JPH09253751A - プログレッシブ・プレス加工用金型 - Google Patents

プログレッシブ・プレス加工用金型

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JPH09253751A
JPH09253751A JP8094696A JP9469696A JPH09253751A JP H09253751 A JPH09253751 A JP H09253751A JP 8094696 A JP8094696 A JP 8094696A JP 9469696 A JP9469696 A JP 9469696A JP H09253751 A JPH09253751 A JP H09253751A
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Mitsuhisa Watanabe
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KYOTO GIKOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログレッシブ・プレス加工で、最終的な円
形断面を持つ円筒部材にまで加工する。 【解決手段】 拡径状態と縮径状態とに変位し得る柱状
芯材30を送り方向に沿って配置し、柱状芯材を、軸方
向に移動し得るコア31と、コア周囲に周方向に複数の
セグメントに分割して配設した外皮32とで構成し、コ
ア31及び外皮32間には、コア31が軸方向に一方に
変位したときに外皮32が目的とする筒部材4の内径と
同一外径の拡径状態となり、コアが原位置に戻ると外皮
32が縮径状態となるカム機構33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス加工用金
型、特に帯板を順送りしながら穴あけ、曲げ、剪断加工
等を施し、最終的に目的とする閉ループ状断面の筒部材
を得るプログレッシブ・プレス加工用金型に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、プレス加工用金型において、素
板をプレス加工により円筒形の部材に加工する場合、最
終的に目的とする円筒部材の円形を得る曲げやつぶしの
工程では、外側からのプレスに対し、未完筒部材中に、
目的とする円筒部材の内径と同一外径の芯材を配置する
必要がある。しかし、この芯材を完成筒部材中から抜く
作業は非常に困難なものとならざるを得ない。
【0003】そこで、従来のプレス加工においては、帯
板を順送りしながら穴あけ、曲げ、剪断加工等を施して
行くプログレッシブ・プレス加工が行われてはいるもの
の、最終的に目的とする円筒部材の円形断面に仕上げる
ことまでは行っていない。即ち、帯板を順送りしながら
図14に示すようなU字形ないしO字形の断面形状を有
する未完筒部材とする加工までを行い、次いで別のプレ
ス加工用金型に移し、そこで円柱状芯材を用いて曲げや
つぶしのプレス加工を行い、これにより最終的に目的と
するほぼ円形断面(○断面)の円筒部材を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帯板を
順送りしながら行うプログレッシブ加工をU字形ないし
O字形の断面形状に形成する工程までに止め、その後に
別のプレス加工用金型に移して最終的な○断面の円筒部
材に仕上げるのでは、手数がかかり、プレス加工として
量産に不向きである。このため、帯板を順送りしながら
穴あけ、曲げ及び剪断加工等を施すプログレッシブ加工
によって、最終的に目的とする円筒部材の円形断面にま
でに仕上げることができるプログレッシブ・プレス加工
用金型の開発が望まれている。
【0005】また、後半の曲げ及び潰しのプレス加工だ
けを部分的に行う場合においても、プレスする際には、
未完筒部材中に、目的とする円筒部材の内径と同一外径
の円柱状芯材を配置でき、プレス後には、この円柱状芯
材を完成筒部材中から容易に抜くことができることが望
まれている。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、素板をU字形ないしO字形或いは多角形等の開ルー
プ断面形状とした未完筒部材をプレスにより最終的な円
