JP3037872B2 - ブロー金型設計支援装置 - Google Patents

ブロー金型設計支援装置

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JP3037872B2 JP6323048A JP32304894A JP3037872B2 JP 3037872 B2 JP3037872 B2 JP 3037872B2 JP 6323048 A JP6323048 A JP 6323048A JP 32304894 A JP32304894 A JP 32304894A JP 3037872 B2 JP3037872 B2 JP 3037872B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック容器、ガ
ラス容器、その他ブロー成形用の金型設計に利用する。
本発明は、液状、粉状、もしくは粒状の商品を包装する
ための容器を大量に生産するブロー成形工程で用いる金
型を設計するために利用する。本発明はCAD(Comput
er Aided Design)装置の金型設計への利用に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧品、洗剤、薬剤、食品、その他液
状、粉状、もしくは粒状の商品は、多くがプラスチック
容器に包装されて販売されるようになった。これらプラ
スチック容器は、加熱され液状になったプラスチック材
料を金型のキャビティ内に流し込み、その容器の開口と
なる位置から気体を吹き込み、プラスチック材料をその
キャビティの形状に成形し、金型とともにその成形品を
冷却固化させ、金型を開いて成形品を取り出すことによ
り製造される。
【0003】このための金型は、金属ブロックに製造し
ようとするプラスチック容器の形状にしたがってキャビ
ティをくり抜いて製作される。金型は、きわめて多数回
にわたり加熱および冷却を繰り返しながら使用される。
冷却し固化された製品を取り出すために、金型は繰り返
し工程毎に少なくとも二つに開かなければならない。す
なわち少なくとも2個の部品により構成される。製造し
ようとするプラスチック容器の形状が複雑になると、そ
のキャビティの形状には凹凸が多くなり、その形状を削
り出すことができなくなったり、異なる材質を用いるこ
とから、その2個の部品はそれぞれ複数個の部品により
構成されることになる。
【0004】例えば、多くのプラスチック容器の底部
は、その部材は平面ではなく、容器の内側に食い込むよ
うな形状に製造される。これは、容器全体を美しくする
ためのデザインの都合でもあるし、その底部の強度を大
きくするためにも必要な構造である。このような構造の
プラスチック容器をブロー成形により製造するための金
型では、製品の底部に相当する金型位置に凸状の形状が
現れることになり、キャビティをNC加工(数値制御に
よる切削加工)で削り出すことが困難になる。したがっ
て、製品の底部に相当する位置では金属ブロックを別部
品として製作し、製品の胴部に相当する位置の金属ブロ
ックと組み合わせるようにして金型を製作しなければな
らない。
【0005】一般にプラスチック材料は、冷却され固化
されると収縮する。したがって、上記のような金型のキ
ャビティはそれぞれこの収縮率を考慮して、あらかじめ
大きい形状に製作しておくことが必要である。収縮率は
利用する材料により違うし、樹脂の厚みによっても違う
ので、製品の形状によって異なる。例えばひとつのビン
の形状では、曲面状の肩の部分と、円筒状の胴の部分で
はその収縮率が違ってくる。
【0006】さらに、製品となるプラスチック容器の高
さあるいは幅が数cmから20cm程度の比較的小型の
容器では、一つの金型に1個のキャビティを設けるので
はなく、一つの金型に複数のキャビティを設けて、1回
の製造工程で複数n個の製品を一度に製造することが有
利である。この場合には、金型の設計に際しては、金型
の形状はさらに複雑になるとともに、nをいくつに設定
すればどの成形装置にその金型を装着することが可能で
あるかなどの複雑な判断が必要になる。
【0007】出願人はこの過程として、成形機を合理的
