JPH092521A - 自在結束具 - Google Patents

自在結束具

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JPH092521A
JPH092521A JP15070695A JP15070695A JPH092521A JP H092521 A JPH092521 A JP H092521A JP 15070695 A JP15070695 A JP 15070695A JP 15070695 A JP15070695 A JP 15070695A JP H092521 A JPH092521 A JP H092521A
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JP
Japan
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strip
locking
main body
pair
lock
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Pending
Application number
JP15070695A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Yamazaki
昭一郎 山崎
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、帯状の本体の一端を押え物品に、
一回転捲き込んだ後、この他端を一端の上に載せ押える
だけで結束ができる。強く結束したい時には、一端の上
に載せる時に強く引込むようにして載せる操作でよく簡
便である。何度でも再使用でき有益である。こと等を目
的とする結束寸法を自由に変更できる自在結束具に関す
る。 【構成】 本発明の自在結束具は、その一方側112に
対の挾持用の係止片4、4及び挿入用の空間部3を、そ
の他方側111に前記空間部に挿入されかつ前記係止片
に係止され2る係止条を、それぞれ有する帯状の本体1
であって、当該帯状の本体は結束時において略環状に撓
ませるとともに、前記係止条を空間部に挿入し、当該係
止条の両側面に設けた凹条211と前記対の係止片とを
係合する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結束寸法を自由に変更
できる自在結束具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の可撓性部材で構成される
結束具としては、一般に帯状の本体の一端に係止突起、
係止溝等の被係止部を、同他端に係止孔、係止爪等の係
止部を、それぞれ設け、前記帯状の本体をほぼ環状に撓
ませるとともに、この被係止部と係止部との係合、嵌合
等をもって緊締する。このようにしてほぼ環状に撓んだ
帯状の本体をもって、物品を結束又は緊締する構成とな
っている。いわゆる帯状の本体の両端部に設けた係止・
被係止手段をもって連緊する構造となっている。本発明
と関連性を有する先行技術文献として、例えば、実開平
1−82166号の結束具、実開昭61−45371号
のストッキング等の包装体がある。尚、前記構成と同様
で、結束寸法を広範囲で調整できる先行技術文献として
特開平4−189762号のネット結束保持法に使用す
る結束バンドがある。この結束バンドは、薄肉で長尺な
可撓性の帯体に等ピッチでスリット穴を多数形成すると
ともに、その各スリット穴の相互間位置に括れ部を形成
した合成樹脂製一体成形品である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先行技術は帯状の本体
の両端(両端部)に設けた係止・被係止手段の緊締又は
緊締解除であることから、捲装寸法の最小又は最大の寸
法又は捲装寸法の段階的な大小等はすべて規格化されて
いる。したがって、前記各寸法の変更ができず、汎用性
の向上、緊締力の強弱調整に課題を残す。尚、特開平4
−189762号の発明は、捲装寸法の最小又は最大は
調整できる利点を有する。しかし捲装寸法の段階的な大
小調整は規格化されていることから、緊締力の強弱等の
微調整には課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み、本発明は、
寸法の変更を多元的に調整すること、及び緊締力の強弱
をより精緻に調整できること、等を意図して下記の構成
を採用する。
【0005】本発明の自在結束具は、一方側に対の挾持
用の係止片及び挿入用の空間部を、他方側に前記空間部
に挿入されかつ前記係止片に係止される係止条を、それ
ぞれ有する帯状の本体であって、当該帯状の本体は結束
時において略環状に形成されるとともに、前記係止条を
前記空間部に挿入し、当該係止条の両側面に設けた凹条
と前記対の係止片とを係合する構成である。
【0006】
【作用】本発明の自在結束具を利用して物品を結束する
場合は、原則として係止条を外側にした状態で物品に捲
装した後、一端の係止条を他端の空間部に挿入する。こ
の際、係止条が空間部にスムーズな挿入又は挿入後の脱
外防止を図るために、当該空間部の両内壁面より傾斜し
て突出する(斜設する)対(一対)の係止片はその基端
がくびれ部となっていることと、その自由端が半球面と
なっている。またこの対の係止片が傾斜していること
が、係止条のスムーズな挿入を許した後、係止条を前記
対の係止片の傾斜角度で捉えて脱外方向(A矢印)に揺
動することを防止する(図3参照)。この状態(図3
の状態)の如く、係止条が空間部に挿入されたときに
は、係止条の両立上側面に設けた対の凹条に、空間部よ
り斜設する対の係止片が圧入されるとともに、当該対の
係止片と空間部の内壁面との間には緩衝空間域が形成さ
れる。この緩衝空間域は、物品結束時において、本発明
の自在結束具に弾力性を与え、かつ物品を保護する役目
を有する。また前記物品結束を解除する場合は、帯状の
本体の肩部又は露出されている係止条を把持して、挿入
側の端部を引張すると、当該係止条は引張方向(B矢
印)に引っ張られる。この引張方向への係止条の移動に
伴って、対の係止片がA矢印方向に向って順次円を描く
ようにして撓んでいき(図3参照)、最終的に最初の
傾斜とほぼ対称位置になった状態で開放される(図3
参照)。この際、対の係止片の半球面の内面側と係止条
の両凸条の外周曲面との接触圧により(図3の状態を
参照)、前記脱外に要する引張力の拡充に役立つ構成と
なっている。即ち、前記接触圧を超える引張力が付加さ
れたとき、初めて係止条が対の係止片から脱外される
(図3の状態を参照)。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0008】1は他方側111に凸条をなす係止条2
を、一方側112に凹条の空間部3とこの空間部3の内
壁面31より当該空間部3に突出する対の係止片4、4
を、それぞれ設けてなる側面視して(側面側より見て)
ほぼ倒T字形をなす帯状の本体で、その長手方向(C矢
印)に向って適宜長さを有する。帯状の本体1の両肩面
113又は係止条2の頂面2bにはその幅方向(長手方
向と直交する方向)に向って多数の凹条5を備えてお
り、当該帯状の本体1の両端(一端1aと他端1b)を
挿入、結束時におけるズレ止め、又は帯状の本体1の捲
装容易化等を目的とする。尚、係止条2はその両立上側
面2aに凹条211を有するとともに、この両立上側面
2aと頂面2bとの連設部位に半球状の外周曲面212
をそれぞれ有する。また空間部3の内壁面31と対の係
止片4、4との間には緩衝空間域411、411が形成
されている。図中412、412は対の係止片4、4の
くびれ部を示す。尚、図5に示す例は、空間部3の大き
さを小さくし、帯状の本体1に挾持力の拡充並びに弾力
性を付与する目的で切条6、6を設ける構成である。ま
た空間部3の天井内壁面32等に凹条(図示せず)を設
ける場合も有り得る。
【0009】
【発明の効果】以上で詳述した如く、帯状の本体の一方
側に係止条を、またその他方側にこの係止条に係合する
対の係止片及び挿入を許す空間部を、それぞれ設ける構
成であるので、次のような効果を有する。
【0010】帯状の本体の一端を押え物品に、例え
ば、一回転捲き込んだ後、この他端を一端の上に載せ押
えるだけで、緩むことはない。
【0011】強く結束したい時には、一端の上に載せ
る時に強く引込むようにして載せる操作でよく簡便であ
る。またこの操作及び後述の脱外操作の繰り返しによ
り、何度でも再使用でき有益である。
【0012】結束時に他方側の肩面全体が一方側に密
着し、のこり部のはね返り部がないこと、及び綺麗に全
体が納まる。
【0013】結束を解くには、一端の係止条を、上に
引きあげれば開放されること、及び簡易な操作で脱外で
きる。
【0014】必要なだけ、どんな長さにでも切ればい
いから、無駄なく、かつ寸法の大小は自由である。
【0015】両端が自由端であり、どちらからでも使
用できる。
【0016】特定の係合位置関係(縛込係止部)がな
く、かつ全体が同一形状であり滑らかであり、しかも確
実な結束ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一例を示す斜視図である。
【図2】拡大側面図である。
【図3】〜は、係止条と対の係止片との関係を示し
ており、は係合関係、は係合関係を脱外する初期の
状態、は係合関係を脱外する終期の状態、をそれぞれ
示す拡大模式図である。
【図4】図1の結束状態を示す模式図である。
【図5】他の一例を示す拡大側面図である。
【符号の説明】
1 帯状の本体 1a 一端 1b 他端 111 他方側 112 一方側 113 肩面 2 係止条 2a 立上側面 2b 頂面 211 凹条 212 外周曲面 3 空間部 31 内壁面 32 天井内壁面 4 係止片 411 緩衝空間域 412 くびれ部 5 凹条 6 切条