形等の閉ループ状断面の完成筒部材とするに際し、プレ
ス時には未完筒部材中に目的とする筒部材の内径と同一
外径の柱状芯材を配置でき、プレス後にはこの柱状芯材
を完成筒部材中から容易に抜くことができるプログレッ
シブ・プレス加工用金型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたもので、請求項1に記載のもの
は、目的とする筒部材の最終断面形状が、円形、楕円
形、長方形その他の多角形である場合をも考慮したもの
である。即ち、帯板を順送りしながら断面を開ループ状
に加工した未完筒部材を、次工程のフィニッシングステ
ージに順送りし、プレスにより最終的な閉ループ状断面
の筒部材とするプログレッシブ・プレス加工用金型にお
いて、上記フィニッシングステージに、拡径状態と縮径
状態とに変位し得る柱状芯材を上記順送り方向に沿って
配置し、上記柱状芯材は、軸方向に移動し得るコアと、
該コア周囲に周方向に複数のセグメントに分割されて配
設された外皮とで構成し、上記コア及び外皮間には、上
記コアが軸方向に一方に変位したときに上記外皮が目的
とする筒部材の内径と同一外径に膨出した拡径状態とな
り、コアが軸方向に原位置に戻ると上記外皮が縮径状態
となるカム機構を設け、上記コアを軸方向に変位させ
て、プレス時には未完筒部材中において上記柱状芯材を
拡径状態に変位させ、プレス後には完成筒部材中におい
て上記柱状芯材を縮径状態に変位させるコア駆動手段を
設けたものである。
【0008】プレス時においては、コア駆動手段により
コアが軸方向に変位される。これにより、フィニッシン
グステージの未完筒部材中に存在している柱状芯材は、
そのコア及び外皮間に設けられているカム機構の働きに
より、拡径状態つまり目的とする筒部材の内径と同一外
径に膨出した拡径状態となる。したがって、フィニッシ
ングステージの未完筒部材は、この拡径状態の柱状芯材
を中心として、外側から最終的な閉ループ状断面の筒部
材にプレスされる。
【0009】プレス後においては、コア駆動手段により
コアが軸方向に逆方向に変位されて原位置に戻される。
これにより、フィニッシングステージの完成筒部材中に
存在している柱状芯材は、そのコア及び外皮間に設けら
れているカム機構の働きにより、縮径状態に変位させら
れる。したがって、フィニッシングステージの完成筒部
材は、その後に容易に柱状芯材から離れて相対移動する
ことができる。
【0010】よって、素板をU字形ないしO字形或いは
多角形等の開ループ断面形状とした未完筒部材をプレス
により最終的な円形或いは多角形等の閉ループ断面の筒
部材とするに際し、プレス時には未完筒部材中に目的と
する筒部材の内径と同一外径の柱状芯材を配置でき、プ
レス後にはこの柱状芯材を完成筒部材中から容易に抜く
ことができるため、多量に筒部材を生産するプログレッ
シブ・プレス加工用金型として適する。
【0011】請求項2に記載の発明は、目的とする筒部
材の最終断面形状を、特に円形としたものである。上記
と同じ作用に基づき、フィニッシングステージの未完筒
部材は、拡径状態の柱状芯材を中心として、外側から最
終的な円形断面の円筒部材にプレスされる。また、プレ
ス後において完成筒部材中に存在している柱状芯材は、
縮径状態に変位させられる。即ち、素板をU字形ないし
O字形等の開ループ断面形状とした未完筒部材をプレス
により最終的な円形断面の筒部材とするに際し、プレス
時には未完筒部材中に目的とする円筒部材の内径と同一
外径の柱状芯材を配置でき、プレス後にはこの柱状芯材
を完成筒部材中から容易に抜くことができる。よって、
多量に円形断面の筒部材を生産するプログレッシブ・プ
レス加工用金型として適する。
【0012】上記カム機構は、上記コアの外周に設けた
軸方向に凹凸のある外向カム面と、上記外皮の内面に設
けられ上記カム面と嵌合し合う軸方向に凹凸のある内向
カム面と、上記外皮のセグメントを拡縮可能に束ねる弾
性部材とを有する構成とするとよい(請求項3)。
【0013】上記コア駆動手段は、上記コアに上下方向
に設けた傾斜カム面と、該傾斜カム面にプレス時に係合
して上記コアを軸方向の一方に変位させ上記柱状芯材を
拡径状態にする係合突起と、一方向に変位した上記コア
をプレス後に軸方向の他方に戻し上記柱状芯材を縮径状
態にする復帰手段とで構成することができる(請求項
