JPH09261620A - 監視装置 - Google Patents
監視装置Info
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- JPH09261620A JPH09261620A JP6843196A JP6843196A JPH09261620A JP H09261620 A JPH09261620 A JP H09261620A JP 6843196 A JP6843196 A JP 6843196A JP 6843196 A JP6843196 A JP 6843196A JP H09261620 A JPH09261620 A JP H09261620A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のナンバープレート情報に従って、記
録された画像信号の中から所望の画像信号を検索し、ナ
ンバープレートに基づく自動車の監視を行う監視装置を
提供する。 【解決手段】 自動車の通行領域に設けられたカメラ1a
からの画像信号に基づいてナンバー認識装置3にて、撮
像した自動車のナンバープレート情報を認識する。カメ
ラ1a,自動車の通行領域外に設られたカメラ1b, 1cから
の画像信号を、圧縮/伸長部23にて圧縮した後に画像記
録部24に記録する。また、記録した画像信号から所望の
画像信号を検索する際に使用する、各画像信号に対応し
た検索情報を検索情報記録部25に記録する。ナンバー認
識装置3にて認識したナンバープレート情報を、検索情
報として検索情報記録部25に追加記録する。このナンバ
ープレート情報に基づいて、画像記録部24での所望の画
像信号を検索する。
録された画像信号の中から所望の画像信号を検索し、ナ
ンバープレートに基づく自動車の監視を行う監視装置を
提供する。 【解決手段】 自動車の通行領域に設けられたカメラ1a
からの画像信号に基づいてナンバー認識装置3にて、撮
像した自動車のナンバープレート情報を認識する。カメ
ラ1a,自動車の通行領域外に設られたカメラ1b, 1cから
の画像信号を、圧縮/伸長部23にて圧縮した後に画像記
録部24に記録する。また、記録した画像信号から所望の
画像信号を検索する際に使用する、各画像信号に対応し
た検索情報を検索情報記録部25に記録する。ナンバー認
識装置3にて認識したナンバープレート情報を、検索情
報として検索情報記録部25に追加記録する。このナンバ
ープレート情報に基づいて、画像記録部24での所望の画
像信号を検索する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視対象域を撮像
するカメラからの画像信号を入力して記録し、記録した
画像信号から所望の画像信号を撮影時の情報に従って検
索する監視装置に関し、特に、自動車の監視に有効な監
視装置に関するものである。
するカメラからの画像信号を入力して記録し、記録した
画像信号から所望の画像信号を撮影時の情報に従って検
索する監視装置に関し、特に、自動車の監視に有効な監
視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】監視対象場所に設置したカメラからの撮
影画像信号を入力して、その入力信号を記録媒体に記録
し、記録しておいた所望の画像信号を検索し、必要に応
じて検索した画像信号に応じた撮影画像を表示して、店
舗,事務所,住宅等の様々な場所における監視を行って
その安全性を図る監視装置がある。このような監視装置
は、金融機関,コンビニエンスストアでの店舗内の監視
用、現金自動支払機の監視用、鉄道機関における利用客
の監視用、高速道路の料金支払所での監視用、集合住宅
の入口での来客者,不審者の監視用等、現代社会の多方
面な用途に利用されている。
影画像信号を入力して、その入力信号を記録媒体に記録
し、記録しておいた所望の画像信号を検索し、必要に応
じて検索した画像信号に応じた撮影画像を表示して、店
舗,事務所,住宅等の様々な場所における監視を行って
その安全性を図る監視装置がある。このような監視装置
は、金融機関,コンビニエンスストアでの店舗内の監視
用、現金自動支払機の監視用、鉄道機関における利用客
の監視用、高速道路の料金支払所での監視用、集合住宅
の入口での来客者,不審者の監視用等、現代社会の多方
面な用途に利用されている。
【0003】この種の監視装置の画像信号を記録する記
録装置にあっては、従来のタイムラプスVCRに代わっ
て、ハードディスクを用いるシステムが採用されつつあ
る。このハードディスクを用いるシステムは、タイムラ
プスVCRと比べて、頻繁なアクセスに伴う録画の画像
劣化が少ない、長時間使用時におけるヘッドの磨耗がな
い、GUI(グラフィカルユーザインターフェース)に
より操作が簡単である等の点で優れている。
録装置にあっては、従来のタイムラプスVCRに代わっ
て、ハードディスクを用いるシステムが採用されつつあ
る。このハードディスクを用いるシステムは、タイムラ
プスVCRと比べて、頻繁なアクセスに伴う録画の画像
劣化が少ない、長時間使用時におけるヘッドの磨耗がな
い、GUI(グラフィカルユーザインターフェース)に
より操作が簡単である等の点で優れている。
【0004】また、更なる監視強化,保安性の向上を図
るために、複数のカメラを設置し、これらの複数のカメ
ラからの入力画像信号を切り替えて記録するようにした
監視装置が開発されている。このようなタイプの監視装
置では、各カメラの近傍に設置したセンサからの異常な
状態を示すアラーム入力のタイミングに合わせてそのカ
メラからの入力画像信号の記録を開始する、または、所
定の時間間隔にて間欠的に入力画像信号の記録を行う等
の記録プログラムが設定されており、その設定プログラ
ムに従って記録処理が行われる。
るために、複数のカメラを設置し、これらの複数のカメ
ラからの入力画像信号を切り替えて記録するようにした
監視装置が開発されている。このようなタイプの監視装
置では、各カメラの近傍に設置したセンサからの異常な
状態を示すアラーム入力のタイミングに合わせてそのカ
メラからの入力画像信号の記録を開始する、または、所
定の時間間隔にて間欠的に入力画像信号の記録を行う等
の記録プログラムが設定されており、その設定プログラ
ムに従って記録処理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホテル,大
型店舗などの駐車場の出入口における自動車の出入の管
理についても無人化が進められており、このような自動
車の管理にも上述したような監視装置の適用が考えられ
る。自動車を管理する場合、ナンバープレートはそれぞ
れの自動車にとって固有の情報であるので、自動車の
色,型等によって管理するよりナンバープレートにて管
理する方が、管理精度が高くなることは言うまでもな
い。また、受け付けを通らずに直接に自動車から部屋に
