JPH09252380A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09252380A
JPH09252380A JP8086077A JP8607796A JPH09252380A JP H09252380 A JPH09252380 A JP H09252380A JP 8086077 A JP8086077 A JP 8086077A JP 8607796 A JP8607796 A JP 8607796A JP H09252380 A JPH09252380 A JP H09252380A
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JP8086077A
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Osamu Suzuki
治 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の端末装置を配下にしているLANに接
続されたファクシミリ装置の利便性を向上させる。 【解決手段】 端末装置から読取要求があった場合に
は、ステップ303でこれに応じることが可能か否かを
判断し、可能でないならばその旨をステップ309によ
り通知するので利用者がファクシミリ装置の設置場所ま
で赴き、当該ファクシミリ装置により原稿の読取が可能
であるか否かを確認しなくてもファクシミリ装置の利用
状況を知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN等のネット
ワークに接続された複数の端末装置からの画像データの
読取要求の競合及び画像データの誤伝送を防止したファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、端末装置等からの指示により原稿
画像を画像読取手段により読取り、読取った画像データ
を一時記憶して、端末装置からの伝送許可信号に応動し
て画像データを当該端末装置に伝送するファクシミリ装
置が提案されている。
【0003】例えば、特開平4−165754号公報に
おいては、上記端末装置に対応するホストコンピュータ
とファクシミリ装置とが接続され、ホストコンピュータ
への画像データ伝送を指示する指示手段と、この指示手
段により画像データの伝送が指示されると、原稿画像を
走査して画像を読取る画像読取手段と、画像読取手段に
より読取られた画像データを記憶する記憶手段と、ホス
トコンピュータからの伝送許可信号に応動して記憶手段
に記憶されている画像データをホストコンピュータに伝
送する伝送手段とを有したファクシミリ装置が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ァクシミリ装置においては、端末装置からファクシミリ
装置に画像データの読取要求を出力するには、当該読取
要求に先立ち、ファクシミリ装置に読取動作を指示する
必要があった。このため読取動作の指示のために、ファ
クシミリ装置の設置場所まで赴く必要が有るが、このと
き画像読取手段が既に使用されていると、読取指示が行
えなず、無駄足を踏む場合があり非効率的であった。
【0005】また、端末装置が複数接続されている場合
に対しては考慮されていないので、画像データの伝送先
を誤って他の端末装置に伝送してしまう恐れがあった。
【0006】また、ファクシミリ装置が端末装置から伝
送許可信号を長時間受信しない場合には、この間ファク
シミリ装置は他の利用者にとり使用できない状態となる
問題あった。
【0007】さらに、読取った画像データを伝送するま
で、当該画像データをメモリに記憶する必要があるの
で、別途専用メモリが必要となりコストアップの要因と
なる問題があった。なお、この問題に対し、ファクシミ
リ受信用のメモリを共用することも考えられるが、その
分受信用メモリが減少してしまう問題がある。
【0008】そこで本発明は、上記問題を解決して、複
数の端末装置が接続されていても使い勝手の良く、画像
データの誤伝送のない安価なファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1にかかる発明は、少なくとも1以上の端末
装置を有するLANに接続されて、これらの通信を制御
する通信制御部と、原稿の画像情報を読取る画像読取手
段と、前記端末装置から原稿の読取要求を受信した際
に、当該読取要求に対して即座に応じられるか否かを判
断して読取要求の受諾または拒否を前記通信制御部を介
して該当する端末装置に通知する制御手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0010】請求項2にかかる発明は、前記制御部が、
前記端末装置に読取要求を受諾する通知をした場合に、
前記画像読取手段が予約状態となったことを表示する操
作表示手段を有し、前記画像読取手段が予約状態の場合
に、前記制御手段が、操作表示手段から直接原稿の読取
を伴う操作を禁止することを特徴とする。
【0011】請求項3にかかる発明は、前記制御手段
が、前記端末装置から原稿の読取要求と当該端末装置を
識別するための端末識別情報とを受信し、その後前記画
像読取手段に原稿がセットされ、かつ、前記端末装置か
