JPH09251986A - エッチング装置及びエッチング方法 - Google Patents

エッチング装置及びエッチング方法

Info

Publication number
JPH09251986A
JPH09251986A JP8742996A JP8742996A JPH09251986A JP H09251986 A JPH09251986 A JP H09251986A JP 8742996 A JP8742996 A JP 8742996A JP 8742996 A JP8742996 A JP 8742996A JP H09251986 A JPH09251986 A JP H09251986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
film
etched
thickness distribution
film thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8742996A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyoshi Tounohara
朝義 藤埜原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8742996A priority Critical patent/JPH09251986A/ja
Publication of JPH09251986A publication Critical patent/JPH09251986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハ等が大口径化されても精度の高
いエッチングを行い、被エッチング膜の形成工程におけ
る管理基準も緩和させる。 【解決手段】 半導体ウェハ22上の被エッチング膜の
うちで分割された複数の領域の各々における被エッチン
グ膜の膜厚分布をインターフェイス26で得て、この膜
厚分布に基づいて複数の領域の各々に対するエッチング
時間を演算器25で求め、このエッチング時間だけ複数
の領域の各々に対してエッチングを行う。このため、被
エッチング膜の面積が大きくて膜厚分布の均一性が悪く
ても、膜厚分布に応じた最適なエッチングを行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、半導体ウェハ
等の上に形成されている被エッチング膜をエッチングす
るためのエッチング装置及びエッチング方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の微細化に伴ってエッチング
装置を含む半導体製造装置が高額になってきているの
で、半導体ウェハ等の1枚当たりのコストを低減させる
ために、半導体ウェハ等の大口径化が進められている。
このため、エッチング装置においても、プラズマやイオ
ンビーム等の荷電粒子の照射面積を大きくしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、荷電粒子を大
面積に亘って均一に照射することは容易でなく、10イ
ンチ以上の大口径の半導体ウェハ等では、特に中心部と
周辺部とのエッチング速度を揃えて精度の高いエッチン
グを行うことが困難になってきている。これに対して
は、荷電粒子の発生源そのものを大きくすることも考え
られているが、発生源を大きくすると装置全体も大型化
し且つ高価になる。
【0004】また、ECRプラズマエッチング装置で
は、ECR共鳴点の近傍で最も高密度のプラズマが生成
されるので、この共鳴点近傍からの発散磁場の磁場勾配
を円周方向で均一にする必要がある。しかし、12イン
チ以上の大口径の半導体ウェハ等では、発散磁場の磁場
勾配を円周方向で均一にして精度の高いエッチングを行
うことが困難になってきている。
【0005】また、マグネトロンRIE装置では、プラ
ズマに磁場を印加して電子を閉じ込めることによってプ
ラズマの密度を高めているが、プラズマ発生源を大きく
すると均一な磁場を形成することが困難で、やはり、精
度の高いエッチングを行うことが困難になってきてい
る。
【0006】更に、半導体ウェハ等の大口径化による均
一性の悪化は、エッチングのみならず、CVD法やスパ
ッタ法等による被エッチング膜の形成工程でも顕在化し
てきている。つまり、被エッチング膜の膜厚分布におけ
る均一性の悪化にエッチングにおける均一性の悪化が重
畳されて、精度の高いエッチングを行うことが益々困難
になってきている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1のエッチング装
置は、被エッチング膜のうちで分割された複数の領域の
うちの一つの領域をエッチングするための粒子群を照射
する照射手段と、前記複数の領域の各々における前記被
エッチング膜の膜厚分布に基づいて前記複数の領域の各
々に対するエッチング時間を求める演算手段と、前記複
数の領域のうちの一つの領域に対して前記エッチング時
間だけ前記照射手段を作動させる時間制御手段と、前記
エッチング時間の経過後に前記照射手段を前記複数の領
域のうちの次の領域まで相対的に移動させる移動手段と
を具備することを特徴としている。
【0008】請求項2のエッチング装置は、請求項1の
エッチング装置において、前記膜厚分布を入力して前記
演算手段へ供給するインターフェイス手段を具備するこ
とを特徴としている。
【0009】請求項3のエッチング方法は、被エッチン
グ膜のうちで分割された複数の領域の各々における前記
被エッチング膜の膜厚分布を求める工程と、前記膜厚分
布に基づいて前記複数の領域の各々に対するエッチング
時間を求める工程と、前記複数の領域の各々に対して夫
々の前記エッチング時間だけエッチングを行う工程とを
具備することを特徴としている。
【0010】本願の発明によるエッチング装置及びエッ
チング方法では、被エッチング膜のうちで分割された複
数の領域の各々における被エッチング膜の膜厚分布か
ら、複数の領域の各々に対するエッチング時間を求め、
このエッチング時間だけ複数の領域の各々に対してエッ
チングを行っているので、被エッチング膜の面積が大き
くて膜厚分布の均一性が悪くても膜厚分布に応じた最適
なエッチングを行うことができる。
【0011】また、膜厚分布を入力して演算手段へ供給
するインターフェイス手段をエッチング装置が具備して
いれば、エッチング時間の演算を自動的に行うことがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、ECRプラズマエッチング
に適用した本願の発明の一実施形態を、図1を参照しな
がら説明する。本実施形態のエッチング装置11におけ
る荷電粒子生成室12にはマイクロ波導入窓13とエッ
チングガス導入口14とが設けられており、荷電粒子生
成室12の周囲には磁場発生用のマグネット15が配置
