JPH09255532A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH09255532A
JPH09255532A JP9779296A JP9779296A JPH09255532A JP H09255532 A JPH09255532 A JP H09255532A JP 9779296 A JP9779296 A JP 9779296A JP 9779296 A JP9779296 A JP 9779296A JP H09255532 A JPH09255532 A JP H09255532A
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formula
component
cellulose
group
acid
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Akiko Sonoda
明子 園田
Atsushi Ichiyanagi
厚史 一柳
Kazuko Egawa
和子 江川
Mototaka Kishita
基孝 樹下
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 カルボン酸型アニオン性界面活性剤、式
(1)〜(3)で示される化合物、及び式(4)で示さ
れるセルロース又は式(5)で示されるカチオン化セル
ロースを含有し、pHが7.5〜8.5である洗浄剤組
成物。 〔式中、R〜Rは式(6)の基であり、水素原子で
あってもよい。R〜RはH,Me,Et,−CCH
OH;R10〜R12はH,Me;R13はM
e,Et,Pr;Xはハロゲン;pやqやsの平均値は
1〜3/グルコース単位;rは0.1〜0.8/グルコ
ース単位;Zは2または3である〕 【効果】 洗浄剤組成物は、一回の洗浄操作でメイクア
ップ汚れと皮脂等の汚れを除去でき、泡性能、洗浄後の
感触も良好である。更に潤滑性が非常に良く、かつメイ
クアップ化粧料とのなじみも良好であり、メイク落ちの
早さ、高い洗浄効果を有し、安定性、使用感も良好であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口紅、ファンデー
ション等のメイクアップ汚れと皮脂等の汚れの両者に対
し、一回の洗浄操作で除去できる高い洗浄力と優れた泡
性能とを有しながら、顔に塗布時の剤の伸びが非常に良
好でメイクアップ汚れとなじませ易く、かつ系の長期保
存安定性が良好な洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
メイクアップ汚れと皮脂等の汚れの両者に対し、洗浄力
と泡性能を両立させた洗浄剤組成物として、ポリアルキ
レングリコールを含有する洗浄剤が提案されている(特
願平6−330749号)。また、指とれ性がよく、か
つ洗い流し易くて洗い上りがさっぱりしている洗浄剤が
特開平7−304654号公報等に開示されている。
【0003】しかし近年、メイクアップ化粧料や毛髪化
粧料の中には落としにくい成分を含むものが開発されて
きており、従来の洗浄剤組成物では十分な洗浄力が得ら
れない傾向が見られるようになった。しかも、洗浄効果
を上げるために剤をメイクアップ化粧料となじませてい
るとき、次第に剤が硬くなり、剤の伸びが滑らかではな
くなることも起きている。
【0004】一方、特開平7−69830号公報に開示
されているように、変性シリコーン系化合物を配合して
剤の湿潤性を上げているものもあるが、潤滑性の良さが
メイク落とし効果に結びついていないのが現状である。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、洗浄性、泡性能が良好である上、使用時の伸びが優
れ、しかも使用感が良好で、保存安定性に優れ、メイク
アップ化粧料の除去に好適な洗浄剤組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、(A)カルボン酸型アニオン性界面活性剤と、
(B)下記一般式(1),(2)又は(3)で示される
化合物と、(C)下記一般式(4)で示されるセルロー
ス又は下記一般式(5)で示されるカチオン化セルロー
スとの(A)〜(C)成分を併用すること、しかもこの
場合、組成物のpHを7.5〜8.5の範囲に調整する
ことにより、1回の洗浄操作でメイクアップ汚れと皮脂
等の汚れの両者に対する洗浄性に優れ、かつ泡性能も満
足させることができ、また、剤の伸びが非常に良好なた
め、満足のいくまで十分に剤をメイクアップ化粧料とな
じませることができ、従って素早くメイクアップ化粧料
を除去することができ、更に、長期保存安定性、特に高
低温下における安定性に優れている上、使用感、特にさ
っぱり感に優れた洗浄剤組成物が得られることを知見
