JP2001504000A - 凝固及び切除用電極 - Google Patents

凝固及び切除用電極

Info

Publication number
JP2001504000A
JP2001504000A JP51074298A JP51074298A JP2001504000A JP 2001504000 A JP2001504000 A JP 2001504000A JP 51074298 A JP51074298 A JP 51074298A JP 51074298 A JP51074298 A JP 51074298A JP 2001504000 A JP2001504000 A JP 2001504000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
gap
surgical
cutting blade
operating apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP51074298A
Other languages
English (en)
Inventor
デビッド グロス
ジェフリー エー ダン
Original Assignee
エヌイービーエル インク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌイービーエル インク filed Critical エヌイービーエル インク
Publication of JP2001504000A publication Critical patent/JP2001504000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/149Probes or electrodes therefor bow shaped or with rotatable body at cantilever end, e.g. for resectoscopes, or coagulating rollers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/1206Generators therefor
    • A61B2018/1213Generators therefor creating an arc

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、前部に沿って配置されている組織切断刃(76)を有する外科用手術装置の電極(24)であり、間隙(51)は前部と後部とを通過する軸に沿って伸びている深さを有しており、このとき深さは前部と後部との間の領域で終了する。そうした配置を用いると、対応する組織切断刃(76)の鈍における増加を必要とすることなく、電極(24)内に相当に深い間隙(51)を形成することができる。さらに、電極(24)は、遠位端での実質的に円形の断面から組織切断刃(76)に沿った実質的に長方形の断面まで電極(24)の部分に沿って形状が実質的連続的に変化する断面を有している。この変化が連続性であるために、形状変化に起因する望ましくない電気アーキングが実質的に低下させられる。

