JPH0993425A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0993425A
JPH0993425A JP24616995A JP24616995A JPH0993425A JP H0993425 A JPH0993425 A JP H0993425A JP 24616995 A JP24616995 A JP 24616995A JP 24616995 A JP24616995 A JP 24616995A JP H0993425 A JPH0993425 A JP H0993425A
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compression
data
memory
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JP24616995A
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Hiroshige Kawakami
浩成 川上
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームメモリのメモリ容量を削減できるよ
うにする。 【解決手段】 印刷すべき文書データをPSインタープ
リタ21によって通常印刷で用いられる第1の解像度
(600DPI)でラスタライズし、そのデータに対し
て圧縮部22で可変長可逆圧縮処理を施し、その結果と
しての圧縮コードを圧縮メモリ(フレームメモリ)に蓄
える。このとき、その圧縮コードが所定の大きさを越え
た場合に、PSインタープリタ21によって圧縮メモリ
を解放した後、第1の解像度よりも小さい第2の解像度
(300DPI)にラスタライズし直し、そのデータに
対して圧縮部22で可変長可逆圧縮処理を施し、その結
果としての圧縮コードを圧縮メモリに蓄える。その後、
圧縮メモリに蓄えられた圧縮コードを伸長部25及び2
値多値変換処理部26で第1の解像度に伸長処理して第
1の解像度のプリンタエンジン208へ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザプリン
タ,LEDプリンタ等のページプリンタ,デジタル複写
機,ファクシミリ装置等の各種画像形成装置に関し、特
にそのメモリ容量を削減するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ページプリンタ等の画像形成装置
の解像度はますます高くなり、最近では600DPIが
あたりまえになっている。従って、画像形成装置内のフ
レームメモリ(ページメモリ)のメモリ容量は、A4サ
イズ,600DPIで約4MB、A3サイズ,600D
PIだと約8MBにもなる。このようなフレームメモリ
のメモリ容量の増加は、製品価格に大きな影響を与え
る。しかし、画像形成装置の価格は逆に低価格へと推移
しているため、高解像度化に伴う価格上昇をなんらかの
手段で抑えなければならない。
【0003】そのための画像データの可逆圧縮技術に
は、ファクシミリ等で用いられるMH(一次元圧縮
法),MR(二次元圧縮法),MMRや、コンピュータ
で扱うテキストファイルやバイナリファイルに用いられ
る、例えばLZ方式の圧縮等がある。また、最近では国
際標準である算術符号化を用いたJBIG方式もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷す
べき文書データを圧縮してもそのデータ数が膨大になる
場合があるため、そのデータを全て蓄えるためには多く
のフレームメモリを用意する必要がある。この発明は上
述のような現状に鑑みてなされたものであり、フレーム
メモリのメモリ容量を削減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、印刷すべき文書データを通常印刷で用い
られる第1の解像度にラスタライズする第1のラスタラ
イズ手段と、該手段によってラスタライズされたデータ
に対して可変長可逆圧縮処理を施し、その結果としての
圧縮コードを圧縮メモリに蓄える第1のデータ圧縮手段
と、上記圧縮コードが所定の大きさを越えた場合に、圧
縮メモリを解放し、第1の解像度よりも小さい第2の解
像度にラスタライズし直す第2のラスタライズ手段と、
該手段によってラスタライズされたデータに対して可変
長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを
圧縮メモリに蓄える第2のデータ圧縮手段と、圧縮メモ
リに蓄えられた圧縮コードを第1の解像度のデータに伸
長処理するデータ伸長手段とを設けた画像形成装置を提
供する。
【0006】また、印刷すべき文書データを通常印刷で
用いられる解像度にラスタライズするラスタライズ手段
と、該手段によってラスタライズされたデータに対して
可変長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コー
ドを圧縮メモリに蓄える第1のデータ圧縮手段と、上記
圧縮コードが所定の大きさを越えた場合に、圧縮メモリ
を解放し、ラスタライズ手段によってラスタライズされ
