JPH09255044A - 印刷用紙の包装手段 - Google Patents

印刷用紙の包装手段

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JPH09255044A
JPH09255044A JP9475196A JP9475196A JPH09255044A JP H09255044 A JPH09255044 A JP H09255044A JP 9475196 A JP9475196 A JP 9475196A JP 9475196 A JP9475196 A JP 9475196A JP H09255044 A JPH09255044 A JP H09255044A
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JP
Japan
Prior art keywords
moisture
moisture absorbent
paper
printing paper
packaging means
Prior art date
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Pending
Application number
JP9475196A
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English (en)
Inventor
Masanori Kawakami
雅則 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09255044A publication Critical patent/JPH09255044A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装手段を箱形状に構成して、包装手段によ
り包まれたままの用紙束をそのまま画像形成装置にセッ
ト可能とし、また包装手段自体を吸湿材により構成する
ことによって、包装手段(個装箱)内に収納された印刷
用紙の吸湿を防ぐことにより、給紙性能の向上及び安定
した画像を得ることを目的とする。 【解決手段】印刷用紙束を包装する包装手段において、
上記包装手段は箱形状を有し、且つその内部に吸湿材収
容部を備え、該吸湿材収容部内には吸湿材を収容してい
る。印刷用紙束を包装する包装手段において、上記包装
手段は箱形状を有し、且つ該包装手段はダンボ−ルで形
成されており、該ダンボールの肉厚内部の空間内に吸湿
材を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式複写
機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に使
用する印刷用紙の包装手段の改良に関し、特に包装手段
から取り出した印刷用紙が吸湿して印刷画像の画質低下
を招くことを防止することができる印刷用紙の包装手段
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置においては、給紙トレイ等
にセットした印刷用紙の束の中から一枚づつ用紙を取り
出して画像形成部に搬送して、該用紙上に画像形成を行
っている。従来の印刷用紙の包装方法は、印刷用紙自体
を紙又はフィルム等から成る包装紙に包む方法が一般で
あり、この用紙を画像形成装置の給紙トレイにセットし
て使用する場合には、包装紙より取り出した裸の印刷用
紙をセットしていた。このような画像形成装置を、夏季
等のように湿気の多い環境下で使用した場合には、画像
形成装置内に残った未使用印刷用紙は空気中の湿気を吸
収し、給紙性能の低下をもたらしたり、電子写真方式の
場合には白抜け等の異常画像の原因となっていた。
【0003】
【課題を解決する為の手段】上記問題点を解決する為、
請求項1では、包装手段を箱形状に構成して、包装手段
により包まれたままの用紙束をそのまま画像形成装置に
セット可能とし、また包装手段自体を吸湿材により構成
することによって、包装手段(個装箱)内に収納された
印刷用紙の吸湿を防ぐことにより、給紙性能の向上及び
安定した画像を得ることを目的とする。請求項2では、
上記包装手段(個装箱)を形成するダンボ−ル材料その
ものに吸湿材を含ませている為、余分なスペ−スを必要
とせず、請求項1と同等の効果を達成することを目的と
している。ところで、特開平5−734号公報には、画
像形成装置の個装として、封切り可能な蓋のついた用紙
個装が開示されており、この用紙個装は箱形状であって
一端部に切欠きを有した包装手段と、当該切欠きを覆う
様に該包装手段に取付けられた蓋とから成っている。そ
して、使用時には、蓋を除去して内部の用紙の一部を切
欠きから露出させ、包装手段により包装されたままの用
紙を給紙トレイにセットして給紙を可能ならしめるよう
にした技術が開示されている。この従来例によれば、用
紙を包装紙から取り出さずにワンタッチで給紙トレイ等
にセットできる点が便利であるが、上記吸湿の点につい
ては一切配慮されておらず、包装手段が用紙の一部を包
囲していたとしても、露出した用紙部分は勿論、包装手
段との間の間隙から進入した湿気により吸湿して種々の
不具合をもたらすことは必定である。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為、請
求項1は、印刷用紙束を包装する包装手段において、上
記包装手段は箱形状を有し、且つその内部に吸湿材収容
部を備え、該吸湿材収容部内には吸湿材を収容している
ことを特徴とする。請求項2は、印刷用紙束を包装する
包装手段において、上記包装手段は箱形状を有し、且つ
該包装手段はダンボ−ルで形成されており、該ダンボー
ルの肉厚内部の空間内に吸湿材を配置したことを特徴と
する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示した
形態例により詳細に説明する。図1(a) は本発明の一形
態例の印刷用紙包装手段(個装箱)の包装状態を示す斜
視図、(b) は包装解除状態の斜視図、(c) は包装状態の
縦断面図を示している。印刷用紙Pの束を収納した包装
手段(個装箱)100の一端に偏った適所には、外周全
長に渡って一点鎖線で示すミシン目101が形成されて
おり、ミシン目101に沿って、除去部分102を除去
することができる。除去部分102を除去すると、(b)
に示す様に内部に収納されていた印刷用紙Pの束の端部
が露出する。印刷用紙Pの非露出部分は、依然として包
装手段の本体側103内にある。このように一部を露出
