で、小さな間隔(0.3〜2mm)をあけた2本のル
ープを設け、これらのループに、お互いに独立した2系
統のリード線を個別的に取り付け、その片側のリード線
に高周波電源のアクティブ端子を接続し、もう一方のリ
ード線に中立端子を接続することにより、レゼクトスコ
ープの電極先端の2本のループの間に高周波電流を流し
て、電極先端の2本のループに接触あるいは近接する組
織の切開、切除や凝固を行うようにしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、前立腺肥大症に
対して、レゼクトスコープに組み付けたローラー電極に
て前立腺を一気に蒸散させる事により、体積を減少させ
て排尿状態を改善したり、子宮内面の粘膜を一定の深さ
で広範囲に凝固して月経過多の症状を改善するなどの術
式が広く行われるようになってきた。
【0006】そして、この術式の場合、手術の効率を上
げて短時間でより高い治療効果を得ることが望まれる。
しかし、治療の高率を上げるために、高周波電流の出力
を大きくするのは、安全確保上の限界があり、むやみに
高くできないので期待できる治療効果にも限界がある。
【0007】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところは安全性を確保しつつ、より
効率良く、治療効果を得るためのレゼクトスコープを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スコープと、
このスコープを体内に挿通するためのシースと、このシ
ースの手元側に設けられたワーキングエレメントと、こ
のワーキングエレメントに手元側が連結され、前記シー
ス内に挿通する電極操作用部材と、この電極操作用部材
の先端側に設けられた電極体と、この電極体に給電する
導電部材とを有し、前記ワーキングエレメントの操作に
より前記シースの先端開口部より前記電極体を突没させ
て使用するレゼクトスコープにおいて、前記電極体は、
絶縁部材からなる回転自在なローラ本体を有し、このロ
ーラ本体の外周表面よりそれぞれ突出する別個の少なく
とも2以上の電極エレメント部材を設け、各電極エレメ
ント部材と電気的に接続された給電路を通じて各電極エ
レメント部材に給電するバイポーラ電極を構成したこと
を特徴とする。
【0009】このローラー本体を組織上で転がすと、そ
の電極エレメント部材が次々と組織内にもぐり込み、こ
のもぐり込んだ突部の間で高周波電流が流れることによ
り、もぐり込んだ突部の間の組織の凝固、止血、切開、
蒸散などが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1〜4は第1実施形態を示す。図1
はレゼクトスコープの全体を示す。このレゼクトスコー
プはスコープ(光学視管)1、ワーキングエレメント
2、及びシース3の各部から成り、ワーキングエレメン
ト2にはシース3内に挿入される電極ユニット4の手元
側部分が連結されている。これらの部分は互いに分離す
ることができる。
【0011】前記シース3は筒状体5から成り、筒状体
5の先端にはピーク6が設けられている。ピーク6の先
端はシース3の長手軸方向に対して斜めに傾斜する角度
でカットされた先端縁7を形成する。シース3の基端に
は中空の手元部材8が取着されている。手元部材8には
送水口金9が設けられている。
【0012】前記スコープ1は直管状の挿入部11と手
元部12とから成り、その手元部12にはアイピース1
3とライトガイド接続部14が設けられている。スコー
プ1の挿入部11はワーキングエレメント2の案内管1
5内に挿入して保持される。この装着状態のとき、スコ
ープ1の先端はレゼクトスコープの作業領域に臨み、そ
の作業領域を照明して観察するようになっている。
【0013】案内管15の中途部外周にはワーキングエ
レメント2のシース接続部材16が固着され、このシー
ス接続部材16は前記シース3の手元部材8の基端開口
部に液密的に嵌合した状態で係着し、これによりワーキ
ングエレメント2とシース3を連結するようになってい
る。シース接続部材16には前側の指掛け17が設けら
