JPH09254471A - プリント装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャム発生の減少、デュプレックス経路の部
品の磨耗の減少、あるいは耐久性の低下防止が可能な両
面プリント装置を提供すること。 【解決手段】 シートを再循環させてシートの両面に印
刷する機能を有するプリント装置において、ページにプ
リントすべき画像があるか否かを判断するページイメー
ジ判断手段と、シートの片面にしかイメージがないと判
断されたシートを、再循環させずに片面プリント処理す
るプリント制御手段とを備える。また、前記制御手段
は、再循環させるシート経路が収容能力一杯にシートを
収容しているか、あるいは全く空きである場合にのみ、
片面にしかイメージがないシートを片面プリント処理す
る。従って、シートの不要な搬送が無くなり、ジャムの
減少、搬送路の部品の磨耗の減少、あるいは耐久性の低
下を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、プリント装置に
関し、特に、片面にしか印刷イメージがないシートの混
在した両面印刷処理を効率的に処理することが可能なプ
リント装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の両面印刷プリンタとしては、例え
ば特開平４−２８８５６４号公報に、デュプレックスト
レイを持たないデュプレックス経路を備えるプリンタが
開示されている。この従来例において、例えばデュプレ
ックス経路の長さ（シート収容量）を４枚分とした場合
の両面印刷処理のスケジュール例を図８に示す。なお、
この例において、ピッチ番号は印刷処理の単位に付した
番号、第１（２）面頁は反転される前（後）のシートに
印刷される頁番号、紙送りは第１面と第２面の対応、出
力は出力されるシートの頁番号を表している。

【０００３】最初に、４枚のシート（用紙）をシートフ
ィーダよりフィードし、第１面の印刷を行う。そして、
第２面の印刷を行うために、デュプレックス経路へ搬送
し、そこでシートが反転される。ピッチ５以降は、シー
トフィーダからのフィードは行わず、デュプレックス経
路を回ってきたシートの第２面の印刷が行われ、出力ト
レイに出力される。最初の４枚の印刷が終了すると、次
の４枚のシートの印刷が実行される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のプ
リント装置におけるスケジュール方式においては、両面
プリントと指示されているにも関わらず、実際には第２
面の印刷イメージが無いシートを含む印刷処理を実行し
た場合に、無駄な搬送が生じるという問題点があった。
即ち、図８において、第３、８頁の裏側は白紙であった
場合には、第２、５番目のシートは第１面のみを印刷す
れば足りるにも関わらず、第１面の印刷が済むと、反転
してデュプレックス経路を搬送され、再び第２面の白紙
の印刷処理（Ｗ）が実行されてしまう。従って、ジャム
の発生率が増加し、デュプレックス搬送経路の部品の磨
耗、耐久性の低下等が促進されるという問題点があっ
た。

【０００５】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を解決し、片面の印刷の必要の無いシートについては
デュプレックス経路へ搬送しないようにスケジュールを
組むことにより、ジャム発生の減少、デュプレックス経
路の部品の磨耗の減少、あるいは耐久性の低下防止が可
能なプリント装置を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、シートを再循環させることにより、シー
トの両面にそれぞれ画像を印刷する機能を有するプリン
ト装置において、ページにプリントすべき画像があるか
否かを判断するページイメージ判断手段と、ページイメ
ージ判断手段により、シートの片面にしかイメージがな
いと判断されたシートを、再循環させずに片面プリント
処理するプリント制御手段とを備えたことを特徴とす
る。

【０００７】また、前記プリント制御手段は、再循環さ
せるシート経路が収容能力一杯にシートを収容している
か、あるいは全く空きである場合にのみ、シートの片面
にしかイメージがないと判断されたシートを、再循環さ
せずに片面プリント処理することを特徴とする。更に、
前記プリント制御手段は、片面プリント処理するシート
に続く両面印刷シートを、前記片面プリント処理するシ
ートより先にフィードして第１面を印刷し、該両面印刷
シートの再循環中に前記片面プリント処理するシートを
フィードして印刷することにも特徴がある。

