JP3177411B2 - 監視用画像記録再生装置 - Google Patents
監視用画像記録再生装置Info
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- JP3177411B2 JP3177411B2 JP19087495A JP19087495A JP3177411B2 JP 3177411 B2 JP3177411 B2 JP 3177411B2 JP 19087495 A JP19087495 A JP 19087495A JP 19087495 A JP19087495 A JP 19087495A JP 3177411 B2 JP3177411 B2 JP 3177411B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視対象域を撮像
するカメラからの画像信号を入力して記録し、その画像
信号を再生する監視用画像記録再生装置に関する。
するカメラからの画像信号を入力して記録し、その画像
信号を再生する監視用画像記録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】監視対象場所に設置したカメラからの撮
影画像信号を入力して、その入力信号を記録媒体に記録
し、必要に応じて撮影画像を表示して、店舗，事務所，
住宅などの様々な場所における監視を行ってその安全性
を図る監視用画像記録再生装置がある。このような監視
用画像記録再生装置は、金融機関，コンビニエンススト
アでの店舗内の監視用、現金自動支払機の監視用、鉄道
機関における利用客の監視用、高速道路の料金支払所で
の監視用、集合住宅の入口での来客者，不審者の監視用
など、現代社会の多方面な用途に利用されている。
影画像信号を入力して、その入力信号を記録媒体に記録
し、必要に応じて撮影画像を表示して、店舗，事務所，
住宅などの様々な場所における監視を行ってその安全性
を図る監視用画像記録再生装置がある。このような監視
用画像記録再生装置は、金融機関，コンビニエンススト
アでの店舗内の監視用、現金自動支払機の監視用、鉄道
機関における利用客の監視用、高速道路の料金支払所で
の監視用、集合住宅の入口での来客者，不審者の監視用
など、現代社会の多方面な用途に利用されている。
【０００３】この種の監視用画像記録再生装置にあって
は、従来のタイムラプスＶＣＲに代わって、ハードディ
スクを用いるシステムが採用されつつある。このハード
ディスクを用いるシステムは、タイムラプスＶＣＲと比
べて、頻繁なアクセスに伴う録画の画像劣化が少ない、
長時間使用時におけるヘッドの磨耗がない、ＧＵＩ（グ
ラフィカルユーザインターフェース）により操作が簡単
である等の点で優れている。
は、従来のタイムラプスＶＣＲに代わって、ハードディ
スクを用いるシステムが採用されつつある。このハード
ディスクを用いるシステムは、タイムラプスＶＣＲと比
べて、頻繁なアクセスに伴う録画の画像劣化が少ない、
長時間使用時におけるヘッドの磨耗がない、ＧＵＩ（グ
ラフィカルユーザインターフェース）により操作が簡単
である等の点で優れている。
【０００４】監視用画像記録再生装置にあって、更なる
監視強化，保安性の向上を図るために、複数のカメラを
設置し、これらの複数のカメラからの入力画像信号を切
り替えて記録するようにしたものが開発されている。こ
のようなタイプの監視用画像記録再生装置では、各カメ
ラの近傍に設置したセンサからのアラーム入力のタイミ
ングに合わせてそのカメラからの入力画像信号の記録を
開始する等の記録プログラムが設定されており、その設
定プログラムに従って記録処理が行われる。
監視強化，保安性の向上を図るために、複数のカメラを
設置し、これらの複数のカメラからの入力画像信号を切
り替えて記録するようにしたものが開発されている。こ
のようなタイプの監視用画像記録再生装置では、各カメ
ラの近傍に設置したセンサからのアラーム入力のタイミ
ングに合わせてそのカメラからの入力画像信号の記録を
開始する等の記録プログラムが設定されており、その設
定プログラムに従って記録処理が行われる。
【０００５】ここで、各種センサからのアラーム入力の
自動的な方法として、カメラの設置場所の近傍に人体セ
ンサを設置しておいて人間が近づくと人体センサからア
ラームを入力する方法、ドアに開閉センサを設置してお
いてドアが開くと開閉センサからアラームを入力する方
法、現金自動支払機に利用者がアクセスを開始したタイ
ミングでアラームを入力する方法等が用いられている。
勿論、人間の操作によってアラーム入力を行う方法も可
能である。
自動的な方法として、カメラの設置場所の近傍に人体セ
ンサを設置しておいて人間が近づくと人体センサからア
