JPH09258332A - レンチキュラーレンズシート - Google Patents

レンチキュラーレンズシート

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JPH09258332A
JPH09258332A JP8068196A JP6819696A JPH09258332A JP H09258332 A JPH09258332 A JP H09258332A JP 8068196 A JP8068196 A JP 8068196A JP 6819696 A JP6819696 A JP 6819696A JP H09258332 A JPH09258332 A JP H09258332A
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    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/60Projection screens characterised by the nature of the surface
    • G03B21/62Translucent screens
    • G03B21/625Lenticular translucent screens

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中角の大きなテレビセットでも、色の変化
が滑らかで、かつ、広い視野角を有する透過型スクリー
ン。 【解決手段】 背面投写型テレビ用のレンチキュラーレ
ンズシートであり、楕円長径がb、短径がaのとき、入
射側の面Iに断面が略楕円の一部で、レンズ面の幅がp
のとき、2.5≦bp/a2 ≦3.0を満たす垂直直線
状レンズ面群を備え、出射側の面Oに断面が略楕円の一
部で、隣接する投射管の集中角がφのとき、0.55≦
b/(a2 φ)≦0.75を満たす垂直直線状レンズ面
群と、光不通過部に光吸収層BSとが形成され、入射側
レンズ面Iの谷底から入射した中心軸に平行な光が出射
側レンズ面Oの外側で中心軸と交差するように、入射側
レンズ面Iの谷底から出射側レンズ面の頂部までの厚み
Lが設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンチキュラーレ
ンズシートに関し、特に、背面投射型テレビに用いるス
クリーン用のレンチキュラーレンズシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロジェクションテレビがCRT
直視型テレビに比べて暗いため、できるだけ明るいスク
リーンが要求されてきた。その結果、入射光の損失を少
なくし、正面方向に多くの光が出射されるような高輝度
でαH(ゲインチャート上でピーク値の半分になる角度
(半値角))の大きなレンチキュラーレンズ面形状が望
まれてきた。このような要求に対するレンチキュラーレ
ンズの形状は、例えば特公平7−19029号に示され
るように、入射側、出射側レンズ面が略楕円形状をな
し、出射側の光不透過部に光吸収層が形成され、入射光
はレンチキュラーレンズ内で焦点を結び、その焦点付近
に出射側レンズ面が形成され、その光拡散特性図(ゲイ
ンチャート)は、45°付近で急激に立ち上がる釣鐘状
の特性を有していた。
【0003】それに対して、近年、投射管の向上等もあ
り、多少の光の損失よりも色や明るさが広い角度範囲で
均一なレンチキュラーレンズ形状が求められるようにな
ってきた。特に、テレビセットの薄型化に伴い、従来よ
りも大きな集中角で、なおかつ、均一性の良いスクリー
ンが要求されるようになってきた。前述した従来の形状
のレンチキュラーレンズの場合、RGB各色のゲインチ
ャートは45°付近でRGB各色がそれぞれずれて急激
に立ち上がるため、その付近での各色の輝度比が大きく
なり、テレビ画面を斜めから観察した際に色付いて見え
るという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術のこ
のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
は、集中角の大きなテレビセットでも、色の変化が滑ら
かで、かつ、広い視野角を有する透過型スクリーンを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、レンチキュラーレンズの形状を検討した結果、入射
側レンズ面は略楕円形状で、その楕円の長径をb、短径
