JPH09256898A - 内燃機関の燃料性状検出装置 - Google Patents

内燃機関の燃料性状検出装置

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JPH09256898A
JPH09256898A JP9746796A JP9746796A JPH09256898A JP H09256898 A JPH09256898 A JP H09256898A JP 9746796 A JP9746796 A JP 9746796A JP 9746796 A JP9746796 A JP 9746796A JP H09256898 A JPH09256898 A JP H09256898A
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internal combustion
combustion engine
fuel
air
fuel property
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JP9746796A
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Tamotsu Ogita
保 荻田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出時における燃焼状態の変化を顕著なもの
とすることで、燃料性状の検出の精度を高める。 【解決手段】 内燃機関EGの始動後(ステップS12
0)、補機であるエアコンディショナ88のコンプレッ
サ89を、オフ状態からオン状態に切り換える処理を行
なうこと(ステップS150)で、内燃機関に負荷変動
を与えて、吸入空気量を増大させ、燃料噴射量を増大さ
せる。このコンプレッサ89をオンする前とオンした後
との内燃機関EGの回転速度の変化量△NEを求め(ス
テップS170)、この△NEの大きさに応じて燃料性
状を決定する(S180〜S196)。コンプレッサ8
9をオンしたことで、前述したように燃料噴射量を増大
させることができることから、燃料性状に応じた内燃機
関の回転速度の変化が大きくなり、燃料性状の判定が容
易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関へ供給
された燃料の性状を検出する内燃機関の燃料性状検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用燃料の性状としては、アンチノ
ック性、揮発性、安定性等が重要であり、この性状を検
出する燃料性状検出装置として、特開平3−24634
9号公報に示す技術が提案されている。この技術は、意
図的に内燃機関の燃料噴射タイミングを変化させて、そ
のときの燃焼状態の変化から燃料性状を判定するもので
ある。内燃機関では、燃料の噴射から点火までの時間が
長くなると、吸気管やシリンダの壁面の付着量が多くな
るが、この壁面付着量は燃料の性状により大きく変化す
る。従って、上記構成によれば、噴射タイミングをずら
すことで、壁面付着量を強制的に多くすることができ、
その際の壁面付着量を、エンジン回転数や回転むらの変
化、即ち燃焼状態から予測することにより、燃料の性状
を判定することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の技術では、燃料噴射タイミングをずらしてもそ
れ程の量の燃料の壁面付着が発生しないことから、エン
ジン回転数や回転むらの変化は小さく、燃料性状を誤判
定する可能性があった。というのは、燃料噴射タイミン
グをずらしたとしても燃料噴射量が大きくなる訳ではな
いことから、壁面付着量の増大量はそれ程のものではな
いからである。この結果、エンジン回転数や回転むらの
変化は小さく、燃料性状を誤判定した。
【0004】この発明の内燃機関の燃料性状検出装置
は、こうした問題点に鑑みてなされたもので、検出時に
おける燃焼状態の変化を顕著なものとすることで、燃料
性状の検出の精度を高めることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題を解決するためになされた本発明の内燃機関の
燃料性状検出装置は、内燃機関と、該内燃機関に負荷変
動を与える補機と、前記内燃機関の負荷変動に対応して
前記内燃機関への燃料供給量を制御する燃料制御手段と
を備える車両に搭載される内燃機関の燃料性状検出装置
であって、前記補機を、稼動、非稼動のいずれか一方の
状態から他方の状態に切り換える稼動状態切換手段と、
該稼動状態切換手段により切り換えがなされたときに、
