JPH0925924A - ケーブルと操作部材の連結装置 - Google Patents
ケーブルと操作部材の連結装置Info
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- JPH0925924A JPH0925924A JP19924095A JP19924095A JPH0925924A JP H0925924 A JPH0925924 A JP H0925924A JP 19924095 A JP19924095 A JP 19924095A JP 19924095 A JP19924095 A JP 19924095A JP H0925924 A JPH0925924 A JP H0925924A
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- JP
- Japan
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- cable
- cable end
- groove
- rotating member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回動部材の回動の際、回動部材に係合したケ
ーブルエンドとケーブルとの境界部に曲げ力が加わるこ
とがなく、境界部が破損することのない連結装置とした
ものである。 【構成】 少なくとも一端部に円柱形状のケーブルエン
ドを設けたケーブルと、該ケーブルエンドが挿通する溝
を有する操作部材とからなるケーブルと操作部材の連結
装置において、ケーブルエンドにブッシュを回転自在に
挿入し、該ブッシュを操作部材の溝に回転自在に嵌合さ
せたケーブルと操作部材の連結装置。
ーブルエンドとケーブルとの境界部に曲げ力が加わるこ
とがなく、境界部が破損することのない連結装置とした
ものである。 【構成】 少なくとも一端部に円柱形状のケーブルエン
ドを設けたケーブルと、該ケーブルエンドが挿通する溝
を有する操作部材とからなるケーブルと操作部材の連結
装置において、ケーブルエンドにブッシュを回転自在に
挿入し、該ブッシュを操作部材の溝に回転自在に嵌合さ
せたケーブルと操作部材の連結装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルにて操作
される操作部材とケーブルエンドとの連結装置に関する
ものである。
される操作部材とケーブルエンドとの連結装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、操作部材とケーブルエンドとの連結
装置として、実開昭60−148466があり、図1の
ようにケーブル3の端部に球型のケーブルエンド4を設
け、ケーブルを操作するとケーブルエンド4が回動部材
2に当接し、回動部材2を回動させる。なお、ケーブル
のアウターケーシング5は基板1に固定されている。ま
た、実開昭59−56411では、図3のようにケーブ
ルエンド4を円柱形にし、これを二叉状に形成した回動
部材2の係合部7にさしわたしている。
装置として、実開昭60−148466があり、図1の
ようにケーブル3の端部に球型のケーブルエンド4を設
け、ケーブルを操作するとケーブルエンド4が回動部材
2に当接し、回動部材2を回動させる。なお、ケーブル
のアウターケーシング5は基板1に固定されている。ま
た、実開昭59−56411では、図3のようにケーブ
ルエンド4を円柱形にし、これを二叉状に形成した回動
部材2の係合部7にさしわたしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ケーブル操作により回
動部材を回動させるとき、回動部材は回転軸を中心に回
動し、それに伴ない、回動部材の係合部に当接するケー
ブルエンドの位置が変化する。従来公知の図1のもので
は、ケーブル3を操作すると図1の状態から図2の状態
となり、操作部材の回動によりケーブルが傾斜するとと
もに、ケーブルエンドと回動部材の係合部との当接部が
移動する。このときケーブルエンドが回動部材の係合部
に対し摩擦抵抗のため自由に回転できず、ケーブルとケ
ーブルエンドの境界部に曲げ力が加わり、該境界部が折
損するという現象が発生することがあった。とりわけ、
回動部材を回動させるために大きな力を必要とする場合
は、ケーブルの境界部の破損の問題は深刻であった。本
発明は、上記の不具合を解決しようとするものである。
動部材を回動させるとき、回動部材は回転軸を中心に回
動し、それに伴ない、回動部材の係合部に当接するケー
ブルエンドの位置が変化する。従来公知の図1のもので
は、ケーブル3を操作すると図1の状態から図2の状態
となり、操作部材の回動によりケーブルが傾斜するとと
もに、ケーブルエンドと回動部材の係合部との当接部が
移動する。このときケーブルエンドが回動部材の係合部
に対し摩擦抵抗のため自由に回転できず、ケーブルとケ
ーブルエンドの境界部に曲げ力が加わり、該境界部が折
損するという現象が発生することがあった。とりわけ、
回動部材を回動させるために大きな力を必要とする場合
は、ケーブルの境界部の破損の問題は深刻であった。本
発明は、上記の不具合を解決しようとするものである。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明を図4〜図6により説明す
る。便宜上、図1〜図3の従来技術と同等の部材には図
1〜図3に符した番号と同一の番号を符すことにする。
1は基板、2は回動部材、3はケーブル、12はブッシ
ュを示す。ケーブル3の一端に円筒形のケーブルエンド
4を一体的に設ける。回動部材2は基板1に回動自在に
軸止6され、その一端に係合部7を設ける。係合部7は
回動部材2の一端をコ字状に形成し、相対する平行な2
面8、8に溝9を設ける。溝9の長さは回動部材2とケ
ーブルエンド4との関係できめる。すなわち、ケーブル
エンド4を操作後、原位置に復帰したとき回動部材2も
ケーブルエンド4とともに原位置に復帰するものは溝9
の長さはケーブルエンド4が脱落しないだけの長さがあ
ればよく、又、ケーブルエンド4が原位置に復帰したと
き回動部材2が操作された位置に残留するものは溝9は
ケーブルエンド4の操作ストローク以上の長さを必要と
する。
る。便宜上、図1〜図3の従来技術と同等の部材には図
1〜図3に符した番号と同一の番号を符すことにする。
1は基板、2は回動部材、3はケーブル、12はブッシ
ュを示す。ケーブル3の一端に円筒形のケーブルエンド
4を一体的に設ける。回動部材2は基板1に回動自在に
軸止6され、その一端に係合部7を設ける。係合部7は
回動部材2の一端をコ字状に形成し、相対する平行な2
面8、8に溝9を設ける。溝9の長さは回動部材2とケ