ラームを入力する方法、ドアに開閉センサを設置してお
いてドアが開くと開閉センサからアラームを入力する方
法、現金自動支払機に利用者がアクセスを開始したタイ
ミングでアラームを入力する方法等が用いられている。
勿論、人間の操作によってアラーム入力を行う方法も可
能である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
アラーム機能と連携させた監視用画像記録再生装置にお
いて、各種のセンサからアラームが入力される場合は、
監視を強化すべき事態となっているときを示しているこ
とが一般的である。よって、センサからアラームが入力
された時点前後の画像信号は重要であり、このアラーム
入力前後の画像をできるだけ早く見たいという要望が監
視者にはある。しかし、従来のシステムでは、この監視
者の要望を満たすようになっていなかった。
アラーム機能と連携させた監視用画像記録再生装置にお
いて、各種のセンサからアラームが入力される場合は、
監視を強化すべき事態となっているときを示しているこ
とが一般的である。よって、センサからアラームが入力
された時点前後の画像信号は重要であり、このアラーム
入力前後の画像をできるだけ早く見たいという要望が監
視者にはある。しかし、従来のシステムでは、この監視
者の要望を満たすようになっていなかった。
【０００７】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、センサからアラームが発せられた際に、そのア
ラーム発生前後の画像を迅速に表示して監視者に見せる
ことができる監視用画像記録再生装置を提供することを
目的とする。
であり、センサからアラームが発せられた際に、そのア
ラーム発生前後の画像を迅速に表示して監視者に見せる
ことができる監視用画像記録再生装置を提供することを
目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る監視用画像
記録再生装置は、監視対象域を撮像する複数のカメラか
らの画像信号を記録し、記録した画像信号を再生する監
視用画像記録再生装置において、前記監視対象域におけ
る所定の状態変化を検知するセンサと、前記複数のカメ
ラのうちの１のカメラからの画像信号を記録し続ける記
録手段と、前記センサにて所定の状態変化を検知した場
合に、その検知時点から所定時間にわたって、前記記録
手段での記録動作を中断し、前記記録手段にて記録され
た画像信号の再生と前記１のカメラからの画像信号の記
録とを交互に行うように制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
記録再生装置は、監視対象域を撮像する複数のカメラか
らの画像信号を記録し、記録した画像信号を再生する監
視用画像記録再生装置において、前記監視対象域におけ
る所定の状態変化を検知するセンサと、前記複数のカメ
ラのうちの１のカメラからの画像信号を記録し続ける記
録手段と、前記センサにて所定の状態変化を検知した場
合に、その検知時点から所定時間にわたって、前記記録
手段での記録動作を中断し、前記記録手段にて記録され
た画像信号の再生と前記１のカメラからの画像信号の記
録とを交互に行うように制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【０００９】本発明の監視用画像記録再生装置では、あ
る１つのカメラからの画像信号を記録し続けておき、他
のカメラは通常記録を行っている。そして、センサから
その１つのカメラに属するセンサからアラームが入力さ
れると、その記録し続ける動作を中断して、記録し続け
た画像信号の再生と通常の記録とを交互に行うようにす
る。このようにすると、アラーム入力後に、そのアラー
ム入力直前の画像を迅速に表示できる。
る１つのカメラからの画像信号を記録し続けておき、他
のカメラは通常記録を行っている。そして、センサから
その１つのカメラに属するセンサからアラームが入力さ
れると、その記録し続ける動作を中断して、記録し続け
た画像信号の再生と通常の記録とを交互に行うようにす
る。このようにすると、アラーム入力後に、そのアラー
ム入力直前の画像を迅速に表示できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
【００１１】図１は、本発明の監視用画像記録再生装置
を用いた全体構成を示す模式図である。図１において、
1a, 1b, 1cは監視対象の場所に設置された３台のカメラ
である。各カメラ1a, 1b, 1cは自動的に撮像し、得た画
像信号を記録再生装置２に出力する。記録再生装置２
は、入力された画像信号を内蔵したメモリに記録し、ま
た、必要に応じてその画像信号を再生してモニタ３に出