れている。
【0014】案内管15の後端にはスライダ位置決め用
固定部材18が取付け固定されている。そして、案内管
15の外周には電極操作用スライダ19が前後方向へ移
動自在に嵌挿されている。電極操作用スライダ19はシ
ース接続部材16と固定部材18の間の範囲において前
後に移動できる。さらに、スライダ19と前記シース接
続部材16との間は板ばね21が架設され、その板ばね
21の弾性復元力によって、通常、スライダ19を後方
へ移動し、前記固定部材18に当たる後退位置に待機さ
せている。また、スライダ19には親指掛けリング22
が取り付けられている。
【0015】前記電極ユニット4は図2で示すように対
のアーム25,26を備えた電極操作用の軸部材27か
ら成り、その先端部分ではアーム25,26によって2
又状に広がっている。アーム25,26の先端間には後
述する如く電極体を構成するローラー28が回転自在に
支持されている。アーム25,26は芯金として導電性
ワイヤ31を有してなり、その導電性ワイヤ31の手元
端部及び先端を除く部分は例えばPTFE等の絶縁材か
らなる絶縁チューブ32により被覆されて各々絶縁さ
れ、さらに絶縁チューブ32の外周は剛性の金属チュー
ブ33で覆われている。軸部材27のアーム25,26
はその金属チューブ33によって剛性を高めている。
【0016】前記導電性ワイヤ31は給電路を構成する
ものであり、この導電性ワイヤ31の手元側端は露出し
て電気的接続部34a,34bを形成している。このア
ーム25,26の各手元側端部はワーキングエレメント
2のスライダ19の内部に挿入され、その電気的接続部
34a,34bはそのスライダ19の内部に設けられた
2つの固定具35a,35bに対して個別的にそれぞれ
機械的に固定されている。スライダ19にはバイポーラ
高周波電源20に接続されたコード36の2つの端子3
6a,36bをそれぞれ接続する2つの接続口金37
a,37bが設けられている。接続口金37a,37b
はスライダ19の内部に設けられた2つの固定具35
a,35bと各々独立して電気的に導通する。そして、
各アーム25,26の導電性ワイヤ31をそれぞれ通じ
て電気的接続部34a,34bから後述するローラー2
8の各電極エレメント部分まで各々独立して電気的に導
通している。
【0017】前記電極用ローラー28はローラー本体4
1を有し、このローラー本体41は図2に示すように、
ポリエーテルエーテルケトン(PEFK)等の絶縁性を
有する樹脂、もしくはアルミナ(Al23 )等の絶縁
性を有するセラミックス材から成る電気的絶縁体によっ
て略円筒または円柱状に形成されている。ローラー本体
41の両端部にはそれに同軸的に設けられた2つの導電
部材、例えば金属部材42a,42bが設けられてい
る。これらの金属部材42a,42bは互いに絶縁され
た状態でローラー本体41に組み込まれている。
【0018】金属部材42a,42bはその中心に軸受
け穴43a,43bを有しており、この軸受け穴43
a,43bには前記アーム部25,26のワイヤ31の
屈曲した先端部分が回動自在に嵌め込まれており、その
ワイヤ31の先端部によりローラー本体41が回転自在
に支持されている。つまり、各金属部材42a,42b
は軸受け部材を構成している。また、各金属部材42
a,42bは別のワイヤ31に各々電気的に導通してい
る。
【0019】また、金属部材42a,42bの外周には
図2に示すようにローラー本体41の部材を貫通して外
へ突き出し、放射状に伸び、ローラー本体41の外周面
から外へ向かって突き出る複数の導電性針45を有して
おり、これらの複数の針45は金属部材42a,42b
の周囲に一列に並んで等間隔に配列されている。これら
の導電性針45は例えば金属部材42a,42bと一体
または一体的に形成されることによりその金属部材42
a,42bに電気的に導通する電極エレメント部材を構
成している。ローラ本体41の外周表面よりそれぞれ突
出する電極エレメント部材はローラ本体41の左右に別
個に設けられた2種類のものがあり、バイポーラ電極を
構成している。
【0020】図1で示すように電極ユニット4をワーキ