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方側に対の挾持用の係止片及び挿入用
    の空間部を、他方側に前記空間部に挿入されかつ前記係
    止片に係止される係止条を、それぞれ有する帯状の本体
    であって、当該帯状の本体は結束時において略環状に形
    成されるとともに、前記係止条を前記空間部に挿入し、
    当該係止条の両側面に設けた凹条と前記対の係止片とを
    係合する構成とした自在結束具。
  2. 【請求項2】 上記帯状の本体の他方側の肩面に多数の
    凹条を、この帯状の本体の幅方向に向って設ける構成と
    した請求項1記載の自在結束具。
  3. 【請求項3】 上記帯状の本体の空間部より、この帯状
    の本体の幅方向に向う切条を設ける構成とした請求項1
    記載の自在結束具。
JP15070695A 1995-06-16 1995-06-16 自在結束具 Pending JPH092521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15070695A JPH092521A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 自在結束具

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JP15070695A JPH092521A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 自在結束具

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JPH092521A true JPH092521A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15502641

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JP15070695A Pending JPH092521A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 自在結束具

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JP (1) JPH092521A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10128478A1 (de) * 2001-06-12 2003-01-02 Vermee Frans Gmbh Schlauchverpackungs-Verschlußelement
JP2006242378A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Illinois Tool Works Inc <Itw> 外れ防止ラチェットクリップ

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10128478A1 (de) * 2001-06-12 2003-01-02 Vermee Frans Gmbh Schlauchverpackungs-Verschlußelement
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