に選択することができるコンピュータ支援装置を特願平
5−282252号(本願出願時において未公開)を出
願した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来から、金型の製造
には上述のようなNC加工が採り入れられているが、金
型の設計では、その多くが熟練者の経験と勘に頼ってい
る。近年はとくに、プラスチック容器の製品形状が多様
化し、その形状がひんぱんに変更され、つねに市場に目
あたらしいデザインの容器を提供することになっている
ので、それに対応できるほどの金型の設計技術を持つ熟
練者を養成することは困難になっている。また、設計者
は自己の経験および勘に頼ることになると、個人により
その判断が異なり、プラスチック成形工場の全体から必
ずしも合理的な運用が行われないことになる。
【0009】これを解決するために、金型設計にCAD
装置を利用して、設計図面の製作や設計された金型形状
のNC化が短時間で行われるような工夫がなされてきた
が、CAD装置を利用しても一般化できる要素は限られ
ていて、これまでは金型設計にはなおきわめて大きい工
数を要することになっている。このため、新製品の開発
から販売までの日程で、金型設計にかかる時間はきわめ
て大きく、製品サイクルが短縮できないひとつの理由に
なっている。
【0010】プラスチック材料の収縮率について、経験
者の設定はあくまでも経験値がベースであり、金型の設
計では一応完成してから、それを試行し修正する工程に
時間を要することが多く、でき上がった設計が必ずしも
最適な設計にはならない。
【0011】一つの金型を複数の部品により構成する場
合には、その金型の割り位置をどのように設定するか、
その割り位置を設定したときに各部品の形状はどうなる
か、などを経験および勘に頼っていたのでは、合理的な
設計ができるまでに繰り返し試行することなどは不可能
である。
【0012】また、上で説明したように一つの金型に複
数nのキャビティを設けて、1回の製造工程でn個の製
品を同時に製造するような金型では、そのnをいくつに
設定すると、どの成形機を利用することが可能である
か、などの判断は経験および勘だけでは正しい解が得ら
れない。出願人およびその関連企業のプラスチック成形
品の製造工場では、実際に数百の成形機を利用すること
が可能であり、その金型取付け可能な3次元的なサイズ
を記憶していることは困難であり、数値的かつ統計的な
処理が必要である。
【0013】本願発明はこのような背景に行われたもの
であって、経験の少ない設計者にとっても、従来から蓄
積された経験を利用して合理的な金型を設計することが
できる支援装置を提供することを目的とする。本発明
は、金型の部品形状を設計することができる装置を提供
することを目的とする。本発明は一つの金型に複数のキ
ャビティを設ける場合に、その金型を合理的に設計する
ことができる支援装置を提供することを目的とする。本
発明は、成形機の選択を合理的に行うことができる支援
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、液状、粉状、
もしくは粒状の商品を包装するプラスチック容器、ガラ
ス容器などのブロー成形用金型の設計を支援するブロー
金型設計支援装置に関するもので、CAD装置から入力
される三次元の製品形状についてあらかじめ与えられた
成形品の収縮率(α)をパラメタとして金型のキャビテ
ィ形状を演算する手段を備えたことを特徴とする。
【0015】前記演算する手段には、前記製品形状の厚
さ(L)、幅(W)および高さ(H、ブロー方向)に対
してキャビティ形状の厚さ(CL )、幅(CW )および
高さ(CH )をそれぞれ、 CL =L×(1+αL )、CW =W×(1+αw )、C
H =H×(1+αH ) として演算する手段と、操作により与えられる個数nの
キャビティを一つの金型の幅方向に配置し、そのキャビ
ティ間の隔壁寸法をT1 、そのキャビティの幅方向の両
端の各余裕寸法をT2 とするとき、金型の幅 PW =n×W×(1+αw )+(n−1)T1 +2T2 を演算する手段と、その製品のバリ余裕寸法をhとする