Description

【発明の詳細な説明】 凝固及び切除用電極 発明の背景 本発明は一般に、外科用手術装置、より詳細には動物の組織を同時に切除及び 放電止血するために適用される外科用手術装置に関する。 当技術分野において既知であるように、膀胱または前立腺の経尿道切除及び子 宮内膜掻爬のような動物の器官を切除する場合には、一般に動物組織の内視鏡的 切除術が使用されている。切除をされる器官(臓器)の内部を視認するためには 、切除用内視鏡が使用される。切除用内視鏡は、典型的にはテレスコープ、テレ スコープを収容するアウターシース、及びハンドルアセンブリを含んでいる。外 科用手術装置は、テレスコープ内を通してスライドさせることによって器官内部 へ持ち込まれる。組織に対して外科用手術装置を前後に動かす手段としては、ハ ンドルアセンブリが使用される。 組織の実際的切除は、外科用手術装置を切開モードで使用することを含んでい る。そうした手術装置の1つは電極を備えている。切開モード中、電極が切除さ れる組織のスライスを通過するときに連続RF(無線周波数)信号が電極に適用 される。単極電極を用いると、RF信号は電極から組織を通過し、最終的には対 極板までの患者の身体を通過する電流の流れを惹起する。より詳細には、切開モ ードでは、外科医は切開手術の終了時に器官から排除することができる組織スラ イスの平滑で容易な切除を許容するRF信号を電極に適用する。この切開モード による切除の1つの限界は、組織が切除されるときに出血が発生することである 。より詳細には、切開モードで使用されるRF信号の特徴のために、組織が典型 的には乾燥させられ、RF信号は適正に出血を停止させない。その結果として、 外科医は切開モードによる切除を完了した後に、通常は組織の出血点に戻って出 血点を完全に放電止血するために凝固モードを使用し、それによって結果として 生じた出血を停止させることが必要である。凝固モードは異なったパルス式RF 信号を使用する;より詳細には、電極に高強度RFパルスが送られる。電極では 、高圧パルスが隣接組織を燃やす、または放電止血するアーキングを発生させ、 それによって出血を停止させる。上記に説明した電極は、電流が患者対極板を通 っ て戻るので、単極電極である。双極の電気メス装置を用いると、電流の作用は2 つの電極間の小さな領域に限定される。 同様に当技術で既知であるように、切除用内視鏡及び内視鏡において使用する ために適合した単極及び双極電極は、実に様々な形状、サイズ及び機能のものを 利用することができる。電極には、メス型、針型、ボール型、ループ型、やり先 型、フレキシブルワイヤー型、半円形ワイヤー型、へら型、及び鈍先型が含まれ る。Strotzに付与された米国特許第3,901,242号は、2個のラセ ン状に巻かれている、近接して配置された電極が高周波双極電流を用いて使用さ れる、電気メス用ループ型装置を開示している。Sorochenkoに付与さ れている米国特許第4,637,392号は、ヒトの体内の接近するのが困難な 部位において双極性の凝固を生じさせるための、楕円形本体上に配置された、ラ セン形で取り付けられている電極を開示している。Turkelに付与されてい る米国特許第5,354,296号は、広い面積に渡って子宮内膜掻爬を行うた めの改良された凝固を生じさせる可変性形態の双極電極を開示している。単極プ ローブと比較すると、上記の装置のような双極性の技術を使用するプローブは、 特に前立腺、膀胱及び子宮内膜組織のような組織を切除及び凝固するためには典 型的には不適切かつ非効率的である。このため、そうした組織の切除には最も一 般的には単極電極が使用されている。しかし、単極電気メス装置は、治療するこ とが意図されていない組織を傷つけたり、さらには外科的標的領域の損傷を惹起 することさえある。 より近年になり、組織の切除及び凝固を同時に実施するためにある外科用手術 装置が提案されてきた。その外科用手術装置には実質的に長方形の断面形を有す るループ様電極が含まれている。この電極は、RF信号が適用された時に、外科 医が組織を通して引きずるのに適合した切断面を備えている。電極ループの外側 に沿っており、及び切断面に実質的に垂直であるのは、その中に形成された間隙 を持ち、電気信号に応答して電気アーキングを生じさせるために適合した底面で ある。このように、アーキングは、切除された組織を同時に凝固するための間隙 で作り出される。一般に、間隙か深ければ深いほど浅い間隙より強度のアーキン グが生じる。しかし、提案された手術用電極を用いると、間隙が深くなればなる ほど、切断面の幅が広くなる。凝固を改善するために切断面の幅が増加させられ ると、切断刃はより鈍になり、それによって切除の有効性が低下する。 発明の要約 本発明の1つの特徴によると、外科用手術装置には前部に沿って配置されてい る組織切断刃と、電極の前部及び後部を通過する軸に沿って伸びている深さの間 隙とを有する電極とが備えられており、このときその深さは前部及び後部の間の 領域で終了する。 そうした配置を用いると、これに対応する組織切断刃の鈍の増大を必要とする ことなく電極において相当に深い間隙を形成することができる。つまり、間隙の 深さは上記のように伸びて終了するので、間隙の深さを増加させるために電極の 切断刃の厚さを増加させる必要がない。 本発明の別の特徴によると、外科用手術装置には組織を切除するための組織切 断刃を有する電極が備えられている。この電極は、電極の部分に沿って遠位端で の実質的に円形の断面から組織切断刃に沿って実質的に長方形の断面まで実質的 連続的に変化する断面形を有している。 そうした配置を用いると、連続的に変化する断面形を備えた電極を形成するこ とによって、形状の変化に起因する望ましくない電気アーキングが実質的に低下 させられ、さらに事実上取り除かれることが発見されている。つまり、断面形に おける不連続的変化を有する外科用手術装置を用いると、不連続性を越えるとき に望ましくないアーキングが発生することが発見されていた。