入るようなシステムのホテルの場合には、ナンバープレ
ートにて顧客管理が行われていることが多い。このよう
な情勢により、駐車場等への不審車の出入のチェックも
含んだ自動車の監視をナンバープレートにて行いたいと
いう要求が監視者側に存在する。
型店舗などの駐車場の出入口における自動車の出入の管
理についても無人化が進められており、このような自動
車の管理にも上述したような監視装置の適用が考えられ
る。自動車を管理する場合、ナンバープレートはそれぞ
れの自動車にとって固有の情報であるので、自動車の
色,型等によって管理するよりナンバープレートにて管
理する方が、管理精度が高くなることは言うまでもな
い。また、受け付けを通らずに直接に自動車から部屋に
入るようなシステムのホテルの場合には、ナンバープレ
ートにて顧客管理が行われていることが多い。このよう
な情勢により、駐車場等への不審車の出入のチェックも
含んだ自動車の監視をナンバープレートにて行いたいと
いう要求が監視者側に存在する。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、撮像した自動車の画像信号からナンバープレー
トの情報を認識し、認識したナンバープレートの情報に
従って自動車の監視を行える監視装置を提供することを
目的とする。
であり、撮像した自動車の画像信号からナンバープレー
トの情報を認識し、認識したナンバープレートの情報に
従って自動車の監視を行える監視装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る監視装置
は、監視対象域を撮像するカメラからの画像信号を記録
する画像信号記録手段と、画像信号に関連する情報を記
録する情報記録手段とを備え、該情報記録手段に記録し
た情報に従って、前記画像信号記録手段に記録された複
数の画像信号から所望の画像信号を検索するようにした
監視装置において、カメラにて自動車を撮像した場合に
その画像信号から自動車のナンバープレートの情報を認
識する認識手段を備え、認識したナンバープレートの情
報を前記情報記録手段に記録し、記録したナンバープレ
ートの情報に従って、所望の画像信号を検索するように
構成したことを特徴とする。
は、監視対象域を撮像するカメラからの画像信号を記録
する画像信号記録手段と、画像信号に関連する情報を記
録する情報記録手段とを備え、該情報記録手段に記録し
た情報に従って、前記画像信号記録手段に記録された複
数の画像信号から所望の画像信号を検索するようにした
監視装置において、カメラにて自動車を撮像した場合に
その画像信号から自動車のナンバープレートの情報を認
識する認識手段を備え、認識したナンバープレートの情
報を前記情報記録手段に記録し、記録したナンバープレ
ートの情報に従って、所望の画像信号を検索するように
構成したことを特徴とする。
【0008】請求項2に係る監視装置は、請求項1にお
いて、前記認識手段は時刻を計時するタイマを有し、自
動車を撮像した時刻の情報をナンバープレートの情報と
共に前記情報記録手段に記録するように構成したことを
特徴とする。
いて、前記認識手段は時刻を計時するタイマを有し、自
動車を撮像した時刻の情報をナンバープレートの情報と
共に前記情報記録手段に記録するように構成したことを
特徴とする。
【0009】請求項3に係る監視装置は、請求項2にお
いて、前記認識手段は、自動車を撮像した時刻の情報と
ナンバープレートの情報とを対応付けて記憶する手段を
有することを特徴とする。
いて、前記認識手段は、自動車を撮像した時刻の情報と
ナンバープレートの情報とを対応付けて記憶する手段を
有することを特徴とする。
【0010】請求項4に係る監視装置は、請求項1,2
または3において、前記画像信号記録手段から検索した
画像信号に応じた画像を表示する表示手段を備えること
を特徴とする。
または3において、前記画像信号記録手段から検索した
画像信号に応じた画像を表示する表示手段を備えること
を特徴とする。
【0011】本発明の監視装置では、監視対象域を撮像
するカメラからの画像信号を記録すると共に、記録した
複数の画像信号から所望の画像信号を検索する際に利用
される各種の情報を記録する。カメラにて自動車を撮像
した場合に、その画像信号から自動車のナンバープレー
トの情報を認識する。認識したナンバープレートの情報
を、記録した画像信号を検索する際に利用される各種の
情報の中の1つの情報として記録する。このようにする
と、自動車のナンバープレートの情報を用いて、記録し
た画像信号の中から所望の画像信号を検索することがで
き、この結果、ナンバープレートの情報に従って自動車
の監視を行うことができる。
するカメラからの画像信号を記録すると共に、記録した
複数の画像信号から所望の画像信号を検索する際に利用
される各種の情報を記録する。カメラにて自動車を撮像
した場合に、その画像信号から自動車のナンバープレー
トの情報を認識する。認識したナンバープレートの情報
を、記録した画像信号を検索する際に利用される各種の
情報の中の1つの情報として記録する。このようにする
と、自動車のナンバープレートの情報を用いて、記録し
た画像信号の中から所望の画像信号を検索することがで
き、この結果、ナンバープレートの情報に従って自動車
の監視を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。
示す図面を参照して具体的に説明する。
【0013】図1は、本発明の監視装置の全体構成を示
す模式図である。以下に示す例では、ホテル内を監視す
る場合について説明する。図1において、1a, 1b, 1cは
監視対象の場所に設置された3台のカメラである。カメ
ラ1aは、ホテルの駐車場の入口に設置され、その入口近
傍を自動的に撮像し、得た画像信号を記録再生装置2及
びナンバー認識装置3に出力する。他のカメラ1b, 1c
は、部屋のドアの前,エレベータの前,廊下等のホテル
内に設置されており、設置位置近傍を自動的に撮像し、
得た画像信号を記録再生装置2に出力する。
す模式図である。以下に示す例では、ホテル内を監視す
る場合について説明する。図1において、1a, 1b, 1cは
監視対象の場所に設置された3台のカメラである。カメ
ラ1aは、ホテルの駐車場の入口に設置され、その入口近
傍を自動的に撮像し、得た画像信号を記録再生装置2及
びナンバー認識装置3に出力する。他のカメラ1b, 1c
は、部屋のドアの前,エレベータの前,廊下等のホテル
内に設置されており、設置位置近傍を自動的に撮像し、
得た画像信号を記録再生装置2に出力する。
【0014】ナンバー認識装置3は、入力された画像信
号に基づいて、エッジ検出等の画像処理の手法を用い
て、撮像された自動車のナンバープレートの文字, 数字
を認識し、認識したそれらのナンバー情報を記録再生装
置2に出力する。