とき、金型の高さ PH =H×(1+αH )+h を演算する手段と、その製品の厚さ余裕寸法をrとする
とき、金型の厚さ PL =(CL /2)+r すなわち、L×(1+αL )/2+r を演算する手段と、演算されたキャビティ形状を表示す
る手段と、この表示する手段により表示された画面上で
金型ブロックの割り位置を操作により設定する手段は、
操作により設定された前記割り位置から各部品の製作図
面を自動作図する手段とを備えることが望ましい。
【0016】
【作用】CAD装置から入力される三次元の製品形状に
ついて、あらかじめ与えられた成形品の収縮率(α)を
パラメタとして三次元的に金型のキャビティ形状を演算
する。
【0017】演算されたキャビティ形状は画面に表示
し、この表示された画面上で金型ブロックの割り位置の
設定操作を受けたときに、その操作入力にしたがって割
り位置を設定する。この設定した割り位置から操作入力
により各部品の製作図面を自動的に作図する。
【0018】これにより、経験の少ない設計者であって
も、従来から蓄積された技術を利用して合理的な金型を
設計することができる。特に、一つの金型に複数のキャ
ビティを設ける場合にはさらに有効でり、設計された金
型を取付けるに適する成形機を自動的に選択する装置に
連係させることができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の全体構成を示すブロック図で
ある。
【0020】本発明実施例は、データベース10aを有
するCAD装置10および工場A〜工場Nのワークステ
ーションそれぞれに通信回線11を介して接続され、金
型設計を行う金型設計手段1と、金型設計に必要なデー
タおよび各種成形機仕様が蓄積されたデータベース2
と、本体装置3と、CRT表示装置4と、キーボード5
と、マウス6とが備えられる。
【0021】金型設計手段1には、キーボード5、マウ
ス6およびCAD装置10からの情報を本体装置3を介
して入力する入力手段1aと、この入力手段1aを介し
てCAD装置10から入力される三次元の製品形状につ
いてあらかじめ与えられた成形品の収縮率(α)をパラ
メタとして金型のキャビティ形状を演算する演算手段1
bと、データベース2から金型設計に必要なデータを抽
出するデータ抽出手段1cと、演算手段1bにより演算
されたキャビティ形状をCRT表示装置4に表示する形
状表示手段1dと、この形状表示手段1dにより表示さ
れた画面上で金型ブロックの割り位置を操作により設定
する割り位置設定手段1eとが備えられる。
【0022】また、演算手段1bには、製品形状の厚さ
(L)、幅(W)および高さ(H、ブロー方向)に対し
てキャビティ形状の厚さ(CL )、幅(CW )および高
さ(CH )をそれぞれ、 CL =L×(1+αL )、CW =W×(1+αw )、C
H =H×(1+αH ) として演算する手段と、操作により与えられる個数nの
キャビティを一つの金型の幅方向に配置し、そのキャビ
ティ間の隔壁寸法をT1 、そのキャビティの幅方向の両
端の各余裕寸法をT2 とするとき、金型の幅 PW =n×W×(1+αw )+(n−1)T1 +2T2 を演算する手段と、その製品のバリ余裕寸法をhとする
とき、金型の高さ PH =H×(1+αH )+h を演算する手段と、その製品の厚さ余裕寸法をrとする
とき、金型の厚さ PL =(CL /2)+r すなわち、L×(1+αL )/2+r を演算する手段とが備えられる。
【0023】本発明はCAD装置をベースとして金型を
自動設計し作図するもので、成形しようとする容器のノ
ズル部、胴部、底部の製品図がCAD装置のデータとし
て存在することを前提とし、操作により入力された容器
の製品図および初期設定値に基づいて金型の組図、部品
図が自動的に作図される。
【0024】図2は本発明実施例に係わる金型設計の全
体の流れを示すフローチャートである。金型設計の前段
階として、商品を包装する容器の三次元曲面を含む胴部
意匠形状が決定され、この意匠形状に基づいた容器の製
品設計が行われ、ノズル部、胴部および底部の製品図が
作図される。また、初期設定値としては、例えば、事業
部/製品名、入れ目量/ボトル材質/ボトル樹脂量/成