力する。モニタ３は画像信号に応じた画像を表示する。
記録再生装置２での処理動作は、使用者のマウス４の操
作にて制御される。また、各カメラ1a, 1b, 1cの近傍に
は、前述したような人間が近づいた場合、ドアが開いた
場合、現金自動支払機を利用者がアクセスした場合等の
タイミングでアラームを発生するセンサ5a, 5b, 5cが設
置されており、各センサ5a, 5b, 5cは発生したアラーム
を記録再生装置２に出力する。
を用いた全体構成を示す模式図である。図１において、
1a, 1b, 1cは監視対象の場所に設置された３台のカメラ
である。各カメラ1a, 1b, 1cは自動的に撮像し、得た画
像信号を記録再生装置２に出力する。記録再生装置２
は、入力された画像信号を内蔵したメモリに記録し、ま
た、必要に応じてその画像信号を再生してモニタ３に出
力する。モニタ３は画像信号に応じた画像を表示する。
記録再生装置２での処理動作は、使用者のマウス４の操
作にて制御される。また、各カメラ1a, 1b, 1cの近傍に
は、前述したような人間が近づいた場合、ドアが開いた
場合、現金自動支払機を利用者がアクセスした場合等の
タイミングでアラームを発生するセンサ5a, 5b, 5cが設
置されており、各センサ5a, 5b, 5cは発生したアラーム
を記録再生装置２に出力する。
【００１２】また、図２は図１における記録再生装置２
の内部構成を示すブロック図である。記録再生装置２
は、各カメラ1a, 1b, 1cからの入力アナログ画像信号を
切り替えてディジタル画像信号に変換するカメラ選択・
Ａ／Ｄ変換部21と、ディジタル画像信号を一旦格納する
Ｖ−ＲＡＭ23と、カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部21からの画
像信号とＶ−ＲＡＭ23からの画像信号との入力を切り替
える画像信号切り替え回路22と、画像信号を圧縮するか
または圧縮された画像信号を伸長する圧縮／伸長部24
と、スイッチ25と、画像信号を記録するレコーディング
メモリ26と、常にある１つのカメラからの画像信号を記
録し続けるプリレコーディングメモリ27と、プリレコー
ディングメモリ27を管理するメモリ管理部28と、カメラ
選択・Ａ／Ｄ変換部21, 画像信号切り替え回路22, 圧縮
／伸長部24, スイッチ25, メモリ管理部28等の動作を制
御する制御部29と、制御部29に基準クロックとしての時
計情報を与えるタイマ30と、ディジタル画像信号をアナ
ログ画像信号に変換してモニタ３に出力するＤ／Ａ変換
部31とを有する。
の内部構成を示すブロック図である。記録再生装置２
は、各カメラ1a, 1b, 1cからの入力アナログ画像信号を
切り替えてディジタル画像信号に変換するカメラ選択・
Ａ／Ｄ変換部21と、ディジタル画像信号を一旦格納する
Ｖ−ＲＡＭ23と、カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部21からの画
像信号とＶ−ＲＡＭ23からの画像信号との入力を切り替
える画像信号切り替え回路22と、画像信号を圧縮するか
または圧縮された画像信号を伸長する圧縮／伸長部24
と、スイッチ25と、画像信号を記録するレコーディング
メモリ26と、常にある１つのカメラからの画像信号を記
録し続けるプリレコーディングメモリ27と、プリレコー
ディングメモリ27を管理するメモリ管理部28と、カメラ
選択・Ａ／Ｄ変換部21, 画像信号切り替え回路22, 圧縮
／伸長部24, スイッチ25, メモリ管理部28等の動作を制
御する制御部29と、制御部29に基準クロックとしての時
計情報を与えるタイマ30と、ディジタル画像信号をアナ
ログ画像信号に変換してモニタ３に出力するＤ／Ａ変換
部31とを有する。
【００１３】次に、動作について説明する。通常記録時
に画像信号を記録し続けるプリレコーディングは、予め
決めておいたある重要な１台のカメラのみに適用する。
本例では、例えばカメラ1aを、プリレコーディング対象
のカメラと設定する。
に画像信号を記録し続けるプリレコーディングは、予め
決めておいたある重要な１台のカメラのみに適用する。
本例では、例えばカメラ1aを、プリレコーディング対象
のカメラと設定する。
【００１４】まず、センサ5aからのアラーム入力がない
通常時の動作について説明する。制御部29に入力される
タイマ30からの基準クロック（図３（ａ））に従って、
カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部21にてプリレコーディング対
象のカメラ1aと選択されたカメラ1b及び／または1cとが
交互に切り替えられる。また、スイッチ25は、プリレコ
ーディング対象外のカメラ1b及び／または1cが記録中で
