JP3396045B2 - 監視カメラ・システムおよびその制御方法 - Google Patents

監視カメラ・システムおよびその制御方法

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JP3396045B2
JP3396045B2 JP32763592A JP32763592A JP3396045B2 JP 3396045 B2 JP3396045 B2 JP 3396045B2 JP 32763592 A JP32763592 A JP 32763592A JP 32763592 A JP32763592 A JP 32763592A JP 3396045 B2 JP3396045 B2 JP 3396045B2
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章 青木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,銀行,コンビニエンス・スト
ア等の主に店舗内に設置される監視カメラ・システムお
よびその制御方法に関する。
【0002】
【背景技術】銀行,コンビニエンス・ストア等の店舗内
に設置されている従来の監視(または防犯)カメラはビ
デオ・カメラが多く,これは店舗内の監視領域の映像を
連続的に撮影しかつ記録するものである。
【0003】何らかの事件が発生したときに警察または
警備会社にその旨が通報される。警察官または警備員が
現場に駆けつけたのちにはじめて監視カメラによって撮
影されかつ記録された映像の検証が開始される。このと
きには事件に関係する人物は既に逃走している。
【0004】したがって,従来の監視カメラ・システム
では,たとえ事件に関係する人物の像が記録されていた
としても,その人物についての迅速な手配ないしは捜査
にあまり役立たない。
【0005】また,従来の監視カメラは上述のようにビ
デオ・カメラであって撮影される映像は動画であるか
ら,必ずしも充分な画質のものを得ることができない。
【0006】
【発明の開示】この発明は,事件発生直後に,事件処理
のための迅速な行動をとることができる監視カメラ・シ
ステムおよびその制御方法を提供することを目的とす
る。
【0007】この発明はまた鮮明な画像情報を得ること
ができるようにすることを目的とする。
【0008】この発明による監視カメラ・システムは,
監視すべき場所を撮影するように調整され,かつ配置さ
れており,与えられる撮影タイミング信号にもとづいて
撮影動作を行ない,画像データを出力する静止画撮影手
段,上記静止画撮影手段から出力された画像データを記
憶する第1の記憶手段,上記第1の記憶手段に記憶され
た画像データをデータ圧縮するデータ圧縮手段,上記デ
ータ圧縮手段から得られる圧縮画像データを記憶する第
2の記憶手段,圧縮画像データを伝送すべき異常の発生
を検知する異常検知手段,上記異常検知手段から出力さ
れる異常検知信号に応答して上記第2の記憶手段に記憶
されている最新の所定駒数の圧縮画像データを伝送する
伝送手段,および上記伝送手段における圧縮画像データ
の伝送中にも,撮影タイミング信号に応答して,撮影動
作を行なわせ,撮影動作により得られる画像データを出
力するように上記静止画撮影手段を制御する撮影制御手
段を備えているものである。
【0009】この発明による監視カメラ・システムの制
御方法は,監視すべき場所を撮影するように調整され,
かつ配置されており,与えられる撮影タイミング信号に
もとづいて撮影動作を行ない,画像データを出力する静
止画撮影手段,上記静止画撮影手段から出力される画像
データを記憶する第1の記憶手段,上記第1の記憶手段
に記憶された画像データをデータ圧縮するデータ圧縮手
段,および上記データ圧縮手段から得られる圧縮画像デ
ータを記憶する第2の記憶手段を備えた監視カメラ・シ
ステムを用い,圧縮画像データを伝送すべき異常の発生
を示す異常検知信号に応答して上記第2の記憶手段に記
