JPH09252409A - ページプリンタにおけるデータ圧縮方法 - Google Patents

ページプリンタにおけるデータ圧縮方法

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JPH09252409A
JPH09252409A JP8059727A JP5972796A JPH09252409A JP H09252409 A JPH09252409 A JP H09252409A JP 8059727 A JP8059727 A JP 8059727A JP 5972796 A JP5972796 A JP 5972796A JP H09252409 A JPH09252409 A JP H09252409A
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JP8059727A
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English (en)
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Hiroshige Kawakami
浩成 川上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージ画像のフィルパターンのように、同
じ描画パターンが繰り返されるようなイメージ画像デー
タも圧縮できるようにして、圧縮率を高める。 【解決手段】 ラスタライズされたデータに対して、所
定のブロック単位で可変長可逆圧縮処理を施し、その圧
縮データを圧縮メモリに格納し、圧縮できなかった場合
はそのブロックのデータを非圧縮のまま非圧縮メモリに
格納する。また、圧縮処理対象のブロックとその左隣り
のブロックのデータを比較し、一致した場合は、圧縮メ
モリ内の圧縮データテーブルの該圧縮処理対象のブロッ
クに対応するレコードCDRを一致情報として符号化す
る。比較対象のブロックのデータをシフトして一致した
場合は、一致情報にシフト情報を付加して符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、白黒およびカラ
ーのレーザプリンタ,LEDプリンタ等のページプリン
タ(デジタル複写機のプリンタ部も含む)におけるデー
タ圧縮方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザプリンタ等のページプリン
タの解像度は益々高くなり、最近では600DPIが主
流になっている。今後は800DPIや1200DPI
のプリンタが出現するであろうし、マルチ・リゾリュー
ション・プリンタ、すなわちエミュレーションに応じて
エンジンの解像度が変化するプリンタも増えてくるであ
ろう。
【0003】しかし、ページプリンタ内の1ページ分の
ビットマップデータを展開するフレームバッファのメモ
リ容量は、A4,600DPIで約4MB、A3,60
0DPIでは約8MBになる。このようなフレームバッ
ファのメモリ容量の増加は、製品価格に大きな影響を与
える。一方、ページプリンタの価格は逆に低価格へと推
移しているため、高解像度化に伴う価格上昇をなんらか
の手段で抑えなければならない。
【0004】そのための2値画像データの可逆圧縮技術
には、ファクシミリ等で用いられるMH(ハフマン符号
化方式:一次元圧縮法によるG3ファクシミリの標準符
号化方式),MR(二次元圧縮法によるG3ファクシミ
リではオプションの符号化方式),MMR(MR符号化
方式の変形で、G4ファクシミリの標準符号化方式)
や、コンピュータで扱うテキストファイルやバイナリフ
ァイルに用いられる、例えばLZ方式の圧縮等がある。
また、最近では国際標準である算術符号化を用いたJB
IG方式もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の2値画像データ圧縮技術は、画像あるいはファイルの
先頭から順番に逐次符号化処理を行なうので、所望の任
意ブロックだけをリアルタイムに復元することはできな
い。ページプリンタでは、印刷すべき文書情報がコンピ
ュータのCRT上で実際に作成された順番にくるため、
ある大きさのブロック単位で圧縮処理を施さなければな
らない。従って、上記圧縮技術をそのまま使用すること
はできない。
【0006】そこで、本発明者等は先に、ページプリン
タにおいて印刷すべき文書データを所定の解像度にラス
タライズし、そのラスタライズされたデータに対して、
主走査方向にtドットで構成されるブロックと、主走査
方向あるいは副走査方向にuブロックで構成されるユニ
ットの2つの基本単位を用い、印刷すべき文書データを
1ページ分ずつラスタライズするために必要なページバ
ッファを前記ユニット単位に分割し、次のようにして可
変長可逆圧縮処理を施すデータ圧縮方法を発明した。
【0007】分割した各ユニットが全白であるかどうか
をチェックして、その結果をmビットのホワイトマップ
テーブルに保存し、そのユニットが全白でない場合に、
