JPH09230637A - プリント装置および印刷方法 - Google Patents
プリント装置および印刷方法Info
- Publication number
- JPH09230637A JPH09230637A JP8056902A JP5690296A JPH09230637A JP H09230637 A JPH09230637 A JP H09230637A JP 8056902 A JP8056902 A JP 8056902A JP 5690296 A JP5690296 A JP 5690296A JP H09230637 A JPH09230637 A JP H09230637A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- printing
- sided
- double
- sheets
- Prior art date
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- Pending
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- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジャム発生の減少、再循環経路の部品の磨耗
の減少、あるいは耐久性の低下防止が可能なプリント装
置を提供すること。 【解決手段】 両面印刷機能を有するプリント装置にお
いて、各シートについて、シートの印刷指定が片面であ
り、1つ前のシートが両面であり、かつ再循環ループ経
路がシートで一杯でないか否かを判定する手段と、判定
結果が肯定である場合には、1つ前のシートの第2面の
印刷後に該シートを片面印刷するようにスケジュールす
る手段とを備える。また、スケジュール手段は、1ピッ
チだけ空きを設け、該空きから再循環ループ経路のシー
ト収容枚数分だけ後に該シートを片面印刷するようにス
ケジュールする。従って、片面印刷されるものは再循環
経路を搬送されないので、反転できないシートも使用可
能となる。また、シートの不要な搬送が無くなるので、
ジャムが減少する。
の減少、あるいは耐久性の低下防止が可能なプリント装
置を提供すること。 【解決手段】 両面印刷機能を有するプリント装置にお
いて、各シートについて、シートの印刷指定が片面であ
り、1つ前のシートが両面であり、かつ再循環ループ経
路がシートで一杯でないか否かを判定する手段と、判定
結果が肯定である場合には、1つ前のシートの第2面の
印刷後に該シートを片面印刷するようにスケジュールす
る手段とを備える。また、スケジュール手段は、1ピッ
チだけ空きを設け、該空きから再循環ループ経路のシー
ト収容枚数分だけ後に該シートを片面印刷するようにス
ケジュールする。従って、片面印刷されるものは再循環
経路を搬送されないので、反転できないシートも使用可
能となる。また、シートの不要な搬送が無くなるので、
ジャムが減少する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント装置お
よび印刷方法に関し、特に、両面プリントと片面プリン
トの混在した印刷処理を効率的に実行することが可能な
プリント装置および印刷方法に関する。
よび印刷方法に関し、特に、両面プリントと片面プリン
トの混在した印刷処理を効率的に実行することが可能な
プリント装置および印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の両面印刷プリンタにおいて、両面
プリントと片面プリントとが混在した印刷処理を実行す
る場合には、印刷スケジュールの方式は以下のように行
っていた。即ち、両面プリントが連続する場合には、シ
ートを再循環させるためのデュプレックス経路の長さ
(シート収容量)を例えば4枚分とした場合、まずシー
トを4枚フィードして第1面を印刷し、インバータで反
転され、デュプレックス経路を回ってきたシートに第2
面を印刷して出力する。また片面プリントの場合には、
直前の両面プリントの第2面が全て印刷され、出力され
た後に片面プリントが開始されていた。従って、両面プ
リントと片面プリントが短いサイクルで混在している
と、両面から片面への切り換え時に印刷ピッチに空きが
発生し、効率が低下するという問題点があった。
プリントと片面プリントとが混在した印刷処理を実行す
