JPH092616A - 移動棚の免震装置 - Google Patents

移動棚の免震装置

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JPH092616A
JPH092616A JP29145395A JP29145395A JPH092616A JP H092616 A JPH092616 A JP H092616A JP 29145395 A JP29145395 A JP 29145395A JP 29145395 A JP29145395 A JP 29145395A JP H092616 A JPH092616 A JP H092616A
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vibration
isolation device
clutch
seismic isolation
drive
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Shoji Hori
祥二 堀
Masaaki Hattori
雅昭 服部
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車輪の回転に必要なトルクを大きく削減するこ
とによりレール方向に震動する横揺れに対して誤動作な
くほぼ完全に転倒などを防止することが可能な移動棚の
免震装置を提供する。 【解決手段】機械構成による一定以上の震動によって作
動する震動感知機構8によって、駆動機構6の車輪5を
駆動する回転軸63の中途に設けられたクラッチ9を離
脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書庫や倉庫などに
おいて好適に用いられる移動棚の免震装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の移動棚は、底面近傍に配設される
車輪を床面に敷設されるレール上に載設することにより
移動可能に構成されるもので、側板に配設されてなる駆
動軸を回転駆動する手動ハンドルや電動モータなどの駆
動部と、前記駆動部の駆動軸に連結して駆動軸の回転を
伝達するチェーンなどの伝達部と、該伝達部と連結して
回転駆動される回転軸と、該回転軸に連結する車軸を軸
にして回転駆動される車輪と、前記駆動部もしくは伝達
部を固定する施錠部とを具備してなり、前記駆動部によ
って前記車輪を回転駆動して移動可能であると共に、前
記施錠部により前記車輪の回転を阻止して固定可能とな
るよう構成してなるものが知られている。このような移
動棚は、移動可能であるが故に上部を壁面などに固定す
ることができず、地震など大きな震動が襲う場合に、下
部が床面と共に震動しても上部は慣性により追随しない
ため一挙に傾いて転倒する恐れが大きく、極めて不安定
な構造である。
【0003】このため、免震装置を配設して、一定以上
の震動を感知すると前記施錠部を解除するよう構成して
なるものが知られている。このような免震装置による
と、大きな震動が襲っても施錠が解除されて車輪がある
程度自由に回転可能となるため、移動棚は慣性によって
下部も上部と共にレール上を移動することにより、レー
ル方向に震動する横揺れに対してはある程度転倒などを
有効に防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
移動棚の免震装置では、巨大な地震による転倒の防止に
は不十分である、という不具合がある。
【0005】すなわち、前記施錠部が解除されても、車
輪はまだ駆動部、伝達部、及び回転軸と連結したまま、
換言すれば施錠されていない通常の使用状態に復帰する
だけであり、車輪が回転するためにはこれらを同時に回
転させなければならず、引きずり抵抗のために大きなト
ルクを必要とする。このため、車輪は地震の震動に対応
して十分自由に回転することはできず、特に巨大な地震
では移動棚の下部はやはりある程度床面に追随して震動
してしまうため、転倒などを十分に防止することはでき
ない。
【0006】本発明は、この課題を良好に解決すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0008】すなわち、本発明にかかる移動棚の免震装
置は、駆動軸を回転駆動する駆動部と、前記駆動部の駆
動軸に連結して駆動軸の回転を伝達する伝達部と、該伝
達部に連結して回転駆動されてレール上を走行する回転
軸と、該回転軸に連結する車軸を軸にして回転駆動され
る車輪とにより構成される駆動機構を具備してなる移動
棚の免震装置であって、一定以上の震動により作動部が
連結位置から離脱位置へ移動する震動感知機構と、前記
回転軸の中途に配設されて制御部により前記回転軸を選
択的に接離するクラッチとを具備してなり、該クラッチ
