JPH09260460A - ウエハ搬送装置および方法ならびに半導体露光装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置および方法ならびに半導体露光装置

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JPH09260460A
JPH09260460A JP8087058A JP8705896A JPH09260460A JP H09260460 A JPH09260460 A JP H09260460A JP 8087058 A JP8087058 A JP 8087058A JP 8705896 A JP8705896 A JP 8705896A JP H09260460 A JPH09260460 A JP H09260460A
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JP
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wafer
edge
holding surface
detection
hand
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JP8087058A
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English (en)
Inventor
Itaru Fujita
いたる 藤田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70716Stages

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送のためにウエハを保持する際の塵埃の発
生やウエハへのダメージを防止する。 【解決手段】ウエハ載置面上に載置されたウエハ1を、
ウエハ載置面と略平行なウエハ保持面上に保持して搬送
するウエハ搬送装置において;前記ウエハ保持面の近傍
にありかつ前記ウエハ保持面に略平行な検出面上にある
ウエハのエッジを検出するために前記ウエハ保持面対し
て固定して設けられた複数のセンサを有するウエハエッ
ジ検出手段22a〜22d,23a〜23dと;前記ウ
エハ載置面と前記ウエハ保持面との間の間隔を調整して
前記検出面と前記ウエハ載置面とを一致させることによ
り前記載置面上のウエハを前記検出面上に位置させる調
整手段5と;前記ウエハ保持面が前記検出面上に位置し
ているウエハの方向に移動するに際して前記ウエハエッ
ジ検出手段の各センサがウエハエッジを検出するときの
位置に基づいてそのウエハの位置と前記ウエハ保持面上
の所定の基準位置との位置偏差を得る位置偏差取得手段
と;前記位置偏差に基づいてこのウエハと前記基準位置
との位置合せを行なう位置合せ手段3とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置で
使用される半導体ウエハの搬送装置および方法ならびに
半導体露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体露光装置などの半
導体製造装置においては、各製造プロセスを実行する処
理ユニットに対し、ウエハのロード・アンロードを行う
ウエハ搬送ユニットが併設または内蔵されている。搬送
ユニットは通常、処理前あるいは処理済みウエハを収納
するウエハカセットと処理ユニットとの間のウエハ搬送
を担っており、その搬送方法も、従来はベルトによるコ
ンベア搬送だったが、近年はウエハを真空吸着等によっ
て保持しつつ搬送を行ういわゆるピックアンドプレース
方式が主流であり、最近は保持搬送機構に多関節ロボッ
トを利用する例も増えてきている。これら搬送機構はウ
エハを把持するハンド部とハンドを自在に移動させる搬
送アーム部より構成されている。
【0003】一般に、半導体製造装置では、搬送アーム
により処理ユニットにウエハをロードする際には、処理
に支障がない程度にウエハの位置合せを行なう必要があ
り、特にウエハと処理ユニットとの干渉を避けるために
ウエハ中心と所定位置とのアライメントが必要である。
その際の位置決めの方法としては次のようなものがあげ
られる。
【0004】搬送アームにより位置合せ装置に送り、
所定の位置合せを行なった後、再び搬送アームにより保
持する。
【0005】搬送アーム上のウエハを保持するハンド
にウエハ端面の突き当て面を設け、ハンド上でウエハの
位置決めを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
の方法においては、処理前の所定位置のウエハを処理装
置に搬送するまで、ハンドで2回、位置合せ装置で1回
の計3回、支持部材とウエハとの接触があるため、ウエ
ハが汚染されやすいという問題がある。また、搬送経路