憶されている最新の所定駒数の圧縮画像データを通信回
線を通して伝送し,上記圧縮画像データの伝送中にも,
撮影タイミング信号に応答して,撮影動作を行なわせ,
撮影動作により得られる画像データを出力するように上
記静止画撮影手段を制御するものである。
【0010】この発明による監視カメラ・システムが銀
行,コンビニエンス・ストア等の店舗に設置される場合
には,監視カメラは銀行のカウンタ付近,ATMやCD
の設置場所,電子キャッシュ・レジスタの設置場所付
近,特に監視の必要とする商品が陳列されている場所等
を撮影できるように調整されて(焦点距離,露光量,角
度)設置されよう。
【0011】監視カメラによる撮影は最も一般的には一
定時間ごと(たとえば30秒,1分等)に行なわれよう。
すなわち,上記撮影タイミング生成手段は,あらかじめ
定められた一定時間ごとに撮影タイミング信号を発生す
るタイマ手段によって実現される。
【0012】監視カメラによって必要な場合のみ特定場
所の撮影をするようにすることもできる。たとえば,銀
行の店舗内のカウンタのところに人間が来たとき,コン
ビニエンス・ストア等の店舗内の特に高価な商品が陳列
されている場所に人間が来たとき,電子キャッシュ・レ
ジスタを使用したとき等である。
【0013】このために,上記撮影タイミング生成手段
は,上記静止画撮影手段の撮影領域内の所定範囲に人間
が入ったことを検知して撮影タイミング信号を出力する
人間検知器により実現されるか,または電子キャッシュ
・レジスタのドロワの開放を検知して撮影タイミング信
号を出力するドロワ開放検知器により実現されよう。
【0014】このようにすることにより,一定時間ごと
に撮影する場合に比べて,おそらく撮影駒数は減少する
であろう。
【0015】上記記憶手段の容量が多量であれば,撮影
により得られた圧縮画像データのすべてが記憶されよ
う。上記記憶手段の記憶容量に制限がある場合には,記
憶容量一択に記憶されたのちは,古い順に圧縮画像デー
タが消去され,それに代えて最新の圧縮画像データが順
次記憶されていくことになるであろう。
【0016】異常の検知は様々な方法で実現される。店
舗内にいる店員,行員,係員が異常を検知した場合には
非常スイッチが押されるであろう。すなわち,上記異常
検知手段が非常スイッチにより実現される。
【0017】異常を自動的に検知するようにすることも
できる。たとえば異常に高い声(たとえば悲鳴)が発生
したこと,夜間において何らかの物音がしたこと,等を
検知することにより異常検知信号が発生するように構成
される。
【0018】この場合には,上記異常検知手段は,マイ
クロフォンと,マイクロフォンから出力される音信号か
ら所定の特徴を抽出して異常検知信号を出力する処理手
段とから構成されよう。所定の特徴とは,信号レベルが
所定レベルよりも高いこと,所定周波数帯域の信号成分
が所定レベル以上あること,等を意味する。夜間のみ異
常を検知する場合には,この異常検知手段は,スイッチ
により,または時計の出力により,夜間のみ動作するよ
うに制御される。
【0019】電子キャッシュ・レジスタが設置された店
舗においては電子キャッシュ・レジスタの操作または動
作と関連させて異常を検知するとよい。
【0020】たとえば,電子キャッシュ・レジスタのド
ロワが通常の業務ではあり得ない所定時間以上連続して
引き出されている(開放されている)ことを検知して異
常検知信号を発生させることができる。この場合には,
上記異常検知手段は,電子キャッシュ・レジスタのドロ
ワの開放を検知するドロワ開放検知器と,このドロワ開
放検知器から所定時間以上にわたって継続的にドロワ開
放検知信号が出力されていることを判定して異常検知信
号を発生するタイマ手段とから構成されよう。
【0021】また,電子キャッシュ・レジスタのドロワ
が正規の手続を経ずに無理やり開放されたことを検知す
るようにしてもよい。この場合には,上記異常検知手段
は,電子キャッシュ・レジスタのドロワの開放を検知す
るドロワ開放検知器と,ドロワの開放が禁止されている