の制御部を前記作動部に連結して、定常状態では前記作
動部が連結位置に位置して前記クラッチを接続するとと
もに、一定以上の震動によって震動感知機構の作動部が
離脱位置に移動して前記クラッチを離脱するよう構成し
てなることを特徴とする。
【0009】このような構成の移動棚の免震装置である
と、震動感知機構が一定以上の震動を感知すると、震動
感知機構の作動部が離脱位置に移動してクラッチを離脱
させるため、仮に施錠部を具備していても、それに関わ
りなく車輪に回転軸の一部のみが連結する状態となる。
このため、引きずり抵抗が小さくなり、車輪の回転に必
要なトルクが大きく減少するため車輪は自由に回転で
き、移動棚は床面に追随することなく慣性によって上部
も下部も共にレール上を移動することにより、レール方
向に震動する横揺れに対して転倒などをほぼ完全に防止
することができる。
【0010】前記震動感知機構を、移動棚の底面近傍に
配設すれば、床面に最も近い場所で早くかつ確実に震動
を感知することが可能となる。
【0011】特に、移動棚を、ベース部と、このベース
部上に載置される本体部とから構成し、震動感知機構を
そのベース部内に収容した場合には、震動を逸早く感知
して速やかに免震機能を働かせることができるだけでな
く、震動感知機構を備えない移動棚との間で本体部を共
用することができ、仕様を異ならせても製造コストを有
効に削減することができる。
【0012】前記震動感知機構を、連結位置から離脱位
置の方向へ弾性付勢されてなる作動部と、該作動部と連
結位置で係合してなるとともに回動可能に軸支されてな
る回動部と、震動を感知して該回動部を連結位置から回
動する感知部とを具備してなり、一定以上の震動により
前記回動部が回動して前記作動部との係合が外れ、前記
作動部が連結位置から離脱位置に移動するよう構成すれ
ば、機械部品のみによる簡素な構成となり、巨大な震動
下でも確実に動作すると共に、故障の可能性を低減する
ことが可能となる。
【0013】前記感知部を、下端で前記回動部と係合し
てなる重錘とし、該重錘の近傍に配設される衝立によっ
て震動可能な方向を移動棚の移動方向と直交する方向に
限定した場合には、移動に伴う振動により感知部が作動
して誤動作するのを有効に防止することができる。
【0014】その重錘の周囲に、該重錘の揺動範囲を規
制するリングを配置した場合には、重錘が必要以上に揺
動したときの不具合、つまり、重錘の下端が周囲に引っ
掛かってリセット不能となる不具合を有効に防止するこ
とができる。
【0015】クラッチを、負荷側クラッチ要素と、この
負荷側クラッチ要素に対して接離動作を行う駆動側クラ
ッチ要素とから構成し、両クラッチ要素の対向面に円周
方向に沿って鋸歯状の噛合部を形成した場合には、最大
で鋸歯のピッチ分だけ駆動側クラッチ要素をずらせば負
荷側クラッチ要素に接続することができるため、免震装
置が働いた後のリセット操作を容易に行うことができる
だけでなく、歯同士の蹴り合いが両クラッチ要素の解離
動作をより迅速に行わせる上で奏効し、免震装置の性能
向上を図ることができる。
【0016】駆動側クラッチ要素を負荷側クラッチ要素
に接続する動作を、牽引用ワイヤを通じて行うようにす
れば、ワイヤの引き回しの自在性によって、リセット操
作位置を最適位置に設定することができ、この免震装置
の使い勝手を有効に向上させることが可能となる。
【0017】以上述べたように、本発明は、車輪の回転
に必要なトルクを大きく削減することにより、誤動作す
ることなくレール方向に震動する横揺れに対してほぼ完
全に転倒などを防止することが可能となる、という格別
な効果を奏するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>以下、本発明の一実施形態を、図1〜
図7を参照して説明する。
【0019】この実施形態を適用してなる移動棚は、図
1に示すように、底板部1と、左右の側板部2と、頂板
3と、複数の棚板4とを具備してなる書庫内で用いられ
るもので、底板部1に配設された車輪5が床面F上に敷
設されるレールR上に載設して、前後方向に移動可能に
構成されるものである。
【0020】底板部1は、外枠となる底枠材11と、底
枠材11の上面に配設される底板12と、底枠材11を
前後方向に補強する左右2つの補強枠材13とにより構
成される。底枠材11は、前後左右の4つの内向きコ字
状の枠材を溶接により連結したものである。底板12
は、底枠材11の上面に配設されて最も低い棚板を形成
するとともに、底板部1の内部空間が視認されないよう
にしている。左右の補強枠材13は、下向きコ字形状の
もので、底枠材11の前後の枠材を連結して補強すると
ともに、底面に固設される車軸受13aで車輪5の車軸
51を回転可能に軸支してなるものである。
【0021】左右の側板部2は、底板部1の隅部及び左
右両端中央部に突設される左右3つずつの支柱21と、