し、本発明をなすに至った。
【0007】
【化4】
【0008】
【化5】 (但し、式中R1〜R7はそれぞれ独立に水素原子、メチ
ル基、エチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプ
ロピル基を示す。)
【0009】
【化6】
【0010】従って、本発明は、(A)カルボン酸型ア
ニオン性界面活性剤、(B)上記式(1),(2)又は
(3)の化合物、(C)上記式(4)のセルロース又は
上記式(5)のカチオン化セルロースを含有し、pH
7.5〜8.5であることを特徴とする洗浄剤組成物を
提供する。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の洗浄剤組成物は、(A)成分としてカルボン酸
型アニオン性界面活性剤を含有する。このカルボン酸型
アニオン性界面活性剤の配合により、洗浄時の泡立ちの
早さ、泡の豊かさと共に、すすぎ時のさっぱり感等の感
触を与え、かつ良好なすすぎ性を与える。このような効
果を与えるカルボン酸型アニオン性界面活性剤として
は、脂肪酸石鹸が好ましい。脂肪酸石鹸としては、下記
一般式(7) R14COOM1 (7) (但し、式中R14は炭素数7〜21のアルキル基又はア
ルケニル基であり、M1はアルカリ金属、アルカリ土類
金属、アンモニウム又はアルカノールアミンイオンであ
る。)で示されるものが使用される。
【0012】上記式(7)の脂肪酸石鹸において、その
脂肪酸部分(R14COO)としては、例えばカプリル
酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、イソス
テアリン酸、パルミトオレイン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂
脂肪酸等の残基が挙げられる。また、その対イオン(M
1)としては、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金
属、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属、
アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン
等のアルカノールアミンなどのイオンが挙げられるが、
特に組成物のpHを7.5〜8.5に効果的に調整する
点や使用感(さっぱり感)等の点からアルカノールアミ
ンが好ましく、中でもトリエタノールアミンが好まし
い。
【0013】このような上記式(7)の脂肪酸石鹸とし
ては、具体的にラウリン酸トリエタノールアミン塩、ミ
リスチン酸トリエタノールアミン塩、パルミチン酸トリ
エタノールアミン塩、ヤシ油脂肪酸トリエタノールアミ
ン塩等が好適に用いられ、これらの1種を単独で又は2
種以上を組み合わせて使用することができる。
【0014】また、(A)成分として前記脂肪酸石鹸以
外に下記一般式(8)で示されるN−アシル−N−アル
キルアミノ酸又はその塩も好適に用いられる。
【0015】
【化7】 (但し、式中R15は炭素数9〜17の飽和又は不飽和脂
肪族炭化水素基、R16は水素原子又は炭素数1〜4の直
鎖又は分枝鎖アルキル基、M2は水素原子、アルカリ金
属、アンモニウム又はアルカノールアミンから誘導され
るカチオンであり、mは1又は2である。)
【0016】上記式(8)において、R15CO基として
は、例えばラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイ
ル基、オレオイル基、リノレイル基等が挙げられ、また
16としては、例えば水素原子、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基等が挙げられる。また、その対イ
オン(M2 )としては、水素原子、カリウム、ナトリウ
ム等のアルカリ金属、アンモニウム、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イ
ソプロパノールアミン等のアルカノールアミンから誘導
されるカチオンが挙げられるが、上記と同様の理由から
アルカノールアミン、トリエタノールアミン、中でもト
リエタノールアミンが好ましく用いられる。
【0017】このような式(8)で示されるN−アシル
−N−アルキルアミノ酸又はその塩として具体的には、
N−ラウロイル−N−エチルグリシン、N−ラウロイル
−N−イソプロピルグリシン、N−ラウロイル−N−メ
チル−β−アラニン、N−ラウロイル−N−エチル−β
−アラニン、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラ
ニン、N−パルミトイル−N−メチル−β−アラニン、
ラウロイルサルコシン、ミリストイルサルコシン、パル