形工場(成形機名)、ボトル寸法(L/W/H)/台座
高さ/台座径/モデルモード、ノズル高さ/ノズル径/
最大ノズル径/シール部高さ/シール部径、喰い切り刃
長、製品投影面積/樹脂温度/取り出し温度、生産予定
数量/製品肉圧などが設定される。
【0025】このようにして作図された製品図および初
期設定値がキーボード5およびマウス6から操作により
入力されると、本体装置3がその製品(容器)を製造す
る金型設計に必要とされる各種データをデータベース2
から取込み金型設計手段1に送出する。金型設計手段1
はこれらのデータにより金型設計を行い、ピン側/ブッ
シュ側の組図および部品図として出力する。部品図に
は、ピン側/ブッシュ側の首ブロック、胴ブロック、底
ブロックおよび背板ブロックと、ストライカープレート
などが含まれる。
【0026】図3は本発明実施例に係わる金型設計手順
の流れを示すフローチャートである。金型設計は、前述
した初期設定がなされ、別に設けられた適性診断装置
(本願出願人による特願平5−282252号、本願出
願時において未公開)にて成形の適性診断が行われた後
に、キャビティ形状作成、金型ブロック設計、ガイド部
品/ガスベンド設計、冷却水管設計、ストライカープレ
ート設計、位置決めピン/固定ボルト設計、喰い切り刃
設計、センサ穴設計/スワリ/面取り/刻印/仕上げ設
計、ダイ/コア設計の順に行われる。
【0027】本発明は、この設計手順の中の「キャビテ
ィ形状作成」および「金型ブロック設計」に係わるもの
である。キャビティ形状作成では、ノズル部形状作成、
底部形状作成、ストライカープレート割り位置の設計お
よび収縮率(α)の付加が行われ、金型ブロック設計で
は金型本体ブロック/背板寸法の設計、金型ブロック割
り位置の設計およびドーム形状の設計が行われる。
【0028】本発明による金型設計は、金型設計手段1
の演算手段1bにより、本体装置3および入力手段1a
を介してCAD装置10から入力される三次元の製品形
状についてあらかじめ与えられた成形品の収縮率(α)
をパラメタとしてキャビティ形状が演算される。これ
は、製品形状の厚さL、幅Wおよび高さH(ブロー方
向)に対してキャビティ形状の厚さCL 、幅CW および
高さCH のそれぞれが、 CL =L×(1+αL ) CW =W×(1+αw ) CH =H×(1+αH ) により演算される。
【0029】また、複数n個のキャビティを含む金型の
場合には、入力操作により与えられる個数nのキャビテ
ィが一つの金型の幅方向に配置され、そのキャビティ間
の隔壁寸法をT1 、そのキャビティの幅方向の両端の各
余裕寸法をT2 とするとき、金型の幅PW が PW =n×W×(1+αw )+(n−1)T1 +2T2 として演算され、その製品のバリ余裕寸法をhとすると
き、金型の高さPH が PH =H×(1+αH )h として演算され、さらに、その製品の厚さ余裕寸法をr
とするとき、金型の厚さPL が PL =(CL /2)+r すなわち、L×(1+αL )/2+r として演算される。
【0030】この演算されたキャビティ形状を形状表示
手段1dがCRT表示装置4の画面に表示し、割り位置
設定手段1eが表示された画面上で金型ブロックの割り
位置を操作により設定する。設定された割り位置は本体
装置3に送出され自動作図される。操作により表示指示
を受けたときにはCRT表示装置4に作図された図面が
表示される。
【0031】ここで、金型ブロックの割り位置の設計に
ついて説明する。図4(a)〜(d)は金型ブロックの
割り位置パターンの種類を示す図である。この割り位置
設計は金型本体ブロックおよび背面寸法の設計により作
図された金属ブロック形状に対して、金型の各ブロック
(首、胴、底)の寸法を決定するために行われる。この
金型ブロックの割り位置パターンは各種あるが本実施例
ではこれまでの実績と標準化を考慮し今後採用を予定し
ている四つのパターンが設定されている。
【0032】まず、起動操作によりCRT表示装置4の
表示画面に図5に示す設計モジュールの起動ウィンドウ
が表示される。その確認操作が行われると図6に示す割
り位置パターン指定のための選択用画面が表示される。