ングエレメント2に組み付けると、その接続部34a,
34bが各々スライダ19内の固定具35a,35bに
固定され、かつ電気的に導通する状態になる。
【0021】そこで、このレゼクトスコープを使用する
場合にはシース3を体腔内に挿入した上で術者の片方の
手の親指を指掛けリング22に掛け、残る指を指掛け1
7に掛けてスライダ19の前進と後退を繰り返す。そし
て、電極ユニット4の先端にあるローラー28をシース
3の先端より突没させる。
【0022】スライダ19を前進させた場合には電極ユ
ニット4の全体がシース3に対して前進し、ローラー2
8をシース3の先端から繰り出すことができる。また、
スライダ19を後退させた場合には電極ユニット4の全
体がシース3に対してローラー28を後退させることが
できる。そして、シース3の先端からローラー28を繰
り出した状態で、ローラー28の前進と後退を行うと、
図4に示すように、組織46上でローラー28が転接
し、導電性針45が組織46内に差し込まれながら組織
46上でローラー28は転がる。ローラー28を転がし
ながら高周波電流を流すと、組織46内にもぐり込んだ
針45の間に、その針45に挟まれた組織46の部分4
6aを通じて高周波電流cが流される。これにより、そ
の組織46の部分46aは流す高周波電流cの強度等に
応じて凝固、切開または蒸散がされる。
【0023】なお、前記構造の電極ユニット4は必ずし
もレゼクトスコープと組み合わせて使うものではなく、
一般の外科手術用の電気メスとして、単独に使うものに
おいても、同様の構造とすることで、電気メスの安全性
と効率を著しく向上させることが出来る。
【0024】(第2実施形態)図5は第2実施形態を示
す。この実施形態は電極ユニット31の先端に設けられ
た回転自在のローラー28の外周に突出している左右2
組の針45は組織46にもぐり込む先端部分が電極ユニ
ット31の移動方向、例えば引込み方向に対してその移
動後方へ湾曲した形状としたものである。これにより電
極ユニット31の移動に伴って針45が組織46内へス
ムーズに刺さり易くなる。
【0025】(第3実施形態)図6〜図9は第3実施形
態を示す。この実施形態のレゼクトスコープは前記第1
実施形態のものと同様にスコープ1、ワーキングエレメ
ント2、及びシース3の各部分から成り、さらにシース
3内に配置され、その後端をワーキングエレメント2の
スライダ19に固定された電極ユニット4が設けられて
いる。これらの部分は互いに分離することができるよう
になっている。そして、ワーキングエレメント2のスラ
イダ19を前後にスライドさせることにより、電極ユニ
ット4の先端にある電極用ローラー28をシース3の先
端より突没させることができるようになっている。
【0026】しかし、この実施形態においてのシース3
は図8において示すように、内シース51と外シース5
2から構成され、そのシース3の挿入部53が2重構造
になっている。内シース51と外シース52は、着脱リ
ング54により着脱自在である。内シース51に外シー
ス52を組み付けてこの両者を着脱リング54で固定す
ると、内シース51に設けられたパッキン55とパッキ
ン56とにより、送水口57に連通するとともに前記ワ
ーキングエレメント2と内シース51の間で形成される
送水路58を経てシース3の先端に通じる送水用通路5
9と、シース3の先端近傍より内シース51と外シース
52の間の排水路61を経て排水口62へと通じる排水
用の通路63との2つ通路に分離される。外シース52
の先端部には多数の排水用孔52aが設けられている。
【0027】着脱リング54は内シース51と外シース
52とがお互いに回転可能なように固定するものであっ
ても内シース51と外シース52とがお互いに回転しな
いように固定するものであっても良い。いづれの場合も
(内シース51に対して外シース52が回転しても)パ
ッキン55とパッキン56により、常に通路59と通路
63の間の水密が保たれるようになっている。
【0028】さらに図9に示すように、内シース51か
ら外シース52を取り外し、その代わりに送水口61を
有する送水リング64を装着し、着脱リング54で固定
