JPH09253984A - 日程表作成方法及び日程表作成装置 - Google Patents

日程表作成方法及び日程表作成装置

Info

Publication number
JPH09253984A
JPH09253984A JP7001996A JP7001996A JPH09253984A JP H09253984 A JPH09253984 A JP H09253984A JP 7001996 A JP7001996 A JP 7001996A JP 7001996 A JP7001996 A JP 7001996A JP H09253984 A JPH09253984 A JP H09253984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
execution
date
schedule
man
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7001996A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Takahara
照明 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7001996A priority Critical patent/JPH09253984A/ja
Publication of JPH09253984A publication Critical patent/JPH09253984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品に対する工程の情報の入力と、日程表の
作成とを同時に行わせることにより、利便性の高い日程
表作成方法を提供する。 【解決手段】 日程表の上に各工程に対応した工程アイ
コンを時系列に並べることにより、まず従来のチャート
図に対応する図を作成する。次に、並べられた工程アイ
コンに対しマウスでクリックを行うと所要工数入力手段
20が表示される。この所要工数入力手段20において
キーボードから所要工数を入力すると、その工程の所要
工数が入力される。更に、この工程に対応する工程アイ
コンが入力された所要工数に応じてその横幅が設定され
る。その設定された横幅に応じてその工程に後続する工
程アイコンの表示位置が順次繰り上げられたり繰り下げ
られたりする。そのため、簡易な操作で日程表を容易に
作成することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工程管理システム
に関する。即に、部品の工程情報を簡易に入力すること
ができ、日程表を容易に作成することが可能な工程管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】製造業等において、ある製品の製造工程
を管理することは、極めて重要なことである。このよう
な製造業においては係る製造工程を管理するため、一般
に工程管理システムが用いられている。
【0003】従来の工程管理システムにおいては、製造
の対象である製品の構成と、その工程の手順を入手し、
製造日程を計算し、スケジュールの表示を行う機能が備
えられている。図13には、このような製品の構成の入
力からスケジュールの表示が行われるまでの動作の流れ
を表すフローチャートが示されている。図13に示され
ていない、まずステップS13−1においては製品の構
成と、製造工程の手順が入力されるまで、S13−2に
おいては各製造工程の必要な日数を入力し、全体の日程
が計算されるまで、S13−3においてはこの日程計算
に基づき所定の製品を作るための日程表が作成され、こ
れがスケジュールとして表示されるのである。
【0004】図13に示されているような入力から出力
に至るまでの動作を具体的な例を用いて説明する。
【0005】図14には、例えば製品Xを作るチャート
図が示されている。このチャート図は、製造対象である
製品の構成部品、各部品ごとの加工工程の手順を表した
図であり、古典的には人間が手で描いていたものであ
る。近年使用されている工程管理システムにおいては、
各部品ごとの部品工程情報を所定のコンピュータの入力
装置から人間が入力することにより、この工程情報に基
づき図16に示されるようなチャート図が自動的に作成
されている。このように、人間がコンピュータの入力装
置から製品の部品工程情報を入力する画面の様子が図1
5に示されている。図15に示されているように、製品
Xを構成する各部品A、B、C、・・・ごとにその工程
手順と、この工程手順に必要な所用工数(時間や日数)
が入力される。また、他の部品と組み合わされる場合に
は、その旨が適宜入力される。
【0006】図15に示されるているように部品Bは工
程2である焼き入れが終了した後、部品A「ねじ止め」
により組み合される。このことが、部品Bの3列目に示
されている。すなわち、この列に「部品A」「3」と記
載することにより、部品Bが部品Aの三番目の工程「ね
じ止め」において組み合わされることが示されている。
このようにして、近年の工程管理システムによれば、こ
のシステムの入力装置において人間が製品を構成する部
品の工程情報を入力することにより、係る工程情報に基
づき図14に示されているようなチャート図が自動的に
作成される。なお、部品の工程情報が入力された場合に
は、チャート図が作成される前に、組み合わせ先の指定
にエラーがないか、製造工程の所用工数(日数)等にエ
ラーがないか等、入力エラーチェックが行われる。
【0007】図14に示されているように、このチャー
ト図はあくまでも製造工程の手順のみを示したものであ
り、具体的な各工程にどれだけの工数(日数や時間数)
が必要とされるかについては、各工程を表す矩形の図形
に付随して文字で表記する等の工夫がされていた。その
ため、近年の工程管理システムにおいては各工程の所用
日数をもとに日程計算を行い、日程表の作成が行われ
る。この日程の計算については図13に示されているフ
ローチャートのステップS13−2において説明した処
理である。このような日程の計算を行うことによって日
程表が作成される。一般に、この日程計算は、全オーダ
について計算を行うため、計算量の多い作業となる。そ
のため、従来の工程管理システムにおいては図12にお
いて操作者が各部品の工程情報を入力した後、改めて計
算指示を工程管理システムに行うことにより、図16に
示されるような日程表の計算が別途行われていた。
【0008】最後にこのような計算により得られた日程
表が図13におけるステップS13−3に示されるよう
に画面に表示等されることにより実際の工程管理にしす
るものとして提供されていた。
【0009】また、特開平4−69136号公報には、
マイクロコンピュータなどを用いて操作簡単な日程管理
方法を実現する発明について開示されている。
【0010】また、特開平4−146055号公報に
は、柔軟かつ最適なスケジューリングが行えるスケジュ
ール作成装置が開示されている。
【0011】また、特開平4−247769号公報に
は、生産計画を無駄なく迅速に修正可能な工程管理装置
が開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の工程管理システ
ムは、以上のように構成されているため、部品の工程情
報を入力するフェーズ、日程表の計算を行い、かつ表示
を行うフェーズとが別個独立なものとして取り扱われて
おり、例えば部品の工程情報に一部変更があった場合に
日程表がどのように変化するのかについて迅速に知りた
い場合等においては、対応が困難である。このような場
合に部品の工程情報を一部変更することに応じて日程表
が逐次変化するような表示が行われることがことが望ま
しい。
【0013】本願発明は、このような課題に鑑みなされ
たものであり、部品の工程情報を会話的に入力する方法
を提供すると共に、部品の工程情報の変更を容易に行え
る手段を実現し、利便性の高い工程管理システムを提供
することである。
【0014】なお、従来チャート図をまず書いていたの
は、このチャート図に基づき部品の工程情報を入力する
ためである。特に、受注生産品等のように多種類の特殊
な部品が複雑に組合わされるような製品においては各製
品の所用工数は必ずしも標準品とは同一ではないため、
図13に示されているようなチャート図をあらかじめ書
いておかなければその所用工数を人間が入力することは
極めて困難な作業となっていた。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、上記課
題を解決するために、複数の工程の実行日程を表示する
日程表であって、表示される前記各工程には、少なくと
も、開始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序
関係とが、付与されている日程表を作成する日程表作成
方法において、前記各工程の実行順序関係に基づいて、
前記各工程を表す工程表示部材を、各工程の実行時刻に
基づき時系列に配置する工程配置ステップと、前記各工
程表示部材が対応する工程に対して、その工程の工数を
付与する工数付与ステップと、を備え、作成する日程表
作成方法であって、以下の特徴を有するものである。
【0016】すなわち、前記工数付与ステップは、前記
工程に付与すべき工数を数値で入力する入力ステップ
と、前記入力ステップにおいて入力された数値を前記工
程に工数として付与する付与ステップと、前記付与ステ
ップにおいて、所定の工程に工数が付与される毎に、そ
の工程に対応する工程表示部材の大きさを前記付与され
た工数に応じて変更する変更ステップと、を含むことを
特徴とする日程表作成方法である。
【0017】このような構成によって、各工程に対する
工数が変更される毎に、その工程に対応する工程表示部
材の大きさが変更されるので、リアルタイムに日程表の
作成を行うことができる。
【0018】また、工程表示部材は、具体的にはアイコ
ンなどの表示部材を用いることが好適であり、その大き
さとしては、以下の実施の形態において述べるようにア
イコンの横幅の長さとすることが好適である。
【0019】第2の本発明は、上記課題を解決するため
に、複数の工程の実行日程を表示する日程表であって、
表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付時刻
及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付与さ
れている日程表を作成する日程表作成方法において、前
記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表す
工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に並
べる工程配置ステップと、前記各工程表示部材が対応す
る工程に対して、その工程の工数を付与する工数付与ス
テップと、を備え、作成する日程表作成方法であって、
以下の特徴を有するものである。
【0020】すなわち、前記工数付与ステップは、前記
工程表示部材の大きさを変更する変更ステップと、前記
変更ステップにおいて、所定の工程表示部材の大きさが
変更される度に、前記変更された前記工程表示部材の大
きさに対応する工数を算出する算出ステップと、前記算
出ステップにおいて算出した工数を前記工程表示部材に
対応する工程に付与する付与ステップと、を含むことを
特徴とする日程表作成方法である。
【0021】このような構成によって、各工程に対する
工数が変更される毎に、その工程に対応する工程表示部
材の大きさが変更されるので、リアルタイムに日程表の
作成を行うことができる。第2の本発明が、上記第1の
本発明と異なる点は、各工程に工数を付与するのに、直
接数値で指定したのではなく、工程表示部材の大きさを
変更することによって、この変更後の大きさに対応する
工数を算出ステップにおいて算出したことである。この
算出した工数を工程に付与することにより、数値を入力
しなくとも工数の付与が可能である。
【0022】第3の本発明は、上記課題を解決するため
に、上記第1又は第2の本発明の日程表作成方法におい
て、前記変更ステップにおいて前記工程に対応する工程
表示部材の大きさが変更された場合には、その工程に後