ホワイトマップテーブルで指定されるアドレス領域にu
ブロック分のnビットの圧縮データテーブルを用意し
て、u個分のブロック毎のデータの圧縮処理結果を格納
し、上記ブロック毎の圧縮処理が不可能な場合には、前
記圧縮データテーブルで指定されるアドレス領域にtビ
ットの非圧縮データテーブルを用意して、該ブロックの
データをそのまま格納する。
【0008】しかし、イメージ画像のフィルパターンの
場合の場合は、近隣と同じ描画パターンであることが多
いが、上述のデータ圧縮方法では圧縮できなかった。こ
の発明はこの点を改善するためになされたものであり、
イメージ画像のフィルパターンのように、同じ描画パタ
ーンが繰り返されるようなイメージ画像データも圧縮で
きるようにして、圧縮率を高めることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、上述したページプリンタにおけるデータ
圧縮方法において、圧縮処理対象のブロックとその左隣
りのブロックのデータを比較し、一致した場合は圧縮デ
ータテーブルの該圧縮処理対象のブロックに対応するレ
コードを一致情報として符号化することを特徴とする。
【0010】あるいは、圧縮処理対象のブロックとその
上隣りのブロックのデータを比較し、一致した場合は圧
縮データテーブルの該圧縮処理対象のブロックに対応す
るレコードを上部一致情報として符号化するようにして
もよい。これらにより、イメージ画像のフィルパターン
のように、同じ描画パターンが繰り返されるような場合
には、上記比較結果が一致する確率が高いので、上記一
致情報としての符号化により圧縮率を高めることができ
る。
【0011】これらのデータ圧縮方法において、比較対
象のブロックのデータが既に圧縮されている場合は、上
記ブロック間のデータを比較するためには、圧縮されて
いるデータを伸長しなければならないため、上記比較処
理を行なわない方が全体の処理の高速化を計れる。
【0012】また、このようなページリンタにおけるデ
ータ圧縮方法において、圧縮処理対象のブロックとその
左隣りの比較対象のブロックのデータの比較結果が一致
しない場合は、その比較対象のブロックのデータをXビ
ットシフトして一致するか否かを判別し、一致した場合
は圧縮データテーブルの該圧縮処理対象のブロックに対
応するレコードを一致情報にシフト情報を付加して符号
化することができる。これによって、圧縮率のを一層向
上させることができる。
【0013】さらに、圧縮処理対象のブロックの下隣り
又は右隣りのブロックが非圧縮データであるか否かを判
別し、非圧縮データである場合は圧縮対象のブロックの
データと比較し、一致した場合は該下隣り又は右隣りの
ブロックに対応する圧縮データテーブルのレコードを一
致情報を付加して符号化し、非圧縮データテーブルのレ
コードを削除することもできる。これにより、既に非圧
縮データテーブルに非圧縮データのレコードを有するブ
ロックも圧縮可能になるので、圧縮率の向上を計れる。
また、既に圧縮されているブロックに関しては比較処理
を行なわないので、処理の高速化を計れる。
【0014】そしてまた、圧縮対象のブロックとそれに
隣接ブロックのデータを比較する前に、該圧縮対象のブ
ロックのデータの一部のビットとそれに隣接ブロックの
データの対応するビットのみを比較することにより、処
理を簡潔にして高速化を計ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図2はこの発明による
ページプリンタを用いた画像形成システムの構成例を示
す図であり、100はパーソナルコンピュータ、200
がページプリンタである。通常、ユーザはパーソナルコ
ンピュータ100のCRT画面とキーボードとDTP
(デスクトップ・パブリッシング)アプリケーションを
使って文書を作成し、プリンタドライバ101を通して
ページプリンタ200に転送して印刷を行なう。
【0016】プリンタドライバ101は、通常印刷すべ
き文書内容をページプリンタ200がサポートするプリ
ンタ言語、例えばヒューレット・パッカード(HP)社
のPCLやAdobe社のポストスクリプト言語等にコ
ンバートする。前者に接続されたプリンタを一般にPC
Lエミュレーション・プリンタ、後者に接続されたプリ
ンタをポストスクリプト・プリンタと呼ぶ。また、パー
ソナルコンピュータ100側で全てラスタライズされた
ビットイメージを印刷するだけのダムプリンタと呼ばれ
るプリンタもある。
【0017】ページプリンタ200としては、レーザプ
リンタやインクジェットプリンタ、あるいはサーマルプ
リンタ等があるが、高速印刷という点でレーザプリンタ
が勝る。最近はカラーのレーザプリンタも市場に出始め
ており、それを使用することも可能である。また、解像
度は年々高まる一方で、現在は600DPIが標準とな
っている。以下の実施例では、ページプリンタ200を
600DPIの白黒ポストスクリプト・レーザプリンタ
(以下単に「ページプリンタ」と称する)として説明す
るが、この発明はそれに限定されるものではない。
【0018】図3はそのページプリンタの外観図であ