る場合には、印刷スケジュールの方式は以下のように行
っていた。即ち、両面プリントが連続する場合には、シ
ートを再循環させるためのデュプレックス経路の長さ
(シート収容量)を例えば4枚分とした場合、まずシー
トを4枚フィードして第1面を印刷し、インバータで反
転され、デュプレックス経路を回ってきたシートに第2
面を印刷して出力する。また片面プリントの場合には、
直前の両面プリントの第2面が全て印刷され、出力され
た後に片面プリントが開始されていた。従って、両面プ
リントと片面プリントが短いサイクルで混在している
と、両面から片面への切り換え時に印刷ピッチに空きが
発生し、効率が低下するという問題点があった。
【0003】この問題点を解決する方式として、例えば
特開平4−288564号公報に、デュプレックストレ
イを持たないデュプレックス経路を備えるプリンタが開
示されている。この従来例において、例えばデュプレッ
クス経路の長さ(シート収容量)を4枚分とした場合の
印刷処理のスケジュール例を図2に示す。なお、この例
において、ピッチ番号は印刷処理の単位に付した番号、
第1(2)面頁は反転される前(後)のシートに印刷さ
れる頁番号、紙送りは第1面と第2面の対応、出力は出
力されるシートの頁番号を表している。また、入力され
るジョブはシート数が8枚であり、第2、5シートが片
面印刷、その他のシートが両面印刷であるものとする。
特開平4−288564号公報に、デュプレックストレ
イを持たないデュプレックス経路を備えるプリンタが開
示されている。この従来例において、例えばデュプレッ
クス経路の長さ(シート収容量)を4枚分とした場合の
印刷処理のスケジュール例を図2に示す。なお、この例
において、ピッチ番号は印刷処理の単位に付した番号、
第1(2)面頁は反転される前(後)のシートに印刷さ
れる頁番号、紙送りは第1面と第2面の対応、出力は出
力されるシートの頁番号を表している。また、入力され
るジョブはシート数が8枚であり、第2、5シートが片
面印刷、その他のシートが両面印刷であるものとする。
【0004】この方式は、両面印刷に片面印刷が混在す
る場合に、片面印刷を白紙裏面を持つ両面印刷に変換
し、連続した両面印刷処理として実行するというもので
ある。即ち、図2の第2、5シートは本来片面印刷指定
であるが、これを白紙裏面を持つ両面印刷指定に変換
し、全てのシートを両面印刷処理する。このような処理
により、例えば第2、5シートを片面印刷処理する場合
には合計20ピッチが必要であったものが16ピッチで
実行可能となる。
る場合に、片面印刷を白紙裏面を持つ両面印刷に変換
し、連続した両面印刷処理として実行するというもので
ある。即ち、図2の第2、5シートは本来片面印刷指定
であるが、これを白紙裏面を持つ両面印刷指定に変換
し、全てのシートを両面印刷処理する。このような処理
により、例えば第2、5シートを片面印刷処理する場合
には合計20ピッチが必要であったものが16ピッチで
実行可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のプ
リント装置におけるスケジュール方式においては、第
2、5番目のシートは第1面のみを印刷すれば足りるに
も関わらず、第1面の印刷が済むと、反転してデュプレ
ックス経路を搬送され、再び第2面の白紙の印刷処理
(W)が実行されてしまう。従って、タブ紙、枠付きO
HPシート、孔開き紙など、反転してしまうとジャムを
起こし易い、あるいはプリント装置がジャムを誤検知し
易いシートは使用できないという問題点があった。ま
た、不要な搬送によるジャムの発生率の増加、デュプレ
ックス搬送経路の部品の磨耗の増加、耐久性の低下の促
進などの問題点もあった。
リント装置におけるスケジュール方式においては、第
2、5番目のシートは第1面のみを印刷すれば足りるに
も関わらず、第1面の印刷が済むと、反転してデュプレ
ックス経路を搬送され、再び第2面の白紙の印刷処理
(W)が実行されてしまう。従って、タブ紙、枠付きO
HPシート、孔開き紙など、反転してしまうとジャムを
起こし易い、あるいはプリント装置がジャムを誤検知し
易いシートは使用できないという問題点があった。ま
た、不要な搬送によるジャムの発生率の増加、デュプレ
ックス搬送経路の部品の磨耗の増加、耐久性の低下の促
進などの問題点もあった。