続する工程に対応する工程表示部材の配置位置が、前記
工程表示部材の大きさの変更に基づき変更される後続工
程表示部材配置変更ステップ、を含むことを特徴とする
日程表作成方法である。
【0023】このような構成により、ある工程に対応す
る工程表示部材の大きさが変更された場合には、それに
応じてその後の工程に対応する工程表示部材の配置位置
が変更される。そのため、一部の工程に対して変更があ
った場合でも、全体の日程表の内容がそれに基づいて変
更される。
【0024】第4の本発明は、上記課題を解決するため
に、上記第1又は第2の本発明の日程表作成方法におい
て、前記付与ステップにおいて前記工程に付与されてい
る工数が変更された場合には、その工程に後続する工程
の実行時刻が、前記工程に付与されている工数の変更に
基づき変更される後続工程実行時刻変更ステップ、を含
むことを特徴とする日程表作成方法である。
【0025】このような構成により、ある工程の工数が
変更され、その工程以降の工程の開始日付や完了日付な
どが変更された場合に、それに応じてその後の工程の日
程をずらすことができる。そのため、一部の工程の工数
を変更した場合でも全体の日程表の内容がそれに基づい
て変更される。
【0026】第5の本発明は、上記課題を解決するため
に、複数の工程の実行日程を表示する日程表であって、
表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付時刻
及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付与さ
れている日程表を作成する日程表作成方法において、前
記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表す
工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に配
置する工程配置ステップと、前記各工程表示部材が対応
する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付与
ステップと、を備え、作成する日程表作成方法であっ
て、以下の特徴を有するものである。
【0027】すなわち、所定の日付を、就業日から非就
業日に変更する日付属性変更ステップと、前記日付属性
変更ステップにおいて、所定の就業日が非就業日に変更
された場合に、その新たな非就業日以降に実行開始され
る工程に対して、その実行の日付が1日遅らせられ、そ
の新たな非就業日以降に実行完了する工程に対して、そ
の実行完了の日付が1日遅らせられる延期ステップと、
前記延期ステップにおいて一日遅らせられた工程に対応
する工程表示部材の配置位置を、1日ずらす延期配置ス
テップと、を含むことを特徴とする日程表作成方法であ
る。
【0028】就業日が、非就業日すなわち休日に変更さ
れた場合には、工程の日程は1日遅れさせる必要があ
る。本発明によれば、上記構成によって、休日になった
日以降の日程を1日未来に向かってずらすことにより、
休日が増えた場合の日程表が自動的に作成される。
【0029】第6の本発明は、上記課題を解決するため
に、複数の工程の実行日程を表示する日程表であって、
表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付時刻
及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付与さ
れている日程表を作成する日程表作成方法において、前
記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表す
工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に配
置する工程配置ステップと、前記各工程表示部材が対応
する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付与
ステップと、を備え、作成する日程表作成方法であっ
て、所定の日付を、非就業日から就業日に変更する日付
属性変更ステップと、前記日付属性変更ステップにおい
て、所定の非就業日が就業日に変更された場合に、その
新たな就業日以降に実行開始される工程に対して、その
実行の日付が1日早められ、その新たな非就業日以降に
実行完了する工程に対して、その実行完了の日付が1日
早められる短縮ステップと、前記延期ステップにおいて
1日早められた工程に対応する工程表示部材の配置位置
を、1日ずらす短縮配置ステップと、を含むことを特徴
とする日程表作成方法である。
【0030】非就業日すなわち休日が、就業日に変更さ
れた場合には、工程の日程は1日早めることが可能であ
る。本発明によれば、上記構成により、新たに就業日に
なった日以降の日程を1日早めることにより、就業日が
増えた場合の新たな日程表が自動的に作成される。
【0031】第7の本発明は、上記課題を解決するため
に、複数の工程の実行日程を表示する日程表であって、
表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付時刻
及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付与さ
れている日程表を作成する日程表作成方法において、前
記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表す
工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に配
置する工程配置ステップと、前記各工程表示部材が対応
する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付与
ステップと、を備え、作成する日程表作成方法であっ
て、所定の日付の作業時間を変更する作業時間変更ステ
ップと、前記作業時間変更ステップにおいて、所定の日
付の作業時間が増大された場合に、その変更された日付
の次の日付以降に実行完了する工程に対して、その実行
完了時刻を前記増大された時間だけ早める短縮ステップ
と、前記短縮ステップにおいて早められた工程に対応す
る工程表示部材の配置位置を、前記早められた実行完了
時刻に基づき、変更する短縮変更ステップと、を含むこ
とを特徴とする日程表作成方法である。
【0032】ある日付の作業時間が増加した場合には、
工程の日程を早めることが可能である。本発明によれ
ば、上記構成により、作業時間が増加した日以降の日程
を順次繰り上げることにより、作業時間が増えた場合の
新たな日程表が自動的に作成される。
【0033】第8の本発明は、上記課題を解決するため
に、複数の工程の実行日程を表示する日程表であって、
表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付時刻
及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付与さ
れている日程表を作成する日程表作成方法において、前
記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表す
工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に配
置する工程配置ステップと、前記各工程表示部材が対応
する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付与
ステップと、を備え、作成する日程表作成方法であっ
て、所定の日付の作業時間を変更する作業時間変更ステ
ップと、前記作業時間変更ステップにおいて、所定の日
付の作業時間が減少された場合に、前記減少された日付
に実行完了する工程に対しては、その実行完了時刻が前
記減少された作業時間内に終了しない時は、その工程の
完了時刻を、作業時間が減少された前記日付の次の日付
以降に延期し、前記減少された日付の次の日付以降に実
行開始する工程に対しては、その実行開始時刻を前記減
少され時間だけ延期する延期ステップと、前記延期ステ
ップにおいて延期された工程に対応する工程表示部材の
配置位置を、前記延期された実行開始時刻に基づき、変
更する延期変更ステップと、を含むことを特徴とする日
程表作成方法である。
【0034】ある日付の作業時間が減少した場合には、
工程の日程を遅くする必要がある。本発明によれば、上
記構成により、作業時間が減少した日以降の日程を順次
繰り下げ、遅らせることにより、作業時間が減少した場
合の新たな日程表が自動的に作成される。
【0035】第9の本発明は、上記課題を解決するため
に、複数の工程の実行日程を表示する日程表であって、
表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付時刻
及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付与さ
れている日程表を作成する日程表作成装置において、前
記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表す
工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に配
置する工程配置手段と、前記各工程表示部材が対応する
工程に対して、その工程の工数を付与する工数付与手段
と、を備え、前記工数付与手段は、前記工程に付与すべ
き工数を数値で入力する入力手段と、前記入力手段にお
いて入力された数値を前記工程に工数として付与する付
与手段と、前記付与手段において、所定の工程に工数が
付与される毎に、その工程に対応する工程表示部材の大
きさを前記付与された工数に応じて変更する変更手段
と、を含むことを特徴とする日程表作成装置である。
【0036】第9の本発明は、上記第1の本発明を実現
するための装置に関するものであり、その作用は、上記
第1の本発明と実質的に同様である。
【0037】第10の本発明は、上記課題を解決するた
めに、複数の工程の実行日程を表示する日程表であっ
て、表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付
時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付
与されている日程表を作成する日程表作成装置におい
て、前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程
を表す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系
列に並べる工程配置手段と、前記各工程表示部材が対応
する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付与
手段と、を備え、前記工数付与手段は、前記工程表示部
材の大きさを変更する変更手段と、前記変更手段におい
て、所定の工程表示部材の大きさが変更される度に、前
記変更された前記工程表示部材の大きさに対応する工数
を算出する算出手段と、前記算出手段において算出した
工数を前記工程表示部材に対応する工程に付与する付与
手段と、を含むことを特徴とする日程表作成装置であ
る。
【0038】第10の本発明は、上記第2の本発明を実
現するための装置に関するものであり、その作用は、上
記第2の本発明と実質的に同様である。
【0039】第11の本発明は、上記課題を解決するた
めに、上記第1又は第2の本発明の日程表作成装置にお
いて、前記変更手段において前記工程に対応する工程表
示部材の大きさが変更された場合には、その工程に後続
する工程に対応する工程表示部材の配置位置が、前記工
程表示部材の大きさの変更に基づき変更される後続工程
表示部材配置変更手段、を含むことを特徴とする日程表
作成装置である。
【0040】第11の本発明は、上記第3の本発明を実
現するための装置に関するものであり、その作用は、上
記第3の本発明と実質的に同様である。
【0041】第12の本発明は、上記課題を解決するた
めに、上記第1又は第2の本発明の日程表作成装置にお
いて、前記付与手段において前記工程に付与されている
工数が変更された場合には、その工程に後続する工程の
実行時刻が、前記工程に付与されている工数の変更に基
