JPH09260337A - 薄膜構造体の製造装置 - Google Patents

薄膜構造体の製造装置

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JPH09260337A
JPH09260337A JP8069947A JP6994796A JPH09260337A JP H09260337 A JPH09260337 A JP H09260337A JP 8069947 A JP8069947 A JP 8069947A JP 6994796 A JP6994796 A JP 6994796A JP H09260337 A JPH09260337 A JP H09260337A
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JP
Japan
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film structure
thin film
sublimable substance
tank
manufacturing
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Application number
JP8069947A
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English (en)
Inventor
Takeshi Irita
丈司 入田
Yoshihiko Suzuki
美彦 鈴木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、基板に薄膜を形成してなる薄膜構
造体の製造装置に関し、薄膜と基板あるいは薄膜と薄膜
とが密着しないように、簡易な構造で多数枚の基板を同
時に処理することを目的とする。 【解決手段】 昇華性物質が溶融状態で収容され薄膜構
造体が浸漬可能な昇華性物質槽と、前記昇華性物質槽内
の昇華性物質を融点以上の温度に加熱する昇華性物質加
熱手段とを有して構成する。また、前記昇華性物質槽お
よび前記昇華性物質加熱手段を、雰囲気容器内に収容し
て構成する。さらに、前記雰囲気容器内に、前記薄膜構
造体への前記昇華性物質の付着を促進する前処理液が収
容され前記薄膜構造体が浸漬可能な前処理槽を収容して
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に薄膜を形成
してなる薄膜構造体の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体製造技術の発展にともな
い、これ等の技術を用いてミクロンオーダーの微小構造
物あるいは微小機械要素が得られるようになっている。
これ等の要素において、例えば、自己支持型の薄膜構造
体、すなわち薄膜の一部が基板から浮いており、基板に
弾性的に支持される構造体は、アクチュエータ(駆動要
素),センサー,マイクログリッパー(例えば特開平5
−253870号に開示)等へ応用する構造体として極
めて有用である。
【0003】従来、このような薄膜構造体を製造する場
合には、基板に薄膜の成膜と所望のパターニングを行っ
た後、基板自体あるいは基板と薄膜との間にある犠牲層
のみをエッチング溶液中で選択的にエッチングして取り
除く方法がとられている。このエッチングは、純水,イ
ソプロピルアルコール等の洗浄溶液に基板を浸し、エッ
チング溶液を充分に洗浄除去することにより終了され
る。
【0004】そして、基板を洗浄溶液から引き上げ乾燥
することにより目的の薄膜構造体が得られる。しかしな
がら、従来の薄膜構造体の製造方法では、エッチング溶
液中で薄膜と基板あるいは薄膜と薄膜との間に微小間隙
を形成した後に、洗浄溶液によりエッチング溶液を除去
しているため、乾燥時に、薄膜と基板との間あるいは薄
膜と薄膜との間の微小間隙に存在する洗浄溶液の表面張
力により、薄膜と基板あるいは薄膜と薄膜とが密着して
しまうという問題があった。
【0005】従来、このような密着を防止するために、
エッチング溶液が洗浄除去された基板は、凍結真空乾燥
法を用いた乾燥装置により乾燥処理されている。すなわ
ち、先ず、洗浄溶液から引き上げられ、洗浄溶液に濡れ
た状態の基板が、熱電(ペルチェ)素子により冷却され
た冷却板に接触され、急速に洗浄溶液が凍結される。
【0006】そして、次に、基板が冷却板とともに真空
チャンバー内に導入され、洗浄溶液を凍結した状態を保
ちながら真空ポンプにより真空チャンバー内が減圧さ
