JPH09260617A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH09260617A
JPH09260617A JP8070133A JP7013396A JPH09260617A JP H09260617 A JPH09260617 A JP H09260617A JP 8070133 A JP8070133 A JP 8070133A JP 7013396 A JP7013396 A JP 7013396A JP H09260617 A JPH09260617 A JP H09260617A
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JP
Japan
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layer
insulating film
semiconductor substrate
single crystal
memory device
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JP8070133A
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English (en)
Inventor
Riichiro Shirata
理一郎 白田
Seiichi Aritome
誠一 有留
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】素子分離能力を落とすことなく、ワード線を共
有化した隣り合うメモリセル間の素子分離幅を縮少する
ことができ、メモリセルアレイの集積度向上をはかる。 【解決手段】 半導体基板1上に浮遊ゲート14と制御
ゲート16を積層したトランジスタからなるメモリセル
を有する不揮発性半導体記憶装置において、メモリセル
を複数個集積してなるセルアレイ部Bは、Si基板1上
に絶縁膜3を介して形成された単結晶Si層4に形成さ
れ、セルアレイ部以外の周辺回路部Aは、Si基板1に
直接形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的書き換え可
能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】EEPROMの一つとして、高集積化が
可能なNAND型EEPROMが知られている。これは
複数のメモリセルをそれらのソース,ドレインを隣接す
るもの同士で共用する形で直列接続し、これらを一単位
としてビット線に接続するものである。
【0003】図8に従来のEEPROMのチップ断面
図、図9にそのセル平面図、図10(a)(b)にワー
ド線方向のセル断面図(図9の矢視A−A′)、ビット
線方向のセル断面図(矢視B−B′)をそれぞれ示す。
【0004】メモリセルは通常、浮遊ゲート(電荷蓄積
層)14と制御ゲート16が積層されたMOS−FET
構造を有する。メモリセルアレイは、n型基板1に設け
たp型ウェル1′内に集積形成される。即ち、p型ウェ
ル1′上に浮遊ゲート14と制御ゲート16を積層して
なる複数のメモリセルが設けられ、所定個数のセルのソ
ース,ドレインを共用する形で直列接続してNANDセ
ルが構成されている。NANDセルのドレイン側は選択
ゲート20−1を介してビット線コンタクト21により
ビット線22に接続され、ソース側はやはり選択ゲート
20−2を介して共通ソース線2に接続される。メモリ
セルの制御ゲートは、行方向に連続的に配設されてワー
ド線となる。
【0005】また、周辺回路部は、n型基板1にp型ウ
ェル1′とは別に設けたp型ウェル1″内に集積形成さ
れる。具体的には、p型ウェル1″の一部にnチャネル
MOSトランジスタ18が形成され、p型ウェル1″内
に設けられたn型ウェル5にpチャネルMOSトランジ
スタ19が形成されている。つまり、周辺トランジスタ
はCMOS構造となっている。
【0006】このNANDセル型EEPROMの動作
は、次の通りである。データ書き込みは、ビット線から
最も離れた位置のメモリセルから順に行う。選択された
メモリセルの制御ゲートには高電圧Vpp(=20V程
度)を印加し、それよりビット線側にあるメモリセルの
制御ゲート及び選択ゲートには中間電圧Vppm(=1
0V程度)を印加し、ビット線にはデータに応じて0V
又は中間電圧Vm(=8V程度)を与える。
【0007】ビット線に0Vが与えられた時、その電位
は選択メモリセルのドレインまで転送されて、浮遊ゲー
トに電子注入が生じる。これにより、選択されたメモリ
セルのしきい値は正方向にシフトする。この状態を例え
ば“1”とする。ビット線にVmが与えられた時は電子
注入が実効的に起こらず、従ってしきい値に変化せず、
負に止まる。この状態は消去状態で“0”とする。デー
タ書き込みは、制御ゲートを共有するメモリセルに対し
て同時に行われる。
【0008】データ消去は、NANDセル内の全てのメ