【0006】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を解決し、片面の印刷の必要の無いシートについては
デュプレックス経路への搬送をしないようにスケジュー
ルすることにより、ジャム発生の減少、デュプレックス
経路の部品の磨耗の減少、あるいは耐久性の低下防止が
可能なプリント装置を提供することにある。
点を解決し、片面の印刷の必要の無いシートについては
デュプレックス経路への搬送をしないようにスケジュー
ルすることにより、ジャム発生の減少、デュプレックス
経路の部品の磨耗の減少、あるいは耐久性の低下防止が
可能なプリント装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、シートを再循環させることにより、シー
トの両面にそれぞれ画像を印刷する機能を有するプリン
ト装置において、各シートについて、シートの印刷指定
が片面であり、該片面シートに続くシートが両面であ
り、かつ両面合成用再循環ループ経路がシートで一杯で
ないか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定
結果が肯定である場合には、前記両面シートの第1面の
印刷後に該片面シートを片面印刷するようにスケジュー
ルするスケジュール決定手段とを備えることを特徴とす
る。また、スケジュール決定手段は、1印刷単位だけ空
きを生成し、該空きのタイミングから再循環ループ経路
のシート収容枚数分だけ後に該片面シートを片面印刷す
るようにスケジュールする点にも特徴がある。
に、本発明は、シートを再循環させることにより、シー
トの両面にそれぞれ画像を印刷する機能を有するプリン
ト装置において、各シートについて、シートの印刷指定
が片面であり、該片面シートに続くシートが両面であ
り、かつ両面合成用再循環ループ経路がシートで一杯で
ないか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定
結果が肯定である場合には、前記両面シートの第1面の
印刷後に該片面シートを片面印刷するようにスケジュー
ルするスケジュール決定手段とを備えることを特徴とす
る。また、スケジュール決定手段は、1印刷単位だけ空
きを生成し、該空きのタイミングから再循環ループ経路
のシート収容枚数分だけ後に該片面シートを片面印刷す
るようにスケジュールする点にも特徴がある。
【0008】更に、両面印刷機能を有するプリント装置
において、以下の工程1〜4を実行する印刷方法にも特
徴がある。
において、以下の工程1〜4を実行する印刷方法にも特
徴がある。
【0009】1.片面印刷シートに続く両面印刷シート
を、前記片面印刷シートより先にフィードして第1面を
印刷する工程。
を、前記片面印刷シートより先にフィードして第1面を
印刷する工程。
【0010】2.前記両面印刷シートを再循環経路に搬
送する工程。
送する工程。
【0011】3.前記両面印刷シートの再循環中に前記
片面印刷シートをフィードして印刷する工程。
片面印刷シートをフィードして印刷する工程。
【0012】4.再循環した両面印刷シートの第2面を
印刷する工程。
印刷する工程。
【0013】本発明は、上記のような構成により、片面
印刷されるものはデュプレックス経路を搬送されること
なく出力されるので、反転できないシートも使用可能と
なる。また、シートの不要な搬送が無くなるので、ジャ
ムの減少、搬送路の部品の磨耗の減少、あるいは耐久性
の低下を防止することができる。更に、全てを両面印刷
に変換してしまう方式と較べてピッチ数は増加せず、効
率的なスケジューリングが可能となる。
印刷されるものはデュプレックス経路を搬送されること
なく出力されるので、反転できないシートも使用可能と
なる。また、シートの不要な搬送が無くなるので、ジャ
ムの減少、搬送路の部品の磨耗の減少、あるいは耐久性
の低下を防止することができる。更に、全てを両面印刷
に変換してしまう方式と較べてピッチ数は増加せず、効
率的なスケジューリングが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を詳細に説明する。図4は、本発明を適用
したプリント装置の構成を示すブロック図である。CP
U1は、ROM2あるいはRAM3に格納される制御プ
ログラムに基づき、プリント装置全体を制御する。RO
M2には制御プログラムが格納されており、RAM3
は、プログラムを記憶する他、ワークエリアとして使用