ら送信された端末識別情報と同一の端末識別情報が前記
操作表示手段から入力された場合には、画像読取動作を
開始し、その画像データを読取要求元の端末装置に伝送
すると共に、前記操作表示手段に前記画像読取手段が動
作中であることを表示させることを特徴とする。
【0012】請求項4にかかる発明は、前記制御手段
が、前記端末装置からの読取要求により前記画像読取手
段が予約状態になってから所定時間経過しても、前記面
像読取手段に原稿がセットされなかった場合には、前記
端末装置からの予約を解除すると共に、ファクシミリ装
置本体からの原稿読取操作を可能にし、かつ、該当する
端末装置に予約解除の通知をすることを特徴とする。
【0013】請求項5にかかる発明は、前記制御手段
が、前記操作表示手段から端末識別情報が入力されると
共に、前記画像読取手段に原稿をセットされた場合に、
前記画像読取手段を予約状態にし、かつ、前記操作表示
手段により前記画像読取手段が予約されたことを表示さ
せることを特徴とする。
【0014】請求項6にかかる発明は、前記制御手段
が、前記操作表示手段から前記画像読取手段が予約さ
れ、かつ、端末装置の端末識別情報が入力された場合
に、前記端末装置から受信した端末識別情報と一致する
ときに、画像読取動作を開始し、その画像データを読取
要求元の端末装置に伝送することを特徴とする。
【0015】請求項7にかかる発明は、前記制御手段
が、前記操作表示手段から画像読取手段が予約状態とな
り、その後所定時間経過しても、予約時に入力された端
末識別情報の端末装置からの読取要求が受信されない場
合には、予約状態を解除して前記端末装置に予約解除を
通知することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の説明を図に
基づき行う。図1は本発明にかかるファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。
【0017】1は制御手段のCPUであり、ファクシミ
リ装置全体の制御を行う。2はROMであり、CPU1
等が行う処理のプログラム等を格納している。3はRA
Mであり、ファクシミリ装置が動作している際に端末装
置や公衆回線からの情報を記憶するために用いられる。
【0018】4は操作表示部であり、利用者がファクシ
ミリ装置に種々の動作を指示したり、あるいはファクシ
ミリ装置が利用者に情報を表示するために用いられる。
5は画像読取部であり、原稿等の画像情報の読取りに用
いられる。6は画像出力部であり、ファクシミリデータ
やコピーデータに基づき画像形成するのに用いられる。
【0019】7は符号化復号化部であり、データの高速
通信のために用いられ、MH方式やMR方式等が用いい
られる。8は変調復調器であり、送受信号を公衆回線に
適した周波数に変調し、また復調するのに用いられる。
9は網制御部であり公衆回線及びローカルエリアネット
ワーク(LAN)LANとファクシミリ装置とを接続す
る。10は通信制御部であり、公衆回線及びLANに対
する通信制御を行う。12はデータバスであり、種々の
データ伝送に用いられる。
【0020】また図2は、上記ファクシミリ装置をLA
Nに接続した際の様子を模式的に示したものである。フ
ァクシミリ装置13が、LAN16を介して複数の端末
装置14,15と接続され、さらに公衆回線17、交換
機18を介して他のファクシミリ装置13と接続されて
いる。なお、図2においては端末装置14,15として
2つ記載され、また交換機18にのみ接続されているフ
ァクシミリ装置19,20として2つ記載されている。
しかしこれは例示であって、本発明はこれらに限定され
るものではなく、幾つあってもよい。以後の説明におい
ては、端末装置14を複数の端末装置の代表として記載
し、交換機18にのみ接続されているファクシミリ装置
19,20を代表してファクシミリ装置19として記載
する。
【0021】このようなファクシミリ装置13は、LA
N16を介して複数の端末装置14から原稿の読取要求
を受信し、そして読取った画像データを該当する端末装
置14に伝送する。また、公衆回線17及び交換機18
を介して他のファクシミリ装置19とファクシミリの送
受信を行い、これらの通信制御は通信制御部10により
行われる。
【0022】次に上記構成のファクシミリ装置13の動
作を図3に示すフローチャートに基づき説明する。な
お、端末装置14からファクシミリ装置13に原稿の読
取要求を行い、実際に読み込んだデータが端末装置に伝
送されるまでの大まかなプロセスは、(1)端末装置1
4からファクシミリ装置13に読取要求を出し許可を得
るプロセス、(2)ファクシミリ装置13に原稿をセッ
トし、端末識別情報を入力するプロセス、(3)端末装
置14から原稿の読取開始を行うプロセスがある。また
ファクシミリ装置13本体から操作表示部4を介して読
取要求をする場合には、上述したプロセス(2)(3)
が行われる。
【0023】ステップ301でファクシミリ装置13
は、待機状態となりステップ302に進む。ステップ3
02では、CPU1がLAN16を介して各端末装置1
4からの読取要求を待つと共に、操作表示部4から画像
読取部5の読取操作の予約を待つ状態となる。このよう
な状態において、端末装置14から読取要求を受信する
とステップ303に進み、操作表示部4から読取操作の