号に基づいて、エッジ検出等の画像処理の手法を用い
て、撮像された自動車のナンバープレートの文字, 数字
を認識し、認識したそれらのナンバー情報を記録再生装
置2に出力する。
【0015】記録再生装置2は、入力された画像信号を
内蔵したメモリに記録し、また、必要に応じてその画像
信号を再生してモニタ4に出力する。モニタ4は画像信
号に応じた画像を表示する。記録再生装置2での処理動
作は、使用者のマウス6等の入力装置の操作にて制御さ
れる。
内蔵したメモリに記録し、また、必要に応じてその画像
信号を再生してモニタ4に出力する。モニタ4は画像信
号に応じた画像を表示する。記録再生装置2での処理動
作は、使用者のマウス6等の入力装置の操作にて制御さ
れる。
【0016】また、各カメラ1a, 1b, 1cの近傍には、監
視対象域における所定の状態変化を検知するセンサ5a,
5b, 5cがそれぞれ設置されており、所定の状態変化がお
こったタイミングでアラームを発生して記録再生装置2
に出力する。センサ5aは、駐車場に入場しようとする自
動車を検知した場合にアラームを発生する。また、セン
サ5b, 5cは、例えば、人間が近づいた場合、ドアが開い
た場合、エレベータのボタンを押した場合等のタイミン
グでアラームを発生する。
視対象域における所定の状態変化を検知するセンサ5a,
5b, 5cがそれぞれ設置されており、所定の状態変化がお
こったタイミングでアラームを発生して記録再生装置2
に出力する。センサ5aは、駐車場に入場しようとする自
動車を検知した場合にアラームを発生する。また、セン
サ5b, 5cは、例えば、人間が近づいた場合、ドアが開い
た場合、エレベータのボタンを押した場合等のタイミン
グでアラームを発生する。
【0017】また、図2は図1における記録再生装置2
の内部構成を示すブロック図である。記録再生装置2
は、各カメラ1a, 1b, 1cからの入力アナログ画像信号を
切り替えてディジタル画像信号に変換するカメラ選択・
A/D変換部21と、ディジタル画像信号を一旦格納する
V−RAM22と、画像信号を圧縮するかまたは圧縮され
た画像信号を伸長する圧縮/伸長部23と、圧縮画像信号
を記録する画像記録部24と、画像記録部24に記録された
多量の画像信号から所望の画像信号を検索するための検
索情報(撮像したカメラの種類,カメラの画質,撮影日
時,記録プログラムの種別,自動車のナンバー情報等)
を記録する検索情報記録部25と、マウス6からの指示入
力を受けてカメラ選択・A/D変換部21, V−RAM2
2,圧縮/伸長部23,検索情報記録部25等の動作を制御
する制御部(CPU)26と、制御部26に時計情報を与え
るタイマ27と、ディジタル画像信号をアナログ画像信号
に変換してモニタ4に出力するD/A変換部28とを有す
る。
の内部構成を示すブロック図である。記録再生装置2
は、各カメラ1a, 1b, 1cからの入力アナログ画像信号を
切り替えてディジタル画像信号に変換するカメラ選択・
A/D変換部21と、ディジタル画像信号を一旦格納する
V−RAM22と、画像信号を圧縮するかまたは圧縮され
た画像信号を伸長する圧縮/伸長部23と、圧縮画像信号
を記録する画像記録部24と、画像記録部24に記録された
多量の画像信号から所望の画像信号を検索するための検
索情報(撮像したカメラの種類,カメラの画質,撮影日
時,記録プログラムの種別,自動車のナンバー情報等)
を記録する検索情報記録部25と、マウス6からの指示入
力を受けてカメラ選択・A/D変換部21, V−RAM2
2,圧縮/伸長部23,検索情報記録部25等の動作を制御
する制御部(CPU)26と、制御部26に時計情報を与え
るタイマ27と、ディジタル画像信号をアナログ画像信号
に変換してモニタ4に出力するD/A変換部28とを有す
る。
【0018】次に、動作について説明する。まず、記録
時の動作について説明する。この記録時の場合には、カ
メラからV−RAM22への画像信号入力モード、及び、
圧縮/伸長部23での画像信号圧縮モードに固定されてい
る。記録方法には、タイマ記録とアラーム記録とがあ
る。タイマ記録とは、一定時間間隔にて定期的に各カメ
ラ1a, 1b, 1cからの画像信号を記録する方法である。一
方、アラーム記録とは、各カメラ1a, 1b, 1cに対応して
設けた各センサ5a, 5b, 5cが状況変化を検知してアラー
ムを発した後の所定時間にわたって画像信号を記録する
方法である。
時の動作について説明する。この記録時の場合には、カ
メラからV−RAM22への画像信号入力モード、及び、
圧縮/伸長部23での画像信号圧縮モードに固定されてい
る。記録方法には、タイマ記録とアラーム記録とがあ
る。タイマ記録とは、一定時間間隔にて定期的に各カメ
ラ1a, 1b, 1cからの画像信号を記録する方法である。一
方、アラーム記録とは、各カメラ1a, 1b, 1cに対応して
設けた各センサ5a, 5b, 5cが状況変化を検知してアラー
ムを発した後の所定時間にわたって画像信号を記録する
方法である。
【0019】まず、各センサ5a, 5b, 5cからのアラーム
入力がない通常時の記録動作について説明する。制御部
26に入力されるタイマ27からの基準クロックに従って、
カメラ選択・A/D変換部21にて3個のカメラ1a, 1b,
1cから記録対象のカメラが選択され、選択されたカメラ
からのアナログの画像信号がディジタルの画像信号に変
換される。このディジタル画像信号は、V−RAM22に
一旦格納された後に、圧縮/伸長部23にて圧縮処理を施
され、圧縮された画像信号が画像記録部24に記録され
る。
入力がない通常時の記録動作について説明する。制御部
26に入力されるタイマ27からの基準クロックに従って、
カメラ選択・A/D変換部21にて3個のカメラ1a, 1b,
1cから記録対象のカメラが選択され、選択されたカメラ
からのアナログの画像信号がディジタルの画像信号に変
換される。このディジタル画像信号は、V−RAM22に
一旦格納された後に、圧縮/伸長部23にて圧縮処理を施
され、圧縮された画像信号が画像記録部24に記録され
る。
【0020】一方、センサ5a, 5b, 5cの何れかのセンサ
が状況変化を検知して、アラームが制御部26に入力され
た場合には、アラームを発したセンサに対応するカメラ
が所定時間にわたって選択され、選択されたカメラから
のアナログの画像信号がディジタルの画像信号に変換さ
れる。このディジタル画像信号は、V−RAM22に一旦
格納された後に、圧縮/伸長部23にて圧縮処理を施さ
れ、圧縮された画像信号が画像記録部24に記録される。
が状況変化を検知して、アラームが制御部26に入力され
た場合には、アラームを発したセンサに対応するカメラ
が所定時間にわたって選択され、選択されたカメラから
のアナログの画像信号がディジタルの画像信号に変換さ
れる。このディジタル画像信号は、V−RAM22に一旦