づき変更される後続工程実行時刻変更手段、を含むこと
を特徴とする日程表作成装置である。
【0042】第12の本発明は、上記第4の本発明を実
現するための装置に関するものであり、その作用は、上
記第4の本発明と実質的に同様である。
【0043】第13の本発明は、上記課題を解決するた
めに、複数の工程の実行日程を表示する日程表であっ
て、表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付
時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付
与されている日程表を作成する日程表作成装置におい
て、前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程
を表す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系
列に配置する工程配置手段と、前記各工程表示部材が対
応する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付
与手段と、を備え、以下の特徴を有するものである。
【0044】すなわち、所定の日付を、就業日から非就
業日に変更する日付属性変更手段と、前記日付属性変更
手段において、所定の就業日が非就業日に変更された場
合に、その新たな非就業日以降に実行開始される工程に
対して、その実行の日付が1日遅らせられ、その新たな
非就業日以降に実行完了する工程に対して、その実行完
了の日付が1日遅らせられる延期手段と、前記延期手段
において1日遅らせられた工程に対応する工程表示部材
の配置位置を、1日ずらす延期配置手段と、を含むこと
を特徴とする日程表作成装置である。
【0045】第13の本発明は、上記第5の本発明を実
現するための装置に関するものであり、その作用は、上
記第5の本発明と実質的に同様である。
【0046】第14の本発明は、上記課題を解決するた
めに、複数の工程の実行日程を表示する日程表であっ
て、表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付
時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付
与されている日程表を作成する日程表作成装置におい
て、前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程
を表す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系
列に配置する工程配置手段と、前記各工程表示部材が対
応する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付
与手段と、を備え、以下の特徴を有するものである。
【0047】すなわち、所定の日付を、非就業日から就
業日に変更する日付属性変更手段と、前記日付属性変更
手段において、所定の非就業日が就業日に変更された場
合に、その新たな就業日以降に実行開始される工程に対
して、その実行の日付が1日早められ、その新たな非就
業日以降に実行完了する工程に対して、その実行完了の
日付が1日早められる短縮手段と、前記延期手段におい
て1日早められた工程に対応する工程表示部材の配置位
置を、1日ずらす短縮配置手段と、を含むことを特徴と
する日程表作成装置である。
【0048】第14の本発明は、上記第6の本発明を実
現するための装置に関するものであり、その作用は、上
記第6の本発明と実質的に同様である。
【0049】第15の本発明は、上記課題を解決するた
めに、複数の工程の実行日程を表示する日程表であっ
て、表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付
時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付
与されている日程表を作成する日程表作成装置におい
て、前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程
を表す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系
列に配置する工程配置手段と、前記各工程表示部材が対
応する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付
与手段と、を備え、以下の特徴を有するものである。
【0050】すなわち、所定の日付の作業時間を変更す
る作業時間変更手段と、前記作業時間変更手段におい
て、所定の日付の作業時間が増大された場合に、その変
更された日付の次の日付以降に実行完了する工程に対し
て、その実行完了時刻を前記増大された時間だけ早める
短縮手段と、前記短縮手段において早められた工程に対
応する工程表示部材の配置位置を、前記早められた実行
完了時刻に基づき、変更する短縮変更手段と、を含むこ
とを特徴とする日程表作成装置である。
【0051】第15の本発明は、上記第7の本発明を実
現するための装置に関するものであり、その作用は、上
記第7の本発明と実質的に同様である。
【0052】第16の本発明は、上記課題を解決するた
めに、複数の工程の実行日程を表示する日程表であっ
て、表示される前記各工程には、少なくとも、開始日付
時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係とが、付
与されている日程表を作成する日程表作成装置におい
て、前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程
を表す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系
列に配置する工程配置手段と、前記各工程表示部材が対
応する工程に対して、その工程の工数を付与する工数付
与手段と、を備え、以下の特徴を有するものである。
【0053】すなわち、所定の日付の作業時間を変更す
る作業時間変更手段と、前記作業時間変更手段におい
て、所定の日付の作業時間が減少された場合に、前記減
少された日付に実行完了する工程に対しては、その実行
完了時刻が前記減少された作業時間内に終了しない時
は、その工程の完了時刻を、作業時間が減少された前記
日付の次の日付以降に延期し、前記減少された日付の次
の日付以降に実行開始する工程に対しては、その実行開
始時刻を前記減少され時間だけ延期する延期手段と、前
記延期手段において延期された工程に対応する工程表示
部材の配置位置を、前記延期された実行開始時刻に基づ
き、変更する延期変更手段と、を含むことを特徴とする
日程表作成装置である。
【0054】第16の本発明は、上記第8の本発明を実
現するための装置に関するものであり、その作用は、上
記第8の本発明と実質的に同様である。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0056】図1には、本発明の好適な実施の形態であ
る工程管理システムの部品の工程情報を入力する入力装
置における画面の様子が示されている。この図に示され
ているように、部品の工程情報を入力する画面において
は製造対象である製品Xの日程表を表示する日程表表示
部10と、この日程表表示部10の中の日程表に、置く
ための部品の候補を格納しておく部品表示部12とが表
示されている。この部品表示部12は、図1においては
例えば「部品アイコン箱」等という名称が付されている
領域(ウィンドウ)である。操作者は所望の部品(例え
ば部品A)を部品表示部12から選択し、日程表表示部
10中の部品の欄にコピーすることが可能である。この
動作は、具体的にはいわゆるマウスによるドラッグ&ド
ロップにより行われる。このように、操作者は部品表示
部12から所望の部品を選択しマウスによるドラッグ&
ドロップで日程表表示部10の中の所定の欄に移動させ
るだけで所望の部品を記入(コピー)することが可能で
ある。
【0057】更に、図1に示されているように、部品の
工程情報の入力画面においては、日程表に使用される各
工程の候補が表示されている工程表示部14が示されて
いる。この工程表示部14は、図1においては「工程ア
イコン箱」という名称(タイトル)が付されている。こ
の工程表示部14に表示されている工程も、上述した部
品と同様に操作者がマウスによりドラッグ&ドロップす
ることにより日程表表示部10内の日程表の所望の欄に
それぞれコピー(書き込む)ことが可能である。
【0058】本実施の形態において特徴的なことは、単
に部品と工程とをアイコンで準備し、マウスによるドラ
ッグ&ドロップで日程表に容易に書き込めるようにした
だけではない。本実施の形態において特徴的ことは日程
表の中に所定の工程を表すアイコンが移動・配置された
場合に日程の前後にある工程の間が線で結ばれることで
ある。(図1参照)。このように、連続して行われる工
程であることを意味するための線が自動的に引かれるた
め、操作者は部品のアイコンと工程のアイコンとをそれ
ぞれ移動させるだけで容易に日程表の基礎となる部分を
作成することが可能である。
【0059】図1に示されているように、本実施の形態
においては、日程表の各日付に対して1個の工程が暫定
的に割り振られている。すなわち日程表に置かれた直後
は各工程の工数(日数)は暫定的に1日(又は8時間)
に設定されているのである。
【0060】この後、各工程に具体的な工数が入力され
ることにより、図1において、各工程を表すアイコンの
大きさ等が変化し、製造の日程表が自動的に作成されて
ゆくのである。
【0061】なお、本実施の形態に係る工程管理システ
ムにおいては、部品の組み合せのための線については、
図2に示されているような方法によって描くことが可能
である。まず、図2(a)には「焼き入れ」工程の後に
「組み立て」工程において組み合せる場合における組み
合せ前の状態の日程表の様子が示されている。この状態
から、図2(b)に示されているように、「焼き入れ」
工程をマウスでドラッグし、図2(c)に示されている
ように、組み合せられる工程である「組み立て」工程の
上にこの「焼き入れ」工程を移動させる。すると、図2
(d)に示されているように、「焼き入れ」工程から
「組み立て」工程に結ばれる線が自動的に描かれるので
ある。
【0062】このように、本実施の形態に係る工程管理
システムによれば、グラフィカルユーザインタフェース
を持ち、部品の工程情報を入力する画面に日程表示部1
0と、部品表示部12と、工程表示部14と、を表示し
ている。
【0063】そして、マウスによるドラッグ&ドロップ
により各アイコンを日程表に移動させることにより自動
的に日程表の言わば雛形をまず作成することが可能であ
る。更に、部品と部品とが組み合せる場合においてもマ
ウスによるドラッグ&ドロップにより自動的に組み合せ
の線が表示されるのである。なお、各工程の間に自動的
に線が描かれたり、組み合わせの線が描かれたりするこ
とは、従来のCADソフト等による技術を用いれば容易
に実現可能である。
【0064】以上述べたように、本実施の形態において
は、日程表の慨形となる各部品と、各部品に適用される
工程と、各部品の組み合せに関する情報についての入力
を容易に行うことが可能である。
【0065】工程の所要時間の入力 上述した図1及び図2に示されているような動作によっ
て、製品Xを構成する各部品と、各部品に適応される工
程との関係をグラフィカルに入力することが可能であっ
た。各工程の間に自動的に線が描かれることにより、各
工程間の関係についても自動的に工程管理システムに入
力することが可能である。
【0066】しかしながら、各工程の所要時間は、規程
値として例えば8時間が用いられており、実際に必要な
所用工数はまだ設定されていない。以下、各工程に対し
所用工数を入力する方法について説明する。
【0067】図3には、各工程に対して、直接数値を入
力することによりその工程の所用工数を入力する手法の
説明図が示されている。図3に示されているのは、図1
に示されている日程表示部10内の日程表の一部を拡大
した拡大図である。この拡大図は、日程表示部10の部
品Aの9月1日から9月3日までの欄が拡大されて表示
されている。図3に示されているように、9月1日、9