ミトイルサルコシン、N−オレオイル−N−メチル−β
−アラニン、N−リノレイル−N−メチル−β−アラニ
ン、N−オレオイルサルコシン又はこれらの混合物、あ
るいはこれらのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノ
ールアミン塩などが挙げられ、これらの1種を単独で又
は2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0018】更に(A)成分として、下記一般式(9)
で示されるN−アシル−L−グルタミン酸塩も好まし
い。
【0019】
【化8】 (但し、式中R17は炭素数7〜21のアルキル基又はア
ルケニル基であり、M3は水素原子、アルカリ金属、ア
ンモニウム又はアルカノールアミンから誘導されるカチ
オンである。)
【0020】上記式(9)において、R17CO基として
は、例えばラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイ
ル基、ステアロイル基、オレオイル基、リノレイル基等
が挙げられ、またM3としては、水素原子、カリウム、
ナトリウム等のアルカリ金属、アンモニウム、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、イソプロパノールアミン等のアルカノールアミン
から誘導されるカチオンが挙げられ、上記と同様の理由
からカリウム、ナトリウム、トリエタノールアミン、中
でもトリエタノールアミンが好ましい。
【0021】このような式(9)で示されるN−アシル
−L−グルタミン酸又はその塩として具体的には、N−
ラウロイル−L−グルタミン酸、N−ミリストイル−L
−グルタミン酸、N−パルミトイル−L−グルタミン
酸、N−ステアロイル−L−グルタミン酸、N−ヤシ油
脂肪酸アシル−L−グルタミン酸又はこれらの混合物、
或いはこれらのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノ
ールアミン塩などが挙げられ、これらの1種を単独で又
は2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0022】(A)成分の配合量は、純分として組成物
全体の2〜30重量%、特に5〜25重量%が望まし
い。2重量%より少ないと泡性能や洗浄後の感触等の洗
浄剤の基本性能を確保することが難しい。また、30重
量%を超えるとメイク落ちの早さや低温下での安定性が
悪くなる傾向があり、本来の目的を達し得ない場合が生
じる。
【0023】次に、(B)成分としては、下記式(1)
〜(3)で示される1種又は2種以上の化合物が使用さ
れる。この化合物の配合により、製剤の伸ばし易さ、肌
へのなじませ易さを良好にすることができ、このためメ
イク落とし剤として、メイク落ちが素早く、またメイク
落とし効果に優れた組成物を与える。
【0024】
【化9】
【0025】(B)成分の配合量は、組成物全体の2〜
40重量%、特に3〜30重量%が望ましい。2重量%
より少ないと好適な剤の伸びが確保できず、更に十分な
メイク落ち、低温安定化効果が得られない場合がある。
また、40重量%を超えると洗浄剤本来の泡性能が悪く
なったり、系の粘度が低くなりすぎるなど本来の目的を
達し得ない場合がある。
【0026】本発明の洗浄剤組成物は、更に下記一般式
(4)で示されるセルロース及び下記一般式(5)で示
されるカチオン化セルロースの1種又は2種以上を含有
する。このセルロース系高分子の使用により、カルボン
酸型アニオン性界面活性剤に安定配合でき、また系の安
定性を確保し得ると共に、製剤の目的に合った粘度に容
易に調整することができる。
【0027】
【化10】 (但し、式中R1〜R7はそれぞれ独立に水素原子、メチ
ル基、エチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプ
ロピル基を示す。)
【0028】
【化11】
【0029】ここで、式(4)のセルロースとして具体
的には、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロ
キシセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ
キシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセル
ロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースなどが挙
げられる。なお、nは通常数十〜数十万の数である。ま
た、式(5)のカチオン化セルロースにおいて、tは通
常数十〜数十万の数である。
【0030】(C)成分の配合量は、組成物全体の0.