とき(すなわち,ドロワの開放が許可されていないと
き)に上記ドロワ開放検知器からドロワ開放検知信号が
出力されたことを判定して異常検知信号を発生する異常
判定手段とから構成される。ドロワの開放が禁止されて
いるときは,ドロワの駆動信号が出力されていないと
き,モード・スイッチによって登録モード等の正規のモ
ードが設定されていないとき等と考えてよい。
【0022】いずれにしても電子キャッシュ・レジスタ
に関連させて異常を検知する態様においては,電子キャ
ッシュ・レジスタの正常操作で誤って異常が検知されな
いように,防犯モードまたは監視モードを設けておき,
このモードが設定されていることを条件に異常検知動作
を行なわせるようにするとよい。
【0023】以上のようにしてこの発明によると,通常
の状態において静止画を撮影し,この撮影により得られ
た画像データをデータ圧縮した上でメモリに記憶してお
き,異常が検知されたときに,メモリに記憶されている
圧縮画像データのうちの最新の一または複数駒分を警察
または警備会社に,ISDNまたは公衆回線等を通し
て,ただちに伝送するようにしているので,警察官また
は警備員は伝送されてきた画像データを再生表示して確
認した上で迅速に対応策を立てたり出動したりすること
ができる。伝送されるのは圧縮画像データであるから伝
送に要する時間も短い(数秒〜数十秒程度)。
【0024】また,連続的に撮影が行なわれている訳で
はなく間欠的に撮影が行なわれるので,撮影画像データ
量が少なく,しかも画像データはデータ圧縮されている
ので,画像データを記憶するためのメモリ容量が少なく
てすみ,低価格のシステムを提供することができる。そ
してこの発明では動画ではなく静止画を得ているから鮮
明な画像(ぶれが少なくかつ解像度の高い画像)を得る
ことができる。とくに,この発明によると,圧縮画像デ
ータの伝送中においても,与えられる撮影タイミング信
号に応答して静止画撮影手段に撮影動作を行わせ,画像
データを出力するように制御している。静止画撮影手段
から出力された画像データは第2の記憶手段とは異なる
第1の記憶手段に記憶される。第2の記憶手段から圧縮
画像データを読み出して伝送している間に,異常の発生
を検知した場合であっても,撮影によって得られた画像
データを第1の記憶手段に記憶させることができる。圧
縮画像データの伝送中においても監視を続行でき,異常
が発生した場合には,その異常が発生した様子を表す画
像データを得ることができる。
【0025】この発明のさらに好ましい実施態様におい
ては,異常検知信号が発生したときにこれに応答して,
上記静止画撮影手段に所定時間ごとに(たとえば,1フ
ィールドの画像データを得るための時間である1/60秒
ごと,または1フレームの画像データを得るための時間
である1/30秒から一駒分の圧縮画像データを伝送する
ために要する時間である数秒程度までの間の任意の時間
ごとに),所定駒数の撮影を行なわせる。この撮影によ
り得られた画像データが順次データ圧縮等される。そし
て,上記所定駒数の撮影が終了したのちに,または撮影
と平行しながら,上記所定駒数分の圧縮画像データを含
む圧縮画像データを伝送する。
【0026】異常検知信号が発生したときに事件が発生
しているかまたは事件発生直後なのであるから,このと
きの撮影画像は事件の決定的瞬間を表わす画像を含んで
いる可能性がある。異常検知信号が発生したときの現場
の映像を保存しかつ伝送することにより,事件の早期解
決に役立つことが大いに期待できる。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【実施例の説明】図1は監視カメラ・システムの電気的
構成を示すものである。
【0032】監視すべき空間,その空間にいる人物等の
被写体像は撮像レンズ11によってCCD12上に結像され
る。後述するように撮影制御回路22の制御の下に撮影動
作が行なわれたときに被写体像を表わす一駒分の映像信
号がCCD12から出力され,増幅処理その他の前処理を