をa、レンズ面の幅をpとしたとき、2.5≦bp/a
2 ≦3.0を満たし、出射側レンズ面は略楕円形状で、
その楕円の長径をb、短径をa、隣接する2つの投射管
とスクリーン中心のなす角(集中角)をφとしたとき、
0.55≦b/(a2 φ)≦0.75を満たす垂直直線
状レンズ面群と、出射側レンズ面の光不透過部に光吸収
層が形成され、入射側レンズ面の谷底から出射側レンズ
面の頂部までの厚みLが式 L≦p/[2tan{θ1 −arcsin(sinθ1
/n)}] ただし、p :レンチキュラーレンズのピッチ θ1 :入射側レンズ面の谷底でのレンズ面の法線角度 n :レンチキュラーレンズシートの屈折率 を満たすときに、ゲインチャート上で、緑光(G)は略
三角形状の拡散特性を示し、赤光(R)及び青光(B)
は頭のない略三角形状の各線特性を示し、比R/Bが全
域で比較的小さな値に止まることを見出した。
【0006】ここで、上記の条件内でも、組み合わせに
よっては、ゲインチャート上で弱いカットオフが生じる
ことがあるが、入射側レンズ面の裾部分に断面が直線部
又は入射側空間中に曲率中心を有する逆円形部を形成す
ることにより、それをよりなだらかにすることができる
ことを見出した。
【0007】また、入射側レンズ面の頂部に、上記の楕
円より曲率半径の大きな断面円形部を形成することによ
り、ゲインチャートはGが略三角形状で、R、Bは頭の
ない略三角形状であるため、中心部のGとR、Bとの間
にやや輝度の差が生じるが、Gの特性の頭が丸まり、そ
の差を小さくすることができることを見出した。
【0008】すなわち、本発明のレンチキュラーレンズ
シートは、背面投写型テレビ用の透過型スクリーンに用
いられるレンチキュラーレンズシートにおいて、該レン
チキュラーレンズシートは、入射側の面に、断面が略楕
円の一部で、その楕円の長径をb、短径をa、レンズ面
の幅をpとしたとき、2.5≦bp/a2 ≦3.0を満
たす垂直直線状レンズ面群を備え、出射側の面に、断面
が略楕円の一部で、その楕円の長径をb、短径をa、隣
接する2つの投射管とスクリーンシートの中心とがなす
角をφとしたとき、0.55≦b/(a2 φ)≦0.7
5を満たす垂直直線状レンズ面群を備え、出射側の面の
光不通過部に光吸収層が形成され、入射側レンズ面の谷
底から出射側レンズ面の頂部までの厚みLが次式を満た
すことを特徴とするものである。 L≦p/[2tan{θ1 −arcsin(sinθ1
/n)}] ただし、p :レンチキュラーレンズのピッチ θ1 :入射側レンズ面の谷底でのレンズ面の法線角度 n :レンチキュラーレンズシートの屈折率 である。
【0009】この場合、入射側レンズ面の裾部分の2〜
10%の範囲に断面が直線部又は入射側空間中に曲率中
心を有する逆円形部が形成されているようにしてもよ
い。また、入射側レンズ面の頂部に、前記楕円より曲率
半径の大きな断面円形部が形成されているようにしても
よい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレンチキュラーレ
ンズシートのいくつかの実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。まず、図1に本発明によるレンチキュラーレ
ンズシートの繰り返し単位の断面を示す。楕円の頂部に
座標原点を設定した場合、楕円の方程式は次式で表すこ
とができる。 y=−(x2 /c)/[1+{1−(1+k)(x/c)2 1/2 ] =−[1−{1−(1+k)(x/c)2 1/2 ]/{(1+k)/c} ・・・(1) この式は、kの値によって楕円の他に、放物線や双曲線
等も表すことのできる一般的な式である。−1<k<0
のときに、y軸方向に長い楕円となる。
【0011】本発明者は様々なレンチキュラーレンズ形
状のゲインチャートを描かせて検討した結果、入射側レ
ンズ面Iの断面の楕円形状としては、レンチレンチキュ
ラーレンズ面のピッチ(レンズ面の幅)をpとしたと
き、p/cの値が2.5から3.0、出射側レンズ面O
の断面の楕円としては、投射光の集中角をφとしたと
き、1/φcの値が0.55から0.75で、入射側レ
ンズ面Iの谷部から入射した光が、出射側レンズ面Oの
外側で中心線と交差する場合に、カラーシフトが良好に
なることを見出した。なお、出射側レンズ面Oは入射側
レンズ面Iと整列しており、隣接する出射側レンズ面O
間の光不通過部には、ストライプ状の光吸収層BSが設
けられている。
【0012】ここで、投射光の集中角φは、図2に示す
ように、隣接する2つの投射管とスクリーン中心のなす