り、図4はその内部機構の概略を示す縦断面図である。
このページプリンタ200は、給紙トレイ2を着脱可能
に備え、上部に第1排紙スタッカ3を設け、後部に第2
排紙スタッカ4を設けている。2個の排紙スタッカ3,
4への排紙は切換爪5によって切換え可能である。通常
は、排紙スタッカとして第1排紙スタッカ3が選択され
るが、封筒や葉書などのカールし易い紙を使用する場合
など、特別な場合に第2排紙スタッカ4が選択される。
【0019】さらに、内部にはプリンタエンジンの作像
部を構成する感光体ドラム10,帯電部11,光書込部
12,現像部13,転写部14,定着部15と、給紙ロ
ーラ16及びレジストローラ対17等による給紙部と、
搬送ローラとペーパガイド板等からなる排紙用搬送部1
8と、このページプリンタ全体を制御するプリンタコン
トローラを構成するコントローラ基板19及びプリンタ
エンジンのシーケンスコントローラを構成するエンジン
ドライバ基板20等が設けられている。
【0020】そして、プリンタエンジンのシーケンスコ
ントローラによりプリントシーケンスが開始されると、
給紙ローラ16によって給紙トレイ2から給紙を始め、
その用紙の先端をレジストローラ対17に突き当てた状
態で一時停止させる。一方、感光体ドラム10は図4の
矢印A方向へ回転し、帯電部11で帯電された表面に、
光書込部12によってプリンタコントローラからの画像
データに応じて変調されたレーザビームを、ドラム軸方
向に主走査しながら照射して露光し、感光体ドラム10
の表面に静電潜像を形成する。
【0021】それを現像部13でトナーによって現像
し、レジストローラ対17によって所定のタイミングで
給送される用紙に転写部14において転写し、定着部1
5で加熱定着したプリント紙を第2排紙スタッカ4へ送
出するか、排紙用搬送部18を通して上部の第1排紙ス
タッカ3へ搬送する。
【0022】図5はコントローラ基板19の内部ブロッ
ク図である。このコントローラ基板19は、CPU20
1,NVRAM203,プログラムROM204,フォ
ントROM205,RAM206,及び4個のインタフ
ェース(以下「I/F」と略称する)207,209,
211,213と、これらを接続するバスライン215
によって構成されている。
【0023】CPU201は、プログラムROM204
に格納されたプログラム、操作パネル210からのモー
ド指示、ホスト装置であるパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)100からのコマンド等によって、このコント
ローラ全体を制御する。また、挿着されたICカード2
02から、フォントデータやプログラム等を取り込むこ
ともできる。この発明によるデータ圧縮処理もこのCP
U201による制御のもとに実行される。NVRAM2
03は、操作パネル210からのモード指示の内容など
を記憶しておく不揮発性メモリである。
【0024】プログラムROM204は、このコントロ
ーラの制御プログラムを格納している読出し専用メモリ
である。フォントROM205は、文字フォントのパタ
ーンデータなどを記憶する。RAM206は、CPU2
01のワークメモリ,入力データのインプットバッフ
ァ,プリントデータのページメモリ(フレームバッフ
ァ),ビデオバッファ,ダウンロードフォント用のメモ
リ等に使用するランダムアクセス・メモリである。
【0025】エンジンI/F207は、実際に印刷を行
なうプリンタエンジン208と接続されて、コマンド及
びステータスや印字データの通信を行なうインタフェー
スである。パネルI/F209は、操作パネル210と
接続されて、コマンド及びステータスの通信を行なうイ
ンタフェースであり、操作パネル210は、使用者に現
在のプリンタの状態を表示して知らせたり、使用者がモ
ード指示を行なったりするパネル装置である。
【0026】ホストI/F211は、ホスト装置である
パーソナルコンピュータ100と通信を行なうインタフ
ェースであり、通常はセントロニクスI/FやRS23
2Cを使用する。ディスクI/F213は、ディスク装
置214と通信を行なうためのディスクインタフェース
である。ディスク装置214は、フォントデータやプロ
グラム、あるいは印字データなどの種々のデータを記憶
しておくための外部記憶装置であり、フロッピディスク
装置やハードディスク装置などである。
【0027】次に、このページプリンタ200によるペ
ージ印刷の動作について説明する。図1は、図5に示し
たコントローラ基板19及び600DPIのプリンタエ
ンジン208による、ページ印刷の処理に係わる部分の
機能構成を示すブロック図である。そのPSインタープ
リタ21と圧縮部22及び伸長部25は、図5のCPU
201等による機能、圧縮メモリ23と非圧縮メモリ2
4はRAM206のメモリ領域、ビデオ出力部27はエ
ンジンI/F207の機能をそれぞれ示している。
【0028】図6は、この発明の前提となるデータ処理
方法により1ページ分の印刷を行なう際の動作フロー図
である。そこで、この図6のフローに沿って、図1を参
照しながらページ印刷の動作を説明する。図2に示した