格納された後に、圧縮/伸長部23にて圧縮処理を施さ
れ、圧縮された画像信号が画像記録部24に記録される。
【0021】画像記録部24に記録されるそれぞれの画像
信号に対して、それらの画像信号を検索する際に必要な
検索情報が検索情報記録部25に記録される。この検索情
報には、撮影時の状況等を示す撮影条件,撮像の結果得
られた画像情報等がある。撮影条件による検索情報とし
ては、例えば、カメラの種類(どのカメラにて撮像され
たか)を示す情報、カメラの画質(高画質,中画質,低
画質の何れか)を示す情報,撮影日時(撮影時の具体的
な日時)を示す情報,記録プログラムの種別(タイマ記
録かアラーム記録か)を示す情報等がある。
信号に対して、それらの画像信号を検索する際に必要な
検索情報が検索情報記録部25に記録される。この検索情
報には、撮影時の状況等を示す撮影条件,撮像の結果得
られた画像情報等がある。撮影条件による検索情報とし
ては、例えば、カメラの種類(どのカメラにて撮像され
たか)を示す情報、カメラの画質(高画質,中画質,低
画質の何れか)を示す情報,撮影日時(撮影時の具体的
な日時)を示す情報,記録プログラムの種別(タイマ記
録かアラーム記録か)を示す情報等がある。
【0022】また、画像情報に伴う検索情報として、撮
像した自動車のナンバー情報が検索情報記録部25に記録
される。この自動車のナンバー情報は、駐車場の入口近
傍を撮像するカメラ1aにて得られる画像信号に基づき、
ナンバー認識装置3で画像認識され、制御部26からの問
い合わせに応じてナンバー認識装置3から記録再生装置
2(制御部26)に入力されて、検索情報記録部25に記録
される。
像した自動車のナンバー情報が検索情報記録部25に記録
される。この自動車のナンバー情報は、駐車場の入口近
傍を撮像するカメラ1aにて得られる画像信号に基づき、
ナンバー認識装置3で画像認識され、制御部26からの問
い合わせに応じてナンバー認識装置3から記録再生装置
2(制御部26)に入力されて、検索情報記録部25に記録
される。
【0023】次に、再生時の動作について説明する。こ
の再生時には、マウス6から再生指示と共に検索情報指
示が制御部26に入力される。入力した検索情報指示に従
い、検索情報記録部25に記録された検索情報を参照し
て、画像記録部24に記録された画像信号から所望の画像
信号が検索される。なお、この場合、カメラからの画像
信号入力禁止及びV−RAM22からの画像信号出力のモ
ードに固定され、圧縮/伸長部23では画像信号伸長モー
ドに固定される。
の再生時には、マウス6から再生指示と共に検索情報指
示が制御部26に入力される。入力した検索情報指示に従
い、検索情報記録部25に記録された検索情報を参照し
て、画像記録部24に記録された画像信号から所望の画像
信号が検索される。なお、この場合、カメラからの画像
信号入力禁止及びV−RAM22からの画像信号出力のモ
ードに固定され、圧縮/伸長部23では画像信号伸長モー
ドに固定される。
【0024】画像記録部24から検索された圧縮画像信号
が圧縮/伸長部23にて伸長処理を施される。復元された
画像信号は、V−RAM22に一旦格納された後、D/A
変換部28にてアナログ画像信号に変換されてモニタ4に
出力され、その画像信号に応じた画像が表示される。
が圧縮/伸長部23にて伸長処理を施される。復元された
画像信号は、V−RAM22に一旦格納された後、D/A
変換部28にてアナログ画像信号に変換されてモニタ4に
出力され、その画像信号に応じた画像が表示される。
【0025】次に、本発明の特徴部分をなす自動車のナ
ンバー情報の認識・ナンバー情報の記録再生装置2への
転送・ナンバー情報に従った画像信号の検索について詳
述する。
ンバー情報の認識・ナンバー情報の記録再生装置2への
転送・ナンバー情報に従った画像信号の検索について詳
述する。
【0026】自動車のナンバー情報を得るためのナンバ
ー認識装置3での認識処理には、画像処理法を用いる。
カメラ1aからの画像信号に基づいて、エッジ検出にてそ
の特徴部分を抽出してナンバープレートを検出し、検出
したナンバープレート中の文字,数字を画像処理により
認識する。この場合、対のエッジを検出して文字または
数字を認識する手法、または、ナンバープレート中の文
字,数字の位置は決まっているのでその位置に画素の固
まりを検出して文字または数字を認識する手法等を採用
できる。このようなナンバー情報の認識処理は、数秒程
度の時間を要する。
ー認識装置3での認識処理には、画像処理法を用いる。
カメラ1aからの画像信号に基づいて、エッジ検出にてそ
の特徴部分を抽出してナンバープレートを検出し、検出
したナンバープレート中の文字,数字を画像処理により
認識する。この場合、対のエッジを検出して文字または
数字を認識する手法、または、ナンバープレート中の文
字,数字の位置は決まっているのでその位置に画素の固
まりを検出して文字または数字を認識する手法等を採用
できる。このようなナンバー情報の認識処理は、数秒程
度の時間を要する。
【0027】ナンバー認識装置3で認識されたナンバー
情報は、記録再生装置2(制御部26)からの問い合わせ
に応じて、記録再生装置2に入力され、検索情報記録部
25の該当する画像信号の検索情報に書き加えられる。以
下、このような処理について説明する。
情報は、記録再生装置2(制御部26)からの問い合わせ
に応じて、記録再生装置2に入力され、検索情報記録部
25の該当する画像信号の検索情報に書き加えられる。以
下、このような処理について説明する。
【0028】図3は、ナンバー認識装置3でのナンバー
認識処理,ナンバー認識装置3・記録再生装置2間の通
信処理,記録再生装置2での記録処理の経時的な関係を
示すタイミングチャートである。この場合の記録モード
はアラーム記録である。
認識処理,ナンバー認識装置3・記録再生装置2間の通
信処理,記録再生装置2での記録処理の経時的な関係を
示すタイミングチャートである。この場合の記録モード
はアラーム記録である。
【0029】カメラ1a用のセンサ5aからアラームが発せ
られると、カメラ1aからの画像信号がナンバー認識装置
3及び記録再生装置2に入力される。ナンバー認識装置
3では、この入力された画像信号に対してナンバー認識
処理が開始される。また、記録再生装置2に入力された
画像信号は、ディジタル化されてV−RAM22に一旦格
納された後に、圧縮/伸長部23にて圧縮処理を施され、
圧縮された画像信号が画像記録部24に記録されると共
に、その画像信号に対応する撮像条件等の検索情報が検
索情報記録部24に記録される。このような記録処理が終
了すると、記録再生装置2(制御部26)からナンバー認
識装置3に対してナンバー情報の問い合わせが行われ
る。しかしながら、このタイミングでは、ナンバー認識
処理が終了していないので、ナンバー認識装置3はNG