月2日、9月3日の各日付けは、それぞれ24時間の目
盛りが振られている。そして、工程「粗削り」は9月1
日に、工程「穴明」は9月2日に、工程「ねじ」は9月
3日に、それぞれ暫定的に割り当てられている。
【0068】工程「粗削り」の所用工数を8時間から1
2時間に増やす場合について説明する。まずこの「粗削
り」の工程アイコンをマウスでクリックすることによ
り、所用工数入力部20が工程アイコン「粗削り」の近
傍に表示される。この所用工数入力部20は、図3に示
されているように所用工数をキーボードから直接数値入
力欄に入力することも可能であるが、上向き矢印が付さ
れているUPボタン20aや、下向きの矢印が付されて
いるDOWNボタン20bを操作することにより、マウ
スによって1時間ずつ調整することも可能である。すな
わち、UPボタン20aをマウスでクリックすれば所用
工数は1時間だけ増加し、DOWNボタン20bをマウ
スでクリックすれば表示されている所用工数の時間は1
時間だけ小さくなるのである。
【0069】このように、工程アイコンをマウスでクリ
ックすることにより所用工数入力手段20であるダイア
ログ画面を表示させ、このダイアログ画面を用いて所用
工数を入力することが可能である。
【0070】本実施の形態において特徴的なことはグラ
フィカルユーザインターフェースを用いて所用工数を入
力させただけではない。本実施の形態においては、例え
ば工程「粗削り」の所用工数を8時間から12時間に変
更した場合には、「粗削り」アイコンの横の長さがそれ
に比例して長くなるのである。このように、本実施の形
態において特徴的な事項である「工数に応じてアイコン
の長さが変化する」ことが図3のB部に示されている。
【0071】なお、本実施の形態においては各日付の最
大作業時間は8時間に設定されているため、工程「粗削
り」アイコンは9月1日の「08」から「24」までの
間を占めることはない。工程「粗削り」の工数が12に
なったことにより8時間をオーバーした時間部すなわち
4時間分に相当するアイコンの部分が、9月2日の部分
にはみ出して表示されている。
【0072】この結果、各日付における作業時間が8時
間である場合に、「粗削り」作業の所用工数が12時間
に設定されると、まず9月1日において8時間の「粗削
り」作業が行われ、残りの4時間の「粗削り」作業は9
月2日において行われることが、自動的に図示され、所
望の工程図が得られる。
【0073】このように、図3に示されている手法によ
れば、所要工数入力手段20である工数を入力するダイ
アログを表示させることにより、工程の所要時間を直接
操作者が数字で入力することができた。また、矢印ボタ
ン25a、25bを用いることにより、マウスでのみ所
要工数の調整を図ることも可能である。
【0074】本実施の形態においては、工程の所要時間
を入力する手法として図4に示されている方法をも提供
している。図4(a)に示されているように、本実施の
形態に係る工程管理システムにおいてはマウスカーソル
を、工程アイコンの所定の位置に移動させた場合、その
マウスカーソルが左右の矢印カーソルの形状に変化す
る。この変化した状態でマウスのマウスボタンを押下し
たままで、マウスカーソルを左右に移動させると、この
工程アイコンの横幅がマウスカーソルの移動に伴って変
化する。このようにして、工程アイコン「粗削り」の横
幅が伸びた場合の様子を表す説明図が図4(b)に示さ
れている。図4(b)に示されているように、マウスカ
ーソルの移動により工程アイコンの横幅が広げられ、工
程「粗削り」の所要時間が増大したことが視覚的に容易
に把握されるようになる。この図4(b)に示されてい
る横幅の伸びた工程アイコン「粗削り」は、図3のB部
に示されている結果と同様であり、工程管理システムの
内部的にはこの工程「粗削り」に対する所要時間が8時
間から12時間に変更されている。このように本実施の
形態においては、工程アイコンの長さが変更された場合
には、この長さの変更に基づいて、対応する工程の所用
工数が自動的に更新されるのである。
【0075】この内部的に変更された所要工数は、この
横幅の伸びた「粗削り」アイコンをクリックすることに
より上記所要工数入力手段20であるダイアログを表示
することによって確認することが可能である。この所要
工数入力手段20は所要工数を入力するための手段では
あるが、図3において示しているように、現在その工程
に設定されている所要工数を表示する機能をも有してい
る。従って、図4に示されている手法によって工程アイ
コンの横幅を変更した後、このアイコンをクリックする
ことによって所要工数入力手段20を表示し、実際にそ
の工程に設定された所要工数を数字で確認することが可
能である。
【0076】このように、本実施の形態に係る工程管理
システムにおいては、工程の所要時間を入力する手法と
して2つの手法を提供している。1つは、図3に示され
ているように直接に数値を入力する方法であり、他の1
つは図4に示されているようにグラフィカル的に工程ア
イコンの長さを調節する方法である。そして、上述した
ようにいずれの方法を採用しても所要工数を入力する点
に関しては全く同様の効果が得られる。
【0077】図3や図4に示されているように、本実施
の形態に係る工程管理システムの日程表示部10に表示
されている日程表は、1日の作業時間として8時間を前
提としている。そのため、図3のB部や、図4(a)に
示されているように、1つの工程の所要工数が8時間を
超えた場合には、その越えた部分は次の就業日における
作業に振り向けられる。そして、本日の作業時間と、次
の就業日の作業時間までの間は点線で表示される。この
点線で表示されている様子が図3のB部や、図4(b)
に示されている。
【0078】そして、この点線表示は、休日に対しても
同様に取扱われる。例えば、図5のC部に示されている
ように「焼入れ」の工程が9月1日だけでは終了しない
場合には、その9月1日の作業時間を超える部分は次の
就業日における作業に振り向けられる。そして、次の9
月2日が休日であった場合には9月3日(すなわち次の
就業日)における作業に振り向けられるのである。そし
て、この9月2日(休日)の間は工程アイコン「焼入
れ」は点線表示されている。
【0079】さて、図5のC部の状態からこの9月2日
の休日を新たに就業日に変更することが本実施の形態に
係る工程システムでは可能である。まず、9月2日のカ
レンダーの部分にマウスカーソルを移動し、クリックを
行う。すると、現在の9月2日の休日という設定が、就
業日に変更される。すると、図5のD部に示されている
ように今まで9月3日に振り向けられていた作業が9月
2日に行われることにより全体の工程を1日早める日程
表に書き換えられるのである。そして、もう一度9月2
日のカレンダーの部位にマウスカーソルを移動させクリ
ックを行うと、再び9月2日は休日の設定となり図5の
C部の表示となる。
【0080】このように、本実施の形態によればマウス
によるクリックだけでそのカレンダー情報、すなわち就
業日であるか休日であるかを容易に変更することが可能
であるため、日程表の調整が容易に行えるという効果を
奏する。
【0081】また、図5に示されている実施の形態にお
いてはその日付に対する情報(休日であるか就業日であ
るか)を変更するのにマウスカーソルによるクリックを
行った。そして、クリック毎に休日と就業日が交互に切
り替わるような手法を採用している。しかし、休日か就
業日であるのかについて別途所定のダイヤログを表示さ
せることも好適である。このダイヤログは図3において
示したように日程表のカレンダー部位をマウスでクリッ
クすることにより日付属性入力手段として表示すること
が好適である。このダイヤログは図3における所要工数
入力手段20と類似した表示となるであろう。但し、そ
の表示内容は就業日と、休日とを切り替えるラジオボタ
ンなどの表示にするのが好適である。
【0082】また、上述した図3や図4に示されている
日程表においては1日の作業時間として8時間を前提に
日程表が描かれている。しかしながら、製造プロセスに
よっては、機械による自動製造が行われたり2交替制や
3交替制などの製造過程を採用することも考えられる。
そのため、1日当りの作業時間を変更する必要が生じる
場合も多い。すなわち、1日当りの能力を変更するので
ある。本実施の形態に係る工程管理システムにおいて
は、日程表において、各日付に対しその作業時間(能
力)を変更することが可能である。この変更の様子が図
9の説明図に示されている。例えば、図9(a)に示さ
れているように、9月1日の作業時間は例えばまず12
時間に設定されているものとする。すると、図9(a)
に示されているように本工程管理システムにおける日程
表には、9月1日の12時間の部位に縦に点線が引かれ
ている。この点線によって9月1日の作業時間が12時
間であることがグラフィカル的に操作者に示されるので
ある。なお、図9(a)に示されている例においては工
程「粗削り」は20時間の所要工数を必要とするため、
9月1日の12時間だけでは工程「粗削り」を終了する
ことはできない。そのため、9月2日の作業時間のうち
8時間がこの工程「粗削り」の残りの作業に割り当てら
れている。このような状態から、マウスカーソルを9月
1日の作業時間を表す点線上に移動させると、このマウ
スカーソルは図4において示されているのと同様に左右
矢印付きのカーソルに変化する。このカーソルが変化し
た状態からマウスボタンを押下したままマウスカーソル
を移動させるとこの点線がそのカーソルに伴って移動す
る。この移動した様子が図9(b)に示されている。例
えば、カーソルを右に移動させることにより点線を例え
ば20時間の位置まで移動させることが可能である。こ
のような動作により、9月1日に対する作業時間を、1
2時間から20時間に増やすことが可能である。その結
果、工程「粗削り」のアイコンは全て9月1日の内部に
表示され得るようになる。勿論、工程「粗削り」が前倒
しに行われることにより、その次の工程である工程「穴
開け」も工程が前倒しされる。
【0083】このように、図9に示されている例によれ
ば各日付に割り当てられている作業時間をその作業時間
を表す点線をマウスにより移動させることにより調整す
ることが可能である。この結果、1日の作業時間の変更
が極めて容易になり、日程表の変更・修正が容易に行え
るという効果を奏する。図9に示されている例において
は、マウスカーソルによって1日の作業時間を表す点線
を移動させることにより1日の作業時間をいわばグラフ
ィカル的に入力したが、所定のダイヤログボックスなど
を表示させ、具体的な作業時間を数字で指定することも
勿論可能である。このようなダイヤログボックスは、例
えば図3における所要工数入力手段20に類似した構成
となるであろう。また、このダイヤログボックスは、図
5における日付の属性を入力する手段と共用することも
好適である。
【0084】以上述べたように、本実施の形態に係る工
程管理システムによれば予め方眼紙などにチャート図を
作成し、また各工程に対して所要工数を入力し、一定量
の計算を行わせることにより工程図を作成するというス
テップを経なくとも、最終的な日程表が簡単に得られる
という効果を奏する。
【0085】従来のこのようなスケジュールを管理する
装置またはプログラムにおいては、一旦全ての工程、及
びその工程に要する工数を入力し、全体のこの膨大なデ
ータに対して計算を行わせていた。このような方法で
は、一般に計算量が膨大となるため、数値データを入力
してから、所定の計算ボタンを押すなどにより計算ステ
ップを経なければ日程表を出力することはできないので
ある。
【0086】これに対して本発明によれば、チャート図
を作成せずに直接日程表を作成している。そして、日程
表を構成する各工程に対して値を入力したり変更したり
する毎にリアルタイムに計算を行ったため、1回当りの
計算量は小さくなり、操作者の日程表に対する変更にリ
アルタイムに応答することが可能となったものである。
従って、本発明によればデータを入力した後、別途計算
を行わせるというステップが必要ではなく、日程表を直
接操作者が描いていく(又は変更していく)ことにより
工数などが内部プログラムによって自動的に描いた結果
(又は変更した結果)に基づき更新されるため、日程表
を描き終った時には工程管理システムに内部的にも各工
程間のつながりや、各工程に関する数値データについて
