JPH09254194A - 設計支援装置 - Google Patents
設計支援装置Info
- Publication number
- JPH09254194A JPH09254194A JP8062556A JP6255696A JPH09254194A JP H09254194 A JPH09254194 A JP H09254194A JP 8062556 A JP8062556 A JP 8062556A JP 6255696 A JP6255696 A JP 6255696A JP H09254194 A JPH09254194 A JP H09254194A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection molding
- molding machine
- information
- mounting plate
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 過去に射出成形機に使用した金型部品の3次
元CAD情報及びその仕様属性情報をデータベース化
し、これら過去の情報を用い、現在使用可能な射出成形
機に合う金型部品を製作する際に迅速に設計を行うこと
を可能とする設計支援装置を提供すること。 【解決手段】 記憶装置7には3次元CADのモデリン
グ用手段、データベース2には射出成形機3次元モデリ
ング情報とその属性情報,過去の金型部品3次元モデリ
ング情報,金型属性情報が格納される。CPU1は、操
作端末6で指定された射出成形機の情報を読出すととも
に、指定射出成形機に合う複数の試作用射出成形機の情
報を検索して表示し複数の中から試作用機及び両者に共
通の金型部品を選択し、また、設計に修正を加える。
元CAD情報及びその仕様属性情報をデータベース化
し、これら過去の情報を用い、現在使用可能な射出成形
機に合う金型部品を製作する際に迅速に設計を行うこと
を可能とする設計支援装置を提供すること。 【解決手段】 記憶装置7には3次元CADのモデリン
グ用手段、データベース2には射出成形機3次元モデリ
ング情報とその属性情報,過去の金型部品3次元モデリ
ング情報,金型属性情報が格納される。CPU1は、操
作端末6で指定された射出成形機の情報を読出すととも
に、指定射出成形機に合う複数の試作用射出成形機の情
報を検索して表示し複数の中から試作用機及び両者に共
通の金型部品を選択し、また、設計に修正を加える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置とデ
ータベースの支援により行う金型取付プレートの設計に
有用で、各種工作機械の型盤への取付プレートの設計に
も適用し得る設計支援装置に関する。
ータベースの支援により行う金型取付プレートの設計に
有用で、各種工作機械の型盤への取付プレートの設計に
も適用し得る設計支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の設計支援技術として、金
型を構成する各種プレートや締結ボルト等の部品の図形
データ等をデータベースに入力しておき、各プレートの
穴の形状を自動作成する支援システムがある。しかし、
これだけでは、過去の金型部品の履歴は検索できず、ま
た、使用した射出成形機仕様の情報も検索できず不便で
あり、試作用と量産用の射出成形機が異なる場合に最適
な取付プレート及びネジ位置を選択するのが困難である
という問題があった。
型を構成する各種プレートや締結ボルト等の部品の図形
データ等をデータベースに入力しておき、各プレートの
穴の形状を自動作成する支援システムがある。しかし、
これだけでは、過去の金型部品の履歴は検索できず、ま
た、使用した射出成形機仕様の情報も検索できず不便で
あり、試作用と量産用の射出成形機が異なる場合に最適
な取付プレート及びネジ位置を選択するのが困難である
という問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、過去に当
該射出成形機に使用した金型部品の3次元CAD情報及
びその仕様属性情報をデータベース化し、このデータベ
ースにある過去の事例情報を有効に用いて入力される現
在使用可能な射出成形機の3次元CAD情報及びその仕
様に従って、新製品の金型を製作する際に迅速に設計を
行うことを可能とする金型設計支援装置を提供すること
をその目的とする。
な従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、過去に当
該射出成形機に使用した金型部品の3次元CAD情報及
びその仕様属性情報をデータベース化し、このデータベ
ースにある過去の事例情報を有効に用いて入力される現
在使用可能な射出成形機の3次元CAD情報及びその仕
様に従って、新製品の金型を製作する際に迅速に設計を
行うことを可能とする金型設計支援装置を提供すること