れ、これにより、基板に凍結付着している洗浄溶液が昇
華,乾燥される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
薄膜構造体の製造装置では、洗浄溶液が基板から乾かな
いうちに洗浄溶液を急速に冷却するための冷却板、およ
び、洗浄溶液を凍結した状態で減圧可能な真空装置が必
要であり装置が大掛かりになるという問題があった。
【0008】また、基板を急速に冷却した後に、さら
に、減圧を行うため、一度に乾燥処理できる基板の枚数
が少量に限られてしまい、多数枚の基板を一度にバッチ
処理することが困難であるという問題があった。本発明
は、かかる従来の問題を解決するためになされたもの
で、簡易な構造で多数枚の基板を同時に処理することが
できる薄膜構造体の製造装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の薄膜構造体の
製造装置は、昇華性物質が溶融状態で収容され薄膜構造
体が浸漬可能な昇華性物質槽と、前記昇華性物質槽内の
昇華性物質を融点以上の温度に加熱する昇華性物質加熱
手段とを有することを特徴とする。
【0010】請求項2の薄膜構造体の製造装置は、請求
項1記載の薄膜構造体の製造装置において、前記昇華性
物質槽および前記昇華性物質加熱手段を、雰囲気容器内
に収容してなることを特徴とする。請求項3の薄膜構造
体の製造装置は、請求項2記載の薄膜構造体の製造装置
において、前記雰囲気容器内には、前記薄膜構造体への
前記昇華性物質の付着を促進する前処理液が収容され前
記薄膜構造体が浸漬可能な前処理槽が収容されているこ
とを特徴とする。
【0011】請求項4の薄膜構造体の製造装置は、請求
項2または3記載の薄膜構造体の製造装置において、前
記雰囲気容器には、雰囲気容器内の気体を外部に排出す
る排気手段が配置されていることを特徴とする。請求項
5の薄膜構造体の製造装置は、請求項4記載の薄膜構造
体の製造装置において、前記排気手段は、前記雰囲気容
器内の気体を外部に排出する排気ダクトと、前記排気ダ
クトに配置され排気ダクト内の気体を冷却する冷却手段
と、前記冷却手段の近傍に配置され凝固した前記昇華性
物質を収容する収納容器とを有することを特徴とする。
【0012】請求項6の薄膜構造体の製造装置は、請求
項2ないし5のいずれか1項記載の薄膜構造体の製造装
置において、前記雰囲気容器内には、前記薄膜構造体に
付着した前記昇華性物質を昇華除去する乾燥容器が収容
されていることを特徴とする。請求項7の薄膜構造体の
製造装置は、請求項6記載の薄膜構造体の製造装置にお
いて、前記乾燥容器には、乾燥容器内の雰囲気温度を上
昇する乾燥容器加熱手段が配置されていることを特徴と
する。
【0013】請求項8の薄膜構造体の製造装置は、請求
項6または7記載の薄膜構造体の製造装置において、前
記乾燥容器には、乾燥容器内の雰囲気流体を撹拌する撹
拌手段が配置されていることを特徴とする。
【0014】請求項9の薄膜構造体の製造装置は、請求
項6ないし8のいずれか1項記載の薄膜構造体の製造装
置において、前記乾燥容器には、乾燥容器内を減圧する
減圧手段が配置されていることを特徴とする。請求項1
0の薄膜構造体の製造装置は、請求項1ないし9のいず
れか1項記載の薄膜構造体の製造装置において、前記昇
華性物質加熱手段は、高周波誘電加熱装置からなること
を特徴とする。
【0015】請求項11の薄膜構造体の製造装置は、請
求項1ないし10のいずれか1項記載の薄膜構造体の製
造装置において、前記雰囲気容器内には、前記雰囲気容
器の外部からの前記薄膜構造体を前記昇華性物質槽に導
く搬入手段と、前記搬入手段からの前記薄膜構造体を前
記昇華性物質槽に浸漬する浸漬手段と、前記昇華性物質
槽に浸漬された薄膜構造体を前記雰囲気容器の外部に導
く搬出手段とが配置されていることを特徴とする。
【0016】請求項12の薄膜構造体の製造装置は、請
求項2ないし10のいずれか1項記載の薄膜構造体の製
造装置において、前記雰囲気容器内には、前記雰囲気容
器の外部からの前記薄膜構造体を前記前処理槽に導く搬
入手段と、前記搬入手段からの前記薄膜構造体を前記前
処理槽に浸漬する前処理槽浸漬手段と、前記前処理槽に
浸漬された薄膜構造体を前記昇華性物質槽に導く搬送手
段と、前記搬送手段からの前記薄膜構造体を前記昇華性
物質槽に浸漬する昇華性物質槽浸漬手段と、前記昇華性
物質槽に浸漬された薄膜構造体を前記雰囲気容器の外部
に導く搬出手段とが配置されていることを特徴とする。
【0017】請求項13の薄膜構造体の製造装置は、請