この選択用画面の中からタイプBが選択されると、図7
に示す割り位置を入力する数値指定の画面が表示され
る。この数値指定の画面に寸法が入力されることによっ
て割り位置の設計が自動的に行われる。制限枠を超える
寸法が入力された場合には図8に示すアラートが表示さ
れ寸法の再指定が促される。
【0033】ここで、本発明実施例装置による金型設計
処理動作について詳しく説明する。図9は本発明実施例
におけるブロック配置を示す平面図である。以下の説明
でPL 、PW 、PH は三方向の最大金型取付け範囲、
L、W、Hは三方向の最大製品寸法、CL 、CW 、CH
は三方向の最大キャビティ寸法とする。なお、PL
L、CL は厚さを示すが図9では平面図のため省略され
ている。図10〜図15は本発明実施例における金型設
計処理動作の流れを示すフローチャートである。
【0034】まず、企画一覧表から対象製品の企画番号
が選択されデータベース2から成形機仕様が読出されて
一覧表示される。この表示された一覧表からの成形機の
選択指示表示が行われるが、選択されずに新規の登録操
作があれば仮登録処理が行われる。成形機の選択があれ
ば製品幅寸法(W)の検索が実施され、成形機のヘッド
数nが1であるか否かが確認される。ヘッド数が1でな
ければ対象成形機仕様からヘッドピッチ(P)が検索さ
れ、P≧W+T1 であるか否かが確認される。P≧W+
1 でなければ「ヘッドピッチが標準設計値より**m
m足りません」の表示が行われ不足であることが通知さ
れて設計続行の可否が表示される。設計続行が指定され
れば対象成形機仕様から金型取付可能幅(PW )が検索
される。次いで、検索された金型取付可能幅(PW )が
W ≧n×W×(1+αw )+(n−1)T1 +2T2
+2であるか否かが確認される。式中「+2」はガイド
ブロック隙間を示し、αw は幅方向の収縮率、T1 はキ
ャビティ間寸法、T2 はキャビティ両端寸法である。こ
のキャビティ両端寸法T2 は、t1 :ガイドピンから金
型外周までの余裕、t3 :ガイドピンエッジ寸法、φ
D:ガイドピン直径とするときに、T2 =φD+t3
2t1 により算出される。この確認によりPW の方が大
きければ成形品の上部にドームを取付けるか否かの確認
表示が行われる。また、PW の方が小さければ「金型取
付け可能幅が標準設計値より**mm足りません」が表
示され、設計続行が指定された場合にはドーム取付けの
確認表示が行われる。この指示に対しドーム取付けが指
示されれば、製品バリ余裕h(例えば75mm)を設定
し、またドーム取付けの指示がなければ製品バリ余裕
(例えば50mm)が設定される。
【0035】次に、製品高さ寸法(H)、金型取付可能
高さ(PH )の検索が行われ、検索された金型取付可能
高さ(PH )がPH ≧H×(1+αH )+hであるか否
かが確認される。PH の方が大であれば製品厚さ寸法
(L)の検索処理に移行し、PH の方が小であれば「金
型取付け可能高さが標準設計値より**mm足りませ
ん」の不足表示が行われる。ここで設計継続の指示があ
れば製品厚さ寸法(L)の検索処理に移行する。
【0036】この製品厚さ寸法(L)の検索処理後に対
象成形機仕様から金型取付可能厚さ(PL )が検索さ
れ、PL ≧L×(1+αL )/2+r(r:水管などの
金型厚さ余裕)であるか否かの確認表示が行われる。P
L の方が大きければ対象成形機仕様からプラテン最大開
き幅(PD )の検索が行われる。PL の方が小さければ
「金型取付け可能厚さが標準設計値より**mm足りま
せん」の不足表示が行われ、設計を続行するか否かが確
認されて、設計続行の指示がある場合はプラテン最大開
き幅(PD )の検索が実行される。
【0037】続いて、PD ≧D×(1+αL )+β
(D:製品最大厚み、β:製品落下厚さ余裕)であるか
否かの確認表示が行われ、PD の方が大きければ製品形
状のパーティング断面図が表示される。PD の方が小さ
ければ「製品落下用の厚さが標準設計値より**mm足
りません」の不足表示が行われ、設計続行の指示がなさ
れればパーティング断面図が表示される。
【0038】次いで、「パリソン形状から喰い切り刃を