本発明の場合では 、電極が連続的に変化する断面形を備えて形成されているので、望ましくないア ーキングは実質的に低下させられ、事実上において取り除かれる。 本発明のさらにもう1つの特徴によると、外科用手術装置には前部に沿って配 置されている組織切断刃と、電極の前部及び後部を通過する軸に沿って伸びてい る深さの間隙とを持つ電極が備えられており、このときその深さは前部及び後部 の間の領域で終了する。この電極は、遠位端での実質的に円形断面から組織切断 刃に沿って実質的に長方形の断面までの電極の部分に沿って実質的連続的に変化 する断面形を有している。 そうした配置を用いると、外科用手術装置は動物の組織を同時にかつ効果的に 切除して放電止血することができる。 本発明におけるこれらの実施の態様は、下記に挙げる特徴のうちの1つまたは 2つ以上を含むことができる。 電極は複数の間隙を備えていてよく、このとき各間隙は間隙の底部領域で終了 する側壁を有しており、各底部領域は後部または前部に配置されている。 電極は、モリブデン、タングステン、ステンレススチールまたはこれらの組合 せを含んでいてよい。電極は弧に沿って配置されていてよく、組織切断刃は、弧 の100度以上及び弧の180度以下に相応していてよい。 組織切断刃は0.04インチ以内または0.015インチ以内の厚さを有して いてよい。 本発明のさらにもう1つの特徴によると、単極電気メス装置のための電極が備 えられており、その電極は遠位端、近位端及び縦軸を有する細長い導電性部材を 含んでおり、このとき近位端は電流源に接続されるのに適しており、遠位端は導 電性金属製ワイヤーのループで終了するが、そのループは部材の縦軸に対して横 の角度で配置されていてループの部分によって限定された逆行性作動刃を有して おり、その部分は縦軸に対して平行に配置された複数の間隙を有している。 図面の簡単な説明 図1は、内視鏡的電気焼灼切除用手術装置の側面図である。 図2は、図1の内視鏡的電気焼灼切除用手術装置の底面図である。 図3は、図1及び図2の内視鏡的電気焼灼切除用手術装置の遠位端へ接続され るのに適合している、本発明に係る電極の正面図である。 図3A−3Dは、断面が電極の全長に沿って相違する地点で図3における線A −AからD−Dに沿って切り取られている、図3に示した電極の4ヶ所の断面図 である。 図4は、図3の電極の側面図である。 図5は、電極が図1及び図2の内視鏡的電気焼灼切除用手術装置の遠位端に示 されている、本発明のもう1つの実施態様に係る電極の正面図である。 図5A−5Dは、図5に示された電極の4つの断面図を示しており、そうした 断面は電極の全長に沿って相違する地点で図5における線A−AからD−Dに沿 って切り取られている。 図6は、図5の電極の側面図である。 図7は、電極が図1及び図2の内視鏡的電気焼灼切除用手術装置の遠位端に示 されている、本発明のさらにもう1つの実施態様に係る電極の正面図である。 図7A−7Dは、断面が電極の全長に沿って相違する地点で図5における線A −AからD−Dに沿って切り取られている、図7に示された電極の4ヶ所の断面 図である。 図8は、図7の電極の側面図である。 図9は、切除中の組織が示されている図5〜6の導電性電極の側面図である。 図10は、断面が図5の線10−10に沿って切り取られている、図5〜6の 導電性電極の断面図である。 図11Aは、断面が図5の線10−10に沿って切り取られている、図10に 対応する電極の部分の背面等角断面図である。、 図11Bは、断面が図5の線10−10に沿って切り取られている、図10に 対応する電極の部分の正面等角断面図である。 図12は、断面が図7の線11−11に沿って切り取られている、図7〜8の 導電性電極の断面図である。 図13は、間隙に関するもう1つの実施態様の図面である。 図14は、2個の単極電極を有する双極電極の図面である。 好ましい実施態様の説明 図1〜2を参照すると、以下に詳細に説明する単極電極が電気焼灼切除用手術 装置(細長い導電性部材)70の遠位端22に配置されているのが示されている 。手術装置70は、絶縁材料15に取り巻かれている導電性金属製ワイヤー14 を含んでいる。絶縁材料15は、好ましくは何らかの非伝導性プラスチックまた はゴム製シュリンク包装である。好ましい実施態様では、金属製ワイヤー14は モリブデン、タングステン、または外科用ステンレススチールから構成されるが 、 その他の導電性金属または材料も使用できる。金属製ワイヤー14は円形断面形 を有しており、0.01インチ〜0.04インチまでの直径を有しているが、好 ましい直径は約0.02インチである。 金属製ワイヤー14及び絶縁材料15は、どちらも第1及び第2金属製チュー ブ18、19によって被覆されている。金属製ワイヤー14及び絶縁材料15は 第1金属製チューブ18の全長に沿って伸びており、チューブ18の遠位端20 でチューブ18の外に出る。金属製ワイヤー及び絶縁材料は、その後共に約0. 5インチ〜1.0インチ、好ましくは約0.65インチの長さを有する伸張部に 続いている。金属製ワイヤー14はその後遠位端22で絶縁材料から出て、その 場所で金属製ワイヤーは電極24となる。電極24は、好ましくはループ様であ る、つまり以下により詳細に説明するように、実質的に半円形または弧に沿って 配置されている。金属製ワイヤー14はその後別の遠位点26で絶縁材料に再進 入し、そこから金属製ワイヤーは手術装置の全長に沿って戻る。金属製ワイヤー 及び絶縁材料は共に、第2チューブ19の遠位端28で第2金属製チューブ19 に再進入する。 金属製チューブ18、19は、ほぼどのような長さを有していてもよいが、約 11インチが好ましい。図1〜2における実施態様は2本の金属製チューブ18 、19と一緒に示されているが、1本の金属製チューブもまた使用することがで きる。例えば、ワイヤー及び絶縁材料は1本のダブルルーメン金属製チューブま たは短縮された第2チューブに再進入することができる。 