JPH09261586A - 画像情報記憶装置 - Google Patents

画像情報記憶装置

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JPH09261586A
JPH09261586A JP8063958A JP6395896A JPH09261586A JP H09261586 A JPH09261586 A JP H09261586A JP 8063958 A JP8063958 A JP 8063958A JP 6395896 A JP6395896 A JP 6395896A JP H09261586 A JPH09261586 A JP H09261586A
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Makoto Miyazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用途に応じた圧縮率で画像情報を記憶保存可
能とし、必要性が減少した長時間分の画像情報も記憶保
存可能とする。 【解決手段】 撮像部1でリアルタイムに取込まれた画
像情報は第1の圧縮部2に入力され、第1の圧縮部2で
比較的に小さい設定自在な圧縮率で圧縮された後に第1
の記憶部3に記憶される。第1の記憶部3に記憶された
画像情報は第2の圧縮部4で第1の圧縮部2の圧縮率よ
りも大きい圧縮率で圧縮された後に第2の記憶部5に記
憶される。制御部6は外部信号発生部7からの特定事象
発生の通知を受けてから予め設定された時間が経過する
と、第1の記憶部3及び第2の記憶部5各々の記憶動作
を停止させる。制御部6は第1の記憶部3及び第2の記
憶部5各々に記憶された画像情報を読出してモニタ表示
部8に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像情報記憶装置に
関し、特に監視システム等で用いられかつ画像情報を長
時間記録する画像情報記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の監視システムにおいて
は、TVカメラ等からの画像情報をVTRテープ等にそ
のまま記憶するか、あるいはオペレータがTVカメラ等
からの画像情報をモニタ画面で直接参照するかのいずれ
かである。
【0003】TVカメラ等からの画像情報をVTRテー
プ等にそのまま記憶する場合、長時間の監視を行うため
には膨大なVTRテープ等が必要となることから、VT
Rテープ等の交換作業が必要となる。
【0004】そのため、従来の画像情報記憶装置では、
図5に示すように、撮像部11からリアルタイムに入力
される画像情報を圧縮部12で固定的な圧縮率で圧縮し
て記憶部13に記憶するといった方法も行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の監視シ
ステムでは、長時間の監視を行うために撮像部からリア
ルタイムに入力される画像情報を圧縮部で固定的な圧縮
率で圧縮して記憶部に記憶しているので、圧縮部での圧
縮率を高くすれば長時間の記憶が可能となるが、詳細な
画像情報を記憶しておくことができない。
【0006】また、逆に圧縮部での圧縮率を低くすれば
詳細な画像情報を記憶しておくことが可能となるが、長
時間の記憶ができない。すなわち、画像情報を記憶保存
する時の圧縮率が固定であるため、記憶時間及び詳細な
画像情報のいずれかの要素を犠牲にしなければならない
ので、用途に応じて記憶時間及び詳細な画像情報のいず
れかを優先させるかを選択しなければならない。
【0007】つまり、撮像部から入力される画像情報を
VTRテープに記憶させる時に、撮像部からリアルタイ
ムに取込まれる画像情報を1フレーム/60秒で圧縮し
てVTRテープに記憶保存する場合には、先に記憶した
1フレームの画像から次の1フレームの画像を記憶する
までに60秒の間隔があり、その間に何らかの事象が発
生してもその事象を記憶することができない。
【0008】これに対し、撮像部からリアルタイムに取
込まれる画像情報を圧縮せずにそのままVTRテープに
記憶保存する場合には、VTRテープに記憶保存可能な
時間分しか記憶することができない。
【0009】上記の方法で記憶保存した画像情報は監視
対象の事象が発生した時の画像情報を詳細に参照できる
ようにすることが目的であるから、記憶保存を開始して
からの時間が経過する程その必要性(重要性)が減少す
る。
【0010】したがって、画像情報を固定的な圧縮率で
記憶保存する場合には、圧縮率を高くするほど詳細な画
像情報が得られなくなり、圧縮率を低くするほど記憶部
に必要性が減少した画像情報がより多く記憶されること
となる。
【0011】また、従来の監視システムではセンサ等の
検知手段を用いて特定の事象の発生を監視しているが、
その検知手段からの監視信号と上記の画像情報の記憶装