支柱21を外側方から覆って配設される側板22と、支
柱21を前後方向に連結して補強する補強材23とによ
り構成される。支柱21は、中空の方形パイプであっ
て、内側面には、複数の棚板4を選択的に任意の位置に
取付可能とするよう図示しない水平なフック孔を多数貫
通している。側板22は、左右両側面を形成する断面内
向きコ字形のもので、支柱21を外側方から覆って配設
されて外観を整えている。補強枠材23は、内向きコ字
形状のもので、左右両端で3つの支柱21の内側面をそ
れぞれ連結して前後方向に補強している。
【0022】頂板3は、左右の側板部2の上端に蓋着す
る断面下向きコ字形のもので、左右両端で合計6つの支
柱21と連結している。
【0023】複数の棚板4は、断面下向きコ字形のもの
で、左右両端に具備する図示しない爪を左右の支柱21
のフック孔に係合させて、選択的に取り付け場所を変更
可能に構成されてなるものである。
【0024】4つの車輪5は、車軸51を底板部1の左
右の補強枠材13の車軸受13aに前後に回転可能に軸
支されて、補強枠材13の下方に施設されたレールR上
を回転可能に構成される。前後いずれか一方の車輪5で
は、車軸51を左右の車輪5で連結して駆動車軸52を
形成して一体回転するよう構成している。
【0025】このような移動棚は、図2〜図4に示すよ
うに、駆動機構6によって車輪5に駆動力を与えて、レ
ールR上を移動する。
【0026】駆動機構6は、駆動部たる手動ハンドル6
1と、手動ハンドル61の回転を伝達する伝達部たるチ
ェーン62と、チェーン62と連結して回転駆動される
回転軸63と、手動ハンドル61を選択的に固定する施
錠部64とにより構成される。手動ハンドル61は、一
方の側板部2の側板22の内側に水平に配設した駆動軸
612を介して支柱21に配設されるもので、回転ハン
ドル611を手動によって回転することによって駆動軸
612を一体回転させる既知の構成のもので、回転ハン
ドル611は側板22に設けられた開口を介して移動棚
の側方に突出される。チェーン62は、同じく側板部2
の側板22の内側に配設されて、駆動軸612に固定さ
れるスプロケット613を介して駆動軸612の回転を
回転軸63に伝達する。回転軸63は、補強枠材13の
左右側面に固設される回転軸受13bに回転可能に軸支
されて底板部1の内部空間に配設されるもので、端部を
底枠材11の側面11aから進出させ、この端部に固定
したスプロケット631を介してチェーン62と連結し
て回転駆動されるとともに、底板部1の内部に別個のス
プロケット632を固設して、このスプロケット632
と駆動車軸52のスプロケット521とをチェーン63
3により連結して、駆動車軸52を回転駆動するように
している。施錠部64は、施錠つまみ641を手動によ
り回動させて施錠位置と解錠位置とを選択することによ
り、係合爪642が突没して選択的にチェーン62と係
合してハンドル61の回転を阻止するよう構成される。
このような駆動機構6であると、施錠つまみ641を解
錠位置にして手動ハンドル61を手動で回転させると、
このトルクがチェーン62及び回転軸63を介して伝達
されて車輪5を回転させ、移動棚がレールR上を移動す
る。移動棚を押すことによっても、車輪5が手動ハンド
ル61・チェーン62・回転軸63とともに回転して移
動させることができる。また、施錠つまみ641を施錠
位置にすると、手動ハンドル61は回転できず、また移
動棚を押しても手動ハンドル61が共に回転できないた
め、車輪5も回転できずに移動棚は固定される。
【0027】このような構成の移動棚において、本実施
形態では、駆動機構6を断接する免震装置7を配設し
て、大きな震動を感知した際に、駆動機構6の回転軸6
3を中途で接続を断って車輪5を自由に回転可能とする
よう構成する。
【0028】免震装置7は、一定以上の震動によって作
動する震動感知機構8と、駆動機構6の回転軸63の中
途に設けられて回転軸63を選択的に断接するクラッチ
9とにより構成する。
【0029】震動感知機構8は、底板部1の底枠材11
に固定されるもので、図5に示すように、本体ケース8
1と、本体ケース81に回動可能に軸支される作動部8
2と、本体ケース81に回動可能に軸支されて作動部8
2と選択的に係合してなる回動部83と、震動によって
回動部83を回動させる感知部84と、作動部82の回
動をクラッチ9に伝達する伝達部85により構成する。
本体ケース81は、断面下向きコ字形のもので、上板8
11を水平とするとともに、移動棚1の移動方向と平行
に配設する。作動部82は、板形状のもので、一端を本
体ケース81の内側で作動部軸821を介して軸支させ
るとともに、中央付近で伝達部85と係合する係合孔8
22を貫通したもので、後述する伝達部85の構成要素
であるバネ854によって水平な連結位置から垂直な離