2本のチューブを一緒に固定するため、そして電極24を視認するために手術 装置に内視鏡レンズを取り付けられるように、金属製チューブ18、19上には 少なくとも2個の金属製クリップ30、31が取り付けられている。金属製クリ ップ30、31は、チューブの全長に沿っていずれの場所でも、金属製チューブ 18、19の上に溶接することも、接着することも、または圧縮切り取りするこ ともできる。絶縁材料15は、電極24及び接点32以外ではワイヤー14の全 長に沿って走っている。接点(近位端)32は、ワイヤー14が電気焼灼装置( 電流源)251から電気信号を受け取って電極24へ通過させるための場所であ る。電気信号は、好ましくは少なくとも1つの正弦波信号を有しており、切開電 流を 生じさせるRF信号である。電極は、組織を蒸散させるために十分な電気アーキ ングを発生させることによって信号に応答する。 今度は図3、3A〜3D、及び4を参照して、電極24を詳細に説明する。電 極24は組織を切除するための組織切断刃(逆行性作動刃)76(図3、3D) を有している。さらに、電極24は電極24の側方領域37、42に沿って実質 的連続的に変化する断面形を有している。その変化は、絶縁材料15に近い電極 24の遠位端での実質的に円形の断面から電極24の組織切断刃に沿って実質的 に長方形の断面までである。 電極24は下記のように形成される。金属製ワイヤー14は、遠位端20で第 1金属製チューブ18から出て、さらに遠位端22で絶縁材料15から出る。好 ましい実施態様では、第2金属製チューブ19の絶縁材料に接続される前に、ワ イヤー14は半円形または弧形を形成する。電極は、手術装置の縦軸46に対し て横に250度の角度で配置されている。 電極24上でループ様(つまり、弧形または半円形)形状を取るために、ワイ ヤー14は遠位端22から下方へ向けて湾曲する。ワイヤー14はそのように湾 曲すると、次第に扁平化して円形の断面形から扁平な長方形の断面形へ変化する 。扁平な長方形の断面形は組織切断刃76を有している領域35において存在す る。電極24のこの領域35における断面は長方形である。電極24の側方領域 37、42は、絶縁材料15に近い開始点38、43での主として円形の断面形 から長方形領域35の近くの終点40、45まで主として長方形の断面形へ向か って先細りになる。ワイヤーの軸86に対して垂直である線A−Aに沿った断面 (図3A)は、開始点38の1つの近似領域におけるワイヤー14の円形の断面 形を示している。線B−Bに沿った断面(図3B)は、同様にワイヤー14の断 面形が円形から扁平な長方形へ変化するにつれての中間部領域37における楕円 形のテーパー効果を示している。同様に、断面C−C(図3C)は終点40の1 つによって達成された扁平な長方形を示している。最後に、線D−D(図3D) に沿った断面は、長方形領域35において電極24に沿って同一の扁平な長方形 を示している。長方形領域35の線D−Dに沿った断面の寸法は、好ましくは0 .03インチ(図3D、広い面47に対応する寸法206)かける0.01イン チ(図 3D、小さく狭い面48に対応する寸法208)である。 ワイヤー14は、手動若しくは機械圧縮、または型枠への金属鋳造等による好 ましい方法を含む数種の方法によって円形から長方形へ先細りさせることができ る。図3〜4に示した実施態様では、広い表面47は長方形領域35の組織切断 刃76の反対側に配置されている。広い面47は手術装置の長さに対して、つま り縦軸46に対して横(トラバース)であり、ここでは実質的に垂直である。狭 い面48は縦軸に対して平行である。 図3は、中心点52と関連付けた電極24を示している。長方形領域35は、 中心点52から測定された角度74に対応して寸法が変動することがある。角度 74は、円形から扁平な長方形へのワイヤー14の先細りの急速性に依存して、 好ましくは100度から180度の間である。好ましい実施態様では、角度74 はおよそ120度である。 電極24を連続的に変化する断面形を備えているように形成することによって 、電極24を横切る望ましくない電気アーキングが実質的に低下させられ、さら に事実上取り除かれる。つまり、断面形が不連続的な変化を示す外科用手術装置 を用いた場合には不連続性を横切って望ましくないアーキングが発生することが 発見されていた。望ましくないアーキングは、手術装置によって影響を及ぼすこ とが意図されていない組織に損傷を惹起する可能性がある。さらに、不連続性は 電気信号の整流を惹起して、望ましくない筋肉痙彎を発生させる。しかし、本発 明の場合には、電極24が連続的に変化する断面形を備えて形成されているので 、電極24を横切るアーキングは実質的に低下させられ、さらに事実上取り除か れる。 電極24はさらに、長方形領域35の外側部分49内に形成された多数の間隙 51を備えている。各間隙または歯様くぼみ51は、電極24の上部202(つ まり、図3に示されているように軸86の上方の部分)及び電極24の底部20 4(つまり図3に示されているように軸86の下方の部分)を抜けて通過する軸 (例、軸200)に沿って伸びている深さ54を有している。深さ54は上部2 02と底部204との間の領域118で終了する。 切開電流を生じさせる電気信号に応答して、これらの間隙51は電気アーキン グを生じさせる。従って、手術装置が切開電気焼灼モードで使用されている間に 、組織の効果的凝固がアーキングによって生じさせられる。間隙51は湾曲して いても、正方形であっても、長方形であっても、半円形であっても、または三角 形であってもよい。間隙51は、例えばノッチ、鋸歯くぼみ、歯様くぼみ、カス テレーション、溝、スロット、トラフ、トレンチその他であってよい。間隙51 の形状は対称的であっても非対称的であってもよい。間隙51は深さより幅が大 きくても、またはその逆でもよく、形状及び寸法において一様であってもまたは 一様でなくてもどちらでもよい。長方形領域35に沿った間隙51の数は、好ま しくは5以上かつ20以下である。