なければ、プリレコーディングメモリ27側に接続した状
態と開いた状態とが交互に切り替えられ、プリレコーデ
ィング対象外のカメラ1b及び／または1cが記録中であれ
ば、プリレコーディングメモリ27側に接続した状態とレ
コーディングメモリ26側に接続した状態とが交互に切り
替えられる。なお、画像信号切り替え回路22は、常にカ
メラからの画像信号入力及びＶ−ＲＡＭ23への画像信号
入力のモードに固定されており、圧縮／伸長部24は常に
画像信号圧縮モードに固定されている。
通常時の動作について説明する。制御部29に入力される
タイマ30からの基準クロック（図３（ａ））に従って、
カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部21にてプリレコーディング対
象のカメラ1aと選択されたカメラ1b及び／または1cとが
交互に切り替えられる。また、スイッチ25は、プリレコ
ーディング対象外のカメラ1b及び／または1cが記録中で
なければ、プリレコーディングメモリ27側に接続した状
態と開いた状態とが交互に切り替えられ、プリレコーデ
ィング対象外のカメラ1b及び／または1cが記録中であれ
ば、プリレコーディングメモリ27側に接続した状態とレ
コーディングメモリ26側に接続した状態とが交互に切り
替えられる。なお、画像信号切り替え回路22は、常にカ
メラからの画像信号入力及びＶ−ＲＡＭ23への画像信号
入力のモードに固定されており、圧縮／伸長部24は常に
画像信号圧縮モードに固定されている。
【００１５】従って、通常時の場合には、プリレコーデ
ィング対象のカメラ1aから得られたアナログの画像信号
が、カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部21にてディジタル変換さ
れＶ−ＲＡＭ23に一旦格納された後に、圧縮／伸長部24
にて圧縮処理を施され、圧縮された画像信号がスイッチ
25を経てプリレコーディングメモリ27に記録される。ま
た、プリレコーディング対象外のカメラ1b，1cが選択さ
れた場合には、その画像信号が、同様にカメラ選択・Ａ
／Ｄ変換部21にてディジタル変換されＶ−ＲＡＭ23に一
旦格納された後に、圧縮／伸長部24にて圧縮処理を施さ
れ、圧縮された画像信号がスイッチ25を経てレコーディ
ングメモリ26に記録される。
ィング対象のカメラ1aから得られたアナログの画像信号
が、カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部21にてディジタル変換さ
れＶ−ＲＡＭ23に一旦格納された後に、圧縮／伸長部24
にて圧縮処理を施され、圧縮された画像信号がスイッチ
25を経てプリレコーディングメモリ27に記録される。ま
た、プリレコーディング対象外のカメラ1b，1cが選択さ
れた場合には、その画像信号が、同様にカメラ選択・Ａ
／Ｄ変換部21にてディジタル変換されＶ−ＲＡＭ23に一
旦格納された後に、圧縮／伸長部24にて圧縮処理を施さ
れ、圧縮された画像信号がスイッチ25を経てレコーディ
ングメモリ26に記録される。
【００１６】次に、センサから5aからアラームが入力さ
れた場合の動作（アラーム再生・記録動作）について説
明する。図３はこの場合の動作例を示すタイミング図で
ある。この場合には、カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部21にて
プリレコーディング対象のカメラ1aのみが選択される。
監視者により再生指示が制御部29に入力されると、メモ
リ管理部28より再生ポインタを入手する。また、スイッ
チ25では、プリレコーディングメモリ27側に接続した状
態とレコーディングメモリ26側に接続した状態とが交互
に切り替えられ、プリレコーディングメモリ27からの圧
縮画像信号の再生とレコーディングメモリ26への圧縮画
像信号の記録とが交互に切り替えられる。また、画像信
号切り替え回路22では、カメラからの画像信号入力禁止
及びＶ−ＲＡＭ23からの画像信号出力のモードと、カメ
ラからの画像信号入力及びＶ−ＲＡＭ23への画像信号入
力のモードとが交互に切り替えられる。更に、圧縮／伸
長部24では、画像信号伸長モードと画像信号圧縮モード
とが交互に切り替えられる。
れた場合の動作（アラーム再生・記録動作）について説
明する。図３はこの場合の動作例を示すタイミング図で
ある。この場合には、カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部21にて
プリレコーディング対象のカメラ1aのみが選択される。
監視者により再生指示が制御部29に入力されると、メモ
リ管理部28より再生ポインタを入手する。また、スイッ