される。ディスク装置HD4は、例えば大容量のハード
ディスク装置およびそのインターフェイス回路から成
り、ホストコンピュータから受信した画像データを蓄積
する。ホストインターフェイス回路5は、例えばパラレ
ルあるいはシリアル通信ポート、あるいはLANインタ
ーフェース回路であり、このインターフェイス回路を介
して、プリント装置はホストコンピュータから各頁ごと
の画像データを受信する。
の実施の形態を詳細に説明する。図4は、本発明を適用
したプリント装置の構成を示すブロック図である。CP
U1は、ROM2あるいはRAM3に格納される制御プ
ログラムに基づき、プリント装置全体を制御する。RO
M2には制御プログラムが格納されており、RAM3
は、プログラムを記憶する他、ワークエリアとして使用
される。ディスク装置HD4は、例えば大容量のハード
ディスク装置およびそのインターフェイス回路から成
り、ホストコンピュータから受信した画像データを蓄積
する。ホストインターフェイス回路5は、例えばパラレ
ルあるいはシリアル通信ポート、あるいはLANインタ
ーフェース回路であり、このインターフェイス回路を介
して、プリント装置はホストコンピュータから各頁ごと
の画像データを受信する。
【0015】画像出力部6は、画像出力部インターフェ
イス回路7を経由してCPU1から制御され、RAM3
あるいはHD4上のイメージデータに基づき、例えばレ
ーザー光線をスキャンさせて、イメージ転写用の感光体
上に印刷イメージを生成する装置である。紙送り機構8
は、多数のシートセンサおよびシート搬送用の駆動ロー
ラを含む。そして、紙送り機構インターフェイス回路9
を介してCPU1により制御され、プリント装置内のシ
ートの搬送を監視、制御する。バス10は装置内の各回
路を接続している。なお、この他に、表示器やスイッチ
等を備えた、図示しないパネル回路も存在する。
イス回路7を経由してCPU1から制御され、RAM3
あるいはHD4上のイメージデータに基づき、例えばレ
ーザー光線をスキャンさせて、イメージ転写用の感光体
上に印刷イメージを生成する装置である。紙送り機構8
は、多数のシートセンサおよびシート搬送用の駆動ロー
ラを含む。そして、紙送り機構インターフェイス回路9
を介してCPU1により制御され、プリント装置内のシ
ートの搬送を監視、制御する。バス10は装置内の各回
路を接続している。なお、この他に、表示器やスイッチ
等を備えた、図示しないパネル回路も存在する。
【0016】図5は、本発明を適用したプリント装置の
構造の概略を示す正面図である。給紙トレイ20から送
出されたシートは装置下部の搬送路を経由してイメージ
転写位置に達し、ここで、図示しない画像出力部6によ
って印刷イメージが描かれ、トナーが付着された感光体
21と接触し、トナーがシートに転写される(第1
面)。シートは上方に搬送され、フューザ22によって
トナーが溶かされて、シートに定着する。そして、上部
の搬送路を搬送され、片面印刷の場合にはそのまま出力
トレイ23まで搬送されるが、両面印刷の場合には、搬
送路の途中で両面プリント用インバータ24側に搬送路
が切り替わる。
構造の概略を示す正面図である。給紙トレイ20から送
出されたシートは装置下部の搬送路を経由してイメージ
転写位置に達し、ここで、図示しない画像出力部6によ
って印刷イメージが描かれ、トナーが付着された感光体
21と接触し、トナーがシートに転写される(第1
面)。シートは上方に搬送され、フューザ22によって
トナーが溶かされて、シートに定着する。そして、上部
の搬送路を搬送され、片面印刷の場合にはそのまま出力
トレイ23まで搬送されるが、両面印刷の場合には、搬
送路の途中で両面プリント用インバータ24側に搬送路
が切り替わる。
【0017】両面プリント用インバータ24で裏表が反
転されたシートは給紙トレイ右側のデュプレックス経路
25を搬送され、再びイメージ転写位置に達する。そし
て第2面目の印刷が実行され、出力トレイ23まで搬送
される。なお、印刷スケジュールの都合で一部のシート
のみ裏表を反転させる必要がある場合には、出力インバ
ータ26によってシートを反転して出力する。この実施
例においては、デュプレックス経路25を含むループに
最大4枚のシートが配置可能であるものとする。
転されたシートは給紙トレイ右側のデュプレックス経路
25を搬送され、再びイメージ転写位置に達する。そし