4)。
【0014】この場合、復帰手段は、上記コアと上記外
皮との間に設けた弾性部材から構成できる(請求項
5)。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1から5
のいずれかに記載のプログレッシブ・プレス加工用金型
において、上記フィニッシングステージを前工程と後工
程の区間に分け、これに応じて上記柱状芯材を各工程区
間毎に独立の柱状芯材部分として区分し、その前工程の
柱状芯材部分のコアと後工程の柱状芯材部分のコアとを
リンクにより連結して、後工程の柱状芯材部分が前工程
の柱状芯材部分よりも中心が低位に来ることができるよ
うにしたものである。
【0016】プログレッシブ・プレス加工を行う場合、
パスラインは一直線でなければならない。したがって、
フィニッシングステージを前工程と後工程の区間に分け
て、前工程で粗プレスを行い、後工程で仕上プレスを行
うという2段のプレス構成とした場合、後工程で仕上プ
レスする時の完成筒部材の中心位置は、前工程で粗プレ
スする時の未完筒部材の中心位置よりも結果的に低くな
る。このため、上記柱状芯材が前工程と後工程の区間に
亘って連続した柱状部材であるときは、該柱状部材に剪
断応力がかかり柱状部材が切断されてしまう不都合があ
る。
【0017】しかし、この発明では、フィニッシングス
テージの前工程と後工程の区間に応じて、柱状芯材が各
工程区間毎に独立の柱状芯材部分として設けられている
ので、剪断応力がかかっても互いに上下にずれることが
できる。また、その前工程の柱状芯材部分のコアと後工
程の柱状芯材部分のコアとはリンクにより連結されてい
るので、コア駆動手段により両コアを一緒に軸方向に変
位させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。目的とする筒部材の最終断面形状
は、円形、楕円形、長方形その他の多角形であってよい
が、ここでは円形断面とする場合について説明する。
【0019】図8及び図10(a)に、プログレッシブ
・プレス加工用金型のダイセットの上型組10を、図9
及び図10(b)に下型組20を示す。このダイセット
は、複数段から成る前処理ステージ(穴あけ、打ち抜
き)A、3段から成る中間ステージ(U字曲げ)B及び
2段から成るフィニッシングステージ(円曲げ・潰し)
Cを有し、フィニッシングステージCの前にはアイドリ
ングステージDが、またフィニッシングステージCの後
にはアイドリングステージEが付加されており、アイド
リングステージEで筒部材を切り離している。
【0020】プログレッシブ・プレス加工用金型は、帯
板1を順送りしながら、このダイセットの前処理ステー
ジ(穴あけ、打ち抜き)A及び中間ステージ(U字曲
げ)Bを経て、図12(a)(b)に示すように、断面
が開ループ状ここではU字形断面の未完筒部材2に加工
した後、この未完筒部材2を、次ステージのフィニッシ
ングステージ(円曲げ・潰し)Cに順送りし、そのフィ
ニッシングステージCの前工程(円曲げ)C1でプレス
によりO字形断面の未完筒部材3とし、更に後工程(潰
し)C2で最終的な円形断面の完成筒部材4とするよう
になっている。図13に、中間ステージ(U字曲げ)B
の各段B1,B2,B3で行われるU字曲げの程度と、
フィニッシングステージCの前工程C1でO字形断面の
未完筒部材3とする円曲げの程度と、そして最終的な完
成筒部材4の円形断面とを示す。
【0021】中間ステージ(U字曲げ)Bの各段B1,
B2,B3は、上型組10に設けた曲げポンチ11,1
2,13と、下型組20に設けた曲げダイス21,2
2,23とによって構成される。また、フィニッシング
ステージCの前工程C1及び後工程C2は、上型組10
に設けた上型14,15と、下型組20に設けた下型2
4,25とによって構成される。
【0022】上記フィニッシングステージCには、拡径
状態と縮径状態とに変位し得る柱状芯材30が上記順送
り方向に沿って配置される。この実施形態では、下型組
20側に、その下型24から下型25にかけて柱状芯材
30が配置されており、この柱状芯材30を支持するた
め、アイドリングステージDに架橋ブロック40が設け
られている。
【0023】図1〜図3において、上記柱状芯材30
は、フィニッシングステージの前工程C1と後工程C2