されている。
【0013】荷電粒子生成室12の荷電粒子照射口16
には反応室17が接続されており、この反応室17には
排気口18が設けられている。反応室17のうちで荷電
粒子照射口16の近傍には遮蔽板21が配置されてお
り、形状を変更可能な開口21aが遮蔽板21に設けら
れている。また、反応室17内には半導体ウェハ22等
の固定台23が配置されており、この固定台23は移動
機構24によって移動させられる。
【0014】エッチング装置11には演算器25及びイ
ンターフェイス26が搭載されており、被エッチング膜
の膜厚データをインターフェイス26から供給された演
算器25は、この膜厚データに基づいて最適なエッチン
グ時間を算出する。また、このエッチング時間だけ遮蔽
板21の開口21aを介して荷電粒子生成室12から荷
電粒子群を半導体ウェハ22に照射させるコントローラ
(図示せず)も、エッチング装置11に設けられてい
る。
【0015】一方、エッチング装置11でエッチングす
る半導体ウェハ22上の被エッチング膜は、被エッチン
グ膜形成装置31で形成する。この被エッチング膜形成
装置31としては、減圧CVD装置、プラズマCVD装
置、金属スパッタリング装置、金属CVD装置等の様
に、大口径の半導体ウェハ22上には均一な膜厚の被エ
ッチング膜を形成することが困難な装置である。
【0016】被エッチング膜形成装置31には、被エッ
チング膜上の複数の位置における膜厚を測定する膜厚測
定器32及びインターフェイス33が搭載されており、
エッチング装置11のインターフェイス26と被エッチ
ング膜形成装置31のインターフェイス33とは信号線
34で電気的に接続されている。
【0017】エッチング装置11で半導体ウェハ22上
の被エッチング膜をエッチングする際は、このエッチン
グ装置11からの要求に基づいて、ロット毎または時系
列で管理記録されている膜厚分布を、インターフェイス
33、信号線34及びインターフェイス26を介して膜
厚測定器32が演算器25へ自動的に送信する。
【0018】演算器25はインターフェイス26から供
給された膜厚分布に基づいて半導体ウェハ22のうちで
その膜厚分布に対応する各々の領域における最適なエッ
チング時間を算出し、コントローラがこのエッチング時
間だけ遮蔽板21の開口21aを介して荷電粒子生成室
12から荷電粒子群を半導体ウェハ22の該当領域に照
射させる。
【0019】算出されたエッチング時間が経過すると、
荷電粒子群の照射が停止され、移動機構24によって固
定台23及びその上の半導体ウェハ22が移動させられ
る。この結果、半導体ウェハ22のエッチングされるべ
き次の領域が遮蔽板21の開口21aに対向し、その領
域に再び荷電粒子群が照射されてエッチングが行われ、
これらの処理が繰り返されて、半導体ウェハ22上の全
領域における被エッチング膜がエッチングされる。
【0020】遮蔽板21の開口21aに対向して荷電粒
子群が照射される半導体ウェハ22の領域は、半導体チ
ップの寸法に応じてその整数倍に設定することができ、
また、領域同士のつなぎめは、スクライブライン上に設
定することができる。
【0021】なお、以上の実施形態では、半導体ウェハ
22上の被エッチング膜をエッチングしているが、絶縁
基板上の被エッチング膜をエッチングすることもでき
る。また、以上の実施形態はECRプラズマエッチング
に本願の発明を適用したものであるが、本願の発明はE
CRプラズマエッチング以外のエッチングにも適用する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】本願の発明によるエッチング装置及びエ
ッチング方法では、被エッチング膜の面積が大きくて膜
厚分布の均一性が悪くても膜厚分布に応じた最適なエッ
チングを行うことができるので、半導体ウェハ等が大口
径化されても精度の高いエッチングを行うことができ、
被エッチング膜の形成工程における管理基準を緩和させ
ることもできる。
【0023】また、膜厚分布を入力して演算手段へ供給
するインターフェイス手段をエッチング装置が具備して
いれば、エッチング時間の演算を自動的に行うことがで
きるので、精度の高いエッチングを容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の一実施形態を示す模式図である。
【符号の説明】
11 エッチング装置 12 荷電粒子生成室 2
1 遮蔽板 24 移動機構 25 演算器 2
6 インターフェイス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被エッチング膜のうちで分割された複数
    の領域のうちの一つの領域をエッチングするための粒子
    群を照射する照射手段と、 前記複数の領域の各々における前記被エッチング膜の膜
    厚分布に基づいて前記複数の領域の各々に対するエッチ
    ング時間を求める演算手段と、 前記複数の領域のうちの一つの領域に対して前記エッチ
    ング時間だけ前記照射手段を作動させる時間制御手段
    と、 前記エッチング時間の経過後に前記照射手段を前記複数
    の領域のうちの次の領域まで相対的に移動させる移動手
    段とを具備することを特徴とするエッチング装置。
  2. 【請求項2】 前記膜厚分布を入力して前記演算手段へ
    供給するインターフェイス手段を具備することを特徴と
    する請求項1記載のエッチング装置。
  3. 【請求項3】 被エッチング膜のうちで分割された複数
    の領域の各々における前記被エッチング膜の膜厚分布を
    求める工程と、 前記膜厚分布に基づいて前記複数の領域の各々に対する
    エッチング時間を求める工程と、 前記複数の領域の各々に対して夫々の前記エッチング時
    間だけエッチングを行う工程とを具備することを特徴と
    するエッチング方法。
JP8742996A 1996-03-15 1996-03-15 エッチング装置及びエッチング方法 Pending JPH09251986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8742996A JPH09251986A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 エッチング装置及びエッチング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8742996A JPH09251986A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 エッチング装置及びエッチング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09251986A true JPH09251986A (ja) 1997-09-22