【０００８】本発明は、上記のような構成により、両面
印刷と指定されている印刷処理であっても、各頁ごとに
両面印刷する必要があるか否かが判定され、片面で済む
ものは片面印刷処理を行うようにしたので、不要なシー
トの搬送が無くなり、ジャムが減少する。また、搬送路
の部品の磨耗も減少し、耐久性の低下を防止することが
できる。

【０００９】また、プリント制御手段が、再循環させる
シート経路が収容能力一杯にシートを収容しているか、
あるいは全く空きである場合にのみ、シートの片面にし
かイメージがないと判断されたシートを、再循環させず
に片面プリント処理することにより、あるいは、プリン
ト制御手段が、片面プリント処理するシートに続く両面
印刷シートを、前記片面プリント処理するシートより先
にフィードして第１面を印刷し、該両面印刷シートの再
循環中に前記片面プリント処理するシートをフィードし
て印刷することにより、片面にしかイメージの無いシー
トについて全て通常の片面プリントのスケジューリング
をするより効率的なスケジューリングが可能となる。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を詳細に説明する。図５は、本発明を適用
したプリント装置の構成を示すブロック図である。ＣＰ
Ｕ１は、ＲＯＭ２あるいはＲＡＭ３に格納される制御プ
ログラムに基づき、プリンタ装置全体を制御する。ＲＯ
Ｍ２には制御プログラムが格納されており、ＲＡＭ３
は、プログラムを記憶する他、ワークエリアとして使用
される。ディスク装置ＨＤ４は、例えば大容量のハード
ディスク装置およびそのインターフェイス回路から成
り、ホストコンピュータから受信した画像データを蓄積
する。ホストインターフェイス回路５は、例えばパラレ
ルあるいはシリアル通信ポート、あるいはＬＡＮインタ
ーフェース回路であり、このインターフェイス回路を介
して、プリント装置はホストコンピュータから各頁ごと
の画像データを受信する。

【００１１】画像出力部６は、画像出力部インターフェ
イス回路７を経由してＣＰＵ１から制御され、ＲＡＭ３
あるいはＨＤ４上のイメージデータに基づき、例えばレ
ーザー光線をスキャンさせて、イメージ転写用の感光体
上に印刷イメージを生成する装置である。紙送り機構８
は、多数のシートセンサおよびシート搬送用の駆動ロー
ラを含む。そして、紙送り機構インターフェイス回路９
を介してＣＰＵ１により制御され、プリント装置内のシ
ートの搬送を監視、制御する。バス１０は装置内の各回
路を接続している。なお、この他に、表示器やスイッチ
等を備えた、図示しないパネル回路も存在する。

【００１２】図２は、本発明を適用したプリント装置の
構造の概略を示す正面図である。給紙トレイ２０から送
出されたシートは装置下部の搬送路を経由してイメージ
転写位置に達し、ここで、図示しない画像出力部６によ
って印刷イメージが描かれ、トナーが付着された感光体
２１と接触し、トナーがシートに転写される（第１
面）。シートは上方に搬送され、フューザ２２によって
トナーが溶かされて、シートに定着する。そして、上部
の搬送路を搬送され、片面印刷の場合にはそのまま出力
トレイ２３まで搬送されるが、両面印刷の場合には搬送
路の途中で両面プリント用インバータ２４側に搬送路が
切り替わる。

【００１３】両面プリント用インバータ２４で裏表が反
転されたシートは給紙トレイ右側のデュプレックス経路
２５を搬送され、再びイメージ転写位置に達する。そし
て第２面目の印刷が実行され、出力トレイ２３まで搬送
される。なお、印刷スケジュールの都合で一部のシート
のみ裏表を反転させる必要がある場合には、出力インバ
ータ２６によってシートを反転して出力する。この実施
例においては、デュプレックス経路２５を含むループに
最大４枚のシートを同時に搬送可能であるものとする。