脱位置へ弾性付勢する。回動部83は、チャンネル材を
側面視L字状に切り欠いたもので、水平腕83aを作動
部82と逆方向水平に、垂直腕83bを下方に、それぞ
れ延出させて配置し、水平腕83aと垂直腕83bの連
結部で本体ケース81の内側に回動部軸831を介して
軸支して、本体ケース81に当接すること無く水平腕8
3aが水平な連結位置から本体ケース81の上板811
の下面に当接する離脱位置まで移動棚の移動方向と平行
に回動可能に配設する。垂直腕83bの下端近傍には係
合棒832を水平に設けて、回動部83が連結位置にあ
る際に作動部82の先端82aがこの係合棒832の上
側に弾性付勢により係合し、回動部83が離脱位置に回
動するとこの係合が外れるよう構成する。感知部84
は、下面841aが平面である重錘841と、その下面
841aから下方に突出する突起842とにより構成し
て、本体ケース81の上板811の開口812に突起8
42を遊嵌させつつ重錘841の下面841aを上板8
11に載設するとともに、突起842の下端を円形の係
合板843として、この係合板843を回動部83の水
平腕83aの開口833に進入させて遊嵌させつつ係合
する。伝達部85は、図6に示すように、上端で作動部
82の係合孔822と遊動可能に係合して上下動する第
1の伝達棒851と、直角三角形のものであって要85
2aを底枠材11の側面に水平軸周りに回動可能に配設
するとともに水平方向の辺の一端852bを第1の伝達
棒851の下端と連結して回動される回動板852と、
一端853aを回動板852の垂直方向の辺の下端85
2cとロッド853bを介して連結して底板部1の内部
で水平動する第2の伝達棒853とにより構成してな
る。第2の伝達棒853の他端853cは、図4に示す
ように、補助枠材13に連結するバネ854を介して車
輪5の方向へ弾性付勢されるので、図6に示すように、
作動部82の回動により第1の伝達棒851の上端が下
方に移動すると、回動板852がバネ854により引っ
張られて回動し、第2の伝達棒853が底板部1の内部
へ進入する方向へ水平動する。
【0030】クラッチ9は、図4に示すように、補強枠
材13と底枠材11の中間で回転軸63の中途を断接可
能に配設される既知の構成の通し軸噛合クラッチであっ
て、チェーン62側に配設されて左右に移動可能な駆動
側クラッチ91が車輪5側で回転軸に固設される負荷側
クラッチ92に接離することによって両者を断接するよ
う構成する。駆動側クラッチ91は、これに連結する制
御部たるハンドル93によって軸方向に連結位置と離脱
位置との間を移動可能に構成されている。ハンドル93
は、補助枠材13と底枠材11の間に介設されるハンド
ル固定枠材14に回転軸93aを介して回転可能に連結
されるもので、先端を第2の伝達棒853の他端853
cと連結して、第2の伝達棒853が底板部1の内部へ
進入する方向へ水平動すると、駆動側クラッチ91を負
荷側クラッチ92から離脱させるように構成する。
【0031】このような免震装置7であると、図7に示
すように、任意方向への一定以上の震動により重錘84
1が転倒することにより、突起842の係合板843が
回動部83を離脱位置へ回動するため、作動部82は回
動部83との係合が外れてバネ854により回動されて
離脱位置に至る。この動作の際に、図6に示すように、
第1の伝達棒851と回動板852を介して第2の伝達
棒853が底板部1の内部へ進入する方向へ水平動し、
図4に示すように、ハンドル93が回動して駆動側クラ
ッチ91を負荷側クラッチ92から離脱させ、回転軸6
3を中途で切断することになる。このため、施錠部64
の動作如何によらず、車輪5に回転軸63の一部のみが
連結する状態として、車輪5の回転に必要なトルクを大
きく減少させて自由に回転させることができ、巨大な震
動下においても移動棚は床面に追随することなく慣性に
よって上部も下部も共にレールR上を移動して、レール
R方向に震動する横揺れに対して転倒などをほぼ完全に
防止することが可能である。また、震動感知機構8を移
動棚の底面近傍に配設することにより、床面Fに最も近
い場所で早くかつ確実に震動を感知することが可能であ
る。また、震動感知機構8は機械部品のみによる簡素な
構成であり、巨大な震動下でも確実にクラッチ9を制御
することが可能であるばかりでなく故障の可能性をも低
減することが可能である。
【0032】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、水平板
811に重錘841に沿って移動棚の移動方向と直交す
る方向に伸びる衝立を突設することによって、重錘の転
倒方向を予めその衝立が伸びる方向に特定して、単に移
動棚が移動しただけで震動感知機構8が働いてしまうよ
うな誤動作を有効に防止することができる。また、震動
感知機構8は、本実施形態の構成に限定されるものでは