求項1ないし12のいずれか1項記載の薄膜構造体の製
造装置において、前記昇華性物質は、ナフタレンまたは
パラジクロロベンゼンからなることを特徴とする。請求
項14の薄膜構造体の製造装置は、請求項1ないし13
のいずれか1項記載の薄膜構造体の製造装置において、
前記前処理液は、アルコール,エーテルまたはアセトン
から選ばれた1の物質またはこれらの混合液からなるこ
とを特徴とする。
【0018】(作用)請求項1の薄膜構造体の製造装置
では、昇華性物質加熱手段により昇華性物質槽内の昇華
性物質が融点以上の温度に加熱され、昇華性物質槽内に
昇華性物質が溶融状態で収容される。そして、昇華性物
質槽内に薄膜構造体を浸漬すると、薄膜構造体の薄膜と
薄膜との間または薄膜と基板との間の微小間隙に溶融状
態の昇華性物質が付着される。
【0019】この後、昇華性物質槽から薄膜構造体を引
き上げると、薄膜構造体の微小間隙に付着した昇華性物
質が凝固し、そのまま昇華され所定の薄膜構造体が得ら
れる。請求項2の薄膜構造体の製造装置では、昇華性物
質槽および昇華性物質加熱手段が雰囲気容器内に収容さ
れ、雰囲気容器内において薄膜構造体への昇華性物質の
付着が行われる。
【0020】請求項3の薄膜構造体の製造装置では、雰
囲気容器内に収容される前処理槽の前処理液に、薄膜構
造体が浸漬され、薄膜構造体が前処理され、薄膜構造体
の微小間隙への昇華性物質の付着が促進される。請求項
4の薄膜構造体の製造装置では、雰囲気容器内の昇華性
物質蒸気が外部に排出される。
【0021】請求項5の薄膜構造体の製造装置では、雰
囲気容器内の昇華性物質蒸気が排気ダクトにより導かれ
た後、冷却手段により冷却され凝固し、収納容器内に収
容される。請求項6の薄膜構造体の製造装置では、雰囲
気容器内の乾燥容器に、昇華性物質槽に浸漬された薄膜
構造体が収容され、薄膜構造体に付着した昇華性物質が
昇華除去される。
【0022】請求項7の薄膜構造体の製造装置では、乾
燥容器加熱手段により乾燥容器内の雰囲気温度が上昇さ
れ、薄膜構造体に付着した昇華性物質の昇華が促進され
る。請求項8の薄膜構造体の製造装置では、撹拌手段に
より乾燥容器内の雰囲気流体が撹拌され、薄膜構造体に
付着した昇華性物質の昇華が促進される。請求項9の薄
膜構造体の製造装置では、減圧手段により乾燥容器内を
減圧するようにしたので、薄膜構造体に付着した昇華性
物質の昇華が促進される。
【0023】請求項10の薄膜構造体の製造装置では、
昇華性物質槽内の昇華性物質が、高周波誘電加熱装置に
より加熱される。請求項11の薄膜構造体の製造装置で
は、搬入手段により薄膜構造体が昇華性物質槽に導びか
れ後、浸漬手段により昇華性物質槽に浸漬され、この
後、搬出手段により雰囲気容器の外部に導かれる。
【0024】請求項12の薄膜構造体の製造装置では、
搬入手段により薄膜構造体が前処理槽に導びかれた後、
前処理槽浸漬手段により前処理槽に浸漬され、この後、
搬送手段により昇華性物質槽に導びかれ、昇華性物質浸
漬手段により昇華性物質槽に浸漬され、この後、搬出手
段により雰囲気容器の外部に導かれる。請求項13の薄
膜構造体の製造装置では、昇華性物質に、比較的融点の
低いナフタレンまたはパラジクロロベンゼンが使用され
る。
【0025】請求項14の薄膜構造体の製造装置では、
前処理液に、アルコール,エーテルまたはアセトンから
選ばれた1の物質、あるいは、これら2種以上の物質を
混合した混合液が使用される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明の薄膜構造体の製造装置の
第1の実施形態を示しており、図2は、図1の装置を用
いて製造される薄膜構造体の一例であるフレキシブルマ
イクログリッパー(Jpn.J.Appl.Phys.vol.33 pp2107-21
12 1994 参照)を示している。図2のフレキシブルマ
イクログリッパーは、シリコン(Si)からなる支持体
11の両面から、窒化シリコン膜からなる一対のフィン
ガー部13,15を突出して形成されている。
【0028】そして、一対のフィンガー部13,15の
間に微小間隙17が形成されている。フィンガー部1
3,15には、金からなる薄膜コイル19が形成されて
いる。薄膜コイル19は、支持体11の両面に形成され
る金からなる電極21に接続されている。フィンガー部
13,15の先端には、保持突起23が形成されてい
る。
【0029】上述したフレキシブルマイクログリッパー
は、例えば、以下述べるように製造される。先ず、図3
の(a),(b)に示すように、シリコン基板25の両
