JPH10207933A - 金型設計支援装置 - Google Patents

金型設計支援装置

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JPH10207933A
JPH10207933A JP9019636A JP1963697A JPH10207933A JP H10207933 A JPH10207933 A JP H10207933A JP 9019636 A JP9019636 A JP 9019636A JP 1963697 A JP1963697 A JP 1963697A JP H10207933 A JPH10207933 A JP H10207933A
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Mitsumasa Nomoto
光正 野本
Toshihiro Takami
敏弘 高見
Mitsunobu Suwa
光信 諏訪
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】過去に作成した金型のデ−タや硬化処理,表面
加工,使用した射出成形機,樹脂デ−タ等の情報を参照
して、より迅速かつ精度良く金型を設計する。 【解決手段】オブジェクト指向デ−タベ−ス4に過去の
金型の3次元モデリング情報と各金型属性情報を有する
オブジェクトを格納しておく。新規金型を設計するとき
に、オブジェクト指向デ−タベ−ス4に格納された金型
の3次元モデリング情報と金型属性情報を検索し、有用
な過去の少なくとも一の金型の3次元または2次元情報
と属性情報を操作端末装置2に表示し再利用して新規金
型の設計支援を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、射出成形金型や
プレス型,鋳造用金型等の各種金型の設計に使用する金
型設計支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種金型を設計するために計算機を利用
したCADシステムが使用されている。例えば、特開昭
62−137129号公報に示された金型設計支援システムは、
金型を構成する各種プレ−トや諦結ボルト,ノックピン
等の部品の図形デ−タ等をデ−タベ−スに入力して書き
込んだ後に、プレ−トに取り付けるための穴の形状図形
デ−タを作成する部品を指定し、指定した部品に関して
穴加工の必要なプレ−トを抽出し、そのプレ−ト部分の
部品形状を抽出するとともに部品の位置情報を抽出し、
部品の部分形状情報をもとに穴形状の図形デ−タを決定
し、決定した穴形状の図形デ−タの位置を定めて金型の
設計図を作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように諦結ボル
ト,ノックピン等の部品を取り付ける穴の形状を自動作
成するようにしても、過去に作成した金型のデ−タや硬
化処理,表面加工,使用した射出成形機,樹脂デ−タ等
の情報を参照することはできないため、過去の設計パタ
−ン等を再利用することはできなかった。
【0004】この発明はかかる短所を改善するためにな
されたものであり、過去に作成した金型のデ−タや硬化
処理,表面加工,使用した射出成形機,樹脂デ−タ等の
情報を参照して、より迅速かつ精度良く金型を設計する
とともに、作成した金型の設計パタ−ンも再利用するこ
とができる金型設計支援装置を得ることを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る金型設計
支援装置は、装置全体を管理する中央演算装置と、画面
表示装置と補助入力装置及びキ−入力装置を有し、金型
を設計するための各種情報を入力し、作成中の設計パタ
−ン等を表示する操作端末装置と、多量のオブジェクト
を保存・蓄積するオブジェクト指向デ−タベ−スと、オ
ブジェクト指向デ−タベ−スのオブジェクトを検索し管
