JPH09251612A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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JPH09251612A
JPH09251612A JP8057995A JP5799596A JPH09251612A JP H09251612 A JPH09251612 A JP H09251612A JP 8057995 A JP8057995 A JP 8057995A JP 5799596 A JP5799596 A JP 5799596A JP H09251612 A JPH09251612 A JP H09251612A
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JP
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film
magnetic
magnetoresistive effect
effect element
flux guide
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Withdrawn
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JP8057995A
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English (en)
Inventor
Akio Takada
昭夫 高田
Tadayuki Honda
忠行 本田
Takuji Shibata
拓二 柴田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気抵抗効果素子3に磁気記録媒体の信号磁
界が安定的に引き込まれるようにし、安定した再生出力
を得られる薄膜磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 薄膜磁気ヘッドは、磁気抵抗効果を示す
磁性体を有する磁気抵抗効果素子3と、磁気記録媒体か
らの磁場を上記磁気抵抗効果素子3に引き込むフラック
スガイド6とを有する薄膜磁気ヘッドであって、このフ
ラックスガイド6は、少なくとも軟磁性体と、硬磁性体
又は反強磁性体とが積層されて形成されている。薄膜磁
気ヘッドでは、フラックスガイド6を構成する軟磁性膜
と硬磁性膜又は反強磁性膜とが交換相互作用によって結
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク装
置等に好適な、磁気抵抗効果によって再生信号を検出す
る磁気抵抗効果型の薄膜磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置等のような磁気記録
装置においては、大容量化を図るために、更なる高密度
記録が求められている。そこで、近年、高密度記録を進
めるために、挟トラック化に適した磁気ヘッドである磁
気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド(以下、「MRヘッド」と
いう。)が採用されるようになってきている。
【0003】このMRヘッドは、基本的には、図6に示
すように、磁気抵抗効果素子101と、この磁気抵抗効
果素子101に接続された先端部電極102と、この磁
気抵抗効果素子101に接続された後端部電極103と
を有して構成される。
【0004】ここで、磁気抵抗効果素子101は、磁気
抵抗効果を示す軟磁性体からなり、磁気記録媒体が摺動
する側の端面Aを媒体摺動面とし、この媒体摺動面の幅
方向をトラック幅方向として形成されている。先端部電
極102は、良導体の非磁性体からなり、磁気抵抗効果
素子101の媒体摺動面側の端部に電気的に接続され
る。後端部電極103は、良導性の磁性体からなり、磁
気抵抗効果素子101の先端部電極102と反対側の端
部に電気的に接続される。ここで、後部電極103は、
磁性体からなり後述するようにフラックスガイドとして
も機能する。
【0005】この磁気抵抗効果素子101は、磁気記録
媒体の信号磁界に対してその磁化方向が変化することに
より電気抵抗が変化する磁気抵抗効果を示す。この磁気
抵抗効果は、磁気記録媒体の信号磁界の強さによって変
化する。そして、MRヘッドは、後端部電極103から
一定の電流を磁気抵抗効果素子101に供給し、磁気抵
抗効果素子101の磁気抵抗効果を電圧変化として検出
することによって、磁気記録媒体の信号磁界を検出す
る。
【0006】後端部電極103は、上述するように、磁
性体で形成されているため、フラックスガイドとしても
機能する。すなわち、後端部電極103は、磁気抵抗効
果素子101が磁気記録媒体の信号磁界によって磁化さ
れる際に、この信号磁界を磁気抵抗効果素子101に引
き込むように作用する。このMRヘッドでは、フラック
スガイドとして機能する後端部電極103により磁気記
録媒体の信号磁界が磁気抵抗効果素子101に効率よく
引き込まれ、より高い再生出力が得られることとなる。
【0007】このようなMRヘッドは、再生出力が媒体
速度に依存せず、媒体速度が遅くても高再生出力が得ら
れるという特徴を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
MRヘッドにおいては、磁気記録媒体の信号磁界を効率
よく引き込むために、後端部電極103が磁性体で形成
されていた。
【0009】しかしながら、従来は、磁気抵抗効果素子
101の後端部に、単に磁性体を形成することにより、
後端部電極103を形成していたために、後端部電極1
03の磁化方向は不安定であった。そのため、従来のM
Rヘッドでは、後端部電極103による信号磁界の引き
込みが不安定であり、再生出力が安定的に得られないと
いった問題点があった。