たデータの主走査方向を間引きした後、そのデータに対
して可変長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮
コードを圧縮メモリに蓄える第2のデータ圧縮手段と、
圧縮メモリに蓄えられた圧縮コードを上記解像度のデー
タに伸長処理するデータ伸長手段とを設けた画像形成装
置も提供する。
【0007】さらに、印刷すべき文書データを通常印刷
で用いられる解像度にラスタライズするラスタライズ手
段と、該手段によってラスタライズされたデータに対し
て可変長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コ
ードを圧縮メモリに蓄える第1のデータ圧縮手段と、上
記圧縮コードが所定の大きさを越えた場合に、圧縮メモ
リを解放し、ラスタライズ手段によってラスタライズさ
れたデータの主走査方向を間引きした後、そのデータに
対して可変長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧
縮コードを圧縮メモリに蓄える第2のデータ圧縮手段
と、上記圧縮コードが所定の大きさを越えた場合に、圧
縮メモリを解放し、ラスタライズ手段によってラスタラ
イズされたデータの副走査方向を間引きした後、そのデ
ータに対して可変長可逆圧縮処理を施し、その結果とし
ての圧縮コードを圧縮メモリに蓄える第3のデータ圧縮
手段と、圧縮メモリに蓄えられた圧縮コードを上記解像
度のデータに伸長処理するデータ伸長手段とを設けた画
像形成装置も提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図2はこの発明による
ページプリンタを用いた画像形成システムの構成例を示
すブロック図であり、100はパーソナルコンピュー
タ、200がページプリンタである。通常、ユーザはパ
ーソナルコンピュータ100のCRT画面とキーボード
とDTP(デスクトップ・パブリッシング)アプリケー
ションを使って文書を作成し、プリンタドライバ101
を通してページプリンタ200に転送して印刷を行な
う。
【0009】プリンタドライバ101は、通常印刷すべ
き文書内容をページプリンタ200がサポートするプリ
ンタ言語、例えばヒューレット・パッカード(HP)社
のPCLやAdobe社のポストスクリプト等にコンバ
ートする。一般には、前者に接続されたプリンタをPC
Lエミュレーション・プリンタ、後者に接続されたプリ
ンタをポストスクリプト・プリンタと呼ぶ。また、パー
ソナルコンピュータ100側で全てラスタライズされた
ビットイメージを印刷するだけのダムプリンタと呼ばれ
るプリンタもある。
【0010】ページプリンタ200としては、レーザプ
リンタやインクジェットプリンタ、あるいはサーマルプ
リンタ等があるが、高速印刷という点でレーザプリンタ
が勝る。最近はカラーのレーザプリンタも市場に出始め
ており、それを使用することも可能である。また、解像
度は年々高まる一方で、現在は600DPIが標準とな
っている。以下の実施例では、ページプリンタ200を
600DPIの白黒ポストスクリプト・レーザプリンタ
(以下単に「プリンタ」と称する)として説明するが、
この発明はそれに限定されるものではない。
【0011】図3はそのプリンタの外観図であり、図4
はその内部機構の概略を示す縦断面図である。このプリ
ンタ200(図2のページプリンタ200に相当する)
は、給紙トレイ2を着脱可能に備え、上部に第1排紙ス
タッカ3を設け、後部に第2排紙スタッカ4を設けてい
る。2つの排紙スタッカ3,4への排紙は切換爪5によ
って切換え可能である。通常は、排紙スタッカとして第
1排紙スタッカ3が選択されるが、封筒や葉書などのカ
ールし易い紙を使用する場合など、特別な場合に第2排
紙スタッカ4が選択される。
【0012】さらに、内部にはプリンタエンジンの作像
部を構成する感光体ドラム10,帯電部11,光書込部
12,現像部13,転写部14,定着部15と、給紙ロ
ーラ16及びレジストローラ対17等による給紙部と、
搬送ローラとペーパガイド板等からなる排紙用搬送部1
8と、このレーザプリンタ全体を制御するプリンタコン
トローラを構成するコントローラ基板19及びプリンタ
エンジンのシーケンスコントローラを構成するエンジン
ドライバ基板20等が設けられている。
【0013】そして、プリンタエンジンのシーケンスコ
ントローラによりプリントシーケンスが開始されると、
給紙ローラ16によって給紙トレイ2から給紙を始め、
その用紙の先端をレジストローラ対17に突き当てた状
態で一時停止させる。一方、感光体ドラム10は図4の
矢印方向へ回転し、帯電部11で帯電された表面に、光
書込部12によってプリンタコントローラからの画像デ
ータに応じて変調されたレーザビームを、ドラム軸方向
に主走査しながら照射して露光し、感光体ドラム10の
表面に静電潜像を形成する。
【0014】それを現像部13でトナーによって現像
し、転写部14においてレジストローラ対17によって
所定のタイミングで給送される用紙に転写し、定着部1
5で加熱定着したプリント紙を第2排紙スタッカ4へ送
出するか、排紙用搬送部18を通して上部の第1排紙ス
タッカ3へ搬送する。
【0015】図5はコントローラ基板19の内部ブロッ
