JP2002374528A - 監視システムおよび監視装置 - Google Patents

監視システムおよび監視装置

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JP2002374528A
JP2002374528A JP2001181946A JP2001181946A JP2002374528A JP 2002374528 A JP2002374528 A JP 2002374528A JP 2001181946 A JP2001181946 A JP 2001181946A JP 2001181946 A JP2001181946 A JP 2001181946A JP 2002374528 A JP2002374528 A JP 2002374528A
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recording
person
signal
predetermined area
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JP2001181946A
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Tomohisa Sato
智久 佐藤
Shigehisa Rokuta
茂久 録田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人感知手段と発信機を組み合わせ、通常は記
録を行わずに、入場が許可されていない人の入場時にの
み記録することにより、不要な情報を極力削減すること
が可能となる、監視システムを提供すること。 【解決手段】 所定の領域内における人の存在を検知す
るための人感知手段と、所定の領域内への入場が許可さ
れていることを示す識別信号を送信すると共に人によっ
て携行可能な送信手段からの送信信号を受信する受信手
段と、所定の領域内での撮影映像を出力する撮影手段
と、この撮影手段からの映像出力を記録可能な記録手段
と、人感知手段および受信手段からの信号に基づき記録
手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、人感知
手段が人の存在を検知し、かつ、受信手段が前記所定の
領域内への入場が許可されていることを示す識別信号を
受信していないときにのみ、記録手段によって撮影手段
からの映像出力を記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視システムおよ
び監視装置に係り、特に、所定の領域内に入場許可者以
外の人が入り込んだときに、所定の領域内の撮影映像を
記録することができるようにした技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術による監視システムとして、所
定の領域内における人の存在を画像認識手段などの人感
知手段によって検知して、この人感知手段が人の存在を
検知したときに異状ありと見なして、この際のカメラか
らの撮影映像のみを選択的に記録するようにしたものが
ある。上記の人感知手段の例としては、輪郭抽出や動き
検出、肌色検出などの手法を用いて人の存在を感知する
画像認識手段、赤外線を用いて人の存在を感知する赤外
線センサや人の体温を感知する熱感知センサなどの人体
センサ手段が挙げられ、場合によっては、音感知センサ
を用いた人感知手段も使用される。
【0003】図6は、上記した従来の監視システムの構
成を示す図である。図6において、1は、所定の領域内
を撮影するビデオカメラよりなる撮影手段、2は、所定
の領域内における人の存在を認知するための人感知手段
としての画像認識手段、3は、所定の領域内における人
の存在を認知するための人感知手段としての、赤外線セ
ンサや熱感知センサ等を用いた人体センサ手段、6は、
本監視システム全体の制御を司るためのマイコン等を主
体として構成される制御手段、6aはOR回路部、6c
は記録手段制御部、7は、撮影手段の出力する映像信号
を記録可能なタイムラプスVTR等の記録手段である。
また、aは撮影手段1の映像出力信号、bは画像認識手
段2の検知情報信号、cは人体センサ手段3の検知情報
信号、gはOR回路部6aの出力信号、fは記録制御部
6cから記録手段7へ出力される制御信号である。
【0004】撮影手段1からの映像出力信号aは、画像
認識手段2と記録手段7に出力され、記録手段7の記録
動作を含む各種動作は、制御手段6の記録手段制御部6
によってコントロールされるようになっている。所定の
領域内に人が入場すると、画像認識手段2および/また
は人体センサ3はこれを検知して、人の存在を検知した
場合には、検知情報信号b、cとしてHi信号を出力す
る。制御手段6のOR回路部6aでは、検知情報信号
b、cをOR演算し、出力信号gとしてHi信号を記録
手段制御部6cへ出力する(検知情報信号b、cの少な
くとも一方がHiであるので、OR回路部6aの出力信
号gはHiとなる)。記録手段制御部6cは、OR回路
部6aの出力信号gがHiである場合には、制御信号f