予約を受けるとステップ310に進む。
【0024】図4は端末装置14から読取要求する場合
の、当該端末装置14の動作を示すフローチャートであ
る。ステップ402及びステップ403で、端末装置1
4からファクシミリ装置13に読取要求及び端末識別情
報が送信される。なお上述した端末識別情報は、複数の
端末装置を識別するために用いられ、各端末装置にはそ
れぞれ識別番号等が付され、当該識別番号に基づき種々
の情報及び画像データ等の誤伝送等を防止している。
【0025】ファクシミリ装置13のCPU1が、読取
要求を受信するとステップ303で当該読取要求を受諾
するか否かが判断される。
【0026】受諾可能か否かの判断は、画像読取部5が
未使用状態又は未予約状態であるか否かで判断され、画
像読取部5が既に使用状態又は予約状態にある場合に
は、ステップ309に進み読取要求を拒否する旨が該当
する端末装置14に送信される。読取要求拒否の通知が
された端末装置14は、当該通知により一旦読取要求を
取下げることになる。
【0027】一方、画像読取部5が未使用状態又は未予
約状態で読取が可能である場合には、ステップ304に
進む。ステップ304では、読取要求と共にステップ4
03において端末装置14から送られてきた端末識別情
報をRAM3に記憶してステップ305に進む。
【0028】ステップ305では、読取要求を送信した
者(以下、予約者と称す)以外の者がファクシミリ装置
13を操作して画像読取動作を行うのをCPU1が禁止
してステップ306に進む。そしてステップ306で予
約者以外の者に画像読取部5が予約状態にあることを周
知させて利用の混乱を避けるべく、操作表示部4に画像
読取部5が予約状態にあることを表示させる。
【0029】このような表示の後、ステップ307に進
み、読取要求元の端末装置14に要求を受諾したことを
通知する。これにより原稿セットを促してステップ30
8に進み、画像読取部5に原稿がセットされ、かつ、端
末識別情報が入力されるのを待つ状態となる。
【0030】上述した様に端末装置14からの読取要求
に応じる一方、ステップ302でファクシミリ装置13
本体、即ち操作表示部4から画像読取部5の予約があっ
た場合は以下の動作を行う。図5はかかる操作表示部4
からの予約動作を示すフローチャートである。
【0031】ファクシミリ装置13本体から読取要求が
なされる場合には、ステップ502,503で原稿がセ
ットされ、かつ、端末識別情報が入力される。ここで利
用者は、一旦端末装置14に戻り、当該端末装置14か
らファクシミリ装置13に読取要求を送信して読取を実
行させる。
【0032】なおこの間に、他の端末装置14から読取
要求がなされる場合があるが、かかる場合には該当端末
装置14にステップ302及びステップ309等により
読取拒絶通知がなされる。
【0033】このようにファクシミリ装置13本体から
読取要求されたか否かが、ステップ310で判断されて
ステップ311に進む。ステップ311でファクシミリ
装置13は、操作表示部4から入力された端末識別情報
をRAM3に記憶してステップ312に進む。そしてス
テップ312でCPU1により、画像読取部5の画像読
取を伴う動作の操作が禁止されて、当該画像読取部5を
操作表示部4からの予約状態とする。
【0034】この際、画像読取部5が予約者の端末装置
14に画像データ伝送のため予約状態となり、ステップ
313において操作表示部4に予約者以外の者による読
取動作の操作が禁止されている旨を表示し、これにより
予約者以外の者に混乱を防止している。
【0035】その後、ステップ314でCPU1は、ス
テップ503で入力された端末識別情報が示す端末装置
14からの読取要求を待機する。
【0036】次に、端末装置14が読取要求受諾を受け
た後の原稿セットと端末識別情報の入力動作について、
詳細に説明する。図6は、そのフローチャートを示して
いる。ステップ602でCPU1によりタイマーがセッ
トされる。このタイマーは、コピーなどの画像読取を伴
う動作の操作が禁止されている状態が、無意味に長時間
継続することを防止するためにセットされる。
【0037】タイマーセット後、ステップ603でタイ
マーのオーバーフローがチェックされ、タイマーがオー
バーフローした場合はステップ608に進み、CPU1
により画像読取部5の予約状態が解除され、ステップ6
09でその旨を予約した読取要求元の端末装置14に通
知して待機状態に戻る。
【0038】この予約解除の通知を受け取った端末装置
14は、結果的に読取要求が拒否された場合と同じこと
になる。
【0039】一方、ステップ603でタイマーがオーバ
ーフローしていない場合には、ステップ604に進み、
画像読取部5に原稿がセットされるのを待つ。原稿が未
だセットされていない場合にはステップ603に戻り、
原稿がセットされた場合にはステップ605に進んで、
端末識別情報の入力待ちとなる。当該端末識別情報が入
力されていない場合にはステップ603に進み、入力さ
れた場合にはステップ606に進む。ステップ606で
は、端末識別情報のチェックが行われる。
【0040】ステップ606における端末識別情報のチ
ェックは、複数の端末装置14がLAN16を介して接
続されている場合に、読取った画像データの誤伝送を防
ぐために行い、端末装置から入力された端末識別情報と
