JPH09253907A - 加工用工具保持装置 - Google Patents
加工用工具保持装置Info
- Publication number
- JPH09253907A JPH09253907A JP7158196A JP7158196A JPH09253907A JP H09253907 A JPH09253907 A JP H09253907A JP 7158196 A JP7158196 A JP 7158196A JP 7158196 A JP7158196 A JP 7158196A JP H09253907 A JPH09253907 A JP H09253907A
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- JP
- Japan
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- machining tool
- stage
- stage mechanism
- swivel
- tool
- Prior art date
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Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 title claims abstract description 31
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 61
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000257303 Hymenoptera Species 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turning (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工作機械等に対して加工用工具を水平、垂直
方向に旋回調整可能に取り付けるための加工用工具保持
装置における、加工用工具の取り付け位置の位置再現性
を向上させると共に、取り付け位置の微調整を簡単に行
い得るようにすること。 【解決手段】 加工用工具7を水平方向および垂直方向
に旋回調整可能に支持している加工用工具保持装置1
は、加工用工具7を垂直方向に旋回可能に支持している
手動式のスイベルステージ機構4と、当該スイベルステ
ージ機構4を水平方向に旋回可能に支持している手動式
のθステージ機構3と、当該θステージ機構3を支持し
ている基台2とを有し、当該基台2が旋盤等の工作機械
の側に取り付け固定されている。これらの手動式の精密
ステージを利用して、加工用工具7の取り付け角度位置
(水平方向の旋回角度位置、上下方向の傾斜角度位置)
を調整しているので、取り付け位置の再現性が良くな
り、また、取り付け位置の微調整も簡単に行うことが可
能になる。
方向に旋回調整可能に取り付けるための加工用工具保持
装置における、加工用工具の取り付け位置の位置再現性
を向上させると共に、取り付け位置の微調整を簡単に行
い得るようにすること。 【解決手段】 加工用工具7を水平方向および垂直方向
に旋回調整可能に支持している加工用工具保持装置1
は、加工用工具7を垂直方向に旋回可能に支持している
手動式のスイベルステージ機構4と、当該スイベルステ
ージ機構4を水平方向に旋回可能に支持している手動式
のθステージ機構3と、当該θステージ機構3を支持し
ている基台2とを有し、当該基台2が旋盤等の工作機械
の側に取り付け固定されている。これらの手動式の精密
ステージを利用して、加工用工具7の取り付け角度位置
(水平方向の旋回角度位置、上下方向の傾斜角度位置)
を調整しているので、取り付け位置の再現性が良くな
り、また、取り付け位置の微調整も簡単に行うことが可
能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平方向および垂
直方向の旋回角度調整が可能な状態で加工用工具を工作
機械等の側に取り付け固定するための加工用工具保持装
置に関するものである。
直方向の旋回角度調整が可能な状態で加工用工具を工作
機械等の側に取り付け固定するための加工用工具保持装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の加工用工具、すなわち工作機械用
の刃物は、刃物ホルダによって保持された状態で工作機
械等に取り付け固定されている。一般に、刃物は水平方
向の旋回角度位置、垂直方向の旋回角度である傾斜角度
を調整可能な状態で工作機械等に取り付け固定されてい
る。このような取り付け角度を調整可能な取り付け構造
は、例えば、特開平3−234404号公報に開示され
ている。この公報に開示されている取り付け構造では、
刃物を保持している側の部材をピンによって所定の方向
に回転可能な状態で工作機械の側に取り付け可能となっ
ている。そして、固定用のねじを用いて、刃物が目標と
する回転位置となったところで刃物を保持している側の
部材を工作機械の側に締結固定するように構成されてい
る。
の刃物は、刃物ホルダによって保持された状態で工作機
械等に取り付け固定されている。一般に、刃物は水平方
向の旋回角度位置、垂直方向の旋回角度である傾斜角度