行う前処理回路13を経て,このアナログ映像信号はA/
D変換器でディジタル画像データに変換される。
【0033】一駒(1フィールドまたは1フレーム)分
のディジタル画像データはフレーム・メモリ・コントロ
ーラ15の制御の下に,一旦フレーム・メモリ16に記憶さ
れる。その後,ディジタル画像データはフレーム・メモ
リ16から読出され,輝度/色(Y/C)処理回路17で輝
度データと色データとに分離され,再びフレーム・メモ
リ16に記憶される。
【0034】輝度データと色データに分離された画像デ
ータは再びフレーム・メモリ16から読出され,画像デー
タ圧縮回路18においてデータ圧縮される。画像データ圧
縮回路18はたとえば,ディスクリート・コサイン変換,
ハフマン符号化,ランレングス符号化等により画像デー
タをデータ圧縮する。データ圧縮された画像データは圧
縮データ・メモリ・コントローラ18の制御の下に圧縮デ
ータ・メモリ20に記憶される。
【0035】圧縮データ・メモリ20は最も好ましくは半
導体メモリであり,たとえば半導体メモリを内蔵したい
わゆるメモリ・カードで実現することができる。もちろ
ん,他の記憶媒体,たとえば磁気ディスク・メモリ等も
用いることができるのはいうまでもない。好ましくは,
圧縮画像データは撮影された順序で,識別番号を付して
記憶される。撮影時刻を表わすデータを圧縮画像データ
に付随させて記憶しておくと一層好ましい。
【0036】撮影のタイミングは撮影タイミング発生回
路23から与えられる撮影タイミング信号により規定され
る。この撮影タイミング信号は撮影制御回路22に与えら
れる。
【0037】撮影制御回路22は好ましくはマイクロ・プ
ロセッサ,クロック信号発生回路等を含み,CCD12,
前処理回路13,A/D変換器14等にクロック信号を与え
るとともに,撮影タイミング信号に応答してCCD12の
クリア処理,読出し制御等を行う。また撮影制御回路22
は,必要に応じてシャッタ速度,絞りの制御を含む露光
制御,合焦制御を行う。もっとも露光量や焦点位置はあ
らかじめ固定的に定めておいてもよい。さらに撮影制御
回路22はメモリ・コントローラ15,19等を制御し,画像
データの圧縮処理,圧縮データ・メモリ20への圧縮画像
データの格納を統括する。
【0038】上述した画像データのY/C分離,データ
圧縮およびメモリ20の圧縮画像データの格納は,一駒分
の静止画の撮影ごとに行なわれる。
【0039】異常検知回路24から異常検知信号が発生す
ると,メモリ・コントローラ19の制御の下に,圧縮デー
タ・メモリ20に記憶されている最新の一または所定の複
数駒分の圧縮画像データが読出され,伝送装置21に与え
られる。伝送装置21はISDN,公衆通信回線等を通し
て警察,警備会社の詰所等に設置されたモニタ装置,ワ
ーク・ステーション等に接続されており,メモリ20から
読出された圧縮画像データを上記モニタ装置等に伝送す
る。モニタ装置等は受信した圧縮画像データをデータ伸
長処理した上で,表示画面上に表示する。伝送装置21に
はモニタ装置等の電話番号があらかじめ設定されてお
り,自動ダイヤリングによりモニタ装置等との間の回線
を接続するのはいうまでもない。
【0040】撮影タイミングおよび異常検知に基づく圧
縮画像データの送信処理については後に詳述する。
【0041】この監視カメラ・システムは,銀行,コン
ビニエンス・ストア等の店舗内に設置され,銀行のカウ
ンタまたは窓口,出入口,ATM,CD等の設置場所,
電子キャッシュ・レジスタの設置場所付近,高価な商品
が陳列されている場所等を撮影するように配置される。
一般には,撮像レンズ11,CCD12,前処理回路13,A
/D変換器14,メモリ・コントローラ15,19,メモリ1
6,20,Y/C処理回路17,データ圧縮回路18および撮
影制御回路22が監視カメラのケース内に内蔵されるであ
ろう。もっとも監視カメラのケースを小型化する必要が
ある場合には,少くとも撮像レンズ11,CCD12,前処