理するオブジェクト管理部と、画面表示装置に表示され
た情報と補助入力装置及びキ−入力装置から入力された
情報により金型デ−タを作成する形状処理部とを有し、
オブジェクト指向デ−タベ−スには多量のオブジェクト
を保存・蓄積するリアルデ−タベ−スと、形状処理部で
現在作成中の金型デ−タを仮登録するバ−チャルデ−タ
ベ−スとを有し、リアルデ−タベ−スには過去の金型の
3次元モデリング情報を有するCADオブジェクトと、
金型属性デ−タを有する金型オブジェクトと、金型オブ
ジェクトの下位クラスに階層構造で作成され金型部品に
対する詳細デ−タを有する複数の金型部品オブジェク
ト、操作端末装置からの指定によりリアルデ−タベ−ス
に格納された少なくとも一の金型の3次元又は2次元情
報と金型属性デ−タ及び金属部品の詳細デ−タを検索し
画面表示装置に表示するメソッドを有する表示オブジェ
クトと、デ−タベ−スの書き換え許可を管理するメソッ
ドを有する書換オブジェクトと、バ−チャルデ−タベ−
スに仮登録された金型の作成デ−タをリアルデ−タベ−
スに本登録する際にデ−タ整合性を保持するメソッドを
有する金型登録オブジェクトとを備えたことを特徴とす
る。
【0006】上記オブジェクト指向デ−タベ−スに設計
標準デ−タと標準仕様チェックメソッドを含む標準仕様
オブジェクトを有することが望ましい。
【0007】また、上記オブジェクト指向デ−タベ−ス
に射出成形機の3次元モデリング情報と射出成形機属性
デ−タと属性計算メソッドを含む成型機オブジェクトを
有すると良い。
【0008】さらに、上記オブジェクト指向デ−タベ−
スに過去の樹脂材料と樹脂特性のデ−タと新規登録・変
更・削除メソッドを含む樹脂オブジェクトを有すること
が好ましい。
【0009】また、上記オブジェクト指向デ−タベ−ス
に過去の金型材質と金型材質属性のデ−タと新規登録・
変更・削除メソッドを含む材質オブジェクトを有した
り、金型の硬化処理オブジェクトと金型の表面加工オブ
ジェクトとを有すると良い。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の金型設計支援装置は、
装置全体を管理する中央演算装置と、各種仕様等を入力
するとともに各種情報を表示する操作端末装置と、多量
のオブジェクトを保存・蓄積するオブジェクト指向デ−
タベ−スと、オブジェクト指向デ−タベ−スのオブジェ
クトを検索して効率的に利用するオブジェクト管理部及
び形状変換や確認等を行う形状処理部を有する。
【0011】オブジェクト指向デ−タベ−スには、各種
デ−タを格納するリアルデ−タベ−スと作成中の金型デ
−タを仮登録するバ−チャルデ−タベ−スと、表示オブ
ジェクトと書換オブジェクトと金型登録オブジェクト及
び標準仕様オブジェクトを有する。リアルデ−タベ−ス
には、過去の金型の3次元モデリング情報を有するオブ
ジェクトと、金型属性デ−タを有する金型オブジェクト
及び射出成形機の3次元モデリング情報と射出成形機属
性デ−タと属性計算メソッドを含む成型機オブジェクト
を有する。金型オブジェクトの下位クラスには階層構造
で作成された型構造,材質,硬化処理,表面加工の各種
オブジェクトを有する。成型機オブジェクトの下位クラ
スには階層構造で作成された成型品及び樹脂等のオブジ
ェクトを有する。表示オブジェクトはリアルデ−タベ−
スに格納された各オブジェクトを検索して、金型の3次
元又は2次元情報と金型属性デ−タ及び金属部品の詳細
デ−タを操作端末装置に表示する。書換オブジェクトは
リアルデ−タベ−スの書き換え許可を管理し、金型登録
オブジェクトはバ−チャルデ−タベ−スに仮登録された
金型の作成デ−タをリアルデ−タベ−スに本登録する際
にデ−タ整合性を保持する。標準仕様オブジェクトは現
在作成中の金型デ−タが設計標準に適合しているか否を
確認する。
【0012】そして、例えば射出成型機で使用する金型
を設計するとき、操作端末装置を操作し、リアルデ−タ