が複雑であり、可動部分が多く、発塵が発生するため、
同様にウエハが汚染されやすい。
【0007】また、前記の方法によれば、位置決めの
ためのウエハとの突き当て時に、ウエハ端面より発塵が
発生しやすく、またウエハの周辺に設けた突き当て機構
の可動部からの塵埃がウエハに付着しやすいため、やは
りウエハが汚染されやすい。また、突き当てによりチッ
ピング、スリップ等のウエハのダメージも発生しやす
い。
【0008】この結果、従来の装置では、ウエハ搬送時
に異物が付着しやすく、その結果、製品の歩留りが低下
するという問題がある。また、前記、の方法はとも
に位置決めのための機構を必要とするため、信頼性を低
下させるとともに装置のコストも高い。
【0009】さらに半導体露光装置に適用した場合、次
の問題がある。半導体露光装置ではウエハ露光領域の平
坦化を目的としたウエハ裏面の全面チャッキングが行わ
れている。そして、ウエハはハンドとの接触部での塵埃
付着が避けられない。したがって、チャッキング治具の
ウエハ接触部とウエハ間に塵埃が挟み込まれることにな
り、そうすると、ウエハが変形して盛り上がり、露光
時、局所的にデフォーカスしてパターンがぼけて露光さ
れる。このため、歩留りの低下を招いている。そして、
ウエハとハンドとの接触部が不特定なため、チャッキン
グ治具のウエハ接触部とウエハの塵挨付着部との重複を
避けることができない。
【0010】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、ウエハの取扱い時におけるウエハへの塵埃
の付着やダメージを防止し、もって、製造歩留りを向上
させることができるウエハ搬送装置および方法ならびに
半導体露光装置を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、装置の信頼性を向上
させることができるエハ搬送装置および方法ならびに半
導体露光装置を提供することにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、低コストで製
造可能なウエハ搬送装置および方法ならびに半導体露光
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明に係るウエハ搬送装置は、ウエハ載置面
上に載置されたウエハを、ウエハ載置面と略平行なウエ
ハ保持面上に保持して搬送するウエハ搬送装置におい
て;前記ウエハ保持面の近傍にありかつ前記ウエハ保持
面に略平行な検出面上にあるウエハのエッジを検出する
ために前記ウエハ保持面対して固定して設けられた複数
のセンサを有するウエハエッジ検出手段と;前記ウエハ
載置面と前記ウエハ保持面との間の間隔を調整して前記
検出面と前記ウエハ載置面とを一致させることにより前
記載置面上のウエハを前記検出面上に位置させる調整手
段と;前記ウエハ保持面が前記検出面上に位置している
ウエハの方向に移動するに際して前記ウエハエッジ検出
手段の各センサがウエハエッジを検出するときの位置に
基づいてそのウエハの位置と前記ウエハ保持面上の所定
の基準位置との位置偏差を得る位置偏差取得手段と;前
記位置偏差に基づいてこのウエハと前記基準位置との位
置合せを行なう位置合せ手段とを具備することを特徴と
する。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、前記
ウエハは略円形で切欠きを有さず、前記ウエハエッジ検
出手段は、前記基準位置から既知の位置で前記検出面に
交差する検出路をそれぞれ形成している2組のセンサを
備えていることを特徴とする。
【0015】第3の発明は、第1の発明において、前記
ウエハは略円形で切り欠きを有し、前記ウエハエッジ検
出手段は、前記基準位置から既知の位置で前記検出面に
交差する検出路を形成している、3に前記切欠きの個数
を加えた数の組以上のセンサを備えており、かつ前記検
出面上の前記基準位置を中心とするウエハ径と等しい円
に対して前記検出面と前記検出路との交差点を前記ハン
ドの移動方向に投影した各点のお互いの距離が前記切欠
きの幅以上であり、前記位置偏差取得手段は、前記ウエ
ハエッジ検出手段の各センサが検出するウエハエッジの
位置うち、前記切欠きにおけるウエハエッジを検出した
ときの位置を認識し、それ以外の位置に基づいて真の前
記位置偏差を取得するものであることを特徴とする。
【0016】第4の発明は、第3の発明において、前記
位置偏差取得手段は、前記ウエハエッジの位置のうちの
2個とウエハ半径量とから仮の前記位置偏差を、前記2
個の組合せを変えて算出するとともに、算出した各組合
せによる仮の位置偏差を相互に比較し、等しい場合が最
も多い仮の位置偏差を真の位置偏差とするものであるこ
とを特徴とする。
【0017】第5の発明は、第3の発明において、前記
位置偏差取得手段は、前記ウエハエッジの位置のうちの
3個に基づいて仮のウエハ半径量を算出するとともに、