によって記録手段7に記録動作を開始させる。そして、
OR回路部6aの出力信号gがHiからLowに変わる
と、記録手段制御部6cは、制御信号fによって記録手
段7の動作を停止させる。このように、図6に示した監
視システムにおいては、所定の領域内に人が存在すると
きを異状とみなし、この異状時にのみ、所定の領域内の
撮影映像を記録するようになっている。
【0005】上記の例は、所定の領域内に人が存在する
ときにのみ撮影映像を記録するようにしたものである
が、所定の領域内の撮影映像を常に記録するようにし、
入場許可用の携帯発信機を携帯した人が入場した際にの
み、撮影映像の記録を停止するようにした手法をとる監
視システムもある。
【0006】図7は、かような記録手法をとる従来の監
視システムの構成を示す図であり、同図において、前記
図6と均等なものには同一符号を付し、その説明は割愛
する。図7において、5は、所定の領域内への入場(出
入り)を許可された入場者が携帯する送信手段、4は、
所定の領域内に存在する送信手段5からの送信信号eを
受信する受信手段であり、この受信手段4は、送信信号
eに含まれる識別信号を判別する機能を有しており、受
信手段4からの検知情報信号dは制御手段6に出力され
るようになっている。
【0007】撮影手段1からの映像出力信号aは、通常
状態においては、記録手段7によって記録されるように
なっている。そして、送信手段5を携帯した人が入場す
ると、送信手段5からの送信信号eが受信手段4で受信
される。受信手段4は、受信した信号を判別して、入場
が許可された送信手段5からの送信であることを、送信
信号eに含まれる識別信号によって認識すると、検知情
報信号dとして入場許可者が入場した旨を示す信号を制
御手段6に出力する。これを受けて、制御手段6は、制
御信号fによって記録手段7に記録動作を停止させる。
そして、受信手段4からの検知情報信号dが、入場許可
者が所定の領域内にいないことを示す信号に変わると、
制御手段6は、制御信号fによって記録手段7の動作を
再開させる。このように、図7に示した監視システムに
おいては、入場を許可された人が入場した際のみ、撮影
映像の記録を停止させるようになっている。
【0008】また、立ち入り禁止区域を監視する監視カ
メラとしては、特開平9−46694号公報で開示され
ているように、センサ(アンテナ)と発信機を組み合わ
せて、監視カメラの自動制御を行うシステムも知られて
いる。しかしながら、この特開平9−46694号公報
に示されたシステムは、発信機の役割がデータベースの
参照用であるなど、異状検出や入場許可とは別の目的の
ために組み合わされたシステムとなっていて、映像記録
や通報などの監視手段を制御するために、人感知手段と
発信機を組み合わせた監視システムは存在していない。
【0009】さらに、人感センサと発信機とを組み合わ
せた監視システムとしては、特開2000−99836
公報で開示されているように、リモコン装置からの信号
を受信したときに、人感知手段の検知をオン、オフ、ま
たは、報知するシステムが知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記した図6で示した
監視システムの場合は、人体センサ手段や画像認識手段
による人の検出を異状検出のトリガとして、制御手段が
タイムラプスVTRの制御を行うため、監視領域に入場
する権利のある者が入場したときにも映像が記録されて
しまう。このため、入場許可者が入場している場面のよ
うな不要な情報が記録されているので、監視者が監視映
像をチェックする際に本来見たい映像がすぐに探し出せ
ないという問題がある。
【0011】また、前記した図7で示した監視システム
の場合は、常時映像を記録している中で、送信手段の信
号を受信手段が受信した場合に記録手段の記録停止の制
御を行っているので、不要な情報が多く散在し、図6の
場合と同様に、本来見たい映像がすぐに探し出せないと
いう問題が起こる。
【0012】また、前記特開平9−46694号公報で
開示されているシステムの場合は、発信機の役割がデー
タベースの参照用であり、異状時に映像を記録すること
に関しては、配慮が払われていない。
【0013】また、前記特開2000−99836公報
で開示されているシステムの場合は、異状検出およびリ
モコン受信時での人感知手段の制御であり、異状時に映
像を記録することに関しては、配慮が払われていない。
【0014】本発明の目的は、人感知手段と発信機を組
み合わせ、通常は記録を行わずに、入場が許可されてい
ない人の入場時にのみ記録することにより、不要な情報
を極力削減することが可能となる、監視システムを提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本願による代表的な1つの発明では、所定の領域
内における人の存在を検知するための人感知手段と、所
定の領域内への入場が許可されていることを示す識別信
号を送信すると共に人によって携行可能な送信手段から
の送信信号を受信する受信手段と、所定の領域内での撮
影映像を出力する撮影手段と、この撮影手段からの映像
出力を記録可能な記録手段と、人感知手段および受信手