を調整可能な状態で工作機械等に取り付け固定されてい
る。このような取り付け角度を調整可能な取り付け構造
は、例えば、特開平3−234404号公報に開示され
ている。この公報に開示されている取り付け構造では、
刃物を保持している側の部材をピンによって所定の方向
に回転可能な状態で工作機械の側に取り付け可能となっ
ている。そして、固定用のねじを用いて、刃物が目標と
する回転位置となったところで刃物を保持している側の
部材を工作機械の側に締結固定するように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、締結用の
ねじを締めつけることにより、刃物を保持した刃物ホル
ダを工作機械の側に固定して、刃物を目標とする位置に
固定する構造は次のような解決すべき課題がある。
ねじを締めつけることにより、刃物を保持した刃物ホル
ダを工作機械の側に固定して、刃物を目標とする位置に
固定する構造は次のような解決すべき課題がある。
【0004】まず、ねじを締めつけることにより、刃物
が目標とする角度位置に固定されるので、一旦ねじを緩
めてしまうと、再度同一位置となるように刃物の角度位
置を調整してねじを締結しても、前と同一の角度位置に
刃物を設定することが困難である。換言すると、位置再
現性が乏しい。
が目標とする角度位置に固定されるので、一旦ねじを緩
めてしまうと、再度同一位置となるように刃物の角度位
置を調整してねじを締結しても、前と同一の角度位置に
刃物を設定することが困難である。換言すると、位置再
現性が乏しい。
【0005】また、ねじを締結して刃物を固定している
ので、一旦ねじを締結してしまうと、刃物の取り付け角
度位置を微調整することが困難である。
ので、一旦ねじを締結してしまうと、刃物の取り付け角
度位置を微調整することが困難である。
【0006】本発明の課題は、このような従来の問題点
を解消可能な加工用工具保持装置を提案することにあ
る。
を解消可能な加工用工具保持装置を提案することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、加工用工具を水平方向および垂直方向
に旋回調整可能に支持している加工用工具保持装置にお
いて、前記加工用工具を垂直方向に旋回可能に支持して
いる手動式の第1の旋回ステージ機構(例えばスイベル
ステージ機構)と、当該第1の旋回ステージ機構を水平
方向に旋回可能に支持している手動式の第2の旋回ステ
ージ機構(例えばθステージ機構)と、当該第2の旋回
ステージ機構を支持している基台とを有する構成を採用
し、前記第1および第2の旋回ステージ機構を手動操作
することにより、前記加工用工具の前記基台に対する取
り付け位置を調整するようにしている。
めに、本発明は、加工用工具を水平方向および垂直方向
に旋回調整可能に支持している加工用工具保持装置にお
いて、前記加工用工具を垂直方向に旋回可能に支持して
いる手動式の第1の旋回ステージ機構(例えばスイベル
ステージ機構)と、当該第1の旋回ステージ機構を水平
方向に旋回可能に支持している手動式の第2の旋回ステ
ージ機構(例えばθステージ機構)と、当該第2の旋回
ステージ機構を支持している基台とを有する構成を採用
し、前記第1および第2の旋回ステージ機構を手動操作
することにより、前記加工用工具の前記基台に対する取
り付け位置を調整するようにしている。
【0008】ここで、第2の旋回ステージ機構と第1の
旋回ステージ機構を逆に配置してもよい。すなわち、前
記加工用工具を前記第2の旋回ステージ機構によって支
持し、当該第2の旋回ステージ機構を前記第1の旋回ス
テージ機構によって支持し、当該第1の旋回ステージ機
構を前記基台によって支持する構成を採用してもよい。
旋回ステージ機構を逆に配置してもよい。すなわち、前
記加工用工具を前記第2の旋回ステージ機構によって支
持し、当該第2の旋回ステージ機構を前記第1の旋回ス
テージ機構によって支持し、当該第1の旋回ステージ機
構を前記基台によって支持する構成を採用してもよい。
【0009】このように構成した本発明の加工用工具保
持装置では、手動式の精密ステージであるθステージ機
構、スイベルステージ機構を用いて、加工用工具の水平
方向の旋回位置を調整すると共に垂直方向の旋回角度で
ある傾斜角度(あおり)を調整している。これらの手動
式の精密ステージは、位置微調整用のマイクロメータヘ
ッド等の手動操作部材が取り付けられて、目盛りを見な
がら旋回角度を微小調整することができる。
持装置では、手動式の精密ステージであるθステージ機
構、スイベルステージ機構を用いて、加工用工具の水平
方向の旋回位置を調整すると共に垂直方向の旋回角度で
ある傾斜角度(あおり)を調整している。これらの手動
式の精密ステージは、位置微調整用のマイクロメータヘ
ッド等の手動操作部材が取り付けられて、目盛りを見な
がら旋回角度を微小調整することができる。
【0010】したがって、本発明によれば、位置再現性
よく加工用工具の旋回およびあおりの調整を行うことが
できる。また、加工用工具の取り付け角度位置の微調整
を簡単に行うことができる。
よく加工用工具の旋回およびあおりの調整を行うことが
できる。また、加工用工具の取り付け角度位置の微調整
を簡単に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0012】図1には、旋盤等の工作機械に取り付けら