パーソナルコンピュータ100内のプリンタドライバ1
01が、印刷すべき文書データをページ毎にポストスク
リプト(以下、PSと記す)ファイルに変換してページ
プリンタ200へ送る。
【0029】ページプリンタ200がそのPSファイル
を受信すると、図1に示したPSインタープリタ21
が、それをプリンタエンジン208の性能による印刷の
解像度と同じ600DPIの解像度であるので、ある大
きさのブロック単位でラスタライズし、そのラスタライ
ズしたデータに対して、圧縮部22がそのブロック単位
で可変長可逆圧縮処理を試みる。このブロック単位につ
いては追って詳述する。
【0030】そして圧縮できれば、その結果の圧縮コー
ドを圧縮メモリ23へストアする。この圧縮メモリ23
は、300DPIで1ページ分に相当する容量を持つペ
ージメモリで、図5に示したRAM206のメモリ領域
を使用する。圧縮できなかったら、ラスタライズされた
600DPIのデータを非圧縮メモリ24へストアす
る。実際には、この非圧縮メモリ24は圧縮メモリ23
を兼用することができるので、RAM206のメモリ容
量を増加させる必要はない。なお、この圧縮メモリ23
と非圧縮メモリ24を含むページメモリは、その1ペー
ジ分の領域をN個に分割した各領域に、上記圧縮コード
及び非圧縮のデータを順次格納していく。
【0031】1ページ分の処理が終了したら、圧縮画像
の伸長及びビデオ信号出力を行なう。すなわち、圧縮メ
モリ23へストアした圧縮コードをページの左上から順
番に伸長部25で伸長(解凍処理ともいう)し、600
DPIの画像データに復元して、ビデオ出力部27内の
ビデオバッファ(フレームメモリ)にビットマップ展開
する。非圧縮メモリ24にストアした600DPIの非
圧縮画像データは、そのままビデオバッフアの後述する
圧縮データテーブル(CDT)によって指定されたアド
レスに展開する。
【0032】そして、このビデオバッファに展開された
画像データを、ビデオ出力部27がシリアルなビデオ信
号として、プリンタエンジン208へ送出して印刷させ
る。このときのビデオ出力部27内のビデオバッファ
は、図5のRAM206あるいは別のメモリに確保した
1ページ分のフレームメモリ領域を使用する。あるいは
1ページ分のフレームメモリの1/Nの大きさのメモリ
領域を使用し、1ページ分の画像データの展開およびそ
れによるビデオ信号の出力をN回に分けて行なうことも
できる。
【0033】次に、図1及び図6によって説明したブロ
ック単位の可変長可逆圧縮処理の詳細について図7乃至
図14を参照して説明する。PSファイルをラスタライ
ズするデータのブロック単位を、図7に示すようにtド
ット(dot) のブロックワードBWとする。そして、図7
の(a)又は(b)に示すように、このtドット(dot)
のブロックワードBWが主走査方向(a)あるいは副走
査方向(b)にu個分連続して1ユニット(unit)を構成
している。すなわち、1ユニット(unit)=u*BWであ
る。
【0034】そして、図5に示したCPU201は、図
1のPSインタープリタ21としての機能によってPS
ファイルをラスタライズ(描画)した際、その1ユニッ
トのデータが全て白ドットか否かを調べ、全て白の場合
には圧縮部22を使用せずに直接圧縮メモリ23のホワ
イトマップテーブルWMTをNULL(2xffffffff)に
する。黒ドットが1つでもあると、そのユニットを構成
する各ブロックワードBW毎に、圧縮部22に圧縮処理
を行なわせる。
【0035】図8はそのブロックワードBW及びユニッ
トの具体例を示し、PSファイルをラスタライズしたデ
ータに対して、64ドット(dot) の白ドット及び/又は
黒ドットからなるブロックワードBWの8(line)分を1
ユニットとする。すなわち、1ユニット(unit)=8*
BW=8*64(dot)とする。
【0036】さらに、各ユニットに対して図9に示すよ
うに、32bit のホワイトマップテーブル(White Ma
p Table:WMT)を用意する。そして、1ユニットの
データが全て白ドットなら、WMTをNULL(0xffff
ffff)とし、もし、黒ドットが1つ以上存在するなら、
図10に示す32bitの圧縮データテーブル(Compress
ion Data Table:CDT)の実アドレス(CDTアド
レス)を格納する。
【0037】なお、CDTアドレスが示すレコードの長
さは、図11に示すように8*CDT=8*32ビット
(bit)=32バイト(byte) とする。CDTは1つの
ブロックワードBWに対応し、後述の圧縮方式を試み
て、もし圧縮可能であったら、図10に示す圧縮データ
テーブルCDTのbit29〜bit0に、その圧縮コードを
格納する。また、もし圧縮不可能であったら、bit31
=1とし、bit30〜bit0に非圧縮時のデータ格納メモ
リアドレス(Uucompression Data TableAddress:UD
Tアドレス)を格納する(図12)。
【0038】今回使用した圧縮方式は、次に示す2ステ
ップからなる。まず始めに、対象となるブロックワード