ベ−スに格納された過去の金型の3次元モデリング情報
と過去の金型の部品名,型番,形状,材質,樹脂又は新
規金型仕様等の各オブジェクトを検索し、表示オブジェ
クトで過去の金型の型構造等の3次元形状と詳細仕様一
覧を表示させる。この詳細情報には、リアルデ−タベ−
スに格納された各オブジェクトのデ−タを参照して表示
する。この表示された過去の金型情報を参照して新規金
型の概要を決定する。決定した金型の仕様等から使用可
能な射出成形機をリアルデ−タベ−スから検索して表示
させる。次に新規金型の仕様書に指定された樹脂デ−タ
を参照し、樹脂特性と成型条件から成型樹脂と成形条件
の絞り込みを行い成型条件を仮決定する。以上のデ−タ
から詳細設計を行う。この設計中に形状処理部の形状修
正機能により形状変更があり、各部品の寸法や公差が変
更された場合は、標準仕様オブジェクトにより設計標準
を確認し、設計値が設計標準として適当かどうかを適宜
チェックしている。また、設計中のモ−ドのときは未入
力、未設計の入力を許すためにオブジェクト指向デ−タ
ベ−スのバ−チャルデ−タベ−スに仮登録する。この処
理を繰り返して新規金型が特定して最終登録を決定した
ら書換オブジェクトによりバ−チャルデ−タベ−スに仮
登録された金型デ−タと金型の材質等の特性や樹脂の材
質等の特性をリアルデ−タベ−スに本登録しバ−チャル
デ−タベ−スの情報を消去する。この仮登録された金型
デ−タ等を本登録するときに、金型登録オブジェクトは
全体としてデ−タの整合性をチェックし、未入力部分や
誤入力部分があるときはエラ−メッセ−ジを表示して訂
正を要求する。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に示すように、金型設計支援装置は、
装置全体を管理する中央演算装置1と操作端末装置2と
入出力部3と多量のオブジェクトを保存・蓄積するオブ
ジェクト指向デ−タベ−ス4とオブジェクト管理部5と
キャッシュメモリ6と形状処理部7及び記憶装置8を有
する。操作端末装置2は画像表示装置21とマウス等か
らなる補助入力装置22とキ−ボ−ドを有するキ−入力
装置23を有し、新規金型を設計するための各種情報を
入力し、入出力部3を介して中央演算装置1に送るとと
もに、中央演算装置1から送られる過去の設計パタ−ン
や作成中の設計パタ−ン等を表示する。オブジェクト管
理部5はオブジェクト指向デ−タベ−スのオブジェクト
を検索して効率的に利用する。キャッシュメモリ6はオ
ブジェクト管理部5で検索されたオブジェクトを記憶す
る。形状処理部7は形状変換機能や確認機能等を有し、
操作端末装置2の画面表示装置21に表示された情報と
補助入力装置22やキ−入力装置23から入力された情
報により金型デ−タを作成する。記憶装置8は金型を設
計中に演算した各種計算デ−タを記憶する。
【0014】オブジェクト指向デ−タベ−ス4には、図
2に示すように、リアルデ−タベ−ス41とバ−チャル
デ−タベ−ス42を有するデ−タベ−ス43と、表示オ
ブジェクト44と書換オブジェクト45と金型登録オブ
ジェクト46及び標準仕様オブジェクト47を有する。
【0015】リアルデ−タベ−ス41には、図3に示す
ように、過去の金型の3次元モデリング情報を有するC
ADオブジェクト411と、金型属性デ−タを有する金
型オブジェクト412及び射出成形機の3次元モデリン
グ情報と射出成形機属性デ−タと属性計算メソッドを含
む成型機オブジェクト413を有する。金型オブジェク
ト412の下位クラスには階層構造で作成された型構造
オブジェクト414と、過去の金型材質と金型材質属性
のデ−タと新規登録・変更・削除メソッドを含む材質オ
ブジェクト415と、硬化処理オブジェクト416及び
表面加工オブジェクト417等を有する。また、成型機
オブジェクト413の下位クラスには階層構造で作成さ
れた成型品オブジェクト418及び過去の樹脂材料と樹