れた本発明の加工用工具保持装置の例を示してある。こ
の図において、1は加工用工具保持装置である。この加
工用工具保持装置1は、旋盤等の工作機械本体(図示せ
ず)に取り付け固定される基台2を備えている。本例で
は基台2は全体としてL形をしたブロックとなってい
る。この基台2の水平部分の上面には、手動式の精密ス
テージであるθステージ機構3が支持されている。この
θステージ機構3によって、手動式の精密ステージであ
るスイベルステージ機構4が支持され、当該スイベルス
テージ機構4によって刃物台5が支持されている。刃物
台5には、刃物7が保持された刃物ホルダ6が取り付け
固定されている。
れた本発明の加工用工具保持装置の例を示してある。こ
の図において、1は加工用工具保持装置である。この加
工用工具保持装置1は、旋盤等の工作機械本体(図示せ
ず)に取り付け固定される基台2を備えている。本例で
は基台2は全体としてL形をしたブロックとなってい
る。この基台2の水平部分の上面には、手動式の精密ス
テージであるθステージ機構3が支持されている。この
θステージ機構3によって、手動式の精密ステージであ
るスイベルステージ機構4が支持され、当該スイベルス
テージ機構4によって刃物台5が支持されている。刃物
台5には、刃物7が保持された刃物ホルダ6が取り付け
固定されている。
【0013】図2を参照してθステージ機構3を説明す
る。このθステージ機構3は、水平方向に旋回可能な旋
回ステージ31と、この旋回ステージ31を旋回可能に
支持している支持台32と、旋回ステージ31の旋回位
置を大まかに調整するための粗動クランプ33と、旋回
ステージ31の旋回位置を微小調整するための微動クラ
ンプ34を備えている。粗動クランプ33を緩めると、
旋回ステージ31は支持台32に対して自由に旋回可能
となるので、粗動クランプ33を緩めることにより、旋
回ステージ31を目標位置の近傍に旋回し、しかる後に
粗動クランプ33を締結する。微動クランプ34は、旋
回ステージ31の外周面から半径方向に突出している突
出片31aを挟み、マイクロメータヘッド35と対峙し
ている。微動クランプ34とマイクロメータヘッド35
の間に突出片31aを挟み込み、マイクロメータヘッド
35を回すことにより、突出片31aが旋回ステージ3
1の接線方向に押されて僅かに旋回する。したがって、
マイクロメータヘッド35を操作することにより、旋回
ステージ31の旋回位置を微小調整することができる。
また、マイクロメータヘッド35によって、旋回ステー
ジ31の旋回角度位置を精度良く測定できるので、ステ
ージ31の旋回角度位置を正確に調整することができ
る。
る。このθステージ機構3は、水平方向に旋回可能な旋
回ステージ31と、この旋回ステージ31を旋回可能に
支持している支持台32と、旋回ステージ31の旋回位
置を大まかに調整するための粗動クランプ33と、旋回
ステージ31の旋回位置を微小調整するための微動クラ
ンプ34を備えている。粗動クランプ33を緩めると、
旋回ステージ31は支持台32に対して自由に旋回可能
となるので、粗動クランプ33を緩めることにより、旋
回ステージ31を目標位置の近傍に旋回し、しかる後に
粗動クランプ33を締結する。微動クランプ34は、旋
回ステージ31の外周面から半径方向に突出している突
出片31aを挟み、マイクロメータヘッド35と対峙し
ている。微動クランプ34とマイクロメータヘッド35
の間に突出片31aを挟み込み、マイクロメータヘッド
35を回すことにより、突出片31aが旋回ステージ3
1の接線方向に押されて僅かに旋回する。したがって、
マイクロメータヘッド35を操作することにより、旋回
ステージ31の旋回位置を微小調整することができる。
また、マイクロメータヘッド35によって、旋回ステー
ジ31の旋回角度位置を精度良く測定できるので、ステ
ージ31の旋回角度位置を正確に調整することができ
る。
【0014】次に、図3を参照して、上記構成のθステ
ージ機構3の旋回ステージ31によって支持された手動
式に精密ステージであるスイベルステージ機構4を説明
する。このスイベルステージ機構4は、垂直方向に旋回
可能な旋回ステージ41と、この旋回ステージ41を旋
回可能に支持している支持台42と、旋回ステージ41
を支持台42の側に固定するためのクランプ43と、旋
回ステージ41の旋回位置を調整するためのハンドル4
4とを備えている。
ージ機構3の旋回ステージ31によって支持された手動
式に精密ステージであるスイベルステージ機構4を説明
する。このスイベルステージ機構4は、垂直方向に旋回
可能な旋回ステージ41と、この旋回ステージ41を旋
回可能に支持している支持台42と、旋回ステージ41
を支持台42の側に固定するためのクランプ43と、旋
回ステージ41の旋回位置を調整するためのハンドル4
4とを備えている。
【0015】スイベルステージ機構4の支持台42は、
上記のθステージ機構3の旋回ステージ31の上に取り
付け固定されている。スイベルステージ機構4の旋回ス
テージ41は、θステージ機構3の旋回ステージ31の
旋回中心軸線(垂線)とは直交する旋回中心軸線(水平
線)の回りに旋回可能となっている。このために、旋回
ステージ41と支持台42の間には、旋回中心45を中
心とする同一曲率のスライド曲面41a、42aが形成