置とが連動していないため、特定の事象が発生した時の
画像情報を参照するには、その事象発生時の画像情報が
記憶されている部分をVTRテープ等の記憶媒体から探
し出さなければならない。
【0012】つまり、撮像部から入力される画像情報を
VTRテープに記憶させる場合、VTRテープにはその
事象発生の有無にかかわらず撮像部からの画像情報が記
憶されているため、その事象発生時の画像情報を得るに
はVTRテープを再生し、その膨大な再生画像の中から
事象発生時の画像情報を探し出さなければならない。
【0013】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、用途に応じた圧縮率で画像情報を記憶保存するこ
とができ、必要性が減少した長時間分の画像情報も記憶
保存することができる画像情報記憶装置を提供すること
にある。
【0014】また、本発明の他の目的は、特定事象の発
生時の画像情報を即座に参照することができる画像情報
記憶装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の画像
情報記憶装置は、リアルタイムに画像情報を撮像入力す
る撮像手段と、前記撮像手段からの前記画像情報を設定
自在な第1の圧縮率で圧縮する第1の圧縮手段と、前記
第1の圧縮手段で圧縮された画像情報を記憶する第1の
記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された画像情報
を前記第1の圧縮率よりも高い第2の圧縮率で圧縮する
第2の圧縮手段と、前記第2の圧縮手段で圧縮された画
像情報を記憶する第2の記憶手段と、外部からの指示に
応答して予め設定された所定時間後に前記第1及び第2
の記憶手段における記憶動作を停止する停止手段と、前
記第1及び第2の記憶手段に記憶された画像情報を読出
す手段と、前記第1及び第2の記憶手段から読出された
画像情報を表示する表示手段とを備えている。
【0016】本発明による第2の画像情報記憶装置は、
上記の構成において、前記所定時間を設定自在としてい
る。
【0017】本発明による第3の画像情報記憶装置は、
上記の構成において、前記第1の記憶手段を、前記第1
の圧縮手段から送られてくる画像情報が予め設定された
記憶容量を越える毎にその記憶内容を前記第2の圧縮手
段に送出するよう構成し、前記第2の記憶手段を、前記
第2の圧縮手段から送られてくる画像情報が予め設定さ
れた記憶容量を越える毎にその記憶内容を消去するよう
構成している。
【0018】本発明による第4の画像情報記憶装置は、
上記の構成のほかに、予め設定された事象を検知した時
にその検知結果を前記指示として前記停止手段に送出す
る検知手段を具備している。
【0019】本発明による第5の画像情報記憶装置は、
上記の構成のほかに、各々予め設定された事象を検知し
た時にその検知結果を送出する複数の検知手段と、前記
複数の検知手段各々の検知結果を予め組合わせて保持す
る保持手段と、前記複数の検知手段各々からの検知結果
と前記保持手段の保持内容との比較結果に応じて前記指
示を前記停止手段に送出する手段とを具備している。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0021】撮像部から入力される画像情報を圧縮する
にあたり、第1及び第2の圧縮部の圧縮率を可変できる
ように構成する。これによって、用途に応じた圧縮率で
画像情報を記憶保存することが可能となる。
【0022】また、第1及び第2の記憶部というように
複数段の記憶部を設け、それら記憶部各々に記憶する画
像情報を圧縮する圧縮部各々の圧縮率を順次高くしてい
く。これによって、ある事象発生時に詳細な画像情報を
参照することができるだけでなく、一定時間経過後の必
要性が減少した画像情報をさらに圧縮して長時間分の画
像情報をも記憶保存することが可能となる。
【0023】さらに、外部信号発生部を設け、外部信号
発生後の一定時間後に記憶動作を停止させるとともに、
かつ記憶動作を停止させるまでの時間を可変できるよう
に構成する。
【0024】これによって、事象発生時の画像情報を膨
大な記憶内容から探し出すことなく、即座に参照するこ
とが可能となり、用途によって外部信号発生後の記憶動
作の停止を任意の設定時間後に行わせることが可能とな
る。
【0025】次に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本発明の一実施例による
画像情報記憶装置はTVカメラ等の撮像部1と、圧縮率
が可変自在な第1の圧縮部2と、第1の圧縮部2で圧縮
された画像情報を記憶する第1の記憶部3と、第1の圧
縮部2の圧縮率よりも高い圧縮率が設定される第2の圧
縮部4と、第2の圧縮部4で圧縮された画像情報を記憶
する第2の記憶部5と、各部を制御する制御部6と、特
定事象の発生を検知するセンサ(例えば、熱や煙を検知