をその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、中央
演算・処理装置と、記憶装置と、データベースと、前記
中央演算・処理装置に接続され、キー入力装置,補助入
力装置および画面表示装置を備えた操作端末を有する設
計支援装置において、前記記憶装置には3次元CADの
モデリング用手段を備え、前記データベースには予め入
力されている射出成形機の3次元モデリング情報と該射
出成形機属性情報並びに過去の金型部品の3次元モデリ
ング情報および金型属性情報が格納され、前記中央演算
・処理装置は、予め指定された射出成形機の少くとも型
盤の3次元情報と属性情報を前記操作端末からの操作に
より前記データベースから読出し、前記画面表示装置に
表示するとともに、該指定射出成形機と同等のその他の
複数の射出成形機の3次元情報と属性情報を検索,読出
してそこから選択された射出成形機の少くとも型盤の3
次元情報を該指定射出成形機の表示に色違いに重ねて表
示し、該指定射出成形機と該選択された射出成形機の過
去に使用した金型取付プレートとを比較して一致するも
のを前記データベースから検索して表示し、一致しなけ
れば両者のタイバー間隔から使用可能な取付プレート情
報を生成して表示し、表示された該取付プレートの3次
元形状に係る少なくとも一部分を修正するようにしたも
のである。
演算・処理装置と、記憶装置と、データベースと、前記
中央演算・処理装置に接続され、キー入力装置,補助入
力装置および画面表示装置を備えた操作端末を有する設
計支援装置において、前記記憶装置には3次元CADの
モデリング用手段を備え、前記データベースには予め入
力されている射出成形機の3次元モデリング情報と該射
出成形機属性情報並びに過去の金型部品の3次元モデリ
ング情報および金型属性情報が格納され、前記中央演算
・処理装置は、予め指定された射出成形機の少くとも型
盤の3次元情報と属性情報を前記操作端末からの操作に
より前記データベースから読出し、前記画面表示装置に
表示するとともに、該指定射出成形機と同等のその他の
複数の射出成形機の3次元情報と属性情報を検索,読出
してそこから選択された射出成形機の少くとも型盤の3
次元情報を該指定射出成形機の表示に色違いに重ねて表
示し、該指定射出成形機と該選択された射出成形機の過
去に使用した金型取付プレートとを比較して一致するも
のを前記データベースから検索して表示し、一致しなけ
れば両者のタイバー間隔から使用可能な取付プレート情
報を生成して表示し、表示された該取付プレートの3次
元形状に係る少なくとも一部分を修正するようにしたも
のである。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記中央演算・処理装置は、前記入力装置により入
力された1つの金型で成形する製品の個数と製品の投影
面積と射出圧力と安全率から計算した型締力データに基
づいて前記射出成形機の各情報を検索して使用可能な前
記その他の複数の射出成形機を得て表示するようにした
ものである。
て、前記中央演算・処理装置は、前記入力装置により入
力された1つの金型で成形する製品の個数と製品の投影
面積と射出圧力と安全率から計算した型締力データに基
づいて前記射出成形機の各情報を検索して使用可能な前
記その他の複数の射出成形機を得て表示するようにした
ものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記中央演算・処理装置は、射出成形機の前記情報
からスクリュー直径とスクリューストロークを読出すこ
とにより、前記その他の複数の射出成形機の選択を行う
ようにしたものである。
て、前記中央演算・処理装置は、射出成形機の前記情報
からスクリュー直径とスクリューストロークを読出すこ
とにより、前記その他の複数の射出成形機の選択を行う
ようにしたものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかの発明において、前記中央演算・処理装置は、選
択された射出成形機のタイバー間隔データから取付け可
能な予め入力されている標準的取付プレート候補の情報
を検索し、該検索結果を面積の大きい順に表示すること
により、取付プレートを選択するようにしたものであ
る。
ずれかの発明において、前記中央演算・処理装置は、選
択された射出成形機のタイバー間隔データから取付け可
能な予め入力されている標準的取付プレート候補の情報
を検索し、該検索結果を面積の大きい順に表示すること
により、取付プレートを選択するようにしたものであ
る。
【0008】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記中央演算・処理装置は、選択された前記取付プ
レートと予め入力されている射出成形機の型盤上のネジ
径およびネジ穴位置情報から取付プレートの取付け穴位
置を計算し、得た情報に基づいて取付プレート上にネジ