脂特性のデ−タと新規登録・変更・削除メソッドを含む
樹脂オブジェクト419等を有する。バ−チャルデ−タ
ベ−ス42には形状処理部7で現在作成中の金型デ−タ
を仮登録する。表示オブジェクト44は操作端末装置2
からの指定によりリアルデ−タベ−ス41に格納された
各オブジェクトを検索して、リアルデ−タベ−ス41に
格納された少なくとも一の金型の3次元又は2次元情報
と金型属性デ−タ及び金属部品の詳細デ−タを画面表示
装置21に表示する。書換オブジェクト45はリアルデ
−タベ−ス41の書き換え許可を管理する。金型登録オ
ブジェクト46はバ−チャルデ−タベ−ス42に仮登録
された金型の作成デ−タをリアルデ−タベ−ス41に本
登録する際にデ−タ整合性を保持する。標準仕様オブジ
ェクト47は設計標準デ−タと標準仕様チェックメソッ
ドを有し、現在作成中の金型デ−タが設計標準に適合し
ているか否を確認する。
【0016】上記のように構成された金型設計支援装置
で射出成型機で使用する金型を設計するとは、図4のフ
ロ−チャ−トに示すように、まず、操作端末装置2を操
作し、表示オブジェクト44でリアルデ−タベ−ス41
に格納された過去の金型の3次元モデリング情報と過去
の金型の部品名,型番,形状,材質,樹脂又は新規金型
仕様等の各オブジェクトを検索し(ステップS1)、検
索した過去の金型の型構造等の3次元形状と詳細仕様一
覧をキャッシュメモリ6に格納して画面表示装置21に
表示させる(ステップS2)。この過去の金型の型構造
等の3次元形状と詳細仕様一覧を表示ときに、表示オブ
ジェクト44で新規金型仕様と過去の金型仕様を色違い
に併記してデ−タを参照することもできる。この詳細情
報には、図3に示すように、リアルデ−タベ−ス41に
格納された各オブジェクト、例えば金型の各部品の材質
として例えばSS系を使用するときのデ−タや、硬化処
理として例えばキャビティに窒化処理をするときのデ−
タ及び表面処理として例えば金駒で鏡面仕上げをすると
きのデ−タ等を参照することができるとともに、材質に
よるショット数等の関連ノウハウ情報もキ−ワ−ドで検
索する。
【0017】次に、表示された過去の金型情報を参照し
ながら、新規金型パ−ティングライン,型構造,入れ子
構造等を選択して新規金型の概要を決定する(ステップ
S3)。このとき各構造選択のノウハウ情報例えばガス
抜き形状等もキ−ワ−ドにより参照できる。この決定し
た金型の仕様等から製品断面積を求めて、それを基準に
必要な金型の型諦力を計算し、型諦力と射出容量から試
作用または量産用に使用可能な射出成形機をリアルデ−
タベ−ス41から検索し、リアルデ−タベ−ス41に格
納されている該当する成形機情報を全て画面表示装置2
1に表示させる(ステップS4)。そして該当する射出
成型機が複数あるときは、各射出成形機のスクリュ−直
径,スクリュ−ストロ−ク,最大射出容量,最大射出圧
力等を表示して選択できるようにし、選択した射出成形
機の少なくとも型盤の2次元形状と仕様一覧を表示する
(ステップS5)。また、射出成形機が決定したら、決
定した射出成型機で過去に使用された金型部品、主に取
付プレ−トをリアルデ−タベ−ス4から検索し、射出成
形機の型番とともに表示する。
【0018】次に新規金型の仕様書に指定された樹脂デ
−タを参照し、樹脂特性と成型条件から成型樹脂と成形
条件の絞り込みを行う(ステップS6)。この成型樹脂
と成形条件の絞り込みを行うときに、まず、過去に同じ
部品で同じ材料が使用されたものを検索し、該当するも
のを全て表示して樹脂流動解析デ−タとして抽出する。
該当するものが過去になければ、単に対応する樹脂のメ
−カ−名,グレ−ド,溶融温度,固化温度等を新規に登
録して表示し、標準的な成形条件出しを行う。これを樹
脂流動解析ソフトウェアの条件として射出成型用CAE
(Computer aided engineering)で解析して成形条件を
絞り込み、成型条件を仮決定する(ステップS7)。