既に設定が完了している状態とすることが可能である。
【0087】本実施の形態に係る工程管理システムは、
全てコンピュータ上で実現される。すなわち、本実施の
形態の上記各機能は全てコンピュータのプログラムとし
て実現されている。
【0088】以下、本実施の形態に係る工程管理システ
ムの個々の動作を記述するソフトウェアの動作について
説明する。
【0089】まず、図7には各工程アイコンの開始位
置、及び工数から工程アイコンの表示位置及び横幅を計
算して表示を行う処理のプログラムの動作を表すフロー
チャートが示されている。この動作は工程アイコンに何
らかの変更が加えられた場合に適宜呼び出される基本的
な動作である。
【0090】まずステップS7−1においてはこの処理
の開始が宣言されている。本実施の形態に係る工程管理
システムにおいては、各工程の開始位置は日付(da
y)と時刻(time)とから構成されるデータであ
る。
【0091】次にステップS7−2においては所定の工
程の開始位置の日付が稼働日(就業日と同意であり、以
下、「就業日」の代わりにしばしば稼働日とも呼ぶ)か
どうであるか否かが検査される。稼働日である場合には
次のステップS7−4に処理が移行し、稼働日でない場
合にはステップS7−3に処理が移行する。稼働日でな
い場合にはステップS7−3において、開始日付として
工程の開始位置の日付に1が加算される。これは、その
工程の開始位置が誤っていたり、または更新が未だ済ん
でいないことを意味する。例えば、図5において示され
ているように、所定の休日が設定されている場合には各
工程はその休日の次の日に延ばされるような状態を想定
したものである。ステップS7−3において開始日付に
1が加算された後、再びこの開始日付が稼働日であるか
否かがステップS7−2において検査される。
【0092】一方、開始位置の日付が稼働日である場合
には、ステップS7−4においてその開始日付の稼働時
間帯を取得する。これは、工程管理システムの内部のカ
レンダー情報から取得することができ、具体的には稼働
時間帯の開始時刻startと、終了時刻endとが取
得される。上述したように本工程管理システムにおいて
は各日付における標準的な作業時間は8時間であり、例
えば開始時刻startは9時であり、終了時刻end
は5時である。
【0093】次に、ステップS7−5において、現在着
目している工程の工程開始時刻は、上記稼働開始時刻よ
り前か否かが検査される。もし工程開始時刻が稼働開始
時刻より前である場合には、工程の開始時刻を稼働開始
時刻に合わせることがステップS7−6において行われ
る。これは、その工程の開始時刻が誤っていたりまた更
新が未だ完了していない場合などを想定したものであ
る。一方、上記ステップS7−5において工程開始時刻
が稼働開始時刻より前でない場合には直接ステップS7
−7に処理が移行する。
【0094】さて、ステップS7−7においてはまず現
在着目している工程の仮の終了時刻(kari)が算出
される。この仮の終了時刻kariは以下の式により求
められる。
【0095】 kari=開始時刻+工数 =time+kosu すなわち、この仮の終了時刻は、開始時刻に単に工数を
足したものであり、同じ日付のうちに終了すれば正しい
終了時刻であるが、次の就業日に延長される場合も可能
性としてある。ステップS7−8においては、工程終了
時刻が稼働時間対終了時刻より後か否かが検査される。
係る検査の結果、工程終了時刻が稼働時間対終了時刻よ
り後である場合にはステップS7−9に処理が移行し、
後でない場合にはステップS7−11に処理が移行す
る。
【0096】工程終了時刻が稼働時間対終了時刻で後で
ない場合とは、その日のうちに処理が終了することを意
味しステップS7−11において、工程アイコンの完了
位置の日付と時刻を日付(day)と時刻(time)
として設定することによりその工程アイコンに対する更
新処理・設定処理が終了する。この場合、上記仮の終了
時刻(kari)は正式な終了時刻として採用される。
【0097】一方、上記ステップS7−8において工程
終了時刻が稼働時間帯終了時刻より後である場合には、
ステップS7−9において、現在着目している工程の工
数から稼働時間帯分の工数を引き去る計算が行われる。
これは、今日の日付で行える工数を引くことにより、次
の就業日以降に持ち越される工数を計算しているのであ
る。
【0098】 kosu=kosu−(end−start) 次にステップS7−10において、開始日時(day,
time)を、次の就業日の0時に設定する。すなわ
ち、 day=day+1 time=0 に設定する。その後、ステップS7−2に再び移行しこ
の開始日時についてその日が稼働日であるか否か、工程
の開始時刻がその日の稼働開始時刻より前か否かがその
後ステップS7−2やステップS7−5において検査が
行われ、以下同様の作業が続けられる。
【0099】以上のようにして各工程アイコンに対して
所定の表示が日程表の上に行われる。
【0100】工程アイコンの開始日時と、その終了日時
とからその工程の工数を算出する動作を表すフローチャ
ートが図8に示されている。この動作を行うプログラム
も、各種の処理において共通に用いられるプログラムで
ある。
【0101】まず、ステップS8−1において工程の開
始日時を(day1、time1)で表し、終了日時を
(day2、time2)からなるものと宣言してい
る。また、工程の工数を(kosu)としている。
【0102】次にステップS8−2において、この工程
の工数を0にしておく。
【0103】次にステップS8−3において開始日、す
なわちday1に対しての稼働時間帯の開始時刻(st
art)及び終了時刻(end)を取得する。これは、
本工程管理システムのカレンダー情報から開始日に関す
る情報を取得することにより行われる。
【0104】ステップS8−4においては開始日が稼働
日であるか否かが検査される。この検査の結果稼働日で
ある場合にはステップS8−6に移行するが、稼働日で
ない場合にはステップS8−5に処理が移行し、開始日
が1増加させられる。この動作は図7におけるステップ
S7−3と同様である。このステップS8−5において
開始日が1日進められた後再び上記ステップS8−3に
処理が移行する。
【0105】一方、ステップS8−6においては、この
工程の作業がその日1日で完了するか否が検査される。
すなわち、 day1=day2 start<time1 time2<end の3つの条件が全て満たされているか否かが検査され
る。満たされている場合には、ステップS8−7に処理
が移行し、工数の取得が行われる。すなわち、 kosu=end−start が計算される。その後ステップS8−8においてこのプ
ログラムの処理が終了する。
【0106】一方、上記ステップS8−6において3つ
の条件のうちいずれか1つ以上の条件が満たされていな
い場合にはステップS8−9に処理が移行する。そし
て、このステップにおいてその開始日における当日分の
工数がまず取得される。すなわち、 kosu=end−time1 が計算される。
【0107】そして、ステップS8−10において開始
日が1だけ増加させられる。すなわち、 day=day1+1 が計算される。次に、ステップS8−11において、開
始日に対しての稼働時間帯の開始時刻(start)、
及び終了時刻(end)の取得が行われる。
【0108】そして、ステップS8−12においてその
日が終了日であるか否かが検査される。すなわち、 day1=day2 であるか否かが検査される。係る検査の結果、終了日で
あることが判明した場合には、ステップS8−14にお
いて開始日の工数分を工数に加算する。すなわち、 kosu=kosu+(time2−start) を計算する。これによって終了日の工数が加算されるこ
とにより最終的な工程全体の工数が算出され、ステップ
S8−15において処理が終了する。
【0109】一方、ステップS8−12において終了日
の処理でない場合にはステップS8−13においてその
日の稼働時間を工数にそのまま加算する。すなわち、 kosu=kosu+(end−start) を算出する。その後、上記ステップS8−10において
開始日が1日進められ、以下終了日に至るまで同様の処
理が行われる。
【0110】次に、上記図4に示されているように、マ
ウスを用いて工程アイコンの幅を変更した時のその工程
の工数を取得するための処理プログラムの動作を、図9
に示されているフローチャートを用いて説明する。
【0111】まず、ステップS9−1において、工程ア
イコンの見た目上の横幅の変更はこのプログラムが記述
されている言語の機能により画面上において容易に実現
することが可能である。これは、プログラムを記述する
言語がアイコンの横幅を変更することをマウスを用いて
行う機能をサポートしているからである。近年におい
て、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)が一
般的になり、画面上のアイコンをマウスで種々の処理を
行う機能が一般の高級言語にも多く搭載されているので
ある。
【0112】ステップS9−2においては工程アイコン
の開始位置(day1、time1)及び終了位置(d
ay2、time2)の取得が行われる。これは、アイ
コンの横幅及び表示位置から日程表の位置を計算し、こ
の位置から開始位置と終了位置をそれぞれ取得すること
が可能である。
【0113】次にステップS9−3において、開始日が
稼働日であるか否かが検査される。この検査の結果検査
日が稼働日でない場合にはステップS9−4において終
了する。これは、その工程アイコンが表示されている位
置が不自然である場合に相当し、正しい位置に表示され
ていないものと思われるからである。この場合には、上
位のプログラムによって例えば図7に示されているプロ
グラムの動作を行うことにより、工程アイコンを正しい
位置に表示されてから改めて取得の動作が行われるので
ある。
【0114】一方、上記ステップS9−3において、開
始日が稼働日でない場合にはステップS9−5に処理が
移行し、終了日付の稼働時間帯(start,end)
が取得される。この稼働時間帯は、本実施の形態に係る
工程管理システムのカレンダー情報を参照することによ
り取得される。
【0115】次に、ステップS9−6においては終了時
刻が、稼働時間帯内にあるか否かが検査される。すなわ
ち、 start<time2 time2<end の2つの要件が双方満たされるか否かが検査される。こ
の結果いずれかの条件が満たされていない場合にはステ
ップS9−7において処理が終了する。これは、終了時
刻はその稼働時間帯内であるべきであり、稼働時間帯内
に存在しない場合にはデータが未だ正しくないものと判
断されるからである。この場合には上位のプログラムに
よって例えば図8に示されている動作などが行われるこ
とにより終了時刻が正確に稼働時間帯の中に入るように
調整が行われる。
【0116】一方、ステップS9−6において終了時刻
が稼働時間帯内である場合には、ステップS9−8に処
理が移行し、開始日が稼働日であるか否かが検査され
る。この検査の結果、稼働日でない場合には、ステップ
S9−9に処理が移行し、工数取得の動作は終了する。
一方、開始日が終了日であった場合には、次のステップ
S9−10に処理が移行する。なお、このステップS9
−8とS9−9は、上述したステップS9−3と、ステ
ップS9−4と同様の処理であるが、本プログラムが途
中から実行する場合等をも考慮し同じ処理がここに含め
られている。勿論、目的によっては、このステップS9
−8とS9−9を取り除くことも好適である。
【0117】ステップS9−10においては開始日付の
稼働時間帯(start、end)の取得が行われてい
る。この稼働時間帯は、開始日付のカレンダー情報から
取り出してくることが可能である。
【0118】ステップS9−11においては、開始時刻
が稼働時間帯内であるか否かが検査される。具体的に
は、 start<time1 time1<end の要件が双方共満たされているか否かが検査される。こ
の結果、いずれか一方の要件が満たされていない場合に
はステップS9−12に処理が移行し、本プログラムの
動作が終了する。一方、双方の要件が満たされている場
合には、ステップS9−13に処理が移行する。
