JPH09260391A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH09260391A JPH09260391A JP6987096A JP6987096A JPH09260391A JP H09260391 A JPH09260391 A JP H09260391A JP 6987096 A JP6987096 A JP 6987096A JP 6987096 A JP6987096 A JP 6987096A JP H09260391 A JPH09260391 A JP H09260391A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- etching
- alloy film
- alloy
- wiring
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 断線や短絡等のないリフローAl合金配線を
歩留まりよく形成する半導体装置の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 シリコン基板11に層間絶縁膜12を堆
積し、これにコンタクト孔を形成した後、Si含有Al
合金膜13を形成し、熱処理によりこれをリフローさせ
る。このときAl合金膜13内にSi塊14が形成され
る。その後、レジストパターン15を形成してAl合金
膜13をCl2/BCl3プラズマを用いてエッチングす
る工程に先だって、SF6+CHF3+Arを用いたSi
異方性エッチングの条件でAl合金膜13の表面部のS
i塊14をエッチング除去する。
歩留まりよく形成する半導体装置の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 シリコン基板11に層間絶縁膜12を堆
積し、これにコンタクト孔を形成した後、Si含有Al
合金膜13を形成し、熱処理によりこれをリフローさせ
る。このときAl合金膜13内にSi塊14が形成され
る。その後、レジストパターン15を形成してAl合金
膜13をCl2/BCl3プラズマを用いてエッチングす
る工程に先だって、SF6+CHF3+Arを用いたSi
異方性エッチングの条件でAl合金膜13の表面部のS
i塊14をエッチング除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法に係り、特にSi含有Al合金膜を用いた配線の
形成工程の改良に関する。
造方法に係り、特にSi含有Al合金膜を用いた配線の
形成工程の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の配線技術として、Al又は
Al合金膜を熱処理してリフローさせることにより、コ
ンタクト孔を埋め込む技術が知られている(特開平4−
32004号)。このリフローAl技術においては、基
板を真空中で500℃程度まで加熱するので、Al又は
Al合金膜のアロイスパイクによるPN接合リーク増大
等の不良が問題になる。
Al合金膜を熱処理してリフローさせることにより、コ
ンタクト孔を埋め込む技術が知られている(特開平4−
32004号)。このリフローAl技術においては、基
板を真空中で500℃程度まで加熱するので、Al又は
Al合金膜のアロイスパイクによるPN接合リーク増大
等の不良が問題になる。
【0003】上述のような接合リークを防止するために
は、Al合金膜とSiの間に、TiN等のバリアメタル
を介在させることが考えられる。これにより、ある程度
まで接合リーク増大を回避する事ができるが、それでも
十分ではない。もう一つの接合リーク防止策として、配
線材料としてAlSiやAlSiCu等のSi含有Al
合金膜を用いることが考えられる。
は、Al合金膜とSiの間に、TiN等のバリアメタル
を介在させることが考えられる。これにより、ある程度
まで接合リーク増大を回避する事ができるが、それでも
十分ではない。もう一つの接合リーク防止策として、配
線材料としてAlSiやAlSiCu等のSi含有Al
合金膜を用いることが考えられる。
【0004】しかし、Si含有Al合金膜をリフローA
l配線材料として用いると、リフローのための高温熱処
理工程でSi塊(ノジュール)がAl合金膜中にでき
る。そして配線パターンを加工したときに、Si塊がエ
ッチングされずに残ると、配線間の電気的ショートの原
因となる。その様子を図5(a)(b)に示す。図5
(a)は、配線スペースとなる位置のAl合金膜表面部
にSi塊が発生した場合であり、この場合Si塊がマス
クとなって、Al合金膜がエッチングされずに配線スペ
ースに残って配線ショートとなる。図5(b)は、配線
スペースとなる位置のAl合金膜底面部にSi塊がある
場合であり、この場合にはAl合金膜はパターン形成さ
れるが、Si塊が配線間に残渣として残り、これも配線
ショートの原因となる。
l配線材料として用いると、リフローのための高温熱処
理工程でSi塊(ノジュール)がAl合金膜中にでき
る。そして配線パターンを加工したときに、Si塊がエ
ッチングされずに残ると、配線間の電気的ショートの原
因となる。その様子を図5(a)(b)に示す。図5
(a)は、配線スペースとなる位置のAl合金膜表面部
にSi塊が発生した場合であり、この場合Si塊がマス
クとなって、Al合金膜がエッチングされずに配線スペ
ースに残って配線ショートとなる。図5(b)は、配線
スペースとなる位置のAl合金膜底面部にSi塊がある
場合であり、この場合にはAl合金膜はパターン形成さ
れるが、Si塊が配線間に残渣として残り、これも配線