チ25では、プリレコーディングメモリ27側に接続した状
態とレコーディングメモリ26側に接続した状態とが交互
に切り替えられ、プリレコーディングメモリ27からの圧
縮画像信号の再生とレコーディングメモリ26への圧縮画
像信号の記録とが交互に切り替えられる。また、画像信
号切り替え回路22では、カメラからの画像信号入力禁止
及びＶ−ＲＡＭ23からの画像信号出力のモードと、カメ
ラからの画像信号入力及びＶ−ＲＡＭ23への画像信号入
力のモードとが交互に切り替えられる。更に、圧縮／伸
長部24では、画像信号伸長モードと画像信号圧縮モード
とが交互に切り替えられる。
【００１７】従って、センサから5aからアラームが入力
された場合には、アラーム再生処理、つまり、プリレコ
ーディングメモリ27から圧縮画像信号が再生され、再生
された圧縮画像信号が圧縮／伸長部24にて伸長処理を施
され、復元されたディジタル画像信号が、Ｖ−ＲＡＭ23
に一旦格納された後画像信号切り替え回路22を介してＤ
／Ａ変換部31にてアナログ画像信号に変換されてモニタ
３に出力され、その画像信号に応じた画像が表示される
再生処理と、アラーム記録処理、つまり、プリレコーデ
ィング対象のカメラ1aから得られた画像信号が、カメラ
選択・Ａ／Ｄ変換部21にてディジタル変換されＶ−ＲＡ
Ｍ23に一旦格納された後に、圧縮／伸長部24にて圧縮処
理を施され、圧縮された画像信号がスイッチ25を経てレ
コーディングメモリ26に記録される記録処理とが、交互
に繰り返される。
された場合には、アラーム再生処理、つまり、プリレコ
ーディングメモリ27から圧縮画像信号が再生され、再生
された圧縮画像信号が圧縮／伸長部24にて伸長処理を施
され、復元されたディジタル画像信号が、Ｖ−ＲＡＭ23
に一旦格納された後画像信号切り替え回路22を介してＤ
／Ａ変換部31にてアナログ画像信号に変換されてモニタ
３に出力され、その画像信号に応じた画像が表示される
再生処理と、アラーム記録処理、つまり、プリレコーデ
ィング対象のカメラ1aから得られた画像信号が、カメラ
選択・Ａ／Ｄ変換部21にてディジタル変換されＶ−ＲＡ
Ｍ23に一旦格納された後に、圧縮／伸長部24にて圧縮処
理を施され、圧縮された画像信号がスイッチ25を経てレ
コーディングメモリ26に記録される記録処理とが、交互
に繰り返される。
【００１８】以上のようなアラーム再生処理，アラーム
記録処理が交互に繰り返されている間に、再生ポインタ
が所定の録画ポインタを超えたことをメモリ管理部28が
検出すると、このアラーム再生処理は終了する。その
後、スイッチ25は、レコーディングメモリ26側に接続し
た状態と開いた状態とが交互に切り替えられるようにな
り、レコーディングメモリ26への圧縮画像信号の記録モ
ードのみとなる。また、画像信号切り替え回路22は、カ
メラからの画像信号入力及びＶ−ＲＡＭ23への画像信号
入力のモードに固定し、圧縮／伸長部24は常に画像信号
圧縮モードに固定する。更にその後、所定のアラーム記
録処理時間に達すると、アラーム記録処理も終了して、
通常のカメラ処理の状態に戻る。
記録処理が交互に繰り返されている間に、再生ポインタ
が所定の録画ポインタを超えたことをメモリ管理部28が
検出すると、このアラーム再生処理は終了する。その
後、スイッチ25は、レコーディングメモリ26側に接続し
た状態と開いた状態とが交互に切り替えられるようにな
り、レコーディングメモリ26への圧縮画像信号の記録モ
ードのみとなる。また、画像信号切り替え回路22は、カ
メラからの画像信号入力及びＶ−ＲＡＭ23への画像信号
入力のモードに固定し、圧縮／伸長部24は常に画像信号
圧縮モードに固定する。更にその後、所定のアラーム記
録処理時間に達すると、アラーム記録処理も終了して、
通常のカメラ処理の状態に戻る。
【００１９】従って、所定時間にわたってアラーム再生
処理，アラーム記録処理が交互に行われた後に、先にア
ラーム再生処理は終了し、その後、アラーム記録処理の
みが所定時間にわたって継続される。そして、所定時間
が経過するとアラーム記録処理も終了し、アラーム時に
おけるすべての処理が終了して、元の通常の処理状態に
戻る。
処理，アラーム記録処理が交互に行われた後に、先にア
ラーム再生処理は終了し、その後、アラーム記録処理の
みが所定時間にわたって継続される。そして、所定時間
が経過するとアラーム記録処理も終了し、アラーム時に
おけるすべての処理が終了して、元の通常の処理状態に
戻る。
【００２０】上述した例では、１つのＶ−ＲＡＭ23を圧
縮用／伸長用に使用しているので、Ｖ−ＲＡＭ23からの
画像信号をそのままモニタ３に出力すると、記録画像と
再生画像とが交互に表示されて、見えにくい現象が発生
する。よって、周波数変換用のＶ−ＲＡＭを設け、これ