【0119】ステップS9−13においては、図8で述
べた共通処理を実行し、工数の取得が行われ、この工数
に基づいて、工程管理システムの工程の情報を管理する
データベースの更新を行う。その後、ステップS9−1
4において本プログラムの動作が終了する。
【0120】次に、図3に示されているように工程アイ
コンに対して、所要の工数を所要工数入力手段20を表
示させることにより、操作者がキーボードから直接スイ
ッチを入力する場合の動作を説明する。この動作を実行
するプログラムのフローチャートが図10に示されてい
る。
【0121】まず、ステップS10−1においては、工
程アイコンをマウスでクリックした場合に工数入力画面
の表示が行われる。この機能は、本プログラムが記述さ
れている言語の本来の機能で実現可能である。すなわ
ち、マウスがクリックされたことを検出する機能、及び
工数入力画面を表示するための表示命令などが一般の高
級言語に備えられているため、この機能を用いているの
である。
【0122】ステップS10−2においては、操作者が
キーボードにより入力した工数(kosu)の取得が行
われる。このキーボードからの入力も本プログラムを記
述する高級言語の入力命令などにより実現される。
【0123】次に、ステップS10−3においては、工
程アイコンの開始日時(day1、time1)の取得
が行われる。具体的には、この工程アイコンが表示され
ている場所の座標を本プログラムが記述されている高級
言語の機能によって取得し、この座標が所定プログラム
により日程表のどの位置にあるのかが検査され、この結
果開始日時(day1、time1)が求められるので
ある。
【0124】ステップS10−4においては図7におい
て説明した共通機能の実行が行われ、この工程の完了日
時の取得が行われる。
【0125】ステップS10−5においては、上記得ら
れた工程の完了日時に基づき工程アイコンの幅の変更が
行われる。具体的な工程アイコンの幅を指定すれば、ア
イコンの幅を変更すること自体は本プログラムが記述さ
れている高級言語の機能を用いて容易に実行することが
可能である。
【0126】このようにして、工数をキーボードから直
接入力した場合に自動的に工程アイコンの横幅が自動的
に変更される。
【0127】次に、日付に対する属性、すなわちその日
が稼働日であるかまたは非稼働日であるかについての変
更が行われた場合の動作について説明する。図11に
は、このような動作を実行するプログラムのフローチャ
ートが示されている。このような日付の属性の変更動作
は、上述した図5において示されているように、所定の
日に対しその日が稼働日であるか、または休日であるか
の設定を変更する場合の動作である。
【0128】まず、ステップS11−1において、工程
アイコンの開始位置(day1、time1)を取得す
る。この機能は、上述した図10におけるステップS1
0−3と同様にこのプログラムが記述されている高級言
語の機能を用いて実現することが可能である。実際に
は、このプログラム言語の機能を用いてアイコンの表示
位置の座標を求めた後、この座標に基づきday1とt
ime1とを求めているのである。
【0129】次に、ステップS11−2においては、こ
の工程アイコンの工数がデータベースから取得される。
このデータベースは本実施の形態に係る工程管理システ
ムにおいて管理されている工程の工数及び他の工程との
連結関係を記憶しているデータベースであり、係るデー
タベースを検索することにより工程アイコンの工数が取
得される。なお、このデータベース自体は工程表を表示
する従来の工程管理システムと基本的に同様のデータベ
ースである。
【0130】ステップS11−3においては上述した図
7に示された共通処理の実行が行われ、工程アイコンの
再表示が行われる。これによって、所定の日付の属性が
変更された場合にアイコンの表示位置を自動的に変更す
ることが可能である。その後、ステップS11−4にお
いて本プログラムの動作が終了する。
【0131】次に、所定の日における稼働時間帯を変更
した場合の工程アイコンの幅が変更される動作について
説明する。この動作は、上記図6において説明したよう
に、1日における稼働時間をマウスなどにより変更した
場合の工程アイコンの表示態様の変更が行われる動作で
ある。図12には、この動作を実現するプログラムのフ
ローチャートが示されている。
【0132】まず、ステップS12−1においては、変
更された稼働時間帯(start、end)とその日付
(date)の取得が行われる。これは、本プログラム
が記述されている言語の機能により行うことが可能であ
る。具体的には、工程アイコンが表示されている位置を
入力し、この座標位置を稼働時間帯(start、en
d)と日付(date)に変換しているのである。
【0133】次に、ステップS12−2においては上記
図7における共通処理の実行が行われる。これによっ
て、工程アイコンの再表示が実行される。
【0134】ステップS12−3においては、工程アイ
コンの幅の変更が行われる。アイコンの幅を変更する機
能は、グラフィカルユーザインタフェースが広く採用さ
れている今日においては多くのプログラム言語でその機
能がサポートされている。そのため、アイコンの幅を変
更する命令も多くの高級言語においてサポートされてお
り、この機能を用いることによりステップS12−3は
容易に実行することが可能である。
【0135】ステップS12−4においては、変更され
た稼働時間帯を、本工程管理システムのデータベースに
対して更新を行う。このデータベースは本工程管理シス
テムにおいて管理している工程の工数や各工程間の連結
関係を記憶しているデータベースであり、各工程に関す
る情報の他、カレンダー情報をも格納している。このカ
レンダー情報には、その日が就業日であるか、休日であ
るかの情報の他、就業日である場合にはその稼働時間帯
をも記憶されている。
【0136】以上述べたように、本実施の形態に係る工
程管理システムによれば、日程表をマウスなどを用いて
画面に描いていくことにより、自動的に日程表を作成す
ることが可能である。特に、日程表を構成する各工程ア
イコンに対して何等かの操作をする毎に所定の計算が行
われ全体の日程がその都度調整される。例えば、所定の
日程の工数を増やせばそれにつながる後の工程の日程が
順次後に繰り下げられたり、または休日を新たに設定し
たりすれば工程がその日を飛ばして後の日付に延期され
たりなどの作業が自動的に行われる。
【0137】特に、本実施の形態においては各操作を行
う毎にこのような計算を行ったため、全体の日程表を新
たに計算するのに比べてより小さい計算量で計算を行う
ことが可能である。そのため、各操作毎に対応したリア
ルタイムにこの計算をすることができるので、日程表を
操作者が描き終った場合にはそれがそのまますぐに工程
管理システムにおける日程表として用いることが可能で
ある。
【0138】さらに、本実施の形態によれば各工程に対
する変更を加えた場合にリアルタイムに日程表の更新が
行われるため、試行錯誤的に日程を組む場合も本工程管
理システムの適用が可能となる効果を奏する。
【0139】尚、本実施の形態においては、主に製造業
における製造工程の管理システム及びそのシステムに用
いられる日程表の作成装置・方法に付いて説明したが、
一定の順序関係を有しながら実行される複数の工程を管
理するシステムの日程表であれば、本発明を適用するこ
とが可能である。
【0140】
【発明の効果】第1の本発明によれば、工程に付与すべ
き工数を数値で入力すると、その数値に基づき自動的に
工程表示部材の大きさが変更される。そのため、リアル
タイムに日程表に対する変更を加えることができ、会話
的な処理により日程表を作成することが可能である。そ
の結果、数値を入力してから別途計算をするステップ等
を経ることがなく、利便性の高い日程表作成方法が得ら
れる。
【0141】第2の本発明によれば、工程表示部材の大
きさを変更することにより、その大きさに応じて対応す
る工数が入力されるため、利便性の高い日程表作成方法
が得られる。
【0142】第3の本発明によれば、工程表示部材の大
きさが変更された場合に、それに後続する工程の表示位
置が自動的に変更されるため、一部の工程に対する変更
が全体の日程表にどのような影響を与えるかを操作者は
容易に把握することができ、適切な日程表を効率よく作
成することが可能である。
【0143】第4の本発明によれば、ある工程に付与さ
れている工数が変更された場合、その工程に後続する工
程の実行時刻がそれに合わせて変更されるため、日程表
の作成が容易となる日程表作成方法が得られる。
【0144】第5の本発明によれば、就業日を非就業日
に変更した場合に、その非就業日以降の日程を1日延ば
すことが可能である。そのため、休日が増えた場合の日
程表の作成が極めて容易に行える。
【0145】第6の本発明によれば、非就業日を就業日
に変更した場合に、その新たな就業日以降の工程を1日
繰上げ、新たな日程表を容易に作成することが可能とな
る。
【0146】第7の本発明によれば、ある日付における
作業時間が増大した場合その増大に応じて日程表が自動
的に繰り上げられる日程表作成方法が得られる。
【0147】第8の本発明によれば、ある日付の作業時
間が減少した場合に、その時間の減少に応じて日程が自
動的に繰り下げられる日程表作成方法が得られる。
【0148】第9から第16までの本発明は、上記第1
から第8までの本発明を装置として表現したものであ
り、その効果は上記第1から第8までの本発明と同様で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 部品アイコンと工程アイコンとを日程表の上
に並べて日程表を作成する様子を説明する説明図であ
る。
【図2】 工程を組合せる場合の動作を説明する説明図
である。
【図3】 工程に対して、その所要工数を入力する場合
の動作を説明する説明図である。
【図4】 工程を表す工程アイコンの幅を変更する場合
の動作を説明する説明図である。
【図5】 非就業日、すなわち休日を就業日すなわち出
勤日に変更する場合の動作を説明する説明図である。
【図6】 1日の作業時間を変更した場合の動作を説明
する説明図である。
【図7】 工程アイコンの開始位置と工数とから、工程
アイコンを表示する処理の動作を表すフローチャートで
ある。
【図8】 工程アイコンの開始日時と、終了日時とか
ら、工数を算出する動作を表すフローチャートである。
【図9】 マウスを用いて、工程アイコンの幅を変更し
た場合にその新たな幅に対応する工数を取得する場合の
動作を表すフローチャートである。
【図10】 工程アイコンに対して、その工程の工数を
キーボード等から直接数値として入力した場合の動作を
表すフローチャートである。
【図11】 所定の日付に対する属性(稼働日であるか
または非稼働日であるか)を変更した場合の動作を表す
フローチャートである。
【図12】 ある日付の可動時間帯を変更した場合の工
程アイコンの幅を変更する動作を表すフローチャートで
ある。
【図13】 従来の日程表作成の差異の作業の流れを表
すフローチャートである。
【図14】 従来の技術における、製品Xを作る際のチ
ャート図である。
【図15】 従来の工程管理システムにおいて、各部品
ごとにその対応する工程と、その工程に必要な所要工数
を入力する画面を説明する説明図である。
【図16】 製品Xを作る場合の日程表の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 日程表表示部、12 部品表示部、14 工程表
示部、20 所用工数入力部、20a UPボタン、2
0b DOWNボタン。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の工程の実行日程を表示する日程表
    であって、表示される前記各工程には、少なくとも、開
    始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係と
    が、付与されている日程表を作成する日程表作成方法に
    おいて、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置ステップと、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与ステップと、 を備え、 前記工数付与ステップは、 前記工程に付与すべき工数を数値で入力する入力ステッ