ショートの原因となる。
【0005】上述したSi含有Al合金膜を用いたとき
のSi塊による配線ショートの問題を解決するには、次
のような方法がある。第1の方法は、配線パターンエッ
チングの工程でエッチング時間を長くすることである。
Al合金のドライエッチングには通常、Clを含むプラ
ズマが用いられる。この方法ではSiのエッチング速度
はAl合金のそれに比べて遅いが、Siもエッチングさ
れる。したがってエッチング時間を長くすることによ
り、配線間のSi塊を除去することができる。第2の方
法は、配線パターンエッチング後に、別のエッチング工
程でSi残渣をエッチング除去することである。
のSi塊による配線ショートの問題を解決するには、次
のような方法がある。第1の方法は、配線パターンエッ
チングの工程でエッチング時間を長くすることである。
Al合金のドライエッチングには通常、Clを含むプラ
ズマが用いられる。この方法ではSiのエッチング速度
はAl合金のそれに比べて遅いが、Siもエッチングさ
れる。したがってエッチング時間を長くすることによ
り、配線間のSi塊を除去することができる。第2の方
法は、配線パターンエッチング後に、別のエッチング工
程でSi残渣をエッチング除去することである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の方法で
は、非常に長い時間のオーバーエッチングを必要とす
る。例えば、Cl2/BCl3プラズマを用いた代表的な
Al合金エッチングにおいては、Siがエッチングされ
るとはいっても、そのエッチング速度はAl合金の数分
の1である。このため、確実にSi塊を除去するには十
分に長いエッチング時間をかける必要があり、そうする
と耐エッチングマスクとして使用するフォトレジストの
膜減り量が多くなる。その結果、微細配線ではフォトレ
ジストが消失して断線を引き起こすおそれがある。
は、非常に長い時間のオーバーエッチングを必要とす
る。例えば、Cl2/BCl3プラズマを用いた代表的な
Al合金エッチングにおいては、Siがエッチングされ
るとはいっても、そのエッチング速度はAl合金の数分
の1である。このため、確実にSi塊を除去するには十
分に長いエッチング時間をかける必要があり、そうする
と耐エッチングマスクとして使用するフォトレジストの
膜減り量が多くなる。その結果、微細配線ではフォトレ
ジストが消失して断線を引き起こすおそれがある。
【0007】第2の方法としては、ウェットエッチング
や、CF4+O2を用いたプラズマエッチングが考えられ
る。しかしこの方法は、図5(a)のように表面部にS
i塊がある場合には、有効ではない。Si塊を除去でき
てもAl合金膜がパターニングされていないからであ
る。またこの方法は等方性エッチングであるため、Al
合金配線の側面に露出しているSi塊も横方向にエッチ
ングされる。したがって例えば、配線中のSi塊が配線
幅よりも小さい場合には図6(a)のようなボイドが形
成され、Si塊が配線幅よりも大きい場合には同図
(b)のような配線を貫通するボイドが形成されてしま
う。これらは配線抵抗の増大、配線の断線等の歩留まり
低下および信頼性低下の原因となる。
や、CF4+O2を用いたプラズマエッチングが考えられ
る。しかしこの方法は、図5(a)のように表面部にS
i塊がある場合には、有効ではない。Si塊を除去でき
てもAl合金膜がパターニングされていないからであ
る。またこの方法は等方性エッチングであるため、Al
合金配線の側面に露出しているSi塊も横方向にエッチ
ングされる。したがって例えば、配線中のSi塊が配線
幅よりも小さい場合には図6(a)のようなボイドが形
成され、Si塊が配線幅よりも大きい場合には同図
(b)のような配線を貫通するボイドが形成されてしま
う。これらは配線抵抗の増大、配線の断線等の歩留まり
低下および信頼性低下の原因となる。
【0008】この発明は上記した事情を考慮してなされ
たもので、Si含有Al合金膜のSi塊を簡単かつ確実
に除去して、断線や短絡等のないリフローAl合金配線
を歩留まりよく形成する半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的としている。
たもので、Si含有Al合金膜のSi塊を簡単かつ確実
に除去して、断線や短絡等のないリフローAl合金配線
を歩留まりよく形成する半導体装置の製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、半導体基板に層間絶縁膜を介してSi
含有Al合金を主体とする合金膜を形成する工程と、前
記合金膜を熱処理してリフローさせる工程と、前記合金
膜の表面に耐エッチングマスクをパターン形成する工程
と、前記合金膜の表面にフッ素系ガスを主体とするガス
プラズマによるSiの異方性エッチングを行う第1エッ
チング工程と、前記合金膜を選択エッチングして配線パ
ターンを形成する第2エッチング工程とを有することを
特徴としている。
置の製造方法は、半導体基板に層間絶縁膜を介してSi
含有Al合金を主体とする合金膜を形成する工程と、前
記合金膜を熱処理してリフローさせる工程と、前記合金
膜の表面に耐エッチングマスクをパターン形成する工程
と、前記合金膜の表面にフッ素系ガスを主体とするガス
プラズマによるSiの異方性エッチングを行う第1エッ
チング工程と、前記合金膜を選択エッチングして配線パ
ターンを形成する第2エッチング工程とを有することを
特徴としている。
【0010】この発明に係る半導体装置の製造方法はま
た、半導体基板に層間絶縁膜を介してSi含有Al合金
を主体とする合金膜を形成する工程と、前記合金膜を熱