1〜10重量%、特に0.5〜5重量%が望ましい。
0.1重量%より少ないと十分な粘度が得られず、安定
性の確保が難しい場合がある。また、10重量%を超え
ると洗い流し性が悪くなったり、すすぎ時にぬるつくな
ど、洗浄剤の基本性能の一つである洗浄後の感触に不具
合を生じるおそれがある。
【0031】本発明の洗浄剤組成物には、上記(A)〜
(C)の必須成分以外にその他の任意成分を本発明の効
果を妨げない範囲で適宜配合することができる。任意成
分としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキル
エーテル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキ
ルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、
アシルメチルタウリン塩等のアニオン性界面活性剤、脂
肪酸アルカノールアマイド、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、アルキルアミンオキシド等の非イオン性界
面活性剤、アルキルアミドプロピルベタイン等の両性界
面活性剤、高級アルコール、シリコーン油、ラノリン誘
導体、蛋白誘導体、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレングリコール脂肪酸エステル類等
の油性成分、プロピレングリコール、1,3−ブタンジ
オール、イソプレングリコール、ヘキシレングリコー
ル、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、トリ
メチロールプロパン、エリスリトール、ペンタエリスリ
トール、ソルビタン、ソルビトール等の多価アルコー
ル、ポリコートNH(ヘンケル社製)、マーコート55
0(メルク社製)、ガフカット755(GAF社製)等
のカチオン性高分子化合物、アクリル樹脂分散液、ビタ
ミン、抗炎症剤等の薬剤、殺菌剤、防腐剤、pH調整
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその
誘導体、色素、香料、外観変化剤、ナイロン、ポリエチ
レン等のポリマー微粉末などが挙げられる。なお、これ
ら任意成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で
通常量とすることができる。
【0032】本発明の洗浄剤組成物は、そのpHが7.
5〜8.5の範囲にあるように調整される。これによ
り、上述した効果を有効に発揮するが、pHが7.5よ
り低いと系の安定性(低温で析出するなど)が確保でき
ず、pHが8.5より高いと洗顔時のつっぱり感を生
じ、肌へのマイルド性を損ね、肌に不適当である。ま
た、製剤の目的に合う粘度に調整することが困難とな
り、いずれも本発明の目的を達成し得ない。
【0033】なお、pHの調整は、上記(A)成分の塩
の種類(上記式(7)〜(9)においてM1,M2,M3
の種類)を選定することにより行うことができる。
【0034】本発明の洗浄剤組成物は、その剤型につい
て特に制限はないが、例えばシャンプー、ポディーシャ
ンプー、洗顔料等として好適に適用され、中でも本発明
の優れたメイク落とし効果を最大限に利用する上からメ
イク落とし洗顔料としての利用が最も好ましい。
【0035】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、一回の洗浄操
作でメイクアップ汚れと皮脂等の汚れを除去でき、また
洗浄剤の基本機能である泡性能、洗浄後の感触も良好な
ものである。更に潤滑性が非常に良く、かつメイクアッ
プ化粧料とのなじみも良好であるためにこれらの性質が
メイク落ちの早さ、高い洗浄効果という作用をもたら
す。その上、安定性については低温下での析出防止、高
温下での曇り防止、長期保存における粘度変化防止の効
果もあり、更に使用感も良好で、洗浄剤として品質的に
十分に満足のいくものである。
【0036】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、各例中の%はいずれも重量%であ
る。
【0037】また、各例に先立ち、各例で採用した試料
の調製方法及び評価方法を説明する。試料の調製 : 〔I〕室温にて成分Cを成分Bに分散し、更に水を加え
て膨潤させた。 〔II〕一方、各例に示す〔I〕以外の成分を70℃に
て溶解・撹拌・混合した後、室温まで冷却し、〔I〕に
混合して試料とした。メイク落ちの早さ :女性20名(専門パネラー)が、本
発明品、比較品を使用後、下記基準でメイク落ちの早さ
を官能的に比較した。また、その結果を下記基準により
評価した。 ◎:早いと答えた人が15人以上 ○:早いと答えた人が10人以上14人以下 △:早いと答えた人が6人以上9人以下 ×:早いと答えた人が5人以下メイク落とし効果 :女性20名(専門パネラー)が、本
発明品、比較品を使用後、下記基準でメイク落とし効果
を官能的に比較し、5点満点で採点を行った。また、そ
の評価点の合計により下記基準で評価を行った。 5点:非常に良く落ちる 4点:良く落ちる 3点:落ちる 2点:やや落ちにくい 1点:水洗いと同等 ◎:評価点の合計が75点以上 ○:評価点の合計が50点以上74点以下 △:評価点の合計が30点以上49点以下 ×:評価点の合計が29点以下安定性 :得られた試料を0℃で保存し、その安定性を下
記基準で評価した。 ○:1ヶ月以上安定性が確保された。 △:2週間以上安定性が確保されたが、1ヶ月未満で何
らかの不具合が生じた。 ×:2週間未満で何らかの不具合が生じた。すすぎ性 :女性20名(専門パネラー)が、本発明品、
比較品を使用後、すすぎ時のぬるつきのなさを官能的に
評価し、5点満点で採点を行った。また、その評価点の
合計により下記基準で評価を行った。 5点:非常に良い 4点:やや良い 3点:良い 2点:ややぬるつく 1点:かなりぬるつく ◎:評価点の合計が75点以上 ○:評価点の合計が50点以上74点以下 △:評価点の合計が30点以上49点以下 ×:評価点の合計が29点以下肌へのマイルド性 :女性20名(専門パネラー)が、本