モリセルに対して同時に行われる。即ち、全ての制御ゲ
ートを0Vとし、p型ウェルを20Vとする。このと
き、選択ゲート,ビット線及びソース線も20Vにされ
る。これにより、全てのメモリセルで浮遊ゲートの電子
がp型ウェルに放出され、しきい値は負方向にシフトす
る。
【0009】データ読み出しは、選択されたメモリセル
の制御ゲートを0Vとし、それ以外のメモリセルの制御
ゲート及び選択ゲートを電源電位Vcc(例えば5V)
として選択メモリセルで電流が流るか否かを検出するこ
とにより行われる。
【0010】このデータ書き込み時、図10(a)に示
すようにワード線を共有化し、浮遊ゲートの隣り合うメ
モリセル間でかつ互いに異なる電位(0Vと中間電位V
m)がビット線に与えられているもの同士は、ワード線
にVppが与えられても素子分離されている必要があ
り、よって素子分離耐圧はVpp以上必要である。
【0011】しかしながら、メモリセル容量の高集積化
と共にワード線を共有化したメモリセル間の素子分離幅
は狭くしなければならず、その場合に素子分離耐圧の維
持が困難になるという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のNA
NDセル型EEPROMにおいては、ワード線を共有化
し、隣り合うメモリセル間の素子分離耐圧を書き込み時
ワード線に与える電圧以上に保とうとすると、素子分離
幅を十分に縮少するのが困難になるという問題があっ
た。
【0013】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、素子分離能力を落と
すことなく、ワード線を共有化した隣り合うメモリセル
間の素子分離幅を縮少することができ、メモリセルアレ
イの集積度向上をはかり得る不揮発性半導体記憶装置を
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(構成)上記課題を解決するために本発明は、次のよう
な構成を採用している。即ち本発明は、半導体基板上に
電荷蓄積層と制御ゲートを積層したトランジスタからな
るメモリセルを有する不揮発性半導体記憶装置におい
て、前記メモリセルを複数個集積してなるセルアレイ部
は、前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成された単結
晶半導体層(SOI:Siricon On Insulator)に形成さ
れ、セルアレイ部以外の周辺回路部の少なくとも一部
は、前記半導体基板に直接形成されてなることを特徴と
する。
【0015】ここで、本発明の望ましい実施態様とし
て、次のものがあげられる。 (1) 周辺回路部の全てが、半導体基板に直接形成されて
なること。 (2) 周辺回路部のうち高耐圧を要求される部分は、半導
体基板上に絶縁膜を介して形成された単結晶半導体層に
形成され、それ以外の周辺回路部は半導体基板に直接形
成されてなること。ここで、高耐圧としては6V以上、
通常は15〜20Vをいう。 (3) 周辺回路部のうち高速動作を要求される部分は、半
導体基板上に絶縁膜を介して形成された単結晶半導体層
に形成され、それ以外の周辺回路部は半導体基板に直接
形成されてなること。 (4) 単結晶半導体層には素子分離のための素子分離絶縁
膜が形成され、この素子分離絶縁膜は、単結晶半導体層
下の絶縁膜に接していること。 (5) 半導体基板とその上に絶縁膜を介して単結晶半導体
層を形成した3層構造部分は、半導体基板の表面から所
定深さに不純物をイオン注入し、これをアニールしてイ
オン注入領域に酸化膜を形成したものであること。 (6) 周辺回路部を形成する半導体基板の単層構造部分
は、半導体基板とその上に絶縁膜を介して単結晶半導体
層を形成した3層構造のうち、単結晶化半導体層と絶縁
膜を除去してなるものであること。 (7) セルアレイ部の単結晶半導体層は、行方向には連続
し列方向には分離されたラインアンドスペースのパター
ンに加工され、電荷蓄積層は行方向及び列方向共にセル
毎に分離され、制御ゲートは列方向には連続し行方向に
は分離されたラインアンドスペースのパターンに加工さ
れてなること。 (8) 単結晶半導体層と電荷蓄積層は列方向を同じマスク
で加工され、電荷蓄積層と制御ゲートは行方向を同じマ
スクで加工されてなること。 (作用)本発明によれば、セルアレイ部をSOI上に形
成することにより、素子分離幅を狭くしても、セル間の
十分な耐圧を確保することができる。従って、素子分離
能力を落とすことなく、ワード線を共有化した隣り合う
メモリセル間の素子分離幅を縮少することができ、メモ
リセルアレイの集積度向上をはかることが可能となる。
【0016】また、周辺回路部はSOI上ではなくSi
基板上に直接設けることで、高電圧制御時におけるトラ
ンジスタのソース・ドレイン間耐圧を従来通り20V以
上確保することができる。
【0017】なお、周辺回路部をSOIではなくSi基
板上に直接形成するのは、プロセス上その方が作りやす
いからである。そして、周辺回路部のうち高耐圧を要求