なく、重錘を下方に垂下させて配設するなど、他の機械
構成によるものや、電気的な構成のものとすることも可
能である。また、本発明は、震動感知機構8を底面近傍
以外に配置することを妨げるものではない。さらに、感
知部84は重錘841が下向きとなるように取り付けて
使用することも可能である。
【0033】<第2実施形態>次に、本発明の他の実施
形態を、図8〜図16を参照して説明する。
【0034】この実施形態は、その基本的原理及び構造
において前記第1実施形態と同様のものであるが、より
迅速かつ的確に震動を検知して免震状態に移行するた
め、また製造上の便宜を図るために、随所に工夫が凝ら
してある。
【0035】先ず、この免震装置107が適用される移
動棚は前記実施形態に準じた構造体を構成すべく、図8
に示すように、ベース部100Aと、このベース部10
0Aの上方に載置される本体部100Bとから構成され
る。ベース部100Aは、図9及び図10に示すよう
に、内向コ字形をなす対をなす長辺側の底枠材111及
び短辺側の底枠材112を枠体状に組み付け、適宜部位
を複数の補強枠材113により連結した構造からなるも
ので、内部に扁平な空間を形成し、その空間に後述する
免震装置7等の機構部品を組み込んでいる。車輪105
は、前記空間内において車軸151に軸着され、この車
軸151は補強枠材113の下面に固設した車軸受11
3aに前後回転可能に軸支されて、補強枠材113の下
方に施設したレールr上を転動し得るようになってい
る。前後いずれか一方の車輪105は、車軸151が左
右共通のものであり、外部からの動力を伝える駆動車軸
152を構成している。そして、このベース部100A
上の9箇所に平面視矩形状の支柱装入穴100aを開設
している。一方、本体部100Bは、前記支柱装入穴1
00aに下端を装入して立設される支柱122と、ベー
ス部100Aの短辺側の少なくとも一方に立設される側
板部102と、これら支柱122及び側板部102の上
端部に冠設される図示しない頂板とを具備してなり、適
宜の位置に棚板を載架できるようになっている。
【0036】そして、この移動棚を駆動する駆動機構1
06も、前記実施形態と同様、一方の側板102(図1
0参照)の上方に駆動部たる施錠機構付きの手動ハンド
ルを配設し、その手動操作力を伝達部たるチェーン16
2により伝達して、回転軸163に伝達するように構成
される。回転軸163は、ベース部100Aの内部空間
に配設されて、補強枠材113に回転可能に軸支されて
るもので、端部を底枠材112を貫通して外部に延出さ
せ、その延出端に固定したスプロケット163aを介し
てチェーン162と連結しているとともに、この回転軸
163の反延出端側に別異のスプロケット163bを固
設して、このスプロケット163bと、駆動車軸152
に固設したスプロケット152aとをチェーン163c
により連結している。
【0037】つまり、本実施形態の駆動機構106も、
施錠つまみを解錠位置にして手動ハンドルを手動で回転
させると、このトルクがチェーン162、回転軸163
及びチェーン163cを介し駆動車軸152に伝達され
て車輪105を回転させ、移動棚がレールr上を移動す
る。移動棚を押すことによっても、車輪105が手動ハ
ンドル、チェーン162、回転軸163、チェーン16
3cを引きずりながら回転して移動させることができ
る。一方、施錠つまみを施錠位置にすると、手動ハンド
ルは回転できず、また移動棚を押しても手動ハンドルが
共に回転できないため、車輪105も回転できずに移動
棚は固定されるようになっている。
【0038】このような移動棚の構成を前提として、本
実施形態では、前記ベース部100Aに駆動機構106
を断接する免震装置107を配設し、大きな震動を感知
した際に駆動機構106の構成要素である回転軸163
を中途で切断して車輪105を解放するようにしてい
る。
【0039】免震装置107は、一定以上の震動によっ
て作動する震動感知機構108と、駆動機構106の回
転軸163の中途に設けられて回転軸163を選択的に
断接するクラッチ109とにより構成される。
【0040】震動感知機構108は、横断面上向コ字形
のブラケット108aの左右両端を前記補強桟113に
支持させてベース部100Aの内部空間に配設したもの
で、前記実施形態に比べてより床面に近い配置を実現し
ているものである。具体的にこの震動感知機構108
は、図11及び図12に示すように、本体ケース181
と、この本体ケース181に回動可能に軸支される作動
部182と、前記本体ケース181に回動可能に軸支さ
れて作動部182と選択的に係合する回動部183と、
震動によってこの回動部183を回動させる感知部18
4と、作動部182の回動動作を利用してクラッチ10
9を断接する制御部193とにより構成される。本体ケ
ース181は、断面下向きコ字形のもので、回動部18