図3では、幅53が0.015インチ、深さ 54が0.015インチである9個の長方形の間隙51を備えた好ましい実施態 様が示されている。 この実施態様では、図3から明らかなように、間隙51の深さ54を増加させ るためには、組織切断刃76もまたより大きく、より鈍に作られなければならな い。間隙51の深さの増加はアーキングの強度を増加させるが、切断刃76の鈍 の増加は切除に関する電極24の有効性を低下させる。 図5、5A−5D、6、9、10、11A及び11Bは、別の電極24’を示 している。側方領域37’及び42’では、電極24’を形成するために使用さ れたワイヤー14は同様に円形の断面形から長方形の断面形へ先細りにされてい る。図5に示されている線A−AからD−Dを通って切り取られた断面が各々図 5A−5Dに示されており、円形の断面形から長方形の断面形への側方領域37 ’の1つの先細りを示している。しかし、電極24’では、組織切断刃76’は 電極24’の前部56’に沿って配置されており、多数の間隙51’は電極24 ’の後部55’に配置されている。長方形領域35’は、図3に示した電極24 の長方形領域35の方向とは異なる方向に向いている。従って、この場合は、電 極24’は手術装置の縦軸46に実質的に平行である長方形領域35’に対応す る広い面47’を有している。狭い面48’は縦軸46に対して実質的に垂直で ある。その結果、狭い面48’もまた広い面47’に対して実質的に垂直である 。より詳細には、この実施態様では、電極24(図3)とは相違して、切断刃7 6’は広い面47’ではなく狭い面48’の反対側に配置されている。間隙5 1’は広い面47’に沿って見ることができる。 図10、11A及び11Bは、狭い面48’の反対側に配置された組織切断刃 76’が電極24’の前部56’に沿って配置されており、多数の間隙51’が 電極24’の後部55’に配置されていることを示している。各間隙51’は間 隙51’の底部領域104で終了する側壁100、102を有している。底部領 域104は電極24’の後部55’に配置されている。各間隙51’の開口領域 122は後部55’の最後部端にある。各間隙51’もまた、前部56’及び後 部55’を通過する軸210に沿って伸びている深さ54’を有している。軸2 10は縦軸46に対して必ずしも平行ではなく、組織切断刃76’に対して必ず しも垂直ではない。(実際に、図13に示されているように、それに沿って深さ が伸びている軸212は縦軸46若しくは組織切断刃76’またはその両方に対 して斜角214または215であってよい。) 間隙51を有している電極24(図3)とは相違して、電極24’を備えてい るそうした配置を用いると、組織切断刃76’の厚さ124(図5D及び11B )(つまり鈍さ)を対応させて増加させる必要なく相当に深い間隙51’を電極 24’に形成することができる。この特定の実施態様では、厚さ124は狭い面 48’の幅と同一寸法である。図9から明らかなように、間隙が切除方向90か ら離れて配置されており、従って有効な引きずりまたは切除の妨害を生じさせな いので、厚さを対応して増加させることが回避される。間隙51’は切断刃76 ’の背部に配置されており、電極24’が切除方向90の反対側で縦軸46に平 行な視認方向96から視認されるときには、好ましくは切断刃76’によって実 質的に覆い隠される。従って、間隙51’の深さ54’は組織切断刃76’の鈍 からは実質的に独立して作られているので、間隙51’は切除有効性の犠牲を必 要とすることなく有効な放電止血のために十分な深さに作ることができる。例え ば、間隙51’の1または2以上の深さ54’は、間隙51’が電極24’内へ 少なくとも半分伸びているようであってよい。つまり、深さ54’は広い面47 ’に対応する電極24’の厚さ110(図5D)の少なくとも半分であってよい 。 好ましい実施態様では、図5における切断刃76’と結び付けた矢印112に よっても示されている電極24’の厚さ124は、およそ0.01〜0.015 インチである。つまり、電極24’が縦軸46に沿って視認されるとき、電極2 4’は厚さが約0.01〜0.015インチの組織切断刃76’の長方形領域3 5における側面を示している。切断刃76’の厚さは、好ましくは0.04イン チを超えないが、それはさもないと切除有効性が低下するからである。さらに、 切断刃76’は、電極24’における有効強度を保持するために、好ましくは厚 さが少なくとも0.005インチである。 電極24’が切除の方向90に引きずられると(つまり、手術装置の操作者に 対して逆行性で動かされると)(図9)、切断刃76’は組織80の切除を惹起し て組織片92を生じさせることができる。同時に、間隙51に関して上記で説明 した電気信号に応答して、間隙51’は矢印94によって示されているように各 間隙51’の側壁100、102の間で、または別の矢印130によって示され ているように電極24’から切除された組織へのどちらか、または両方で電気ア ーキングを生じさせる。各間隙51’の側壁100,102及び領域104,1 06は、好ましくは実質的に長方形である間隙51’を生じさせるように配置さ れている。他の点に関しては、間隙51’は図3と結び付けて電極24について 上記で説明した間隙51の特徴に類似する特徴を有している。間隙51’は湾曲 していても、正方形でも、長方形でも、半円形でも、または三角形でもよい。間 隙51’は、例えばノッチ、鋸歯くぼみ、歯様くぼみ、カステレーション、溝、 スロット、トラフ、トレンチその他であってよい。間隙51’の形状は対称的で あっても非対称的であってもよい。間隙51’は、深さより幅が大きくても、ま たはその逆でもよく、形状及び寸法において一様であってもまたは一様でなくて もどちらでもよい。長方形領域35に沿っての間隙51’の数は、好ましくは5 以上かつ20以下である。組織80の切除の結果として生じる出血は、アーキン グによって実質的に、そして同時に停止させられるので、外科医が組織を放電止 血させるために切除した組織へ戻る必要が実質的に排除される。 