【0019】以上のデ−タから詳細設計を開始する(ス
テップS8〜S11)。この設計中に形状処理部7の形
状修正機能により形状変更があり、各部品の寸法や公
差、例えばコ−ルドランナ−形状の各部分の寸法やテ−
パ−角度の対応が変更された場合は、標準仕様オブジェ
クト47により設計標準を確認し、設計値が設計標準と
して適当かどうかを適宜チェックして、設計値が適正で
ないときは形状等の見直しを指示する(ステップS8〜
S10)。そして、この設計中のモ−ドのときは未入
力、未設計の入力を許すためにオブジェクト指向デ−タ
ベ−ス4のバ−チャルデ−タベ−ス42に仮登録する
(ステップS11,S12)。すなわち全体として各デ
−タの整合性がとれていなくとも作業可能の状態になっ
ている。また、当然にデ−タへのアクセス権は管理され
ており、特定の設計者にのみ変更,登録を許している。
この処理を繰り返して新規金型が特定して最終登録を決
定したら書換オブジェクト45によりバ−チャルデ−タ
ベ−ス42に仮登録された金型をリアルデ−タベ−スに
本登録し、金型の材質等の特性や樹脂の材質等の特性を
リアルデ−タベ−スに本登録する(ステップS13,S
14)。この本登録のときに、金型登録オブジェクト4
6により必須記入項目である値が未入力でないか又は設
計標準値の範囲内にあるか、その他アドホックの各項目
に入れられている制約条件に合致するか判断され、全体
としてデ−タの整合性がチェックされる。そして未入力
部分や誤入力部分があるときはエラ−メッセ−ジを表示
して訂正を要求する。全てのチェックが終了して訂正さ
れるとバ−チャルデ−タベ−ス42の金型デ−タ等をリ
アルデ−タベ−ス41に登録し、バ−チャルデ−タベ−
ス42の情報を消去する。
【0020】なお、上記実施例では、リアルデ−タベ−
ス41とバ−チャルデ−タベ−ス42を2種類用意して
いる場合について説明したが、単に本登録デ−タと仮登
録デ−タとしての属性をクラスに持たせても良い。ま
た、登録管理用のクラスを用意してそのクラスのメソッ
ドにより登録属性を管理しても良い。
【0021】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、オブジ
ェクト指向デ−タベ−スに過去の金型の3次元モデリン
グ情報と各金型属性情報を階層的に格納し、新規金型を
設計するときに、オブジェクト指向デ−タベ−スに格納
された金型の3次元モデリング情報と金型属性情報を検
索し、有用な過去の少なくとも一の金型の3次元または
2次元情報と属性情報を表示して再利用するようにした
から、新規金型をより迅速かつ精度良く設計することが
できる。
【0022】また、オブジェクトデ−タベ−スに設計標
準オブジェクトを組み込み、金型の設計値が設計標準と
して適当かどうかチェックするから、正確な金型を安定
して設計することができる。
【0023】また、金型を設計するときに、使用可能な
射出成形機を検索し、試作,量産用の射出成形機を決定
するから、ダイプレ−トに対する取付板の設計を正確か
つ迅速にできる。さらに、樹脂オブジェクトを有するか
ら、材料選択及び射出成形条件の設定を安定して検討で
きる。
【0024】また、金型の材質オブジェクトを有するか
ら、材質による過去の耐久性等を参照して、最適の金型
材質を迅速に選択,決定できる。
【0025】さらに、硬化処理オブジェクトや表面処理
オブジェクトを有するから、硬化処理による過去の耐久
性や各種表面処理による過去のデ−タを参照して金型部
品の最適な硬化処理や各種表面処理を迅速に選択し決定
でき、良質な金型を製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】オブジェクト指向デ−タベ−スの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】リアルデ−タベ−スに格納された各種オブジェ
クトを示す構成図である。