面の全体に、LPCVD法により厚さ0.7μmの窒化
シリコン膜27が成膜される。次ぎに、この窒化シリコ
ン膜27が、フィンガー部13および支持体11の形状
が得られるようにパターニングされる。
【0030】この後、金からなる薄膜コイル19および
電極21がリフトオフ法により形成される。次に、試料
が水酸化カリウム(KOH)水溶液に浸漬され、シリコ
ン基板25の不要なシリコン部がエッチングにより除去
され、(c)に示すような試料が得られる。
【0031】この後、試料が純水により洗浄され、水酸
化カリウム水溶液が除去されエッチングが停止される。
次に、試料がイソプロピルアルコールに浸漬される。こ
の後、イソプロピルアルコールから試料が引き上げら
れ、乾燥する前に、溶融状態のナフタレン溶液に浸漬さ
れる。
【0032】なお、ナフタレン溶液は融点である80℃
より若干高い温度まで加熱され溶融状態とされている。
次に、試料の細部までナフタレン溶液が付着したところ
で、試料が常温かつ大気圧の空気中に引き上げられナフ
タレンが迅速に凝固される。なお、ここで常温とは、例
えば10℃以上で40℃以下の通常室内雰囲気温度であ
り、大気圧とは約1気圧の圧力をいう。
【0033】この後、試料に付着しているナフタレンが
常温かつ大気圧の空気中で昇華除去され、図2に示した
ようなフレキシブルマイクログリッパーが製造される。
上述した薄膜構造体の製造方法では、一対のフィンガー
部13,15の間の微小間隙17に存在するイソプロピ
ルアルコールが乾燥する前に、一対のフィンガー部1
3,15の間に溶融状態のナフタレンを付着し、付着し
たナフタレンをそのまま凝固,昇華するようにしたの
で、一対のフィンガー部13,15が密着することを容
易,確実に防止することができる。
【0034】すなわち、従来のようにエッチング溶液中
で一対のフィンガー部13,15を形成した後に、洗浄
溶液によりエッチング溶液を除去し、このまま洗浄溶液
を乾燥すると、一対のフィンガー部13,15の間の微
小間隙17に存在する洗浄溶液の表面張力により、乾燥
時に一対のフィンガー部13,15が密着するという問
題が発生するが、上述した製造方法では、一対のフィン
ガー部13,15の間に溶融状態のナフタレンを付着し
て洗浄溶液を除去し、付着したナフタレンをそのまま凝
固,昇華するようにしたので、一対のフィンガー部1
3,15が密着することを容易,確実に防止することが
できる。
【0035】図1は、このような薄膜構造体の製造方法
に使用される本発明の薄膜構造体の製造装置の第1の実
施形態を示すもので、この薄膜構造体の製造装置は、上
述したフレキシブルマイクログリッパー等の薄膜構造体
の微小間隙に、ナフタレン等の昇華性物質を付着するた
めに使用される。
【0036】図1において、符号31は、昇華性物質槽
を示している。この昇華性物質槽31には、ナフタレ
ン,パラジクロロベンゼン等の昇華性物質が溶融状態で
収容される。この昇華性物質槽31は、矩形状をしてお
り、多数枚の薄膜構造体33が収容されるウェーハキャ
リアー35が容易に浸漬可能な大きさを有している。
【0037】昇華性物質槽31には、昇華性物質槽31
内の昇華性物質を融点以上の温度に加熱する昇華性物質
加熱手段であるヒータ37が埋設されている。昇華性物
質槽31に隣接して、前処理槽39が配置されている。
この前処理槽39には、薄膜構造体33への昇華性物質
の付着を促進する前処理液が収容されている。
【0038】この前処理液には、アルコール,エーテ
ル,アセトン等が使用される。ここで、アルコールに
は、メチルアルコール,エチルアルコール,プロピルア
ルコール,イソプロピルアルコール,ブチルアルコー
ル,シクロヘキサノール等を使用するのが望ましい。ま
た、エーテルには、ジメチルエーテル,ジエチルエーテ
ル,メチルエチルエーテル等を使用するのが望ましい。
【0039】前処理槽39は、矩形状をしており、多数
枚の薄膜構造体33が収容されるウェーハキャリアー3
5が容易に浸漬可能な大きさを有している。この前処理
槽39と昇華性物質槽31との間には、断熱材41が配
置されている。そして、昇華性物質槽31および前処理
槽39が、雰囲気容器43内に収容されている。
【0040】雰囲気容器43は、直方体形状をしてお
り、前方に開閉可能な蓋部材45を有している。上述し
た薄膜構造体の製造装置では、先ず、雰囲気容器43内
に収容される前処理槽39の前処理液に、薄膜構造体3
3が収容されるウェーハキャリアーが浸漬され、薄膜構
造体33が前処理される。
【0041】この前処理は、エッチング溶液を洗浄溶液