することも出来る。この場合は、シース3の挿入部53
が一重になる。
【0029】この実施態様によれば、内シース51に対
して、外シース52や送水リング62のような様々な外
シース52や送水リング64を選択的に装着して使用で
きるので、術者の好みに合わせて送水、排水の方法を選
択したり、送水口や排水口の形状を選択することが出来
る。
【0030】一方、ワーキングエレメント2と内シース
51は着脱リング65により着脱自在に固定され、着脱
リング65の上側の着脱ボタン66を押すことで容易に
分離できるようになっている。この場合、ワーキングエ
レメント2に設けられた前側の指掛け17はその上側部
分67が着脱ボタン66より高くなるように寸法が定め
られている。前側の指掛け17に指を掛けた時、指が着
脱ボタン66に触れないので、使用中、不用意にワーキ
ングエレメント2から内シース51が外れることがな
い。
【0031】また、前側の指掛け17に設けられている
電極挿通用孔68には電極ユニット4を通した時の水密
を保つための円錐状のパッキング69が設けられてい
る。パッキング69が円錐状なので水密を確保したま
ま、電極ユニット4をスムーズに前後動させることが出
来る。また電極ユニット4の太さがばらついてもその部
分の水密が保てる。
【0032】スライダ19に固定される親指掛けリング
22はその基部71がスライダ19に取り付けられるア
ーム72に設けられた着脱ボタン73を押すことでスラ
イダ19に着脱自在に取り付けられるようになってい
る。術者の好みに合わせた親指掛けリング22を選択し
てこれを装着使用することができる。
【0033】また、前側の指掛け17、親指掛けリング
22は術者が把持し易いように大きくしても重くならな
いようにプラスチックで作られている。また、図7は送
水口57または排水口62に選択的に設けられる活栓7
5を示しているが、活栓75を開閉するレバー76も操
作し易いように大きくしても重くならないようにプラス
チックで作ってある。
【0034】(第4実施形態)図10は第4実施形態を
示す。この実施形態は切開メス81に係り、その先端に
は鋭利な刃82が付いている。この切開メス81はレゼ
クトスコープで蒸散や凝固などを行った部分を機械的に
切り開くことで、治療効果を高めるためのものであり、
前述した第1〜3実施形態の中で説明した電極ユニット
4と同様に、その後端83をレゼクトスコープのワーキ
ングエレメント2に固定して進退操作し、シース3の先
端から突没させて使用するものである。
【0035】切開メス81の後端近傍はワーキングエレ
メント2に組み付けた時に、スムーズに操作できるよう
に、細い金属ワイヤ84上に柔軟で電気的絶縁性のチュ
ーブ85を被せた軟性部86が設けられている。先端側
には刃82を取り付けた剛性の金属より成る軸部87が
設けられている。先端側の軸部87と軟性部86の接続
部には軸部87と金属ワイヤ84が電気的に導通しない
ように絶縁層88が設けられている。
【0036】この切開メス81をレゼクトスコープに組
み付けて使用している最中に誤って高周波電流を流して
もチューブ85の絶縁層があるので軸部87や刃82に
電流が流れない。
【0037】(第5実施形態)図11〜図14は第5実
施形態を示す。この実施形態は電極ユニット4を除き、
前述した第1実施形態のレゼクトスコープと同様な構成
のものであるので、共通なものの説明を省略する。また
電極ユニット4もローラー28の部分を除き、第1実施
形態のものと同様に構成されている。ローラー28のロ
ーラー本体41も前記第1実施形態と同様な電気的絶縁
体から成る略円筒または円柱状に形成され、アーム部2
5,26の先端間に回転自在に支持されている。
【0038】図12及び図13はそのローラー28の部
分の詳細を示すものである。ローラー本体41の外周面
には一定の間隔を置いて互いに接することがないように
螺旋状に巻き付けられた2本の電極線91a,91bが
設けられている。この2条に巻き付けた電極線91a,
91bは図13で示すようにその一部がローラー本体4
1に埋め込まれ、残る他の部分がローラー本体41の外