て第2面目の印刷が実行され、出力トレイ23まで搬送
される。なお、印刷スケジュールの都合で一部のシート
のみ裏表を反転させる必要がある場合には、出力インバ
ータ26によってシートを反転して出力する。この実施
例においては、デュプレックス経路25を含むループに
最大4枚のシートが配置可能であるものとする。
【0018】図3は、プリント装置に入力される入力ジ
ョブ例を示す説明図である。シートは全部で8枚であ
り、第2、5シートは片面印刷、それ以外のシートは両
面印刷の指定がされている。図内の番号は第1面および
第2面に印刷すべき頁番号である。
ョブ例を示す説明図である。シートは全部で8枚であ
り、第2、5シートは片面印刷、それ以外のシートは両
面印刷の指定がされている。図内の番号は第1面および
第2面に印刷すべき頁番号である。
【0019】図6は、本発明の印刷スケジュール処理を
示すフローチャートである。この処理は印刷ジョブが入
力されるたびに起動され、シートの順序や向きを揃えて
出力し、かつ、なるべく少ないピッチでジョブを実行す
るために、各シートのフィード、印刷タイミングを決定
するものである。ステップS1においては、シート番号
Mを1にセットする。ステップS2においては、入力ジ
ョブにスケジュールすべきシートが残っているか否かが
判定され、結果が否定の場合にはスケジュール処理を終
了するが、肯定の場合にはステップS3に移行する。
示すフローチャートである。この処理は印刷ジョブが入
力されるたびに起動され、シートの順序や向きを揃えて
出力し、かつ、なるべく少ないピッチでジョブを実行す
るために、各シートのフィード、印刷タイミングを決定
するものである。ステップS1においては、シート番号
Mを1にセットする。ステップS2においては、入力ジ
ョブにスケジュールすべきシートが残っているか否かが
判定され、結果が否定の場合にはスケジュール処理を終
了するが、肯定の場合にはステップS3に移行する。
【0020】ステップS3においては、シートMが片面
指定であるか否かが判定され、両面である場合にはステ
ップS8に移行して両面として通常のスケジューリング
がなされる。しかし、片面である場合にはステップS4
に移行する。ステップS4においては、シートM−1が
両面であるか否かが判定され、両面である場合にはステ
ップS6に移行するが、片面である場合にはステップS
5に移行する。
指定であるか否かが判定され、両面である場合にはステ
ップS8に移行して両面として通常のスケジューリング
がなされる。しかし、片面である場合にはステップS4
に移行する。ステップS4においては、シートM−1が
両面であるか否かが判定され、両面である場合にはステ
ップS6に移行するが、片面である場合にはステップS
5に移行する。
【0021】ステップS5においては、シートM−1が
ステップS7における本特殊スケジューリングをしたシ
ートであるか否かが判定される。そして、判定結果が否
定の場合にはステップS8に移行して、片面の通常スケ
ジューリングがなされるが、肯定の場合にはステップS
6に移行する。
ステップS7における本特殊スケジューリングをしたシ
ートであるか否かが判定される。そして、判定結果が否
定の場合にはステップS8に移行して、片面の通常スケ
ジューリングがなされるが、肯定の場合にはステップS
6に移行する。
【0022】ステップS6においては、デュプレックス
経路25がシートで一杯であるか否かが判定され、判定
結果が肯定の場合にはステップS8に移行して片面の通
常スケジューリングがなされるが、否定の場合にはステ
ップS7に移行して、特殊スケジューリングがなされ
る。即ち、印刷ピッチを1つスキップして空きを作り、
その4ピッチ後、即ち作成した空きがデュプレックス経
路を回ってきたタイミングにシートMのフィード、印刷
をスケジュールする。このようにピッチ数Nは、作成し
た空きがデュプレックス経路を回って来るタイミングで
設定される。ステップS9においては、Mに1が加算さ
れ、ステップS2に戻ってスケジュール処理を繰り返
す。
経路25がシートで一杯であるか否かが判定され、判定
結果が肯定の場合にはステップS8に移行して片面の通
常スケジューリングがなされるが、否定の場合にはステ
ップS7に移行して、特殊スケジューリングがなされ
る。即ち、印刷ピッチを1つスキップして空きを作り、
その4ピッチ後、即ち作成した空きがデュプレックス経