の区間に応じて、各工程区間毎の独立の柱状芯材30
a,30bとして区分されており、各独立の柱状芯材部
分30a,30bは、それぞれ軸方向に移動し得るコア
31と、そのコア周囲に周方向に複数のセグメント32
a〜32dに分割されて配設された外皮32(図6参
照)とで構成されている。そして、軸方向に前後して位
置する各コア31,31は、相互にリンク31aで連結
されている。なお、コア31は、図面に示す例では断面
正方形の棒状体であるが、後述するカム機構により外皮
32を拡径、縮径できればどのような断面形状でもよ
く、例えば断面円形でもよい。
【0024】上記したコア31及び外皮32間には、コ
ア31が軸方向に一方に変位(移動)したときに、上記
外皮32が、目的とする筒部材の内径と同一外径に膨出
した拡径状態となり、コア31が軸方向に原位置に戻る
と上記外皮32が縮径状態となるカム機構33が設けら
れている。
【0025】このカム機構33は、図6及び図7に示す
ように、コア31の外周に設けた軸方向に凹凸のある外
向カム面34と、上記外皮の内面に設けられ上記カム面
と嵌合し合う軸方向に凹凸のある内向カム面35を有す
る。この外向カム面34及び内向カム面35は、半径方
向外側が先細となる台形断面として形成され、したがっ
て、軸方向の前後の面は台形の斜面として形成されてい
る。またカム機構33は、外皮32のセグメント32a
〜32dをその端部にて拡縮可能に束ねる弾性部材とし
て、ここでは拡縮可能なC字状のストップリング36
(図5)を有する。このストップリング36により、セ
グメント32a〜32dは半径方向内側に付勢されてい
る。
【0026】したがって、外向カム面34と内向カム面
35の山と谷とが互いに嵌合し合った図7(a)の位置
では、ストップリング36の働きにより、外皮32は縮
径状態となる。また、外向カム面34と内向カム面35
とが軸方向にずれて、その山と山とが互いに突き合わさ
った図7(b)の位置では、ストップリング36の付勢
力に抗して、外皮32は、目的とする筒部材の内径と同
一外径に膨出した拡径状態となる。
【0027】図3及び図4に示すように、架橋ブロック
40は門状に形成され、その両脚部41間の横架部42
の中央下面に、上記柱状芯材30を支持するための垂下
部43を有する。この架橋ブロック40は、その両脚部
41が、帯板1の通路両側に起立した受けブロック50
内に、僅かに上下動可能に収納されている。そして、こ
の架橋ブロック40は、その両脚部41と受けブロック
50との間に設けたバネ44により、常時上方向へ押圧
されている。但し、その上限は、両脚部41の段差部4
5が、受けブロック50に設けたストッパ51に当接す
る位置で規制される。なお、受けブロック50,50間
には、上述したフィニッシングステージCのうちの前工
程C1の下型24が位置する(図4参照)。
【0028】上記した柱状芯材30は、図2に示すよう
に、そのコア31が、架橋ブロック40の垂下部43の
溝46内に軸方向に移動可能に差し込まれて、架橋ブロ
ック40に片持ち支持されている。但し、架橋ブロック
40は、受けブロック50に対しては、バネ44に抗し
て若干の距離だけ上下方向に移動し得る。
【0029】このコア31を軸方向に変位(移動)させ
るコア駆動手段を構成するため、垂下部43内におい
て、下型組20のコア31には上下方向に貫く係合穴3
7が設けられ、その帯板送り方向に見た上流側の側縁に
は裾拡がり状に傾斜カム面37aが形成されている。ま
た、上型組10のアイドリングステージDに設けた押圧
ブロック60の頂部には、プレス時にこの傾斜カム面3
7aに係合する傾斜カム面61aを有する係合突起61
が突設されている。そして、下型組20の架橋ブロック
40には、この係合突起61を横架部42から垂下部4
3を貫いてコア31の係合穴37に導くためのガイド穴
47が設けられている。
【0030】この係合突起61は、図2,図11に示す
ように、非プレス位置においてはその下端が係合穴37
内に入り込み、その傾斜カム面61aの一部が傾斜カム
面37aと係合している。プレス時には、係合突起61
が図11の状態から更に係合穴37内に深く入り込み、
その傾斜カム面61aが傾斜カム面37aとより多く係
合して、コア31を軸方向の一方に変位させ、これによ
り柱状芯材30を拡径状態にする。