される部分をSOI上に形成するのは、一般に高耐圧ト
ランジスタは基板が浮きやすいからである。また、周辺
回路部のうち高速動作を要求される部分をSOI上に形
成するのは、高速動作が要求される部分は基板が浮きや
すいからである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係わるEEPROMの素子構造を示す断面図である。
【0019】基本的な構成は前記図8に示した従来装置
と同様であるが、本実施形態では、メモリセルアレイ部
をSi基板上に直接形成するのではなく、SOI上に形
成している。即ち、p型Si基板1上に絶縁膜3を介し
て単結晶Si層4が形成され、このSi層4にソース・
ドレイン拡散層17を形成すると共に、Si層4上に浮
遊ゲート(電荷蓄積層)14及び制御ゲート16を積層
することにより、メモリセルアレイ部が構成されてい
る。
【0020】図2は、本実施形態の製造工程を示す断面
図である。まず、図2(a)に示すように、p型Si基
板1上でメモリセルアレイを形成する領域(セル部B)
のみSOI構造にする。そのために、Si基板1上に周
辺回路となる領域(周辺部A)をカバーするように、耐
酸素イオン注入マスク材(例えばレジスト)25を形成
し、マスク材25をマスクにO2 をイオン注入する。そ
れにより、セル部BでSi表面より深さが0.01〜1
um程度の領域3にO2 が打ち込められる。
【0021】次いで、図2(b)に示すように、マスク
材2を除去した後、Siウェハをアニールして3の領域
をSiO2 化し、SiO2 膜3の上の単結晶Si層4を
薄膜化する。続いて、周辺回路をCMOSで動作させる
ために周辺部Aの一部にnウェル5を設ける。このと
き、周辺部Aとセル部Bの境界及び周辺部A内の一部に
素子分離酸化膜6を設ける。
【0022】次いで、図2(c)に示すように、数10
nmの酸化膜7、その上に多結晶シリコン膜8、その上
にSiN膜9を堆積させた後、セルの素子分離領域とな
る領域10のみ上記のSiN膜9を選択エッチングし、
SiN膜9をマスクに熱酸化し、下層のSiO2 層3と
繋がる素子分離用酸化膜11を形成する。続いて、マス
ク材のSiN膜9と多結晶Si膜8を除去する。
【0023】次いで、従来例と同じようにセル部Bにつ
いては、トンネル酸化膜12と選択トランジスタ用ゲー
ト酸化膜13を形成し、続いて浮遊ゲート14と制御ゲ
ート用絶縁膜15を形成し、さらに制御ゲート16と選
択ゲート20となる電極材料を堆積する。そして、電極
材料と絶縁膜15と浮遊ゲート14を同時パターニング
してメモリセル及び選択トランジスタを形成し、その後
にセル部Bのn型拡散層17を形成する。周辺部Aは従
来例と同じようにして、nチャネルMOSトランジスタ
18及びpチャネルMOSトランジスタ19を形成し
て、周辺回路となす。
【0024】なお、選択トランジスタのゲートはメモリ
トランジスタの浮遊ゲート14相当の部分とその上のゲ
ート電極20を電気的に接続して形成される。このメモ
リセル部においてn型拡散層17はセル部BのSi層4
の底部にまで届いているようにする。
【0025】以上の実施形態において、セル部Bの平面
図は従来例の図9と同様になる。図3(a)にセル部の
断面図(図9の矢視A−A′断面)を、図3(b)にセ
ル部の断面図(図9の矢視B−B′断面)をそれぞれ示
す。
【0026】ワード線方向において、隣接するセル部間
は素子分離用酸化膜11で分離され、この酸化膜11は
絶縁膜3と一体化している。このため、セル部の素子形
成領域はワード線方向に隣接する素子形成領域とは酸化
膜11で分離され、かつ基板でつながることもない。
【0027】このように本実施形態によれば、セルアレ
イ部をSOI上に形成することにより、素子分離幅を狭
くしても、セル間の十分な耐圧を確保することができ
る。従って、素子分離能力を落とすことなく、ワード線
を共有化した隣り合うメモリセル間の素子分離幅を縮少
することができ、メモリセルアレイの集積度向上をはか
ることが可能となる。また、周辺回路部はSOI上では
なくSi基板上に直接設けることで、高電圧制御時にお
けるトランジスタのソース・ドレイン間耐圧を従来通り
20V以上確保することができる。 (第2の実施形態)図4は、本発明の第2の実施形態に
係わるEEPROMの要部構成を示す断面図である。
【0028】この実施形態では、SOI基板を用い、こ
のSOI基板のセルアレイとなる領域をレジストなどで
カバーして表面Si層4とその下のSiO2 層3をエッ
チングし、下地のSi基板1を露出させた後に、レジス
トを除去する。それ以降のセル部及び周辺部の形成法
は、第1の実施形態と同様である。 (第3の実施形態)図5は、本発明の第3の実施形態に
係わるEEPROMの素子構造を示す斜視図であり、特
にセルアレイ部の構成を示している。
【0029】セルアレイ部は先の実施形態と同様にSO
I上に形成され、セルアレイ部の単結晶Si層4は、行
方向には連続し列方向には分離されたラインアンドスペ