3が収容される下層空間と、作動部182が収容される
上層空間とを連設している。作動部182は、短冊状の
もので、一端を本体ケース181の上層空間の側壁に作
動部軸182aを介して軸支されるとともに、鉛直な連
結位置と傾斜した離脱位置との間を回動し得るようにな
っている。この作動部182の中央付近には、制御部1
93と係合する係合孔182bが穿設してある。回動部
183は、チャンネル材の頂版の一部を切り欠いた形状
をなす扁平なもので、前記本体ケース181の下層空間
に配設され、中間部の側壁を本体ケース181の側壁に
水平な回動部軸183aを介して軸支され、全体が前記
回動部軸183aを支点にして本体ケース181内で回
動し得るようになっている。この回動部183の頂版部
が切り欠かれた部位の先端には係合ピン183bが水平
に横架され、回動部183が水平な姿勢にあるときにそ
の係合ピン183bが鉛直姿勢をとる作動部182の先
端182cに係合し、回動部183が一方向へ一定角度
以上傾斜したときにその係合が解除されるように設定し
ている。感知部184は、揺動軸184aと、この揺動
軸184aの上端部、中間部及び下端部にそれぞれ固設
した重錘184b、拡径部184c及び円盤形係合板1
84dとを備えている。そして、拡径部184cの下面
をケース本体181の頂版部に添設し、その状態で本体
ケース181の頂版部に設けた開口181a及び回動部
183の頂版部に設けた開口183cにそれぞれ前記遊
動軸184aを遊嵌させ、その貫通端に前記係合板18
4dを配設している。つまり、拡径部184cがケース
本体181の頂版部に添設した状態で揺動軸184aが
重錘184bの共働作用により首振り運動を行ったとき
に、係合板184dが回動部183の頂版部下面を上方
に付勢し、これを傾斜させるようになっている。なお、
図において184eは重錘184bの挙動範囲を規制す
るリングである。
【0041】一方、クラッチ109は、図11〜図14
に示すように、回転軸163の外周に一体回転可能で且
つスライド可能に外嵌された駆動側クラッチ要素191
と、一端部に前記チェーン163cに噛合するスプロケ
ット163bが固設されるとともに負荷側に配設されて
回転軸163の外周に空転自在に外嵌された負荷側クラ
ッチ要素192とを具備してなる。両クラッチ要素19
1、192の対向位置には、円周方向に沿って山と谷が
連続する鋸歯状の噛合部191a、192aが形成さ
れ、それら噛合部191a、192aの山と谷を相互に
噛合させて動力を伝達できるようになっている。そし
て、駆動側クラッチ要素191を、制御部193によっ
て軸方向に連結位置と離脱位置の間を移動させ得るよう
にしている。制御部193は、前記両クラッチ要素19
1、192の間に介設されて駆動側クラッチ要素191
を負荷側クラッチ要素192から離反する方向へ付勢す
る圧縮コイルバネ193aと、前記駆動側クラッチ要素
191の隣接位置において回転軸163に軸方向及び円
周方向移動自在に外嵌されその外周部における左右2箇
所に切欠193b1 が形成された中間部材193bと、
この中間部材193bの更に隣接位置において前記回転
軸163に回転自在且つ軸方向移動不能に外嵌された足
場部材193cと、中間部材193bの切欠193b1
内に爪193d1を挿入した状態で連結位置と離脱位置
の間で回動可能に蝶着されたハンドル193dと、この
ハンドル193dの所定の回動半径上の点と前記作動部
182の係合孔182bとを連結するリンクメンバ19
3eとを具備してなる。すなわち、ハンドル193dが
図15に示す離脱位置にあるときは、その爪193d1
の先端は足場部材193cに最も接近した位置にあるた
め、駆動側クラッチ要素191及び中間部材193bは
圧縮コイルバネ193aの反発力によって負荷側クラッ
チ要素192から離反する方向に付勢され、その爪19
3d1 を中間部材193bの切欠193b1 内に受け入
れる位置までスライドして、その結果負荷側クラッチ1
92との噛合状態を解除する。この状態では、回転軸1
63に対して負荷側クラッチ要素192が空転自在であ
るため、スプロケット163bやチェーン163cの動
きと、回転軸163の動きとは全く無関係となる。一
方、ハンドル193dが図16に示す連結位置にまで回
動して保持されると、ハンドル193dの爪193d1
の先端が前記足場部材193cに対して反対側にせり出
し、その先端で足場部材193cを足場にして中間部材
193bを付勢するので、これにより駆動側クラッチ要
素191が負荷側クラッチ要素192と噛合する連結位
置にまでスライド移動する。このため、負荷側クラッチ
要素192は駆動側クラッチ要素191を介して回転軸
163と一体回転可能に連結される。
【0042】そして、かかるハンドル193の起倒状態
は、ベース100A内に敷設した牽引用のワイヤ195
と、前述した震動感知機構108の作動部182とによ