され、これらのスライド曲面が相互にスライド自在の状
態で蟻溝および蟻ほぞの関係をなす結合構造を構成して
いる。また、これらのスライド曲面の間には、旋回ステ
ージ41の旋回角度を示すための目盛りが形成されてい
る。このように、スイベルステージ機構4の旋回ステー
ジ41を旋回させると、そのステージ41が上下方向に
旋回するので、その上に支持されている刃物台5の傾斜
角度を調整することができる。
上記のθステージ機構3の旋回ステージ31の上に取り
付け固定されている。スイベルステージ機構4の旋回ス
テージ41は、θステージ機構3の旋回ステージ31の
旋回中心軸線(垂線)とは直交する旋回中心軸線(水平
線)の回りに旋回可能となっている。このために、旋回
ステージ41と支持台42の間には、旋回中心45を中
心とする同一曲率のスライド曲面41a、42aが形成
され、これらのスライド曲面が相互にスライド自在の状
態で蟻溝および蟻ほぞの関係をなす結合構造を構成して
いる。また、これらのスライド曲面の間には、旋回ステ
ージ41の旋回角度を示すための目盛りが形成されてい
る。このように、スイベルステージ機構4の旋回ステー
ジ41を旋回させると、そのステージ41が上下方向に
旋回するので、その上に支持されている刃物台5の傾斜
角度を調整することができる。
【0016】再び、図1を参照して説明すると、上記構
成のスイベルステージ機構4の旋回ステージ41の上に
は刃物台5が取り付け固定されている。この刃物台5の
側部には刃物ホルダ6が取り付け固定されている。さら
に、この刃物ホルダ6には刃物7が保持されている。し
たがって、下側のθステージ機構3を操作することによ
り、刃物7を水平方向(矢印Aの方向)に旋回させるこ
とができる。また、スイベルステージ機構4を操作する
ことにより、刃物7を垂直方向(矢印Bの方向)に旋回
させることができる。
成のスイベルステージ機構4の旋回ステージ41の上に
は刃物台5が取り付け固定されている。この刃物台5の
側部には刃物ホルダ6が取り付け固定されている。さら
に、この刃物ホルダ6には刃物7が保持されている。し
たがって、下側のθステージ機構3を操作することによ
り、刃物7を水平方向(矢印Aの方向)に旋回させるこ
とができる。また、スイベルステージ機構4を操作する
ことにより、刃物7を垂直方向(矢印Bの方向)に旋回
させることができる。
【0017】なお、本例の加工用工具保持装置1におい
て、刃物台5に対して、従来から知られている高さ調整
機構を組み込んでおくこともできる。
て、刃物台5に対して、従来から知られている高さ調整
機構を組み込んでおくこともできる。
【0018】また、本例の装置1は、基台2の上にθス
テージ機構3を取り付け、その上にスイベルステージ機
構4を取り付けてあるが、この逆に、基台2の上にスイ
ベルステージ機構4を取り付け、このスイベルステージ
機構4によってθテーブル機構3を支持し、θテーブル
機構3によって刃物台5を支持するようにすることもで
きる。
テージ機構3を取り付け、その上にスイベルステージ機
構4を取り付けてあるが、この逆に、基台2の上にスイ
ベルステージ機構4を取り付け、このスイベルステージ
機構4によってθテーブル機構3を支持し、θテーブル
機構3によって刃物台5を支持するようにすることもで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、手動
式の精密ステージであるθステージ機構およびスイベル
ステージ機構を用いて、工作機械等に対して旋回位置お
よび傾斜角度(あおり)を調整可能な状態で加工用工具
である刃物を取り付け固定するための加工用工具保持装
置を構成している。したがって、従来のようなピンおよ
びねじを用いて加工用工具の取り付け角度位置を調整す
る機構に比べて、位置再現性良く加工用工具を取り付け
固定することができる。また、加工用工具の取り付け角
度である旋回角度および傾斜角度の微調整を簡単に行う
ことができる。
式の精密ステージであるθステージ機構およびスイベル
ステージ機構を用いて、工作機械等に対して旋回位置お
よび傾斜角度(あおり)を調整可能な状態で加工用工具
である刃物を取り付け固定するための加工用工具保持装
置を構成している。したがって、従来のようなピンおよ
びねじを用いて加工用工具の取り付け角度位置を調整す
る機構に比べて、位置再現性良く加工用工具を取り付け
固定することができる。また、加工用工具の取り付け角
度である旋回角度および傾斜角度の微調整を簡単に行う
ことができる。
【図1】本発明を適用した加工用工具保持装置の構成を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図2】図1の装置の構成要素であるθステージ機構を
示す図であり、(A)はその平面図、(B)および
(C)はその側面図である。
示す図であり、(A)はその平面図、(B)および
(C)はその側面図である。
【図3】図1の装置の構成要素であるスイベルステージ
機構を示す図であり、(A)はその平面図、(B)およ
び(C)はその側面図である。
機構を示す図であり、(A)はその平面図、(B)およ
び(C)はその側面図である。
1 加工用工具保持装置 2 基台 3 θステージ機構 31 旋回ステージ 32 支持台 33 粗動クランプ 34 微動クランプ 35 マイクロメータヘッド 4 スイベルステージ機構 41 旋回ステージ 42 支持台 43 クランプ 44 ハンドル 5 刃物台 6 刃物ホルダ 7 刃物