処理してリフローさせる工程と、前記合金膜の表面に耐
エッチングマスクをパターン形成する工程と、前記合金
膜の表面にフッ素系ガスを主体とするガスプラズマによ
るSiの異方性エッチングを行う第1エッチング工程
と、前記合金膜を選択エッチングして配線パターンを形
成する第2エッチング工程と、再度フッ素系ガスを主体
とするガスプラズマによるSiの異方性エッチングを行
って配線スペースのSi残渣を除去する第3エッチング
工程とを有することを特徴としている。この発明は更
に、前記第1エッチング工程と第2エッチング工程とを
交互に繰り返し行うようにしたことを特徴としている。
た、半導体基板に層間絶縁膜を介してSi含有Al合金
を主体とする合金膜を形成する工程と、前記合金膜を熱
処理してリフローさせる工程と、前記合金膜の表面に耐
エッチングマスクをパターン形成する工程と、前記合金
膜の表面にフッ素系ガスを主体とするガスプラズマによ
るSiの異方性エッチングを行う第1エッチング工程
と、前記合金膜を選択エッチングして配線パターンを形
成する第2エッチング工程と、再度フッ素系ガスを主体
とするガスプラズマによるSiの異方性エッチングを行
って配線スペースのSi残渣を除去する第3エッチング
工程とを有することを特徴としている。この発明は更
に、前記第1エッチング工程と第2エッチング工程とを
交互に繰り返し行うようにしたことを特徴としている。
【0011】この発明によると、Si含有Al合金膜を
配線材料としてリフローAl合金配線を形成する場合
に、Cl系ガス等を用いたAl合金膜のメインエッチン
グ(第2エッチング工程)に先だって、フッ素系ガスを
主体とするガスプラズマによるSiの異方性エッチング
(第1エッチング工程)を行うことより、Al合金膜表
面に露出しているSi塊を除去することができる。これ
により、Al合金膜エッチングの工程でSi塊によりマ
スクされて配線スペースにAl合金膜が残ることはなく
なり、Al合金膜表面部に発生したSi塊に起因する配
線短絡を防止することができる。また、AlとSiを同
時にエッチングできるガスプラズマを用いた場合のよう
にオーバーエッチングを行う必要がないから、オーバー
エッチングによる断線をもたらすこともない。
配線材料としてリフローAl合金配線を形成する場合
に、Cl系ガス等を用いたAl合金膜のメインエッチン
グ(第2エッチング工程)に先だって、フッ素系ガスを
主体とするガスプラズマによるSiの異方性エッチング
(第1エッチング工程)を行うことより、Al合金膜表
面に露出しているSi塊を除去することができる。これ
により、Al合金膜エッチングの工程でSi塊によりマ
スクされて配線スペースにAl合金膜が残ることはなく
なり、Al合金膜表面部に発生したSi塊に起因する配
線短絡を防止することができる。また、AlとSiを同
時にエッチングできるガスプラズマを用いた場合のよう
にオーバーエッチングを行う必要がないから、オーバー
エッチングによる断線をもたらすこともない。
【0012】更に、Al合金膜エッチングの工程の後、
再度フッ素系ガスを主体とするガスプラズマにより配線
スペースに対してSiの異方性エッチング(第3エッチ
ング工程)を行って配線スペースのSi残渣を除去すれ
ば、Si残渣に起因する配線短絡を防止することができ
る。しかも、Si塊のエッチングには異方性エッチング
を利用するので、Al合金配線中のSi塊が横方向にエ
ッチングされてボイドが形成されることはない。また、
第1エッチング工程と第2エッチング工程とを交互に繰
り返し行うと、当所表面には露出していないAl合金膜
内部のSi塊をも効果的にエッチング除去することがで
きる。
再度フッ素系ガスを主体とするガスプラズマにより配線
スペースに対してSiの異方性エッチング(第3エッチ
ング工程)を行って配線スペースのSi残渣を除去すれ
ば、Si残渣に起因する配線短絡を防止することができ
る。しかも、Si塊のエッチングには異方性エッチング
を利用するので、Al合金配線中のSi塊が横方向にエ
ッチングされてボイドが形成されることはない。また、
第1エッチング工程と第2エッチング工程とを交互に繰
り返し行うと、当所表面には露出していないAl合金膜
内部のSi塊をも効果的にエッチング除去することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1及び図2は、この発明の一実
施例による配線形成工程を示す。図1(a)に示すよう
に、所望の素子が形成されたシリコン基板11に、CV
D法によってBPSG膜、プラズマ酸化膜、プラズマ窒
化膜等の層間絶縁膜12を堆積し、これに通常のフォト
リソグラフィとドライエッチングによりコンタクト孔1
6を形成する。次に、Si含有Al合金膜13をスパッ
タにより形成する。具体的にこのSi含有Al合金膜1
3は、AiSi,AlSiCu,AlSiGeのうちか
ら選ばれた1種である。なおこのAl合金膜形成の前
に、TiN,TiON,WSi2,MoSi2等のバリア
メタル形成工程を入れることができる。また、必要に応
じてAl合金膜13の表面にはキャップメタルを堆積す
る。
の実施例を説明する。図1及び図2は、この発明の一実
施例による配線形成工程を示す。図1(a)に示すよう
に、所望の素子が形成されたシリコン基板11に、CV
D法によってBPSG膜、プラズマ酸化膜、プラズマ窒
化膜等の層間絶縁膜12を堆積し、これに通常のフォト
リソグラフィとドライエッチングによりコンタクト孔1
6を形成する。次に、Si含有Al合金膜13をスパッ
タにより形成する。具体的にこのSi含有Al合金膜1
3は、AiSi,AlSiCu,AlSiGeのうちか