するセンサ、侵入等を検知する赤外線センサ等)からな
る外部信号発生部7と、第1の記憶部3及び第2の記憶
部5の記憶内容を表示するモニタ表示部8とからなって
いる。
【0026】撮像部1は画像情報を常時撮像入力してお
り、この撮像部1でリアルタイムに取込まれた画像情報
は第1の圧縮部2に入力される。第1の圧縮部2では撮
像部1から入力された画像情報を比較的圧縮率が小さい
圧縮率1/αで圧縮し、1/αに圧縮した画像情報を第
1の記憶部3に送る。ここで、第1の圧縮部2の圧縮率
αは制御部6から設定自在となっている。
【0027】第1の記憶部3は第1の圧縮部2で圧縮さ
れた画像情報をnフレーム(nは正の整数)分記憶し、
第1の圧縮部2から入力される画像情報がnフレームを
越えると、第1の圧縮部2から入力される画像情報を1
フレーム記憶する毎に記憶内容を1フレームずつ第2の
圧縮部4に送る。
【0028】第2の圧縮部4では第1の記憶部3から送
られてくる画像情報、つまり1/αに圧縮された画像情
報をさらに圧縮率1/β(β>α)で圧縮し、(1/
α)・(1/β)に圧縮した画像情報を第2の記憶部5
に送る。ここで、第1の記憶部3がnフレーム分の画像
情報を記憶するのにy時間かかるとすると、第2の圧縮
部4ではy時間経過した過去の画像情報を圧縮すること
となる。
【0029】第2の記憶部5は第2の圧縮部4で圧縮さ
れた画像情報をmフレーム(mは正の整数)分記憶し、
第2の圧縮部4から入力される画像情報がmフレームを
越えると、第2の圧縮部4から入力される画像情報を1
フレーム記憶する毎に記憶内容を1フレームずつ順次消
去していく。
【0030】外部信号発生部7は特定事象の発生を検出
すると、特定事象の発生を通知する信号を制御部6に送
信する。制御部6は外部信号発生部7からの信号を受信
すると、内部タイマ(図示せず)を作動させる。
【0031】制御部6は内部タイマが予め設定されたx
時間(xは正の数)を経過すると、第1の記憶部3及び
第2の記憶部5各々の記憶動作を停止させる。ここで、
制御部6に対しては図示せぬ入力装置から圧縮率1/
α,1/β及びx時間の設定が自由に行えるよう構成さ
れている。
【0032】また、制御部6は入力装置からの読出し指
示に応答して第1の記憶部3及び第2の記憶部5各々に
対して読出し制御を行い、第1の記憶部3及び第2の記
憶部5各々から読出した画像情報をモニタ表示部8に表
示するよう制御する。よって、操作者はモニタ表示部8
を通して第1の記憶部3及び第2の記憶部5各々に記憶
された画像情報を参照することができる。
【0033】図2は図1の第1の記憶部3の構成を示す
ブロック図である。図において、第1の記憶部3はn個
のフレームメモリ30−1〜30−nと、読出し送信部
31とを含んで構成されており、第1の圧縮部2から入
力される画像情報をnフレーム分記憶することができ
る。
【0034】第1の圧縮部2から入力される画像情報
は、まず第1の記憶部3のフレームメモリ30−1に記
憶される。第1の圧縮部2から次の画像情報が入力され
ると、フレームメモリ30−1は記憶していた画像情報
をフレームメモリ30−2にシフトし、第1の圧縮部2
から入力される画像情報を記憶する。
【0035】同様に、第1の記憶部3では第1の圧縮部
2から画像情報が入力される毎に、フレームメモリ30
−1〜30−nの記憶内容を順次シフトしていくこと
で、フレームメモリ30−1〜30−nにnフレーム分
の画像情報を記憶する。
【0036】第1の圧縮部2から入力される画像情報が
n+1フレーム以上になると、第1の圧縮部2から画像
情報が入力される毎にフレームメモリ30−nに記憶し
ていた画像情報をシフトして第2の圧縮部4に送出す
る。
【0037】フレームメモリ30−1〜30−n各々に
記憶している画像情報を参照する場合、読出し送信部3
1は制御部6の読出し制御に応答してフレームメモリ3
0−nからフレームメモリ30−1の方向にその記憶内
容を順次読出して制御部6に送信する。
【0038】したがって、制御部6では第1の記憶部3
に記憶された画像情報を古いものから順番に受取ること
となるので、それらの画像情報を入力順にモニタ表示部
8に表示すれば、操作者は画像情報を古いものから順番
に参照することができる。
【0039】図3は図1の第2の記憶部5の構成を示す
ブロック図である。図において、第2の記憶部5はm個
のフレームメモリ50−1〜50−mと、読出し送信部
51とを含んで構成されており、第2の圧縮部4から入
力される画像情報をmフレーム分記憶することができ
る。
【0040】第2の圧縮部4から入力される画像情報
は、まず第2の記憶部5のフレームメモリ50−1に記
憶される。第2の圧縮部4から次の画像情報が入力され
ると、フレームメモリ50−1は記憶していた画像情報
をフレームメモリ50−2にシフトし、第2の圧縮部4
から入力される画像情報を記憶する。