ースのパターンに加工され、浮遊ゲート14は行方向及
び列方向共にセル毎に分離され、制御ゲート16は列方
向には連続し行方向には分離されたラインアンドスペー
スのパターンに加工されている。
【0030】図6及び図7は、本実施形態の製造工程を
説明するためのもので、各々の図において(a)は平面
図、(b)は(a)の矢視A−A′断面図、(c)は
(a)の矢視B−B′断面図である。
【0031】まず、図6に示すように、セル部に関して
SOI基板形成後に単結晶化されたSi層4表面上に、
トンネル酸化膜12と浮遊ゲート14を形成し、セルの
素子分離領域となる部分以外をレジストなどでカバー
し、RIEで浮遊ゲート14,トンネル酸化膜12,及
び単結晶化されたSi層4を同時にエッチングして、S
iO2 膜3を露出させる。
【0032】これにより、Si層4及び浮遊ゲート14
は同じレジストマスクでエッチングされることになる。
レジストマスクは、ワード線方向と直交する方向(行方
向)に連続し、ワード線方向(列方向)には分離したラ
インアンドスペースのパターンである。なお、図には示
さないが、選択トランジスタ形成領域には、トンネル酸
化膜12の代わりに選択トランジスタ用ゲート酸化膜1
3を形成する。
【0033】次いで、図7に示すように、浮遊ゲート1
4ないし表層Si層4でRIEによりで表面の露出した
部分23上に制御ゲート用絶縁膜15を形成し、続いて
ゲートとなる電極材料を堆積する。次いで、制御ゲート
16と選択ゲート20となる電極材料を堆積し、その電
極材料と絶縁膜15と電荷蓄積層4をレジストマスクを
用いて同時パターニングしてメモリ及び選択トランジス
タを形成する。レジストマスクは、列方向に連続し、行
方向には分離したラインアンドスペースのパターンであ
る。
【0034】次いで、セル部n型拡散層17を形成する
ことにより、前記図5に示す形状を形成する。周辺部は
従来例と同じようにしてn型MOSトランジスタ18及
びp型MOSトランジスタ19を形成し周辺回路とな
す。
【0035】このように本実施形態によれば、Si層4
と浮遊ゲート14が同じレジストマスクでエッチングさ
れ、制御ゲート16と浮遊ゲート14が同じレジストマ
スクでエッチングされるため、Si層4と制御ゲート1
6用の2つのマスクがあれば、浮遊ゲート14の形成の
ためのマスクやエッチングプロセスを必要としない。従
って、先の第1の実施形態と同様の効果が得られるのは
勿論のこと、製造工程が簡略化される効果がある。な
お、本発明は上述した各実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施
することができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、不
揮発性半導体記憶装置におけるセルアレイ部をSOI上
に形成することにより、素子分離幅を狭くしても、セル
間の十分な耐圧を確保することができる。従って、素子
分離能力を落とすことなく、ワード線を共有化した隣り
合うメモリセル間の素子分離幅を縮少することができ、
メモリセルアレイの集積度向上をはかり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わるEEPROMの素子構
造を示す断面図。
【図2】第1の実施形態の製造工程を示す断面図。
【図3】第1の実施形態におけるワード線方向及びビッ
ト線方向のセル断面図。
【図4】第2の実施形態に係わるEEPROMの要部構
成を示す断面図。
【図5】第3の実施形態に係わるEEPROMの素子構
造を示す斜視図。
【図6】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
【図7】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
【図8】従来のEEPROMの素子構造を示す断面図。
【図9】従来のEEPROMのセル構成を示す平面図。
【図10】従来装置におけるワード線方向及びビット線
方向のセル断面図。
【符号の説明】
1…Si基板 2…ソース線 3…絶縁膜 4…単結晶Si層 5…n型ウェル 6…素子分離用酸化膜 7…酸化膜 8…多結晶Si膜 9…SiN膜 10…素子分離領域 11…素子分離用酸化膜 12…トンネル酸化膜 13…選択トランジスタ用ゲート酸化膜 14…浮遊ゲート(電荷蓄積層) 15…制御ゲート用絶縁膜 16…制御ゲート 17…ソース・ドレイン拡散層 18…周辺回路用nチャネルMOSトランジスタ 19…周辺回路用pチャネルMOSトランジスタ 20…選択ゲート 21…ビット線コンタクト 22…ビット線 25…耐酸素イオン注入マスク材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に電荷蓄積層と制御ゲートを
    積層したトランジスタからなるメモリセルを有する不揮
    発性半導体記憶装置において、 前記メモリセルを複数個集積してなるセルアレイ部は、