角φとして定義される。
【0013】図1において、楕円のx軸方向の径をa、
y軸方向の径をbとすると、c=a2 /b,1+k=a
2 /b2 の関係にある。したがって、カラーシフトが良
好となる楕円の上記条件は、以下のようになる。
【0014】 2.5≦bp/a2 ≦3.0 0.55≦b/(a2 φ)≦0.75・・・(2) また、図1より、入射側レンズ面Iの谷底法線をm、そ
の位置でのレンチキュラーレンズシート面に直角に入射
する光(通常、緑光)の入射角をθ1 とすると、谷底に
入射した上記の光が出射側レンズ面Oの外側でy軸と交
差するためには、入射側レンズ面Iの谷底から出射側レ
ンズ面Oの頂部までの厚みLは、 L≦(p/2)/tan(θ1 −θ2 ) =p/[2tan{θ1 −arcsin(sinθ1 /n)}] ・・・(3) であればよい。ただし、nはレンチキュラーレンズシー
トの屈折率、θ2 は入射側レンズ面Iの谷底に入射角θ
1 で入射した光の屈折角である。
【0015】図3にレンチキュラーレンズシート面に直
角に光を入射させたときの光路を示す。ただし、出射側
レンズ面Oで屈折をしないものとしている。この形状の
特徴は、入射側レンズ面Iから入射した光が一点では焦
点を結ばず、頂部から裾へそして谷底へと行くに従い、
遠距離で中心線(y軸)と交差する。そして、出射側レ
ンズ面Oを裾部の交差点(図3)より内側にすること
で、裾部から入射した光は出射側レンズ面Oで屈折し、
より大きな角度となってレンチキュラーレンズシートか
ら出射するものである。
【0016】従来のレンチキュラーレンズは、入射光が
出射側レンズ面近傍で焦点を結び、入射側レンズ面の裾
部に入射した光も出射側レンズ面によりより正面方向へ
屈折させていたのに比べて、本発明のものは逆の考え方
をとっている。この特徴により、ゲインチャートは、中
心から端まで略均一な勾配の略三角形状の特性となる。
この結果、急激なゲインの落ち込み(カットオフ)がな
く、色や明るさの変化が滑らかとなる。また、従来のレ
ンチキュラーレンズ形状ではしばしば見られたカットオ
フに伴う色の反転現象がないため、出射側レンズ面Oに
よる色補正が行いやすい。
【0017】また、出射側レンズ面Oは、緑光(G)に
関しては、拡散角の制御として働くが、赤光(R)や青
光(B)には、角度の補正として働く。従来のテレビセ
ットでは集中角は7〜8°のものが多かったが、最近の
テレビセットでは10°以上のものの方が一般的であ
る。それに合わせて、赤光や青光が出射する部位である
出射側レンズ面Oの中腹部の勾配を大きくするのが好ま
しい。
【0018】なお、入射側レンズ面Iが全域で楕円の場
合には、θ1 は以下のようにして求めることができる。
(1)式を微分すると、次式が得られる。 dy/dx=−(x/c)/{1−(1+k)(x/c)2 1/2 ・・・(4) したがって、レンズ面の底での面の法線の傾きは、
(4)式のxの代わりにp/2を代入して、 dy/dx=−(p/2c)/{1−(1+k)(p/2c)2 1/2 ・・・(5) (5)式はtanθ1 に等しいから、次式が得られる。 θ1 =arctan(dy/dx)= −arctan[(p/2c)/{1−(1+k)(p/2c)2 1/2 ] ・・・(6) また、入光側レンズ面Iの高さ|y|は、 |y|=[1−{1−(1+k)(p/2c)2 1/2 ] ÷{(1+k)/c} ・・・(7) である。
【0019】図4は本発明の変形を説明するための図で
ある。入射側レンズ面Iが単一の楕円ではなく、裾部分
に直線又は入射側空間中に曲率中心を有する逆円が形成
されている場合と、頂部にその楕円より曲率半径の大き
な円が形成されている場合とを合わせて示してある。何
れか一方あるいは双方を採用することにより、ゲインチ
ャートをよりなだらかにしたり、GとR、Bとの間の輝
度の差を小さくすることができる。
【0020】以下、具体的な実施例1〜4と比較例につ
いて説明する。何れの実施例も、ピッチpは0.75m
m、入射側レンズ面Iのa=0.5mm、b=1.0m
m、出射側レンズ面Oのa=0.4mm、b=1.1m
m、L=0.53mm、屈折率n=1.5、集中角φ=
11°であり、実施例1は、入射側レンズ面I、出射側
レンズ面O共楕円の場合、実施例2は、入射側レンズ面
I裾各々7.5%が直線の場合、実施例3は、入射側レ
ンズ面I裾各々7.5%が半径が0.5mmの逆円の場
合、実施例4は、実施例2に加えて頂部30%を円にし
た場合である。各実施例の法線角度θ1 は、実施例1が
64.3°、実施例2が57.1°、実施例3が32.