    プと、 前記入力ステップにおいて入力された数値を前記工程に
    工数として付与する付与ステップと、 前記付与ステップにおいて、所定の工程に工数が付与さ
    れる毎に、その工程に対応する工程表示部材の大きさを
    前記付与された工数に応じて変更する変更ステップと、 を含むことを特徴とする日程表作成方法。
  2. 【請求項2】 複数の工程の実行日程を表示する日程表
    であって、表示される前記各工程には、少なくとも、開
    始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係と
    が、付与されている日程表を作成する日程表作成方法に
    おいて、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    並べる工程配置ステップと、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与ステップと、 を備え、 前記工数付与ステップは、 前記工程表示部材の大きさを変更する変更ステップと、 前記変更ステップにおいて、所定の工程表示部材の大き
    さが変更される度に、前記変更された前記工程表示部材
    の大きさに対応する工数を算出する算出ステップと、 前記算出ステップにおいて算出した工数を前記工程表示
    部材に対応する工程に付与する付与ステップと、 を含むことを特徴とする日程表作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の日程表作成方法
    において、 前記変更ステップにおいて前記工程に対応する工程表示
    部材の大きさが変更された場合には、その工程に後続す
    る工程に対応する工程表示部材の配置位置が、前記工程
    表示部材の大きさの変更に基づき変更される後続工程表
    示部材配置変更ステップ、 を含むことを特徴とする日程表作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の日程表作成方法
    において、 前記付与ステップにおいて前記工程に付与されている工
    数が変更された場合には、その工程に後続する工程の実
    行時刻が、前記工程に付与されている工数の変更に基づ
    き変更される後続工程実行時刻変更ステップ、 を含むことを特徴とする日程表作成方法。
  5. 【請求項5】 複数の工程の実行日程を表示する日程表
    であって、表示される前記各工程には、少なくとも、開
    始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係と
    が、前付与されている日程表を作成する日程表作成方法
    において、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置ステップと、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与ステップと、 を備え、 所定の日付を、就業日から非就業日に変更する日付属性
    変更ステップと、 前記日付属性変更ステップにおいて、所定の就業日が非
    就業日に変更された場合に、その新たな非就業日以降に
    実行開始される工程に対して、その実行の日付が1日遅
    らせられ、その新たな非就業日以降に実行完了する工程
    に対して、その実行完了の日付が1日遅らせられる延期
    ステップと、 前記延期ステップにおいて一日遅らせられた工程に対応
    する工程表示部材の配置位置を、一日ずらす延期配置ス
    テップと、 を含むことを特徴とする日程表作成方法。
  6. 【請求項6】 複数の工程の実行日程を表示する日程表
    であって、表示される前記各工程には、少なくとも、開
    始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係と
    が、付与されている日程表を作成する日程表作成方法に
    おいて、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置ステップと、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与ステップと、 を備え、 所定の日付を、非就業日から就業日に変更する日付属性
    変更ステップと、 前記日付属性変更ステップにおいて、所定の非就業日が
    就業日に変更された場合に、その新たな就業日以降に実
    行開始される工程に対して、その実行の日付が1日早め
    られ、その新たな非就業日以降に実行完了する工程に対
    して、その実行完了の日付が1日早められる短縮ステッ
    プと、 前記延期ステップにおいて一日早められた工程に対応す
    る工程表示部材の配置位置を、一日ずらす短縮配置ステ
    ップと、 を含むことを特徴とする日程表作成方法。
  7. 【請求項7】 複数の工程の実行日程を表示する日程表
    であって、表示される前記各工程には、少なくとも、開
    始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係と
    が、付与されている日程表を作成する日程表作成方法に
    おいて、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置ステップと、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与ステップと、 を備え、 所定の日付の作業時間を変更する作業時間変更ステップ
    と、 前記作業時間変更ステップにおいて、所定の日付の作業
    時間が増大された場合に、その変更された日付の次の日
    付以降に実行完了する工程に対して、その実行完了時刻
    を前記増大された時間だけ早める短縮ステップと、 前記短縮ステップにおいて早められた工程に対応する工
    程表示部材の配置位置を、前記早められた実行完了時刻
    に基づき、変更する短縮変更ステップと、 を含むことを特徴とする日程表作成方法。
  8. 【請求項8】 複数の工程の実行日程を表示する日程表
    であって、表示される前記各工程には、少なくとも、開
    始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係と
    が、付与されている日程表を作成する日程表作成方法に
    おいて、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置ステップと、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与ステップと、 を備え、 所定の日付の作業時間を変更する作業時間変更ステップ
    と、 前記作業時間変更ステップにおいて、所定の日付の作業
    時間が減少された場合に、前記減少された日付に実行完
    了する工程に対しては、その実行完了時刻が前記減少さ
    れた作業時間内に終了しない時は、その工程の完了時刻
    を、作業時間が減少された前記日付の次の日付以降に延
    期し、前記減少された日付の次の日付以降に実行開始す
    る工程に対しては、その実行開始時刻を前記減少され時
    間だけ延期する延期ステップと、 前記延期ステップにおいて延期された工程に対応する工
    程表示部材の配置位置を、前記延期された実行開始時刻
    に基づき、変更する延期変更ステップと、 を含むことを特徴とする日程表作成方法。
  9. 【請求項9】 複数の工程の実行日程を表示する日程表
    であって、表示される前記各工程には、少なくとも、開
    始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係と
    が、付与されている日程表を作成する日程表作成装置に
    おいて、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置手段と、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与手段と、 を備え、 前記工数付与手段は、 前記工程に付与すべき工数を数値で入力する入力手段
    と、 前記入力手段において入力された数値を前記工程に工数
    として付与する付与手段と、 前記付与手段において、所定の工程に工数が付与される
    毎に、その工程に対応する工程表示部材の大きさを前記
    付与された工数に応じて変更する変更手段と、 を含むことを特徴とする日程表作成装置。
  10. 【請求項10】 複数の工程の実行日程を表示する日程
    表であって、表示される前記各工程には、少なくとも、
    開始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係
    とが、付与されている日程表を作成する日程表作成装置
    において、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    並べる工程配置手段と、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与手段と、 を備え、 前記工数付与手段は、 前記工程表示部材の大きさを変更する変更手段と、 前記変更手段において、所定の工程表示部材の大きさが
    変更される度に、前記変更された前記工程表示部材の大
    きさに対応する工数を算出する算出手段と、 前記算出手段において算出した工数を前記工程表示部材
    に対応する工程に付与する付与手段と、 を含むことを特徴とする日程表作成装置。
  11. 【請求項11】 請求項1又は2に記載の日程表作成装
    置において、 前記変更手段において前記工程に対応する工程表示部材
    の大きさが変更された場合には、その工程に後続する工
    程に対応する工程表示部材の配置位置が、前記工程表示
    部材の大きさの変更に基づき変更される後続工程表示部
    材配置変更手段、 を含むことを特徴とする日程表作成装置。
  12. 【請求項12】 請求項1又は2に記載の日程表作成装
    置において、 前記付与手段において前記工程に付与されている工数が
    変更された場合には、その工程に後続する工程の実行時
    刻が、前記工程に付与されている工数の変更に基づき変
    更される後続工程実行時刻変更手段、 を含むことを特徴とする日程表作成装置。
  13. 【請求項13】 複数の工程の実行日程を表示する日程
    表であって、表示される前記各工程には、少なくとも、
    開始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係
    とが、付与されている日程表を作成する日程表作成装置
    において、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置手段と、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与手段と、 を備え、 所定の日付を、就業日から非就業日に変更する日付属性
    変更手段と、 前記日付属性変更手段において、所定の就業日が非就業
    日に変更された場合に、その新たな非就業日以降に実行
    開始される工程に対して、その実行の日付が1日遅らせ
    られ、その新たな非就業日以降に実行完了する工程に対
    して、その実行完了の日付が1日遅らせられる延期手段
    と、 前記延期手段において一日遅らせられた工程に対応する
    工程表示部材の配置位置を、一日ずらす延期配置手段
    と、 を含むことを特徴とする日程表作成装置。
  14. 【請求項14】 複数の工程の実行日程を表示する日程
    表であって、表示される前記各工程には、少なくとも、
    開始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係