【0031】更に、コア駆動手段の構成要素として、一
方向に変位した上記コア31をプレス後に軸方向の他方
に戻し、柱状芯材30を縮径状態とする復帰手段が設け
られている。この復帰手段は、コア31と外皮32との
間に設けた弾性部材から成る。即ち、柱状芯材部分30
bの端部には、外皮32の端面に押さえ部材38が当接
されると共に、これを貫通してボルト39が柱状芯材部
分30bの端部にねじ込まれ、両者の間には弾性部材と
して復帰バネ48が配設されており、常時外皮32の端
面に対し柱状芯材部分30b外方へ引き出す方向の復帰
力を付与している。
【0032】次に動作について説明する。 (a)前工程C1 フィニッシングステージの前工程C1に送られてきたU
字形断面の未完筒部材2は、図4の下型24の凹部とそ
の上に位置する柱状芯材30との間に挿通される。
【0033】プレス時には、図11に示す状態から、上
型組10の係合突起61が下型組20の係合穴37内に
更に深く入り込む。傾斜カム面61aが傾斜カム面37
aとより多く係合して、下型組20の柱状芯材30中の
コア31が復帰バネ48に抗して軸方向の一方(図2,
図11の左方)に変位せしめられる。このときリンク3
1aにより連結されている柱状芯材部分30a,30b
のコア31,31が一緒に変位する。即ち、外向カム面
34が内向カム面35に対して1山分だけ軸方向にずれ
る。このため、カム機構33の外向カム面34と内向カ
ム面35との係合状態は、外向カム面34と内向カム面
35の山と谷とが互いに嵌合し合った図7(a)の縮径
状態から、外向カム面34と内向カム面35の山と山と
が互いに突き合わさった図7(b)の拡径状態に変化す
る。
【0034】この状態下で、上型組10の押圧ブロック
60が下型組20の架橋ブロック40の頂面を押さえ込
む。架橋ブロック40及びこれに片持ち支持されている
柱状芯材部分30aは、バネ44に抗して押し下げられ
る。これにより柱状芯材部分30aが、未完筒部材2の
断面U字形の下部内面を、上方から図4の下型24の凹
部内に押圧する。これにより未完筒部材2の断面形状は
U字形からO字状へと塑性変形する。その際、O字状へ
と変形する未完筒部材2の上部は上型14の下面で外側
から柱状芯材30に対して押圧され、全体としてO字状
断面の未完筒部材3に円曲げ形成される。なお、柱状芯
材部分30aの押圧動作は、リンク31aの働きによ
り、柱状芯材部分30aの独立した動作として行われ
る。
【0035】プレス後においては、上型組10の押圧ブ
ロック60の押圧力が解除され、架橋ブロック40がバ
ネ44の力で押し上げられる。したがって、これに片持
ち支持されている柱状芯材部分30aも、押圧力を解除
する。
【0036】係合突起61が係合穴37から抜かれ、復
帰バネ48の復帰力によりコア31が軸方向に逆方向に
変位(移動)されて、原位置に戻される。この復帰力
は、外向カム面34と内向カム面35の山と山とが互い
に突き合わさった状態から、山と谷とが互いに嵌合し合
った状態へと、変化を生じさせるだけでよいので、僅か
な力で復帰動作させることができる。コア31が原位置
に戻ることにより、柱状芯材部分30aは拡径状態から
縮径状態に変化する。即ち、柱状芯材30から未完筒部
材3を離し、軸方向に相対的に移動させることが可能と
なる。
【0037】次いで、帯板1全体がフィーダー(図示せ
ず)の送り動作により、1工程分だけ順方向に送られ
る。
【0038】(b)後工程C2 上記前工程C1にてO字状断面に円曲げされた未完筒部
材3は、後工程C2に移動する。柱状芯材部分30a,
30bは共に縮径状態にあるので、この未完筒部材3の
前工程C1から後工程C2への移動は容易に行われる。
そして、後工程C2において自動的に未完筒部材3の中
に柱状芯材部分30bが位置することになる。
【0039】プレス時には、上記前工程C1の場合と同
様に、図11の状態から、上型組10の係合突起61が
下型組20の係合穴37内に更に深く入り込み、下型組
20の柱状芯材30中のコア31が復帰バネ48に抗し
て軸方向の一方(図2,図11の左方)に変位せしめら
れる。このときリンク31aにより連結されているコア
31,31が一緒に変位し、柱状芯材部分30bが図7
(a)の縮径状態から図7(b)の拡径状態に変化す
る。