を発する。所定時間を経過して再びナンバー情報の問い
合わせが行われるが、この際もナンバー認識処理中であ
って、NGが返送される。
られると、カメラ1aからの画像信号がナンバー認識装置
3及び記録再生装置2に入力される。ナンバー認識装置
3では、この入力された画像信号に対してナンバー認識
処理が開始される。また、記録再生装置2に入力された
画像信号は、ディジタル化されてV−RAM22に一旦格
納された後に、圧縮/伸長部23にて圧縮処理を施され、
圧縮された画像信号が画像記録部24に記録されると共
に、その画像信号に対応する撮像条件等の検索情報が検
索情報記録部24に記録される。このような記録処理が終
了すると、記録再生装置2(制御部26)からナンバー認
識装置3に対してナンバー情報の問い合わせが行われ
る。しかしながら、このタイミングでは、ナンバー認識
処理が終了していないので、ナンバー認識装置3はNG
を発する。所定時間を経過して再びナンバー情報の問い
合わせが行われるが、この際もナンバー認識処理中であ
って、NGが返送される。
【0030】次いで、カメラ1b用のセンサ5bからアラー
ムが発せられると、上記カメラ1aからの画像信号の場合
と同様に、カメラ1bからの画像信号が記録再生装置2に
入力され、圧縮されたディジタル画像信号が画像記録部
24に記録されると共に、その画像信号に対応する撮像条
件等の検索情報が検索情報記録部25に記録される。この
記録処理が終了した後も、定期的に記録再生装置2(制
御部26)からナンバー認識装置3に対してナンバー情報
の問い合わせが行われる。しかし、未だにナンバー認識
処理が終了しておらず、NGが返送されてナンバー情報
は転送されない。
ムが発せられると、上記カメラ1aからの画像信号の場合
と同様に、カメラ1bからの画像信号が記録再生装置2に
入力され、圧縮されたディジタル画像信号が画像記録部
24に記録されると共に、その画像信号に対応する撮像条
件等の検索情報が検索情報記録部25に記録される。この
記録処理が終了した後も、定期的に記録再生装置2(制
御部26)からナンバー認識装置3に対してナンバー情報
の問い合わせが行われる。しかし、未だにナンバー認識
処理が終了しておらず、NGが返送されてナンバー情報
は転送されない。
【0031】更に、再びカメラ1b用のセンサ5bからアラ
ームが発せられると、同様に、カメラ1b由来の圧縮され
たディジタル画像信号が画像記録部24に記録されると共
に、その画像信号に対応する撮像条件等の検索情報が検
索情報記録部24に記録される。この記録処理が行われて
いる間に、ナンバー認識装置3でのナンバー認識処理が
終了する。よって、定期的に記録再生装置2(制御部2
6)からナンバー情報の問い合わせが送られると、ナン
バー認識装置3は、これに応えて、認識したナンバー情
報を記録再生装置2(制御部26)に転送する。そして、
転送されたナンバー情報が検索情報記録部25に記録され
る。
ームが発せられると、同様に、カメラ1b由来の圧縮され
たディジタル画像信号が画像記録部24に記録されると共
に、その画像信号に対応する撮像条件等の検索情報が検
索情報記録部24に記録される。この記録処理が行われて
いる間に、ナンバー認識装置3でのナンバー認識処理が
終了する。よって、定期的に記録再生装置2(制御部2
6)からナンバー情報の問い合わせが送られると、ナン
バー認識装置3は、これに応えて、認識したナンバー情
報を記録再生装置2(制御部26)に転送する。そして、
転送されたナンバー情報が検索情報記録部25に記録され
る。
【0032】次に、記録モードがタイマ記録である場合
について説明する。図4は、タイマ記録である場合の記
録再生装置2(制御部26)からナンバー認識装置3に対
するナンバー情報の問い合わせ状況を示すタイミングチ
ャートである。
について説明する。図4は、タイマ記録である場合の記
録再生装置2(制御部26)からナンバー認識装置3に対
するナンバー情報の問い合わせ状況を示すタイミングチ
ャートである。
【0033】本例では、タイマ記録の記録プログラムと
して、記録タイミングの間隔が最も短い最速記録モード
(図4(a))と、記録タイミングの間隔が中程度であ
る第1間欠記録モード(図4(b))と、記録タイミン
グの間隔が最も長い第2間欠記録モード(図4(c))
との3種類のモードが設定されている。最速記録モード
の場合には、記録処理が継続的に行われるので、ナンバ
ー認識装置3との通信は行われない(図4(a))。一
方、第1間欠記録モードまたは第2間欠記録モードの場
合には、経時的に隣合う2つの記録処理の間の空き時間
を利用して、ナンバー認識装置3との通信(ナンバー情
報の問い合わせ及びナンバー情報の転送)を行う(図4
(b),(c)の△印)。なお、これらの3種類のモー
ドは、マウス6からの指示入力によって、任意に切り換
えられる。
して、記録タイミングの間隔が最も短い最速記録モード
(図4(a))と、記録タイミングの間隔が中程度であ
る第1間欠記録モード(図4(b))と、記録タイミン
グの間隔が最も長い第2間欠記録モード(図4(c))
との3種類のモードが設定されている。最速記録モード
の場合には、記録処理が継続的に行われるので、ナンバ
ー認識装置3との通信は行われない(図4(a))。一
方、第1間欠記録モードまたは第2間欠記録モードの場
合には、経時的に隣合う2つの記録処理の間の空き時間
を利用して、ナンバー認識装置3との通信(ナンバー情
報の問い合わせ及びナンバー情報の転送)を行う(図4
(b),(c)の△印)。なお、これらの3種類のモー
ドは、マウス6からの指示入力によって、任意に切り換
えられる。
【0034】よって、タイマ記録の場合、最速記録モー
ド時には、ナンバー情報が記録再生装置2(制御部26)
に伝送されず、記録プログラムが第1または第2間欠記
録モードに変更された後に、最速記録モード時に得られ
たナンバー情報が問い合わせに応じて記録再生装置2
(制御部26)に伝送される。なお、記録再生装置2(制
御部26)からナンバー認識装置3に問い合わせが生じて
も、ナンバー認識処理が終了していなければ、NGが返
送されてナンバー情報は転送されず、ナンバー認識処理
の終了後の問い合わせに応じてナンバー情報が転送され
ることは、アラーム記録の場合と同様である。
ド時には、ナンバー情報が記録再生装置2(制御部26)
に伝送されず、記録プログラムが第1または第2間欠記
録モードに変更された後に、最速記録モード時に得られ
たナンバー情報が問い合わせに応じて記録再生装置2
(制御部26)に伝送される。なお、記録再生装置2(制
御部26)からナンバー認識装置3に問い合わせが生じて
も、ナンバー認識処理が終了していなければ、NGが返
送されてナンバー情報は転送されず、ナンバー認識処理
の終了後の問い合わせに応じてナンバー情報が転送され
ることは、アラーム記録の場合と同様である。