設計しますか」が表示されて喰い切り刃設計の手法が問
われる。パリソン形状から喰い切り刃の設計を行う指示
がある場合にはパリソン径(カーソルで2点指定、PL
TOP :二点間の距離)の入力を受けてPLTOP からパリ
ソン形状が計算されその値が表示される。さらに、ピン
チオフ位置の計算表示が行われ、「このピンチオフ/パ
リソン径でよろしいか」の表示により確認が促される。
また、パリソン形状からの喰い切り刃設計を行わない場
合はカーソルで2点が指定されたピンチオフ位置(L
CUT :二点間の距離)が入力され表示されるのでLCUT
からパリソン形状が計算表示されてその確認が促され
る。
【0039】確認が否である場合にはパーティング断面
図表示に処理が戻され、可であれば最大製品断面上で喰
い切り刃長(CL )が算出されて、対象成形機仕様から
型締め力(F)、ブローエアー圧(PAIR )が検索され
る。さらに、最大製品断面積(SM )から最大キャビテ
ィ断面積(S)が算出される。
【0040】次いで、F≧n×(S×PAIR +CL ×C
W ×PCUT )、(PCUT :喰い切り圧力:剪断力に喰い
切り刃の断面積を掛けて算出、CW :喰い切り刃厚み)
であるか否かの確認表示が行われ、Fが大であれば企画
情報の製品名をキーとして商品の代表肉厚(首部:
N 、胴部tT 、底部tB )が検索される。また、Fが
小であれば「型締め力が標準設計値より***kgf/
mm2 足りません」の不足表示が行われ、設計続行の指
示があれば代表肉厚の検索が実施される。
【0041】続いて、企画情報の使用樹脂をキーに比熱
P 、熱伝導率:λ、密度:ρなどの樹脂物性が検索さ
れ、対象成形機仕様から最高樹脂温度(TMAX )、最大
押出量(QMAX )、型温(TMOLD)、取出し温度(T
OUT )が設定されて冷却時間(Ic-TEMP )が算出され
る。
【0042】また、対象成形機仕様から成形機ドライサ
イクル(IMCN )が検索され、成形サイクル(ITEMP
の算出が行われ、製品名をキーに商品の重量(WM )が
検索されてバリ込み重量(WALL )、必要押出量(Q
TEMP)の算出が行われる。さらに、対象成形機仕様から
スクリュー回転数(N)、押出量(Q)、樹脂温度
(T)の相関方程式が検索され、算出された押出量(Q
TEMP)、樹脂温度(TTEMP)、型温(TMOLD)、取出し
温(TOUT )により冷却時間(IC )が算出される。
【0043】ここで、成形サイクル(I)および必要押
出量(Q)の再計算が行われ、必要押出量(Q)に対し
成形機が80%のゆとりがあるか否かの確認が行われ
る。ゆとりがあれば生産可能数量(VM )が算出され
る。ゆとりがない場合は「押出機の能力が設計値より*
**kg/hr 足りません」が表示されて設計続行の可
否が問われる。これに対し設計続行の指示があれば生産
可能数量(VM )の算出が行われる。続いて生産予定数
量(VI )が検索され、VM ≧VI であるか否かの確認
が行われる。VM がVI よりも大であれば「この成形機
は製品名(****)の生産要求性能を十分満たしま
す」の評価結果の表示が行われる。また、VMがVI
りも小であれば「生産可能数量が予定数量より***個
/月足りません」の表示が行われ、これに対して設計続
行の指示があれば前述の評価結果が表示され、選択され
た成形機でこの製品が作れるか否かの判定および現在ま
での計算結果を含む形成機評価レポートが出力される。
【0044】ここで、金型本設計の続行指示を受けた場
合には、水平方向(幅、厚み)および垂直方向の収縮率
が過去の製品の収縮率および実測値、計算値を参照する
ことにより決定され、パーティング面/パーティング垂
直面に対してスケーリング用ファイルに収納率が設定さ
れてキャビティ形状が作成される。キャビティ形状の作
成は、まず、キャビティ幅CW 、キャビティ高さCH
キャビティ奥行きCL のキヤビティ寸法、最小1金型幅
(B1W=CW +T1 1 :金型幅余裕)の計算が行わ
れる。続いてヘッド数nが1であるか否かが確認され、
1の場合は金型取付可能幅(PW )が検索され、ブロッ
ク幅サイズ(B1SW )の選択が行われる。ヘッド数が1