真のウエハ半径量と等しい前記仮のウエハ半径量に対応
する前記ウエハエッジ位置に基づいて真の前記位置偏差
を得るものであることを特徴とする。
【0018】第6の発明は、第1〜5の発明において、
前記センサは、投光器と受光器とから構成される光電セ
ンサであることを特徴とする。
【0019】第7の発明は、第1〜5の発明において、
前記センサは静電容量センサであることを特徴とする。
【0020】第8の発明は、第1〜7の発明において、
複数の前記ウエハ載置面上に複数枚のウエハを載置して
収納するウエハカセットを挟んで対向し、光路が前記ウ
エハ載置面と略平行をなすように配置された投光部と受
光部を有する光学系と、前記ウエハカセットに対し前記
ウエハ保持面と前記光学系をそれぞれ上下方向に相対移
動させる手段と、前記受光部への投光が前記ウエハカセ
ット内のウエハにより遮光される位置より前記ウエハ載
置面と前記ウエハ保持面との間隔を算出する手段と、こ
の間隔より前記上下方向の相対移動量を制御する手段と
を前記調整手段が備えることを特徴とする。
【0021】第9の発明は、第8の発明において、前記
相対移動手段は、前記ウエハカセットを上下させるエレ
ベータ機構であることを特徴とする。
【0022】第10の発明は、第8の発明において、前
記相対移動手段は、前記ウエハ保持面と前記光学系とを
一体に上下移動させるエレベータ機構であることを特徴
とする。
【0023】第11の発明は、第1〜10の発明におい
て、前記位置合せ手段は、その位置合せ対象となるウエ
ハを他の装置に搬送するために前記ウエハ保持面を移動
させる手段により前記基準位置をウエハに対して位置合
せするものであることを特徴とする。
【0024】第12の発明に係る半導体露光装置は、カ
セット内のウエハをハンドにより把持して搬送する搬送
装置を有する半導体露光装置において、前記搬送装置
は、前記カセット内における前記ウエハの位置を計測し
て前記ウエハの把持位置を調整するものであることを特
徴とする。
【0025】第13の発明は、第12の発明において、
前記搬送装置が第1〜11の発明に係る搬送装置である
ことを特徴とする。
【0026】第14の発明に係るウエハ搬送装置は、ウ
エハ載置面上に載置されたウエハを、ウエハ載置面と略
平行なウエハ保持面上に保持して搬送するウエハ搬送方
法において;前記ウエハ載置面と前記ウエハ保持面との
間の間隔を調整して、前記ウエハ保持面の近傍にありか
つ前記ウエハ保持面に略平行な検出面と前記ウエハ載置
面とを一致させることにより、前記載置面上のウエハを
前記検出面上に位置させる調整工程と;前記ウエハ保持
面が前記検出面上に位置しているウエハの方向に移動す
るに際してそのウエハエッジを検出する工程と;前記ウ
エハエッジを検出したときの移動位置に基づいてそのウ
エハの位置と前記ウエハ保持面上の所定の基準位置との
位置偏差を得る位置偏差取得工程と;前記位置偏差に基
づいて前記ウエハエッジが検出されたウエハと前記基準
位置との位置合せを行なう位置合せ工程とを具備するこ
とを特徴とする。
【0027】
【作用】上記した様な構成を有する本発明によれば、ウ
エハ保持面を有するハンドとウエハの位置ずれをハンド
上のウエハエッジ検出手段を用いて検出し、その結果に
基づいてハンドの位置をウエハに合わせて位置ずれなく
ウエハを把持することが可能であるため、ウエハ端面に
部材を突き当てて位置決めする場合に発生する端面から
の発塵やチッピング、スリップ等のウエハダメージが防
止される。また、ハンド上では突き当て機構等の可動部
からの発塵がなく、ウエハへの塵埃による汚染が少な
い。
【0028】また、ウエハとハンド間の位置合せのため
に、ウエハ搬送に使用する機構をそのまま用いることに
より、位置合せ用の可動機構が不要であり、経済的であ
る。またウエハの搬送中、ウエハとの接触回数が最小限
で済み、ウエハダメージや塵埃汚染が少なく、信頼性も
向上する。
【0029】以上より、ウエハのダメージや汚染が減少
するため、製造歩留りが高く、また信頼性も高いウエハ
搬送装置や半導体露光装置を安価に提供することが可能
となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
るウエハ搬送装置を搭載した半導体露光装置の外観斜視
図である。同図において、1はウエハ、2はウエハを把
持するハンド、3はハンド2を支持して回転及び伸縮移
動を行なう搬送アーム本体である。ウエハ1にはウエハ
の面方位を表すオリエンテーションフラットあるいはノ
ッチ等の1個以下の切欠きが設けられている。4(4a
および4b)は複数枚のウエハを収納したウエハカセッ
ト、5(5aおよび5b)はそれぞれウエハカセット4
aおよび4bを支持して昇降するエレベータであり、ハ
ンド2と搬送アーム本体3を挟んで配設されている。6
はプリアライメントステーションであり、ハンド2によ
りウエハカセット4から搬出したウエハ1を、高精度に
XYθ方向に位置決めするものである。ここで位置決め