BWが全部白ドットか、全部黒ドットかを調べる。も
し、そうであったらCDTアドレスをそれぞれ、0x0000
0000 又は 0x7fffffffとする。もし、そうでない場合に
は、先頭ドットが白ドットか黒ドットか(図10に示し
たCDTの bit30にて“0”か“1”で指定)に応じ
て、白ドットあるいは黒ドットのランレングスを図13
に示すハフマン・コードで記述する。
【0039】例えば、図14の(a)に示す64ドット
のブロックワードBWは、同図(b)に示す圧縮コード
に変換される。なお、最後の白ドット(ランレングス=
10)は、圧縮コードに含まれないが、最後の黒ドット
(ランレングス=19)の後ろが全て白ドットである事
で復元が可能である。また、CDTの余った領域には、
1を書き込むようにする。
【0040】したがって、ラスタライズされたデータに
対するこの可変長可逆圧縮処理を、図7に示したtドッ
トのブロックワードBWが主走査方向又は副走査方向に
u個並んだユニットを基本単位として行なう場合の処理
は、次の各ステツプによる。印刷すべきデータを1ペー
ジ分ずつラスタライズするために必要なページバッファ
を上記ユニット単位に分割するステップ。その分割した
各ユニットのデータが全白であるかどうかをチェック
し、その結果をmビット(図9では32ビット)のホワ
イトマップテーブルに保存するステップ。
【0041】各ユニット毎にそのデータが全白でない場
合に、ホワイトマップテーブルで指定されるアドレス領
域にuブロック分のnビット(図10では32ビット)
の圧縮データテーブル(CDT)を用意し、u個分のブ
ロック毎のデータの圧縮処理結果を格納するステップ。
各ブロック毎の圧縮処理が不可能な場合に、圧縮データ
テーブル(CDT)で指定されるアドレス領域にtビッ
トの非圧縮データテーブル(UDT)を用意し、圧縮処
理が不可能なブロックのデータをそのまま格納するステ
ップ。
【0042】ここで、ラスタライズされたデータサイズ
を64ビット、圧縮されたコードを格納する圧縮データ
テーブル(CDT)の各ブロックワード(BW)ごとの
レコードであるCDRのサイズを32ビット、圧縮不能
のデータを格納する非圧縮データテーブル(UDT)の
各ブロックワード(BW)ごとのレコードであるUCD
Rのサイズを64ビットとして、各テーブルの関係を図
15に示す。
【0043】1ページのフレームバッファのある部分に
描画される場合、64×64の分割された領域のどの部
分かを算出する。この位置に対応して、WMT内のレコ
ードWMR102のアドレスを得る。このWMR102
に対応してCDTのアドレスを確保する。そのCDT内
のCDR103に該当する64ビットのラスタライズデ
ータの上位ビットから順に白ドット又は黒ドットが何ド
ット続くかで符号化する。64ビットのラスタライズデ
ータ全て符号化して32ビットのCDR103に格納で
きれば圧縮可能となり、その符号化データをCDRに1
03に格納する。
【0044】一方、符号化データがCDR103に格納
できなかった場合、ラスタライズデータをそのままUD
TのUCDR104に格納して、そのUCDR104の
格納されているポインタをCDR103に格納する。
【0045】CDR102は、図16に示すビット構成
であり、最上位のビット31が圧縮可/不可フラグで、
圧縮可能なときは“0”、不可のときは“0”である。
次のビット30はスタートドットが白か黒かを示すフラ
グで、白のときは“0”、黒のときは“1”である。そ
の他のビット29〜0は、符号化データ又はUCDR1
04のポインタである。UDCR104は、図18に示
すように64ビットに圧縮不能データ、すなわちラスタ
ライズされた非圧縮のデータが格納される。
【0046】この方式で圧縮不能になったラスタライズ
データの傾向を見てみると、イメージ画像のグラフィッ
クスパターンのデータが殆ど圧縮不能になる。一般的に
イメージ画像の背景パターンには、グレイスケールパタ
ーンを使用しているものが多く、データ量も膨大になる
ので、このデータが圧縮出来ないと大幅な圧縮率の低下
につながる。
【0047】この発明では、この欠点を補うために、グ
レイスケールパターンの大きな領域に同様なパターンが
あるという傾向を利用して比較圧縮方式でさらに符号化
を計るものである。そのため、この発明の第1の実施形
態は、図6に示した圧縮処理(ランレングス符号化によ
る圧縮処理)によって圧縮不能となったブロックワード
(以下「BW」と略称する)に対して、図19に示す比
較圧縮の処理を実行する。あるいはこの比較圧縮処理を
前述の圧縮処理の前に行なうようにしてもよい。
【0048】この図19に示す比較圧縮処理は、ステッ
プ1で圧縮対象のBWと左隣りのBWのデータを比較
し、ステップ2でその比較結果を判別し、両データが一
致したときには、一致情報によって圧縮対象のBWのデ
ータを符号化してCDR103へ格納するが、非圧縮デ
ータの場合はそこにUCDR104のポインタが格納さ
れているので、それを書き換えることになる。
【0049】その場合のCDRは図17に示すビット構
成でなり、圧縮可/不可フラグを圧縮可の“0”にし、