前記内燃機関の燃焼状態の変化を検出する燃焼状態変化
検出手段と、該検出された燃焼状態の変化に基づいて、
前記内燃機関に供給される燃料の性状を判定する判定手
段とを備えることを、その要旨としている。
【0006】この構成によれば、稼動状態切換手段によ
り、補機が、稼動、非稼動のいずれか一方の状態から他
方の状態に切り換えられたとき、内燃機関に負荷変動が
発生して、内燃機関への燃料供給量が、燃料制御手段に
より大きく変化することになる。従って、燃料供給量が
大きく変化することにより、壁面付着量の変化量が大き
くなる。このため、内燃機関で発生するこのときの燃焼
状態の変化は顕著なものとなることから、この変化を、
燃焼状態変化検出手段により検出して、この検出結果に
基づいて、判定手段により燃料性状を判定することによ
り、高精度に燃料性状を判定することができる。
【0007】上記構成の内燃機関の燃料性状検出装置に
おいて、少なくとも前記稼動状態切換手段により切り換
えがなされる前から前記判定手段による判定が終了する
までの間は、内燃機関の混合気の空燃比をフィードバッ
ク制御する空燃比フィードバック制御の実行を停止する
空燃比制御停止手段を備える構成とすることが好まし
い。
【0008】空燃比フィードバック制御は内燃機関の燃
焼状態を補完する働きをすることから、補機の稼動状態
の切り換えにより生じた燃焼状態の変化は空燃比フィー
ドバック制御により抑えられることになる。これに対し
て、上記構成によれば、少なくとも補機の稼動状態の切
り換え前から判定が終了するまでの間は、空燃比フィー
ドバック制御を停止していることから、補機の稼動状態
の切り換えにより生じた燃焼状態の変化は空燃比フィー
ドバック制御の影響を受けることがない。従って、補機
の稼動状態の切り換えにより生じた燃焼状態の変化を確
実に検出することが可能となり、より一層高精度に燃料
性状を判定することができる。
【0009】上記構成の内燃機関の燃料性状検出装置に
おいて、駆動電流を受けて回転力を発生する電動機と、
少なくとも前記稼動状態切換手段により切り換えを行な
うときに、前記電動機の回転力を車両の車軸に伝達する
伝達手段とを備える構成とすることが好ましい。
【0010】この構成によれば、燃料性状の検出のため
に補機の稼動状態を切り換えても、車両の車軸は電動機
により回転されていることから、車両の乗員は、補機の
稼動状態を切り換えたことによる内燃機関の負荷変動を
体感することはない。従って、車両走行のドライバビリ
ティを損ねることなしに、内燃機関の燃料性状を検出す
ることができる。
【0011】上記構成の内燃機関の燃料性状検出装置に
おいて、前記補機は、エアコンディショナとしてもよ
い。
【0012】この構成によれば、容易にしかも大きな負
荷変動を内燃機関に発生されることができることから、
簡単かつ高精度の燃料性状の検出が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、以上説明したこの発明の実
施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、この発明
の第1実施例である内燃機関の燃料性状検出装置を搭載
したハイブリッド車両を表わす概略構成図である。
【0014】このハイブリッド車両は、図示しない燃料
タンクから燃料の供給を受けて駆動される内燃機関EG
を備えており、その出力軸はプラネタリギア装置PGに
接続されている。プラネタリギア装置PGは、発電機G
と電動機Mとに連結されており、内燃機関EGの出力軸
の回転運動が、プラネタリギア装置PGにより発電機G
側、電動機M側あるいはその双方側に配分され伝達され
る。なお、電動機Mの出力軸には、ディファレンシャル
ギアDGが接続され、車軸AXを介して最終的な目的で
ある車両の駆動輪AHが連結されている。
【0015】プラネタリギア装置PGの詳しい構成につ
いて図2の概略構成図を用いて説明する。図2に示すよ
うに、内燃機関EGのクランク軸に連結した出力軸11
はクラッチ20を介して中間軸13に連結される。出力
軸11には歯車ポンプ等の油圧供給源14が設けられて
おり、この油圧供給源14は、内燃機関EGの動力の一
部で油圧を発生させて第1クラッチ20の係合を為す動
力源となる。なお、内燃機関EGの動力によらないで別
の小型電動機により油圧を発生させる構成としてもよ
く、この構成によれば、内燃機関EGが停止していても
第1クラッチ20を操作することができる。
【0016】中間軸13は、遊星歯車機構30の遊星歯
車32を回転自在に軸支するキャリア34に一体的に結
合されており、遊星歯車32と噛合う太陽歯車33は中
空回転軸15の後端に一体的に取付られている。この中