周表面から露出して突出している。
【0039】電極線91a,91bの一方は軸受け部材
を構成する金属部材42a,42bの一方に対して電気
的に接続され、電極線91a,91bの他方は軸受け部
材を構成する金属部材42a,42bの他方に対して電
気的に接続されている。そして、アーム部25,26は
それぞれの導電性ワイヤ34を通じて、電気的接続部2
5a,26aからローラー28の電極線91a,91b
の部分まで各々独立して電気的に導通する給電路を形成
している。
【0040】この実施形態においても前記第1実施形態
の場合と同様、ワーキングエレメント2に固定された電
極ユニット4はスライダ19を操作することによってシ
ース3の先端開口から突没させることができる。
【0041】スライダ19の操作によってシース3の先
端より突出したローラー28は、図14に示すように組
織46に接触した状態で通電を行うと、その組織46を
介して電極線91a,92bの間の組織部分に高周波電
流が流れ、この電流によって熱が生じ、その組織部分を
凝固、蒸散、止血させることができる。
【0042】この実施形態によれば、電極ユニット4が
双極となっているため、通電時の抵抗が低く、また、低
出力で凝固、蒸散、止血が行える。さらに、2本の電極
線91a,91bを螺旋状に配置したので、ローラー状
に双極電極部分が均等かつまんべんなく配置され、組織
46に対する双極電極部分の接触面積が偏ることがな
く、組織46の凝固蒸散がムラなく行える。また止血も
狙い通りに確実に行える。
【0043】なお、このようなローラー式の電極体はレ
ゼクトスコープに限らず、シース外径をトラカールに挿
通可能な径にすることで、腹腔鏡下外科手術用ローラー
電極にすることも可能である。
【0044】(第6実施形態)図15及び図16は第6
実施形態を示す。この実施形態ではローラー28のロー
ラー本体41の外周面にその回転中心と平行に双極電極
95a,95bを交互に配置したものであり、この点の
み、前記第5実施形態のものと異なる。また、その作
用、効果は第5実施形態のものと同じである。
【0045】[付記] (1群) 1.スコープと、このスコープを体内に挿通するための
シースと、このシースの手元側に設けられたワーキング
エレメントと、このワーキングエレメントに手元側が連
結され、前記シース内に挿通する電極操作用部材と、こ
の電極操作用部材の先端側に設けられた電極体と、この
電極体に給電する導電部材とを有し、前記ワーキングエ
レメントの操作により前記シースの先端開口部より前記
電極体を突没させて使用するレゼクトスコープにおい
て、前記電極体は、絶縁部材からなる回転自在なローラ
本体を有し、このローラ本体の外周表面よりそれぞれ突
出する別個の少なくとも2以上の電極エレメント部材を
設け、各電極エレメント部材と電気的に接続された給電
路を通じて各電極エレメント部材に給電するバイポーラ
電極を構成したことを特徴とするレゼクトスコープ。
【0046】2.第1項に記載のレゼクトスコープであ
って、前記電極エレメント部材はローラ本体内で前記導
電部材と電気的に接続されることを特徴とするレゼクト
スコープ。 3.第1項に記載のレゼクトスコープであって、各群の
電極エレメント部材は、一対の給電路に各々電気的に接
続されていることを特徴とするレゼクトスコープ。
【0047】4.第1項記載のレゼクトスコープであっ
て、前記各群の電極エレメント部材は前記ローラ本体の
外周方向に沿って列をなして各々配置されていることを
特徴とするレゼクトスコープ。
【0048】5.第1項に記載のレゼクトスコープであ
って、各電極エレメント部材は金属製の針状部材からな
り、前記ローラ本体の外表面から放射状に突き出すこと
を特徴とするレゼクトスコープ。
【0049】6.スコープとワーキングエレメントとス
コープを中に挿通するためのシースとワーキングエレメ
ントに手元部が固定され、シース内を通ってシース先端
の開口部より先端が突没する電極とから成るレゼクトス
コープにおいて、前記電極が手元より先端まで伸びる1
対の独立した導電路を有すると共に、先端に絶縁体から
成るローラー本体が回転自在に設けられており、このロ