穴をマークして表示するようにしたものである。
て、前記中央演算・処理装置は、選択された前記取付プ
レートと予め入力されている射出成形機の型盤上のネジ
径およびネジ穴位置情報から取付プレートの取付け穴位
置を計算し、得た情報に基づいて取付プレート上にネジ
穴をマークして表示するようにしたものである。
【0009】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、前記中央演算・処理装置は、選択された前記取付プ
レートと予め入力されている射出成形機の型盤上のネジ
穴位置情報と予め入力されている標準的取付けツメ情報
とから取付けツメを選択し、前記各情報から取付けツメ
位置を計算し、得た結果に基づいて取付プレートに取付
けツメを表示するようにしたものである。
て、前記中央演算・処理装置は、選択された前記取付プ
レートと予め入力されている射出成形機の型盤上のネジ
穴位置情報と予め入力されている標準的取付けツメ情報
とから取付けツメを選択し、前記各情報から取付けツメ
位置を計算し、得た結果に基づいて取付プレートに取付
けツメを表示するようにしたものである。
【0010】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、前記中央演算・処理装置は、取付プレート形状デー
タおよびネジ位置情報を金型設計用CADのフォーマッ
トへ変換するようにしたものである。
て、前記中央演算・処理装置は、取付プレート形状デー
タおよびネジ位置情報を金型設計用CADのフォーマッ
トへ変換するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。各図は、請求項1〜7記
載の発明に係わる設計支援装置の一実施形態を示すもの
である。図1は、本発明の設計支援装置の概略構成を示
すブロック図であり、図2は、本発明における異なる射
出成形機の型盤から共通使用可能な取付プレートを生成
する処理を説明するための図である。図3は、本発明の
設計支援装置の一実施形態における動作のフローチャー
トを示す図である。図1において、1は、中央演算装
置、2は、データベースで、7は、記憶装置で3次元C
ADのモデリング用手段をなすデータ等が記憶されてい
る。6は、キー入力装置3,補助入力装置4及びディス
プレイ5を備えた操作端末で、8は、形状処理装置であ
る。本発明の金型設計支援装置の構成の詳細を動作とと
もに以下に説明する。まず、量産用として指定された射
出成形機を本装置の操作端末6から入力してデータベー
ス2の情報D1から当該射出成形機の型盤等の3次元形
状と仕様一覧を検索し(図3、S1)、表示する(S
2)。
図面を参照しながら説明する。各図は、請求項1〜7記
載の発明に係わる設計支援装置の一実施形態を示すもの
である。図1は、本発明の設計支援装置の概略構成を示
すブロック図であり、図2は、本発明における異なる射
出成形機の型盤から共通使用可能な取付プレートを生成
する処理を説明するための図である。図3は、本発明の
設計支援装置の一実施形態における動作のフローチャー
トを示す図である。図1において、1は、中央演算装
置、2は、データベースで、7は、記憶装置で3次元C
ADのモデリング用手段をなすデータ等が記憶されてい
る。6は、キー入力装置3,補助入力装置4及びディス
プレイ5を備えた操作端末で、8は、形状処理装置であ
る。本発明の金型設計支援装置の構成の詳細を動作とと
もに以下に説明する。まず、量産用として指定された射
出成形機を本装置の操作端末6から入力してデータベー
ス2の情報D1から当該射出成形機の型盤等の3次元形
状と仕様一覧を検索し(図3、S1)、表示する(S
2)。
【0012】ここで、金型で成形する製品個数と製品の
金型投影面積と成形に必要と考えられる射出圧力と型締
力に対する安全率を入力することにより、型締力を中央
演算装置1で計算し、ディスプレイ5で表示し、指定さ
れた射出成形機の型締力が適当かどうか確認する(請求
項2)。型締力の計算は、例えば、下記,のように
求められる。 型締力=総投影面積×キャビティ内圧×安全率 安全率:樹脂,肉厚,流動長,成形品の品質,寸法精度
に依存 流路の長さ4=105×流路の厚さ6×油圧3/3240 圧力=油圧×0.95 型締力=圧力×総投影面積/4
金型投影面積と成形に必要と考えられる射出圧力と型締
力に対する安全率を入力することにより、型締力を中央
演算装置1で計算し、ディスプレイ5で表示し、指定さ
れた射出成形機の型締力が適当かどうか確認する(請求
項2)。型締力の計算は、例えば、下記,のように
求められる。 型締力=総投影面積×キャビティ内圧×安全率 安全率:樹脂,肉厚,流動長,成形品の品質,寸法精度
に依存 流路の長さ4=105×流路の厚さ6×油圧3/3240 圧力=油圧×0.95 型締力=圧力×総投影面積/4
【0013】指定射出成形機の仕様一覧(S2)から射
出成形機の型締力を検索条件として入力し、データベー