ク図である。このコントローラ基板19は、CPU20
1,NVRAM203,プログラムROM204,フォ
ントROM205,RAM206,及び4個のインタフ
ェース(以下「I/F」と略称する)207,209,
211,213と、これらを接続するバスライン215
によって構成されている。
【0016】CPU201は、プログラムROM204
に格納されたプログラム、操作パネル210からのモー
ド指示、ホスト装置であるパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)100からのコマンド等によって、このコント
ローラ全体を制御する。また、挿着されたICカード2
02から、フォントデータやプログラム等を取り込むこ
ともできる。NVRAM203は、操作パネル210か
らのモード指示の内容などを記憶しておく不揮発性記憶
装置である。
【0017】プログラムROM204は、このコントロ
ーラの制御プログラムを格納している読出し専用メモリ
である。フォントROM205は、文字フォントのパタ
ーンデータなどを記憶する。RAM206は、CPU2
01のワークメモリ,入力データのインプットバッフ
ァ,プリントデータのページメモリ(フレームメモ
リ),ダウンロードフォント用のメモリ等に使用するラ
ンダムアクセス・メモリである。
【0018】エンジンI/F207は、実際に印刷を行
なうプリンタエンジン208と接続されて、コマンド及
びステータスや印字データの通信を行なうインタフェー
スである。パネルI/F209は、操作パネル210と
接続されて、コマンド及びステータスの通信を行なうイ
ンタフェースであり、操作パネル210は、使用者に現
在のプリンタの状態を表示して知らせたり、使用者がモ
ード指示を行なったりするパネル装置である。
【0019】ホストI/F211は、ホスト装置である
パーソナルコンピュータ100と通信を行なうインタフ
ェースであり、通常はセントロニクスやRS232Cを
使用する。ディスクI/F213は、ディスク装置21
4と通信を行なうためのディスクインタフェースであ
る。ディスク装置214は、フォントデータやプログラ
ム、あるいは印字データなどの種々のデータを記憶して
おくための外部記憶装置であり、フロッピディスク装置
やハードディスク装置などである。
【0020】ここで、このプリンタ200によるページ
印刷の動作について、図6及び図1によって説明する。
図6はこのプリンタ200によって1ページ分の印刷を
行なう際の動作を示すフロー図、図1はその処理に係わ
る機能構成を示すブロック図である。そこで、図6のフ
ローに沿って、図1を参照しながらページ印刷の動作を
説明する。
【0021】図2に示したパーソナルコンピュータ10
0内のプリンタドライバ101が、印刷すべき文書デー
タをページ毎にポストスクリプト(以下、PSと記す)
ファイルに変換してプリンタ(ページプリンタ)200
へ送る。
【0022】そして、プリンタ200がそのPSファイ
ルを受信すると、図1に示したPSインタープリタ21
が、600DPI(第1の解像度)である決まったブロ
ック単位でラスタライズし、圧縮部22でそのブロック
単位で可変長可逆圧縮処理を試み、圧縮できたらその結
果の圧縮コードを圧縮メモリ(フレームメモリ)23に
蓄え、圧縮できなかったらラスタライズされたデータを
非圧縮メモリ(フレームメモリ)24に蓄える。実際に
は、この非圧縮メモリ24は圧縮メモリ23を兼用する
ことができるので、図5に示したRAM206のメモリ
容量を増加させる必要はない。
【0023】1ページ分の処理が終了したら、圧縮メモ
リ23内の圧縮コードをページの左上から順番に伸長部
25で元(600DPI)の画像データに伸長し、非圧
縮メモリ24内の画像データと共に600DPIのプリ
ンタエンジン208へ送り、印刷結果を得る。
【0024】もし、1ページ分の処理を終了する前に、
フレームメモリ(圧縮メモリ+非圧縮メモリ)のデータ
がある容量(所定の大きさ)を越えてしまったら、PS
インタープリタ21は圧縮メモリを含むフレームメモリ
を解放し、上記PSファイルを300DPI(第2の解
像度)である決まったブロック単位でラスタライズし直
し、圧縮部22でそのブロック単位で可変長可逆圧縮処
理を試み、圧縮できたらその結果の圧縮コードを圧縮メ
モリ23に蓄え、圧縮できなかったらラスタライズされ
たデータを非圧縮メモリ24に蓄える。これにより、フ
レームメモリの空き領域(例えばワークメモリ)が増え
るため、次ページの作成等、パフォーマンス向上が可能
になる。
【0025】1ページ分の処理が終了したら、圧縮メモ
リ23内の圧縮コードをページの左上から順番に伸長部
25で元(300DPI)の画像データに伸長した後、
非圧縮メモリ24内の画像データと共に2値多値変換処
理部26で解像度変換を含んだ2値多値変換処理を行な
って600DPIの画像データに変換し、600DPI
のプリンタエンジン208へ送って印刷する。
【0026】したがって、この実施形態においては、図
1に示すPSインタープリタ21が、印刷すべき文書デ
ータ(PSファイル)を通常印刷で用いられる第1の解
像度(600DPI)でラスタライズする第1のラスタ
ライズ手段と、その圧縮コードが所定の大きさを越えた
