JPS632907Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632907Y2 JPS632907Y2 JP12920079U JP12920079U JPS632907Y2 JP S632907 Y2 JPS632907 Y2 JP S632907Y2 JP 12920079 U JP12920079 U JP 12920079U JP 12920079 U JP12920079 U JP 12920079U JP S632907 Y2 JPS632907 Y2 JP S632907Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- wire
- rotary plate
- click
- rotary
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustable Resistors (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、小形音響機器・映像機器等に使用さ
れる遠隔操作型回転式電子部品に関するものであ
る。
れる遠隔操作型回転式電子部品に関するものであ
る。
従来の技術
従来、この種の遠隔操作型回転式電子部品は、
可変抵抗器等の回転式電子部品を曲げ可能なワイ
ヤーによつて操作軸とを連結し、また前記回転式
電子部品にはさらに回転止機構とクリツク機構と
を設けていた。
可変抵抗器等の回転式電子部品を曲げ可能なワイ
ヤーによつて操作軸とを連結し、また前記回転式
電子部品にはさらに回転止機構とクリツク機構と
を設けていた。
そして操作軸を回転操作することにより、回転
式電子部品をワイヤーを介して遠隔制御してい
た。
式電子部品をワイヤーを介して遠隔制御してい
た。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来の構成では、操作軸の
回転操作により、回転式電子部品が回転止機構に
当接した後もさらに回転力を加えた時ワイヤーに
直接大きな負荷がかかり、ワイヤーにねじれが生
じ、ワイヤーの寿命低下がおきたり、このねじれ
により以後の操作が正確に行えなくなつたりする
という問題があつた。
回転操作により、回転式電子部品が回転止機構に
当接した後もさらに回転力を加えた時ワイヤーに
直接大きな負荷がかかり、ワイヤーにねじれが生
じ、ワイヤーの寿命低下がおきたり、このねじれ
により以後の操作が正確に行えなくなつたりする
という問題があつた。
そこで本考案は、ワイヤーに直接大きな負荷が
かからないようにしてワイヤーの寿命低下を防止
することを目的とするものである。
かからないようにしてワイヤーの寿命低下を防止
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
そして上記目的を達成するために、本考案は、
軸受と筐体を一体にしたカバーと、前記カバーの
軸受側よりこのカバーに挿通された操作軸と、前
記カバー内に突出した前記操作軸の先端部と係合
する部分を有する回転板と、前記回転板に固定さ
れてなり、前記カバーにおいて前記回転板と対向
する底面部に設けられたクリツク孔部を摺動する
ダボ部を有するクリツクバネと、前記回転板の前
記クリツクバネが設けられた側と反対側に一端が
固定された曲げ可能なワイヤーと、このワイヤー
の前記回転板とは反対側に固定された回転式電子
部品とを備え、前記回転板とカバーとにそれぞれ
回転止部を形成したものである。
軸受と筐体を一体にしたカバーと、前記カバーの
軸受側よりこのカバーに挿通された操作軸と、前
記カバー内に突出した前記操作軸の先端部と係合
する部分を有する回転板と、前記回転板に固定さ
れてなり、前記カバーにおいて前記回転板と対向
する底面部に設けられたクリツク孔部を摺動する
ダボ部を有するクリツクバネと、前記回転板の前
記クリツクバネが設けられた側と反対側に一端が
固定された曲げ可能なワイヤーと、このワイヤー
の前記回転板とは反対側に固定された回転式電子
部品とを備え、前記回転板とカバーとにそれぞれ
回転止部を形成したものである。
作 用
この構成によれば、ワイヤー後方の回転式電子
部品の回転トルクだけがワイヤーに負荷としてか
かり、通常操作時のクリツク操作力はワイヤーの
負荷とならず、また回転止部同志の当接後もさら
に操作軸を操作しても、そこで回転止が行われて
ワイヤーには負荷はかからず、この結果としてワ
イヤーにねじれ等が生じず、寿命の低下がおきた
り、以後の操作が正確に行えなくなつたりしない
ものとなる。
部品の回転トルクだけがワイヤーに負荷としてか
かり、通常操作時のクリツク操作力はワイヤーの
負荷とならず、また回転止部同志の当接後もさら
に操作軸を操作しても、そこで回転止が行われて
ワイヤーには負荷はかからず、この結果としてワ
イヤーにねじれ等が生じず、寿命の低下がおきた
り、以後の操作が正確に行えなくなつたりしない
ものとなる。
実施例
以下、本考案の一実施例について図面とともに
説明する。図において、1は可変抵抗器等の回転
式電子部品、2はこの電子部品1と曲げ可能なワ
イヤー3によつて連結されている操作部であり、
この操作部2を回転操作することによつてワイヤ
ー3を介して電子部品1が回転操作される構成と
なつている。
説明する。図において、1は可変抵抗器等の回転
式電子部品、2はこの電子部品1と曲げ可能なワ
イヤー3によつて連結されている操作部であり、
この操作部2を回転操作することによつてワイヤ
ー3を介して電子部品1が回転操作される構成と
なつている。
そして、本実施例の特長は操作部2の構成にあ
る。すなわち、軸受と筐体を一体にしたカバー4
の底面中央部に操作軸5を挿通し、カバー4内に
突出した操作軸5の先端部6に回転板7の中心孔
部8を固着し、この回転板7に上記ワイヤー3の
一端部を固着させている。上記カバー4の側壁部
の一部には回転止部9が一体に設けられており、
かつカバー4の底面部には同一円周上に複数個の
クリツク孔10が形成されている。上記回転板7
の周縁部の一部には回転止部11が一体に設けら