したウエハは、図示しない露光ステーションに搬送し、
露光終了後、プリアライメントステーション6に返送す
る。
【0031】図2(a)〜(b)は、それぞれ図1の装
置の平面図であり、ハンド2の動作方向とウエハ1の搬
送経路を示している。同図を参照して、ハンド2の動作
に従ったウエハ1の搬送経路を説明する。
【0032】まず、図2(a)において、ウエハカセッ
ト4aをエレベータ5aにより昇降(図の紙面に対し垂
直方向)させ、搬出するウエハ1が搬送高さに達した位
置で停止させる。次に、図2(b)に示すように、搬送
アーム本体3を回転させ、ハンド2がウエハカセット4
aに対向する位置で停止させる。そして、ハンド2をウ
エハカセット4まで移動させ、後述するシーケンスで搬
出するウエハ1の中心とハンド2の基準点との位置調整
を行ない、ウエハ1を把持する。次に、図2(c)に示
すように、ハンド2を、搬送アーム本体3まで戻し、プ
リアライメントステーション6に対向する位置まで回転
させ、そして、プリアライメントステーション6上に移
動させて、ウエハ1をプリアライメントステーション6
に受け渡す。その後、ハンドを、図2(d)に示すよう
に、搬送アーム3側に戻し、待機させる。ウエハ1の露
光の終了後は、プリアライメントステーション6に返送
されたウエハ1を、それを搬出した同一ウエハカセット
4aに,上記で述べた動作の逆手順で返送する。
【0033】図3は搬送アーム(搬送アーム本体3およ
びハンド2)およびエレベータ5の断面図である。同図
に示すように、このウエハ搬送装置は、ウエハカセット
4内のウエハ載置面上に載置されたウエハ1を、ウエハ
載置面と略平行な、ハンド2のウエハ保持面上に保持し
て搬送するものである。そして、このウエハ保持面の近
傍にありかつ前記ウエハ保持面に略平行な検出面(仮想
的な面)上にあるウエハのエッジを検出するためにウエ
ハ保持面対して固定して設けられた複数のセンサ(22
a〜22d,23a〜23d)を有するウエハエッジ検
出手段を備える。
【0034】エレベータ5にはウエハカセット4が載置
される昇降可能なカセット台7が設けられており、昇降
動作はボールネジ8、ベルト9、プーリ10を介してモ
ータ11の回転動作より行われる。12aおよび12b
はカセット台7の可動上下端位置に固設したZ基準位置
センサであり、カセット台7の上下方向のストロークの
リミットを検出するが、センサ12aは昇降位置原点検
出にも使用する。昇降量はモータ11直結のエンコーダ
13により検出する。エレベータ5の固定部には、投光
素子14aおよび受光素子14bで構成され、ウエハを
Z方向において検出するウエハセンサ14が配設されて
おり、それが形成する光路上におけるウエハ1の有無
を、カセット台7が昇降する際に検出する。
【0035】ハンド2には、ベースとなるハンドフレー
ム21上に光路を形成する4組の投光素子22a〜22
dと受光素子23a〜23dから構成され、ウエハ1の
XY方向位置を検出するウエハセンサ23が上述のウエ
ハエッジ検出手段として埋設されている。ウエハセンサ
23は、ハンド2がウエハカセット4に収納されている
ウエハ1に接近する際、ウエハ1が光路を遮ると、受光
素子23a〜23dはオン(ON)動作し、他の場合
は、オフ(OFF)動作する。またセンサ23は、その
光路が、ハンド2上の検出面(ウエハエッジ位置検出時
のウエハ載置面となる基準面)との交点がウエハ1の半
径と等しい半径の円周上にあり、また交点間の距離はウ
エハ1に形成された切欠きの幅よりも長くなるように、
設けてある。ハンドフレーム21は、その回転軸Pを中
心に半径方向に移動可能なブロック24上に連結され、
その移動はボールネジ25、ベルト26、プーリ27を
介してモータ28の回転動作より行われる。ブロック2
4の可動先端位置には、R基準位置センサ29aおよび
29bが固設され、これらはブロック24の半径方向ス
トロークリミットを検出するが、センサ29aは位置原
点検出にも使用する。半径方向移動量はモータ28に直
結のエンコーダ30により検出する。
【0036】搬送アーム本体3は、ベアリング31によ
り、回転軸Pを中心に回転自在に支持されており、シャ
フト32、プーリ33、およびベルト34を介してモー
タ35により回転動作が可能である。回転方向位置の検
出するために、θ基準位置センサ36により原点を検出
し、回転量を、モータ33に直結されたエンコーダ37
で検出する。
【0037】図4は、本ウエハ搬送装置の制御回路のブ
ロック図である。図4において、41は本装置の動作シ
ーケンスを統括するCPU、42は動作シーケンス、お
よびインターフェース43への入出力値を記憶するメモ
リである。インターフェース43はセンサコントローラ
44を介して基準位置センサ12a、12b、29a、
29b、36、ウエハセンサ14、23、エンコーダ1
3、30、37などのセンサ出力値をCPU41に伝達