場合に、圧縮メモリを解放し、第1の解像度よりも小さ
い第2の解像度(300DPI)にラスタライズし直す
第2のラスタライズ手段を兼ねている。
【0027】また、圧縮部22が、第1のラスタライズ
手段によってラスタライズされたデータに対して可変長
可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを圧
縮メモリに蓄える第1の圧縮手段と、第2のラスタライ
ズ手段によってラスタライズされたデータに対して可変
長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを
圧縮メモリに蓄える第2の圧縮手段とからなる。
【0028】さらに、伸長部25及び2値多値変換処理
部26が、圧縮メモリに蓄えられた圧縮コードを第1の
解像度に伸長処理する(実際には300DPIにラスタ
ライズされたデータの圧縮コードに対して行なう2値多
値変換処理及び解像度変換処理も含まれる)データ伸長
手段である。
【0029】〈ブロック単位の圧縮処理の説明〉次に、
上述したブロック単位の圧縮処理の一例について図7乃
至図13を参照して説明する。なお、この圧縮処理は6
00DPI及び300DPIのいずれの画像データに対
しても施すことができる。
【0030】図7に示すようにPSファイルをラスタラ
イズしたブロックの単位を1ユニット(unit)=8*BW
=8*64(dot)とし、各ユニットに対して図8に示すよ
うに、32bit のホワイトマップテーブル(White Ma
p Table:WMT)を用意する。そして、1ユニットが
全て白ドットなら、WMTをNULL(0xffffffff)と
し、もし、黒ドットが1つ以上存在するなら、図9に示
す32ビット(bit)の圧縮データテーブル(Compressio
n Data Table:CDT)の実アドレス(CDTアドレ
ス)を格納する。
【0031】なお、CDTアドレスが示すレコードの長
さは、図10に示すように8*CDT=8*32ビット(b
it)=32バイト(byte) とする。CDTは1つのBWに
対応し、後述の圧縮方式を試みて、もし圧縮可能であっ
たら、図9に示すbit29〜bit0にその圧縮コードを格
納する。また、もし圧縮不可能であったら、bit 31=
1とし、bit30〜bit0に非圧縮時のデータ格納メモリ
アドレス(Uucompression Data Table Address:UDT
アドレス)を格納する(図11)。
【0032】今回、使用した圧縮方式は、次に示す2ス
テップからなる。まず始めに、対象となるBWが全部白
ドツトか、全部黒ドットかを調べる。もし、そうであっ
たらCDTをそれぞれ、0x00000000 又は 0x7fffffffと
する。もし、そうでない場合には、先頭ドットが白ドッ
トか黒ドットかに応じて(図9に示したCDTの bit3
0で指定)、白ドットあるいは黒ドットのランレングス
を図12に示すハフマン・コードで記述する。例えば、
図13の(a)に示すBWは、同図(b)に示す圧縮コ
ードに変換される。なお、最後の白ドット(ランレング
ス=10)は、圧縮コードに含まれないが、最後の黒ド
ット(ランレングス=19)の後ろが全て白ドットであ
る事で復元が可能である。また、CDTの余った領域に
は、1を書き込むようにする。
【0033】〈2値多値変換処理+解像度変換について
の説明〉次に、図14〜図20によって2値多値変換処
理+解像度変換の説明をする。図14は、図1に示した
2値多値変換処理部26の機能構成を示すブロック図で
ある。プリンタ200内のRAM206における2値の
ページメモリ(300DPIの画像データが蓄積されて
いる)及び伸長部25とプリンタエンジン208との間
(エンジンI/F207等)に2値多値変換処理部26
を設け、そこで300DPIの画像データに対して2値
多値変換処理及び解像度変換の処理を施す。
【0034】この2値多値変換処理部26では、非圧縮
メモリ24又は伸長部25からの300DPIの画像デ
ータ(2値画像データ)に対して、その像域分離処理1
03,アウトライン補正処理104,及び疑似多値化処
理・多値グレースケール処理105を並行して行ない、
像域分離処理103によってグラフィック又は写真画像
と認識された領域に対しては、疑似多値化処理・多値グ
レースケール処理105の処理結果を、それ以外の領域
に対してはアウトライン補正処理104の処理結果を、
それぞれ解像度変換を施した後に選択107し、プリン
タエンジン208に対して出力する。
【0035】そこで、まず上記の像域分離処理103に
ついて説明する。この像域分離処理については、以下に
示す制約を設ける。低線数のグラフィック,写真画像と
文字,図形等で使用される網掛けパターンについては、
その像域分離が事実上不可能であるため、高線数(約1
00線以上)のハーフトーン画像のみ認識する。ただ
し、この線数についての下限は変更することも可能であ
る。
【0036】像域分離処理103の機能構成を図15に
示し、以下その各機能を順番に説明する。 〔ハイライト・シャドウ部検出処理110と線数判定処
理111〕中解像度のレーザプリンタの出力画像と云う
限定された条件下では、文字及び線画像周辺には1ドッ