させた状態の印刷用紙Pを包装手段とともに画像形成装
置の図示しない給紙トレイ内にセットした上で、該給紙
トレイを給紙位置にセットすると、露出した印刷用紙の
上面又は下面が画像形成装置側の給紙ロ−ラ(図示せ
ず)と当接し、一枚ずつの給送が可能となる。
【0006】この包装手段の特徴的な構成は、本体10
3の後部(破線で示した部分より端部側)に吸湿材収容
部103aを設けて、この吸湿材収容部103a内に吸
湿材(シリカゲル等)104を収容した構成にあり、こ
の吸湿材104によって外部環境中の湿気を吸収し、包
装手段内部の印刷用紙Pが吸湿しないようにしてある。
また、包装手段本体103から露出した用紙部分も直近
位置にある吸湿材による影響で吸湿しにくくなる。即
ち、図1(c) に示す様に、本体103の後部の吸湿材収
容部103aは、その前方に位置する用紙収容部から仕
切板105により仕切られた空間であり、切り板105
には通気孔が形成されて、用紙収容部内の吸湿を行うよ
うに構成されている。
【0007】次に、図2は本発明の他の形態例であり、
この形態例は、吸湿材104を、包装手段100内の上
面(又は/及び下面)に沿って配置した吸湿材収容部1
03a内に収納したものである。仕切板105には上記
と同様に通気孔を形成する。なお、図示していないが、
本体103の側面(図面手前側、或は奥側)に収容部1
03aを配置してもよい。
【0008】図3(a) 及び(b) は、請求項2に対応する
本発明の包装手段の縦断面図及び要部断面図である。本
体側包装手段100は、ダンボ−ルの板材で形成されて
おり、本体103に相当するダンボール板材の肉厚内部
に、粒状の吸湿材104が多数封入されている。即ち、
ダンボール板材は、上下のシート材111、112の間
に波目状の仕切シート113を配置した構成を備えてい
るが、この仕切シート113と上下のシート材111、
112との間の空間内に比較的密に粒状の吸湿材104
を収納させることにより、本体103の内壁全体が吸湿
機能を発揮し、極めて高い吸湿性能を発揮することがで
きる。なお、必要に応じて本体103の内壁には、通気
用の小孔を形成する。なお、この形態例に於ては、除去
部分102をミシン目101から切り離すことによっ
て、本体103の切断端面が露出するが、この切断端面
から吸湿材104が漏れ出ないように、尚、ミシン目1
01により切り離された端面は、予め粘着材等により封
印しておくことが望ましい。
【0009】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、印刷用
紙束を包装する包装手段において、上記包装手段は箱形
状を有し、且つその内部に吸湿材収容部を備え、該吸湿
材収容部内には吸湿材を収容しているので、包装手段の
不要部を除去して画像形成装置の給紙部にセットしたと
きに、露出した用紙に給紙コロが接して給紙を行うこと
が可能となる一方で、包装手段に内蔵された吸湿材が用
紙を乾燥させるので、吸湿に起因した給紙不良、画質の
低下を防止できる。請求項2は、印刷用紙束を包装する
包装手段において、上記包装手段は箱形状を有し、且つ
該包装手段はダンボ−ルで形成されており、該ダンボー
ルの肉厚内部の空間内に吸湿材を配置したので、請求項
1の効果を更に向上させた効果を発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明の一形態例の印刷用紙包装手段
(個装箱)の包装状態を示す斜視図、(b) は包装解除状
態の斜視図、(c) は包装状態の縦断面図。
【図2】本発明の他の形態例の縦断面図。
【図3】(a) 及び(b) は本発明の他の形態例の縦断面図
及び要部拡大図。
【符号の説明】
100 包装手段(個装箱)、101 ミシン目、10
2 除去部分、103本体側、103a 吸湿材収容
部、104 吸湿材(シリカゲル等)、105仕切板、
111、112 シート材、113 仕切シート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用紙束を包装する包装手段におい
    て、 上記包装手段は箱形状を有し、且つその内部に吸湿材収
    容部を備え、該吸湿材収容部内には吸湿材を収容してい
    ることを特徴とする印刷用紙の包装手段。
  2. 【請求項2】 印刷用紙束を包装する包装手段におい
    て、 上記包装手段は箱形状を有し、且つ該包装手段はダンボ
    −ルで形成されており、該ダンボールの肉厚内部の空間
    内に吸湿材を配置したことを特徴とする印刷用紙の包装
    手段。
JP9475196A 1996-03-25 1996-03-25 印刷用紙の包装手段 Pending JPH09255044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9475196A JPH09255044A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 印刷用紙の包装手段

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9475196A JPH09255044A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 印刷用紙の包装手段

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09255044A true JPH09255044A (ja) 1997-09-30

Family

ID=14118835

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9475196A Pending JPH09255044A (ja) 1996-03-25 1996-03-25 印刷用紙の包装手段

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JP (1) JPH09255044A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150077886A (ko) * 2013-12-30 2015-07-08 이재석 다각형 포장상자

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150077886A (ko) * 2013-12-30 2015-07-08 이재석 다각형 포장상자

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