【0035】ナンバー認識装置3でのナンバー情報の認
識処理は数秒の時間を要するので、以上のような転送方
式を採用しており、検索情報記録部25への検索情報の記
録処理について、ナンバー情報とナンバー情報以外の検
索情報とではタイムラグが生じる。従って、このタイム
ラグを正確に調整できるように、ナンバー認識装置3で
のナンバー認識処理をソフトタイマにて管理している。
識処理は数秒の時間を要するので、以上のような転送方
式を採用しており、検索情報記録部25への検索情報の記
録処理について、ナンバー情報とナンバー情報以外の検
索情報とではタイムラグが生じる。従って、このタイム
ラグを正確に調整できるように、ナンバー認識装置3で
のナンバー認識処理をソフトタイマにて管理している。
【0036】図5,図6は、このソフトタイマでの管理
及びナンバー情報の記録の手順を示すフローチャートで
ある。まず、装置全体の電源がオンされると(ステップ
S1)、ナンバー認識用のソフトタイマをリセットし
(ステップS2)、そのリセット時の実時刻を制御部26
の内部メモリに保存する(ステップS3)。画像信号が
入力されたか否かを判断し(ステップS4)、画像信号
が入力された場合にはその画像信号が自動車の画像に関
するものか否か(カメラ1aからの画像信号であるか否
か)を判断し(ステップS5)、自動車の画像信号であ
る場合にはタイマ記録であるか否かを判断し(ステップ
S6)、タイマ記録である場合には最速記録モードであ
るか否かを判断する(ステップS7)。
及びナンバー情報の記録の手順を示すフローチャートで
ある。まず、装置全体の電源がオンされると(ステップ
S1)、ナンバー認識用のソフトタイマをリセットし
(ステップS2)、そのリセット時の実時刻を制御部26
の内部メモリに保存する(ステップS3)。画像信号が
入力されたか否かを判断し(ステップS4)、画像信号
が入力された場合にはその画像信号が自動車の画像に関
するものか否か(カメラ1aからの画像信号であるか否
か)を判断し(ステップS5)、自動車の画像信号であ
る場合にはタイマ記録であるか否かを判断し(ステップ
S6)、タイマ記録である場合には最速記録モードであ
るか否かを判断する(ステップS7)。
【0037】ステップS4で画像信号が入力されない場
合、ステップS5で画像信号が自動車の画像に関するも
のでない場合(カメラ1b,1cからの画像信号である場
合)、または、ステップS7で最速記録モードである場
合には、ステップS4に処理が戻る。一方、ステップS
6でタイマ記録でない場合(アラーム記録である場
合)、または、ステップS7で最速記録モードでない場
合(第1または第2間欠記録モードである場合)には、
ナンバー認識装置3に上述したような問い合わせを行う
(ステップS8)。ナンバー認識装置3でのナンバー認
識処理が終了しておれば(ステップS9:YES)、ナ
ンバー情報とソフトタイマのタイマ値とをナンバー認識
装置3から入力する(ステップS10)。ナンバー認識処
理が終了していなければ(ステップS9:NO)、ステ
ップS8に戻って問い合わせを再び行う。
合、ステップS5で画像信号が自動車の画像に関するも
のでない場合(カメラ1b,1cからの画像信号である場
合)、または、ステップS7で最速記録モードである場
合には、ステップS4に処理が戻る。一方、ステップS
6でタイマ記録でない場合(アラーム記録である場
合)、または、ステップS7で最速記録モードでない場
合(第1または第2間欠記録モードである場合)には、
ナンバー認識装置3に上述したような問い合わせを行う
(ステップS8)。ナンバー認識装置3でのナンバー認
識処理が終了しておれば(ステップS9:YES)、ナ
ンバー情報とソフトタイマのタイマ値とをナンバー認識
装置3から入力する(ステップS10)。ナンバー認識処
理が終了していなければ(ステップS9:NO)、ステ
ップS8に戻って問い合わせを再び行う。
【0038】次に、保存しておいた実時刻に入力された
タイマ値を加算して、ナンバー情報の入力時刻を計算す
る(ステップS11)。画像信号に対応する時刻情報を検
索情報記録部25から読み出し(ステップS12)、読み出
した時刻が計算した時刻と一致するか否かを判断する
(ステップS13)。一致する場合には、その画像信号に
対応する検索情報としてナンバー情報を検索情報記録部
25に追加記録する(ステップS14)。ステップS13で一
致しない場合には、ステップS12に戻って、次の画像信
号に対応する時刻情報を読み出して、一致するまで、同
様の処理を繰り返す。
タイマ値を加算して、ナンバー情報の入力時刻を計算す
る(ステップS11)。画像信号に対応する時刻情報を検
索情報記録部25から読み出し(ステップS12)、読み出
した時刻が計算した時刻と一致するか否かを判断する
(ステップS13)。一致する場合には、その画像信号に
対応する検索情報としてナンバー情報を検索情報記録部
25に追加記録する(ステップS14)。ステップS13で一
致しない場合には、ステップS12に戻って、次の画像信
号に対応する時刻情報を読み出して、一致するまで、同
様の処理を繰り返す。
【0039】以上のようにして、ナンバー情報が検索情
報の一つとして検索情報記録部25に加えられる。よっ
て、このナンバー情報を検索情報として、ナンバープレ
ートの番号に従って所望の画像信号を画像記録部24から
検索できる。この場合、マウス6から任意のナンバープ
レートの番号を入力すると、その番号に応じた画像信号
を選択できる。そして、選択された画像信号は、圧縮/
伸長部23にて伸長され、V−RAM22に一旦格納された
後、D/A変換部28にてアナログ化され、モニタ4にそ
のナンバープレートの番号を有する自動車の画像が表示
される。
報の一つとして検索情報記録部25に加えられる。よっ
て、このナンバー情報を検索情報として、ナンバープレ
ートの番号に従って所望の画像信号を画像記録部24から
検索できる。この場合、マウス6から任意のナンバープ
レートの番号を入力すると、その番号に応じた画像信号
を選択できる。そして、選択された画像信号は、圧縮/
伸長部23にて伸長され、V−RAM22に一旦格納された
後、D/A変換部28にてアナログ化され、モニタ4にそ
のナンバープレートの番号を有する自動車の画像が表示
される。
【0040】図7は、本発明による監視装置の他の実施
の形態を示すブロック図である。上述した図2に示す構
成の監視装置の場合には、ナンバー認識装置3がタイマ
情報を持っておらず、制御部26のソフトタイマにてその
タイマ情報を管理している。これとは異なり、図7に示
す構成の監視装置の場合には、ナンバー認識装置3内に
タイマを有し、時刻情報を付加したナンバー情報を得る
ようにしている。
の形態を示すブロック図である。上述した図2に示す構
成の監視装置の場合には、ナンバー認識装置3がタイマ
情報を持っておらず、制御部26のソフトタイマにてその