により除去された薄膜構造体33の微小間隙への後述す
る昇華性物質の付着を促進するために行われる。次に、
前処理液が乾燥する前に、昇華性物質槽31内にウェー
ハキャリアー35が浸漬され、薄膜構造体33の薄膜と
薄膜との間または薄膜と基板との間の微小間隙に溶融状
態の昇華性物質が付着される。
【0042】そして、この後、昇華性物質槽31からウ
ェーハキャリアー35を引き上げ、外部に放置すると、
薄膜構造体33の微小間隙に付着した昇華性物質が凝固
し、そのまま昇華され所定の薄膜構造体33が得られ
る。以上のように構成された薄膜構造体の製造装置で
は、薄膜構造体33の微小間隙に溶融状態の昇華性物質
を付着し、付着した昇華性物質をそのまま凝固,昇華す
るようにしたので、薄膜と基板あるいは薄膜と薄膜とが
密着することを容易,確実に防止することができる。
【0043】そして、昇華性物質を収容する昇華性物質
槽31と、昇華性物質槽31内の昇華性物質を融点以上
の温度に加熱するヒータ37と、前処理液が収容される
前処理槽39とから装置が構成されるため、装置を非常
に簡易に構成することができる。また、昇華性物質槽3
1および前処理槽39を大きくすることにより、多数枚
の基板をウェーハキャリアー35により昇華性物質槽3
1および前処理槽39内に同時に浸漬することが可能に
なり、多数枚の基板を同時に処理することが容易に可能
になる。
【0044】さらに、上述した薄膜構造体の製造装置で
は、雰囲気容器43内に、昇華性物質槽31を収容した
ので、昇華性物質の外部への飛散を有効に防止すること
ができる。また、上述した薄膜構造体の製造装置では、
雰囲気容器43内に、薄膜構造体33への昇華性物質の
付着を促進する前処理液が収容される前処理槽39を配
置したので、薄膜構造体33の前処理を容易に行うこと
ができる。
【0045】さらに、昇華性物質に、比較的融点の低い
ナフタレンまたはパラジクロロベンゼンを使用したの
で、ヒータ37による加熱が容易になる。また、前処理
液に、アルコール,エーテルまたはアセトンを使用した
ので、前処理を容易,確実に行うことができる。図4
は、本発明の薄膜構造体の製造装置の第2の実施形態を
示すもので、この第2の実施形態では、雰囲気容器43
の両側の上部には、雰囲気容器43内の気体を外部に排
出する排気装置47が配置されている。
【0046】この排気装置47は、雰囲気容器43の両
側の上部に開口する短尺のダクト部49にファン51を
配置して構成されている。また、雰囲気容器43内に
は、薄膜構造体33に付着した昇華性物質を昇華除去す
る乾燥容器53が収容されている。そして、乾燥容器5
3には、乾燥容器53内の雰囲気温度を上昇するための
ヒータ55が配置されている。
【0047】この薄膜構造体の製造装置では、雰囲気容
器43内の昇華性物質蒸気が、排気装置47により外部
に排出されるため、凝縮した昇華性物質が薄膜構造体3
3に再付着することを有効に防止することができる。ま
た、雰囲気容器43内の乾燥容器53内において薄膜構
造体33に付着した昇華性物質を昇華除去するようにし
たので、昇華性物質が飛散することを有効に防止するこ
とができる。
【0048】さらに、乾燥容器53に乾燥容器53内の
雰囲気温度を上昇するヒータ55を配置したので、薄膜
構造体33に付着した昇華性物質の昇華を促進すること
ができる。図5は、本発明の薄膜構造体の製造装置の第
3の実施形態を示すもので、この第3の実施形態では、
雰囲気容器43の両側の上部に開口する短尺のダクト部
49に、排気ダクト57が接続され、これ等の排気ダク
ト57が、雰囲気容器43の上部中央に配置される排気
口59に開口されている。
【0049】排気口59には、ファン61が配置されて
いる。そして、排気ダクト57の排気口59の近傍に
は、冷却水が循環される冷却パイプ63が巻回され、こ
の下方に収納容器65が配置されている。この薄膜構造
体の製造装置では、雰囲気容器43内の昇華性物質蒸気
が排気ダクト57により導かれた後、冷却パイプ63に
より冷却され凝固し、収納容器65内に収容されるた
め、昇華性物質の飛散を防止することができ、また、昇
華性物質を有効に再利用することができる。
【0050】図6は、本発明の薄膜構造体の製造装置の
第4の実施形態を示すもので、この第4の実施形態で
は、乾燥容器53には、乾燥容器53内の雰囲気流体を
撹拌するファン67が配置されている。この薄膜構造体
33の製造装置では、ファン67により乾燥容器53内
の雰囲気流体を撹拌するようにしたので、薄膜構造体3