し、またモータドライバ45を介してモータ11、2
8、35を制御する。カウンタ46a〜46dはそれぞ
れ受光素子23a〜23dに対応し、エンコーダ30の
出力パルス数をカウントする。計数開始と停止はCPU
41に制御される。
【0038】図5は、ウエハ搬送装置の動作シーケンス
を示すフローチャートである。同図に示すように、搬送
動作を開始すると、ステップS1において、まずハンド
2の初期位置動作を行なう。すなわち、θ基準位置セン
サ36とR基準位置センサ29aの出力に基づいて、ハ
ンド2を、図2(a)で示される基準位置に移動する。
カウンタ46a〜46dの計数値は0クリアする。
【0039】次に、ステップS2において、Z基準セン
サ12aに基づいた基準位置までエレベータ台7をエレ
ベータ5により上昇させ、その後、ウエハセンサ14が
動作する時のエレベータ台7の高さを記憶しかつウエハ
カセット4中の各ウエハの載置面の高さを算出しながら
下限までエレベータ台7を下降させ、その後、搬送対象
のウエハの載置面とウエハセンサ(XY)23の検出面
とが一致するまでカセット台7を上昇させる。
【0040】次に、ステップS3において、ウエハハン
ド2を90度回転させてカセット4に対向させ、その
後、図6に示すように、ハンド2を半径方向に移動さ
せ、対象ウエハ1に接近させる。この移動中、センサ2
3の各光路51a〜51dをウエハ1が遮り、受光素子
23a〜23dの出力がオフからオンに切り換わった時
点より、CPU41は切り換わった受光素子に対応する
カウンタ46a〜46dによる計数開始させ、R基準セ
ンサ29bの動作によりハンド2が停止するまで、エン
コーダ30の出力パルス数をカウントする。
【0041】図7は、このときのウエハ中心およびセン
サの位置とカウンタ値との関係を、ハンド2の基準中心
位置を原点にとったXY座標系上で示す。各カウンタ4
6a〜46dの計数値はそれぞれハンド2が移動した実
距離a1〜d1に相当する。2点鎖線71は、ハンド2
の停止位置においてウエハ中心と原点とが一致する場合
のウエハ円周部を示しており、実線72は実際のウエハ
の円周部を示している。距離e1〜e4と距離ay〜d
yは、光路51a〜51dの配置よりあらかじめ決定さ
れている。ウエハエッジのX方向の位置ax〜dxは、
次の式で算出することができる。
【0042】
【数1】 ステップS4では、ウエハのエッジ位置A、B、C、D
の座標をそれぞれ(ax,ay)、(bx,by)、
(cx,cy)、(dx,dy)として得る。
【0043】次に、ステップS5において、真の位置偏
差0xy(ox,oy)を得る。まず2組のウエハエッ
ジ位置とウエハ径rを用いて仮の位置偏差を算出する。
位置AとBをエッジ位置として使用した場合、仮の位置
偏差Oxyab(oxab,oyab)を次式により得
る(ステップS51)。abはAとBの組による数値で
あることを示す。
【0044】
【数2】 同様にして、他の組合せによる仮の位置偏差Oxyac
〜Oxycdを算出する(ステップS52)。ここで、
位置A〜Dから2組となる組合せは82 =6通りであ
る。ウエハエッジ位置A〜Dが円周部である場合は、O
xyab〜Oxycdの位置が6点とも等くなり、真の
位置偏差0xyと一致する。従って0xy=0xyab
=(oxab,oyab)に決定される(ステップS5
3)。
【0045】図8は、ウエハエッジ位置A〜Dのうち、
例えばAが切欠き部である場合を示す。同図には、切欠
き部のエッジを検出したセンサによるカウンタ値を用い
て位置偏差を算出すると、仮の位置偏差量に(△x,△
y)の誤差が残ることが示されている。距離ABとBC
は切欠き幅以上の長さであるためB、C、D点は必ず円
周部上の点であり、Oxybc、0xybd、Oxyc
dは測定および計算誤差範囲内で一致する。0xya
b、Oxyac、Oxyadは円周部と切欠き部上の位
置の組より算出され、前の3組と、またお互いにも異な
る点となる。そこで、これら6個の仮の位置偏差の中
で、お互いに等しい3組を抽出し、真の位置偏差Oxy
を決定する。この場合はOxybcに決定する(ステッ
プS53)。次に、得られたOxy値に基づき、ステッ
プS6において、ハンド2の位置を調整し、ハンド2の
基準点とウエハの中心位置とを一致させる。すなわち、
図9に示すように、ハンド2を、Oxyより算出される
移動量(△R、△θ)分、搬送アーム本体3により半径
方向と回転方向へ移動する。このときの算出式は次に示
すとおりである。式中のRRはハンド2の移動前の搬送
アーム本体3の回転中心とハンド2の基準点との距離で
ある。
【0046】
【数3】 次に、ステップS7において、エレベータ台5を下降さ
せ、ウエハ1をハンド2によって把持する。このとき、
ウエハ1の厚み方向の中心とカセット4のウエハスロッ
ト中心とは一致し、ウエハ2をハンドで引き出す際に接
触事故等は発生しない。
【0047】次に、ステップS8〜11において、図2