発明品、比較品を使用後、下記基準で肌へのマイルド性
を官能的に比較した。また、その結果を下記基準により
評価した。 ○:マイルドであると答えた人が10人以上 △:マイルドであると答えた人が6人以上9人以下 ×:マイルドであると答えた人が5人以下
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】〔実施例8〕 N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 10% N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンカリウム 5 ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン 5 グリセリル(25E.O) ジプロピレングリコール 15 ヒドロキシプロピルセルロース 2 エデト酸2ナトリウム 0.1 香料 0.5精製水 残 計 100.0% pH 8.3 メイク落ちの早さ ◎ メイク落とし効果 ◎ すすぎ性 ◎ 安定性 ○ 肌へのマイルド性 ○
【0041】〔実施例9〕 ミリスチン酸トリエタノールアミン 10% N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノール 10 アミン ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5 ジプロピレングリコール 15 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1 ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1 香料 0.5精製水 残 計 100.0% pH 8.3 メイク落ちの早さ ◎ メイク落とし効果 ◎ すすぎ性 ◎ 安定性 ○ 肌へのマイルド性 ○
【0042】〔実施例10〕 ミリスチン酸トリエタノールアミン 5% N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 10 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 3 ラウリン酸プロピレングリコール 3 ジプロピレングリコール 20 ヒドロキシエチルセルロース 1.5 エデト酸4ナトリウム 0.1 香料 0.5精製水 残 計 100.0% pH 8.0 メイク落ちの早さ ◎ メイク落とし効果 ◎ すすぎ性 ◎ 安定性 ○ 肌へのマイルド性 ○
【0043】〔実施例11〕 ラウリン酸トリエタノールアミン 5% ラウロイルサルコシンナトリウム 3 N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノール 5 アミン イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(3E.O) 3 ジプロピレングリコール 15 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1.5 ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1 香料 0.5精製水 残 計 100.0% pH 8.0 メイク落ちの早さ ◎ メイク落とし効果 ◎ すすぎ性 ◎ 安定性 ○ 肌へのマイルド性 ○
【0044】〔実施例12〕 ミリスチン酸トリエタノールアミン 10% N−ミリストイル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 3 ラウリン酸ジエタノールアミド 3 ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン 3 硬化ヒマシ油(40E.O) ジプロピレングリコール 15 カチオン化セルロース 1 ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1 香料 0.5精製水 残 計 100.0% pH 8.3 メイク落ちの早さ ◎ メイク落とし効果 ◎ すすぎ性 ○ 安定性 ○ 肌へのマイルド性 ○
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/50 A61K 7/50 C11D 1/04 C11D 1/04 1/10 1/10 3/20 3/20 3/22 3/22 3/30 3/30 9/04 9/04 9/26 9/26 (72)発明者 樹下 基孝 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)カルボン酸型アニオン性界面活性
    剤、(B)下記一般式(1),(2)又は(3)で示さ
    れる化合物、 【化1】 (C)下記一般式(4)で示されるセルロース又は下記
    一般式(5)で示されるカチオン化セルロース 【化2】 (但し、式中R1〜R7はそれぞれ独立に水素原子、メチ
    ル基、エチル基、ヒドロキシエチル基又はヒドロキシプ
    ロピル基を示す。) 【化3】 を必須成分として含有し、pHが7.5〜8.5である
    ことを特徴とする洗浄剤組成物。
JP9779296A 1996-03-27 1996-03-27 洗浄剤組成物 Pending JPH09255532A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999016413A1 (en) * 1997-09-26 1999-04-08 Colgate-Palmolive Company Nonaerosol shave gel compositions
JP2015074696A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 クラシエホームプロダクツ株式会社 洗浄剤組成物
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