圧縮方式フラグ203を比較圧縮“1”にし、位置情報
を左“0”にする。シフト方向及びシフト量の情報はな
しにするか、シフト量を「0」にして無視する。これら
の情報のみで復元可能になるので、グレイスケールパタ
ーンで同様なパターンが続いた場合に、少ない符号量で
圧縮可能になる。対象BWが以前に処理されて、圧縮不
能でUCDRが存在する場合、それが不要になり、削除
できるので圧縮率が上がる結果になる。
【0050】図19のステップ2で一致しなかった場合
には、さらに圧縮率を高めるために、比較対象のBWの
データをシフトして再度比較する。すなわち、ステップ
3でシフト量Xを「1」にして、ステップ4で左隣りの
BWを右へXビット(最初は1ビット)シフトする。そ
して、ステップ5で両データが一致したかどうかを判別
し、一致すれば、ステップ6で圧縮対象BWのデータを
一致情報にシフト情報を付加して符号化し、CDRに格
納する。
【0051】両データが一致しない場合は、ステップ7
でシフト量Xを+1して、ステップ4,5の処理を繰り
返す。そして、一致せずにステップ8でシフト量Xが規
定値を超えた場合は、Xをリセットしてこの比較圧縮処
理を終了し、図6のルーチンへ戻る。シフト量Xが規定
値になるまでに一致した場合は、ステップ6で圧縮対象
BWのデータを一致情報にシフト情報を付加して符号化
し、CDRに格納する。
【0052】ところで、例えば図20に示すように、圧
縮対象BW202のデータが左隣りBW201からまた
がって、黒1ドット白5ドットのパターンが128ドッ
ト続いているパターンがあったとする。しかし、同じパ
ターンであるにも関わらず、左隣りBW201のデータ
が“0x8208208208208208(HEX)”で対象BW202のデ
ータが“0x2082082082082082(HEX)”であるため、両デ
ータは一致しないことになる。
【0053】そこで、比較対象である左隣りBWのデー
タを1ビットずつシフトして、その都度圧縮対象BW2
02のデータと一致するか否かを判別する。この例で
は、左隣りBWのデータを2ビット右にシフトすればB
W203のようになり、圧縮対象BW202のデータと
一致することになる。このようにして一致した場合、図
17に示したCDR102にシフト方向を右“1”、シ
フト量「2」という情報を付加する。
【0054】このシフト量は、この例では5ビット(3
2まで対応)までとしているが、これ以上シフトして一
致するようなデータは、通常先に説明したランレングス
符号化方式で圧縮可能となるので、64ビットシフトま
で対応していない。これは、画像の傾向により決めるの
が望ましい。図19のフローチャートでは、右へのシフ
トの処理のみ示しているが、右へのシフトで一致処理し
ない場合は、左へのシフトも行なって同様な判別により
一致したら圧縮対象BWのデータを符号化することがで
きる。
【0055】ところで、同様なパターンが続く場合、上
隣りBWと一致する確率は、左隣りBWよりも多くなる
データが多い。この傾向を利用して、圧縮対象BWのデ
ータを上隣りBWのデータと比較するようにしてもよ
い。上隣りBWと一致した場合は、図17に示したCD
R102の位置情報に上隣り“1”という情報を付加す
る。
【0056】次に、この発明の他の実施形態による比較
圧縮処理を、図21のフローチャートによって説明す
る。この処理において、ステップ11で圧縮対象のBW
の下隣りのBWに非圧縮データがある(描画されてい
る)かどうかを判別し、あればステップ12で両データ
を比較し、ステップ13で両データが一致したか否かを
判別する。一致すれば、ステップ14で下隣りのBWに
該当するCDRを一致情報を付加して符号化し、対応す
るUCDRを削除し、ステップ15へ進む。ステップ1
3で一致しなかった場合もステップ15へ進む。
【0057】ステップ15では、圧縮対象のBWの右隣
りのBWに非圧縮データがあるか否かを判別し、あれば
ステップ16で両データを比較する。そして、ステツプ
17で両データの一致を判別すると、ステップ18で右
隣りのBWに該当するCDRを一致情報を付加して符号
化し、対応するUCDRを削除して、比較圧縮処理を終
了し、図6のルーチンへリターンする。ステップ15で
Noの場合、及びステップ17でNoの場合もリターン
する。
【0058】比較圧縮処理対象を前述した下隣りまたは
右隣りのBWを比較対象にして、圧縮率の向上を計って
も、下隣りまたは右隣りのBWとはデータが一致せず、
圧縮不可でUCDRが存在する場合、上述した図21に
よる比較圧縮を試みる。そして、一致した場合はUCD
Rを削除することが可能になる。この時、下隣りまたは
右隣りのデータが圧縮されている場合、比較圧縮処理を
行なわずスキップすれば、処理時間の短縮を計ることが
できる。
【0059】これらの比較圧縮処理において、比較する
BWがすでに圧縮されている場合、比較処理をするのに
は比較するBWのデータを伸張する必要があり、処理時
間がかかるので、比較処理をする前に比較するBWがす
でに圧縮されているかどうかを判別し、圧縮されていれ