ら選ばれた1種である。なおこのAl合金膜形成の前
に、TiN,TiON,WSi2,MoSi2等のバリア
メタル形成工程を入れることができる。また、必要に応
じてAl合金膜13の表面にはキャップメタルを堆積す
る。
【0014】次に、スパッタ装置の真空を破ることな
く、引き続き450〜550℃で熱処理してAl合金膜
13をリフローさせる。このとき、図1(b)に示すよ
うに、Al合金膜13中にSi塊14(14a,14
b,14c,…)が形成される。その後、通常のリソグ
ラフィ工程により、耐エッチングマスクとして、図1
(c)に示すようにフォトレジストパターン15を形成
する。
く、引き続き450〜550℃で熱処理してAl合金膜
13をリフローさせる。このとき、図1(b)に示すよ
うに、Al合金膜13中にSi塊14(14a,14
b,14c,…)が形成される。その後、通常のリソグ
ラフィ工程により、耐エッチングマスクとして、図1
(c)に示すようにフォトレジストパターン15を形成
する。
【0015】そして、Al合金膜のメインエッチングに
先だって、配線スペースとなるAl合金膜13の表面部
に露出するSi塊14を除去するために、図1(d)に
示すように、フッ素系ガス、例えばSF6を主体とする
ガスプラズマによりSiの異方性エッチングを行う(第
1エッチング工程)。具体的にこの実施例では、SF6
+CHF3+Arを用いて、10mTorr以下の低圧
でSiエッチングを行う。これにより異方性を確保し
て、配線スペースの表面部に発生したSi塊14を除去
することができる。
先だって、配線スペースとなるAl合金膜13の表面部
に露出するSi塊14を除去するために、図1(d)に
示すように、フッ素系ガス、例えばSF6を主体とする
ガスプラズマによりSiの異方性エッチングを行う(第
1エッチング工程)。具体的にこの実施例では、SF6
+CHF3+Arを用いて、10mTorr以下の低圧
でSiエッチングを行う。これにより異方性を確保し
て、配線スペースの表面部に発生したSi塊14を除去
することができる。
【0016】なお、Al合金膜13の表面にはTiN,
TiW,WSi2等のキャップメタルを堆積する場合が
ある。この場合には、第1エッチング工程に更に先だっ
て、キャップメタルのエッチング工程を入れる。TiN
は塩素系ガス、TiWはフッ素系ガス、WSi2は塩素
系ガスまたはフッ素系ガスを用いたプラズマでそれぞれ
エッチングすることができる。
TiW,WSi2等のキャップメタルを堆積する場合が
ある。この場合には、第1エッチング工程に更に先だっ
て、キャップメタルのエッチング工程を入れる。TiN
は塩素系ガス、TiWはフッ素系ガス、WSi2は塩素
系ガスまたはフッ素系ガスを用いたプラズマでそれぞれ
エッチングすることができる。
【0017】この後、図2(a)に示すように、塩素系
ガス、例えば、Cl2+BCl3を用いたドライエッチン
グによりAl合金膜13を選択エッチングする(第2エ
ッチング工程)。このとき、Siのエッチング速度はA
l合金のそれに比べて小さいから、Al合金膜13の底
部にあるSi塊14bは、Al合金膜13が完全にエッ
チングされた後も、図示のようにエッチングされずに配
線スペースに残渣として残る可能性がある。
ガス、例えば、Cl2+BCl3を用いたドライエッチン
グによりAl合金膜13を選択エッチングする(第2エ
ッチング工程)。このとき、Siのエッチング速度はA
l合金のそれに比べて小さいから、Al合金膜13の底
部にあるSi塊14bは、Al合金膜13が完全にエッ
チングされた後も、図示のようにエッチングされずに配
線スペースに残渣として残る可能性がある。
【0018】そこで、再度フッ素系ガスを主体とするプ
ラズマによるSiの異方性エッチングにより、図2
(b)に示すように、Al合金膜13と層間絶縁膜12
の界面に形成されて配線スペースに残渣として残ったS
i塊14をエッチング除去する(第3エッチング工
程)。この工程のエッチングガスその他のエッチング条
件は、第1のエッチング工程と同じにする。これにより
ボイドを形成することなく、配線間のSi残渣を除去す
ることができる。なお、Al合金膜中のSi塊が、図5
(b)で説明したような配線短絡を引き起こす原因とな
らない程度に小さい場合には、この第3エッチング工程
は省略してもよい。最後に、図2(c)に示すように、
O2+CHF3のプラズマアッシングによりレジストパタ
ーン15を除去し、有機溶剤による洗浄を行って配線工
程を終了する。
ラズマによるSiの異方性エッチングにより、図2
(b)に示すように、Al合金膜13と層間絶縁膜12
の界面に形成されて配線スペースに残渣として残ったS
i塊14をエッチング除去する(第3エッチング工
程)。この工程のエッチングガスその他のエッチング条
件は、第1のエッチング工程と同じにする。これにより
ボイドを形成することなく、配線間のSi残渣を除去す
ることができる。なお、Al合金膜中のSi塊が、図5
(b)で説明したような配線短絡を引き起こす原因とな
らない程度に小さい場合には、この第3エッチング工程
は省略してもよい。最後に、図2(c)に示すように、
O2+CHF3のプラズマアッシングによりレジストパタ
ーン15を除去し、有機溶剤による洗浄を行って配線工
程を終了する。
【0019】この実施例において、フッ素系ガスを主体
とするプラズマでSiエッチングを行う第1および第3
エッチング工程では、CHF3ガスを添加していること
が、エッチングの異方性を出す上で大きな意味を持って
いる。エッチングガスにCHF3を添加すると、配線パ
ターン側壁にCF系ポリマーを形成し易く、これが保護