【0040】この状態下で、上型組10の上型15が、
下型組20の下型25内に位置する断面O字状の未完筒
部材3を押圧する。このとき、断面O字状の未完筒部材
3の内部には、柱状芯材部分30bが拡径状態で、つま
り目的とする円形断面の筒部材と同一外径で存在するの
で、断面O字状の未完筒部材3はその上部が内外からつ
ぶされて、最終的な円形断面の完成筒部材4に仕上げら
れる。なお、柱状芯材部分30aと30bとはリンク3
1aにより連結され、前工程と後工程の区間毎の独立の
柱状芯材部分として設けられているので、剪断応力が柱
状芯材30にかかっても、柱状芯材部分30bが柱状芯
材部分30aに対し上下にずれることで逃がされる。
【0041】後工程C2のプレス後においては、上型組
10の押圧力が解除される。係合突起61が係合穴37
から抜かれ、復帰バネ48によりコア31が軸方向に逆
方向に変位されて、原位置に戻される。この復帰力は、
外向カム面34と内向カム面35の山と山とが互いに突
き合わさった状態から、山と谷とが互いに嵌合し合った
状態へと、変化を生じさせるだけでよいので、僅かな力
で復帰動作させることができる。コア31が原位置に戻
ることにより、柱状芯材部分30bは拡径状態から縮径
状態に変化する。即ち、柱状芯材30から完成筒部材4
を離し、軸方向に相対的に移動させることが可能とな
る。
【0042】この後、完成筒部材4は、切刃70a、7
0bにより図12(a)に示す位置で、帯板1から切り
離される。
【0043】このように帯板を順送りしながら断面を開
ループ状に加工した未完筒部材を、次工程のフィニッシ
ングステージに順送りし、プレスにより最終的な円形断
面の完成筒部材とするプログレッシブ・プレス加工を行
うことができる。なお、実施の形態では円形断面の筒部
材を得る場合について述べたが、長方形断面や五角形な
いし六角形等の多角形の筒部材を得る場合にも、本発明
を適用することができる。また、U字形断面の曲げ工程
(B1〜B2)と切り離されて独立にフィニッシングス
テージCが設けられたプログレッシブ・プレス加工用金
型についても適用することができるものである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果が得られる。請求項1に記載の発明
は、帯板を順送りしながら断面を開ループ状に加工した
未完筒部材を、次工程のフィニッシングステージに順送
りし、プレスにより最終的な閉ループ状断面の筒部材と
するプログレッシブ・プレス加工用金型において、上記
フィニッシングステージに、拡径状態と縮径状態とに変
位し得る柱状芯材を上記順送り方向に沿って配置し、上
記柱状芯材は、軸方向に移動し得るコアと、該コア周囲
に周方向に複数のセグメントに分割されて配設された外
皮とで構成し、上記コア及び外皮間には、上記コアが軸
方向に一方に変位したときに上記外皮が目的とする筒部
材の内径と同一外径に膨出した拡径状態となり、コアが
軸方向に原位置に戻ると上記外皮が縮径状態となるカム
機構を設け、上記コアを軸方向に変位させて、プレス時
には未完筒部材中において上記柱状芯材を拡径状態に変
位させ、プレス後には完成筒部材中において上記柱状芯
材を縮径状態に変位させるコア駆動手段を設けたもので
ある。
【0045】したがって、目的とする筒部材の最終断面
形状が、円形、楕円形、長方形その他の多角形のいずれ
の場合であっても、プレス時においては、フィニッシン
グステージの未完筒部材中に柱状芯材が、目的とする筒
部材の内径と同一外径の拡径状態で存在するため、最終
的な閉ループ状断面の筒部材とする外側からの良好なプ
レスが確保される。また、プレス後においては、フィニ
ッシングステージの完成筒部材中に存在している柱状芯
材が縮径状態に変位させられるため、フィニッシングス
テージの完成筒部材を、その後に容易に柱状芯材から離
して相対移動させることができる。
【0046】このため、多量に筒部材を生産するプログ
レッシブ・プレス加工用金型として適する。
【0047】請求項2に記載の発明は、目的とする筒部
材の最終断面形状を、特に円形としたものであるので、
素板をU字形ないしO字形等の開ループ断面形状とした
未完筒部材をプレスにより最終的な円形断面の筒部材と
するに際し、プレス時には未完筒部材中に目的とする円
形筒部材の内径と同一外径の柱状芯材を配置でき、プレ