空回転軸15の前端は多板式変速用ブレーキを構成する
第2クラッチ40の回転可能な摩擦板42に結合され、
一方、第2クラッチ40の固定摩擦板44はケースに固
着されている。従って油圧によって第2クラッチ40が
係合されると中空回転軸15はケース46に対し固定状
態となる。この中空回転軸15にはスプライン嵌合され
た歯車51があり、この歯車51に噛み合う歯車53の
回転軸55は発電機Gの軸となっている。一方、遊星歯
車機構30のリング歯車36は出力軸17上に取り付け
られ、この出力軸17上には電動機Mが連結されてい
る。
【0017】なお、電動機Mの出力軸17への連結は、
例えば、出力軸にロータを結合して、ステータをケーシ
ングに固定する構成により実現されており、出力軸17
の回転力に電動機で発生する回転力を加算できるような
構成となっている。
【0018】上記構成のプラネタリギア装置PGは、本
願出願人が特開昭50−30223号公報で既に提案し
たものであり、詳しい動作の説明についてはその明細書
に委ねることにするが、要は次のように動作する。
【0019】第1クラッチ20および第2クラッチ40
を共に開放状態とすることにより、電動機Mのみで駆動
輪AHが駆動されるモードになる。第1クラッチ20お
よび第2クラッチ40を共に係合状態とすることによ
り、内燃機関EGの駆動力は、遊星歯車機構30を介し
て全て電動機Mおよび駆動輪AH側へ伝達されるモード
になる。さらに、第1クラッチ20を係合状態とすると
共に第2クラッチ40を開放状態とすることにより、内
燃機関EGの駆動力は、遊星歯車機構30で分配され
て、発電機G側と、電動機Mおよび駆動輪AH側とにそ
れぞれ伝達されるモードになる。
【0020】なお、上記プラネタリギア装置PGによれ
ば、第1クラッチ20を係合状態とし第2クラッチ40
を解放状態とすることにより、車両の走行による出力軸
17の回転が遊星歯車機構30を介して内燃機関EGの
出力軸11に伝達されることから、その遊星歯車機構3
0に連結される発電機Gの負荷の変動を調節することで
その内燃機関EGの出力軸11の回転を強制的に制御す
ることができる。即ち、第1クラッチ20を係合状態と
し第2クラッチ40を解放状態とし、内燃機関EGの吸
入空気量を一定にすることにより内燃機関EGの出力を
一定に保持しておいて、発電機Gの負荷を変えることで
内燃機関EGの回転速度を強制的に制御することができ
る。
【0021】図1に戻って、プラネタリギア装置PGを
介して内燃機関EGの一部の動力で駆動される発電機G
の発生電力はバッテリBTの充電用電力として利用さ
れ、このバッテリBTから供給される電力で前記電動機
Mが駆動される。電動機Mとしては、例えば6極の永久
磁石からなるロータと3相巻線からなるステータとによ
り構成される直流ブラシレスモータなどが利用される。
また、バッテリBTとしては、鉛酸蓄電池、ニッケルカ
ドミウム電池、ナトリウム硫黄電池、リチウム2次電
池、水素2次電池、レドックス型電池などの各種2次電
池、燃料電池、大容量のコンデンサなどが利用される。
【0022】この実施例のハイブリッド車両では、燃料
消費率が最低となるように内燃機関EGを最適効率点で
通常運転し、その内燃機関EGの発生トルクと車両要求
負荷との過不足分を発電機Gの発電負荷あるいは電動機
Mの駆動トルクにより調整するということがなされる。
この調整は、このハイブリッド車両に搭載される車両コ
ントローラCCにより実現される。即ち、車両コントロ
ーラCCは、車両の走行に関わる各種情報(以下、車両
情報と呼ぶ)を入力して車両が必要としている車両要求
負荷を求め、その車両要求負荷を基に各構成機器、即
ち、内燃機関EG、プラネタリギア装置PG、発電機G
および電動機Mを制御することにより、上記調整を行な
う。
【0023】図3は、上記内燃機関EGおよびその周辺
装置を表わす概略構成図である。図示するように、内燃
機関EGの吸気通路60には、吸入空気の取り入れ口か
ら、エアクリーナ61、スロットルアクチュエータ62
aにより開閉駆動されるスロットルバルブ62、吸入空
気の脈動を抑えるサージタンク63および内燃機関EG
に燃料を供給する燃料噴射弁64が設けられている。
【0024】吸気通路60を介して吸入される吸入空気
は、燃料噴射弁64から噴射される燃料と混合されて、
内燃機関EGの燃焼室65内に吸入される。この燃料混
合気は、燃焼室65内で点火プラグ66によって火花点
火され、内燃機関EGを駆動させる。燃焼室65内で燃
焼したガス(排気)は、排気通路67を介して触媒コン
バータ68に導かれ、浄化された後、大気側に排出され
る。
【0025】点火プラグ66には、ディストリビュータ