タイマ情報を管理している。これとは異なり、図7に示
す構成の監視装置の場合には、ナンバー認識装置3内に
タイマを有し、時刻情報を付加したナンバー情報を得る
ようにしている。
【0041】図7において、図2と同一または相当する
部分には同じ番号を付して説明を省略する。ナンバー認
識装置3は、カメラ1aからの画像信号に基づいてナンバ
ー情報を認識するナンバー情報認識部31と、計時手段で
あるタイマ32と、タイマ32からの時刻情報の伝送のオン
・オフを制御するスイッチ33と、ナンバー情報及び時刻
情報を一時的に格納するバッファ34とを有する。バッフ
ァ34は、ナンバー情報を格納するナンバーテーブル34a
と時刻情報を格納する時刻テーブル34b とから構成され
ており、ナンバー情報と時刻情報とは一対一で対応付け
られてそれぞれのテーブルに格納される。なお、タイマ
32のリセット・時刻設定は制御部26にて制御される。
部分には同じ番号を付して説明を省略する。ナンバー認
識装置3は、カメラ1aからの画像信号に基づいてナンバ
ー情報を認識するナンバー情報認識部31と、計時手段で
あるタイマ32と、タイマ32からの時刻情報の伝送のオン
・オフを制御するスイッチ33と、ナンバー情報及び時刻
情報を一時的に格納するバッファ34とを有する。バッフ
ァ34は、ナンバー情報を格納するナンバーテーブル34a
と時刻情報を格納する時刻テーブル34b とから構成され
ており、ナンバー情報と時刻情報とは一対一で対応付け
られてそれぞれのテーブルに格納される。なお、タイマ
32のリセット・時刻設定は制御部26にて制御される。
【0042】次に、動作について説明する。カメラ1aが
選択されると、カメラ1aで得られた画像信号がナンバー
認識装置3内のナンバー情報認識部31及びスイッチ33に
出力される。ナンバー情報認識部31は、画像処理により
撮像された自動車のナンバーを認識し、そのナンバー情
報をバッファ34のナンバーテーブル34a に書き込む。ま
た、画像信号が入力されるとスイッチ33はオンとなり、
タイマ32からの時刻情報がバッファ34に伝送されて、バ
ッファ34の時刻テーブル34b にナンバー情報と対応付け
られて書き込まれる。
選択されると、カメラ1aで得られた画像信号がナンバー
認識装置3内のナンバー情報認識部31及びスイッチ33に
出力される。ナンバー情報認識部31は、画像処理により
撮像された自動車のナンバーを認識し、そのナンバー情
報をバッファ34のナンバーテーブル34a に書き込む。ま
た、画像信号が入力されるとスイッチ33はオンとなり、
タイマ32からの時刻情報がバッファ34に伝送されて、バ
ッファ34の時刻テーブル34b にナンバー情報と対応付け
られて書き込まれる。
【0043】バッファ34に格納されたナンバー情報は、
記録再生装置2(制御部26)からの要求に応じて、時刻
情報と共に記録再生装置2(制御部26)に読み出され、
該当する画像信号の検索情報として検索情報記録部25に
追加記録される。この際のバッファ34からのデータの読
み出し方法としては、FIFO(First-In First-Out)
方法でも良いし、制御部26からナンバーテーブル34a の
テーブル番号を指定する方法でも良い。
記録再生装置2(制御部26)からの要求に応じて、時刻
情報と共に記録再生装置2(制御部26)に読み出され、
該当する画像信号の検索情報として検索情報記録部25に
追加記録される。この際のバッファ34からのデータの読
み出し方法としては、FIFO(First-In First-Out)
方法でも良いし、制御部26からナンバーテーブル34a の
テーブル番号を指定する方法でも良い。
【0044】このような実施の形態では、ナンバー認識
装置3内にてナンバー情報にタイマ情報を付加するよう
にしたので、ソフトタイマによる時間管理は不要であ
り、自動車の画像信号を得た正確な時刻の情報を得るこ
とができる。また、認識したナンバー情報を一時的にバ
ッファ34に格納するようにしているので、認識処理後に
直ちにナンバー情報を記録再生装置2(制御部26)に伝
送する必要がなくなり、制御部26による制御に余裕があ
る時間(例えば、画像記録部24及び検索情報記録部25に
おける記録処理が極めて間欠的にしか行われない場合
等)に、複数のナンバー情報を連続して伝送することも
可能となる。このように、記録再生装置2(制御部2
6),ナンバー認識装置3間の通信の自由度を向上させ
ることができる。
装置3内にてナンバー情報にタイマ情報を付加するよう
にしたので、ソフトタイマによる時間管理は不要であ
り、自動車の画像信号を得た正確な時刻の情報を得るこ
とができる。また、認識したナンバー情報を一時的にバ
ッファ34に格納するようにしているので、認識処理後に
直ちにナンバー情報を記録再生装置2(制御部26)に伝
送する必要がなくなり、制御部26による制御に余裕があ
る時間(例えば、画像記録部24及び検索情報記録部25に
おける記録処理が極めて間欠的にしか行われない場合
等)に、複数のナンバー情報を連続して伝送することも
可能となる。このように、記録再生装置2(制御部2
6),ナンバー認識装置3間の通信の自由度を向上させ
ることができる。
【0045】なお、上述した例では、自動車を撮像する
カメラを駐車場の入口に1台だけ設置することとした
が、自動車を撮像するカメラを複数台設けるような場合
にも本発明を適用できる。また、駐車場以外に設置する
カメラの台数を2台としたが、これは例示であり、何台
であっても良いことは言うまでもない。
カメラを駐車場の入口に1台だけ設置することとした
が、自動車を撮像するカメラを複数台設けるような場合
にも本発明を適用できる。また、駐車場以外に設置する
カメラの台数を2台としたが、これは例示であり、何台
であっても良いことは言うまでもない。
【0046】また、本発明の例では、自動車を撮像して
得られた画像信号から自動車のナンバープレートの情報
を認識したが、画像記録部に記録された自動車の圧縮画
像信号、または、該圧縮画像信号に伸長処理を施した画
像信号を用いて自動車のナンバープレートの情報を認識
することも考えられる。
得られた画像信号から自動車のナンバープレートの情報
を認識したが、画像記録部に記録された自動車の圧縮画
像信号、または、該圧縮画像信号に伸長処理を施した画
像信号を用いて自動車のナンバープレートの情報を認識
することも考えられる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の監視装置では、自
動車を撮像して得られた画像信号から自動車のナンバー
プレートの情報を認識し、認識したナンバー情報に従っ
て、記録された多数の画像信号から所望の画像信号を検
索できるので、ナンバープレートに基づく自動車の画像
監視を行えると共に、駐車場においてナンバープレート
による入出管理にも利用できる等、本発明は優れた効果
