JPH09259771A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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Publication number
JPH09259771A
JPH09259771A JP6838096A JP6838096A JPH09259771A JP H09259771 A JPH09259771 A JP H09259771A JP 6838096 A JP6838096 A JP 6838096A JP 6838096 A JP6838096 A JP 6838096A JP H09259771 A JPH09259771 A JP H09259771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetron
shield case
inductor
mounting plate
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6838096A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Aiga
正幸 相賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6838096A priority Critical patent/JPH09259771A/ja
Publication of JPH09259771A publication Critical patent/JPH09259771A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高周波数帯域の不要輻射に対するフィルター特
性を向上し得るマグネトロンを提供することを課題とす
る。 【解決手段】貫通コンデンサ12の取付板13に、電子レン
ジ等に接続される接地端子14を形成したマグネトロン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等のマ
イクロ波加熱機器やレーダーなどに用いられるマグネト
ロンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種マグネトロンは、基本周波数以外
に低周波から高周波に至るまでの大きな周波数帯域の不
要輻射が生じる。この不要輻射を防止するため、マグネ
トロン本体の陰極入力端子に夫々インダクタ及びコンデ
ンサからなるフィルタを接続すると共に、陰極入力端子
及びインダクタをシールドケース内に収納している。コ
ンデンサは、シールドケースを貫通するいわゆる貫通コ
ンデンサが用いられ、取付板をシールドケースに固定し
て装着されている。
【0003】貫通コンデンサは、取付板、シールドケー
ス、マグネトロン本体及びヨーク等を介して電子レンジ
等に接地されるため、これらが高周波数帯域の不要輻射
の直列インダクタンスとなり、直列インダクタンスが大
きいため、高周波数帯域のフィルター特性が悪い欠点が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、高周波数帯域の不要輻射に対する
フィルター特性を向上し得るマグネトロンを提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
マグネトロン本体の入力部及び該入力部に接続されるイ
ンダクタを囲繞するシールドケースと、前記インダクタ
に接続され、前記シールドケースを貫通する貫通コンデ
ンサとを備え、前記貫通コンデンサの取付板に、接地端
子を形成したことを特徴とする。
【0006】本発明の第2の手段は、マグネトロン本体
に入力部及び該入力部に接続されるインダクタを囲繞す
るシールドケースと、前記インダクタに接続され、前記
シールドケースを貫通するシールドケースとを備え、前
記貫通コンデンサをシールドケース内面側に取付板を介
して装着し、前記取付板に接地端子を形成すると共に、
前記シールドケースに取付板野接地端子が挿通する開口
を形成したことを特徴とする。
【0007】本発明の第3の手段は、マグネトロン本体
の入力部及び該入力部に接続されるインダクタを囲繞す
るシールドケースと、前記インダクタに接続され、前記
シールドケースを貫通するシールドケースとを備え、前
記貫通コンデンサを取付板を介してシールドケースに装
着し、前記シールドケースの取付板近傍に接地端子を形
成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて以下に詳述する。
【0009】1はマグネトロン本体、2は前記マグネト
ロン本体1の軸方向両側に配設される一対の永久磁石、
3は前記マグネトロン本体1及び永久磁石2を囲繞する
ヨークで、永久磁石2の磁力を、マグネトロン本体1の
作用空間に均一に導くようになっている。4は前記マグ
ネトロン本体1の出力側に装着されるガスケットリン
グ、5は前記マグネトロン本体1の出力側に装着される
ガスケットで、ガスケットリング4及びヨーク3に電気
的に接続され、電子レンジ等への装着時、ヨーク3とマ
グネトロン本体1との間からの電波漏れを防止するよう
になっている。6は前記マグネトロン本体1外周に装着
される複数の放熱板である。
【0010】7は前記マグネトロン本体1の陰極入力端
子8に接続されるインダクタで、フェライトコア9とフ
ェライトコア9外周に巻回される電線10とから構成され
ている。11は前記マグネトロン本体1の入力部及びイン
ダクタ7を囲繞するシールドケース、12は前記インダク
タ7の電線10に接続される貫通コンデンサで、前記シー
ルドケース11を貫通し、取付板13をシールドケース11内
面側に接触させて固定されている。14は前記取付板13に
形成された接地端子で、前記シールドケース11に形成さ
れた開口15を介してシールドケース11外部に突出してい
る。
【0011】而して、マグネトロンの電子レンジ等への
組込み時、取付板13と電子レンジ本体等を接地線にて接
続すると、従来に比べ、接地回路が大幅に短縮し、直列
インピーダンスが大きく減少する。
【0012】図3において、Aは本実施の形態のマグネ
トロンの雑音測定結果、Bは従来のマグネトロンの雑音
測定結果を示し、図3に示すごとく、特に200MHz以上の
周波数帯域において本実施の形態のマグネトロンが従来
のものに比べ雑音を抑制することができる。
【0013】尚、上記実施の形態では、貫通コンデンサ
12の取付板13に接地端子14を形成したが、シールドケー
ス11に接地端子を形成してもよい。この構成を採用する
際には接地端子を取付板13近傍に形成することが望まし
い。
【0014】
【発明の効果】本発明の構成によれば、貫通コンデンサ
の接地構成の直列インダクタンスを減少することがで
き、マグネトロンの入力側からの高周波数帯域の不要輻
射の漏洩を抑制することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】同貫通コンデンサの斜視図である。
【図3】同本実施の形態のマグネトロンと従来のマグネ
トロンの雑音測定結果を示す図である。
【符号の説明】
1 マグネトロン本体 7 インダクタ 8 陰極入力端子 11 シールドケース 12 貫通コンデンサ 13 取付板 14 接地端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネトロン本体の入力部及び該入力部
    に接続されるインダクタを囲繞するシールドケースと、
    前記インダクタに接続され、前記シールドケースを貫通
    する貫通コンデンサとを備え、前記貫通コンデンサの取
    付板に、接地端子を形成したことを特徴とするマグネト
    ロン。
  2. 【請求項2】 マグネトロン本体に入力部及び該入力部
    に接続されるインダクタを囲繞するシールドケースと、
    前記インダクタに接続され、前記シールドケースを貫通
    するシールドケースとを備え、前記貫通コンデンサをシ
    ールドケース内面側に取付板を介して装着し、前記取付
    板に接地端子を形成すると共に、前記シールドケースに
    取付板野接地端子が挿通する開口を形成したことを特徴
    とするマグネトロン。
  3. 【請求項3】 マグネトロン本体の入力部及び該入力部
    に接続されるインダクタを囲繞するシールドケースと、
    前記インダクタに接続され、前記シールドケースを貫通
    するシールドケースとを備え、前記貫通コンデンサを取
    付板を介してシールドケースに装着し、前記シールドケ
    ースの取付板近傍に接地端子を形成したことを特徴とす
    るマグネトロン。
JP6838096A 1996-03-25 1996-03-25 マグネトロン Pending JPH09259771A (ja)

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JP6838096A JPH09259771A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 マグネトロン

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JP6838096A JPH09259771A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 マグネトロン

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Publication Number Publication Date
JPH09259771A true JPH09259771A (ja) 1997-10-03

Family

ID=13372079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6838096A Pending JPH09259771A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 マグネトロン

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JP (1) JPH09259771A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449921B1 (ko) * 2002-02-06 2004-09-24 주식회사 대우일렉트로닉스 전자레인지용 커패시터의 접지금속구

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KR100449921B1 (ko) * 2002-02-06 2004-09-24 주식회사 대우일렉트로닉스 전자레인지용 커패시터의 접지금속구

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