ーラー本体にはそのローラー本体と一体で回転し、ロー
ラー本体の表面より突出する複数の突起を有する1対の
金属体を設けたことを特徴とするレゼクトスコープ。
【0050】7.レゼクトスコープ用の電極において、
手元より先端まで伸びる1対の独立した導電路を有し、
先端に絶縁体から成るローラーが回転自在に設けられる
とともに、ローラーにローラーと一体で回転し、上記1
対の導電路と常に電気的に導通している1対の金属部を
設けたことを特徴とするレゼクトスコープ。
【0051】8.外科用電気メスにおいて、手元より先
端まで伸びる1対の独立した導電路を有し、先端に絶縁
体から成る回転自在のローラーを有するとともに、この
ローラーにローラーと一体で回転し、上記1対の導電路
と常に電気的に導通する1対の金属部を設けたことを特
徴とするレゼクトスコープ。
【0052】(2群) 1.先端に回転自在に配置されたローラーを有するバイ
ポーラ電極で、該ローラーが絶縁材からなるローラー本
体と、互いが電気的に絶縁され、該ローラーの外表面に
交互に配置されている2つの電極から成ることを特徴と
するバイポーラ電極。 2.前記電極がローラーの回転軸と平行に外周上に均一
に配分され配置されている1に記載のバイポーラ電極。
【0053】3.前記電極がローラー本体に螺旋状に配
置されている1に記載のバイポーラ電極。 4.前記電極がスコープと電極操作部と、スコープを挿
通するルーメンを有するシースとから成るレゼクトスコ
ープに接続されることを特徴とする2〜3のいづれかに
記載のバイポーラ電極。
【0054】(1群の従来技術と課題)従来、この種の
電極としてはUSP第5,395,363号明細書に開
示されているようなバイポーラローラー電極がある。こ
のバイポーラローラー電極は絶縁材と、絶縁材の両側に
配置されたバイポーラ電極によって構成されている。こ
のバイポーラ電極を組織に接触させた状態で通電を行う
と、接触している組織を介して一方の電極から他方の電
極へ電流が流れ、この電流によって熱が生じ、組織は凝
固、蒸散される。また、電極をバイポーラ電極とするこ
とで、電極間の距離が短くなり、組織を流れる電流を小
さくすることが可能となり、低出力で処置が行えるとい
う利点があった。
【0055】しかし、体組織は常に平坦である訳ではな
いため、このようなローラー電極では左右の電極の組織
に対する接触面積は不均一となり通電密度が一定でない
ことが多く、また、中央の絶縁材近傍も、電極接触部に
比べ電流密度は低くなる等、全体的に電流密度が不均一
となり、焼け方にムラができるため、その凝固、蒸散を
確実に行うことは容易ではない。さらに言えば、片一方
の電極しか組織に接触しないこともあるため、術者は2
つの電極が供に組織に接触していることを確認しながら
通電しなければ成らず決して操作性が良いとは言えなか
った。
【0056】2群のものはその欠点に注目したものであ
り、確実な凝固、蒸散が容易に出来るバイポーラ電極を
提供することを目的とする。それらによれば、絶縁材か
ら成るローラー本体の外表面にバイポーラ電極を交互に
配置することによって、常に2つの電極がほぼ等しい面
積で組織に接触するため、組織に均一の密度で電流を流
すことができ、結果として術者は確実な凝固、蒸散を容
易に行うことができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転するローラーの外周に突出して設けた電極エレメント
部材がそれぞれ組織に突き入るようになり、その間で通
電することにより、安全かつ、より深くまで効率良く、
蒸散、凝固等が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るレゼクトスコープ全体の縦
断面図。
【図2】(a)は第1実施形態に係るレゼクトスコープ
の電極の斜視図、(b)はその電極のローラー部分の斜
視図、(c)は同じくそのローラー部分の縦断面図。
【図3】図2の(c)中A−A線に沿う電極のローラー
部分の断面図。
【図4】第1実施形態に係るレゼクトスコープの電極の
ローラー部分の作用の説明図。