【0041】同様に、第2の記憶部5では第2の圧縮部
4から画像情報が入力される毎に、フレームメモリ50
−1〜50−mの記憶内容を順次シフトしていくこと
で、フレームメモリ50−1〜50−mにmフレーム分
の画像情報を記憶する。
【0042】第2の圧縮部4から入力される画像情報が
m+1フレーム以上になると、フレームメモリ50−m
の記憶内容は第2の圧縮部4から画像情報が入力される
毎にフレームメモリ50−(m−1)(図示せず)に記
憶されていた画像情報で上書きされるので、フレームメ
モリ50−mに記憶されていた画像情報は順次消去され
ていく。
【0043】フレームメモリ50−1〜50−m各々に
記憶している画像情報を参照する場合、読出し送信部5
1は制御部6の読出し制御に応答してフレームメモリ5
0−mからフレームメモリ50−1の方向にその記憶内
容を順次読出して制御部6に送信する。
【0044】したがって、制御部6では第2の記憶部5
に記憶された画像情報を古いものから順番に受取ること
となるので、それらの画像情報を入力順にモニタ表示部
8に表示すれば、操作者は画像情報を古いものから順番
に参照することができる。
【0045】図5は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本発明の他の実施例は外
部信号発生部7を複数とし、制御部6に事象判定部6a
と事象テーブル6bと記憶停止部6cとを設けた以外は
本発明の一実施例と同様の構成となっており、同一構成
要素には同一符号を付してある。また同一構成要素の動
作は本発明の一実施例の動作と同様である。
【0046】制御部6の事象テーブル6bには複数の外
部信号発生部7−1〜7−lからの信号の組合わせが予
め登録されており、事象判定部6aは複数の外部信号発
生部7−1〜7−lからの信号を受信すると、それらの
信号の組合わせが事象テーブル6bに登録されているか
否かを判定する。
【0047】事象判定部6aは複数の外部信号発生部7
−1〜7−lからの信号の組合わせが事象テーブル6b
に登録されていると判定すると、その旨を記憶停止部6
cに通知する。
【0048】記憶停止部6は事象判定部6aからの通知
を受取ると、内部タイマ(図示せず)を作動させ、内部
タイマが予め設定されたx時間を経過すると、第1の記
憶部3及び第2の記憶部5各々の記憶動作を停止させ
る。
【0049】尚、第1の記憶部3及び第2の記憶部5各
々の記憶動作を停止させる時間として、複数の外部信号
発生部7−1〜7−lからの信号の組合わせに応じた時
間を設定することも可能である。
【0050】また、撮像部1と第1の圧縮部2と第1の
記憶部3と第2の圧縮部4と第2の記憶部5とを夫々複
数設置し、それらを複数の外部信号発生部7−1〜7−
lからの信号の組合わせに応じて制御することも可能で
ある。
【0051】さらに、第2の記憶部5の後段に第3の圧
縮部及び第3の記憶部を配置したり、あるいは第2の記
憶部5の後段に複数の圧縮部及び記憶部を配置するよう
にすることも可能である。
【0052】このように、撮像部1から入力される画像
情報を圧縮するにあたり、第1の圧縮部2及び第2の圧
縮部4の圧縮率α,βを可変できるように構成すること
によって、用途に応じた圧縮率で画像情報を記憶保存す
ることができる。
【0053】また、第1の記憶部3及び第2の記憶部5
というように複数段の記憶部を設け、それら記憶部各々
に記憶する画像情報を圧縮する圧縮部各々の圧縮率を順
次高くしていくことによって、ある事象発生時に詳細な
画像情報を参照することができるだけでなく、一定時間
経過後の必要性が減少した画像情報をさらに圧縮して長
時間分の画像情報をも記憶保存することができる。
【0054】さらに、外部信号発生部7,7−1〜7−
lを設け、外部信号発生後の一定時間後に記憶動作を停
止させるとともに、かつ記憶動作を停止させるまでの時
間を可変できるように構成することによって、事象発生
時の画像情報を膨大な記憶内容から探し出すことなく、
即座に参照することができる。その場合、用途によっ
て、外部信号発生後の記憶動作の停止を任意の設定時間
後に行わせることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
アルタイムに画像情報を撮像入力する撮像手段からの画
像情報を第1の圧縮手段において設定自在な第1の圧縮
率で圧縮して第1の記憶手段に記憶し、第1の記憶手段
に記憶された画像情報を第2の圧縮手段において第1の
圧縮率よりも高い第2の圧縮率で圧縮して第2の記憶手
段に記憶しておき、外部からの指示に応答して予め設定
された所定時間後に第1及び第2の記憶手段における記
憶動作を停止するとともに、第1及び第2の記憶手段に
記憶された画像情報を読出して表示することによって、
用途に応じた圧縮率で画像情報を記憶保存することがで
き、必要性が減少した長時間分の画像情報も記憶保存す
ることができるという効果がある。