理回路13および撮影制御回路22が監視カメラのケース内
に内蔵されればよい。このようなカメラは,上述したよ
うに,監視すべき空間内の人物を撮影するのに適した状
態に(たとえば露光条件,焦点位置,撮影角度等が)あ
らかじめ固定的に,または自動制御により調整される。
【0042】撮影タイミング発生回路23には種々の実施
態様がある。以下にそれらについて説明する。
【0043】(A1) 一定時間(たとえば10秒,20
秒,30秒,1分,2分,3分,5分,10分等)ごとに撮
影タイミング信号を発生するタイマ。
【0044】タイマはハードウェア回路によって実現す
ることもできるし,マイクロ・コンピュータのメモリ・
エリアを計時領域として設定してプログラム上で計時す
ることも可能である。
【0045】(A2) 監視カメラの撮影領域内の所定
範囲に人間が入ったことを検知して撮影タイミング信号
を出力する人間検知センサ。
【0046】この人間検知センサは,銀行の店舗の出,
入口を通過する人間,銀行の店舗内のカウンタまたは窓
口に到来した人間,一般店舗内の高価な商品が陳列され
ている場所に来た人間,電子キャッシュ・レジスタの近
くに来た人間等を検出するように設けられるであろう。
【0047】(A3) 電子キャッシュ・レジスタのド
ロワの開放を検知して撮影タイミング信号を出力するド
ロワ開放検知センサ。
【0048】このドロワ開放検知センサは実際にドロワ
が引出されたことを検知するリミット・スイッチ,近接
スイッチ,光電スイッチ等により実現することもできる
し,ドロワの開放指令(または制御)信号を撮影タイミ
ング信号とすることもできる。
【0049】(A4) 上記(A1)〜(A3)のうち
の少なくとも2つの回路の組合せ。
【0050】タイマやセンサから出力される撮影タイミ
ング信号のOR論理信号が撮影タイミング信号として撮
影制御回路22に与えられることになるであろう。
【0051】図2はCCD12を用いた撮影から撮影によ
り得られた画像データをメモリ20に記録するまでの,主
に撮影制御回路22によって制御される処理手順の流れを
示すものである。
【0052】圧縮データ・メモリ20に記憶できうる最大
記憶駒数をPmax とする。また,メモリ20に記憶する画
像データの駒の順番を計数する記憶駒番号カウンタの計
数値をPとする。この計数値Pはメモリ20内の圧縮画像
データを記憶すべき場所のアドレスを指定することも可
能である。また,この計数値Pはメモリ20に記憶される
画像データに識別番号(駒番号)を付与するためにも用
いることができる。
【0053】まず,カウンタPの値が1に初期化される
(ステップ51)。上述したようにタイマまたはセンサに
より実現される撮影タイミング信号発生回路23から撮影
タイミング信号が撮影制御回路22に与えられると(ステ
ップ52),CCD12による撮影が行なわれる。
【0054】すなわち,CCD12の不要電荷のクリア,
その後一定時間(シャッタ速度に相当)経過後にCCD
12からの映像信号の読出しが行なわれる。この映像信号
は上述したように,ディジタル画像データに変換された
のちデータ圧縮され,カウンタの値Pの表わす駒番号が
付与されてメモリ20に記憶される。好ましくは,そのと
きの年月日,時刻を表わすデータも圧縮画像データに関
連させてメモリ20に記憶される(ステップ53)。
【0055】続いてカウンタの値Pがインクレメントさ
れ(ステップ54),再びステップ52に戻る。カウンタの
値Pが最大記憶駒数Pmax を超えた場合には(ステップ
55),カウンタの値Pは1に再初期化される(ステップ
56)。
【0056】異常検知回路24にも種々の実施態様があ
る。それらの例は次の通りである。
【0057】(B1) 非常押ボタン・スイッチ31を含
む回路(図3参照)。
【0058】非常押ボタン・スイッチ31は,非常事態ま
たは事件が発生したときに,店舗内にいる店員,行員,
係員,警備員等によって押されるであろう。このスイッ
チ31が押されることにより異常検知信号が発生する。