71を介してイグナイタ72からの高電圧が印加され、
この印加タイミングによって点火時期が決定される。な
お、ディストリビュータ71は、イグナイタ72で発生
した高電圧を各気筒の点火プラグ66に分配するための
もので、このディストリビュータ71には、1回転に2
4発のパルス信号を出力する回転速度センサ73が設け
られている。
【0026】また、内燃機関EGの吸気通路60には、
スロットルバルブ62の設けられた吸気通路部分を迂回
するようにバイパス通路75が形成されており、このバ
イパス通路75には、ISCV76が設けられている。
ISCV76は、リニアソレノイドによって開弁度が制
御される高速応答性に優れた弁体を備えており、この弁
体の閉開の時間比に相当するデューティ比を有するデュ
ーティ信号をリニアソレノイドに出力することにより、
空気流量を高精度に制御する。このようなISCV76
を用いることで、一般的に大型のDCモータから構成さ
れるスロットルアクチュエータ62aを使用することな
く、内燃機関EGのアイドリング時の吸入空気量を高速
制御することができる。
【0027】内燃機関EGには、その運転状態を検出す
るためのセンサとして、回転速度センサ73のほか、ス
ロットルバルブ62の開度を検出すると共にスロットル
バルブ62の全閉状態を検出するアイドルスイッチ80
(図4)を内蔵したスロットルポジションセンサ81、
吸気通路60に配設されて吸入空気(吸気)の温度を検
出する吸気温センサ82、吸気の量を検出するエアフロ
メータ83、シリンダブロックに配設されて冷却水温を
検出する水温センサ84、排気通路67に配設されて排
気中の空燃比を検出する空燃比センサ85、および車両
の速度を検出する車速センサ87等が備えられており、
これらの各種検出結果は前述した車両情報として車両コ
ントローラCCに入力される。
【0028】さらに、このハイブリッド車両には、エア
コンディショナ88が設けられている。エアコンディシ
ョナ88は、図示しないインストルメントパネルまわり
に吹出し口や操作パネルを備える周知のもので、乗員の
操作を受けて乗員室の空気調和を行なう。なお、このエ
アコンディショナ88は、空気調和の制御を行なう専用
のコントローラを備えており、そのコントローラにより
自動制御されるが、さらには、エアコンディショナ88
内のコンプレッサ89と車両コントローラCCとは電気
的に接続されており、車両コントローラCCからも制御
を受ける構成となっている。詳細には、コンプレッサ8
9には内燃機関EGからの駆動力を伝達するマグネット
クラッチ89aが設けられており、このマグネットクラ
ッチ89aに車両コントローラCCからオン/オフ制御
信号を送ることにより、車両コントローラCCからもコ
ンプレッサ89の稼動/非稼動の切り換えが可能となっ
ている。
【0029】図4は、車両コントローラを中心としたハ
イブリッド車両の制御系のブロック図である。図示する
ように、車両コントローラCCは、マイクロコンピュー
タを中心とする論理演算回路として構成され、詳しく
は、予め設定された制御プログラムに従って内燃機関E
Gを制御するための各種演算処理を実行するCPU9
0、CPU90で各種演算処理を実行するのに必要な制
御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM9
1、同じくCPU90で各種演算処理を実行するのに必
要な各種データが一時的に読み書きされるRAM92、
電源オフ時においてもデータを保持可能なバックアップ
RAM93,上記車両情報を入力するA/Dコンバータ
94および入力処理回路95、CPU90での演算結果
に応じてスロットルアクチュエータ62a、燃料噴射弁
64、イグナイタ72、ISCV76等に駆動信号を出
力する出力処理回路96等を備えている。なお、出力処
理回路96には、上記内燃機関EGに備えられるアクチ
ュエータ以外にも、前述したプラネタリギア装置PG、
発電機G、電動機Mおよびエアコンディショナ88のコ
ンプレッサ89(詳細には、マグネットクラッチ89
a)にも駆動信号を出力する。
【0030】本実施例においては、こうして構成された
車両コントローラCCによって燃料噴射弁64、イグナ
イタ72およびISCV76等が最適タイミングで最適
駆動量にて駆動される、いわゆる燃料噴射制御や点火時
期制御やアイドル回転速度制御により内燃機関EGが運
転される。なお、この燃料噴射制御、点火時期制御およ
びアイドル回転速度制御については従来と同様であり、
ここでは詳細な説明を省略する。本実施例のハイブリッ
ド車両では、始動後、車両コントローラCCによって、
予め定められた運転条件に合致したか否かが判定され、
合致したときに、内燃機関の始動を開始し、その後、上