を奏する。
動車を撮像して得られた画像信号から自動車のナンバー
プレートの情報を認識し、認識したナンバー情報に従っ
て、記録された多数の画像信号から所望の画像信号を検
索できるので、ナンバープレートに基づく自動車の画像
監視を行えると共に、駐車場においてナンバープレート
による入出管理にも利用できる等、本発明は優れた効果
を奏する。
【図1】本発明の監視装置の全体構成を示す模式図であ
る。
る。
【図2】図1における記録再生装置の内部構成を示す構
成図である。
成図である。
【図3】ナンバー認識装置でのナンバー認識処理,ナン
バー認識装置・記録再生装置間の通信処理,記録再生装
置での記録処理の経時的な関係を示すタイミングチャー
トである。
バー認識装置・記録再生装置間の通信処理,記録再生装
置での記録処理の経時的な関係を示すタイミングチャー
トである。
【図4】タイマ記録である場合の記録再生装置からナン
バー認識装置に対するナンバー情報の問い合わせ状況を
示すタイミングチャートである。
バー認識装置に対するナンバー情報の問い合わせ状況を
示すタイミングチャートである。
【図5】ソフトタイマでの管理及びナンバー情報の記録
の手順を示すフローチャートである。
の手順を示すフローチャートである。
【図6】ソフトタイマでの管理及びナンバー情報の記録
の手順を示すフローチャートである。
の手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明による監視装置の他の実施の形態を示す
構成図である。
構成図である。
1a, 1b, 1c カメラ 2 記録再生装置 3 ナンバー認識装置 4 モニタ 5a, 5b, 5c センサ 6 マウス 21 カメラ選択・A/D変換部 22 V−RAM 23 圧縮/伸長部 24 画像記録部 25 検索情報記録部 26 制御部(CPU) 27 タイマ 28 D/A変換部 31 ナンバー情報認識部 32 タイマ 33 スイッチ 34 バッファ 34a ナンバーテーブル 34b 時刻テーブル
Claims (4)
- 【請求項1】 監視対象域を撮像するカメラからの画像
信号を記録する画像信号記録手段と、画像信号に関連す
る情報を記録する情報記録手段とを備え、該情報記録手
段に記録した情報に従って、前記画像信号記録手段に記
録された複数の画像信号から所望の画像信号を検索する
ようにした監視装置において、カメラにて自動車を撮像
した場合にその画像信号から自動車のナンバープレート
の情報を認識する認識手段を備え、認識したナンバープ
レートの情報を前記情報記録手段に記録し、記録したナ
ンバープレートの情報に従って、所望の画像信号を検索
するように構成したことを特徴とする監視装置。 - 【請求項2】 前記認識手段は時刻を計時するタイマを
有し、自動車を撮像した時刻の情報をナンバープレート
の情報と共に前記情報記録手段に記録するように構成し
たことを特徴とする請求項1記載の監視装置。 - 【請求項3】 前記認識手段は、自動車を撮像した時刻
の情報とナンバープレートの情報とを対応付けて記憶す
る手段を有することを特徴とする請求項2記載の監視装
置。 - 【請求項4】 前記画像信号記録手段から検索した画像
信号に応じた画像を表示する表示手段を備えることを特
徴とする請求項1〜3の何れかに記載の監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6843196A JP3244423B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6843196A JP3244423B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09261620A true JPH09261620A (ja) | 1997-10-03 |
JP3244423B2 JP3244423B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=13373516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6843196A Expired - Fee Related JP3244423B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244423B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100696226B1 (ko) * | 2005-01-20 | 2007-03-22 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 차량 감시 방법과 특정 문자 패턴 인식 장치 및 차량 감시시스템 |
JP2013157019A (ja) * | 1999-09-22 | 2013-08-15 | Masanobu Kujirada | 捜索システム及び方法 |
WO2016103792A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 富士通コンポーネント株式会社 | Kvmスイッチ |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP6843196A patent/JP3244423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013157019A (ja) * | 1999-09-22 | 2013-08-15 | Masanobu Kujirada | 捜索システム及び方法 |
KR100696226B1 (ko) * | 2005-01-20 | 2007-03-22 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 차량 감시 방법과 특정 문자 패턴 인식 장치 및 차량 감시시스템 |
WO2016103792A1 (ja) * | 2014-12-22 | 2016-06-30 | 富士通コンポーネント株式会社 | Kvmスイッチ |
US10162428B2 (en) | 2014-12-22 | 2018-12-25 | Fujitsu Component Limited | KVM switch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3244423B2 (ja) | 2002-01-07 |
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---|---|---|---|
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