JPH09258098A - 写真レンズ - Google Patents
写真レンズInfo
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- JPH09258098A JPH09258098A JP8091837A JP9183796A JPH09258098A JP H09258098 A JPH09258098 A JP H09258098A JP 8091837 A JP8091837 A JP 8091837A JP 9183796 A JP9183796 A JP 9183796A JP H09258098 A JPH09258098 A JP H09258098A
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- G02B9/00—Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
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Abstract
限遠から至近距離まで光学性能が良好な、小型で低コス
トの写真レンズを提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、物体側より順に、正の第1レン
ズと、負の第2レンズと、正の第3レンズと、像側の面
が非球面である負の第4レンズの4枚構成で、絞りが第
2レンズと第3レンズの間又は第3レンズと第4レンズ
の間に配置され、第3レンズと第4レンズの間隔、第4
レンズの焦点距離、第3レンズの屈折率を適切な値に設
定することにより目的を達成するようにした。
Description
°程度と広角であり、かつFナンバーが2.8程度と明
るく、望遠比が約1.1以下のコンパクトでかつ撮影範
囲が∞〜0.35m程度まで性能劣化が少ない高画質の
写真レンズに関するものである。
カメラ等に用いられる撮像レンズとして、より手軽に様
々な撮影状況に対応できるズームレンズが主流である。
しかし、ズームレンズは、レンズ系の全長を単焦点レン
ズ並に短くすることは困難であり、又、小型化等のため
に特に望遠端でのFナンバーが非常に暗いレンズ系とな
る傾向が強く、更に画質も満足のいくものではない。
おしゃれなカメラとして、明るい単焦点レンズを備えた
カメラの一層のコンパクト化と高画質化に対するユーザ
ーの要望が非常に強く又大きくなって来ている。
群4枚構成の撮影レンズが知られている。それは、例え
ば特開昭55−73014号公報に記載されたレンズ系
等である。しかし、これらの写真レンズは、Fナンバー
が3.5〜5.6程度の暗いレンズや、最近のような最
短撮影距離をより短くするというユーザーの要望を十分
満足させるだけの至近距離ではなく、または至近距離で
の光学性能が良好なレンズ系はみられなかった。
載されたレンズ系は、本発明と同じレンズ構成で、Fナ
ンバーがF2.8と明るいが絞り込んだ時の周辺光量の
向上の度合いが少なく、絞り込んでも周辺光量が不足し
画質の四隅が暗くなると云う現象が生ずる。また無限遠
物点から近距離物点にかけての収差の変動が大きく、特
に至近距離に対する撮影では、ユーザーの望む写真が得
られない。
望から単焦点の撮影レンズを備えたコンパクトカメラの
場合、至近距離が0.35m程度確保する必要がある。
が2.8の大口径でありながら撮影範囲が無限遠から至
近距離まで十分満足のいくような光学性能を有し、小型
で簡単な構成で低コストな写真レンズを提供するもので
ある。
物体側より順に、正の屈折力の第1レンズと、負の屈折
力の第2レンズと、明るさ絞りと、正の屈折力の第3レ
ンズと、像側の面が非球面である負の屈折力の第4レン
ズの4群4枚構成で、下記条件(1)、(2)、(3)
を満足するものである。
隔、Σdはレンズ第1面からレンズ最終面までの長さ、
f4 は第4レンズの焦点距離、fは全系の焦点距離、n
3 は第3レンズの屈折率である。
レンズ系は、レンズ系の全長を短くするには有利であ
る。又全長だけでなく、レンズ構成長(レンズ第1面か
ら最終面までの長さ)を短くするために必要最小限のレ