【００１４】図４は、プリント装置に入力される入力ジ
ョブ例を示す説明図である。シートは全部で８枚であ
り、全て両面印刷の指定がされている。図内の番号は第
１面および第２面に印刷すべき頁番号である。ただし、
第２、５シートの第２面には印刷すべきイメージデータ
が無いか、あっても全て白であり、実質的に白紙である
ものとする。

【００１５】図７は、本発明の第１の実施例である印刷
スケジュール処理を示すフローチャートである。この処
理は印刷ジョブが入力されるたびに起動され、シートの
順序や向きを揃えて出力し、かつ、なるべく少ないピッ
チでジョブを実行するために、各シートのフィード、印
刷タイミングを決定するものである。ステップＳ１にお
いては、シート番号Ｍを１にセットする。ステップＳ２
においては、入力ジョブにスケジュールすべきシートが
残っているか否かが判定され、結果が否定の場合にはス
ケジュール処理を終了するが、肯定の場合にはステップ
Ｓ３に移行する。ステップＳ３においては、シートＭが
両面指定であるか否かが判定され、片面である場合には
ステップＳ６に移行して片面としてスケジュールされ
る。しかし、両面である場合にはステップＳ４に移行す
る。

【００１６】ステップＳ４においては、シートＭの第２
面に印刷すべきイメージが存在するか否かが判定され、
結果が肯定である場合にはステップＳ６に移行して両面
印刷のスケジューリングがされる。しかし否定の場合に
はステップＳ５に移行し、シートＭの印刷指定を片面に
変換する。そして、ステップＳ６に移行して、片面印刷
のスケジューリングがなされる。ステップＳ７において
は、Ｍに１が加算され、ステップＳ２に戻ってスケジュ
ール処理を繰り返す。

【００１７】なお、ステップＳ４における、印刷すべき
イメージが無いか否かの判定は、例えばイメージデータ
そのものが存在しないか、あるいはイメージデータは存
在していても、黒画素データ（白紙に黒で印刷する場
合）の総数が所定値以下であり、実質的に白紙であるか
否かをチェックすることにより、判定出来る。

【００１８】図３は、図４に示すような入力ジョブを図
７に示すような方式で、シート順序が揃うようにスケジ
ュール処理した場合のスケジュール例を示す説明図であ
る。第１シートは両面印刷としてスケジュールされ、第
２シートは第２面が無いので片面印刷としてスケジュー
ルされる。以下第３、４シートは両面、第５シートは片
面、第６、７、８シートは両面でスケジュールされる。
通常のスケジューリングにおいては、両面印刷から片面
印刷への切り換え時に、第２面の印刷が終了してから片
面印刷を実行するので、無駄なピッチ（Ｓ）が生じる
が、第２、５シートは片面処理され、第１面の印刷後に
直ちに出力トレイに出力される。従って、このシートは
両面プリント用インバータ２４やデュプレックス経路２
５を通過しないので、ジャムが減少し、部品の磨耗も減
少する。

【００１９】図９は、本発明の第２の実施例である印刷
スケジュール処理を示すフローチャートである。ステッ
プＳ１０においては、シート番号Ｍを１にセットする。
ステップＳ１１においては、入力ジョブにスケジュール
すべきシートが残っているか否かが判定され、結果が否
定の場合にはスケジュール処理を終了するが、肯定の場
合にはステップＳ１２に移行する。ステップＳ１２にお
いては、シートＭが片面指定であるか否かが判定され、
片面である場合にはステップＳ１７に移行して片面とし
てスケジュールされる。しかし、両面である場合にはス
テップＳ１３に移行する。

【００２０】ステップＳ１３においては、シートＭの第
２面に印刷すべきイメージが存在するか否かが判定さ
れ、結果が肯定である場合にはステップＳ１７に移行し
て両面印刷のスケジューリングがされる。しかし、否定
の場合にはステップＳ１４に移行する。ステップＳ１４
においては、シートＭ−１が両面であるか否かが判定さ
れ、両面である場合にはステップＳ１５に移行するが、
存在しないもしくは片面である場合にはステップＳ１６
に移行する。