段からの信号に基づき記録手段を制御する制御手段とを
備え、制御手段は、人感知手段が人の存在を検知し、か
つ、受信手段が前記所定の領域内への入場が許可されて
いることを示す識別信号を受信していないときにのみ、
記録手段によって撮影手段からの映像出力を記録させる
ように、構成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施形態に係る監視
システムの構成を示す図である。図1において、1は、
所定の領域内を撮影するビデオカメラよりなる撮影手
段、2は、所定の領域内における人の存在を認知するた
めの人感知手段としての画像認識手段、3は、所定の領
域内における人の存在を認知するための人感知手段とし
ての、赤外線センサや熱感知センサや音感知センサ等を
用いた人体センサ手段、4は、送信手段5からの信号を
受信する受信手段、5は、所定の領域内への入場(出入
り)を許可された入場者が携帯する送信手段、6は、本
監視システム全体の制御を司るためのマイコン等を主体
として構成される制御手段、7は、撮影手段の出力する
映像信号を記録可能なタイムラプスVTR等の記録手段
である。また、aは撮影手段1の映像出力信号、bは画
像認識手段2の検知情報信号、cは人体センサ手段3の
検知情報信号、dは受信手段4の検知情報信号、eは送
信手段5の送信信号、fは制御手段6から記録手段7へ
出力される制御信号である。
【0018】ここで、送信手段5と受信手段4との間の
通信には、無線、赤外線、光、超音波等の任意の通信手
段が採用可能であるが、ここでは例えば、社団法人電波
産業会で策定する第2世代小電力通信システムによるワ
イヤレスLANなどに適合する、近距離無線通信を行う
送信手段5および受信手段4としてある。そして、送信
手段5は入場を許可された人に個別にあてがえられ、各
送信手段5にはそれぞれ固有の識別番号が書き替え可能
に記憶されるものとしてある。送信手段5は、電源が投
入された状態では適宜タイミング毎に、識別番号を送信
信号eに含ませて送信するようになっており、この送信
信号eを受信した受信手段4は、識別信号を判別して、
入場許可者に割り当てられた識別信号であるか否かを判
断するようになっている。なお、識別信号を判別する機
能は、制御手段6に担わせる構成としてもよい。
【0019】まず、全体の概略動作を説明する。撮影手
段1からの映像出力信号aは、画像認識手段2と記録手
段7に出力され、記録手段7の記録動作を含む各種動作
は、制御手段6によってコントロールされるようになっ
ている。所定の領域内に人が入場すると、画像認識手段
2および/または人体センサ3はこれを検知して、人の
存在を検知した場合には、この旨を示す情報を検知情報
信号b、cとして制御手段6に出力する。また、受信手
段4は、所定の領域内に入場した人が送信手段5を携行
している場合には、送信手段5からの送信信号eを受信
して、送信信号eに入場許可者に割り当てられた識別信
号が含まれているか否かを判断し、この判断情報を検知
情報信号dとして制御手段6に出力する。制御手段6
は、各検知情報信号b、c、dに基づき、その検知情報
の組み合わせに応じて、記録手段7を制御信号fによっ
てコントロールし、記録動作を行わせたり、停止状態を
とらせる。
【0020】図2は、本実施形態の制御手段6中にあら
かじめ格納された記録手段制御用のテーブルである。以
下、本実施形態の動作を、図1、図2を用いて説明す
る。
【0021】まず、所定の領域内に人がおらず、かつ、
所定の領域内に入場許可者に割り当てられた識別信号を
発信する送信手段がない場合の動作を説明する。この場
合には、画像認識手段2および人体センサ手段3による
人の検知は無く、また、受信手段4による入場許可者に
割り当てられた識別信号の検知もないので、制御手段6
は記録手段7に停止状態をとらせる。よって、撮影手段
1からの映像出力信号aは、記録手段7では記録されな
いことになる(図2の検知状態A)。
【0022】次に、所定の領域内に人はいないが、所定
の領域内に入場許可者に割り当てられた識別信号を発信
する送信手段5を検出した場合の動作を説明する。この
場合には、画像認識手段2および人体センサ手段3によ
る人の検知は無いが、受信手段4による入場許可者に割
り当てられた識別信号の検知があることになる。この際
には、所定の領域内に人がいないと言うことで、制御手
段6は記録手段7に停止状態をとらせる。よって、撮影
手段1からの映像出力信号aは、記録手段7では記録さ
れないことになる(図2の検知状態B)。なお、この検
知状態Bは、妨害電波等による誤検知であることが多い
と考えられる。
【0023】次に、入場許可のない人、すなわち入場許
可者に割り当てられた識別信号を発信する送信手段5を
所持しない人が、所定の領域内に入場した場合の動作を
説明する。この場合には、画像認識手段2または人体セ
ンサ手段3の少なくとも一方による人の検知があり、受
信手段4による入場許可者に割り当てられた識別信号の
検知がないので、入場許可者以外の人の入場(侵入)と
認知して、制御手段6は記録手段7に記録状態をとらせ
る。よって、撮影手段1からの映像出力信号aは、記録