路を回ってきたタイミングにシートMのフィード、印刷
をスケジュールする。このようにピッチ数Nは、作成し
た空きがデュプレックス経路を回って来るタイミングで
設定される。ステップS9においては、Mに1が加算さ
れ、ステップS2に戻ってスケジュール処理を繰り返
す。
【0023】図1は、本発明の印刷スケジュール例を示
す説明図である。この例においては、第1シートの第1
面が印刷された後、第2ピッチに図6のステップS7の
処理によって空きが生成され、その後、第3、4シート
の第1面(4、6頁)が印刷される。第2シートの第1
面は第2ピッチの4ピッチ後、即ち第6ピッチにスケジ
ュールされ、デュプレックス経路を回ってきた第1シー
トと第3シートの間の空きピッチに第2シートがフィー
ドされ、第1面に第3頁が印刷される。第5シートのス
ケジューリング時にはデュプレックス経路25が一杯で
あるので、第5シートはステップS8の通常のスケジュ
ーリングで片面印刷処理される。この例においては、第
2シートと第5シートは共に両面プリント用インバータ
24やデュプレックス経路25を通過せず、またピッチ
数も増加していない。
す説明図である。この例においては、第1シートの第1
面が印刷された後、第2ピッチに図6のステップS7の
処理によって空きが生成され、その後、第3、4シート
の第1面(4、6頁)が印刷される。第2シートの第1
面は第2ピッチの4ピッチ後、即ち第6ピッチにスケジ
ュールされ、デュプレックス経路を回ってきた第1シー
トと第3シートの間の空きピッチに第2シートがフィー
ドされ、第1面に第3頁が印刷される。第5シートのス
ケジューリング時にはデュプレックス経路25が一杯で
あるので、第5シートはステップS8の通常のスケジュ
ーリングで片面印刷処理される。この例においては、第
2シートと第5シートは共に両面プリント用インバータ
24やデュプレックス経路25を通過せず、またピッチ
数も増加していない。
【0024】以上、実施例を説明したが、以下に示すよ
うな変形例も考えられる。実施例においては、再循環経
路は単なるシート搬送路であり、シートを一旦停止させ
る機能を持っていないが、もし、再循環経路がシートを
一旦停止出来るようなスタック装置を持っている場合に
は、例えば図1において、第2ピッチに片面印刷用シー
トを挿入するためのスキップを入れる必要が無くなり、
より効率的なスケジューリングが可能となる。
うな変形例も考えられる。実施例においては、再循環経
路は単なるシート搬送路であり、シートを一旦停止させ
る機能を持っていないが、もし、再循環経路がシートを
一旦停止出来るようなスタック装置を持っている場合に
は、例えば図1において、第2ピッチに片面印刷用シー
トを挿入するためのスキップを入れる必要が無くなり、
より効率的なスケジューリングが可能となる。
【0025】実施例においては、第1面に頁番号の小さ
い方の頁を印刷する例を開示したが、第1面に頁番号の
大きい方の頁を印刷するようにしても、本発明を同様に
適用可能である。
い方の頁を印刷する例を開示したが、第1面に頁番号の
大きい方の頁を印刷するようにしても、本発明を同様に
適用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
片面印刷されるものはデュプレックス経路を搬送される
ことなく出力されるので、反転できないシートも使用可
能となるという効果がある。また、シートの不要な搬送
が無くなるので、ジャムの減少、搬送路の部品の磨耗の
減少、あるいは耐久性の低下を防止することができると
いう効果がある。更に、全てを両面印刷に変換してしま
う方式と較べてピッチ数は増加せず、効率的なスケジュ
ーリングが可能となるという効果がある。
片面印刷されるものはデュプレックス経路を搬送される
ことなく出力されるので、反転できないシートも使用可
能となるという効果がある。また、シートの不要な搬送
が無くなるので、ジャムの減少、搬送路の部品の磨耗の
減少、あるいは耐久性の低下を防止することができると
いう効果がある。更に、全てを両面印刷に変換してしま
う方式と較べてピッチ数は増加せず、効率的なスケジュ
ーリングが可能となるという効果がある。
【図1】本発明の印刷スケジュール例を示す説明図であ
る。
る。
【図2】従来の印刷スケジュール例を示す説明図であ
る。
る。