ス後にはこの柱状芯材を完成筒部材中から容易に抜くこ
とができる。よって、円形断面の筒部材を多量に生産す
るプログレッシブ・プレス加工用金型が得られる。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、上記カム
機構を、上記コアの外周に設けた軸方向に凹凸のある外
向カム面と、上記外皮の内面に設けられ上記カム面と嵌
合し合う軸方向に凹凸のある内向カム面と、上記外皮の
セグメントを拡縮可能に束ねる弾性部材とを有する構成
としたので、柱状芯材の拡縮動作を確実に行わせること
ができる。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、上記コア
駆動手段を、上記コアに上下方向に設けた傾斜カム面
と、該傾斜カム面にプレス時に係合して上記コアを軸方
向の一方に変位させ上記柱状芯材を拡径状態にする係合
突起と、一方向に変位した上記コアをプレス後に軸方向
の他方に戻し上記柱状芯材を縮径状態にする復帰手段と
で構成したので、簡易且つ確実な動作を行わせることが
できる。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、上記復帰
手段を、上記コアと上記外皮との間に設けた弾性部材か
ら構成したので、簡易な構成の復帰手段が得られる。
【0051】請求項6に記載の発明によれば、上記フィ
ニッシングステージを前工程と後工程の区間に分け、こ
れに応じて上記柱状芯材を各工程区間毎に独立の柱状芯
材部分として区分し、その前工程の柱状芯材部分のコア
と後工程の柱状芯材部分のコアとをリンクにより連結し
て、後工程の柱状芯材部分が前工程の柱状芯材部分より
も中心が低位に来ることができるようにしたので、後工
程のプレス時に、前工程の柱状芯材部分と後工程の柱状
芯材部分との間に剪断応力がかかっても、互いに上下に
ずれて剪断力を逃がすことができる。また、その前工程
の柱状芯材部分のコアと後工程の柱状芯材部分のコアと
はリンクにより連結されているので、コア駆動手段によ
り両コアを一緒に軸方向に変位させることができる。し
たがって、柱状芯材を必要とする曲げ加工を軸方向に2
段階に分けて精密に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログレッシブ・プレス加工用金型に
おける柱状芯材及び架橋ブロックの部分を一部断面にて
示した平面図である。
【図2】図1の柱状芯材及び架橋ブロックの部分の縦断
面図である。
【図3】図1の柱状芯材及び架橋ブロックの部分を右側
から見た側面図である。
【図4】図3の架橋ブロックの受けブロック及び下型を
示した側面図である。
【図5】ストップリングを示す正面図である。
【図6】図1の押さえ部材及びボルトを外した状態で、
柱状芯材を端面側から示した図である。
【図7】図6のカム機構による柱状芯材の一部拡大断面
図であり、(a)は縮径状態、(b)は拡径状態を示し
た断面図である。
【図8】本発明のプログレッシブ・プレス加工用金型に
おける上型組の下面を示した平面図である。
【図9】同じく下型組の上面を示した平面図である。
【図10】(a)は上型組、(b)は下型組の側面をそ
れぞれ示した図である。
【図11】上型組と下型組の組合せを示した図である。
【図12】帯板を順送りする各工程とそこでの加工の状
態を示したもので、(a)は平面図、(b)は側面図で
ある。
【図13】帯板を順送りしながら各工程で行う曲げの程
度を示した図である。
【図14】帯板を順送りしながら円形断面に曲げて行く
様子を示した図である。
【符号の説明】
1 帯板 2 U字形断面の未完筒部材 3 円形断面の未完筒部材 4 O字形断面の完成筒部材 10 上型組 11,12,13 曲げポンチ 14,15 上型 20 下型組 24,25 下型 30 柱状芯材 30a,30b 独立の柱状芯材部分 31 コア 31a リンク 32 外皮 32a〜32d セグメント 33 カム機構 34 外向カム面 35 内向カム面 36 ストップリング(弾性部材) 37 係合穴 37a 傾斜カム面 38 押さえ部材 39 ボルト(復帰手段) 40 架橋ブロック 41 脚部 42 横架部 43 垂下部 44 バネ 45 段差部 46 溝 47 ガイド穴 48 復帰バネ 50 受けブロック 51 ストッパ 60 押圧ブロック 61 係合突起 61a 傾斜カム面 70a,70b 切刃 A 前処理ステージ(穴あけ) B 中間ステージ(U字曲げ) C フィニッシングステージ(円曲げ・潰し) D アイドリングステージ E アイドリングステージ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板を順送りしながら断面を開ループ状