ーブルエンド4との関係できめる。すなわち、ケーブル
エンド4を操作後、原位置に復帰したとき回動部材2も
ケーブルエンド4とともに原位置に復帰するものは溝9
の長さはケーブルエンド4が脱落しないだけの長さがあ
ればよく、又、ケーブルエンド4が原位置に復帰したと
き回動部材2が操作された位置に残留するものは溝9は
ケーブルエンド4の操作ストローク以上の長さを必要と
する。
【0005】ケーブル3のアウターケーシング5の端部
16は基板1に設けた取付部17に固定されている。1
0はケーブルエンド4を溝9に挿入するための案内溝で
あり、溝9に連通している。ブッシュ12はケーブルエ
ンド4が回転自在に挿入される孔13と、溝9の内壁1
1、11に対し回転自在な外径部14と、ツバ部15、
15とからなり、該ブッシュ12はケーブルエンド4お
よび溝9に対し回転自在である。
16は基板1に設けた取付部17に固定されている。1
0はケーブルエンド4を溝9に挿入するための案内溝で
あり、溝9に連通している。ブッシュ12はケーブルエ
ンド4が回転自在に挿入される孔13と、溝9の内壁1
1、11に対し回転自在な外径部14と、ツバ部15、
15とからなり、該ブッシュ12はケーブルエンド4お
よび溝9に対し回転自在である。
【0006】ケーブルエンド4にブッシュ12を組み付
け、これを回動部材2の案内溝10から溝9に挿入して
組付は完了する。ケーブル3を操作すると、ケーブルエ
ンド4に組付られたブッシュ12を介して回動部材2が
回動し、図4から図6の状態となるが、この時、ケーブ
ルエンド4はブッシュ12の介在により回転自在なの
で、ケーブルエンドが回転しながら作動部材2を回動さ
せる。
け、これを回動部材2の案内溝10から溝9に挿入して
組付は完了する。ケーブル3を操作すると、ケーブルエ
ンド4に組付られたブッシュ12を介して回動部材2が
回動し、図4から図6の状態となるが、この時、ケーブ
ルエンド4はブッシュ12の介在により回転自在なの
で、ケーブルエンドが回転しながら作動部材2を回動さ
せる。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、ケーブルエンドが回動
部材の係合部に対し回転自在なので、回動部材の回動に
伴ってケーブルエンドが回転しながら回動部材との当接
部を変化させていくことができ、ケーブルとケーブルエ
ンドとの境界部に曲げ力が加わることがなく、境界部が
破損することはない。
部材の係合部に対し回転自在なので、回動部材の回動に
伴ってケーブルエンドが回転しながら回動部材との当接
部を変化させていくことができ、ケーブルとケーブルエ
ンドとの境界部に曲げ力が加わることがなく、境界部が
破損することはない。
【図1】 従来技術の一態様を示す平面図。
【図2】 従来技術の一態様を示す平面図。
【図3】 他の従来技術を示す斜視図。
【図4】 本発明の実施例を示す平面図。
【図5】 図4のA−A断面図。
【図6】 本発明の実施例を示す平面図。
1…基板、2…回動部材(操作部材)、3…ケーブル、
4…ケーブルエンド、5…アウターケーシング、6…
軸、7…係合部、8…平行な面、9…溝、10…案内
溝、11…内壁、12…ブッシュ、13…孔、14…外
径部、15…ツバ部、16…端部、17…取付部。
4…ケーブルエンド、5…アウターケーシング、6…
軸、7…係合部、8…平行な面、9…溝、10…案内
溝、11…内壁、12…ブッシュ、13…孔、14…外
径部、15…ツバ部、16…端部、17…取付部。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも一端部に円柱形状のケーブル
エンドを設けたケーブルと、該ケーブルエンドが挿通す
る溝を有する操作部材とからなるケーブルと操作部材の
連結装置において、ケーブルエンドの両端側にブッシュ
を回転自在に挿入し、該ブッシュを操作部材の溝に回転
自在に嵌合させたケーブルと操作部材の連結装置。 - 【請求項2】 請求項1において、ブッシュが合成樹脂
からなるケーブルと操作部材の連結装置。 - 【請求項3】 請求項1において、操作部材の溝の長さ
をケーブルの操作ストロークより大にし、溝に連通する
案内溝を設けたケーブルと操作部材の連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7199240A JP3027524B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ケーブルと操作部材の連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7199240A JP3027524B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ケーブルと操作部材の連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0925924A true JPH0925924A (ja) | 1997-01-28 |
JP3027524B2 JP3027524B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=16404500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7199240A Expired - Fee Related JP3027524B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ケーブルと操作部材の連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027524B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187172A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 操作ワイヤの連結構造 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7199240A patent/JP3027524B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187172A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 操作ワイヤの連結構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3027524B2 (ja) | 2000-04-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |