JPH0217818Y2 - - Google Patents

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JPH0217818Y2
JPH0217818Y2 JP15288286U JP15288286U JPH0217818Y2 JP H0217818 Y2 JPH0217818 Y2 JP H0217818Y2 JP 15288286 U JP15288286 U JP 15288286U JP 15288286 U JP15288286 U JP 15288286U JP H0217818 Y2 JPH0217818 Y2 JP H0217818Y2
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JP
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arm
base
workpiece
joint
serration
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JP15288286U
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、塗装作業、溶接作業、組付作業等
に使用されるワークを載置するための作業台に関
し、詳しくは旋回かつ傾斜可能な作業台に関する
ものである。
(従来の技術及びその問題点) 従来、塗装作業、溶接作業等においては、ワー
クを作業台に載せ作業を行なうことが多いが、作
業工程上ワークの位置を変える必要がある場合に
は、作業台上に載置されたワークを手で旋回させ
たり、又ワークの下面に敷物を置き傾斜させたり
していた。このように従来の作業台は固定状の作
業台であつたため、作業工程によつてはいちいち
ワークを作業台上で旋回、傾斜等させる必要があ
り作業上面倒であるとともに、特にワークを傾斜
させる時にはワークが転倒する危険性をも伴い問
題があつた。かといつてワークを固定的に載置し
作業者が作業位置を変えて作業すれば、複雑な作
業姿勢をとることとなり、作業効率が悪いという
問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、作業台上に載置されたワークを適宜旋
回かつ任意角度に傾斜させることができ、作業者
が作業位置を変えることなく容易に作業を行なう
ことのできる作業台を提供することを目的とし、
その要旨は、上端に受台を備えた基台と、該基台
の受台に枢着される球面状に形成された関節部を
下端に有し上端にワーク載置用のテーブルを備え
前記関節部を介し基台上に旋回かつ傾動可能に連
設されたアームと、該アームの周縁の所定位置に
形成された複数の係合溝を有するセレーシヨン
と、前記アームが前記関節部を支点として下傾さ
れた時、前記セレーシヨンの係合溝に係合し前記
アームを所定傾斜角度に支持する係止爪を有し前
記受台に上下調節可能に取付けられたアーム位置
決め手段とにより構成したことである。
(作用) 基台上に連設されたアームの上端にはワークを
載置し得るテーブルが備えられており、このテー
ブル上にワークを固定することができ、又テーブ
ルを支持しているアームの下端部は球面状の関節
部となつているため、この関節部を介しアームを
基台上に適宜旋回かつ傾動させることができる。
そのためワークを作業手順に従つて自由に旋回か
つ傾動させることができる。又、基台の受台には
上下調節可能にアーム位置決め手段が設けられ、
このアーム位置決め手段には係止爪が形成されて
おり、一方前記アームの周縁には複数の係合溝を
有するセレーシヨンが形成されているため、アー
ムが最大傾斜角度に傾斜された時にセレーシヨン
の係合溝がアーム位置決め手段の係止爪に係合
し、所定角度にアームが係止される。そのためア
ームは安定した係止状態に基台上に支持されるこ
ととなり、テーブル上に載置されたワークを傾斜
状態において作業を良好に行なうことができる。
又、前記関節部を介しアームを上方に僅かに傾動
させ適宜旋回させることにより、傾斜位置におい
て適宜ワークを旋回させることができ、テーブル
上に載置されたワークを適宜傾斜角度に保持する
ことができるとともに、その傾斜角度において自
由に旋回させ最良の作業位置にワークを設定する
ことができ、また、アームの自重により係合され
ることから位置設定の都度、関節部を締付け固定
する必要がないので作業性を向上することができ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本例の作業台の正面図を示し、第2図
はその側面図を示す。
図において、作業台1は、下方の基台2と、こ
の基台2上に旋回かつ傾動可能に連設されたアー
ム3と、このアーム3の上端部に取付けられたテ
ーブル4とを主体として構成されており、前記基
台2はその下端部にベース部2aを有し、このベ
ース部2aがアンカーボルト等を介し工場の床面
部等に固設されることにより基台2全体が工場の
床面上に立設される。又、基台2の上端部には受
部2bが形成されており、この受部2bの上端面
には上方が開口した球面凹部2cが形成されてい
る。又、この球面凹部2cより基台2の軸線方向
に1本の割溝2dが形成されており、この割溝2
dにより球面凹部2cの開口径を拡張、縮小可能
となつている。受部2bの側面にはこの割溝2d
の上端付近を締付けることのできるロツクボルト
5が割溝2dと直交方向に設けられている。
一方、この基台2上に連設されるアーム3の下
端部には球面状に形成された関節部3aが存在
し、この関節部3aが前記受部2bの球面凹部2
c内に嵌合枢着され、アーム3は関節部3aを支
点として基台2に対し旋回傾動自在となつてい
る。又、アーム3の上端部には円盤状のテーブル
4が固定ボルト6と固定キー7を介し固定状に設
けられている。又、アーム3の周縁部のテーブル
4より僅かに下方部位には、第5図に示すような
多数の係合溝8aを連続的に有するセレーシヨン
8が形成されている。
このように構成された本例作業台1において
は、ロツクボルト5を緩めることにより、関節部
3aが球面凹部2c内で回動することができ、基
台2に対しアーム3を適宜旋回傾動させることが
できる。又、所定位置に傾動させた状態において
ロツクボルト5を締付けることにより、割溝2d
が締付けられ球面凹部2cが挟圧されるため、関
節部3aが係止されアーム3を任意の角度におい
て係止させることができる。その状態にあつては
テーブル4の上面に適宜手段により固定されたワ
ークが任意の傾斜角度に保持されることとなる。
次に、前記基台2の受部2bの側面に設けられ
たアーム位置決め手段について第3図及び第4図
に基づいて説明する。
このアーム位置決め手段は前記ロツクボルト5
と対向する側の受部2bの側面に外方に突出状に
設置されたものであり、ガイド部9とアーム支持
部材10とを主体として構成され、ガイド部9は
適宜ボルト等の固定手段により受部2bの側面に
固設されたものであり、外方部には湾曲状の摺動
面9aが形成されており、下端部には外方に突出
したストツパー支持片9bが形成されている。こ
のガイド部9の摺動面9aと同一の半径曲率に形
成されたアーム支持部材10は、ガイド部9の摺
動面9aに沿つて上下動可能に取付けられ、中央
部には長孔10bが形成されているため、この長
10b内に本例では2本の調節ボルト11a,1
1bが取付けられ、調節ボルト11a及び11b
の各端部は前記ガイド部9内に螺合されて、この
調節ボルト11a及び11bを締付けることによ
りガイド部9に対しアーム支持部材10を強固に
固定させることができる。従つて、アーム支持部
材10の上下動を調節する時には、この調節ボル
ト11a及び11bを緩めて適宜上下調節が行な
われる。又、アーム支持部材10の下端部にはス
トツパー12がピン12aを介し連結されてお
り、ストツパー12は前記ガイド部9のストツパ
ー支持片9b内に螺合され、ナツト13を介しス
トツパー支持片9bに固設されている。このスト
ツパー12はアーム支持部材10の下方への落下
防止のために受けられたものである。又、アーム
支持部材10の上端部は湾曲状の受面10cとな
つており、この受面10cの中央部に上方に突出
状に爪状の係止爪11が形成されている。従つ
て、前記関節部3aを支点としてアーム3が傾動
された時に、アーム3の周縁に形成されたセレー
シヨン8がアーム支持部材10の受面10cに当
接し、しかもその当接状態においてはセレーシヨ
ンを構成する係合溝8aの何れかが突出された係
止爪11と係合し、アーム3の傾動時における旋
回がこの係合溝8aと係止爪11の係合により制
止される。従つて、任意の角度にテーブル4を傾
斜させたい時にはロツクボルト5により関節部3
aを挾圧し所定の角度にアーム3を固定すること
ができるが、最大傾斜角度に傾斜させたい時に
は、このアーム支持部材10の上端位置までアー
ム3を傾動させ、上記したようにアーム3のセレ
ーシヨン8をアーム支持部材10の受面10c内
に当接させて最大傾斜角度にアーム3を保持させ
ることができる。
又、第5図及び第6図に示すように、アーム3
を上方に持ち上げた状態にて関節部3aを介し適
宜旋回させることにより、最大傾斜角度において
自由な任意の位置にテーブル4を旋回させ、その
旋回させた状態にて第6図の位置に自重にてアー
ム3を降ろすことによりセレーシヨン8の係合溝
8aとアーム支持部材10の係止爪11が係合
し、所定旋回位置にテーブル4が位置決めされか
つ固定される。また、アームの自重により係合さ
れることから、位置設定の都度、関節部を締付け
固定する必要がないので作業性を向上することが
できる。
このように本例の作業台においては、テーブル
4を任意の傾斜角度に保持することができるとと
もに適宜旋回させることができ、テーブル上に載
置させるワークを最良の作業位置に固定すること
ができ、。
尚、本例においてはアーム3の先端部に固定キ
ー7を介しテーブル4を固定状に取付けたが、固
定キー7に替えアーム3の先端部に転がり軸受等
を配設することにより、アーム3の上端部にテー
ブル4を独自に旋回可能な構成とすることもでき
る。又、固定キー7に替えスプリング式ノツチを
配置して半回転形の取付構造とすることもでき
る。そのように構成した時にはアーム3に対しテ
ーブル4が独自で旋回するため、よりテーブル4
の旋回能力が増大することとなる。
(考案の効果) 本考案の作業台は、上端に受大を備えた基台
と、該基台の受台に枢着される球面状に形成され
た関節部を下端に有し上端にワーク載置用のテー
ブルを備え前記関節部を介し基台上に旋回かつ傾
動可能に連設されたアームと、該アームの周縁の
所定位置に形成された複数の係合溝を有するセレ
ーシヨンと、前記アームが前記関節部を支点とし
て下傾された時、前記セレーシヨンの係合溝に係
合し前記アームを所定傾斜角度に支持する係止爪
を有し前記受台に上下調節可能に取付けられたア
ーム位置決め手段とにより構成したことにより、
アームを基台上に旋回かつ傾動可能とし、アーム
上に取付けられたテーブルを任意の旋回角度及び
傾斜角度に設置し得るという効果を有し、又、最
大傾斜角度にアームをアーム位置決め手段を介し
固定させることができ、任意の作業位置を容易に
確保し得るとともに、位置設定の都度、関節部を
締付け固定する必要がないので、テーブル上に載
置されるワークを最良の作業位置に確保した上で
塗装、溶接等の作業を行なうことができ作業能率
が極めて向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は作業台
の正面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第
1図の要部拡大図、第4図は第3図の側面図、第
5図及び第6図はセレーシヨンの係合溝とアーム
支持部材の係止爪との係合状態を示す作用説明図
であり、第5図は旋回位置設定前の状態図、第6
図は設定語の状態図である。 1……作業台、2……基台、2b……受部、2
c……球面凹部、2d……割溝、3……アーム、
3a……関節部、4……テーブル、5……ロツク
ボルト、8……セレーシヨン、8a……係合溝、
9……ガイド部、9a……摺動面、9b……スト
ツパー支持片、10……アーム支持部材、10b
……長溝、11……係止爪、11a,11b……
調節ボルト、12……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端に受台を備えた基台と、該基台の受台に枢
    着される球面状に形成された関節部を下端に有し
    上端にワーク載置用のテーブルを備え前記関節部
    を介し基台上に旋回かつ傾動可能に連設されたア
    ームと、該アームの周縁の所定位置に形成された
    複数の係合溝を有するセレーシヨンと、前記アー
    ムが前記関節部を支点として下傾された時、前記
    セレーシヨンの係合溝に係合し前記アームを所定
    傾斜角度に支持する係止爪を有し前記受台に上下
    調節可能に取付けられたアーム位置決め手段とに
    より構成したことを特徴とする作業台。
JP15288286U 1986-10-03 1986-10-03 Expired JPH0217818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15288286U JPH0217818Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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JP15288286U JPH0217818Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS6357086U JPS6357086U (ja) 1988-04-16
JPH0217818Y2 true JPH0217818Y2 (ja) 1990-05-18

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ID=31071268

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JPS6357086U (ja) 1988-04-16

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