あるいは、切除された組織が産生することを回避するために組織80を層状で 完全に蒸散させるために、電極24’は切除された組織面80の上部に沿って引 きずられてもよい。上部に沿って電極24’を引きずることは、組織片を産生す ることが不必要な場合、組織片を引き続いて排出することが不可能または非実際 的な場合、または切除される組織80が層を蒸散させることによって効果的に切 除するのに十分小さい場合には好ましい可能性がある。 図7、7A−7D、8及び12は、別の例の電極24”を示している。この実 施態様では、電極24”の領域37’及び42’は先の実施態様及び間隙51’ におけると同様に先細りにされている。ここでも再び、長方形領域35’の広い 面47’は手術装置の縦軸46に平行である。しかし、電極24”については、多 数の間隙51’は長方形領域35’の前部56(つまり、切断刃76’)に配置 されている。各間隙51’の深さ54’は前部56’及び後部55’を通過する 軸140に沿って伸びている。軸140は、縦軸46に必ずしも平行ではなく、 組織切断刃76’に必ずしも垂直ではない。事実上、先に述べた電極24’に関 して上記で説明したように、その代わりに軸140は縦軸46若しくは組織切断 刃76’またはその両方に対して斜角であってよい。その他の点に関しては、電 極24”の間隙51’は電極24’の間隙51’(図5)に類似している。 電極24、24’、または24”は、そうした組合せで図14に示されている ような双極電極220を生じさせるために直列で使用若しくは組み合わされても よい。双極電極220は第1単極電極222と第2単極電極224とを含んでい る。各単極電極222または224は電極24、24’または24”である。双 極電極220を使用すると、アーキング226は第1単極電極と第2単極電極2 24との間で発生させられる。 電極24、24’または24”は、好ましくはモリブデン、タングステン、ス テンレススチール若しくは何らかの導電性材料から構成される。好ましい実施態 様では、モリブデンが柔らかく可鍛性であるので、モリブデンが使用される。柔 らかさと可鍛性は、金属を破損させることなく間隙51または間隙51’を作り 出すために電極24、24’または24”の機械的変形を可能にする。好ましい 実施態様では、変形は放電加工(“EDM”)によって作り出される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 前部に沿って配置されている組織切断刃と、電極の前部及び後部を通過 する軸に沿って伸びている深さを有する間隙とを有する単極電極が備えられてお り、このときその深さが前部及び後部の間の領域で終了する外科用手術装置。 2. 前記電極が前記組織切断刃に沿って実質的に長方形の断面を有する断面 形を有している、請求項1に記載の外科用手術装置。 3. 前記断面形が実質的連続的に前記電極の部分に沿って前記電極の遠位端 での実質的に円形の断面から前記組織切断刃に沿って前記実質的に長方形の断面 に変化する、請求項2に記載の外科用手術装置。 4. 間隙が前部領域から伸びている、請求項1に記載の外科用手術装置。 5. 間隙が後部領域から伸びている、請求項1に記載の外科用手術装置。 6. 間隙が間隙の底部領域で終了する側壁を有しており、底部領域が前部に 配置されている、請求項4に記載の外科用手術装置。 7. 電極が複数の間隙を含んでおり、さらに各間隙が間隙の底部領域で終了 する側壁を有しており、各底部領域が電極の前部に配置されている、請求項4に 記載の外科用手術装置。 8. 間隙が間隙の底部領域で終了する側壁を有しており、底部領域が後部に 配置されている、請求項5に記載の外科用手術装置。 9. 電極が複数の間隙を含んでおり、さらに各間隙が間隙の底部領域で終了 する側壁を有しており、各底部領域が電極の後部に配置されている、請求項5に 記載の外科用手術装置。 10. 電極がモリブデンを含んでいる、請求項1に記載の外科用手術装置。 11. 電極がステンレススチールを含んでいる、請求項1に記載の外科用手 術装置。 12. 電極がタングステンを含んでいる、請求項1に記載の外科用手術装置 。 13. 間隙が電気信号に応答して電気アーキングを生じさせるように形成さ れている、請求項1に記載の外科用手術装置。 14. 電気信号が正弦波信号を含んでいる、請求項13に記載の外科用手術 装置。 15. 組織切断刃が0.04インチ以下の厚さを有している、請求項1に記 載の外科用手術装置。 16. 組織切断刃が0.015インチ以下の厚さを有している、請求項1に 記載の外科用手術装置。 17. 電極が弧に沿って配置されており、さらに組織切断刃が弧の100度 以上及び弧の180度以下に相当する、請求項1に記載の外科用手術装置。 18. 電極が、遠位端、近位端及び縦軸を有する細長い導電性部材を含んで おり、このとき近位端が電流源に接続されるのに適しており、遠位端が導電性金 属製ワイヤーのループで終了しており、そのループが部材の縦軸に対して横の角 度で配置されていてループの部分によって限定された逆行性作動刃を有しており 、その部分が縦軸に対して平行に配置された複数の間隙を有している、単極電気 メス装置のための電極。
JP51074298A 1996-08-23 1997-07-28 凝固及び切除用電極 Pending JP2001504000A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/701,916 US5749870A (en) 1996-08-23 1996-08-23 Electrode for coagulation and resection
US08/701,916 1996-08-23
PCT/US1997/012592 WO1998007377A1 (en) 1996-08-23 1997-07-28 Electrode for coagulation and resection