(c)および(d)で示した動作により、プリアライメ
ントステーション6へウエハを搬送する。
【0048】このようにして、ハンドとウエハの平面方
向と高さ方向の位置調整を行なってからウエハを把持し
て搬送することにより、ウエハへの押し付け動作に伴う
ウエハのダメージや汚染が少なくなり、製造歩留りが向
上する。また、ハンドから他のウエハ位置合せユニット
にウエハを受け渡す必要がないため、装置が安価であ
り、かつ搬送の信頼性も高い。
【0049】また、ウエハ裏面のハンドとの接触部分
を、ウエハの回転方向以外の方向について完全に特定す
ることができる。したがって、露光時のウエハチャッキ
ングに使用する治具の接触部とハンドの接触部との重複
を避けることができる。従ってハンドの接触の際に付着
した塵埃による露光領域の平坦化の悪化を回避すること
が可能となり、ウエハ全面にわたって良好な焦点合せを
達成し、歩留りをさらに向上することができる。
【0050】尚、上記実施形態では1個以下の切欠きを
有するウエハについて説明したが、切欠きが複数個ある
場合でも、エッジ検出用のセンサをその分追加して同様
のシステムを構成することが可能である。例えば、切欠
きがN個の時はセンサ数をN+3個配設し、N+32
個の仮の位置偏差のうち、少なくとも3個以上の等しい
数値より真の位置偏差を決定することができる。また、
切欠きがない場合は、センサ数が2個となり直接真の位
置偏差が決定できる。
【0051】また、センサの配置は、ハンドの基準点を
中心としたウエハ半径上に検出面と光路の交点がくるよ
うに配設しているが、各光路による検出が同一の切欠き
を検出しないような配置であれば、任意の位置でよい。
【0052】また上記実施形態では測定および計算の誤
差内で等しい仮の位置偏差の内の1点を真の位置偏差と
したが、等しい仮の位置偏差の平均を真の位置偏差とし
てもよい。
【0053】また上記実施形態では、上記センサとし
て、投光器および受光器から構成される光電センサを用
いたが、静電容量センサ、超音波センサ等でも構わな
い。
【0054】また上記実施形態では、カセットとハンド
の上下方向の相対動作をカセットが載置されるエレベー
タの昇降動作で行ったが、ハンドを含む搬送アーム側が
昇降動作しても構わない。カセット内の高さ方向のウエ
ハセンサ14がハンドに固設される場合は、エレベータ
による昇降機構は不要となる。
【0055】(第2の実施形態)図10は、上述の実施
形態におけるステップS5を変形してステップS5’と
した形態における動作の一部を示すフローチャートであ
る。装置構成は上述の実施形態と同様である。
【0056】ここでは、4組のウエハエッジ位置の中か
ら抽出した任意の3点を通る円の半径として、仮のウエ
ハ半径rを、次式により算出する(ステップS5
1′)。式中のabcは、ウエハのエッジ位置A、B、
Cの組による数値であることを示す。また、ABS()
は絶対値を表す。
【0057】
【数4】 次に、他の組み合わせによる仮のウエハ半径rbcd、
rcda、rdabを算出し(ステップS52′)、真
のウエハ半径rと比較する(ステップS53′)。A〜
Dから3組とる組み合わせは 83 =4通りある。
【0058】図11は、ウエハエッジ位置A〜Dの例え
ばAが切欠き部である場合にその切欠き部を検出したセ
ンサのカウンタ値を用いたときのウエハの半径および位
置の誤差を示す。同図には、切欠き部のエッジを検出し
たセンサによるカウンタ値を用いて3点を通る円の半径
を算出すると、ウエハ半径rに対し±△rの誤差が含ま
れることが示されている。仮のウエハ半径と真値rとが
測定および計算の誤差内で等しくなる組のエッジ位置が
ウエハの円周部に存在し、この3点より真の位置偏差O
xyを算出する(ステップS54′)。例えばこの組が
エッジ位置A、B、Cの場合、真の位置偏差Oxyab
c(oxabc,oyabc)は次式に従う。
【0059】
【数5】 この後のステップ6以降の処理は、第1の実施形態と同
様でよい。
【0060】尚、本実施形態では仮のウエハ半径と真値
rとが測定および計算の誤差内で等しくなるエッジ位置
の1組から真の位置偏差を算出したが、等しくなる全組
について仮の位置偏差を算出し、その平均を真の位置偏
差としてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0062】 ウエハの端面に接触せずにウエハ保持
面に対するウエハの位置決めが行えるため、ウエハ端面
からの発塵やチッピング、スリップ等のウエハダメージ
を防止することができる。
【0063】 ウエハ保持面上に発塵源となる突き当
て機構等の可動部を設ける必要がないため、ウエハへの
塵埃汚染を減少させることができる。
【0064】 ウエハ保持面に対するウエハの位置決
め用の可動機構が不要であるため、装置のコストを減少
させることができる。またウエハの搬送中、ハンドから
位置決め用の他のユニットに受け渡すことなくウエハ保
