JPH09252555A - 回転電機の磁石付回転子 - Google Patents

回転電機の磁石付回転子

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Publication number
JPH09252555A
JPH09252555A JP8057096A JP5709696A JPH09252555A JP H09252555 A JPH09252555 A JP H09252555A JP 8057096 A JP8057096 A JP 8057096A JP 5709696 A JP5709696 A JP 5709696A JP H09252555 A JPH09252555 A JP H09252555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
rotor
ring
fixed
electric machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8057096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Shibata
安彦 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP8057096A priority Critical patent/JPH09252555A/ja
Publication of JPH09252555A publication Critical patent/JPH09252555A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁石の軸方向の中央部の冷却を充分にし、回転
子を固定子に挿入するときに、脆くて欠けやすい磁石の
角を保護する。 【解決手段】フレーム１に固着した固定子２の内周に空
隙３を介して磁石４を配置し、磁石４の内側に軸５に固
着したロータセンタ６を固着する。磁石４とロータセン
タ６との端面にリング７を取付ける。磁石４の外径とほ
ぼ同一の外径を持つリング７の外周に空隙３の空気８を
軸方向に移動させる螺旋方向が同方向の螺旋溝９を形成
する。螺旋溝９又はリング７は一方のみでもよく、螺旋
溝９は旋盤の切削加工、鋳造などで工作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷却を向上した
回転電機の磁石付回転子に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来例の半断面図である。図にお
いて、フレーム１に固着した固定子２の内周に空隙３を
介して磁石４を配置し、磁石４の内側に軸５に固着した
ロータセンタ６を固着する。ロータセンタ６の端面にプ
レスなどで成形した遠心形のファン９９をねじ９８など
で取付ける。ファン９９の風９７で磁石４の端部や固定
子２の端部を冷却する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、フ
ァン９９の風９７により、磁石４の端部や固定子２の端
部は冷却されるが、磁石４や固定子２の軸方向の中央部
は冷却が不充分であり、熱膨張により、磁石４が破損す
る恐れがある。この発明の課題は、磁石の軸方向の中央
部の冷却を充分にできる回転電機の磁石付回転子を提供
することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の回転電機の磁
石付回転子は、フレームに固着した固定子の内周に空隙
を介して磁石を配置し、磁石の内側に軸に固着したロー
タセンタを固着する回転電機の磁石付回転子において、
磁石とロータセンタとの端面にリングを取付け、磁石の
外径とほぼ同一の外径を持つリングの外周に空隙の空気
を軸方向に移動させる螺旋溝を形成するものである。
【０００５】この発明の回転電機の磁石付回転子によれ
ば、磁石の外径とほぼ同一の外径を持つリングの外周の
螺旋溝により、空隙の空気は軸方向に移動させられ、磁
石の軸方向の中央部の冷却を充分にできる。また、磁石
付回転子を固定子に挿入するときに、リングが、脆くて
欠けやすい磁石を保護する。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は実施例の半断面図である。
図において、フレーム１に固着した固定子２の内周に空
隙３を介して磁石４を配置し、磁石４の内側に軸５に固
着したロータセンタ６を固着する。そして、磁石４とロ
ータセンタ６との両端面にリング７を取付ける。磁石４
の外径とほぼ同一の外径を持つリング７の外周に空隙３
の空気８を軸方向に移動させる螺旋方向が同方向の螺旋
溝９を形成する。リング７は、ねじ１０で取付けられる
が、ロータセンタ６が積層鉄心でなくて充実鉄心のとき
には、溶接１０ａで取付けてもよい。また、リング７は
軸方向の片側でもよい。磁石４は軸方向に分割されるこ
ともあり、周方向に分割されて図示しないしないバイン
ドが適用されることもある。螺旋溝９は、いわば軸流フ
ァンであり、旋盤の切削加工でも鋳造などでも工作でき
る。
【０００７】この実施例によれば、磁石４の外径とほぼ
同一の外径を持つリング７の外周の螺旋溝９により、空
隙３の空気８は軸方向に移動させられ、磁石４と固定子
２の軸方向の中央部の冷却を充分にできる。また、磁石
付回転子を固定子２に挿入するときに、リング７が、脆
くて欠けやすい磁石４の角を保護する。
【０００８】
【発明の効果】この発明の回転電機の磁石付回転子によ
れば、磁石の外径とほぼ同一の外径を持つリングの外周
の螺旋溝により、空隙の空気は軸方向に移動させられ、
磁石の軸方向の中央部の冷却を充分にできるという効果
があり、また、磁石付回転子を固定子に挿入するとき
に、リングが、脆くて欠けやすい磁石を保護するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例の半断面図
【図２】従来例の半断面図
【符号の説明】
１ フレーム ２ 固定子 ３ 空隙 ４ 磁石 ５ 軸 ６ ロータセン
タ ７ リング ８ 空気 ９ 螺旋溝 １０ ねじ １０ａ 溶接

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】フレームに固着した固定子の内周に空隙を
    介して磁石を配置し、磁石の内側に軸に固着したロータ
    センタを固着する回転電機の磁石付回転子において、磁
    石とロータセンタとの端面にリングを取付け、磁石の外
    径とほぼ同一の外径を持つリングの外周に空隙の空気を
    軸方向に移動させる螺旋溝を形成することを特徴とする
    回転電機の磁石付回転子。
JP8057096A 1996-03-14 1996-03-14 回転電機の磁石付回転子 Pending JPH09252555A (ja)

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JPH09252555A true JPH09252555A (ja) 1997-09-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011096521A1 (ja) * 2010-02-05 2011-08-11 信越化学工業株式会社 永久磁石回転機
JP2018029411A (ja) * 2016-08-15 2018-02-22 トヨタ自動車株式会社 モータ

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US9583999B2 (en) 2010-02-05 2017-02-28 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Permanent magnet rotating machine
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