3に付着した昇華性物質の昇華を促進することができ
る。
【0051】図7は、本発明の薄膜構造体の製造装置の
第5の実施形態を示すもので、この第5の実施形態で
は、乾燥容器53には、パイプ69の一端が開口され、
パイプ69の他端が真空ポンプ71に接続されている。
この薄膜構造体の製造装置では、真空ポンプ71により
乾燥容器53内を減圧するようにしたので、薄膜構造体
33に付着した昇華性物質の昇華を促進することができ
る。
【0052】図8は、本発明の薄膜構造体の製造装置の
第6の実施形態を示すもので、この第6の実施形態で
は、昇華性物質槽31の昇華性物質の加熱が、高周波誘
電加熱装置73を用いて行われる。すなわち、昇華性物
質槽31の内側には、高周波用電極75が配置され、こ
の高周波用電極75に、高周波電源77が接続されてい
る。
【0053】この薄膜構造体の製造装置では、昇華性物
質槽31内の昇華性物質を、高周波誘電加熱装置73に
より加熱するようにしたので、昇華性物質を極めて短時
間に均一性良く加熱することができる。図9は、本発明
の薄膜構造体の製造装置の第7の実施形態を示すもの
で、この第7の実施形態では、雰囲気容器43には、ウ
ェーハコンベア79,80,81およびウェーハエレベ
ータ83,85が配置され、薄膜構造体33の自動搬送
が行われる。
【0054】すなわち、ウェーハキャリアー87からの
薄膜構造体33は、ウェーハコンベア79により前処理
槽39に導びかれた後、ウェーハエレベータ83により
前処理槽39に浸漬され、この後、ウェーハコンベア8
0により昇華性物質槽31に導びかれ、ウェーハエレベ
ータ33により昇華性物質槽31に浸漬され、この後、
ウェーハコンベア81によりウェーハキャリアー89に
導かれ、雰囲気容器43の外部に導かれる。
【0055】上述した薄膜構造体の製造装置では、雰囲
気容器43内に、ウェーハキャリアー87からの薄膜構
造体33を前処理槽39に導くウェーハコンベア79
と、ウェーハコンベア79からの薄膜構造体33を前処
理槽39に浸漬するウェーハエレベータ83と、前処理
槽39に浸漬された薄膜構造体33を昇華性物質槽31
に導くウェーハコンベア80と、ウェーハコンベア80
からの薄膜構造体33を昇華性物質槽31に浸漬するウ
ェーハエレベータ85と、昇華性物質槽31に浸漬され
た薄膜構造体33をウェーハキャリアー89に導くウェ
ーハコンベア81とを配置したので、薄膜構造体33へ
の前処理液の付着および昇華性物質の付着を自動的に行
うことができる。
【0056】なお、以上述べた第1から第7の実施形態
において、図の同一部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の薄膜構造
体の製造装置では、薄膜構造体の微小間隙に溶融状態の
昇華性物質を付着し、付着した昇華性物質をそのまま凝
固,昇華するようにしたので、薄膜と基板あるいは薄膜
と薄膜とが密着することを容易,確実に防止することが
できる。
【0058】そして、昇華性物質を収容する昇華性物質
槽と、昇華性物質槽内の昇華性物質を融点以上の温度に
加熱する昇華性物質加熱手段とから装置が構成されるた
め、装置を非常に簡易に構成することができる。また、
昇華性物質槽を大きくすることにより、多数枚の基板を
昇華性物質槽内に同時に浸漬することが可能になり、多
数枚の基板を同時に処理することが容易に可能になる。
【0059】請求項2の薄膜構造体の製造装置では、雰
囲気容器内に、昇華性物質槽および昇華性物質加熱手段
を収容したので、昇華性物質の外部への飛散を有効に防
止することができる。請求項3の薄膜構造体の製造装置
では、雰囲気容器内に、薄膜構造体への昇華性物質の付
着を促進する前処理液が収容される前処理槽を配置した
ので、薄膜構造体の前処理を容易に行うことができる。
【0060】請求項4の薄膜構造体の製造装置では、雰
囲気容器内の昇華性物質蒸気が、排気手段により外部に
排出されるため、凝縮した昇華性物質が薄膜構造体に再
付着することを有効に防止することができる。請求項5
の薄膜構造体の製造装置では、雰囲気容器内の昇華性物
質蒸気が排気ダクトにより導かれた後、冷却手段により
冷却され凝固し、収納容器内に収容されるため、昇華性
物質の飛散を防止することができ、また、昇華性物質を
有効に再利用することができる。
【0061】請求項6の薄膜構造体の製造装置では、雰
囲気容器内の乾燥容器内において薄膜構造体に付着した
昇華性物質を昇華除去するようにしたので、昇華性物質
が飛散することを防止することができる。請求項7の薄
膜構造体の製造装置では、乾燥容器に乾燥容器内の雰囲