    とが、付与されている日程表を作成する日程表作成装置
    において、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置手段と、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与手段と、 を備え、 所定の日付を、非就業日から就業日に変更する日付属性
    変更手段と、 前記日付属性変更手段において、所定の非就業日が就業
    日に変更された場合に、その新たな就業日以降に実行開
    始される工程に対して、その実行の日付が1日早めら
    れ、その新たな非就業日以降に実行完了する工程に対し
    て、その実行完了の日付が1日早められる短縮手段と、 前記延期手段において一日早められた工程に対応する工
    程表示部材の配置位置を、一日ずらす短縮配置手段と、 を含むことを特徴とする日程表作成装置。
  15. 【請求項15】 複数の工程の実行日程を表示する日程
    表であって、表示される前記各工程には、少なくとも、
    開始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係
    とが、付与されている日程表を作成する日程表作成装置
    において、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置手段と、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与手段と、 を備え、 所定の日付の作業時間を変更する作業時間変更手段と、 前記作業時間変更手段において、所定の日付の作業時間
    が増大された場合に、その変更された日付の次の日付以
    降に実行完了する工程に対して、その実行完了時刻を前
    記増大された時間だけ早める短縮手段と、 前記短縮手段において早められた工程に対応する工程表
    示部材の配置位置を、前記早められた実行完了時刻に基
    づき、変更する短縮変更手段と、 を含むことを特徴とする日程表作成装置。
  16. 【請求項16】 複数の工程の実行日程を表示する日程
    表であって、表示される前記各工程には、少なくとも、
    開始日付時刻及び工数と、前記各工程間の実行順序関係
    とが、付与されている日程表を作成する日程表作成装置
    において、 前記各工程の実行順序関係に基づいて、前記各工程を表
    す工程表示部材を、各工程の実行時刻に基づき時系列に
    配置する工程配置手段と、 前記各工程表示部材が対応する工程に対して、その工程
    の工数を付与する工数付与手段と、 を備え、 所定の日付の作業時間を変更する作業時間変更手段と、 前記作業時間変更手段において、所定の日付の作業時間
    が減少された場合に、前記減少された日付に実行完了す
    る工程に対しては、その実行完了時刻が前記減少された
    作業時間内に終了しない時は、その工程の完了時刻を、
    作業時間が減少された前記日付の次の日付以降に延期
    し、前記減少された日付の次の日付以降に実行開始する
    工程に対しては、その実行開始時刻を前記減少され時間
    だけ延期する延期手段と、 前記延期手段において延期された工程に対応する工程表
    示部材の配置位置を、前記延期された実行開始時刻に基
    づき、変更する延期変更手段と、 を含むことを特徴とする日程表作成装置。
JP7001996A 1996-03-26 1996-03-26 日程表作成方法及び日程表作成装置 Pending JPH09253984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001996A JPH09253984A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 日程表作成方法及び日程表作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001996A JPH09253984A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 日程表作成方法及び日程表作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09253984A true JPH09253984A (ja) 1997-09-30

Family

ID=13419487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7001996A Pending JPH09253984A (ja) 1996-03-26 1996-03-26 日程表作成方法及び日程表作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09253984A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11203364A (ja) * 1998-01-20 1999-07-30 Fujitsu Ltd 資源割当処理装置
JP2002149388A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Ricoh Co Ltd プリンタ制御装置、プリンタ制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004265229A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Mitsui High Tec Inc 生産計画方法及びそのシステム
JP2004265105A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 投薬状況管理システム及び投薬状況管理プログラム
JP2006338078A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sakurai:Kk Nc工作装置
JP2010271815A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Nec Corp 作業管理装置、プログラム、及び作業管理方法
JP2012038263A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Fuji Tourist Plaza Co Ltd スケジュール作成システム
JP2012221404A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 分析支援装置、分析支援方法および分析支援プログラム
JP2015176357A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 トヨタ自動車株式会社 作業計画表示システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11203364A (ja) * 1998-01-20 1999-07-30 Fujitsu Ltd 資源割当処理装置
JP2002149388A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Ricoh Co Ltd プリンタ制御装置、プリンタ制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004265105A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 投薬状況管理システム及び投薬状況管理プログラム
JP2004265229A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Mitsui High Tec Inc 生産計画方法及びそのシステム
JP4653941B2 (ja) * 2003-03-03 2011-03-16 株式会社三井ハイテック 生産計画方法及びそのシステム
JP2006338078A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sakurai:Kk Nc工作装置
JP2010271815A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Nec Corp 作業管理装置、プログラム、及び作業管理方法
JP2012038263A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Fuji Tourist Plaza Co Ltd スケジュール作成システム
JP2012221404A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 分析支援装置、分析支援方法および分析支援プログラム
JP2015176357A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 トヨタ自動車株式会社 作業計画表示システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5414843A (en) Method and system for generating a project schedule using weighted work processes
US5940296A (en) Method and system for interactively developing a graphical control-flow structure and associated application software for use in a machine vision system
US9676101B2 (en) Operating program writing system
JPH09253984A (ja) 日程表作成方法及び日程表作成装置
JP3279556B2 (ja) データ編集方法
JPH10207523A (ja) 自動プログラミング装置および方法
CN110795796A (zh) 设计表示机械结构的3d建模的对象
JP2005135095A (ja) ロボット動作データ作成装置
JP6227614B2 (ja) アプリケーション画面作成支援機能を有する画面作成装置
JP5028483B2 (ja) プロジェクト情報表示装置、プロジェクト情報表示プログラム、および電子カルテ情報表示装置
JPH01121155A (ja) 生産スケジューリング装置
US20230236804A1 (en) Method and Apparatus for Automatic Programming
JP3394024B2 (ja) 機器配置装置及び機器配置設計方法
JPH0696186A (ja) 時刻/属性値により変化する図形の編集装置
JPH06332909A (ja) 計画管理システム
Stille et al. A/sup 2/DL-an Adaptive Automatic Display Layout system
Bullinger et al. GENIUS: Generating software‐ergonomic user interfaces
JPH0935103A (ja) 生産計画情報管理装置
JP3175862B2 (ja) スケジューリングシステム
JPH04159064A (ja) 日程計画支援方法および装置
Mermet et al. The introduction of CAD in the shoe industry
Fähnrich et al. GENIUS: A Generator for Graphical User Interfaces
CN116756795A (zh) 生产制造用人工工艺操作管理方法、设备和介质
JPH07334222A (ja) 工具経路編集方式
Zülch et al. Analytical approach of determining job division in manual assembly systems