Family

ID=13914633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8742996A Pending JPH09251986A (ja) 1996-03-15 1996-03-15 エッチング装置及びエッチング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09251986A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017220642A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社日立国際電気 半導体装置の製造方法、基板処理装置、プログラムおよび記録媒体
CN113265640A (zh) * 2020-01-29 2021-08-17 佳能特机株式会社 成膜装置以及电子器件的制造装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017220642A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 株式会社日立国際電気 半導体装置の製造方法、基板処理装置、プログラムおよび記録媒体
CN107492491A (zh) * 2016-06-10 2017-12-19 株式会社日立国际电气 半导体装置的制造方法及衬底处理装置
CN113265640A (zh) * 2020-01-29 2021-08-17 佳能特机株式会社 成膜装置以及电子器件的制造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2680338B2 (ja) 静電チャック装置
JP5296380B2 (ja) プラズマ加工ステップセットの調整方法
JPS60126832A (ja) ドライエツチング方法および装置
EP0563899B1 (en) Plasma generating method and plasma generating apparatus using said method
US20040037971A1 (en) Plasma processing apparatus and processing method
JP3951003B2 (ja) プラズマ処理装置および方法
JP2008027816A (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP3531511B2 (ja) プラズマ処理装置
JPH03262119A (ja) プラズマ処理方法およびその装置
JPH09251986A (ja) エッチング装置及びエッチング方法
KR20210114555A (ko) 기판 위치 검출 및 조정
JP2001015495A (ja) プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JPH09115882A (ja) プラズマ処理方法およびその装置
JP2000124204A (ja) プラズマ中の負イオンの測定方法、プラズマ処理方法及びその装置
JP2812477B2 (ja) 半導体処理装置
JPH0573051B2 (ja)
JPH09275097A (ja) 半導体製造装置及び半導体製造方法
JP2623827B2 (ja) マイクロ波プラズマ処理装置
JPS63227021A (ja) ドライエツチング装置
JP2003183860A (ja) エッチング方法
JP2002158211A (ja) イオンビームエッチング装置
JPS58100430A (ja) プラズマ処理装置
JPH0645097A (ja) プラズマ発生方法およびその装置
JP3038828B2 (ja) プラズマ処理方法
JP3887237B2 (ja) プラズマと境界の間のシース幅検出方法