スD2を参照して試作用として使用可能な射出成形機を
検索し(S3)、結果を表示させる(S4)。その結果
が複数あるときは、当該複数の試作用射出成形機のスク
リュー直径,スクリューストローク,最大射出容量,最
大射出圧力等をデータベースD3から得て表示して選択
できるようにし(S5)、選択した射出成形機の少くと
も型盤の3次元形状と仕様一覧を表示(S6)する(請
求項3)。指定された射出成形機と選択された試作用射
出成形機を決定すれば、これらの過去に使用された金型
部品(主に取付プレート)をデータベースD4から検索
し(S7)、それぞれ検索した中から両方で使用された
金型部品(取付プレート)の一致するものを探し、一致
したものがあれば、それを結果として3次元形状及び寸
法情報を射出成形機の型盤の上に表示する。
出成形機の型締力を検索条件として入力し、データベー
スD2を参照して試作用として使用可能な射出成形機を
検索し(S3)、結果を表示させる(S4)。その結果
が複数あるときは、当該複数の試作用射出成形機のスク
リュー直径,スクリューストローク,最大射出容量,最
大射出圧力等をデータベースD3から得て表示して選択
できるようにし(S5)、選択した射出成形機の少くと
も型盤の3次元形状と仕様一覧を表示(S6)する(請
求項3)。指定された射出成形機と選択された試作用射
出成形機を決定すれば、これらの過去に使用された金型
部品(主に取付プレート)をデータベースD4から検索
し(S7)、それぞれ検索した中から両方で使用された
金型部品(取付プレート)の一致するものを探し、一致
したものがあれば、それを結果として3次元形状及び寸
法情報を射出成形機の型盤の上に表示する。
【0014】異なる射出成形機の型盤9から共通使用可
能な取付プレート11を生成する方法を説明すると、図
2に示すように、一致するものがなければ、それぞれの
射出成形機の型盤9のタイバー間隔を比較し、間隔が小
さい方の寸法を採用して縦横サイズを決定し、予めデー
タベースD5に格納されている標準取付プレートのデー
タから一番寸法の近似しているものから大きい順に表示
する(S8)。そのようにして選択されて得た結果に従
って取付プレート11を3次元形状及び寸法情報が表示
されている射出成形機の型盤の上に表示する(請求項
4)。ここで、過去の金型取付プレート11が検索され
て表示されている場合は、そのプレートのネジ穴情報を
そのまま使用する。そうでない場合は、重複して表示さ
れている射出成形機の型盤のネジ穴10と選択された取
付プレート11の寸法からそれぞれの射出成形機の型盤
に締結するためのネジ穴位置を、予めデータベースD6
に設定してある取付プレートのネジ位置のクリアランス
からそれぞれの射出成形機の型盤9のネジ穴位置を計算
して(S9)、そのネジ穴10上の取付プレート11に
マーキングを行い、表示する(S10)。これらの作業
を両方の射出成形機の型盤9に対する取付プレート11
に行う(請求項5)。
能な取付プレート11を生成する方法を説明すると、図
2に示すように、一致するものがなければ、それぞれの
射出成形機の型盤9のタイバー間隔を比較し、間隔が小
さい方の寸法を採用して縦横サイズを決定し、予めデー
タベースD5に格納されている標準取付プレートのデー
タから一番寸法の近似しているものから大きい順に表示
する(S8)。そのようにして選択されて得た結果に従
って取付プレート11を3次元形状及び寸法情報が表示
されている射出成形機の型盤の上に表示する(請求項
4)。ここで、過去の金型取付プレート11が検索され
て表示されている場合は、そのプレートのネジ穴情報を
そのまま使用する。そうでない場合は、重複して表示さ
れている射出成形機の型盤のネジ穴10と選択された取
付プレート11の寸法からそれぞれの射出成形機の型盤
に締結するためのネジ穴位置を、予めデータベースD6
に設定してある取付プレートのネジ位置のクリアランス
からそれぞれの射出成形機の型盤9のネジ穴位置を計算
して(S9)、そのネジ穴10上の取付プレート11に
マーキングを行い、表示する(S10)。これらの作業
を両方の射出成形機の型盤9に対する取付プレート11
に行う(請求項5)。
【0015】射出成形機の型盤で取付ツメを使用してい
る場合は、過去の金型取付プレートが検索されて表示さ
れている場合は、その取付プレートのツメ用のネジ穴情
報をそのまま使用する。そうでない場合は、重複して表
示されている射出成形機の型盤のネジ穴と選択された取
付プレートの寸法からそれぞれの射出成形機の型盤に取
付ツメで固定するためのネジ穴位置を、予め登録されて
いる標準取付ツメの長さと取付プレートのクリアランス
とからそれぞれの射出成形機の型盤のツメ用ネジ穴位置
を計算して、そのネジ穴上に取付ツメを表示する。これ
らの作業を両方の射出成形機の型盤に対する取付プレー
トに行う(請求項6)。また、取付プレートに対し、特
に追加加工が必要な場合は、形状処理装置8により形状