ンズ枚数である4枚構成にするのが好ましい。
は、前記のように明るさ絞りを第2レンズと第3レンズ
の間に配置したものであり、ここに明るさ絞りを配置す
れば、周辺光量にとって有利である。このように第2レ
ンズと第3レンズの間に絞りを配置することにより、特
に絞り込んだ時の周辺光量の向上の度合いが大になる。
ち、第4レンズはプラスチックレンズにすることが好ま
しい。第4レンズをプラスチックレンズにすれば、この
第4レンズに非球面を設けても低コストになし得る。そ
の際非球面は、第4レンズの像側の面に設けることが望
ましい。それは、第4レンズの像側の面を通る光束は、
中心光束と周辺光束とが最も大きく離れるところで、非
球面を用いることによる効果の最も大きいところで、更
に非球面精度の製造誤差による劣化を極力抑えることが
できるからである。
するために前記の条件(1)〜(3)を満足するように
した。
めと、レンズ系の小型化のために設けた条件である。
球面収差が補正過剰になり又コマ収差の補正が困難にな
る。球面収差が補正過剰になると写真としてのぼけ味の
劣化を導くことになりF2.8の大口径レンズの特徴を
生かすことも困難になる。又非点収差が補正不足にな
り、その補正不足は特にメリディオナル方向で顕著であ
る。
収差が補正不足に非点収差が補正過剰になる他、レンズ
系の構成長が増大し第4レンズの径が大になり、カメラ
の小型化の要望に答えられなくなる。
定するもので、レンズ系の全長が大になることと近距離
物点にフォーカシングした時の収差変動、更に温度、湿
度の環境変化による結像位置のずれ量が大になることと
を極力抑えるために設けた。
4レンズのパワーが強くなりすぎて、レンズ系全長の小
型化には適しているが近距離物点に全体くり出しによる
フォーカシングをした時の収差変動特に非点収差とコマ
収差の変動量が大になり、近年の最短撮影距離の短縮化
といったユーザーの要望に応えることが出来なくなる。
近距離物点へのフォーカシング方法としては、メカ的な
構造を簡単にして大きさとコストの低下の点を考慮して
全体繰り出しが望ましい。又近距離物点とは撮影距離
0.35m、撮影倍率−1/8 ×程度である。更に、この
条件の下限を越えると環境変化(温度、湿度の変化)に
よる結像位置のずれ量が大になり画質の劣化を導く。
離性能あるいは環境変化にとっては有利であるがレンズ
系の全長が大になり、近年のユーザーの要望に反するこ
とになる。
ことによりレンズ系の小型化、無限遠物点から最至近
(0.35m程度)までのフォーカシングによる収差変
動、更に環境変化による性能劣化の影響を抑えると云う
効果を有する。
マ収差の補正に大きく寄与するものである。本発明写真
レンズ(第1の構成)のように明るさ絞りが第2レンズ
と第3レンズの間に配置されている場合、軸外のサジタ
ル方向の光束の通る方向の光束の通る量が大になり補正
が非常に難しくなる。サジタルコマ収差を補正するため
には、球面収差の形状をアンダーコレクションにまとめ
ることによりある程度制御出来るが、その場合第3レン
ズの屈折率が高い方が補正効果が大になる。これによ
り、画面周辺部での非点隔差の増大を抑える効果も生れ
る。このように条件(3)を満足することによりサジタ
ルコマ収差の補正と非点隔差の補正に効果的である。
(1)の代りに下記条件(1−1)を満足すれば上記効
果を得る上で一層好ましい。
により第4レンズの径および構成長を更に小さく出来カ
メラボディーを薄く出来る。下限を狭くし条件(1−
1)のように0.45にすることにより上述の収差の補
正効果が一層大になる。
件(4)、(5)、(6)、(7)を満足することが望
ましい。
側の面の曲率半径、r5 ,r6 は夫々第3レンズの物体
側および像側の面の曲率半径、n1 ,n2 は夫々第1レ
ンズおよび第2レンズの屈折率である。
スを確保するために設けたもので、この条件の上限又は
下限を越えるといずれも第2レンズで発生する球面収差
とコマ収差が大になり第3レンズで補正できなくなる。
マ収差に関するもので、この条件(5)の上限又は下限
を超えるとこれら収差の補正が困難になる。
のである。この条件の下限の1.65を超えるとコマ収