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001504000A true JP2001504000A (ja) 2001-03-27

Family

ID=24819181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51074298A Pending JP2001504000A (ja) 1996-08-23 1997-07-28 凝固及び切除用電極

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5749870A (ja)
EP (1) EP0930848A4 (ja)
JP (1) JP2001504000A (ja)
AU (1) AU742541B2 (ja)
CA (1) CA2263604A1 (ja)
WO (1) WO1998007377A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246111A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Olympus Medical Systems Corp 剥離用処置具とレゼクトスコープと生体組織の剥離方法

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6682608B2 (en) * 1990-12-18 2004-01-27 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Superelastic guiding member
US6197025B1 (en) * 1994-09-30 2001-03-06 Circon Corporation Grooved slider electrode for a resectoscope
US5957923A (en) * 1995-04-20 1999-09-28 Symbiosis Corporation Loop electrodes for electrocautery probes for use with a resectoscope
US7384423B1 (en) 1995-07-13 2008-06-10 Origin Medsystems, Inc. Tissue dissection method
US5919190A (en) * 1996-12-20 1999-07-06 Vandusseldorp; Gregg A. Cutting loop for an electrocautery probe
GB2335858A (en) * 1998-04-03 1999-10-06 Gyrus Medical Ltd Resectoscope having pivoting electrode assembly
US7326178B1 (en) 1998-06-22 2008-02-05 Origin Medsystems, Inc. Vessel retraction device and method
US6830546B1 (en) 1998-06-22 2004-12-14 Origin Medsystems, Inc. Device and method for remote vessel ligation
US6976957B1 (en) 1998-06-22 2005-12-20 Origin Medsystems, Inc. Cannula-based surgical instrument and method
US6440895B1 (en) 1998-07-27 2002-08-27 Battelle Memorial Institute Catalyst, method of making, and reactions using the catalyst
US6479428B1 (en) 1998-07-27 2002-11-12 Battelle Memorial Institute Long life hydrocarbon conversion catalyst and method of making
EP0979635A2 (en) 1998-08-12 2000-02-16 Origin Medsystems, Inc. Tissue dissector apparatus
US6461355B2 (en) 1999-05-27 2002-10-08 Ams Research Corporation Insulated electrode and method of assembly
US6607678B2 (en) 1999-08-17 2003-08-19 Battelle Memorial Institute Catalyst and method of steam reforming
US6451864B1 (en) 1999-08-17 2002-09-17 Battelle Memorial Institute Catalyst structure and method of Fischer-Tropsch synthesis
US6287304B1 (en) 1999-10-15 2001-09-11 Neothermia Corporation Interstitial cauterization of tissue volumes with electrosurgically deployed electrodes
US6514248B1 (en) 1999-10-15 2003-02-04 Neothermia Corporation Accurate cutting about and into tissue volumes with electrosurgically deployed electrodes
US6471659B2 (en) 1999-12-27 2002-10-29 Neothermia Corporation Minimally invasive intact recovery of tissue
US6277083B1 (en) 1999-12-27 2001-08-21 Neothermia Corporation Minimally invasive intact recovery of tissue
US7976648B1 (en) 2000-11-02 2011-07-12 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Heat treatment for cold worked nitinol to impart a shape setting capability without eventually developing stress-induced martensite
US6602272B2 (en) 2000-11-02 2003-08-05 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Devices configured from heat shaped, strain hardened nickel-titanium
US6558313B1 (en) 2000-11-17 2003-05-06 Embro Corporation Vein harvesting system and method
US6855161B2 (en) * 2000-12-27 2005-02-15 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Radiopaque nitinol alloys for medical devices
US6551341B2 (en) * 2001-06-14 2003-04-22 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Devices configured from strain hardened Ni Ti tubing
US6997926B2 (en) * 2002-02-04 2006-02-14 Boston Scientific Scimed, Inc. Resistance heated tissue morcellation
US7942892B2 (en) * 2003-05-01 2011-05-17 Abbott Cardiovascular Systems Inc. Radiopaque nitinol embolic protection frame
EP1797837A4 (en) * 2004-10-05 2008-11-26 Olympus Corp HIGH FREQUENCY TREATMENT DEVICE
US9770230B2 (en) 2006-06-01 2017-09-26 Maquet Cardiovascular Llc Endoscopic vessel harvesting system components
US11278342B2 (en) 2016-04-14 2022-03-22 Theresa Brandner Medical devices utilizing shape memory alloys and associated systems and methods
DE102017117749A1 (de) * 2017-08-04 2019-02-07 Olympus Winter & Ibe Gmbh Elektrodeneinheit für ein medizinisches Resektoskop
CN211704829U (zh) * 2019-09-05 2020-10-20 珠海市司迈科技有限公司 一种经尿道前列腺手术犁形电极
DE102022112285A1 (de) 2022-05-17 2023-11-23 Karl Storz Se & Co. Kg Innenschaft, Verfahren zur Herstellung und Resektoskop