膜となってエッチングの異方性が確保されるのである。
一般式で表せば、CxHy Fz を添加することが有効で
ある。
とするプラズマでSiエッチングを行う第1および第3
エッチング工程では、CHF3ガスを添加していること
が、エッチングの異方性を出す上で大きな意味を持って
いる。エッチングガスにCHF3を添加すると、配線パ
ターン側壁にCF系ポリマーを形成し易く、これが保護
膜となってエッチングの異方性が確保されるのである。
一般式で表せば、CxHy Fz を添加することが有効で
ある。
【0020】更にこの実施例において、Siのプラズマ
エッチングを10mTorr以下という低圧で行ってい
ることも、エッチングの異方性を出す上で意味を持つ。
実験によれば、75mTorrを下回らない圧力領域で
は、同じガスを用いてもSiエッチングの異方性は不十
分である。異方性が不十分であれば、先に従来技術で述
べたように、Al合金膜中のSi塊が横方向にエッチン
グされて、ボイドが形成されるといった不都合が生じ
る。
エッチングを10mTorr以下という低圧で行ってい
ることも、エッチングの異方性を出す上で意味を持つ。
実験によれば、75mTorrを下回らない圧力領域で
は、同じガスを用いてもSiエッチングの異方性は不十
分である。異方性が不十分であれば、先に従来技術で述
べたように、Al合金膜中のSi塊が横方向にエッチン
グされて、ボイドが形成されるといった不都合が生じ
る。
【0021】なお実施例の第1〜第3エッチング工程に
は、例えば図3に示すような誘導結合プラズマ方式のエ
ッチング装置が用いられる。ウェハ32を搭載した下部
電極31には、13.56MHzの高周波電力が印加さ
れ、上部セラミックプレート33の外に配置されたコイ
ル34にも、13.56MHzの高周波電力が供給され
る。チャンバに導入された所定圧力のエッチングガスは
誘導結合によりプラズマ化され、このプラズマ35の活
性種によりエッチングがなされる。この様なエッチング
装置を用い、導入するエッチングガスを切替え、内部ガ
ス圧力を調整することで、ウェハを外部に取り出すこと
なく、第1〜第3エッチング工程を連続的に行うことが
できる。
は、例えば図3に示すような誘導結合プラズマ方式のエ
ッチング装置が用いられる。ウェハ32を搭載した下部
電極31には、13.56MHzの高周波電力が印加さ
れ、上部セラミックプレート33の外に配置されたコイ
ル34にも、13.56MHzの高周波電力が供給され
る。チャンバに導入された所定圧力のエッチングガスは
誘導結合によりプラズマ化され、このプラズマ35の活
性種によりエッチングがなされる。この様なエッチング
装置を用い、導入するエッチングガスを切替え、内部ガ
ス圧力を調整することで、ウェハを外部に取り出すこと
なく、第1〜第3エッチング工程を連続的に行うことが
できる。
【0022】第1〜第3エッチング工程には、図4に示
すECRプラズマエッチング装置を用いることもでき
る。このエッチング装置は、チャンバの外にソレノイド
コイル41,42が配置される。上方からは2.45G
Hzのマイクロ波が導波管を介して供給され、内部反応
室のウェハ43を載置した下部電極44には、自己バイ
アス発生の為に例えば2MHzの高周波電力が印加され
て、反応室に導入されたエッチングガスがプラズマ化さ
れ、このプラズマ45の活性種によりエッチングがなさ
れる。
すECRプラズマエッチング装置を用いることもでき
る。このエッチング装置は、チャンバの外にソレノイド
コイル41,42が配置される。上方からは2.45G
Hzのマイクロ波が導波管を介して供給され、内部反応
室のウェハ43を載置した下部電極44には、自己バイ
アス発生の為に例えば2MHzの高周波電力が印加され
て、反応室に導入されたエッチングガスがプラズマ化さ
れ、このプラズマ45の活性種によりエッチングがなさ
れる。
【0023】図3に示したプラズマエッチング装置を用
いた場合の、実施例の具体的なエッチング条件を例示す
れば、次の通りである。 ・Siエッチング条件(第1および第3エッチング工
程) …圧力10mTorr、コイルRFパワー=200W、
下部電極RFパワー=60W、ガス流量:SF6/CH
F3/Ar=28/10/10[SCCM]。 ・Al合金エッチング条件(第2エッチング工程) …圧力15mTorr、コイルRFパワー=350W、
下部電極RFパワー=175W、ガス流量:Cl2/B
Cl3=30/30[SCCM]。
いた場合の、実施例の具体的なエッチング条件を例示す
れば、次の通りである。 ・Siエッチング条件(第1および第3エッチング工
程) …圧力10mTorr、コイルRFパワー=200W、
下部電極RFパワー=60W、ガス流量:SF6/CH
F3/Ar=28/10/10[SCCM]。 ・Al合金エッチング条件(第2エッチング工程) …圧力15mTorr、コイルRFパワー=350W、
下部電極RFパワー=175W、ガス流量:Cl2/B
Cl3=30/30[SCCM]。
【0024】Al合金膜上にキャップメタルとしてTi
N膜を設けた場合には、Siエッチング工程に先立ち、
次の条件でTiNエッチング工程を入れる。 ・TiNエッチング条件 …圧力10mTorr、コイルRFパワー=340W、
下部電極RFパワー=120W、ガス流量:Cl2/B
Cl3=30/30[SCCM]。 キャップメタルが、WSi2,MoSi2,TiWの場合
は、フッ素系ガスを用いて、上述の第1,第3エッチン
グ工程と同様の条件でエッチングした方が速いエッチン
グ速度が得られる。Al合金膜の下地にキャップメタル
と同様のバリアメタルがある場合にも、キャップメタル