でなければヘッドピッチ(P)および金型取付可能幅
(PW )の検索が行われ、ブロック幅サイズ(B1SW
の選択が行われた後にB1SW ≧B1Wであるか否かが確認
される。
【0045】この確認でB1SW の方が大であればブロッ
ク幅(BW )の計算が行われ、PW≧BW であるか否か
が確認される。PW が大であれば「成形品上部にドーム
を取り付けますか」が表示される。PW が小であればヘ
ッドピッチPが所定の寸法(例えば99mm)であるか
否かが確認され、P=99mmでなければブロック幅サ
イズ(B1SW )の規格を1つ下げてB1SW ≧B1Wである
か否かの確認処理に戻り再度同様の処理が繰り返され
る。
【0046】B1SW ≧B1Wでなく、P=99mmの場合
は最小ブロック幅(BWMIN)の計算が行われ、PW ≧B
WMINであるか否かが確認される。PW が大であれば成形
品上部にドームを取付けるか否かの確認を促す表示が行
われる。また、PW が小であれば最小ブロック幅(B
WMIN)が再計算され、再度PW ≧BWMINであるか否かが
確認される。PW が大であればブロック幅(BW )が最
小ブロック幅(BWMIN)に一致するので、成形品上部へ
のドーム取付け確認を促す表示が行われる。PWが小で
あれば最小ブロック幅(BWMIN)の再計算およびPW
WMINであるか否かの確認が行われ、PW が小であれば
「標準ブロック設計では幅が**mm足りず設計できま
せん」の表示が行われる。PW が大であれば成形品上部
へのドーム取付け確認を促す表示が行われる。
【0047】ドームを取付ける指示がある場合には製品
バリ余裕hをすでに設定した75mmとし、取付けない
場合には50mmとして金型高さ(BH )が決定され
る。続いて、最小金型厚さ(BLMIN )および標準キャ
ビティ厚みの選択が行われ、背板厚み(BP )が計算さ
れる。ここで、BP ≧20mmであるか否かが確認さ
れ、BP が20mm以上であれば20mm、25mm、
30mm、50mm、60mmのように定められている
標準背板厚の中から該当する寸法が選択され背板大きさ
の決定、金型厚さ(BL )の計算が行われてブロック外
径とキャビティ形状が表示される。
【0048】BP ≧20mmでなければヘッド数(n)
の検索が行われ、ヘッド数(n)が1であるか否かが確
認される。n=1でなければ背板厚み(BP )の再計算
(BP =PL /2−BLMIN 、BLMIN :最小金型厚
さ)が行われて、PL /2−20≧BLMIN であるか否
かが確認される。PL /2−20≧BLMIN でなければ
「標準設計法では背板厚みが設計できません」が表示さ
れる。PL /2−20≧BLMIN であれば標準背板厚
(BP )が20mmで計算され背板大きさの決定処理が
行われる。また、ヘッド数(n)が1であればそのまま
ブロック外形とキャビティ形状が表示される。
【0049】次いで、「ブロック割り位置を入力して下
さい」および「ブロック材質を入力して下さい」が表示
され、これによるブロック割り位置およびブロック材質
の入力およびドーム形状の入力を受けることによりガイ
ドブロックおよびガイドピンの配置が行われる。
【0050】このような設計、作図処理により金型設計
に要するトータル時間が、例えば従来79時間を要した
ものが3.5時間に大幅に短縮される。特に、部品図作
図では40時間の工数を要したものが自動化されたこと
によりその工数は全く不要となり、キャビティ作成、寸
法記入、注釈記入作業においてはその工数削減が顕著に
現れる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、熟
練度の低い設計者であっても、従来から蓄積された経験
を利用して極めて短時間にかつ合理的に金型の設計を行
うことができる効果がある。また、一つの金型に複数の
キャビティを設ける場合には、本装置を利用することが
さらに有効であり、あわせて設計された金型を使用する
に適する成形機を自動的に選択する装置に連係させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例に係わる金型設計の全体の流れを