Claims (2)
- 【請求項1】 加工用工具を水平方向および垂直方向に
旋回調整可能に支持している加工用工具保持装置におい
て、前記加工用工具を垂直方向に旋回可能に支持してい
る手動式の第1の旋回ステージ機構と、当該第1の旋回
ステージ機構を水平方向に旋回可能に支持している手動
式の第2のステージ機構と、当該第2のステージ機構を
支持している基台とを有し、前記第1および第2の旋回
ステージ機構を手動操作することにより、前記加工用工
具の前記基台に対する取り付け位置を調整可能となって
いることを特徴とする加工用工具保持装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記加工用工具が前
記第2のステージ機構によって支持され、当該第2の旋
回ステージ機構が前記第1の旋回ステージ機構によって
支持され、当該第1の旋回ステージ機構が前記基台によ
って支持されていることを特徴とする加工用工具保持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7158196A JPH09253907A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 加工用工具保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7158196A JPH09253907A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 加工用工具保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09253907A true JPH09253907A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13464812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7158196A Pending JPH09253907A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 加工用工具保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09253907A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103691974A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-04-02 | 天水星火机床有限责任公司 | 框式刀架刀板锁紧装置 |
CN104148680A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-11-19 | 山东理工大学 | 数控车削细长轴能降低圆柱度误差刀架和编程加工工艺 |
CN104923808A (zh) * | 2015-06-26 | 2015-09-23 | 哈尔滨工业大学 | 极紫外光刻光源收集镜车削加工刀架 |
CN105081370A (zh) * | 2015-09-22 | 2015-11-25 | 天津商业大学 | 一种立式车床车削力测量装置 |
CN109459230A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-12 | 鼎胜精密科技(东莞)有限公司 | 一种刀具的旋转检测治具 |
CN111331441A (zh) * | 2020-04-03 | 2020-06-26 | 苏州工业园区明扬彩色包装印刷有限公司 | 一种精密定位磨刀装置 |
JP2021016902A (ja) * | 2019-07-17 | 2021-02-15 | ファナック株式会社 | 位置調整装置および超精密加工機 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7158196A patent/JPH09253907A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103691974A (zh) * | 2013-12-05 | 2014-04-02 | 天水星火机床有限责任公司 | 框式刀架刀板锁紧装置 |
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CN105081370A (zh) * | 2015-09-22 | 2015-11-25 | 天津商业大学 | 一种立式车床车削力测量装置 |
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JP2021016902A (ja) * | 2019-07-17 | 2021-02-15 | ファナック株式会社 | 位置調整装置および超精密加工機 |
CN111331441A (zh) * | 2020-04-03 | 2020-06-26 | 苏州工业园区明扬彩色包装印刷有限公司 | 一种精密定位磨刀装置 |
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