の場合と同様の条件でバリアメタルエッチングを行えば
よい。
N膜を設けた場合には、Siエッチング工程に先立ち、
次の条件でTiNエッチング工程を入れる。 ・TiNエッチング条件 …圧力10mTorr、コイルRFパワー=340W、
下部電極RFパワー=120W、ガス流量:Cl2/B
Cl3=30/30[SCCM]。 キャップメタルが、WSi2,MoSi2,TiWの場合
は、フッ素系ガスを用いて、上述の第1,第3エッチン
グ工程と同様の条件でエッチングした方が速いエッチン
グ速度が得られる。Al合金膜の下地にキャップメタル
と同様のバリアメタルがある場合にも、キャップメタル
の場合と同様の条件でバリアメタルエッチングを行えば
よい。
【0025】実験によれば、上述のSiエッチング条件
では、n+型ポリシリコンをエッチングしたとき、エッ
チング速度は約450nm/分であり、膜厚方向のエッ
チング速度と横方向のエッチング速度の比は、7:3で
あって、ほぼ異方性エッチングとなる。この条件で30
秒のSiエッチングを行ったとして、サイドエッチング
量は高々100nmである。実際には、n+型ポリシリ
コンは不純物を含むために、不純物が含まれないSi塊
に比べてエッチング速度は速く、サイドエッチングも生
じ易い。従って実施例のSi塊のエッチング工程では、
サイドエッチング量はより少なく抑えられる。
では、n+型ポリシリコンをエッチングしたとき、エッ
チング速度は約450nm/分であり、膜厚方向のエッ
チング速度と横方向のエッチング速度の比は、7:3で
あって、ほぼ異方性エッチングとなる。この条件で30
秒のSiエッチングを行ったとして、サイドエッチング
量は高々100nmである。実際には、n+型ポリシリ
コンは不純物を含むために、不純物が含まれないSi塊
に比べてエッチング速度は速く、サイドエッチングも生
じ易い。従って実施例のSi塊のエッチング工程では、
サイドエッチング量はより少なく抑えられる。
【0026】この実施例によれば、Al合金膜のメイン
エッチングに先だって、フッ素系ガスを主体とするガス
プラズマによるSiの異方性エッチングを行うことよ
り、Al合金膜表面部のSi塊を除去することができ、
リフロー処理により発生するSi塊によりマスクされて
配線スペースにAl合金膜が残ることはなくなる。ま
た、Al合金膜エッチングの工程の後、配線スペースに
対して再度フッ素系ガスを主体とするガスプラズマによ
るSiの異方性エッチングを行うと、配線スペースのS
i残渣を除去して配線短絡を防止することができる。し
かも、Si塊のエッチングには異方性エッチングを利用
するので、Al合金配線中のSi塊が横方向にエッチン
グされてボイドが形成されることはない。またこの実施
例によると、Siに対するエッチング速度が遅いメイン
エッチング工程のみで確実にAl合金膜をパターニング
する場合のような長時間のオーバーエッチングを必要と
せず、オーバーエッチングによる断線を防止して、微細
配線を形成することができる。
エッチングに先だって、フッ素系ガスを主体とするガス
プラズマによるSiの異方性エッチングを行うことよ
り、Al合金膜表面部のSi塊を除去することができ、
リフロー処理により発生するSi塊によりマスクされて
配線スペースにAl合金膜が残ることはなくなる。ま
た、Al合金膜エッチングの工程の後、配線スペースに
対して再度フッ素系ガスを主体とするガスプラズマによ
るSiの異方性エッチングを行うと、配線スペースのS
i残渣を除去して配線短絡を防止することができる。し
かも、Si塊のエッチングには異方性エッチングを利用
するので、Al合金配線中のSi塊が横方向にエッチン
グされてボイドが形成されることはない。またこの実施
例によると、Siに対するエッチング速度が遅いメイン
エッチング工程のみで確実にAl合金膜をパターニング
する場合のような長時間のオーバーエッチングを必要と
せず、オーバーエッチングによる断線を防止して、微細
配線を形成することができる。
【0027】上記実施例において、ClやBrを含まな
いフッ素系ガスによりSiエッチングを行う場合、Al
合金膜表面には不揮発性のAlF3が形成され、これが
Al合金膜のエッチングの進行を抑えるという効果もあ
る。したがって、第1エッチング工程をある程度時間を
かけて行っても、Al合金膜の膜減りは問題にならず、
また第3エッチング工程を長時間行っても、Al合金配
線の形状がサイドエッチング等により劣化することはな
い。また仮に、第3エッチング工程でフォトレジストが
なくなり、Al合金配線がプラズマに晒されても、同様
の理由で配線が断線するといった事態は防止される。
いフッ素系ガスによりSiエッチングを行う場合、Al
合金膜表面には不揮発性のAlF3が形成され、これが
Al合金膜のエッチングの進行を抑えるという効果もあ
る。したがって、第1エッチング工程をある程度時間を
かけて行っても、Al合金膜の膜減りは問題にならず、
また第3エッチング工程を長時間行っても、Al合金配
線の形状がサイドエッチング等により劣化することはな
い。また仮に、第3エッチング工程でフォトレジストが
なくなり、Al合金配線がプラズマに晒されても、同様
の理由で配線が断線するといった事態は防止される。
【0028】実施例では、第2エッチング工程の後、第
3エッチング工程を行っているが、フッ素系ガスを主体
とする第1エッチング工程と塩素系ガスを主体とする第
2エッチング工程とを、交互に繰り返し行うようにする
ことは好ましい。この様なエッチング制御を行うと、A
l合金膜の上部界面近くにあるが完全には露出していな
いSi塊をも除去することができ、より確実な配線短絡