【0056】また、本発明による他の画像情報記憶装置
は、上記の構成のほかに、予め設定された事象を検知し
た時にその検知結果を上記の停止手段への指示として送
出する検知手段を具備することによって、特定事象の発
生時の画像情報を即座に参照することができるという効
果がある。
【0057】さらに、本発明による別の画像情報記憶装
置は、各々予め設定された事象を検知した時にその検知
結果を送出する複数の検知手段と、これら複数の検知手
段各々の検知結果を予め組合わせて保持する保持手段
と、これら複数の検知手段各々からの検知結果と保持手
段の保持内容との比較結果に応じて上記の停止手段への
指示を送出する手段とを具備することによって、特定事
象の発生時の画像情報を即座に参照することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の第1の記憶部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1の第2の記憶部の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 第1の圧縮部 3 第1の記憶部 4 第2の圧縮部 5 第2の記憶部 6 制御部 6a 事象判定部 6b 事象テーブル 6c 記憶停止部 7,7−1〜7−l 外部信号発生部 8 モニタ表示部 30−1〜30−n, 50−1〜50−m フレームメモリ 31,51 読出し送信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアルタイムに画像情報を撮像入力する
    撮像手段と、前記撮像手段からの前記画像情報を設定自
    在な第1の圧縮率で圧縮する第1の圧縮手段と、前記第
    1の圧縮手段で圧縮された画像情報を記憶する第1の記
    憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された画像情報を
    前記第1の圧縮率よりも高い第2の圧縮率で圧縮する第
    2の圧縮手段と、前記第2の圧縮手段で圧縮された画像
    情報を記憶する第2の記憶手段と、外部からの指示に応
    答して予め設定された所定時間後に前記第1及び第2の
    記憶手段における記憶動作を停止する停止手段と、前記
    第1及び第2の記憶手段に記憶された画像情報を読出す
    手段と、前記第1及び第2の記憶手段から読出された画
    像情報を表示する表示手段とを有することを特徴とする
    画像情報記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記所定時間を設定自在としたことを特
    徴とする請求項1記載の画像情報記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記憶手段は、前記第1の圧縮
    手段から送られてくる画像情報が予め設定された記憶容
    量を越える毎にその記憶内容を前記第2の圧縮手段に送
    出するよう構成し、 前記第2の記憶手段は、前記第2の圧縮手段から送られ
    てくる画像情報が予め設定された記憶容量を越える毎に
    その記憶内容を消去するよう構成したことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の画像情報記憶装置。
  4. 【請求項4】 予め設定された事象を検知した時にその
    検知結果を前記指示として前記停止手段に送出する検知
    手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれか記載の画像情報記憶装置。
  5. 【請求項5】 各々予め設定された事象を検知した時に
    その検知結果を送出する複数の検知手段と、前記複数の
    検知手段各々の検知結果を予め組合わせて保持する保持
    手段と、前記複数の検知手段各々からの検知結果と前記
    保持手段の保持内容との比較結果に応じて前記指示を前
    記停止手段に送出する手段とを含むことを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれか記載の画像情報記憶装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10108146A (ja) * 1996-10-01 1998-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル情報受信機
JP2007060022A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像伝送システム及び画像伝送方法

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