持面に対するウエハの位置合せが行なわれるため、ウエ
ハとウエハ保持面等との接触回数が少なくて済み、接触
によるウエハダメージや塵埃汚染を減少させることがで
き、また処理の信頼性も向上させることができる。
【0065】 半導体露光装置では、ウエハ把持時の
ウエハへの塵埃付着点が特定できるため、ウエハを露光
する際のチャッキング支持部と塵埃付着部との重複を避
けることができる。その結果、ウエハ露光領域の平坦化
を十分達成し、歩留りを向上させることができる。
【0066】 以上の〜より、ウエハのダメージ
や汚染を減少させ、製造歩留りが高く、また信頼性も高
いウエハ搬送装置および半導体露光装置を安価に提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るウエハ搬送ア
ームを搭載する半導体露光装置の外観斜視図である。
【図2】 図1の装置の平面図であり、ハンドの動作方
向とウエハの搬送経路を示す図である。
【図3】 図1の装置のウエハ搬送機構の断面図であ
る。
【図4】 図1の装置の搬送機構の制御回路を示すブロ
ック図である。
【図5】 図1の装置の動作シーケンスを説明するため
のフローチャートである。
【図6】 図1の装置におけるハンドの移動方向とウエ
ハおよびセンサの位置関係を示す図である。
【図7】 図1の装置におけるハンド基準点とウエハ中
心及びセンサの位置とエッジ位置A〜Dに係るカウンタ
値の関係を示す図である。
【図8】 図1の装置におけるウエハの切欠き部を検出
したセンサのカウンタ値を位置偏差算出に使用したとき
の位置誤差を示す図である。
【図9】 図1の装置におけるハンドとウエハの位置偏
差とハンドの位置調整量との関係を示す図である。
【図10】 本発明の第2の実施形態に係る装置におけ
る真の位置偏差算出シーケンスを説明するためのフロー
チャートである。
【図11】 図10の形態における切欠き部を検出した
センサのカウンタ値を位置偏差算出に使用した時の位置
誤差を示す図である。
【符号の説明】
1:ウエハ、2:ハンド、3:搬送アーム本体、4(4
a,4b):ウエハカセット、5(5a,5b):エレ
ベータ、6:プリアライメントステーション、14:ウ
エハセンサ(z)、23:ウエハセンサ(XY)、4
1:CPU、46(46a〜46d):カウンタ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ載置面上に載置されたウエハを、
    ウエハ載置面と略平行なウエハ保持面上に保持して搬送
    するウエハ搬送装置において、 前記ウエハ保持面の近傍にありかつ前記ウエハ保持面に
    略平行な検出面上にあるウエハのエッジを検出するため
    に前記ウエハ保持面対して固定して設けられた複数のセ
    ンサを有するウエハエッジ検出手段と、 前記ウエハ載置面と前記ウエハ保持面との間の間隔を調
    整して前記検出面と前記ウエハ載置面とを一致させるこ
    とにより前記載置面上のウエハを前記検出面上に位置さ
    せる調整手段と、 前記ウエハ保持面が前記検出面上に位置しているウエハ
    の方向に移動するに際して前記ウエハエッジ検出手段の
    各センサがウエハエッジを検出するときの位置に基づい
    てそのウエハの位置と前記ウエハ保持面上の所定の基準
    位置との位置偏差を得る位置偏差取得手段と、 前記位置偏差に基づいてこのウエハと前記基準位置との
    位置合せを行なう位置合せ手段とを具備することを特徴
    とするウエハ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ウエハは略円形で切欠きを有さず、
    前記ウエハエッジ検出手段は、前記基準位置から既知の
    位置で前記検出面に交差する検出路をそれぞれ形成して
    いる2組のセンサを備えていることを特徴とする請求項
    1記載のウエハ搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ウエハは略円形で切り欠きを有し、
    前記ウエハエッジ検出手段は、前記基準位置から既知の
    位置で前記検出面に交差する検出路を形成している、3
    に前記切欠きの個数を加えた数の組以上のセンサを備え
    ており、かつ前記検出面上の前記基準位置を中心とする
    ウエハ径と等しい円に対して前記検出面と前記検出路と
    の交差点を前記ハンドの移動方向に投影した各点のお互
    いの距離が前記切欠きの幅以上であり、前記位置偏差取
    得手段は、前記ウエハエッジ検出手段の各センサが検出
    するウエハエッジの位置うち、前記切欠きにおけるウエ
    ハエッジを検出したときの位置を認識し、それ以外の位
    置に基づいて真の前記位置偏差を取得するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のウエハ搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記位置偏差取得手段は、前記ウエハエ