【0059】(B2) マイクロフォン32と,マイクロ
フォン32の出力信号を所定のしきい値レベルで弁別し
て,マイクロフォン32の出力信号のレベルがしきい値レ
ベルを超えたときに異常検知信号を発生するレベル弁別
回路33とから構成される回路(図4参照)。
【0060】この回路はとくに夜間において有用であ
る。一般に夜間は静かであり,ある程度大きな音がした
ときには何らかの事件が発生したと考えられるからであ
る。
【0061】レベル弁別回路33に代えて,マイクロフォ
ン32の出力信号から所定の周波数帯域の信号成分を抽出
し,抽出した信号成分が所定レベル以上である場合に異
常検知信号を発生する回路を設けてもよい。これにより
悲鳴等の検出が可能となろう。
【0062】(B3) 電子キャッシュ・レジスタ40の
ドロワ41の開放を検知するセンサ42と,このセンサ42の
検知信号が所定時間以上にわたって継続的に出力されて
いることを判定するタイマ43とから構成される回路(図
5参照)。
【0063】ドロワ41の開放検知は上述したように各種
スイッチやドロワ開放指令信号により実現される。タイ
マ43には通常の業務ではあり得ない時間以上の設定時間
が設定されている。タイマ43はハードウェア回路のみな
らず,プログラム上においても実現できる。タイマ43
は,ドロワ41の開放検知(検知信号の立上り)によりセ
ットされて計時動作を開始し,ドロワ41の閉鎖検知(検
知信号の立下り)によりリセットされる。セットされた
後,リセットされないまま上記設定時間が経過したとき
にタイマ43から異常検知信号が発生する。
【0064】(B4) 電子キャッシュ・レジスタ40の
ドロワ41の開放を検知するセンサ42と,ドロワ41の開放
が禁止されているとき(ドロワ41の開放が許可されてい
ないとき)にセンサ42からドロワ開放検知信号が出力さ
れたことを判定して異常検知信号を発生する異常判定回
路(44,45)とからなる回路(図6参照)。
【0065】電子キャッシュ・レジスタ40にはキーを差
込んで廻すことにより,オフ・モード,登録モード,精
算モード等を切替えるモード・スイッチ44が設けられて
いる。このモード・スイッチ44がオフ・モードのときに
は,電子キャッシュ・レジスタ40は使用されないから,
ドロワ41の開放は禁止されている(許可されていな
い)。したがって,モード・スイッチ44がオフ・モード
でありかつセンサ42がドロワ41の開放を検知しているこ
とをAND回路45で判定することができ,この判定があ
ったときに異常検知信号が発生する。AND回路45によ
って実現される判定はもちろんマイクロ・コンピュータ
によって実現することもできる。
【0066】ドロワ41の開放が禁止されている状態は,
モード・スイッチ44以外の他の状態または信号に基づい
て検知することができる。たとえば,ドロワ41の駆動信
号が出力されていないとき等である。
【0067】好ましくは電子キャッシュ・レジスタ40に
防犯モード・スイッチ46を設けておく。この防犯モード
・スイッチ46がオンとなっているときのみ,AND回路
45の出力信号が異常検知信号として出力されるように,
AND回路47が接続される。
【0068】図5に示す実施態様においても同じよう
に,防犯モードが設定されているときのみ,タイマ43の
出力信号を異常検知信号として出力させるようにすると
よい。
【0069】(B5) 上述した(B1)〜(B4)の回路
のうちの少くとも2つの回路の組合せによって構成され
る回路。
【0070】上述したように,異常検知回路24から異常
検知信号が発生すると,圧縮データ・メモリ20に記憶さ
れている最新の一または複数駒分の圧縮画像データが読
出されて,伝送装置21から伝送される。
【0071】異常検知信号が発生したときには何らかの
異常事態ないしは事件が発生したのであるから,そのと
きの情況を監視カメラによって撮像しておけば事件の早
期解決に役立つと考えられる。
【0072】この発明の他の好ましい実施例において