処理の修正機能を用いて取付プレートの形状変更を行う
(S11)。以上の作業が終了したら、金型取付プレー
トの3次元形状情報,属性情報,ネジ穴情報をデータベ
ース2にファイルとして登録する。このデータを金型設
計用CADで読み取れるようにデータ変換機能でIGE
Sファイルへ変換(S12)する(請求項7)。
る場合は、過去の金型取付プレートが検索されて表示さ
れている場合は、その取付プレートのツメ用のネジ穴情
報をそのまま使用する。そうでない場合は、重複して表
示されている射出成形機の型盤のネジ穴と選択された取
付プレートの寸法からそれぞれの射出成形機の型盤に取
付ツメで固定するためのネジ穴位置を、予め登録されて
いる標準取付ツメの長さと取付プレートのクリアランス
とからそれぞれの射出成形機の型盤のツメ用ネジ穴位置
を計算して、そのネジ穴上に取付ツメを表示する。これ
らの作業を両方の射出成形機の型盤に対する取付プレー
トに行う(請求項6)。また、取付プレートに対し、特
に追加加工が必要な場合は、形状処理装置8により形状
処理の修正機能を用いて取付プレートの形状変更を行う
(S11)。以上の作業が終了したら、金型取付プレー
トの3次元形状情報,属性情報,ネジ穴情報をデータベ
ース2にファイルとして登録する。このデータを金型設
計用CADで読み取れるようにデータ変換機能でIGE
Sファイルへ変換(S12)する(請求項7)。
【0016】
請求項1の効果:射出成形機情報と過去の金型情報から
必要な情報のみを選択し、従来技術では行われていない
量産用と試作用が異なる射出成形機を用いる場合に、こ
れらの型盤のデータを重ねて表示し、過去の金型情報か
ら両者の共通する取付プレートを迅速に検索し、また、
データがなければ、これらのタイバー間隔から最適な標
準規格の取付プレートを選択し、この結果を表示するこ
とにより金型の取付プレートの取付位置の設計支援が可
能となるといった効果を有する。
必要な情報のみを選択し、従来技術では行われていない
量産用と試作用が異なる射出成形機を用いる場合に、こ
れらの型盤のデータを重ねて表示し、過去の金型情報か
ら両者の共通する取付プレートを迅速に検索し、また、
データがなければ、これらのタイバー間隔から最適な標
準規格の取付プレートを選択し、この結果を表示するこ
とにより金型の取付プレートの取付位置の設計支援が可
能となるといった効果を有する。
【0017】請求項2の効果:パラメトリック条件を入
力すれば型締力を計算して条件に合致する射出成形機を
表示してその中から選択できるといった効果を有する。
力すれば型締力を計算して条件に合致する射出成形機を
表示してその中から選択できるといった効果を有する。
【0018】請求項3の効果:請求項2記載の発明にお
いて、複数の射出成形機が表示された場合に、スクリュ
ー直径,スクリューストロークの条件により更に最適な
射出成形機が選択できるといった効果を有する。
いて、複数の射出成形機が表示された場合に、スクリュ
ー直径,スクリューストロークの条件により更に最適な
射出成形機が選択できるといった効果を有する。
【0019】請求項4の効果:射出成形機が選択された
場合に、これに使用できる金型取付プレートの情報を面
積の大きい順に表示して必要なものを選択できるといっ
た効果を有する。
場合に、これに使用できる金型取付プレートの情報を面
積の大きい順に表示して必要なものを選択できるといっ
た効果を有する。
【0020】請求項5の効果:選択され射出成形機と取
付プレートから射出成形機の型盤のネジ穴位置を計算
し、取付プレートのネジ穴位置を決定し、マークできる
といった効果を有する。
付プレートから射出成形機の型盤のネジ穴位置を計算
し、取付プレートのネジ穴位置を決定し、マークできる
といった効果を有する。
【0021】請求項6の効果:選択され射出成形機と取
付プレートから射出成形機の型盤の取付けツメ位置を計
算し、取付プレートの取付けツメ位置を決定し、マーク
できるといった効果を有する。
付プレートから射出成形機の型盤の取付けツメ位置を計
算し、取付プレートの取付けツメ位置を決定し、マーク
できるといった効果を有する。
【0022】請求項7の効果:決定した取付プレートの
形状情報とネジ位置情報を金型設計用のCADでそのま
ま使用できるといった効果を有する。
形状情報とネジ位置情報を金型設計用のCADでそのま
ま使用できるといった効果を有する。
【図1】 本発明の設計支援装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】 異なる射出成形機の型盤から共通使用可能な
取付プレートを生成する本発明の一実施形態における処
理を説明するための図である。
取付プレートを生成する本発明の一実施形態における処
理を説明するための図である。
【図3】 本発明の設計支援装置の一実施形態における
動作のフローチャートを示す図である。
動作のフローチャートを示す図である。