トの孤立ドットは存在しない。また、低線数のグラフィ
ック,写真画像領域に関しては、1ドットの孤立ドット
はある領域内にはある限られた個数しか存在しない。そ
こで、ハイライト・シャドウ部検出処理110によっ
て、孤立ドットを検出してグラフィック及び写真画像領
域内のハイライト・シャドウ部を検出する。
【0037】そして、線数判定処理111により、その
存在個数を計数することによって、高線数のグラフィッ
ク及び写真画像領域のみを抽出する。孤立ドットの検出
には、例えば、図16の(a),(b)に示す様な3×
3画素のマッチングパターンによるマッチング処理を用
いる。また、線数判定処理は、例えば、9×9画素内の
孤立ドット個数Sxと閾値Tkにより、Sx≧Tkの条
件が成立する画素を検出することによって行なう。そし
て、その検出された画素に所定の膨張処理を施し、最終
結果Aとする。
【0038】なお、Tkは初期値が5で、数1の条件に
より変化する。このTkを変更することによって、線数
判定の条件を変化させることが可能になる。例えば、原
稿(用途)によって、この線数の判定条件を外部から指
定できるようにすることも可能である。
【0039】
【数1】
【0040】〔中間濃度部検出処理112〕中間濃度部
の写真画像には、ある大きさの白画素あるいは黒画素の
塊が存在する。そして、線数が増える程その大きさが小
さくなる。逆にいうと、ある大きさ以上の画素の塊を検
出してそれを膨張させることによって、文字,線画,低
線数のグラフィック,写真画像を検出することができ
る。図17に白画素及び黒画素の塊の例を示す。中間濃
度部検出処理112は、このようなある大きさ以上の画
素の塊を検出して、それを所定の大きさに膨張させる処
理を行なって、最終結果Bとする。
【0041】〔領域検出処理113〕原画像に対し、領
域検出処理113で所定の大きさの膨張処理を行なうこ
とにより、文書内の文字,線画,写真,グラフィック画
像の領域検出処理を行なう。この情報Cを基に、総合判
定処理114を行なう。
【0042】〔総合判定処理114〕図15における線
数判定処理111,中間濃度部検出処理112,及び領
域検出処理113の出力結果A,B,Cに対して、Cが
真“1”である画素の周辺領域に(A=1)&(B=
0)が成立する画素が存在した場合に、その画素を高線
数のグラフィック・写真画像とし、その画素を所定の大
きさに膨張する。
【0043】以上が、2値多値変換処理部26の処理内
容であるが、この処理はディザ処理やハーフトーン・ス
クリーン処理で2値化された画像よりも、誤差拡散処理
のような線数を持たない画像の方が認識率が高いことが
実験で確かめられている。従って、図1における圧縮部
22で圧縮できずに、PSインタープリタ21がPSフ
ァイルを300DPIで展開(ラスタライズ)し直す時
に、イメージデータに関して誤差拡張処理で2値化する
ように処理する。また、誤差拡散処理はオリジナル画像
の濃度値を精度よく保存するので、後述する疑似多値化
処理にも適している。
【0044】次に、図14における疑似多値化処理・多
値グレースケール処理105について説明する。例え
ば、図18に示すようなラプラシアン・フィルタによる
エッジ強度に応じて、図19に示すようなアベレーシン
グ・フィルタサイズを変化させ、2×2等の多値ディザ
処理を施す。300DPIの画像データは、図20に示
すような2×2の単純拡大法を適用して拡大した後に、
多値ディザ処理を施すことにより、画質劣化の少ない6
00DPIの画像データに変換することが可能になる。
すなわち、文字線画以外の領域に対しては、平滑化フィ
ルタによる疑似多値化処理で多値データに変換した後、
第1の解像度(600DPI)に変換することになる。
【0045】最後に、図14におけるアウトライン補正
処理104による解像度変換と、多値スムージング処理
について説明する。300DPIの文字や線画像のデー
タを600DPIに解像度変換する方法としては、既に
実用化されているMOST技術などがある。ここでは一
例としてそのMOST技術による説明を図21〜図23
を参照して行なう。
【0046】まず、変換すべき着目画素(図21の
(a)に示す中心画素)の隣接画素を参照して、その画
素を同図の(b)に示すように、12×12ドットの画
素にスムージング拡大する。そして、その拡大率に応じ
て、等倍なら図22の(a)に示すように、その12×
12ドット(そのうちの黒ドット数は42)に対して1
2×12の平滑化処理を施し、プリンタの多値レベルP
に正規化する。すなわち、着目画素は次のようになる。 42/(12×12)×P=7/24P
【0047】また、もし2×2倍の時には、同図の
(b)に示すように、12×12ドットに拡大された画
素を4つの6×6の画素に区切り(各区切り内の黒ドッ
ト数は、左上:0,右上:0,左下:12,右下:3
0)、その各々に対して6×6の平滑化処理を施す。従
って、着目画素は、 0/(6×6)×P=0 0/(6×6)×P=0 12/(6×6)×P=1/3P 30/(6×6)×P=5/6P の2×2ドットの多値濃度に変換される。
【0048】以下同様に、2×4倍の時には図22の
(c)に示すよう6×3ドットの画素に、3×3倍の時
には(d)に示すように4×4ドットの画素に、3×6