原稿セット時に操作表示部5から入力された端末情報と
が一致しているか否かをCPU1が判断する。ステップ
604、605、606における各条件が満たされない
場合には、ステップ603に戻りタイマーがオーバーフ
ローするまで上述した処理が繰り返えされる。
【0041】一方、操作表示部4から入力された端末識
別情報と端末装置14から指定された識別情報とが一致
した場合には、画像読取部5により直ちに読取が開始さ
れ、ステップ607で画像データの伝送が行われて待機
状態に戻る。従って、読取った画像データは、メモリ等
に記憶されることなく該当する端末装置に直ちに伝送さ
れるので専用のメモリを別途設ける必要がなくなり、コ
ストダウンが図られる。
【0042】次に、ファクシミリ装置13本体から直接
操作表示部4を介して画像読取部5が予約され、その後
端末装置14から読取要求される場合の動作を図7に基
づき詳細に説明する。
【0043】ステップ702においてCPU1によりタ
イマーがセットされる。このタイマーは、コピーなどの
画像読取を伴う動作の操作が禁止されている状態が、無
意味に長時間継続することを防止するためにセットされ
る。
【0044】その後、ステップ703でタイマーのオー
バーフローがチェックされ、オーバーフローした場合に
は、ステップ707に進む。ステップ707では、既に
画像読取部5にセットされている原稿を全て排紙し、ス
テップ708で画像読取部5の予約状態が解除される。
【0045】そしてステップ709で画像読取部5の予
約が解除された旨が該当する端末識別情報の端末装置1
4に通知されて待機状態に戻る。この予約解除の通知
は、予約しておきながら読取を実行する読取要求を送信
しない端末装置14の予約者に注意を促すためのもので
ある。即ち、原稿読取部に原稿がセットされた状態が長
時間続き、予約者以外の者の利用が妨げられることを防
止している。
【0046】一方ステップ703で、タイマーがオーバ
ーフロ−していない場合には、ステップ704に進み、
端末装置14から読取要求を受信したか否かがチェック
される。読取要求を受信していない場合には、ステップ
703に戻り、タイマーがオーバーフローしない範囲で
読取要求の受信待ちとなる。
【0047】ステップ704で端末装置14から読取要
求を受信した場合には、ステップ705に進み、読取要
求と共に送られてきた端末識別情報が、操作表示部4か
ら入力された端末識別情報と一致するか否かがチェック
される。
【0048】一致しなかった場合には、ステップ710
で読取要求元の端末装置14に予約要求の拒否通知を
し、ステップ703に進みタイマーがオーバーフローし
ない範囲において同様の処理が行われる。
【0049】一方、読取要求とともに送られてきた端末
識別情報が、操作表示部4から入力された端末識別情報
と一致した場合はステップ706に進み、画像読取部5
が直ちに読取を開始して画像データを該当する端末装置
13に伝送する。そして待機状態に戻る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる発
明によれば、端末装置からファクシミリ装置に読取要求
を送り、その応答の内容によって画像読取が可能か否か
が判断できるので、画像読取手段が使用されているか否
かをファクシミリ装置の設置場所まで赴いて確認する必
要がなくなる、従って、ファクシミリ装置の利便性を高
めることが可能になった。また、原稿の読取要求と同時
に端末識別情報が送信されるので、読取要求を受諾され
た端末装置に対してのみ画像データの伝送が可能にな
り、他の端末装置への誤伝送が防止できるようになっ
た。
【0051】請求項2にかかる発明によれば、端末装置
からの読取要求により画像読取手段が予約状態になる
と、ファクシミリ装置本体からのコピー操作や原稿送信
操作が禁止されるので、誤ってコピーや原稿送信の画像
データが端末装置に伝送されることが防止できるように
なった。また、画像読取手段が予約されていることを操
作表示手段を介して通知するので、予約者以外の者に注
意を促すことが可能になり、利用者の混乱を防止するこ
とが可能になった。
【0052】請求項3にかかる発明によれば、端末装置
から読取要求と同時に送られてきた端末識別情報と、操
作表示部から入力された端末識別情報が一致した場合に
のみ、画像データを伝送するので、他の端末装置に誤伝
送することが防止できるようになった。
【0053】請求項4にかかる発明によれば、端末装置
からの読取要求による画像読取手段が予約状態になり、
それから一定時間経過しても端末識別情報の入力と原稿
のセットとが行われなかった場合は、自動的に画像読取
手段の予約状態を解除するので、長時間にわたりコピー
や原稿送信などの画像読取動作が禁止された状態を回避
することができるようになった。
【0054】請求項5にかかる発明によれば、端末装置
からの読取要求による画像読取手段の予約だけでなく、
画像読取手段の未使用状態又は未予約状態をファクシミ
リ装置本体の設置場所で直に確認できた場合には、ファ
クシミリ装置の操作表示手段を介して、その場で画像読
取手段を予約することができるので非常に利便性を向上
させることが可能になった。
【0055】請求項6にかかる発明によれば、端末装置
から読取要求と同時に送られてきた端末識別情報と、操