ば比較処理を行なわない。それによって高速化を計るこ
とができる。
【0060】上述した比較圧縮処理は、圧縮対象及び比
較対象のBWを、その全体の64ビット単位で比較して
一致するか否かを判別しているが、その処理を行なう前
に、64より少ないビット数での比較を行なうことによ
り、処理時間の短縮を計れる。その比較をするビット数
は、CPUのバス幅に合わせるという方法も効果が期待
できる。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ページプリンタのメモリ容量を節減でき、低価格
化と高解像度化を可能にすると共に、イメージ画像のフ
ィルパターンのように、同じ描画パターンが繰り返され
るようなイメージ画像データも圧縮できるようにして、
圧縮率を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4に示したページプリンタ200に
おけるPSファイルの文書データを印刷するための処理
に係わる部分の機能構成を示すブロック図である。
【図2】この発明を適用したページプリンタを用いた画
像形成システムの構成例を示す図である。
【図3】図2におけるページプリンタの一例を示す外観
図である。
【図4】同じくその内部機構の概略を示す縦断面図であ
る。
【図5】図4におけるコントローラ基板19の構成を示
すブロック図である。
【図6】図1に示した各部により1ページ分の印刷を行
なう際の動作フロー図である。
【図7】PSフアイルをラスタライズしたデータの1ユ
ニット(unit)の構成を示す図である。
【図8】同じくそのブロックワードBWのドット数及び
1ユニットのライン数の具体例を示す図である。
【図9】各ユニットに対するホワイトマップテーブル
(WMT)のサイズを示す図である。
【図10】図12のWMTに格納する圧縮データテーブ
ル(CDT)の構成を示す図である。
【図11】図13に示したCDTの実アドレス(CDT
アドレス)のレコードの長さを示す図である。
【図12】非圧縮時のデータ格納メモリアドレス(UD
Tアドレス)をBWに格納する場合の説明図である。
【図13】白ドットあるいは黒ドットのランレングスを
記述するハフマン・コードの説明図である。
【図14】圧縮コードの変換例を示す図である。
【図15】この発明によるデータ圧縮処理に使用する各
テーブルの関係を示す図である。
【図16】この発明の基礎となるデータ圧縮処理による
圧縮データレコードCDRのビット構成を示す図であ
る。
【図17】この発明による比較圧縮処理による圧縮デー
タレコードCDRのビット構成を示す図である。
【図18】非圧縮データレコードUCDRのビット構成
を示す図である。
【図19】この発明の第1の実施形態による比較圧縮処
理のフロー図である。
【図20】比較対象のBWのデータをシフトすることに
よって圧縮対象のBWのデータと一致する例を示す説明
図である。
【図21】この発明の第2の実施形態による比較圧縮処
理のフロー図である。
【符号の説明】
10:感光体ドラム 11:帯電部 12:光書込部 13:現像部 14:転写部 15:定着部 19:コントローラ基板 20:エンジンドライバ基板 21:ホストスクリプト(PS)インタープリタ 22:圧縮部 23:圧縮メモリ 24:非圧縮メモリ 25:伸長部 27:ビデオ出力部 100:パーソナルコンピュータ 101:プリンタドライバ 200:ページプリンタ 201:CPU 206:RAM 208:プリンタエンジン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページプリンタにおいて、印刷すべき文
    書データを所定の解像度にラスタライズし、そのラスタ
    ライズされたデータに対して、主走査方向にtドットで
    構成されるブロックと、主走査方向あるいは副走査方向
    にuブロックで構成されるユニットの2つの基本単位を
    用い、印刷すべき文書データを1ページ分ずつラスタラ
    イズするために必要なページバッファを前記ユニット単
    位に分割し、 その分割した各ユニットが全白であるかどうかをチェッ
    クして、その結果をmビットのホワイトマップテーブル
    に保存し、 前記ユニットが全白でない場合に、前記ホワイトマップ
    テーブルで指定されるアドレス領域にuブロック分のn
    ビットの圧縮データテーブルを用意して、u個分のブロ
    ック毎のデータの圧縮処理結果を格納し、 前記ブロック毎の圧縮処理が不可能な場合には、前記圧
    縮データテーブルで指定されるアドレス領域にtビット
    の非圧縮データテーブルを用意して、該ブロックのデー
    タをそのまま格納するデータ圧縮方法であって、 圧縮処理対象のブロックとその左隣りのブロックのデー
    タを比較し、一致した場合は前記圧縮データテーブルの
    該圧縮処理対象のブロックに対応するレコードを一致情
    報として符号化することを特徴とするデータ圧縮方法。
  2. 【請求項2】 ページプリンタにおいて、印刷すべき文
    書データを所定の解像度にラスタライズし、そのラスタ