事故の防止が可能になる。
3エッチング工程を行っているが、フッ素系ガスを主体
とする第1エッチング工程と塩素系ガスを主体とする第
2エッチング工程とを、交互に繰り返し行うようにする
ことは好ましい。この様なエッチング制御を行うと、A
l合金膜の上部界面近くにあるが完全には露出していな
いSi塊をも除去することができ、より確実な配線短絡
事故の防止が可能になる。
【0029】また実施例において、Siの異方性ドライ
エッチングにSF6を主体とするガスを用いたが、この
他に、NF3,CF4等を用いることができる。更にこの
エッチングガスに添加する不活性ガスとして、Arの
他、N2,He等を用いることができる。更に、実施例
ではSi含有Al合金膜一層の配線としたが、これとM
oSi2,WSi2等の高融点金属シリサイドの積層構造
とした場合にもこの発明は有効である。更にまた、実施
例では耐エッチングマスクを形成した後に、ひとつのエ
ッチング装置内で第1〜第3エッチング工程を連続的に
行ったが、第3エッチング工程を耐エッチングマスクを
除去した後の表面処理として行ってもよい。
エッチングにSF6を主体とするガスを用いたが、この
他に、NF3,CF4等を用いることができる。更にこの
エッチングガスに添加する不活性ガスとして、Arの
他、N2,He等を用いることができる。更に、実施例
ではSi含有Al合金膜一層の配線としたが、これとM
oSi2,WSi2等の高融点金属シリサイドの積層構造
とした場合にもこの発明は有効である。更にまた、実施
例では耐エッチングマスクを形成した後に、ひとつのエ
ッチング装置内で第1〜第3エッチング工程を連続的に
行ったが、第3エッチング工程を耐エッチングマスクを
除去した後の表面処理として行ってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、S
i含有Al合金膜を配線材料としてリフローAl合金配
線を形成する際に、Al合金膜のメインエッチングに先
だって、フッ素系ガスを主体とするガスプラズマによる
Siの異方性エッチングを行うことにより、Al合金膜
表面部のSi塊による配線短絡を防止することができ
る。またAl合金膜エッチングの後に再度フッ素系ガス
を主体とするガスプラズマによるSiの異方性エッチン
グを行うことにより、配線スペースのSi残渣に起因す
る配線短絡を防止することができる。以上により、半導
体装置の微細なAl合金膜配線を高い歩留まりで形成す
ることができる。
i含有Al合金膜を配線材料としてリフローAl合金配
線を形成する際に、Al合金膜のメインエッチングに先
だって、フッ素系ガスを主体とするガスプラズマによる
Siの異方性エッチングを行うことにより、Al合金膜
表面部のSi塊による配線短絡を防止することができ
る。またAl合金膜エッチングの後に再度フッ素系ガス
を主体とするガスプラズマによるSiの異方性エッチン
グを行うことにより、配線スペースのSi残渣に起因す
る配線短絡を防止することができる。以上により、半導
体装置の微細なAl合金膜配線を高い歩留まりで形成す
ることができる。
【図1】 この発明の一実施例による配線形成工程を示
す。
す。
【図2】 同実施例による配線形成工程を示す。
【図3】 同実施例に用いるエッチング装置を示す。
【図4】 同実施例に用いる他のエッチング装置を示
す。
す。
【図5】 従来法による配線短絡の態様を示す。
【図6】 従来法によるボイド発生の様子を示す。
11…シリコン基板、12…層間絶縁膜、13…Si含
有Al合金膜、14…Si塊、15…フォトレジストパ
ターン、16…コンタクト孔。
有Al合金膜、14…Si塊、15…フォトレジストパ
ターン、16…コンタクト孔。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板に層間絶縁膜を介してSi含
有Al合金を主体とする合金膜を形成する工程と、 前記合金膜を熱処理してリフローさせる工程と、 前記合金膜の表面に耐エッチングマスクをパターン形成
する工程と、 前記合金膜の表面にフッ素系ガスを主体とするガスプラ
ズマによるSiの異方性エッチングを行う第1エッチン
グ工程と、 前記合金膜を選択エッチングして配線パターンを形成す
る第2エッチング工程とを有することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板に層間絶縁膜を介してSi含
有Al合金を主体とする合金膜を形成する工程と、 前記合金膜を熱処理してリフローさせる工程と、 前記合金膜の表面に耐エッチングマスクをパターン形成
する工程と、 前記合金膜の表面にフッ素系ガスを主体とするガスプラ
ズマによるSiの異方性エッチングを行う第1エッチン
グ工程と、 前記合金膜を選択エッチングして配線パターンを形成す
る第2エッチング工程と、 再度フッ素系ガスを主体とするガスプラズマによるSi
の異方性エッチングを行って配線スペースのSi残渣を
除去する第3エッチング工程とを有することを特徴とす
る半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記第1エッチング工程と第2エッチン
グ工程とを交互に繰り返し行うようにしたことを特徴と