れており、この回転止部11がカバー4の回転止
部9と当接することにより操作部2における操作
軸5の回転角度を規制している。また、回転板7
の中心孔部8の周りに形成された係止孔12にク
リツクバネ13の係止突起14が装着されてお
り、このクリツクバネ13の先端ダボ部15が回
転時に上記クリツク孔10部を摺動することによ
つてクリツク節度が得られる構成となつている。
なお、ワイヤー3の他端部は上記電子部品1の回
転軸に固着されている。
る。すなわち、軸受と筐体を一体にしたカバー4
の底面中央部に操作軸5を挿通し、カバー4内に
突出した操作軸5の先端部6に回転板7の中心孔
部8を固着し、この回転板7に上記ワイヤー3の
一端部を固着させている。上記カバー4の側壁部
の一部には回転止部9が一体に設けられており、
かつカバー4の底面部には同一円周上に複数個の
クリツク孔10が形成されている。上記回転板7
の周縁部の一部には回転止部11が一体に設けら
れており、この回転止部11がカバー4の回転止
部9と当接することにより操作部2における操作
軸5の回転角度を規制している。また、回転板7
の中心孔部8の周りに形成された係止孔12にク
リツクバネ13の係止突起14が装着されてお
り、このクリツクバネ13の先端ダボ部15が回
転時に上記クリツク孔10部を摺動することによ
つてクリツク節度が得られる構成となつている。
なお、ワイヤー3の他端部は上記電子部品1の回
転軸に固着されている。
考案の効果
以上のように本考案は、操作部側のカバーと回
転板とに回転止部を形成し、操作軸を操作して回
転板の回転止部をカバーの回転止部に当接させて
操作軸の回転角度を規制するものであるので、操
作軸を回し切つた時のトルクが回転板後方のワイ
ヤーにかからなくなり、この結果として従来おき
ていたこの時のワイヤーの大きなねじれがおき
ず、寿命低下がおきたり、以後の正確な操作が行
えなくなつたりしないものとなる。またカバー底
面にクリツク孔を設け、このクリツク孔部を摺動
するダボを有するクリツクバネを回転板に装着
し、操作軸の回転によりダボとクリツク孔とでク
リツク節度が得られるようにしたので、ワイヤー
後方の電子部品の回転トルクだけがワイヤーに負
荷としてかかり、この点からもワイヤーの寿命低
下をおこすことがなくなる。また、クリツク機構
も操作部側に設けられているため、電子部品側に
設けた場合のワイヤー伝達による感触の鈍化を防
ぐこともできるものである。
転板とに回転止部を形成し、操作軸を操作して回
転板の回転止部をカバーの回転止部に当接させて
操作軸の回転角度を規制するものであるので、操
作軸を回し切つた時のトルクが回転板後方のワイ
ヤーにかからなくなり、この結果として従来おき
ていたこの時のワイヤーの大きなねじれがおき
ず、寿命低下がおきたり、以後の正確な操作が行
えなくなつたりしないものとなる。またカバー底
面にクリツク孔を設け、このクリツク孔部を摺動
するダボを有するクリツクバネを回転板に装着
し、操作軸の回転によりダボとクリツク孔とでク
リツク節度が得られるようにしたので、ワイヤー
後方の電子部品の回転トルクだけがワイヤーに負
荷としてかかり、この点からもワイヤーの寿命低
下をおこすことがなくなる。また、クリツク機構
も操作部側に設けられているため、電子部品側に
設けた場合のワイヤー伝達による感触の鈍化を防
ぐこともできるものである。
第1図は本考案に係る遠隔操作型回転式電子部
品の一実施例を示す側面部、第2図は同要部拡大
分解斜視図である。 1……回転式電子部品、2……操作部、3……
ワイヤー、9・11……回転止機構(回転止部)、
10・13……クリツク機構(クリツク孔・クリ
ツクバネ)。
品の一実施例を示す側面部、第2図は同要部拡大
分解斜視図である。 1……回転式電子部品、2……操作部、3……
ワイヤー、9・11……回転止機構(回転止部)、
10・13……クリツク機構(クリツク孔・クリ
ツクバネ)。
Claims (1)
- 軸受と筐体を一体にしたカバーと、前記カバー
の軸受側よりこのカバーに挿通された操作軸と、
前記カバー内に突出した前記操作軸の先端部と係
合する部分を有する回転板と、前記回転板に固定
されてなり、前記カバーにおいて前記回転板と対
向する底面部に設けられたクリツク孔部を摺動す
るダボ部を有するクリツクバネと、前記回転板の
前記クリツクバネが設けられた側と反対側に一端
が固定された曲げ可能なワイヤーと、このワイヤ
ーの前記回転板とは反対側に固定された回転式電
子部品とを備え、前記回転板とカバーとにそれぞ
れ回転止部を形成した遠隔操作型回転式電子部
品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12920079U JPS632907Y2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12920079U JPS632907Y2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5645926U JPS5645926U (ja) | 1981-04-24 |
JPS632907Y2 true JPS632907Y2 (ja) | 1988-01-25 |
Family
ID=29360981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12920079U Expired JPS632907Y2 (ja) | 1979-09-18 | 1979-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632907Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-18 JP JP12920079U patent/JPS632907Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5645926U (ja) | 1981-04-24 |
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