気温度を上昇する乾燥容器加熱手段を配置したので、薄
膜構造体に付着した昇華性物質の昇華を促進することが
できる。
【0062】請求項8の薄膜構造体の製造装置では、撹
拌手段により乾燥容器内の雰囲気流体を撹拌するように
したので、薄膜構造体に付着した昇華性物質の昇華を促
進することができる。請求項9の薄膜構造体の製造装置
では、減圧手段により乾燥容器内を減圧するようにした
ので、薄膜構造体に付着した昇華性物質の昇華を促進す
ることができる。
【0063】請求項10の薄膜構造体の製造装置では、
昇華性物質槽内の昇華性物質を、高周波誘電加熱装置に
より加熱するようにしたので、昇華性物質を極めて短時
間に均一性良く加熱することができる。請求項11の薄
膜構造体の製造装置では、雰囲気容器に、雰囲気容器の
外部からの薄膜構造体を昇華性物質槽に導く搬入手段
と、搬入手段からの薄膜構造体を昇華性物質槽に浸漬す
る浸漬手段と、昇華性物質槽に浸漬された薄膜構造体を
雰囲気容器の外部に導く搬出手段とを配置したので、薄
膜構造体への昇華性物質の付着を自動的に行うことがで
きる。
【0064】請求項12の薄膜構造体の製造装置では、
雰囲気容器内に、雰囲気容器の外部からの薄膜構造体を
前処理槽に導く搬入手段と、搬入手段からの薄膜構造体
を前処理槽に浸漬する前処理槽浸漬手段と、前処理槽に
浸漬された薄膜構造体を昇華性物質槽に導く搬送手段
と、搬送手段からの薄膜構造体を昇華性物質槽に浸漬す
る昇華性物質槽浸漬手段と、昇華性物質槽に浸漬された
薄膜構造体を雰囲気容器の外部に導く搬出手段とを配置
したので、薄膜構造体への前処理液の付着および昇華性
物質の付着を自動的に行うことができる。
【0065】請求項13の薄膜構造体の製造装置では、
昇華性物質に、比較的融点の低いナフタレンまたはパラ
ジクロロベンゼンを使用したので、加熱手段による加熱
が容易になる。請求項14の薄膜構造体の製造装置で
は、前処理液に、アルコール,エーテルまたはアセトン
から選ばれた1の物質またはこれらの混合液を使用した
ので、前処理を容易,確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜構造体の製造装置の第1の実施形
態を示す斜視図である。
【図2】本発明の薄膜構造体の製造装置の製造対象の1
例となるフレキシブルマイクログリッパーを示す斜視図
である。
【図3】図2のフレキシブルマイクログリッパーの製造
方法を示す説明図である。
【図4】本発明の薄膜構造体の製造装置の第2の実施形
態を示す斜視図である。
【図5】本発明の薄膜構造体の製造装置の第3の実施形
態を示す斜視図である。
【図6】本発明の薄膜構造体の製造装置の第4の実施形
態を示す斜視図である。
【図7】本発明の薄膜構造体の製造装置の第5の実施形
態を示す斜視図である。
【図8】本発明の薄膜構造体の製造装置の第6の実施形
態を示す斜視図である。
【図9】本発明の薄膜構造体の製造装置の第7の実施形
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
31 昇華性物質槽 33 薄膜構造体 37 ヒータ 39 前処理槽 43 雰囲気容器 47 排気装置 53 乾燥容器 55 ヒータ 57 排気ダクト 63 冷却パイプ 65 収納容器 67 ファン 71 真空ポンプ 73 高周波誘電加熱装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇華性物質が溶融状態で収容され薄膜構
    造体が浸漬可能な昇華性物質槽と、 前記昇華性物質槽内の昇華性物質を融点以上の温度に加
    熱する昇華性物質加熱手段と、を有することを特徴とす
    る薄膜構造体の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄膜構造体の製造装置に
    おいて、 前記昇華性物質槽および前記昇華性物質加熱手段を、雰
    囲気容器内に収容してなることを特徴とする薄膜構造体
    の製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の薄膜構造体の製造装置に
    おいて、 前記雰囲気容器内には、前記薄膜構造体への前記昇華性
    物質の付着を促進する前処理液が収容され前記薄膜構造
    体が浸漬可能な前処理槽が収容されていることを特徴と
    する薄膜構造体の製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の薄膜構造体の製