する請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6987096A JPH09260391A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6987096A JPH09260391A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09260391A true JPH09260391A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13415269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6987096A Pending JPH09260391A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09260391A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6218196B1 (en) | 1998-05-06 | 2001-04-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Etching apparatus, etching method, manufacturing method of a semiconductor device, and semiconductor device |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP6987096A patent/JPH09260391A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6218196B1 (en) | 1998-05-06 | 2001-04-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Etching apparatus, etching method, manufacturing method of a semiconductor device, and semiconductor device |
KR100327783B1 (ko) * | 1998-05-06 | 2002-03-14 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 에칭처리장치, 에칭처리방법, 반도체 장치의 제조방법 및 반도체 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0987745B1 (en) | Metallization etching method using a hard mask layer | |
US5904154A (en) | Method for removing fluorinated photoresist layers from semiconductor substrates | |
JP3830419B2 (ja) | 半導体素子の連結配線形成方法 | |
US20060128159A1 (en) | Method of removing etch residues | |
JPH06236877A (ja) | 配線形成方法とこれに用いる装置 | |
KR100493486B1 (ko) | 개선된 전도층 엣칭방법 및 장치 | |
US6191025B1 (en) | Method of fabricating a damascene structure for copper medullization | |
US5776832A (en) | Anti-corrosion etch process for etching metal interconnections extending over and within contact openings | |
KR100280866B1 (ko) | 반도체장치의 제조방법 | |
JP4075228B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH09260391A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3371180B2 (ja) | 配線形成方法 | |
JP3696655B2 (ja) | 配線形成方法 | |
JP2004172311A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH08148500A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2005136097A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR100507869B1 (ko) | 반도체 소자의 콘택홀 형성 방법 | |
JPH10229121A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH11135481A (ja) | エッチング方法 | |
KR100520140B1 (ko) | 반도체소자의캐패시터제조방법 | |
JPH09293781A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2001237415A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR0172774B1 (ko) | 반도체 소자의 접촉창 형성방법 | |
JP3592642B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH06208976A (ja) | 半導体装置の製造方法及びスルーホールの形成方法 |