差の補正が多少難しくなる。また上限の1.85を超え
ると屈折率が高くなりガラスの価格が上がるため好まし
くない。
のである。この条件の上限の1.75を超えるとコマ収
差の補正が多少難しくなる上ガラスの価格も上がるため
好ましくない。又下限の1.48を超えるとコマ収差の
補正が難しくなる。
た時低吸湿性のプラスチックレンズ例えばゼオネックス
等を用いるのがより好ましく、これにより湿度変化によ
る結像位置のずれを十分小さく出来る。
次の通りである。即ち、物体側から順に、正の屈折力の
第1レンズと、負の屈折力の第2レンズと、正の屈折力
の第3レンズと、明るさ絞りと、像側の面が非球面であ
る負の屈折力の第4レンズとよりなる4群4枚構成で、
更に下記条件(1)、(2)、(3−1)を満足するも
のである。
ズ系は、全長を短くする上で有利でありまた全長のみで
なくレンズ構成長(レンズ第1面からレンズ最終面まで
の長さ)を短くするのに必要最小限のレンズ枚数である
4枚構成にするのが好ましい。また第2の構成のレンズ
系では、明るさ絞りが第3レンズと第4レンズの間に配
置されているので、枠構成を簡単にできる。つまり第1
レンズから第4レンズまでを一体に収めることが出来
る。又少なくとも物体側の三つのレンズは一体枠に収め
ることが出来、組立精度による偏芯の影響が小さくなり
製造誤差に有利になる。
スチックレンズにて構成するのが好ましい。第4レンズ
をプラスチックレンズにすれば非球面を設けても低コス
トになし得る。
設けるのが望ましい。それは、前述の第1の構成である
第2レンズと第3レンズの間に明るさ絞りを配置した場
合と同様にレンズ最終面を通る光束は、中心光束と周辺
光束とが最も分離され非球面効果が大であり、又非球面
の面精度の製造誤差による性能劣化を極力抑えることが
出来る。
ズと第4レンズの間に配置した第2の構成において、前
記条件(1)、(2)を満足すれば、第2レンズと第3
レンズの間に絞りを配置した本発明の第1の構成のレン
ズ系と同様の効果が得られる。したがって、条件(1)
の上限および下限を超えた場合、又条件(2)の上限お
よび下限を超えた場合、いずれも前述の理由と同じ理由
により好ましくない。
を第3レンズと第4レンズの間に配置した場合、軸外サ
ジタル光束の通る量が小さくなり、サジタルコマ収差の
補正は容易になる。したがって、第3レンズの屈折率n
3 を必要以上に高くする必要がなく、条件(3)の代り
に条件(3−1)を満足するようにすればサジタルコマ
収差を良好に補正し得、これによりレンズの価格を低く
出来る。
を満足するようにすれば、サジタルコマ収差を一層良好
に補正し得る。
狭くすることにより第4レンズの径、レンズ系の構成長
を更に小さく出来、カメラボディを薄くすることが可能
になる。又下限を0.45にすれば上述の球面収差、コ
マ収差の補正効果が増大する。
満足するようにすれば一層効果的である。
れば無限遠から至近へのフォーカシングの際の収差変動
を更に小さく出来る。
を満足すればより望ましい。
差とコマ収差のバランスを確保するものである。特に、
明るさ絞りを第3レンズと第4レンズの間に配置した構
成の本発明の写真レンズ(第2の構成)は、条件(4)
の上限値を0.65にすれば、コマ収差の補正が容易に
なり、球面収差とコマ収差のバランスを確保しやすくな
る。
補正するためのものである。本発明の写真レンズにおい
て、明るさ絞りを第3レンズと第4レンズの間に配置さ
れる場合(第2の構成)は、第4レンズが負のパワーを
持つことから歪曲収差が若干大になる。条件(5−1)
を満足すると歪曲収差の補正が容易になる。条件(5−
1)の上限の1.2を超えると歪曲収差の補正が困難に
なる。又下限の0.8を超えるとコマ収差の補正が困難
になる。また|r6 /r5 |=1.0とすればレンズの
加工が容易になり、レンズを低コストになしうる。
と第3レンズの間に配置した第1の構成と同じ条件でこ
れら条件を第2の構成に設けた意味も第1の構成と同じ
で下記の通りである。
ので、上限を超えるとガラスが高価になる。下限を超え
るとコマ収差の補正が困難になる。
で、上限を超えるとコマ収差の補正が多少困難になる。
又ガラスの価格も上がるため好ましくない。また下限を