は,異常検知信号が発生したときに撮影制御回路22は適
数駒数の画像を撮影するように動作する。
【0073】この好ましい実施例における処理手順が図
7に示されている。撮影制御回路22のマイクロ・コンピ
ュータは異常検知回路24から与えられる異常検知信号に
応答して撮影制御処理と伝送装置21の制御とを行う。
【0074】異常検知信号が発生した後に撮影すべき駒
数をLとする。異常検知信号発生後に撮影した駒数を計
数するための異常時撮影駒数カウンタが設けられ,その
計数値をiとする。さらに異常信号が発生した後に行な
われる撮影の間隔をm秒とする。この間隔m秒は任意で
あり,最も短い時間としては1/60秒または1/30秒で
あり,比較的長い時間の例としては伝送に要する時間,
数秒程度がある。これらの時間を考慮して適宜定めれば
よい。
【0075】まず異常時撮影駒数カウンタの計数値iが
Lにプリセットされ(ステップ61),m秒が経過すると
(ステップ62),撮影,画像データ圧縮,メモリ20への
記憶が行なわれる(ステップ63)。記憶駒番号カウンタ
の値Pがインクレメントされ(ステップ64),異常時撮
影駒数カウンタの値iがデクレメントされる(ステップ
67)。記憶駒番号カウンタの値PがPmax を超えると,
このカウンタは1に再初期化されるのは上述した通りで
ある(ステップ65,66)。
【0076】上記の動作がm秒が経過するごとに繰返さ
れる。異常時撮影駒数カウンタの計数値iが0になると
(ステップ68),それまでに撮影したL駒分の圧縮画像
データおよび異常発生以前に撮影された最新の適数駒分
の圧縮画像データがメモリ20から読出されて伝送装置21
から伝送される(ステップ69)。L駒分の撮影を実行し
ている間に,異常発生以前に撮影された最新の適数駒分
の圧縮画像データを伝送するようにすると,一層好まし
い。また,異常発生後においても,撮影と圧縮画像デー
タの伝送とを並行して行なうようにするとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】監視カメラ・システムの全体の電気的構成を示
すブロック図である。
【図2】撮影,データ圧縮およびメモリへの記憶の一連
の処理手順を示すフロー・チャートである。
【図3】異常検知回路の一例を示す回路図である。
【図4】異常検知回路の一例を示す回路図である。
【図5】異常検知回路の一例を示す回路図である。
【図6】異常検知回路の一例を示す回路図である。
【図7】異常発生後にも撮影を行なう他の実施例の処理
手順を示すフロー・チャートである。
【符号の説明】
11 撮像レンズ 12 CCD 14 A/D変換器 15 フレーム・メモリ・コントローラ 16 フレーム・メモリ 18 画像データ圧縮回路 19 圧縮データ・メモリ・コントローラ 20 圧縮データ・メモリ 21 伝送装置 22 撮影制御回路 23 撮影タイミング発生回路 24 異常検知回路 31 異常押ボタン・スイッチ 32 マイクロフォン 33 レベル弁別回路 40 電子キャッシュ・レジスタ 41 ドロワ 42 ドロワ開放検知センサ 43 タイマ 44 モード・スイッチ 45,47 AND回路 46 防犯モード・スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/247 H04N 7/18

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視すべき場所を撮影するように調整さ
    れ,かつ配置されており,与えられる撮影タイミング信
    号にもとづいて撮影動作を行ない,画像データを出力す
    る静止画撮影手段,上記静止画撮影手段から出力された
    画像データを記憶する第1の記憶手段, 上記第1の記憶
    手段に記憶された画像データをデータ圧縮するデータ圧
    縮手段,上記データ圧縮手段から得られる圧縮画像デー
    タを記憶する第2の記憶手段,圧縮画像データを伝送す
    べき異常の発生を検知する異常検知手段,上記異常検知