を利用して画像信号の取込み／停止を行うことにより、
この現象を防止する。
縮用／伸長用に使用しているので、Ｖ−ＲＡＭ23からの
画像信号をそのままモニタ３に出力すると、記録画像と
再生画像とが交互に表示されて、見えにくい現象が発生
する。よって、周波数変換用のＶ−ＲＡＭを設け、これ
を利用して画像信号の取込み／停止を行うことにより、
この現象を防止する。
【００２１】上述の例では、センサ5aからアラームが入
力された場合に、その入力タイミング直後から再生処理
と記録処理とを交互に行うような構成について説明した
が、一定時間毎にこの再生処理と記録処理とを所定時間
にわたって交互に行うように構成することも可能であ
る。この場合、一定時間毎にタイマアラームが制御部29
に入力される。なお、この場合の動作は、再生開始のタ
イミングがセンサ5aからのアラーム入力ではなくタイマ
アラーム入力となるだけであり、センサ5aからのアラー
ム入力に基づく場合の動作と基本的に同じである。
力された場合に、その入力タイミング直後から再生処理
と記録処理とを交互に行うような構成について説明した
が、一定時間毎にこの再生処理と記録処理とを所定時間
にわたって交互に行うように構成することも可能であ
る。この場合、一定時間毎にタイマアラームが制御部29
に入力される。なお、この場合の動作は、再生開始のタ
イミングがセンサ5aからのアラーム入力ではなくタイマ
アラーム入力となるだけであり、センサ5aからのアラー
ム入力に基づく場合の動作と基本的に同じである。
【００２２】なお、上述の例では、アラーム入力時にア
ラーム入力直前の画像を表示する場合について説明した
が、アラーム入力とは無関係に記録した画像信号を再生
して画像を表示することも勿論可能である。このような
通常再生では、監視者がマウス４にて再生指示を制御部
29に入力した場合に、レコーディングメモリ26またはプ
リレコーディングメモリ27から圧縮画像信号が再生さ
れ、再生された圧縮画像信号が圧縮／伸長部24にて伸長
処理を施され、復元された画像信号が、Ｖ−ＲＡＭ23に
一旦格納された後画像信号切り替え回路22を介してＤ／
Ａ変換部31にてアナログ画像信号に変換されてモニタ３
に出力され、その画像信号に応じた画像が表示される。
ラーム入力直前の画像を表示する場合について説明した
が、アラーム入力とは無関係に記録した画像信号を再生
して画像を表示することも勿論可能である。このような
通常再生では、監視者がマウス４にて再生指示を制御部
29に入力した場合に、レコーディングメモリ26またはプ
リレコーディングメモリ27から圧縮画像信号が再生さ
れ、再生された圧縮画像信号が圧縮／伸長部24にて伸長
処理を施され、復元された画像信号が、Ｖ−ＲＡＭ23に
一旦格納された後画像信号切り替え回路22を介してＤ／
Ａ変換部31にてアナログ画像信号に変換されてモニタ３
に出力され、その画像信号に応じた画像が表示される。
【００２３】また、上述した例では、監視者が装置の側
にいて、再生指示入力を行える場合について説明した。
もし監視者が装置の側にいない場合にアラームが発生し
たときには、そのアラーム発生の直前にプリレコーディ
ングメモリ27に記録された画像信号を保存しておいて、
後にその画像信号を再生すれば良い。このような場合、
プリレコーディングメモリ27にはサイクリックに画像信
号の記録を行うこととし、アラームの発生時には、その
アラーム発生の直前の所定時間分の画像信号をレコーデ
ィングメモリ26に記録するような構成にすれば、プリレ
コーディングメモリ27の記録容量が少なくても、アラー
ム発生直前の画像信号を確実に保存できてそれに応じた
画像を監視者に表示できる。
にいて、再生指示入力を行える場合について説明した。
もし監視者が装置の側にいない場合にアラームが発生し
たときには、そのアラーム発生の直前にプリレコーディ
ングメモリ27に記録された画像信号を保存しておいて、
後にその画像信号を再生すれば良い。このような場合、
プリレコーディングメモリ27にはサイクリックに画像信
号の記録を行うこととし、アラームの発生時には、その
アラーム発生の直前の所定時間分の画像信号をレコーデ
ィングメモリ26に記録するような構成にすれば、プリレ
コーディングメモリ27の記録容量が少なくても、アラー
ム発生直前の画像信号を確実に保存できてそれに応じた
画像を監視者に表示できる。
【００２４】なお、上述した例では設置するカメラの台
数を３台としたが、この台数は例示であり、複数のカメ
ラを設置する場合には何台であっても良いことは勿論で
ある。
数を３台としたが、この台数は例示であり、複数のカメ
ラを設置する場合には何台であっても良いことは勿論で
ある。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明の監視用画像記録再