示すフローチャート。
【図3】本発明実施例に係わる金型設計手順の流れを示
すフローチャート。
【図4】(a)〜(b)は金型ブロックの割り位置パタ
ーンの種類を示す図。
【図5】本発明実施例における設計モジュールの起動ウ
ィンドウの表示例を示す図。
【図6】本発明実施例における割り位置パターン指定の
ための選択用画面の表示例を示す図。
【図7】本発明実施例における割り位置を入力する数値
指定画面の表示例を示す図。
【図8】本発明実施例における寸法入力時のアラートの
表示例を示す図。
【図9】本発明実施例におけるブロック配置を示す平面
図。
【図10】本発明実施例における金型設計処理動作の流
れを示すフローチャート。
【図11】本発明実施例における金型設計処理動作の流
れを示すフローチャート。
【図12】本発明実施例における金型設計処理動作の流
れを示すフローチャート。
【図13】本発明実施例における金型設計処理動作の流
れを示すフローチャート。
【図14】本発明実施例における金型設計処理動作の流
れを示すフローチャート。
【図15】本発明実施例における金型設計処理動作の流
れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 金型設計手段 1a 入力手段 1b 演算手段 1c データ抽出手段 1d 形状表示手段 1e 割り位置設定手段 2、10a データベース 3 本体装置 4 CRT表示装置 5 キーボード 6 マウス 10 CAD装置 11 通信回線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−205975(JP,A) 特開 平5−12385(JP,A) 特開 平4−361304(JP,A) 特開 平1−293476(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAD装置から入力される三次元の製品
    形状についてあらかじめ与えられた成形品の収縮率
    (α)をパラメタとして金型のキャビティ形状を演算す
    る手段を備え、 前記演算する手段には、前記製品形状の厚さ(L)、幅
    (W)および高さ(H、ブロー方向)に対してキャビテ
    ィ形状の厚さ(CL )、幅(CW )および高さ(CH
    をそれぞれ、 CL =L×(1+αL )、CW =W×(1+αw )、C
    H =H×(1+αH )として演算する手段を含み、 操作により与えられる個数nのキャビティを一つの金型
    の幅方向に配置し、そのキャビティ間の隔壁寸法をT
    1 、そのキャビティの幅方向の両端の各余裕寸法をT2
    とするとき、金型の幅 PW =n×W×(1+αw )+(n−1)T1 +2T2 を演算する手段と、その製品のバリ余裕寸法をhとする
    とき、金型の高さ PH =H×(1+αH )+h を演算する手段と、その製品の厚さ余裕寸法をrとする
    とき、金型の厚さ PL =(CL /2)+r を演算する手段とを備えたことを特徴とするブロー金型
    設計支援装置。
  2. 【請求項2】 演算されたキャビティ形状を表示する手
    段と、この表示する手段により表示された画面上で金型
    ブロックの割り位置を操作により設定する手段を備えた
    請求項1記載のブロー金型設計支援装置。
  3. 【請求項3】 操作により設定された前記割り位置から
    各部品の製作図面を自動作図する手段を備えた請求項
    載のブロー金型設計支援装置。
  4. 【請求項4】 CAD装置から入力される三次元の製品
    形状のデータに基づき前記製品形状と成形機についての
    データベースに蓄積された仕様とを対照させて使用しよ
    うとする成形機が当該製品を製造できるか否かを判定す
    る手段と、この判定する手段で製造することができると
    判定された成形機について前記製品を製造するための金
    型設計に必要なデータを抽出する手段と備えた請求項
    載のブロー金型設計支援装置。
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