倍の時には(e)に示すように4×2ドットの画素にそ
れぞれ区切り、その各々に対して、6×3,4×4,4
×2の各平滑化処理を施す。
【0049】図23は多値スムージング処理を行なうた
めの内部ブロック図である。これは、着目画素に隣接す
る画素を蓄えるための入力ライン・バッファ部301
と、その画素を拡大率に応じてスムージング拡大するた
めのTPM部302と、その結果を拡大率に応じて分割
及び平滑化処理するための演算部303とで構成され
る。
【0050】この実施形態では、上記処理の2×2倍モ
ードを使用することにより300DPIの文字や線画像
のデータを多値スムージング処理して、ジャギーを除去
しながら600DPIに解像度変換する。すなわち、図
14の像域分離処理103によって、文字線画領域と認
識された領域に対しては多値のスムージングを施して第
1の解像度(600DPI)に変換する。
【0051】次に、この発明の他の実施形態について説
明する。なお、ハード構成は前述の実施形態と略同様で
ある。ここで、この実施形態におけるプリンタ200に
よるページ印刷の動作について、図24及び図25によ
って説明する。
【0052】図24及び図25は、このプリンタ200
によって1ページ分の印刷を行なう際の動作を示すフロ
ー図、図26はその処理に係わる機能構成を示すブロッ
ク図、図27はPSインタープリタ21によってラスタ
ライズされたデータの間引き処理を説明するための図で
ある。そこで、図24及び図25のフローに沿って、図
26及び図27を参照しながらページ印刷の動作を説明
する。
【0053】図2に示したパーソナルコンピュータ10
0内のプリンタドライバ101が、印刷すべき文書デー
タをページ毎にPSファイルに変換してプリンタ200
へ送る。
【0054】そして、プリンタ200がそのPSファイ
ルを受信すると、図26に示したPSインタープリタ2
1が、600DPIである決まったブロック単位でラス
タライズし、圧縮部22でそのブロック単位で可変長可
逆圧縮処理を試み、圧縮できたらその結果の圧縮コード
を圧縮メモリ23に蓄え、圧縮できなかったらラスタラ
イズされたデータを非圧縮メモリ24に蓄える。
【0055】1ページ分の処理が終了したら、圧縮メモ
リ23内の圧縮コードをページの左上から順番に伸長部
25で元(600DPI)のデータに伸長し、非圧縮メ
モリ24内のデータと共に600DPIのプリンタエン
ジン208へ送り、印刷結果を得る。
【0056】もし、1ページ分の処理を終了する前に、
フレームメモリ(圧縮メモリ+非圧縮メモリ)のデータ
がある容量(所定の大きさ)を越えてしまったら、PS
インタープリタ21は圧縮メモリを含むフレームメモリ
を解放した後、ラスタライズされたデータの主走査方向
を間引きし、例えば図27の(a)に示す主走査方向の
2つ分のユニットレコード(128ドット)を同図の
(b)に示すように64ドットにし、新たなユニット構
成にする。
【0057】次いで、その間引き後のデータに対し、圧
縮部22によりそのブロック単位で可変長可逆圧縮処理
を試み、圧縮できたらその結果の圧縮コードを圧縮メモ
リ23に蓄え、圧縮できなかったらラスタライズされた
データを非圧縮メモリ24に蓄える。
【0058】1ページ分の処理が終了したら、圧縮メモ
リ23内の圧縮コードをページの左上から順番に伸長部
25で元(600DPI)のデータに伸長し、そのデー
タ及び非圧縮メモリ24内のデータの主走査方向に対し
て補間処理部27により補間処理を行ない、ほぼ元のデ
ータに戻し、それを600DPIのプリンタエンジン2
08へ送って印刷する。
【0059】もし、上記間引き処理を行なっても、1ペ
ージ分の処理を終了する前にフレームメモリ(圧縮メモ
リ+非圧縮メモリ)のデータがある容量を越えてしまっ
たら、PSインタープリタ21は再び圧縮メモリを含む
フレームメモリを解放し、ラスタライズされたデータの
主走査方向及び副走査方向を間引きする。例えば、図2
7の(a)に示した主走査方向の2つ分のユニットレコ
ード(128ドット)を同図の(b)に示したように6
4ドットにした後、副走査方向の2つ分のユニットレコ
ード(32ライン)を同図の(c)に示すように16ラ
インにし、新たなユニット構成にする。
【0060】次いで、その間引き後のデータに対し、圧
縮部22によりそのブロック単位で可変長可逆圧縮処理
を試み、圧縮できたらその結果の圧縮コードを圧縮メモ
リ23に蓄え、圧縮できなかったらラスタライズされた
データを非圧縮メモリ24に蓄える。もしこれで、フレ
ームメモリのメモリ容量が足りれば、一気に低解像度
(300DPI)にしたものより画質の良いものが得ら
れることになる。
【0061】1ページ分の処理が終了したら、圧縮メモ
リ23内の圧縮コードをページの左上から順番に伸長部
25で元(600DPI)のデータに伸長し、そのデー
タ及び非圧縮メモリ24内のデータの主走査方向及び副
走査方向に対して補間処理部27により補間処理を行な
い、ほぼ元のデータに戻し、それを600DPIのプリ
ンタエンジン208へ送って印刷する。このように、段
階的に低解像度にすることにより、所有するフレームメ
モリを最大限に活かした画質の良いものが得られること
になる。
【0062】したがって、この実施形態においては、図