    造装置において、 前記雰囲気容器には、雰囲気容器内の気体を外部に排出
    する排気手段が配置されていることを特徴とする薄膜構
    造体の製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の薄膜構造体の製造装置に
    おいて、 前記排気手段は、前記雰囲気容器内の気体を外部に排出
    する排気ダクトと、前記排気ダクトに配置され排気ダク
    ト内の気体を冷却する冷却手段と、前記冷却手段の近傍
    に配置され凝固した前記昇華性物質を収容する収納容器
    とを有することを特徴とする薄膜構造体の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれか1項記載の
    薄膜構造体の製造装置において、 前記雰囲気容器内には、前記薄膜構造体に付着した前記
    昇華性物質を昇華除去する乾燥容器が収容されているこ
    とを特徴とする薄膜構造体の製造装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の薄膜構造体の製造装置に
    おいて、 前記乾燥容器には、乾燥容器内の雰囲気温度を上昇する
    乾燥容器加熱手段が配置されていることを特徴とする薄
    膜構造体の製造装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の薄膜構造体の製
    造装置において、 前記乾燥容器には、乾燥容器内の雰囲気流体を撹拌する
    撹拌手段が配置されていることを特徴とする薄膜構造体
    の製造装置。
  9. 【請求項9】 請求項6ないし8のいずれか1項記載の
    薄膜構造体の製造装置において、 前記乾燥容器には、乾燥容器内を減圧する減圧手段が配
    置されていることを特徴とする薄膜構造体の製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項記載
    の薄膜構造体の製造装置において、 前記昇華性物質加熱手段は、高周波誘電加熱装置からな
    ることを特徴とする薄膜構造体の製造装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項記
    載の薄膜構造体の製造装置において、 前記雰囲気容器内には、前記雰囲気容器の外部からの前
    記薄膜構造体を前記昇華性物質槽に導く搬入手段と、前
    記搬入手段からの前記薄膜構造体を前記昇華性物質槽に
    浸漬する浸漬手段と、前記昇華性物質槽に浸漬された薄
    膜構造体を前記雰囲気容器の外部に導く搬出手段とが配
    置されていることを特徴とする薄膜構造体の製造装置。
  12. 【請求項12】 請求項2ないし10のいずれか1項記
    載の薄膜構造体の製造装置において、 前記雰囲気容器内には、前記雰囲気容器の外部からの前
    記薄膜構造体を前記前処理槽に導く搬入手段と、前記搬
    入手段からの前記薄膜構造体を前記前処理槽に浸漬する
    前処理槽浸漬手段と、前記前処理槽に浸漬された薄膜構
    造体を前記昇華性物質槽に導く搬送手段と、前記搬送手
    段からの前記薄膜構造体を前記昇華性物質槽に浸漬する
    昇華性物質槽浸漬手段と、前記昇華性物質槽に浸漬され
    た薄膜構造体を前記雰囲気容器の外部に導く搬出手段と
    が配置されていることを特徴とする薄膜構造体の製造装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか1項記
    載の薄膜構造体の製造装置において、 前記昇華性物質は、ナフタレンまたはパラジクロロベン
    ゼンからなることを特徴とする薄膜構造体の製造装置。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれか1項記
    載の薄膜構造体の製造装置において、 前記前処理液は、アルコール,エーテルまたはアセトン
    から選ばれた1の物質またはこれらの混合液からなるこ
    とを特徴とする薄膜構造体の製造装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010199261A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板乾燥装置および基板乾燥方法
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