9°、実施例4が57.1°であり、それぞれの接合部
ではそれぞれの形状の接線角度が等しくなるように接合
してある。各実施例では、入射側レンズ面Iについて、
bp/a2 =2.75、出射側レンズ面Oについて、b
/(a2 φ)=0.623である。
【0021】図5〜図8に上記実施例1〜4のゲインチ
ャートを、図9に比較例のゲインチャートを示した。な
お、比較例の入射側レンズ面については、bp/a2
2.27、出射側レンズ面についは、b/(a2 φ)=
0.257である。また、図10に上記実施例1〜4及
び比較例のカラーシフトチャートを示した。
【0022】以上の図5〜図10から、多くの人が観察
する40°以内の角度で本発明のものがカラーシフトが
改善されているのが分かる。また、このことにより、ス
クリーン全体で見た場合においても、実施例1〜4のレ
ンチキュラーレンズシートを用いれば、比較例に比べ
て、斜めから観察した場合の色均一性を良くすることが
できる。なお、参考までに、図11、図12に上記実施
例1及び比較例のRGBの光線追跡図を示してある。
【0023】次に、入射側レンズ面について、bp/a
2 を2.27〜3.25の間で変化させた場合の図10
と同様なカラーシフトチャートを図13に示す。入射側
レンズ面以外のパラメータは実施例1と同じである。
2.27の場合は、角度が小さいときから比較的大きな
値を示しているのに対して、2.5〜3.0のものは、
40°近辺から大きくなる。実施例2、3のように、裾
を直線や逆円とすることで、この40°以上での大きく
なり方を和らげることができる。一方、3.25の場合
は、20°近傍で逆方向に大きくなっている。
【0024】また、出射側レンズ面について、b/(a
2 φ)を0.3〜0.8の間で変化させた場合の図10
と同様なカラーシフトチャートを図14に示す。出射側
レンズ面以外のパラメータは実施例1と同じである。ま
た、図15は、35°及び55°のカラーシフトをb/
(a2 φ)の値に対してプロットした図である。図15
から、35°でのカラーシフトは、0.7に最小値があ
り、0.65〜0.75で2以下となっている。また、
55°でのカラーシフトは、0.6で最小値となり、
0.55〜0.65で10以下となっている。図14、
図15より、0.55〜0.75の範囲がよく、最適値
は0.65であることが分かる。なお、これらカラーシ
フトチャートはR、Bの光のみを考え、Gの光を考慮し
ていない。b/(a2 φ)=0.8でのゲインチャート
を図16に示すが、この図から分かるように、b/(a
2 φ)を余り大きくしすぎると、0°付近でのGとR、
Bとの差が大きくなるため、好ましくない。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のレンチキュラーレンズシートを透過型スクリーンに用
いることにより、集中角の大きなテレビセットでも、色
の変化が滑らかで、かつ、広い視野角を有する透過型ス
クリーンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレンチキュラーレンズシートの繰
り返し単位の断面図である。
【図2】投射光の集中角を説明するための図である。
【図3】レンチキュラーレンズシート面に直角に光を入
射させたときの入射側レンズ面での屈折による光路図で
ある。
【図4】本発明の変形を説明するための図である。
【図5】本発明の実施例1のゲインチャートである。
【図6】本発明の実施例2のゲインチャートである。
【図7】本発明の実施例3のゲインチャートである。
【図8】本発明の実施例4のゲインチャートである。
【図9】比較例のゲインチャートである。
【図10】本発明の実施例1〜4及び比較例のカラーシ
フトチャートである。
【図11】本発明の実施例1のRGBの光線追跡図であ
る。
【図12】比較例のRGBの光線追跡図である。
【図13】入射側レンズ面のパラメータを変化させた場
合のカラーシフトチャートである。
【図14】出射側レンズ面のパラメータを変化させた場
合のカラーシフトチャートである。
【図15】特定角でのカラーシフトを出射側レンズ面の
パラメータに対してプロットした図である。
【図16】b/(a2 φ)=0.8でのゲインチャート
である。
【符号の説明】
I…入射側レンズ面 O…出射側レンズ面 BS…光吸収層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面投写型テレビ用の透過型スクリーン
    に用いられるレンチキュラーレンズシートにおいて、該
    レンチキュラーレンズシートは、入射側の面に、断面が
    略楕円の一部で、その楕円の長径をb、短径をa、レン
    ズ面の幅をpとしたとき、2.5≦bp/a2 ≦3.0
    を満たす垂直直線状レンズ面群を備え、出射側の面に、
    断面が略楕円の一部で、その楕円の長径をb、短径を
    a、隣接する2つの投射管とスクリーンシートの中心と
    がなす角をφとしたとき、0.55≦b/(a2 φ)≦
    0.75を満たす垂直直線状レンズ面群を備え、出射側
    の面の光不通過部に光吸収層が形成され、入射側レンズ
    面の谷底から出射側レンズ面の頂部までの厚みLが次式
    を満たすことを特徴とするレンチキュラーレンズシー
    ト。 L≦p/[2tan{θ1 −arcsin(sinθ1
    /n)}] ただし、p :レンチキュラーレンズのピッチ θ1 :入射側レンズ面の谷底でのレンズ面の法線角度 n :レンチキュラーレンズシートの屈折率 である。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレンチキュラーレンズシ
    ートにおいて、入射側レンズ面の裾部分の2〜10%の
    範囲に断面が直線部又は入射側空間中に曲率中心を有す
    る逆円形部が形成されていることを特徴とするレンチキ
    ュラーレンズシート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のレンチキュラーレ
    ンズシートにおいて、入射側レンズ面の頂部に、前記楕
    円より曲率半径の大きな断面円形部が形成されているこ
    とを特徴とするレンチキュラーレンズシート。
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