【図3】プリント装置に入力される入力ジョブ例を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】本発明を適用したプリント装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】本発明を適用したプリント装置の構造を示す正
面図である。
面図である。
【図6】本発明の印刷スケジュール処理を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…ディスク装
置、5…ホストインターフェイス回路、6…画像出力
部、7…画像出力部インターフェイス回路、8…紙送り
機構、9…紙送り機構インターフェイス回路、10…バ
ス、20…給紙トレイ、21…感光体、22…フュー
ザ、23…出力トレイ、24…両面プリント用インバー
タ、25…デュプレックス経路、26…出力インバータ
置、5…ホストインターフェイス回路、6…画像出力
部、7…画像出力部インターフェイス回路、8…紙送り
機構、9…紙送り機構インターフェイス回路、10…バ
ス、20…給紙トレイ、21…感光体、22…フュー
ザ、23…出力トレイ、24…両面プリント用インバー
タ、25…デュプレックス経路、26…出力インバータ
Claims (3)
- 【請求項1】 シートを再循環させることにより、シー
トの両面にそれぞれ画像を印刷する機能を有するプリン
ト装置において、 各シートについて、シートの印刷指定が片面であり、該
片面シートに続くシートが両面であり、かつ両面合成用
再循環ループ経路がシートで一杯でないか否かを判定す
る判定手段と、 判定手段による判定結果が肯定である場合には、前記両
面シートの第1面の印刷後に片面指定されたシートを片
面印刷するようにスケジュールするスケジュール決定手
段とを備えることを特徴とするプリント装置。 - 【請求項2】 前記スケジュール決定手段は、1印刷単
位だけ空きを生成し、該空きのタイミングから再循環ル
ープ経路のシート収容枚数分だけ後に片面指定されたシ
ートを片面印刷するようにスケジュールすることを特徴
とする請求項1に記載のプリント装置。 - 【請求項3】 シートを再循環させることにより、シー
トの両面にそれぞれ画像を印刷する機能を有するプリン
ト装置において、以下の工程1〜4を実行する印刷方
法。 1.片面印刷シートに続く両面印刷シートを、前記片面
印刷シートより先にフィードして第1面を印刷する工
程。 2.前記両面印刷シートを再循環経路に搬送する工程。 3.前記両面印刷シートの再循環中に前記片面印刷シー
トをフィードして印刷する工程。 4.再循環した両面印刷シートの第2面を印刷する工
程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056902A JPH09230637A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | プリント装置および印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056902A JPH09230637A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | プリント装置および印刷方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09230637A true JPH09230637A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13040392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8056902A Pending JPH09230637A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | プリント装置および印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09230637A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-02-20 JP JP8056902A patent/JPH09230637A/ja active Pending
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