【００２１】ステップＳ１５においては、デュプレック
ス経路がシートで一杯であるか、あるいは全く空である
か否かが判定され、判定結果が否定の場合にはステップ
Ｓ１７に移行して両面のスケジューリングがなされる
が、肯定の場合にはステップＳ１６に移行してシートＭ
の印刷指定を片面に変換する。そして、ステップＳ１７
に移行して、片面印刷のスケジューリングがなされる。
ステップＳ１８においては、Ｍに１が加算され、ステッ
プＳ１１に戻って、スケジュール処理を繰り返す。

【００２２】図１は、本発明の第２の実施例である印刷
スケジュール例を示す説明図である。この例において
は、第１シートの第１面が印刷された後、第２シートの
第１面（３頁）が印刷される。このシートの第２面には
印刷する必要が無いが、デュプレックス経路２５が満杯
でも空でも無いので、Ｓ１５の条件に当てはまらない。
従って、そのまま両面印刷処理され、デュプレックス経
路２５を搬送されて、第２面は白紙の印刷（Ｗ：単に通
過するのみ）が実行される。

【００２３】第５番目のシートは、第２面が無く、かつ
デュプレックス経路２５は空である。従ってＳ１５の条
件を満足するので、片面印刷処理され、ピッチ９で第１
面の印刷後に直ちに出力トレイ２３に出力される。従っ
て、この用紙は両面プリント用インバータ２４やデュプ
レックス経路２５を通過しないので、ジャムが減少し、
部品の磨耗も減少する。なお印刷に必要なピッチ数は全
て両面プリントとした場合と同じであり、用紙の出力順
序も揃っている。

【００２４】図１０は、本発明の第３の実施例である印
刷スケジュール処理を示すフローチャートである。第２
の実施例においては、第２シートは片面しか印刷を要し
ないにも関わらず、デュプレックス経路２５を通過して
いるが、第３の実施例においては、第１の実施例のステ
ップＳ６のスケジューリング処理において、図１０に示
すような特殊なスケジューリングを行うことによって、
ピッチ数を増加させることなく、かつ片面印刷のシート
がデュプレックス経路２５を通過しないようにすること
ができる。

【００２５】ステップＳ２０においては、シートＭが片
面指定であるか否かが判定され、両面である場合にはス
テップＳ２５に移行して両面として通常のスケジューリ
ングがなされる。しかし、片面である場合にはステップ
Ｓ２１に移行する。ステップＳ２１においては、シート
Ｍ−１が両面であるか否かが判定され、両面である場合
にはステップＳ２３に移行するが、片面である場合には
ステップＳ２２に移行する。

【００２６】ステップＳ２２においては、シートＭ−１
がステップＳ２４における本特殊スケジューリングをし
たシートであるか否かが判定される。そして、判定結果
が否定の場合にはステップＳ２５に移行して、片面のス
ケジューリングがなされるが、肯定の場合にはステップ
Ｓ２３に移行する。

【００２７】ステップＳ２３においては、デュプレック
ス経路２５がシートで一杯であるか否かが判定され、判
定結果が肯定の場合にはステップＳ２５に移行して片面
の通常スケジューリングがなされるが、否定の場合には
ステップＳ２４に移行して、特殊スケジューリングがな
される。即ち、ピッチを１つスキップして空きを作り、
その４ピッチ後、即ち作成した空きがデュプレックス経
路を回ってきたタイミングにシートＭのフィード、印刷
をスケジュールする。

【００２８】図２は、本発明の第３の実施例である印刷
スケジュール例を示す説明図である。この例において
は、第１シートの第１面が印刷された後、第２ピッチに
図１０のステップＳ２４の処理によって空きが生成さ
れ、その後、第３、４シートの第１面（４、６頁）が印
刷される。第２シートの第１面は第２ピッチの４ピッチ
後、即ち第６ピッチにスケジュールされ、デュプレック
ス経路を回ってきた第１シートと第３シートの間の空き
ピッチに第２シートがフィードされ、第１面に第３頁が
印刷される。第５シートのスケジューリング時にはデュ
プレックス経路２５が一杯であるので、第５シートはス
テップＳ２５の通常のスケジューリングで片面印刷処理
される。この例においては、第２シートと第５シートは
共に両面プリント用インバータ２４やデュプレックス経
路２５を通過せず、またピッチ数も増加していない。