    に加工した未完筒部材を、次工程のフィニッシングステ
    ージに順送りし、プレスにより最終的な閉ループ状断面
    の完成筒部材とするプログレッシブ・プレス加工用金型
    において、 上記フィニッシングステージに、拡径状態と縮径状態と
    に変位し得る柱状芯材を上記順送り方向に沿って配置
    し、 上記柱状芯材は、軸方向に移動し得るコアと、該コア周
    囲に周方向に複数のセグメントに分割されて配設された
    外皮とで構成し、 上記コア及び外皮間には、上記コアが軸方向に一方に変
    位したときに上記外皮が目的とする筒部材の内径と同一
    外径に膨出した拡径状態となり、コアが軸方向に原位置
    に戻ると上記外皮が縮径状態となるカム機構を設け、 上記コアを軸方向に変位させて、上記柱状芯材を、プレ
    ス時には未完筒部材中において拡径状態に変位させ、プ
    レス後には完成筒部材中において縮径状態に変位させる
    コア駆動手段を設けたことを特徴とするプログレッシブ
    ・プレス加工用金型。
  2. 【請求項2】 最終的な完成筒部材の断面が円形である
    ことを特徴とする請求項1記載のプログレッシブ・プレ
    ス加工用金型。
  3. 【請求項3】 上記カム機構は、上記コアの外周に設け
    た軸方向に凹凸のある外向カム面と、上記外皮の内面に
    設けられ上記カム面と嵌合し合う軸方向に凹凸のある内
    向カム面と、上記外皮のセグメントを拡縮可能に束ねる
    弾性部材とを有することを特徴とする請求項1又は2記
    載のプログレッシブ・プレス加工用金型。
  4. 【請求項4】 上記コア駆動手段は、上記コアに上下方
    向に設けた傾斜カム面と、該傾斜カム面にプレス時に係
    合して上記コアを軸方向の一方に変位させ上記柱状芯材
    を拡径状態にする係合突起と、一方向に変位した上記コ
    アをプレス後に軸方向の他方に戻し上記柱状芯材を縮径
    状態にする復帰手段とを有することを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載のプログレッシブ・プレス加
    工用金型。
  5. 【請求項5】 上記復帰手段が、上記コアと上記外皮と
    の間に設けた弾性部材から成ることを特徴とする請求項
    4記載のプログレッシブ・プレス加工用金型。
  6. 【請求項6】 上記フィニッシングステージを前工程と
    後工程の区間に分け、これに応じて上記柱状芯材を各工
    程区間毎に独立の柱状芯材部分として区分し、その前工
    程の柱状芯材部分のコアと後工程の柱状芯材部分のコア
    とをリンクにより連結して、後工程の柱状芯材部分が前
    工程の柱状芯材部分よりも中心が低位に来ることができ
    るようにしたことを特徴とする請求項1から5のいずれ
    かに記載のプログレッシブ・プレス加工用金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ305759B6 (cs) * 2014-11-21 2016-03-02 Kornet S.R.O. Způsob výroby přesného kovového pouzdra kruhovitého tvaru a zařízení k provádění tohoto způsobu
CN106040791A (zh) * 2016-07-29 2016-10-26 成都宏明双新科技股份有限公司 一种级进模内利用浮动阶梯模芯纵向圈圆的机构及圈圆方法
WO2019077742A1 (ja) * 2017-10-20 2019-04-25 株式会社ヨロズ 中空部材の製造方法および製造装置

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