作表示部から入力された端末識別情報が一致した場合に
のみ、画像データを伝送するので、他の端末装置に誤伝
送することが防止できるようになった。
【0056】そして請求項7にかかる発明によれば、端
末装置からの読取要求による画像読取手段が予約された
状態において、一定時間経過しても端末識別情報の入力
と原稿のセットとが長時間行われない場合には、自動的
に画像読取手段の予約状態を解除するので、長時間にわ
たりコピーや原稿送信などの画像読取動作が禁止される
のを回避することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるファクシミリ装置のブロック図
である。
【図2】図1のファクシミリ装置をLANに接続した図
である。
【図3】本発明にかかるファクシミリ装置の画像読取及
び画像データの伝送動作を示すフローチャートである。
【図4】端末装置から読取要求を行う際の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】操作表示部からの読取要求を行う際の動作を示
すフローチャートである。
【図6】端末装置から読取要求を行った際の、原稿の読
取・転送を示すフローチャートである。
【図7】操作表示部から読取要求を行った際の、原稿の
読取・転送を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 操作表示部 5 画像表示部 6 画像出力部 7 符号化復号化部 8 モデム 9 網制御部 10 通信制御部 12 データバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1以上の端末装置を有するL
    ANに接続されて、これらの通信を制御する通信制御部
    と、 原稿の画像情報を読取る画像読取手段と、 前記端末装置から原稿の読取要求を受信した際に、当該
    読取要求に対して即座に応じられるか否かを判断して読
    取要求の受諾または拒否を前記通信制御部を介して該当
    する端末装置に通知する制御手段と、を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記端末装置に読取要
    求を受諾する通知をした場合に、前記画像読取手段を予
    約状態とし、かつ、 前記画像読取手段が予約状態であることを表示する操作
    表示手段を有することを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記端末装置から原稿
    の読取要求と当該端末装置を識別するための端末識別情
    報とを受信し、その後前記画像読取手段に原稿がセット
    され、かつ、前記端末装置から送信された端末識別情報
    と同一の端末識別情報が前記操作表示手段から入力され
    た場合には、画像読取動作を開始し、その画像データを
    端末識別情報が示す端末装置に伝送すると共に、前記操
    作表示手段に前記画像読取手段が動作中であることを表
    示させることを特徴とする請求項2記載のファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記端末装置からの読
    取要求により前記画像読取手段が予約状態になってから
    所定時間経過しても、前記画像読取手段に原稿がセット
    されなかった場合には、前記端末装置からの予約を解除
    すると共に、ファクシミリ装置本体からの原稿読取操作
    を可能にし、かつ、該当する端末装置に予約解除の通知
    をすることを特徴とする請求項2又は3記載のファクシ
    ミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記操作表示手段から
    端末識別情報が入力されると共に、前記画像読取手段に
    原稿をセットされた場合に、前記画像読取手段を予約状
    態にし、かつ、前記操作表示手段により前記画像読取手
    段が予約されたことを表示させることを特徴とする請求
    項2乃至4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記操作表示手段から
    前記画像読取手段が予約され、かつ、端末装置の端末識
    別情報が入力された場合に、前記端末装置から受信した
    端末識別情報と一致するとき、画像読取動作を開始し、
    その画像データを読取要求元の端末装置に伝送すること
    を特徴とする請求項2乃至5記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段が、前記操作表示手段から
    画像読取手段が予約状態となり、その後所定時間経過し
    ても、予約時に入力された端末識別情報の端末装置から
    の読取要求が受信されない場合には、予約状態を解除し
    て前記端末装置に予約解除を通知することを特徴とする
    2乃至6記載のファクシミリ装置。
JP8086077A 1996-03-15 1996-03-15 ファクシミリ装置 Pending JPH09252380A (ja)

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