【００２９】

【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
シートの両面にそれぞれ画像を印刷する機能を有するプ
リント装置において、ページにプリントすべき画像があ
るか否かを判断するページイメージ判断手段と、ページ
イメージ判断手段により、シートの片面にしかイメージ
がないと判断されたシートを、再循環させずに片面プリ
ント処理するプリント制御手段とを備えたことにより、
両面印刷と指定されている印刷処理であっても、各頁ご
とに両面印刷する必要があるか否かが判定され、片面で
済むものは片面印刷処理を行うことが可能となり、シー
トの不要な搬送が無くなり、ジャムの減少、搬送路の部
品の磨耗の減少、あるいは耐久性の低下を防止すること
ができるという効果がある。

【００３０】また、プリント制御手段が、再循環させる
シート経路が収容能力一杯にシートを収容しているか、
あるいは全く空きである場合にのみ、シートの片面にし
かイメージがないと判断されたシートを、再循環させず
に片面プリント処理することにより、あるいは、プリン
ト制御手段が、片面プリント処理するシートに続く両面
印刷シートを、前記片面プリント処理するシートより先
にフィードして第１面を印刷し、該両面印刷シートの再
循環中に前記片面プリント処理するシートをフィードし
て印刷することにより、片面にしかイメージの無いシー
トについて全て通常の片面プリントのスケジューリング
をするより効率的なスケジューリングが可能となるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第２実施例の印刷スケジュール例を示
す説明図である。

【図２】本発明の第３実施例の印刷スケジュール例を示
す説明図である。

【図３】本発明の第１実施例の印刷スケジュール例を示
す説明図である。

【図４】プリント装置に入力される入力ジョブ例を示す
説明図である。

【図５】本発明を適用したプリント装置の構成を示すブ
ロック図である。

【図６】本発明を適用したプリント装置の構造を示す正
面図である。

【図７】スケジュール処理の第１実施例を示すフローチ
ャートである。

【図８】従来の両面印刷処理のスケジュール例を示す説
明図である。

【図９】スケジュール処理の第２実施例を示すフローチ
ャートである。

【図１０】スケジュール処理の第３実施例を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１…ＣＰＵ、２…ＲＯＭ、３…ＲＡＭ、４…ディスク装
置、５…ホストインターフェイス回路、６…画像出力
部、７…画像出力部インターフェイス回路、８…紙送り
機構、９…紙送り機構インターフェイス回路、１０…バ
ス、２０…給紙トレイ、２１…感光体、２２…フュー
ザ、２３…出力トレイ、２４…両面プリント用インバー
タ、２５…デュプレックス経路、２６…出力インバータ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シートを再循環させることにより、シー
   トの両面にそれぞれ画像を印刷する機能を有するプリン
   ト装置において、 ページにプリントすべき画像があるか否かを判断するペ
   ージイメージ判断手段と、 ページイメージ判断手段により、シートの片面にしかイ
   メージがないと判断されたシートを、再循環させずに片
   面プリント処理するプリント制御手段とを備えたプリン
   ト装置。
2. 【請求項２】 前記プリント制御手段は、再循環させる
   シート経路が収容能力一杯にシートを収容しているか、
   あるいは全く空きである場合にのみ、シートの片面にし
   かイメージがないと判断されたシートを、再循環させず
   に片面プリント処理することを特徴とする請求項１に記
   載のプリント装置。
3. 【請求項３】 前記プリント制御手段は、片面プリント
   処理するシートに続く両面印刷シートを、前記片面プリ
   ント処理するシートより先にフィードして第１面を印刷
   し、該両面印刷シートの再循環中に前記片面プリント処
   理するシートをフィードして印刷することを特徴とする
   請求項１に記載のプリント装置。