26に示したPSインタープリタ21が、印刷すべき文
書データ(PSファイル)を通常印刷で用いられる解像
度(600DPI)でラスタライズするラスタライズ手
段を有している。
【0063】また、圧縮部22が、ラスタライズ手段に
よってラスタライズされたデータに対して可変長可逆圧
縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを圧縮メモ
リに蓄える第1の圧縮手段と、その圧縮コードが所定の
大きさを越えた場合に、圧縮メモリを解放し、ラスタラ
イズ手段によってラスタライズされたデータの主走査方
向を間引きした後、そのデータに対して可変長可逆圧縮
処理を施し、その結果としての圧縮コードを圧縮メモリ
に蓄える第2の圧縮手段と、その圧縮コードが所定の大
きさを越えた場合に、圧縮メモリを解放し、ラスタライ
ズ手段によってラスタライズされたデータの主走査方向
及び副走査方向を間引きした後、そのデータに対して可
変長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コード
を圧縮メモリに蓄える第3の圧縮手段とからなる。
【0064】さらに、伸長部25が、圧縮メモリに蓄え
られた圧縮コードを上記解像度に伸長処理するデータ伸
長手段である。なお、この実施形態では、圧縮部22を
第1〜第3の圧縮手段によって構成したが、そのうちの
第3の圧縮手段を削除してもよい。また、第3の圧縮手
段に代えて、第2の圧縮手段によって得られた圧縮コー
ドが所定の大きさを越えた場合に、圧縮メモリを解放
し、ラスタライズ手段によってラスタライズされたデー
タの副走査方向を間引きした後、そのデータに対して可
変長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コード
を圧縮メモリに蓄える新たな圧縮手段を設けるようにし
てもよい。
【0065】さらに、その圧縮手段を備えた場合には、
それによって得られた圧縮コードが所定の大きさを越え
た場合に、圧縮メモリを解放し、ラスタライズ手段によ
ってラスタライズされたデータの主走査方向及び副走査
方向を間引きした後、そのデータに対して可変長可逆圧
縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを圧縮メモ
リに蓄えるさらに新たな圧縮手段を備えることが望まし
い。
【0066】以上、この発明をページプリンタに適用し
た実施形態について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、ファクシミリ装置,デジタル複写機等の各種画像形
成装置に適用し得るものである。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置によれば、フレームメモリのメモリ容量を削
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図6の処理に係わる機能構成を示すブロック図
である。
【図2】この発明によるページプリンタを用いた画像形
成システムの構成例を示す図である。
【図3】図2におけるページプリンタの一例を示す外観
図である。
【図4】同じくその内部機構の概略を示す縦断面図であ
る。
【図5】図4におけるコントローラ基板19の内部ブロ
ック図である。
【図6】図2乃至図5に示したプリンタ200によって
1ページ分の印刷を行なう際の動作フロー図である。
【図7】PSファイルをラスタライズしたブロックの単
位である1ユニット(unit)の構成を示す図である。
【図8】各ユニットに対するホワイトマップテーブル
(WMT)のサイズを示す図である。
【図9】図8のWMTに格納する圧縮データテーブル
(CDT)の構成を示す図である。
【図10】図9に示したCDTの実アドレス(CDTア
ドレス)のレコードの長さを示す図である。
【図11】非圧縮時のデータ格納メモリアドレス(UD
Tアドレス)をBWに格納する場合の説明図である。
【図12】白ドットあるいは黒ドットのランレングスを
記述するハフマン・コードの説明図である。
【図13】圧縮コードの変換例を示す図である。
【図14】図1における2値多値変換処理部26の機能
ブロック図である。
【図15】図14における像域分離処理103の機能ブ
ロック図である。
【図16】図15における線数判定処理111で使用す
る3×3画素のマッチングパターンの例を示す図であ
る。
【図17】図15における中間濃度部検出処理112で
検出する白及び黒画素の塊の例を示す図である。
【図18】図14における疑似多値化処理・多値グレー
スケール処理105で使用するラプラシアン・フィルタ
の例を示す図である。
【図19】同じくアベレーシング・フィルタサイズの例
を示す図である。
【図20】同じく2×2の単純拡大法の説明図である。
【図21】図14におけるアウトライン補正処理104
による解像度変換のためのスムージング拡大の例を示す
説明図である。
【図22】同じくその拡大率に応じた平滑化処理の説明
に供する図である。
【図23】同じく多値スムージング処理を行なうための
内部ブロック図である。
【図24】この発明の他の実施形態におけるプリンタに
よって1ページ分の印刷を行なう際の動作フロー図であ