【図4】上記実施例の動作とデ−タベ−ス情報を示すフ
ロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 中央演算装置 2 操作端末装置 4 オブジェクト指向デ−タベ−ス 5 オブジェクト管理部 6 キャッシュメモリ 7 形状処理部 21 画像表示装置 22 補助入力装置 23 キ−入力装置 41 リアルデ−タベ−ス 42 バ−チャルデ−タベ−ス 44 表示オブジェクト 45 書換オブジェクト 46 金型登録オブジェクト 47 標準仕様オブジェクト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体を管理する中央演算装置と、画
    面表示装置と補助入力装置及びキ−入力装置を有し、金
    型を設計するための各種情報を入力し、作成中の設計パ
    タ−ン等を表示する操作端末装置と、多量のオブジェク
    トを保存・蓄積するオブジェクト指向デ−タベ−スと、
    オブジェクト指向デ−タベ−スのオブジェクトを検索し
    管理するオブジェクト管理部と、画面表示装置に表示さ
    れた情報と補助入力装置及びキ−入力装置から入力され
    た情報により金型デ−タを作成する形状処理部とを有す
    る金型設計支援装置であって、 オブジェクト指向デ−タベ−スには多量のオブジェクト
    を保存・蓄積するリアルデ−タベ−スと、形状処理部で
    現在作成中の金型デ−タを仮登録するバ−チャルデ−タ
    ベ−スとを有し、リアルデ−タベ−スには過去の金型の
    3次元モデリング情報を有するCADオブジェクトと、
    金型属性デ−タを有する金型オブジェクトと、金型オブ
    ジェクトの下位クラスに階層構造で作成され金型部品に
    対する詳細デ−タを有する複数の金型部品オブジェク
    ト、操作端末装置からの指定によりリアルデ−タベ−ス
    に格納された少なくとも一の金型の3次元又は2次元情
    報と金型属性デ−タ及び金属部品の詳細デ−タを検索し
    画面表示装置に表示するメソッドを有する表示オブジェ
    クトと、デ−タベ−スの書き換え許可を管理するメソッ
    ドを有する書換オブジェクトと、バ−チャルデ−タベ−
    スに仮登録された金型の作成デ−タをリアルデ−タベ−
    スに本登録する際にデ−タ整合性を保持するメソッドを
    有する金型登録オブジェクトとを備えたことを特徴とす
    る金型設計支援装置。
  2. 【請求項2】 上記オブジェクト指向デ−タベ−スに設
    計標準デ−タと標準仕様チェックメソッドを含む標準仕
    様オブジェクトを有する請求項1記載の金型設計支援装
    置。
  3. 【請求項3】 上記オブジェクト指向デ−タベ−スに射
    出成形機の3次元モデリング情報と射出成形機属性デ−
    タと属性計算メソッドを含む成型機オブジェクトを有す
    る請求項2記載の金型設計支援装置。
  4. 【請求項4】 上記オブジェクト指向デ−タベ−スに過
    去の樹脂材料と樹脂特性のデ−タと新規登録・変更・削
    除メソッドを含む樹脂オブジェクトを有する請求項3記
    載の金型設計支援装置。
  5. 【請求項5】 上記オブジェクト指向デ−タベ−スに過
    去の金型材質と金型材質属性のデ−タと新規登録・変更
    ・削除メソッドを含む材質オブジェクトを有する請求項
    1又は2記載の金型設計装置。
  6. 【請求項6】 上記オブジェクト指向デ−タベ−スに金
    型の硬化処理オブジェクトと金型の表面加工オブジェク
    トとを有する請求項5記載の金型設計支援装置。
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Cited By (4)

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