    ライズされたデータに対して、主走査方向にtドットで
    構成されるブロックと、主走査方向あるいは副走査方向
    にuブロックで構成されるユニットの2つの基本単位を
    用い、印刷すべき文書データを1ページ分ずつラスタラ
    イズするために必要なページバッファを前記ユニット単
    位に分割し、 その分割した各ユニットが全白であるかどうかをチェッ
    クして、その結果をmビットのホワイトマップテーブル
    に保存し、 前記ユニットが全白でない場合に、前記ホワイトマップ
    テーブルで指定されるアドレス領域にuブロック分のn
    ビットの圧縮データテーブルを用意して、u個分のブロ
    ック毎のデータの圧縮処理結果を格納し、 前記ブロック毎の圧縮処理が不可能な場合には、前記圧
    縮データテーブルで指定されるアドレス領域にtビット
    の非圧縮データテーブルを用意して、該ブロックのデー
    タをそのまま格納するデータ圧縮方法であって、 圧縮処理対象のブロックとその上隣りのブロックのデー
    タを比較し、一致した場合は前記圧縮データテーブルの
    該圧縮処理対象のブロックに対応するレコードを上部一
    致情報として符号化することを特徴とするデータ圧縮方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のページプリンタに
    おけるデータ圧縮方法において、比較対象のブロックの
    データが既に圧縮されている場合は、前記ブロック間の
    データを比較する処理は行なわないことを特徴とするデ
    ータ圧縮方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のページプリンタにおける
    データ圧縮方法において、前記圧縮処理対象のブロック
    とその左隣りの比較対象のブロックのデータの比較結果
    が一致しない場合は、該比較対象のブロックのデータを
    Xビットシフトして一致するか否かを判別し、一致した
    場合は前記圧縮データテーブルの該圧縮処理対象のブロ
    ックに対応するレコードを一致情報にシフト情報を付加
    して符号化することを特徴とするデータ圧縮方法。
  5. 【請求項5】 ページプリンタにおいて、印刷すべき文
    書データを所定の解像度にラスタライズし、そのラスタ
    ライズされたデータに対して、主走査方向にtドットで
    構成されるブロックと、主走査方向あるいは副走査方向
    にuブロックで構成されるユニットの2つの基本単位を
    用い、印刷すべき文書データを1ページ分ずつラスタラ
    イズするために必要なページバッファを前記ユニット単
    位に分割し、 その分割した各ユニットが全白であるかどうかをチェッ
    クして、その結果をmビットのホワイトマップテーブル
    に保存し、 前記ユニットが全白でない場合に、前記ホワイトマップ
    テーブルで指定されるアドレス領域にuブロック分のn
    ビットの圧縮データテーブルを用意して、u個分のブロ
    ック毎のデータの圧縮処理結果を格納し、 前記ブロック毎の圧縮処理が不可能な場合には、前記圧
    縮データテーブルで指定されるアドレス領域にtビット
    の非圧縮データテーブルを用意して、該ブロックのデー
    タをそのまま格納するデータ圧縮方法であって、 圧縮処理対象のブロックの下隣り又は右隣りのブロック
    が非圧縮データであるか否かを判別し、非圧縮データで
    ある場合は前記圧縮対象のブロックのデータと比較し、
    一致した場合は該下隣り又は右隣りのブロックに対応す
    る前記圧縮データテーブルのレコードを一致情報を付加
    して符号化し、前記非圧縮データテーブルのレコードを
    削除することを特徴とするデータ圧縮方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    ページプリンタにおけるデータ圧縮方法において、前記
    圧縮対象のブロックとそれに隣接ブロックのデータを比
    較する前に、該圧縮対象のブロックのデータの一部のビ
    ットとそれに隣接ブロックのデータの対応するビットの
    みを比較することを特徴とするデータ圧縮方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006238291A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Ricoh Printing Systems Ltd カラー画像情報の符号化処理方法、復号化処理方法およびこれを用いた印刷装置
JP2010147671A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Casio Electronics Co Ltd データ伸長装置

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