1…中央演算装置、2…データベース、3…キーボード
(キー入力装置)、4…マウス(補助入力装置)、5…
ディスプレイ(画面表示装置)、6…操作端末、7…記
憶装置、8…形状処理装置、9…型盤、10…ネジ穴、
11…金型取付プレート、D1〜D6…データベース情
報。
(キー入力装置)、4…マウス(補助入力装置)、5…
ディスプレイ(画面表示装置)、6…操作端末、7…記
憶装置、8…形状処理装置、9…型盤、10…ネジ穴、
11…金型取付プレート、D1〜D6…データベース情
報。
Claims (7)
- 【請求項1】 中央演算・処理装置と、記憶装置と、デ
ータベースと、前記中央演算・処理装置に接続され、キ
ー入力装置,補助入力装置および画面表示装置を備えた
操作端末を有する設計支援装置において、前記記憶装置
には3次元CADのモデリング用手段を備え、前記デー
タベースには予め入力されている射出成形機の3次元モ
デリング情報と該射出成形機属性情報並びに過去の金型
部品の3次元モデリング情報および金型属性情報が格納
され、前記中央演算・処理装置は、予め指定された射出
成形機の少くとも型盤の3次元情報と属性情報を前記操
作端末からの操作により前記データベースから読出し、
前記画面表示装置に表示するとともに、該指定射出成形
機と同等のその他の複数の射出成形機の3次元情報と属
性情報を検索,読出してそこから選択された射出成形機
の少くとも型盤の3次元情報を該指定射出成形機の表示
に色違いに重ねて表示し、該指定射出成形機と該選択さ
れた射出成形機の過去に使用した金型取付プレートとを
比較して一致するものを前記データベースから検索して
表示し、一致しなければ両者のタイバー間隔から使用可
能な取付プレート情報を生成して表示し、表示された該
取付プレートの3次元形状に係る少なくとも一部分を修
正するようにしたことを特徴とする設計支援装置。 - 【請求項2】 前記中央演算・処理装置は、前記入力装
置により入力された1つの金型で成形する製品の個数と
製品の投影面積と射出圧力と安全率から計算した型締力
データに基づいて前記射出成形機の各情報を検索して使
用可能な前記その他の複数の射出成形機を得て表示する
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の設計支援装
置。 - 【請求項3】 前記中央演算・処理装置は、射出成形機
の前記情報からスクリュー直径とスクリューストローク
を読出すことにより、前記その他の複数の射出成形機の
選択を行うようにしたことを特徴とする請求項2記載の
設計支援装置。 - 【請求項4】 前記中央演算・処理装置は、選択された
射出成形機のタイバー間隔データから取付け可能な予め
入力されている標準的取付プレート候補の情報を検索
し、該検索結果を面積の大きい順に表示することによ
り、取付プレートを選択するようにしたことを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載の設計支援装置。 - 【請求項5】 前記中央演算・処理装置は、選択された
前記取付プレートと予め入力されている射出成形機の型
盤上のネジ径およびネジ穴位置情報から取付プレートの
取付け穴位置を計算し、得た情報に基づいて取付プレー
ト上にネジ穴をマークして表示するようにしたことを特
徴とする請求項4記載の設計支援装置。 - 【請求項6】 前記中央演算・処理装置は、選択された
前記取付プレートと予め入力されている射出成形機の型
盤上のネジ穴位置情報と予め入力されている標準的取付
けツメ情報とから取付けツメを選択し、前記各情報から
取付けツメ位置を計算し、得た結果に基づいて取付プレ
ートに取付けツメを表示するようにしたことを特徴とす
る請求項4記載の設計支援装置。 - 【請求項7】 前記中央演算・処理装置は、取付プレー
ト形状データおよびネジ位置情報を金型設計用CADの
フォーマットへ変換するようにしたことを特徴とする請
求項5記載の設計支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8062556A JPH09254194A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 設計支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8062556A JPH09254194A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 設計支援装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09254194A true JPH09254194A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13203667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8062556A