記燃料噴射制御、点火時期制御およびアイドル回転速度
制御の実行を開始する。なお、内燃機関の始動時には、
内燃機関の燃料性状を検出する処理も併せて実行する。
【0031】上述した内燃機関の始動時の処理、即ち内
燃機関始動処理について次に説明する。図5は、車両コ
ントローラCCのCPU90により実行される内燃機関
始動処理を示すフローチャートである。
【0032】CPU90が処理を開始すると、まず現在
の車両情報の入力を行ない(ステップS100)、車両
の運転状況を把握する。そして、その情報から、内燃機
関EGの始動条件が成立しているか否かを判断する(ス
テップS110)。ここで、内燃機関EGの始動条件と
は、内燃機関EGの回転速度NEが値0であるか、電動
機Mのみで駆動輪AHが駆動されて車両が走行中である
か、アイドルスイッチ80がオン状態であるかなどの条
件である。これらの条件が全て満足されなければ、ステ
ップS100に処理を戻して、ステップS100および
S110の処理を繰り返す。
【0033】一方、これらの条件が全て成立して内燃機
関の始動要求があると判定されたときには、内燃機関E
Gの始動を行なう(ステップS120)。次いで、内燃
機関EGの混合気の空燃比を理論空燃比にフィードバッ
ク制御する空燃比フィードバック制御の実行を一旦停止
する処理を行なう(ステップS130)。この空燃比フ
ィードバック制御は、空燃比センサ85で検出された空
燃比を理論空燃比を中心としたある狭い範囲内に収める
ように、燃料噴射量を精度良く制御する周知のもので、
ここでは詳しい説明は省略する。その後、回転速度セン
サ73の検出値を変数NE1に格納する(ステップS1
40)。なお、上記停止状態にある空燃比フィードバッ
ク制御は、この内燃機関始動処理が終了後、再開され
る。
【0034】続いて、CPU90は、エアコンディショ
ナ88に備えられるコンプレッサ89のマグネットクラ
ッチ89aをオフ状態からオン状態に切り換える制御を
行なう(ステップS150)。マグネットクラッチ89
aがオン状態となると、コンプレッサ89が稼動して、
内燃機関EGの負荷が急増するが、このときには、この
負荷変動を受けて燃料噴射制御やアイドル回転速度制御
が次のように働いている。即ち、アイドル回転速度制御
によれば、この負荷変動に見合った制御量だけISCV
76の開度の増大が図られ、一方、燃料噴射制御によれ
ば、そのISCV76の開度の増大により増加した吸入
空気量に対応して燃料噴射量の増量が図られる。
【0035】その後、ステップS160に進み、この時
の回転速度センサ73の検出値を変数NE2に格納す
る。続いて、ステップS140で格納した変数NE1か
らステップS160で格納した変数NE2を減算するこ
とにより、コンプレッサ89の稼動切り換えの前後の回
転速度NEの変化量△NEを求める(ステップS17
0)。
【0036】続いて、上記変化量△NEが予め定められ
た第1の所定値NE1以上であるか否かの判別と、変化
量△NEが予め定められた第2の所定値NE2以下であ
るか否かを判別とを行なう(ステップS180,S19
0)。ここで、第2の所定値NE2は第1の所定値NE
1より小さい値である。ステップS180で、変化量△
NEが第1の所定値NE1以上であると判別されると、
内燃機関EGに供給されている燃料は重質燃料であると
判定し(ステップS192)、一方、ステップS190
で、変化量△NEが第2の所定値NE2以下であると判
別されると、内燃機関EGに供給されている燃料は軽質
燃料であると判定する(ステップS194)。なお、ス
テップS180で、変化量△NEが第1の所定値NE1
より小さく、ステップS190で第2の所定値NE2よ
り大きいと判別されると、内燃機関EGに供給されてい
る燃料は中間燃料であると判定する(ステップS19
6)。
【0037】上記ステップS180ないしS196の処
理で燃料性状が判定されるのは次のような理由である。
ステップS150でコンプレッサ89が稼動して内燃機
関EGの負荷が急増すると、内燃機関EGの回転速度N
Eは急落しようとするが、この急落の直前に前述したよ
うに燃料噴射量が増大されることから、上記回転速度の
変化量△NEはそれほど大きな値とならないはずであ
る。しかしながら、内燃機関EGに供給される燃料の性
状によっては例え燃料噴射量が増大されても、内燃機関
EGの燃焼室65や吸気通路60における燃料の壁面付
着量が増大するだけで、燃焼に寄与する燃料量が少な
く、回転速度NEの回復を図れないことがある。従っ
て、回転速度NEの回復が十分に図れず回転速度の変化
量△NEが大きい程、壁面付着量が大きい燃料、即ち揮
発性の悪い重質燃料と判定することができる。