る。
【図25】その続きの動作フロー図である。
【図26】図24及び図25の処理に係わる機能構成を
示すブロック図である。
【図27】図26に示したPSインタープリタ21によ
ってラスタライズされたデータの間引き処理を説明する
ための図である。
【符号の説明】
10:感光体ドラム 11:帯電部 12:光書込部 13:現像部 14:転写部 15:定着部 19:コントローラ基板 20:エンジンドライバ基板 21:ホストスクリプト(PS)インタープリタ 22:圧縮部 23:圧縮メモリ 24:非圧縮メモリ 25:伸長部 26:2値多値変換処理部 27:補間処理部 100:パーソナルコンピュータ 103:像域分離処理 104:アウトライン補正処理 105:疑似多値化処理・多値グレースケール処理 107:選択 110:ハイライト・シャドウ部検出
処理 111:線数判定処理 112:中間濃度部検出処理 113:領域検出処理 114:総合判定処理 200:ページプリンタ 201:CPU 204:プログラムROM 205:フォントROM 206:RAM 208:プリンタエンジン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷すべき文書データを通常印刷で用い
    られる第1の解像度にラスタライズする第1のラスタラ
    イズ手段と、 該手段によってラスタライズされたデータに対して可変
    長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを
    圧縮メモリに蓄える第1のデータ圧縮手段と、 前記圧縮コードが所定の大きさを越えた場合に、前記圧
    縮メモリを解放し、前記第1の解像度よりも小さい第2
    の解像度にラスタライズし直す第2のラスタライズ手段
    と、 該手段によってラスタライズされたデータに対して可変
    長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを
    圧縮メモリに蓄える第2のデータ圧縮手段と、 前記圧縮メモリに蓄えられた圧縮コードを第1の解像度
    のデータに伸長処理するデータ伸長手段と、 を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 印刷すべき文書データを通常印刷で用い
    られる解像度にラスタライズするラスタライズ手段と、 該手段によってラスタライズされたデータに対して可変
    長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを
    圧縮メモリに蓄える第1のデータ圧縮手段と、 前記圧縮コードが所定の大きさを越えた場合に、前記圧
    縮メモリを解放し、前記ラスタライズ手段によってラス
    タライズされたデータの主走査方向を間引きした後、そ
    のデータに対して可変長可逆圧縮処理を施し、その結果
    としての圧縮コードを圧縮メモリに蓄える第2のデータ
    圧縮手段と、 前記圧縮メモリに蓄えられた圧縮コードを前記解像度の
    データに伸長処理するデータ伸長手段と、 を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 印刷すべき文書データを通常印刷で用い
    られる解像度にラスタライズするラスタライズ手段と、 該手段によってラスタライズされたデータに対して可変
    長可逆圧縮処理を施し、その結果としての圧縮コードを
    圧縮メモリに蓄える第1のデータ圧縮手段と、 前記圧縮コードが所定の大きさを越えた場合に、前記圧
    縮メモリを解放し、前記ラスタライズ手段によってラス
    タライズされたデータの主走査方向を間引きした後、そ
    のデータに対して可変長可逆圧縮処理を施し、その結果
    としての圧縮コードを圧縮メモリに蓄える第2のデータ
    圧縮手段と、 前記圧縮コードが所定の大きさを越えた場合に、前記圧
    縮メモリを解放し、前記ラスタライズ手段によってラス
    タライズされたデータの副走査方向を間引きした後、そ
    のデータに対して可変長可逆圧縮処理を施し、その結果
    としての圧縮コードを圧縮メモリに蓄える第3のデータ
    圧縮手段と、 前記圧縮メモリに蓄えられた圧縮コードを前記解像度の
    データに伸長処理するデータ伸長手段と、 を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7613833B2 (en) 2004-03-25 2009-11-03 Canon Kabushiki Kaisha Data processing apparatus and data processing method, and computer program
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WO2014163247A1 (ko) * 2013-04-02 2014-10-09 주식회사 칩스앤미디어 동영상 처리 방법 및 장치

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