Pending JPH09254194A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 設計支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09254194A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406456B1 (ko) * | 1998-07-28 | 2003-11-19 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 형 설계 시스템 및 형 설계 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 |
US8242602B2 (en) | 2006-09-29 | 2012-08-14 | Intel Corporation | Composite solder TIM for electronic package |
JP2017224246A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社伊予エンジニアリング | 設計支援システム、設計支援方法および設計支援プログラム |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP8062556A patent/JPH09254194A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406456B1 (ko) * | 1998-07-28 | 2003-11-19 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 형 설계 시스템 및 형 설계 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 |
US8242602B2 (en) | 2006-09-29 | 2012-08-14 | Intel Corporation | Composite solder TIM for electronic package |
JP2017224246A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社伊予エンジニアリング | 設計支援システム、設計支援方法および設計支援プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003181842A (ja) | 金型用部品設計支援方法、及び、そのシステム | |
JP3367202B2 (ja) | 金型設計支援装置 | |
JPH09254194A (ja) | 設計支援装置 | |
JP3099621B2 (ja) | 標準部品データベース用cadシステム | |
US6839602B2 (en) | Device and method for designing shaped material production process | |
JPH10207933A (ja) | 金型設計支援装置 | |
JP3037872B2 (ja) | ブロー金型設計支援装置 | |
JPH07129226A (ja) | Cad/camシステム | |
JP2001142929A (ja) | ファミリーツリー編集設計システム | |
JP2002361636A (ja) | 3次元金型cadデータ作成方法、金型cad装置、3次元金型設計プログラム、記憶媒体 | |
JP3286779B2 (ja) | 三次元cadシステムの部品データ登録方法 | |
JP2002321027A (ja) | 金型の設計方法及び設計装置 | |
JPH1086199A (ja) | 金型設計支援システム | |
JPH07132547A (ja) | 成形機の適性診断装置 | |
JPH1166145A (ja) | Cadシステム | |
KR100379184B1 (ko) | 금형 제작용 공정계획 장치 및 그 방법 | |
JPH01311372A (ja) | 加工形状定義方法 | |
JP2003048242A (ja) | 射出成形金型の設計方法 | |
JPH05253792A (ja) | Ncデータ作成に於けるテーブル処理方式 | |
JP2789982B2 (ja) | Cad/cam装置 | |
JPH0697414B2 (ja) | 数値制御指令情報の編集装置 | |
JPH02278308A (ja) | 製品配列処理装置 | |
JPS6385806A (ja) | 金型設計方法 | |
JP2000331046A (ja) | 樹脂型構想設計用cadシステム | |
JP2628088B2 (ja) | 射出成形機の成形条件検索装置 |