手段7において記録されることになる(図2の検知状態
C)。これが、本発明の監視システムにおいて選択的に
記録される映像信号であり、この記録の際には、その時
点の日時情報(タイムコード)も併せて記録するように
される。
【0024】次に、入場許可のある人、すなわち入場許
可者に割り当てられた識別信号を発信する送信手段5を
所持した人が、所定の領域内に入場した場合の動作を説
明する。この場合には、画像認識手段2または人体セン
サ手段3の少なくとも一方による人の検知があるもの
の、受信手段4による入場許可者に割り当てられた識別
信号の検知があるので、入場許可者の入場と認知して、
制御手段6は記録手段7に停止状態をとらせる。よっ
て、撮影手段1からの映像出力信号aは、記録手段7で
は記録されないことになる(図2の検知状態D)。
【0025】かように本実施形態では、入場が許可され
ていない人の入場時にのみ記録するようにしているの
で、記録手段7の記録情報に不要な情報が含まれること
がなくなり、後々の監視者による映像検索が容易とな
り、また、記録手段7の記憶容量を有効に使用すること
が可能となる。
【0026】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図3は、本発明の第2実施形態に係る監視システ
ムの構成を示す図であり、同図において、図1と均等な
ものには同一符号を付し、その説明は重複を避けるため
割愛する(なお、これは以下の実施形態においても同様
である)。図3において、6aはOR回路部、6bはA
ND回路部、6cは記録手段制御部であり、gはOR回
路部6aの出力信号、hはAND回路部6bの出力信号
である。
【0027】本実施形態が先の第1実施形態と相違する
のは、前記第1実施形態では図2のテーブルを参照して
記録手段7の制御を行っていたものを、本実施形態では
同様の制御動作を、制御手段6中の論理回路で行うよう
にした点にある。
【0028】画像認識手段2の検知情報信号bと人体セ
ンサ手段3の検知情報信号cは、OR回路部6aに入力
され、信号bと信号cとをOR演算した結果が、OR回
路部6aから出力信号gとしてAND回路部6bに入力
される。また、AND回路部6bには、受信手段4から
の検知情報信号dが入力される。AND回路部6bで
は、信号gと信号dとをAND演算し、この演算結果が
AND回路部6bから出力信号hとして記録手段制御部
6cに入力される。記録手段制御部6cは、入力された
きた信号hに基づき、記録手段7に制御信号fを出力し
て、記録手段6の動作をコントロールする。なお、本実
施形態では、AND回路部6bの出力信号hを、記録手
段7に直接出力して、この出力信号hによって記録手段
7の動作を制御するように、構成することも可能であ
る。
【0029】画像認識手段2の検知情報信号bおよび人
体センサ手段3の検知情報信号cは、それぞれ、人を検
知したときはHi信号となり、人を検知しないときには
Lo信号となる。OR回路部6aの出力信号gは、2つ
の入力信号(信号b、c)の少なくとも一方がHiのと
きにHi信号となる。また、受信手段4の検知信号は、
入場許可者に割り当てられた識別信号を検知したときの
みLo信号となり、それ以外はHi信号となる。AND
回路部6bの出力信号hは、2つの入力信号(信号g、
d)が共にHiのときにHi信号となる。そして、記録
手段制御部6cの制御信号fは、AND回路部6bの出
力信号hがHiのときに記録動作を指示するHi信号と
なり、AND回路部6bの出力信号hがLoのときには
停止動作を指示するLo信号となる。
【0030】図4は、上記した各信号の状態と記録手段
7の動作状態との関係を示す表図である。図4から明ら
かなように、本実施形態の動作も前記第1実施形態と同
様であり、入場許可者に割り当てられた識別信号を発信
する送信手段5を所持しない人が、所定の領域内に入場
(侵入)した場合にのみ、記録手段7によって撮影手段
1からの映像出力信号aを記録する。
【0031】かような構成の本実施形態においても、前
記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0032】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。図5は、本発明の第3実施形態に係る監視システ
ムの構成を示す図であり、同図において、8は、送信手
段5から送信されてくる前記した識別情報が有効である
かどうかを(入場許可者に割り当てられた識別信号であ
るかどうかを)判断するための登録データを格納したデ
ータベース、9は、このデータベース8への登録データ
を任意に追加、書き替え、消去などすることが可能なデ
ータベース編集手段であり、iはデータベース編集手段
9からデータベース8への入力情報信号、jは受信手段
4からデータベース8への出力信号(問い合わせ信
号)、kはデータベース8から受信手段4への出力信号
(回答信号)である。
【0033】データベース8は、送信手段5からの送信
信号eに含まれる識別情報が、入場許可者に割り当てら
れた識別信号であるかどうかを判断するためのデータを
格納したものであり、このデータベース8の登録データ