【図5】第2実施形態に係るレゼクトスコープの先端部
の縦断面図。
【図6】第3実施形態に係るレゼクトスコープ全体の側
面図。
【図7】同じく第3実施形態に係るレゼクトスコープの
活栓の斜視図。
【図8】同じく第3実施形態に係るレゼクトスコープの
縦断面。
【図9】同じく第3実施形態に係るレゼクトスコープの
縦断面。
【図10】(a)は第4実施形態に係る切開メスの縦断
面図、(b)はその繋ぎ目の断面図。
【図11】第5実施形態に係るレゼクトスコープの電極
の斜視図。
【図12】同じく第5実施形態に係るレゼクトスコープ
の電極のローラー部分の斜視図。
【図13】同じくその電極のローラー部分の縦断面図。
【図14】同じくその電極の作用の説明図。
【図15】第6実施形態に係るレゼクトスコープの電極
のローラー部分の斜視図。
【図16】同じくその電極の作用の説明図。
【符号の説明】
1…スコープ、2…ワーキングエレメント、3…シー
ス、4…電極ユニット、19…電極操作用スライダ、2
8…電極用ローラー、41…ローラー本体、42a,4
2b…金属部材、45…導電性針。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スコープと、
このスコープを体内に挿通するためのシースと、このシ
ースの手元側に設けられたワーキングエレメントと、こ
のワーキングエレメントに手元側が連結され、前記シー
ス内に挿通する電極操作用部材と、この電極操作用部材
の先端側に設けられた電極体と、この電極体に給電する
導電部材とを有し、前記ワーキングエレメントの操作に
より前記シースの先端開口部より前記電極体を突没させ
て使用するレゼクトスコープにおいて、前記電極体は、
絶縁部材からなる回転自在なローラ本体を有し、このロ
ーラ本体の外周表面よりそれぞれ突出する少なくとも2
以上の電極エレメント部材を設け、各電極エレメント部
材と電気的に接続された給電路を通じて各電極エレメン
ト部材に給電するバイポーラ電極を構成したことを特徴
とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】[付記] (1群) 1.スコープと、このスコープを体内に挿通するための
シースと、このシースの手元側に設けられたワーキング
エレメントと、このワーキングエレメントに手元側が連
結され、前記シース内に挿通する電極操作用部材と、こ
の電極操作用部材の先端側に設けられた電極体と、この
電極体に給電する導電部材とを有し、前記ワーキングエ
レメントの操作により前記シースの先端開口部より前記
電極体を突没させて使用するレゼクトスコープにおい
て、前記電極体は、絶縁部材からなる回転自在なローラ
本体を有し、このローラ本体の外周表面よりそれぞれ突
出する少なくとも2以上の電極エレメント部材を設け、
各電極エレメント部材と電気的に接続された給電路を通
じて各電極エレメント部材に給電するバイポーラ電極を
構成したことを特徴とするレゼクトスコープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スコープと、このスコープを体内に挿通す
    るためのシースと、このシースの手元側に設けられたワ
    ーキングエレメントと、このワーキングエレメントに手
    元側が連結され、前記シース内に挿通する電極操作用部
    材と、この電極操作用部材の先端側に設けられた電極体
    と、この電極体に給電する導電部材とを有し、前記ワー
    キングエレメントの操作により前記シースの先端開口部
    より前記電極体を突没させて使用するレゼクトスコープ
    において、 前記電極体は、絶縁部材からなる回転自在なローラ本体
    を有し、このローラ本体の外周表面よりそれぞれ突出す
    る別個の少なくとも2以上の電極エレメント部材を設
    け、各電極エレメント部材と電気的に接続された給電路
    を通じて各電極エレメント部材に給電するバイポーラ電
    極を構成したことを特徴とするレゼクトスコープ。
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