【0038】こうして燃料の性状判定を終えると、本処
理を終了する。
【0039】以上詳述したように、この第1実施例によ
れば、燃料性状の判定の際に、補機であるエアコンディ
ショナ88のコンプレッサ89を、オフ状態からオン状
態に切り換えることで、内燃機関EGに急激な負荷変動
を発生させている。急激な負荷変動は、アイドル回転速
度制御による吸入空気量の増大を招き、さらに、それに
従い燃料噴射制御により内燃機関EGへの燃料噴射量の
増大を招くことから、燃料の壁面付着量も大きくするこ
とができる。従って、燃料性状の判定の際の内燃機関の
燃焼状態の変化は顕著なものとなることから、回転速度
NEの変化量△NEを見ることで、燃料性状の高精度な
検出を実現することができる。
【0040】また、この第1実施例によれば、燃料性状
の判定の際の空燃比フィードバック制御の実行を停止し
ていることから、エアコンディショナ88のコンプレッ
サ89を、オフ状態からオン状態に切り換えたことで生
じる回転速度NEの変化を空燃比フィードバック制御に
より抑えるようなことがない。このため、その回転速度
NEの変化を確実に検出することができることから、燃
料性状の判定精度をより一層高めることができる。
【0041】さらに、この第1実施例によれば、燃料性
状の判定の際には、電動機Mのみで車軸AXが駆動され
て車両が走行中であることから、車両の乗員は、エアコ
ンディショナ88のコンプレッサ89が稼動状態に切り
換わったことによる内燃機関の負荷変動を駆動トルクの
変動として体感することはない。従って、車両走行のド
ライバビリティを損ねることなしに、燃料性状を検出す
ることができる。
【0042】なお、この第1実施例では、燃料性状の検
出時には、電動機Mのみで車軸AXが駆動されていた
が、電動機Mと内燃機関EGとの双方で車軸AXを駆動
する構成としてもよい。この構成では、エアコンディシ
ョナ88を稼動したことによる駆動トルクの変動を電動
機Mでアシストすることで、燃料性状検出時のドライバ
ビリティの損失を防ぐことができる。
【0043】本発明の第2実施例について次に説明す
る。この第2実施例の構成は、第1実施例と比較して、
同一のハードウェア構成を備え、相違するのは車両コン
トローラCCのCPU90により実行される内燃機関始
動処理だけが相違する。図6はその内燃機関始動処理を
示すフローチャートである。
【0044】図6に示すように、CPU90が処理を開
始すると、まず、第1実施例のステップS100ないし
S120と同様にして、内燃機関EGの始動までの処理
を行なう(ステップS200ないしS220)。その
後、空燃比センサ85のヒータをオン状態として空燃比
センサ85を活性化する処理を行なう(ステップS22
5)。
【0045】その後、第1実施例のステップS130と
同様にして、空燃比フィードバック制御の実行を一旦停
止する(ステップS230)。続いて、空燃比センサ8
5の検出値を変数AF1に格納して(ステップS24
0)、第1実施例のステップS150と同様に、エアコ
ンディショナ88に備えられるコンプレッサ89のマグ
ネットクラッチ89aをオフ状態からオン状態に切り換
える(ステップS250)。その後、空燃比センサ85
の検出値を変数AF2に格納する(ステップS26
0)。
【0046】続いて、ステップS260で格納した変数
AF2からステップS240で格納した変数AF1を減
算することにより、コンプレッサ89の稼動切り換えの
前後の空燃比の変化量△AFを求める(ステップS27
0)。
【0047】続いて、上記変化量△AFが予め定められ
た第1の所定値AF1以上であるか否かの判別と、変化
量△AFが予め定められた第2の所定値AF2以下であ
るか否かを判別とを行なう(ステップS280,S29
0)。ここで、第2の所定値AF2は第1の所定値AF
1より小さい値である。ステップS280で、変化量△
AFが第1の所定値AF1以上であると判別されると、
内燃機関EGに供給されている燃料は重質燃料であると
判定し(ステップS292)、一方、ステップS290
で、変化量△AFが第2の所定値AF2以下であると判
別されると、内燃機関EGに供給されている燃料は軽質
燃料であると判定する(ステップS294)。なお、ス
テップS280で、変化量△AFが第1の所定値AF1
より小さく、ステップS290で第2の所定値AF2よ
り大きいと判別されると、内燃機関EGに供給されてい
る燃料は中間燃料であると判定する(ステップS29
6)。
【0048】上記ステップS280ないしS296の処
理で燃料性状が判定されるのは次のような理由である。
ステップS250でコンプレッサ89が稼動して内燃機
関EGの負荷が急増すると、アイドル回転速度制御によ