としては、入場許可者の所持する送信手段5に個別に割
り当てられた識別信号(ID)自体とする形態、あるい
は、各送信手段5毎に個別の識別信号(ID)を割り振
ってそのID毎に有効または無効が登録できる形態、あ
るいは、複数の送信手段5に共通の識別信号(ID)を
割り振ってこれを登録できる形態、あるいは、特定周波
数帯の信号毎に有効または無効が登録できる形態などが
考えられる。なお、データベース8は、受信手段4の筐
体に内蔵される構成であっても、別筐体のデータベース
サーバ等である構成の何れであっても構わない。本監視
システムの管理者は、データベース編集手段9を用い
て、入力情報信号iによって、データベース8の登録デ
ータを、最新の管理データとすべく、随時、追加や書き
替えや消去などの編集処理を行う。
【0034】本実施形態では、受信手段4が、送信手段
5からの送信信号eに識別信号が含まれていることを認
知すると、受信手段4は、この識別情報が入場許可者の
所持する送信手段5に割り当てられた識別信号であるか
どうかの問い合わせを、出力信号jによって行う。これ
を受けて、データベース8は、登録データの検索を行っ
て、問い合わせのあった識別信号が有効であるか無効で
あるかを判断して、検索・判定結果を送信信号kとして
受信手段4に回答する。そして、送信信号(回答信号)
kが有効である旨を示すものであるならば、受信手段4
は、入場許可者が入場している旨(有効な識別情報を受
信した旨)を示す検知情報信号dを制御手段6に出力
し、送信信号(回答信号)kが無効である旨を示すもの
であるならば、入場を許可されていない人が入場してい
る旨(有効な識別情報が未受信である旨)を示す検知情
報信号dを制御手段6に出力する。
【0035】本実施形態の他の動作は、前記第1実施形
態と同様であり、図2の前記した検知状態Cのときの
み、撮影手段1からの映像出力信号aを記録手段7によ
って記録させる。
【0036】かような構成の本実施形態においても、前
記第1、第2実施形態と同様の作用効果を奏する。さら
に、本実施形態では、データベース8とデータベース編
集手段9を設けているので、入場許可者のデータを、常
に最新データに更新して管理することが可能となる。
【0037】なお、上述した各実施形態においては、撮
影手段1および記録手段7をそれぞれ1つのみ設けた例
を示したが、撮影手段1および記録手段7の対を複数設
けて、複数で異なる撮影映像を同時に記録するようにし
てもよい。
【0038】また、記録手段7としてタイムラプスVT
Rを例にとったが、間欠記録ではなく連続した動画を記
録するVTRを記録手段7としてもよい。さらにまた、
VTR以外の、光ディスク記録再生装置やHDDなどを
記録手段7としてよい。
【0039】なおまた、上述した各実施形態において
は、画像認識手段2および人体センサ手段3をそれぞれ
1つのみ設けた例を示したが、画像認識手段2および人
体センサ手段3をそれぞれ複数設けて、何れか1つによ
る検知で所定の領域内への人の侵入とみなすようにして
もよい。
【0040】さらにまた、上述した各実施形態において
は、送信手段5は、社団法人電波産業会で策定する第2
世代小電力通信システムによるワイヤレスLANなどに
適合する近距離無線通信を行う手段としたが、この機能
をもつ携帯機器であれば、送信手段5は、携帯電話機、
PDA、携帯AV機器、携帯ゲーム機器、腕時計などと
兼用することも可能である。
【0041】また、社団法人電波産業会で策定する第2
世代小電力通信システムによるワイヤレスLANなどに
適合する近距離無線通信を行う機能を持たない携帯電話
機を、送信手段5として用いることも可能で、この場合
には、受信手段4は携帯電話の基地局のように、適宜タ
イミング毎に携帯電話機と通信を行い、携帯電話機の電
話番号を取得して、これが入場許可者に割り振られた識
別番号に相当するものであるか否かを判断するようにな
せばよい。あるいは、携帯電話機からメール送信機能等
で識別信号を送るようになせばよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入場が許
可されていない人の入場時にのみ記録するようにしてい
るので、記録手段の記録情報に不要な情報が含まれるこ
となくなり、後々の監視者による映像検索が容易とな
り、また、記録手段の記憶容量を有効に使用することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る監視システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態における、記録手段制御
用のテーブルを示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る監視システムの構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施形態における、各検知情報信
号の状態と記録手段の動作状態との関係を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の第3実施形態に係る監視システムの構