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1586645A (en) * 1925-07-06 1926-06-01 Bierman William Method of and means for treating animal tissue to coagulate the same
DE7413792U (de) * 1974-04-20 1974-09-26 Storz Endoskop Gmbh Operationsinstrument zum elektrischen Schneiden
US3901242A (en) * 1974-05-30 1975-08-26 Storz Endoskop Gmbh Electric surgical instrument
US4033351A (en) * 1974-06-14 1977-07-05 Siemens Aktiengesellschaft Bipolar cutting electrode for high-frequency surgery
DE2521719C2 (de) * 1975-05-15 1985-06-20 Delma, Elektro- Und Medizinische Apparatebaugesellschaft Mbh, 7200 Tuttlingen Elektrochirurgische Vorrichtung
US4202337A (en) * 1977-06-14 1980-05-13 Concept, Inc. Bipolar electrosurgical knife
EP0148250A1 (en) * 1983-07-06 1985-07-17 STASZ, Peter Electro cautery surgical blade
DE3390567T1 (de) * 1983-12-21 1985-12-12 Char'kovskij naučno-issledovatel'skij institut obščej i neotložnoj chirurgii, Char'kov Bipolar-Elektrokoagulator
US4765331A (en) * 1987-02-10 1988-08-23 Circon Corporation Electrosurgical device with treatment arc of less than 360 degrees
US4823791A (en) * 1987-05-08 1989-04-25 Circon Acmi Division Of Circon Corporation Electrosurgical probe apparatus
US4966597A (en) * 1988-11-04 1990-10-30 Cosman Eric R Thermometric cardiac tissue ablation electrode with ultra-sensitive temperature detection
US5013312A (en) * 1990-03-19 1991-05-07 Everest Medical Corporation Bipolar scalpel for harvesting internal mammary artery
US5318564A (en) * 1992-05-01 1994-06-07 Hemostatic Surgery Corporation Bipolar surgical snare and methods of use
US5261905A (en) * 1992-09-04 1993-11-16 Doresey Iii James H Spatula-hook instrument for laparoscopic cholecystectomy
US5354296A (en) * 1993-03-24 1994-10-11 Symbiosis Corporation Electrocautery probe with variable morphology electrode
US5336222A (en) * 1993-03-29 1994-08-09 Boston Scientific Corporation Integrated catheter for diverse in situ tissue therapy
US5599349A (en) * 1994-09-30 1997-02-04 Circon Corporation V shaped grooved roller electrode for a resectoscope
US5582610A (en) * 1994-09-30 1996-12-10 Circon Corporation Grooved slider electrode for a resectoscope
EP0957795B1 (en) * 1995-01-30 2005-10-19 Boston Scientific Corporation Electro-surgical tissue removal
US5549605A (en) * 1995-04-20 1996-08-27 Symbiosis Corporation Roller electrodes for electrocautery probes for use with a resectoscope
DE29519844U1 (de) * 1995-12-15 1996-02-01 Winter & Ibe Olympus Schneidelektrode für Resektoskope

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246111A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Olympus Medical Systems Corp 剥離用処置具とレゼクトスコープと生体組織の剥離方法
JP4653136B2 (ja) * 2007-03-30 2011-03-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 剥離用処置具とレゼクトスコープ
US8771266B2 (en) 2007-03-30 2014-07-08 Olympus Medical Systems Corp. Ablation therapeutic device, resectoscope and method of ablating living body tissue

Also Published As

Publication number Publication date
AU4041797A (en) 1998-03-06
EP0930848A4 (en) 2000-05-17
AU742541B2 (en) 2002-01-03
CA2263604A1 (en) 1998-02-26
EP0930848A1 (en) 1999-07-28
WO1998007377A1 (en) 1998-02-26
US5749870A (en) 1998-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001504000A (ja) 凝固及び切除用電極
US5733282A (en) Nasal surgical procedure using electrosurgical apparatus and novel electrode
US5158561A (en) Monopolar polypectomy snare with coagulation electrode
US9421063B2 (en) Endoscopic devices and related methods of use
US5599349A (en) V shaped grooved roller electrode for a resectoscope
WO1998007377A9 (en) Electrode for coagulation and resection
US6132428A (en) Cutting loop for an electrocautery probe
US5957923A (en) Loop electrodes for electrocautery probes for use with a resectoscope
US6197025B1 (en) Grooved slider electrode for a resectoscope
EP0955921B1 (en) Loop electrodes for electrocautery probes for use with a resectoscope
EP1002501A1 (en) Electro-surgical tissue removal
GB2311468A (en) Electrosurgical interstitial resector
US6033400A (en) Shaped electrode for a resectoscope
JP2002301088A (ja) 内視鏡用治療装置
JPH08299355A (ja) 高周波ナイフ
US6245069B1 (en) Cutting loop electrode for high-frequency instrument
JP2003299667A (ja) 内視鏡用バイポーラ型高周波切開具
US6447510B1 (en) Microlarynx electrosurgical probe for treating tissue
JP3782622B2 (ja) レゼクト用電極
JPH09262245A (ja) レゼクトスコープ
JPH10295701A (ja) レゼクトスコープ
JP2006006692A (ja) アデノイド切除刀電気外科用プローブ
JPH01201248A (ja) 内視鏡用処置具
JPH0324219B2 (ja)
JPH1043197A (ja) 電気手術用電極