って与えられる。すなわち、ハンドル193dの回動支
点mから変位した部位と、作動部102の係合孔182
bとは、前述したようにリンクメンバ193eで連結し
てあり、かつワイヤ195はこのハンドル193eを図
16に示す連結位置方向に牽引し得るように構成されて
いて、ハンドル193eを連結位置に保持すると、リン
クメンバ196によって作動部182が図12に想像線
で示す傾斜位置から同図中実線で示す垂下位置にまで回
動し、その先端182cに形成したカム面182c1
水平な姿勢にある回動部183のピン183bに係合す
るようになっている。ハンドル193dはクラッチ10
9の圧縮コイルバネ193aからそれを離脱位置に移動
させようとする付勢力が常に働いているため、作動部1
82はピン183bに弾性的に係合した状態を保持され
る。その際、必要なら作動部182をねじりコイルばね
等で同方向に弾性付勢しておいてもよい。
【0043】このような免震装置107であると、一定
以上の震動で重錘184bが図12に想像線で示すよう
に転倒したときに、揺動軸184aの係合板184dが
回動部183を持ち上げて傾斜させるため、回動部18
3のピン183bが作動部182から外れる。そして、
これにより作動部182を連結位置に保持していた力、
つまり、駆動側クラッチ要素191を負荷側クラッチ要
素192に噛合させていた力が消失し、作動部182、
リンクメンバ193e及びハンドル193dの回動動作
と、駆動側クラッチ191及び中間部材193bのスラ
イド動作とが同時に起こって、駆動側クラッチ191が
負荷側クラッチ192から離脱し、回転軸163を中途
で切断することになる。そして、施錠部の動作如何によ
らず、車輪105にチェーン163c、スプロケット1
63b及び負荷側クラッチ要素192のみが連結した状
態となり、車輪105の回転に必要なトルクを大きく減
少させて自由に回転させ得ることになる。このため、巨
大な震動下においても移動棚は床面に追随することなく
慣性によって上部も下部も共にレールr上を移動して、
レールr方向に震動する横揺れに対して転倒などをほぼ
完全に防止することが可能となる。
【0044】特に、本実施形態の震動感知機構108
は、感知部184を含めた各機構部品を全て移動棚のベ
ース部100A内に組み込んでおり、前記実施形態に比
べて更に床面Fに近い位置で震動を感知することができ
るため、地震等の発生後、一層迅速、確実に免震機能を
働かせて転倒防止を図ることが可能となる。また、この
ように震動感知機構8を全てベース100A内に組み込
んでいると、前記実施形態のように一部の機構部品を側
板部2に組み込んでいる場合に比べて、免震装置を備え
ていない移動棚との間でベース100Aの上方に載置さ
れる本体部100Bを共用することができるため、移動
棚の仕様を異ならせても製造コストを有効に削減するこ
とが可能となる。なお、これらの効果を実現するにあた
り、上下に嵩張り易い感知部184と作動部182とを
並列に配置する構成や、震動感知部184と作動部18
2を接続する回動部183の形状を扁平にする構成が大
きく奏効しているのは言うまでもない。さらに、本実施
形態のクラッチ109は、互いに接離して動力の断接切
換えを行うクラッチ要素191、192が、鋸歯状の噛
合部191a、192aにおいて噛合するものであるた
め、ワイヤ195を牽引して免震装置7をリセットする
場合に、最大でもその鋸歯のピッチ分だけ移動棚をずら
せばリセットを完了でき、使い勝手の良好なものとな
る。特に、両クラッチ要素191、192の噛合部19
1a、192aをこのような鋸歯状にしておくと、解離
する際の歯同士の蹴り合いがクラッチ解除をより速やか
に行わせる作用を営むものとなる。また、そのリセット
をワイヤ195によって行うようにしており、引き回し
に高い自由度が得られるため、このワイヤ195を操作
する図示しない操作レバーを最良の操作位置に配設して
おくことができる。さらにまた、本実施形態は、感知部
184の周囲にリング184eを配設して揺れの範囲を
規制しているため、感知部184が必要以上に傾倒した
際の不具合、つまり、係合板184d等が周囲に引っ掛
かってリセット不能となる不具合を有効に防止すること
ができる。
【0045】なお、各部の具体的な構成は、以上説明し
た実施形態のものに限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す一部破断した正面図
【図2】同実施形態の駆動機構を示す一部破断した正面
図。
【図3】同実施形態の駆動機構を示す側面図。
【図4】同実施形態の駆動機構を示す平断面図。
【図5】同実施形態の免震装置の一部を示す斜視図。
【図6】同実施形態の免震装置の一部を示す正断面図
【図7】同実施形態の免震装置の一部を示す図6中A−
A線に沿う断面図。