    前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成された単結晶半
    導体層に形成され、セルアレイ部以外の周辺回路部は、
    前記半導体基板に直接形成されてなることを特徴とする
    不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】半導体基板上に電荷蓄積層と制御ゲートを
    積層したトランジスタからなるメモリセルを有する不揮
    発性半導体記憶装置において、 前記メモリセルを複数個集積してなるセルアレイ部は、
    前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成された単結晶半
    導体層上に形成され、前記メモリセルの消去,書き込み
    及び読み出しに供される周辺回路部のうち高耐圧を要求
    される部分は、前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成
    された単結晶半導体層に形成され、それ以外の周辺回路
    部は前記半導体基板に直接形成されてなることを特徴と
    する不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記単結晶半導体層には素子分離のための
    素子分離絶縁膜が形成され、この素子分離絶縁膜は、前
    記単結晶半導体層下の絶縁膜に接していることを特徴と
    する請求項1又は2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記半導体基板とその上に絶縁膜を介して
    単結晶半導体層を形成した3層構造部分は、前記基板の
    表面から所定深さに不純物をイオン注入し、これをアニ
    ールしてイオン注入領域に酸化膜を形成したものである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】前記周辺回路部を形成する半導体基板の単
    層構造部分は、前記半導体基板とその上に絶縁膜を介し
    て単結晶半導体層を形成した3層構造のうち、単結晶化
    半導体層と絶縁膜を除去してなるものであることを特徴
    とする請求項1又は2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】半導体基板上に電荷蓄積層と制御ゲートを
    積層したトランジスタからなるメモリセルを有する不揮
    発性半導体記憶装置において、 前記メモリセルを複数個集積してなるセルアレイ部は、
    前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成された単結晶半
    導体層に形成され、 前記セルアレイ部の単結晶半導体層は、行方向には連続
    し列方向には分離されたラインアンドスペースのパター
    ンに加工され、前記電荷蓄積層は行方向及び列方向共に
    セル毎に分離され、前記制御ゲートは列方向には連続し
    行方向には分離されたラインアンドスペースのパターン
    に加工されてなることを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
  7. 【請求項7】半導体基板上に電荷蓄積層と制御ゲートを
    積層したトランジスタからなるメモリセルを有する不揮
    発性半導体記憶装置において、 前記メモリセルを複数個集積してなるセルアレイ部は、
    前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成された単結晶半
    導体層に形成され、前記メモリセルの消去,書き込み及
    び読出しに供される周辺回路部のうち高耐圧を要求され
    る部分は、前記半導体基板上に絶縁膜を介して形成され
    た単結晶半導体層に形成され、それ以外の周辺回路部は
    前記半導体基板に直接形成され、 前記セルアレイ部の単結晶半導体層は、行方向には連続
    し列方向には分離されたラインアンドスペースのパター
    ンに加工され、前記電荷蓄積層は行方向及び列方向共に
    セル毎に分離され、前記制御ゲートは列方向には連続し
    行方向には分離されたラインアンドスペースのパターン
    に加工されてなることを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
  8. 【請求項8】前記単結晶半導体層と前記電荷蓄積層は列
    方向を同じマスクで加工され、前記電荷蓄積層と前記制
    御ゲートは行方向を同じマスクで加工されてなることを
    特徴とする請求項6又は7記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
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