    ッジの位置のうちの2個とウエハ半径量とから仮の前記
    位置偏差を、前記2個の組合せを変えて算出するととも
    に、算出した各組合せによる仮の位置偏差を相互に比較
    し、等しい場合が最も多い仮の位置偏差を真の位置偏差
    とするものであることを特徴とする請求項3記載のウエ
    ハ搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記位置偏差取得手段は、前記ウエハエ
    ッジの位置のうちの3個に基づいて仮のウエハ半径量を
    算出するとともに、真のウエハ半径量と等しい前記仮の
    ウエハ半径量に対応する前記ウエハエッジ位置に基づい
    て真の前記位置偏差を得るものであることを特徴とする
    請求項3記載のウエハ搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記センサは、投光器と受光器とから構
    成される光電センサであることを特徴とする請求項1〜
    5記載のウエハ搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記センサは静電容量センサであること
    を特徴とする請求項1〜5記載のウエハ搬送装置。
  8. 【請求項8】 複数の前記ウエハ載置面上に複数枚のウ
    エハを載置して収納するウエハカセットを挟んで対向
    し、光路が前記ウエハ載置面と略平行をなすように配置
    された投光部と受光部を有する光学系と、前記ウエハカ
    セットに対し前記ウエハ保持面と前記光学系をそれぞれ
    上下方向に相対移動させる手段と、前記受光部への投光
    が前記ウエハカセット内のウエハにより遮光される位置
    より前記ウエハ載置面と前記ウエハ保持面との間隔を算
    出する手段と、この間隔より前記上下方向の相対移動量
    を制御する手段とを前記調整手段が備えることを特徴と
    する請求項1〜7記載のウエハ搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記相対移動手段は、前記ウエハカセッ
    トを上下させるエレベータ機構であることを特徴とする
    請求項8記載のウエハ搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記相対移動手段は、前記ウエハ保持
    面と前記光学系とを一体に上下移動させるエレベータ機
    構であることを特徴とする請求項8記載のウエハ搬送装
    置。
  11. 【請求項11】 前記位置合せ手段は、その位置合せ対
    象となるウエハを他の装置に搬送するために前記ウエハ
    保持面を移動させる手段により前記基準位置をウエハに
    対して位置合せするものであることを特徴とする請求項
    1〜10記載のウエハ搬送装置。
  12. 【請求項12】 カセット内のウエハをハンドにより把
    持して搬送する搬送装置を有する半導体露光装置におい
    て、前記搬送装置は、前記カセット内における前記ウエ
    ハの位置を計測して前記ハンドによるウエハの把持位置
    を調整するものであることを特徴とする半導体露光装
    置。
  13. 【請求項13】 前記搬送装置が請求項1〜11の搬送
    装置であることを特徴とする請求項12記載の半導体露
    光装置。
  14. 【請求項14】 ウエハ載置面上に載置されたウエハ
    を、ウエハ載置面と略平行なウエハ保持面上に保持して
    搬送するウエハ搬送方法において、 前記ウエハ載置面と前記ウエハ保持面との間の間隔を調
    整して、前記ウエハ保持面の近傍にありかつ前記ウエハ
    保持面に略平行な検出面と前記ウエハ載置面とを一致さ
    せることにより、前記載置面上のウエハを前記検出面上
    に位置させる調整工程と、 前記ウエハ保持面が前記検出面上に位置しているウエハ
    の方向に移動するに際してそのウエハエッジを検出する
    工程と、 前記ウエハエッジを検出したときの移動位置に基づいて
    そのウエハの位置と前記ウエハ保持面上の所定の基準位
    置との位置偏差を得る位置偏差取得工程と、 前記位置偏差に基づいて前記ウエハエッジが検出された
    ウエハと前記基準位置との位置合せを行なう位置合せ工
    程とを具備することを特徴とするウエハ搬送方法。
JP8087058A 1996-03-18 1996-03-18 ウエハ搬送装置および方法ならびに半導体露光装置 Pending JPH09260460A (ja)

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