【図8】本発明の他の実施形態を分解して示す斜視図。
【図9】同実施形態のベース部の平面図。
【図10】同実施形態のベース部の一部省略した正面
図。
【図11】同実施形態の免震装置の要部を示す平面図。
【図12】同実施形態の免震装置の要部を示す一部破断
した正面図。
【図13】同実施形態のクラッチを示す断面図。
【図14】同実施形態のクラッチを断接する制御部の概
要を示す図。
【図15】同実施形態の制御部の作用説明図。
【図16】同実施形態の制御部の作用説明図。
【符号の説明】
1a…底面 5、105…車輪 6、106…駆動機構 7、107…免震装置 8、108…震動感知機構 9、109…クラッチ 51、151…車軸 61…駆動部(手動ハンドル) 62、162…伝達部(チェーン) 63、163…回転軸 82、182…作動部 83、183…回動部 84、184…感知部 93…制御部(ハンドル) 100A…ベース部 100B…本体部 184b、841…重錘 184d、843…下端(係合板) 184e…リング 191…駆動側クラッチ要素 191a…噛合部 192…負荷側クラッチ要素 192a…噛合部 193…制御部 195…牽引用ワイヤ 612…駆動軸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動軸を回転駆動する駆動部と、前記駆動
    部の駆動軸に連結して駆動軸の回転を伝達する伝達部
    と、該伝達部に連結して回転駆動される回転軸と、該回
    転軸に連結する車軸を軸にして回転駆動されてレール上
    を走行する車輪とにより構成される駆動機構を具備して
    なる移動棚の免震装置であって、 一定以上の震動により作動部が連結位置から離脱位置へ
    移動する震動感知機構と、前記回転軸の中途に配設され
    て制御部により前記回転軸を選択的に接離するクラッチ
    とを具備してなり、該クラッチの制御部を前記作動部に
    連結して、定常状態では前記作動部が連結位置に位置し
    て前記クラッチを接続するとともに、一定以上の震動に
    よって震動感知機構の作動部が離脱位置に移動して前記
    クラッチを離脱するよう構成してなることを特徴とする
    移動棚の免震装置。
  2. 【請求項2】前記震動感知機構が、移動棚の底面近傍に
    配設されてなることを特徴とする請求項1記載の移動棚
    の免震装置。
  3. 【請求項3】移動棚が、ベース部と、このベース部上に
    載置される本体部とから構成されており、震動感知機構
    がそのベース部内に収容されていることを特徴とする請
    求項2記載の移動棚の免震装置。
  4. 【請求項4】前記震動感知機構が、連結位置から離脱位
    置の方向へ弾性付勢されてなる作動部と、該作動部と連
    結位置で係合してなるとともに回動可能に軸支されてな
    る回動部と、震動を感知して該回動部を連結位置から回
    動する感知部とを具備してなり、一定以上の震動により
    前記回動部が回動して前記作動部との係合が外れ、前記
    作動部が連結位置から離脱位置に移動するよう構成して
    なることを特徴とする請求項1、2または3記載の移動
    棚の免震装置。
  5. 【請求項5】前記感知部が、下端で前記回動部と係合し
    てなる重錘であって、該重錘の近傍に配設される衝立に
    よって震動可能な方向を移動棚の移動方向と直交する方
    向に限定されてなることを特徴とする請求項4記載の移
    動棚の免震装置。
  6. 【請求項6】重錘の周囲に、該重錘の揺動範囲を規制す
    るリングを配置していることを特徴とする請求項4記載
    の移動棚の免震装置。
  7. 【請求項7】クラッチが、負荷側クラッチ要素と、この
    負荷側クラッチ要素に対して接離動作を行う駆動側クラ
    ッチ要素とから構成され、両クラッチ要素の対向面に円
    周方向に沿って鋸歯状の噛合部が形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の移動棚の免震装置。
  8. 【請求項8】駆動側クラッチ要素を負荷側クラッチ要素
    に接続する動作を、牽引用ワイヤを通じて行うようにし
    ていることを特徴とする請求項7記載の移動棚の免震装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5052356U (ja) * 1973-09-14 1975-05-20
JPH0427395U (ja) * 1990-02-20 1992-03-04
JPH06263216A (ja) * 1993-03-15 1994-09-20 Kongo Kk 免震移動棚装置

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