り吸入空気量が増大するとともに、燃料噴射制御により
燃料噴射量が増大する。このとき、空燃比の変動はそれ
ほどないはずであるが、実際は、内燃機関EGに供給さ
れる燃料の性状によっては燃料の壁面付着量が増して、
燃焼に寄与する燃料量が減少する。従って、コンプレッ
サ89のオン状態への切り換え前後の空燃比の変化量△
AFが大きい程、壁面付着量が大きい燃料、即ち揮発性
の悪い重量燃料であると判定することができる。
【0049】こうして燃料の性状判定を終えると、本処
理を終了する。
【0050】以上のように構成された第2実施例によれ
ば、空燃比センサ85で検出される空燃比の変化から間
接的に内燃機関EGの燃焼状態の変化を検出すること
で、第1実施例と同様に、燃料性状を高精度に判定する
ことができる。なお、第1実施例、第2実施例に換え
て、内燃機関EGの回転速度の変化と空燃比の変化との
両方から内燃機関EGの燃焼状態の変化を検出する構成
としてもよく、より高精度の燃焼状態の検出が可能とな
る。
【0051】前記第1および第2実施例では、内燃機関
EGの燃焼状態の変化を、コンプレッサ89の稼動時の
前後の回転速度もしくは空燃比の変化量△NE,△AF
から求めていたが、これに換えて、コンプレッサ89の
稼動直後の回転速度もしくは空燃比の変化速度から求め
る構成としてもよく、第1および第2実施例と同じ効果
を奏することができる。
【0052】また、前記第1および第2実施例では、補
機の稼動状態の切り換えとしてエアコンディショナ88
のコンプレッサ89をオン状態としていたが、これに換
えて、コンプレッサ89に加えてエアコンディショナ8
8の送風機類をオン状態に切り換える構成としてもよ
い。この構成によれば、内燃機関への負荷変動をより大
きなものとすることができることから、このときの燃料
供給量をより多くすることができ、従って、燃料性状の
検出精度を一層高めることができる。
【0053】さらに、補機の稼動状態の切り換えは必ず
しもエアコンディショナ88に限る必要はなく、例え
ば、パワーステアリングを稼動する構成、あるいはオル
タネータを稼動する構成としてもよく、要は、車両に搭
載され内燃機関EGに負荷変動を与える補機であればど
のようなものでもよい。
【0054】前記第1および第2実施例では、稼動状態
の切り換えとして、オフ状態からオン状態に切り換える
構成としていたが、これに換えて、オン状態からオフ状
態に切り換える構成としてもよい。補機をオン状態から
オフ状態に切り換えたときには、内燃機関EGの負荷が
小さくなり、このときには、その負荷減少に見合った制
御量だけISCV76の開度は閉じ側に制御され、その
ISCV76の開度の閉じ側の制御により減少した吸入
空気量に対応して燃料噴射量の減少が図られる。燃料噴
射量が減少するとき、壁面に付着した燃料の揮発性がそ
の燃料の性状により相違することから、内燃機関の燃焼
状態が燃料の性状によって変わってくる。従って、補機
をオン状態からオフ状態へ切り換えて、内燃機関の燃焼
状態を回転速度NEや空燃比AFの変化速度から検出し
て判定することによっても、燃料性状の検出を行なうこ
とができる。
【0055】また、前記第1および第2実施例では、内
燃機関と電動機とにより車両の車軸を回転するハイブリ
ッド車両に本発明の内燃機関の燃料性状検出装置を適用
した例を説明したが、これに換えて、内燃機関のみで車
軸を回転する一般の車両に本発明の内燃機関の燃料性状
検出装置を適用する構成としてもよい。この場合、内燃
機関の始動開始直後のファーストアイドル時にエアコン
ディショナ88のコンプレッサ89をオンして燃料性状
を検出することになる。かかる構成によれば、乗員はコ
ンプレッサ89を起動したことによる負荷変動に気がつ
く可能性はあるが、車両走行開始後ではないので、ドラ
イバビリティを損ねるようなことはない。また、内燃機
関の燃料性状をファーストアイドル時に検出することが
可能であることから、その燃料性状に応じた燃料噴射を
行なうことで、ドライバビリティ、排気エミッション、
燃費を早期に改善することができる。
【0056】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である内燃機関の燃料性
状検出装置を搭載したハイブリッド車両を表わす概略構
成図である。
【図2】そのハイブリッド車両に採用されるプラネタリ
ギア装置の概略構成図である。
【図3】そのハイブリッド車両に搭載される内燃機関お
よびその周辺装置の概略構成図である。
【図4】車両コントローラを中心としたハイブリッド車
両の制御系のブロック図である。
【図5】車両コントローラにより実行される内燃機関始