超えるとコマ収差の補正が多少難しくなる。
形態を実施例をもとに説明する。
で、下記の通りのデーターを有するものである。 実施例1 f=33.91 mm,Fナンバー=2.89 r1 =12.0391 d1 =2.7545 n1 =1.74320 ν1 =49.31 r2 =50.0294 d2 =0.9200 r3 =-36.9805 d3 =1.0000 n2 =1.72825 ν2 =28.46 r4 =17.5343 d4 =2.4900 r5 =40.7109 d5 =2.2500 n3 =1.78590 ν3 =44.19 r6 =-26.0206 d6 =10.2496 r7 =-8.3616 d7 =1.4000 n4 =1.52542 ν4 =55.78 r8 =-11.8346(非球面) 非球面係数 K=0 ,A2 =0 ,A4 =3.1902×10-5,A6 =-7.6178 ×10-7 A8 =1.0551×10-8,A10=-7.6647 ×10-11 fb=14.6687 ,Σd=21.0641 ,d6 /Σd=0.487 ,−f4 /f=1.857 −r6 /r5 =0.639 ,−r4 /r3 =0.474
1 ,d2 ,・・・ は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、n
1 ,n2 ,・・・ は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・
は各レンズのアッベ数である。
す構成で、いずれも物体側から順に物体側に凸面を向け
たメニスカス正レンズの第1レンズL1 と、両凹レンズ
の第2レンズL2 と、明るさ絞りSと、両凸レンズの第
3レンズL3 と、像面側に凸面を向けた負のメニスカス
レンズの第4レンズL4 とからなる4群4枚構成であ
り、第4レンズの像側の面に非球面を用いている。つま
り第1の構成である。又近距離物点へのフォーカシング
は、全体繰り出しにより行なわれる。
ズの像側の面と絞りの間の空気間隔は1.60mmであ
る。この実施例1の無限遠物点に対する収差状況は、図
7に、又至近35cmの物点に対する収差状況は、図8に
示す通りである。
との間の空気間隔は1.60mmである。この実施例2の
無限遠物点に対する収差状況は図9に、又至近35cmの
物点に対する収差状況は、図10に示す通りである。
さ絞りの間の空気間隔は1.59mmである。実施例3の
無限遠物点に対する収差状況は図11に、又至近35cm
の物点に対する収差状況は図12に示す通りである。
さ絞りの間の空気間隔は1.28mmである。この実施例
4の無限遠物点に対する収差状況は図13に、又至近3
5cmの物点に対する収差状況は、図14に示す通りであ
る。
示す通りの構成で、物体側から順に、物体側に凸面を向
けた正のメニスカスレンズの第1レンズL1 と、両凹レ
ンズの第2レンズL2 と、両凸レンズの第3レンズL3
と、明るさ絞りSと、像面側に凸面を向けた負のメニス
カスレンズの第4レンズL4 とからなる4群4枚構成の
レンズ系つまり第2の構成である。これら実施例は焦点
距離が33.91mm、Fナンバーが2.89の撮影レン
ズであり、第4レンズの像側の面に非球面を用いてい
る。又近距離物点へのフォーカシングは、全体繰り出し
により行なわれる。
さ絞りの間の空気間隔は1.09mmである。この実施例
の無限遠物点に対する収差状況は図15に、又至近35
cmの物点に対する収差状況は、図16に示す通りであ
る。
るさ絞りとの間の空気間隔が1.09mmである。実施例
6の無限遠物点に対する収差状況は図17に、又至近3
5cmの物点に対する収差状況は図18に示す通りであ
る。
すべて良好な光学性能を有する。
光軸方向をz、z軸に直交する方向をyとした時次の式
で表わされる。
径、Kは円錐定数、A2 ,A4 ,A6 ,A8 ,A10は非
球面係数である。
のほか、次の各項に示す写真レンズも、本発明の目的を
達成し得る。
1レンズと、負の屈折力の第2レンズと、明るさ絞り
と、正の屈折力の第3レンズと、像側の面が非球面であ
る負の屈折力の第4レンズよりなる4群4枚構成で、下