    手段から出力される異常検知信号に応答して上記第2の
    記憶手段に記憶されている最新の所定駒数の圧縮画像デ
    ータを伝送する伝送手段,および上記伝送手段における
    圧縮画像データの伝送中にも,撮影タイミング信号に応
    答して,撮影動作を行なわせ,撮影動作により得られる
    画像データを出力するように上記静止画撮影手段を制御
    する撮影制御手段,を備えた監視カメラ・システム。
  2. 【請求項2】 あらかじめ定められた一定時間ごとに上
    記撮影タイミング信号を発生するタイマ手段をさらに備
    えた請求項1に記載の監視カメラ・システム。
  3. 【請求項3】 上記静止画撮影手段の撮影領域内の所定
    範囲に人間が入ったことを検知して上記撮影タイミング
    信号を出力する人間検知器をさらに備えた請求項1に記
    載の監視カメラ・システム。
  4. 【請求項4】 電子キャッシュ・レジスタのドロワの開
    放を検知して上記撮影タイミング信号を出力するドロワ
    開放検知器をさらに備えた請求項1に記載の監視カメラ
    ・システム。
  5. 【請求項5】 上記異常検知手段が非常検知スイッチで
    ある,請求項1に記載の監視カメラ・システム。
  6. 【請求項6】 上記異常検知手段が,マイクロフォン
    と,マイクロフォンから出力される音信号から所定の特
    徴を抽出して異常検知信号を出力する処理手段とからな
    る,請求項1に記載の監視カメラ・システム。
  7. 【請求項7】 上記異常検知手段が,電子キャッシュ・
    レジスタのドロワの開放を検知するドロワ開放検知器
    と,このドロワ開放検知器から所定時間以上にわたって
    継続的にドロワ開放検知信号が出力されていることを判
    定して異常検知信号を発生するタイマ手段とからなる,
    請求項1に記載の監視カメラ・システム。
  8. 【請求項8】 上記異常検知手段が,電子キャッシュ・
    レジスタのドロワの開放を検知するドロワ開放検知器
    と,ドロワの開放が禁止されているときに上記ドロワ開
    放検知器からドロワ開放検知信号が出力されたことを判
    定して異常検知信号を発生する異常判定手段とからな
    る,請求項1に記載の監視カメラ・システム。
  9. 【請求項9】 上記撮影制御手段は,上記異常検知手段
    から出力される異常検知信号に応答して,上記静止画撮
    影手段に所定時間ごとに所定駒数の撮影を行なわせ,上
    記伝送手段は,上記静止画撮影手段が上記所定駒数の撮
    影が終了したのちに,上記所定駒数分の圧縮画像データ
    を含む圧縮画像データを伝送するものである,請求項1
    に記載の監視カメラ・システム。
  10. 【請求項10】 監視すべき場所を撮影するように調整
    され,かつ配置されており,与えられる撮影タイミング
    信号にもとづいて撮影動作を行ない,画像データを出力
    する静止画撮影手段,上記静止画撮影手段から出力され
    る画像データを記憶する第1の記憶手段,上記第1の記
    憶手段に記憶された画像データをデータ圧縮するデータ
    圧縮手段,および上記データ圧縮手段から得られる圧縮
    画像データを記憶する第2の記憶手段を備えた監視カメ
    ラ・システムを用い,圧縮画像データを伝送すべき異常
    の発生を示す異常検知信号に応答して上記第2の記憶手
    段に記憶されている最新の所定駒数の圧縮画像データを
    通信回線を通して伝送し,上記圧縮画像データの伝送中
    にも,撮影タイミング信号に応答して,撮影動作を行な
    わせ,撮影動作により得られる画像データを出力するよ
    うに上記静止画撮影手段を制御する,監視カメラ・シス
    テムの制御方法。
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