動処理を示すフローチャートである。
【図6】第2実施例における内燃機関始動処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
11…出力軸 13…中間軸 14…油圧供給源 15…中空回転軸 17…出力軸 20…第1クラッチ 30…遊星歯車機構 32…遊星歯車 33…太陽歯車 34…キャリア 36…リング歯車 40…第2クラッチ 42…摩擦板 44…固定摩擦板 46…ケース 51…歯車 53…歯車 55…回転軸 60…吸気通路 61…エアクリーナ 62…スロットルバルブ 62a…スロットルアクチュエータ 63…サージタンク 64…燃料噴射弁 65…燃焼室 66…点火プラグ 67…排気通路 68…触媒コンバータ 71…ディストリビュータ 72…イグナイタ 73…回転速度センサ 75…バイパス通路 76…ISCV 80…アイドルスイッチ 81…スロットルポジションセンサ 82…吸気温センサ 83…エアフロメータ 84…水温センサ 85…空燃比センサ 87…車速センサ 88…エアコンディショナ 89…コンプレッサ 89a…マグネットクラッチ 90…CPU 91…ROM 92…RAM 93…バックアップRAM 94…A/Dコンバータ 95…入力処理回路 96…出力処理回路 AH…駆動輪 AX…車軸 BT…バッテリ CC…車両コントローラ DG…ディファレンシャルギア EG…内燃機関 G…発電機 M…電動機 PG…プラネタリギア装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/14 310 F02D 41/14 310B G01N 33/22 G01N 33/22 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関と、 該内燃機関に負荷変動を与える補機と、 前記内燃機関の負荷変動に対応して前記内燃機関への燃
    料供給量を制御する燃料制御手段とを備える車両に搭載
    される内燃機関の燃料性状検出装置であって、 前記補機を、稼動、非稼動のいずれか一方の状態から他
    方の状態に切り換える稼動状態切換手段と、 該稼動状態切換手段により切り換えがなされたときに、
    前記内燃機関の燃焼状態の変化を検出する燃焼状態変化
    検出手段と、 該検出された燃焼状態の変化に基づいて、前記内燃機関
    に供給される燃料の性状を判定する判定手段とを備える
    ことを特徴とする内燃機関の燃料性状検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関の燃料性状検出
    装置であって、 少なくとも前記稼動状態切換手段により切り換えがなさ
    れる前から前記判定手段による判定が終了するまでの間
    は、内燃機関の混合気の空燃比をフィードバック制御す
    る空燃比フィードバック制御の実行を停止する空燃比制
    御停止手段を備える内燃機関の燃料性状検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の内燃機関の燃料
    性状検出装置であって、 駆動電流を受けて回転力を発生する電動機と、 少なくとも前記稼動状態切換手段により切り換えを行な
    うときに、前記電動機の回転力を車両の車軸に伝達する
    伝達手段とを備える内燃機関の燃料性状検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の内のいずれか記載の
    内燃機関の燃料性状検出装置であって、 前記補機は、エアコンディショナである内燃機関の燃料
    性状検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000039444A1 (fr) 1998-12-24 2000-07-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Detecteur de la puissance de sortie d'un moteur a combustion interne
US7778763B2 (en) 2006-06-13 2010-08-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fuel property determination system, and fuel property determination method for internal combustion engine

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