記条件(1−1)、(2)、(3)を満足する写真レン
ズ。
負の屈折力の第2レンズと、正の屈折力の第3レンズ
と、明るさ絞りと、像側の面が非球面である負の屈折力
の第4レンズとよりなる4群4枚構成で、下記条件(1
−2)、(2)、(3−1)を満足する写真レンズ。
(1) 又は(2)の項に記載されたレンズ系で、前記
第4レンズがプラスチックレンズである写真レンズ。
ズ系で、前記第4レンズが低吸湿性のプラスチックレン
ズである写真レンズ。
記(1)の項に記載されたレンズ系で、下記条件(4)
を満足する写真レンズ。
に記載されたレンズ系で、下記条件(5)を満足する写
真レンズ。
(1)又は(2)の項に記載されたレンズ系で、下記条
件(6)を満足する写真レンズ。
(1)又は(2)の項に記載されたレンズ系で、下記条
件(7)を満足する写真レンズ。
に記載されたレンズ系で、下記条件(4)、(5)を満
足する写真レンズ。
記(1)又は(2)の項に記載されたレンズ系で、下記
条件(6)、(7)を満足する写真レンズ。
記載されたレンズ系で、下記条件(4)、(5)、
(6)、(7)を満足する写真レンズ。
項に記載されたレンズ系で、条件(4−1)を満足する
写真レンズ。
項に記載されたレンズ系で、条件(5−1)を満足する
写真レンズ。
前記(2)の項に記載されたレンズ系で、下記条件(4
−1)、(5−1)を満足する写真レンズ。
項に記載されたレンズ系で、下記条件(6)、(7)、
(4−1)、(5−1)を満足する写真レンズ。
の広角で、かつF/2.8という大口径でありながら、
少ないレンズ枚数で撮影範囲無限遠から至近まで十分満
足のいく性能で安価な写真レンズを実現し得る。
4レンズのパワーが強くなりすぎて、レンズ系全長の小
型化には適しているが近距離物点に全体くり出しによる
フォーカシングをした時の収差変動特に非点収差とコマ
収差の変動量が大になり、近年の最短撮影距離の短縮化
といったユーザーの要望に応えることが出来なくなる。
近距離物点へのフォーカシング方法としては、ここで
は、メカ的な構造を簡単にして大きさとコストの低下が
実現しやすい全体繰り出しを前提としている。又近距離
物点とは撮影距離0.35m、撮影倍率−1/8 ×程
度である。更に、この条件の下限を越えると環境変化
(温度、湿度の変化)による結像位置のずれ量が大にな
り画質の劣化を導く。
記(1)又は(2)の項に記載されたレンズ系で、下記
条件(6)、(7)を満足する写真レンズ。
項に記載されたレンズ系で、条件(5−1)を満足する
写真レンズ。(5−1) 0.8<−r6/r5<1.2
Claims (2)
- 【請求項1】物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ
と、負の屈折力の第2レンズと、明るさ絞りと、正の屈
折力の第3レンズと、像側の面が非球面である負の屈折
力の第4レンズとの4群4枚にて構成され、下記条件
(1)、(2)、(3)を満足する写真レンズ。 (1) 0.4<d6 /Σd<0.6 (2) 1.4<f4 /f<3.0 (3) 1.7<n3 <1.85 ただし、d6 は第3レンズと第4レンズの間の空気間
隔、Σdはレンズ第1面からレンズ最終面までの長さ、
f4 は第4レンズの焦点距離、fは全系の焦点距離、n
3 は第3レンズの屈折率である。 - 【請求項2】物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ
と、負の屈折力の第2レンズと、正の屈折力の第3レン
ズと、明るさ絞りと、像側の面が非球面である負の屈折
力の第4レンズとの4群4枚にて構成され、下記条件
(1)、(2)、(3−1)を満足する写真レンズ。 (1) 0.4<d6 /Σd<0.6 (2) 1.4<f4 /f<3.0 (3−1) 1.48<n3 <1.7 ただし、d6 は第3レンズと第4レンズの間の空気間
隔、Σdはレンズ第1面からレンズ最終面までの長さ、
f4 は第4レンズの焦点距離、n3 は第3レンズの屈折
率である。
Priority Applications (2)
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