成を示すブロック図である
【図6】従来技術による監視システムの第1例の構成を
示すブロック図である。
【図7】従来技術による監視システムの第2例の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮影手段 2 画像認識手段(人感知手段) 3 人体センサ手段(人感知手段) 4 受信手段 5 送信手段 6 制御手段 6a OR回路部 6b AND回路部 6c 記録手段制御部 7 記録手段 8 データベース 9 データベース編集手段 a 映像出力信号 b、c、d 検知情報信号 e 送信信号 f 制御信号 g、h 出力信号 i 入力情報信号 j 出力信号(問い合わせ信号) k 出力信号(回答信号)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA11 JA22 LA01 5C054 FC12 GA01 GA02 GB01 GB05 GD06 HA18 5C084 AA02 AA07 AA14 BB21 CC20 DD01 DD11 EE05 FF02 FF03 GG43 GG51 GG78

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域内における人の存在を認知す
    るための人感知手段と、前記所定の領域内での撮影映像
    を出力する撮影手段と、この撮影手段からの映像出力を
    記録可能な記録手段と、本システム内の各部を制御する
    制御手段と、前記所定の領域内への入場が許可されてい
    ることを示す識別信号を送信すると共に人によって携行
    可能な送信手段と、この送信手段から送信される前記識
    別信号を受信可能な受信手段とを備え、 前記制御手段は、前記人感知手段が人の存在を検知し、
    かつ、前記受信手段が前記所定の領域内への入場が許可
    されていることを示す識別信号を受信していないときに
    のみ、前記記録手段によって前記撮影手段からの映像出
    力を記録させることを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記送信手段から送信される情報が有効であるかどうか
    を判断するための登録データを格納したデータベース
    と、このデータベースへの登録データを任意に追加、書
    き替え、消去可能なデータベース編集手段とを、備えた
    ことを特徴とする監視システム。
  3. 【請求項3】 所定の領域内における人の存在を検知す
    るための人感知手段と、前記所定の領域内への入場が許
    可されていることを示す識別信号を送信すると共に人に
    よって携行可能な送信手段からの送信信号を受信する受
    信手段と、前記所定の領域内での撮影映像を出力する撮
    影手段と、この撮影手段からの映像出力を記録可能な記
    録手段と、前記人感知手段および前記受信手段からの信
    号に基づき前記記録手段を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記人感知手段が人の存在を検知し、
    かつ、前記受信手段が前記所定の領域内への入場が許可
    されていることを示す識別信号を受信していないときに
    のみ、前記記録手段によって前記撮影手段からの映像出
    力を記録させることを特徴とする監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載において、 前記人感知手段は、検出手法の異なるものが各検出手法
    毎に少なくとも1つ以上設けられ、この複数の人感知手
    段の少なくと1つが人の存在を検知すると、前記制御手
    段は、前記所定の領域内に人が存在するとみなすことを
    特徴とする監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載において、 前記送信手段から送信される情報が有効であるかどうか
    を判断するための登録データを格納したデータベース
    と、このデータベースへの登録データを任意に追加、書
    き替え、消去可能なデータベース編集手段とを、備えた
    ことを特徴とする監視装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10303796A1 (de) * 2003-01-31 2004-08-12 Wanzl Metallwarenfabrik Gmbh Einrichtung zum Überwachen eines Personendurchganges
JP2006139637A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Tietech Co Ltd 防犯監視システム
JP2017506865A (ja) * 2014-12-31 2017-03-09 シャオミ・インコーポレイテッド ビデオモニターリング方法、装置、プログラム及び記録媒体

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