生装置では、アラームが発生したときに、これより以前
に記録しておいた画像信号の再生と、これより後の画像
信号の記録とを交互に行うようにしたので、監視者が見
たいと思っているアラーム発生時前後の監視画像を迅速
に監視者に提供することができる。
生装置では、アラームが発生したときに、これより以前
に記録しておいた画像信号の再生と、これより後の画像
信号の記録とを交互に行うようにしたので、監視者が見
たいと思っているアラーム発生時前後の監視画像を迅速
に監視者に提供することができる。
【図１】本発明の監視用画像記録再生装置を用いた全体
構成を示す模式図である。
構成を示す模式図である。
【図２】図１における記録再生装置の内部構成を示す構
成図である。
成図である。
【図３】本発明のアラーム発生時における動作処理を示
すタイミング図である。
すタイミング図である。
1a, 1b, 1c カメラ ２ 記録再生装置 ３ モニタ ４ マウス 5a, 5b, 5c センサ 21 カメラ選択・Ａ／Ｄ変換部 22 画像信号切り替え回路 23 Ｖ−ＲＡＭ 24 圧縮／伸長部 25 スイッチ 26 レコーディングメモリ 27 プリレコーディングメモリ 28 メモリ管理部 29 制御部 30 タイマ 31 Ｄ／Ａ変換部
Claims (1)
- 【請求項１】 監視対象域を撮像する複数のカメラから
の画像信号を記録し、記録した画像信号を再生する監視
用画像記録再生装置において、前記監視対象域における
所定の状態変化を検知するセンサと、前記複数のカメラ
のうちの１のカメラからの画像信号を記録し続ける記録
手段と、前記センサにて所定の状態変化を検知した場合
に、その検知時点から所定時間にわたって、前記記録手
段での記録動作を中断し、前記記録手段にて記録された
画像信号の再生と前記１のカメラからの画像信号の記録
とを交互に行うように制御する制御手段とを備えること
を特徴とする監視用画像記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19087495A JP3177411B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 監視用画像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19087495A JP3177411B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 監視用画像記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0946634A JPH0946634A (ja) | 1997-02-14 |
| JP3177411B2 true JP3177411B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=16265195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19087495A Expired - Fee Related JP3177411B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 監視用画像記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3177411B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6968294B2 (en) * | 2001-03-15 | 2005-11-22 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Automatic system for monitoring person requiring care and his/her caretaker |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP19087495A patent/JP3177411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0946634A (ja) | 1997-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406 Year of fee payment: 8 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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