【0010】そこで本発明は、上述した従来のMRヘッ
ドの問題点を解決し、磁気抵抗効果膜に磁気記録媒体の
信号磁界が安定的に引き込まれるようにし、安定した再
生出力を得られるようにした薄膜磁気ヘッドを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した従来の問題点を
解決した本発明に係る薄膜磁気ヘッドは、磁気抵抗効果
を示す磁性体を有する磁気抵抗効果素子と、磁気記録媒
体からの磁場を上記磁気抵抗効果素子に引き込むフラッ
クスガイドとを有する薄膜磁気ヘッドであってこのフラ
ックスガイドは、少なくとも軟磁性体と、硬磁性体又は
反強磁性体とが積層されて形成されている。
【0012】以上のように構成された薄膜磁気ヘッドで
は、フラックスガイドを構成する軟磁性膜と硬磁性膜又
は反強磁性膜とが交換相互作用によって結合する。この
とき、フラックスガイドの軟磁性膜の磁化方向は、硬磁
性体又は反強磁性体によって強制的に決定されているの
で、フラックスガイドの磁気的な安定性が向上する。し
たがって、この薄膜磁気ヘッドでは、磁性体からの磁場
が磁気抵抗効果素子に安定的に取り込むように形成され
る。
【0013】また、本発明に係る他の薄膜磁気ヘッド
は、磁気抵抗効果を示す磁性体を有する磁気抵抗効果素
子と、磁気記録媒体からの磁場を上記磁気抵抗効果素子
に引き込むフラックスガイドとを有する薄膜磁気ヘッド
であって、このフラックスガイドは、軟磁性膜と、この
軟磁性膜の両端部に積層された硬磁性膜又は反強磁性膜
とを備えている。
【0014】以上のように構成された薄膜磁気ヘッドで
は、硬磁性膜または反強磁性膜によって生じる静磁場に
より、フラックスガイドを構成する軟磁性膜の磁化方向
を強制的に規定されるので、薄膜磁気ヘッドは、フラッ
クスガイドの磁気的な安定性が向上する。したがって、
この薄膜磁気ヘッドでは、磁性体からの磁場が磁気抵抗
効果素子に安定的に取り込むように形成される。
【0015】さらに、本発明に係る他の薄膜磁気ヘッド
は、磁気抵抗効果を示す磁性体を有する磁気抵抗効果素
子と、磁気記録媒体からの磁場を上記磁気抵抗効果素子
に引き込むフラックスガイドとを有する薄膜磁気ヘッド
において、上記フラックスガイドは、少なくとも軟磁性
膜と、反強磁性膜と、非磁性膜とが積層された多層部を
有し、上記多層部が少なくとも1以上積層されてなる。
【0016】以上のように構成された薄膜磁気ヘッド
は、多層部を構成する軟磁性膜と反強磁性膜とが交換相
互作用によって結合する。このとき、多層部の軟磁性膜
の磁化方向は、反強磁性体によって強制的に決定されて
いるので、多層部の磁気的な安定性が向上する。したが
って、この薄膜磁気ヘッドでは、磁性体からの磁場が磁
気抵抗効果素子に安定的に取り込むように形成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、本発明は以下の例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、形状、材質等を
任意に変更することが可能であることは言うまでもな
い。
【0018】第1の実施の形態に係る薄膜磁気ヘッド
は、磁気抵抗効果安定化層を有する磁気抵抗効果素子が
トラック方向に対して垂直に配された、いわゆる縦型M
Rヘッドであり、図1に示すように、下層シールド1
と、下層シールド1上に形成された下部ギャップ層2
と、下部ギャップ層2上に形成された磁気抵抗効果素子
3及び非磁性絶縁層4と、磁気抵抗効果素子3上の先端
部3a及び後端部3b以外の部分に形成された保護層5
と、磁気抵抗効果素子3と後端部3bにおいて接続する
ように、磁気抵抗効果素子3の後端部3b上から非磁性
絶縁層4上にわたって形成されたセンス電流用導体層6
と、磁気抵抗効果素子3及びセンス電流用導体層6上に
形成された非磁性絶縁層7と、磁気抵抗効果素子3の上
部を横切るように非磁性絶縁層7内に形成されたバイア
ス電流用導体層8と、磁気抵抗効果素子3と先端部3a
において接続するように、磁気抵抗効果素子3の先端部
3a上から非磁性絶縁層7上にわたって形成された上部
ギャップ層9と、上部ギャップ層9上に形成された上層
シールド10とから構成される。
【0019】上記MRヘッドにおいて、下層シールド1
と上層シールド10は磁性材料からなり、下部ギャップ
層2は非磁性絶縁材料からなり、上部ギャップ層9は電
気的に良導体である非磁性材料からなる。そして、下層
シールド1、上層シールド10、下部ギャップ層2及び
上部ギャップ層9は、磁気記録媒体からの信号磁界のう
ち、再生対象外の磁界が磁気抵抗効果素子3に引き込ま
れないように機能する。すなわち、下層シールド1及び
上層シールド10が、磁気抵抗効果素子3の上下に下部
ギャップ層2及び上部ギャップ層9を介して配されてい
るため、磁気記録媒体からの信号磁界のうち、再生対象
以外の磁界は下層シールド1及び上層シールド10に導
かれ、再生対象の磁界だけが磁気抵抗効果素子3に引き
込まれる。
【0020】センス電流用導体層6及び上部ギャップ層
9は、磁気抵抗効果素子3の両端にそれぞれ接続された
一対の電極となり、磁気抵抗効果素子3にセンス電流を
供給するように機能する。すなわち、磁気抵抗効果素子
3は、後端部3bにおいてセンス電流用導体層6と電気
的に接続されており、先端部3aにおいて上部ギャップ
層9と電気的に接続されている。そして、磁気記録媒体
から信号磁界を検出する際に、これらを介して磁気抵抗
効果素子3にセンス電流が供給される。ここで、磁気抵
抗効果素子3は、後述するように、磁気抵抗効果安定化
層と、非磁性絶縁層と、磁気抵抗効果層とが積層されて
なり、センス電流は磁気抵抗効果層にだけ供給される。
【0021】また、磁気抵抗効果素子3上を横切るよう
に非磁性絶縁層7内に形成されたバイアス電流用導体層
8は、磁気抵抗効果素子3にバイアス磁界を印加するた
めものである。すなわち、このバイアス電流導体層8
は、磁気記録媒体から信号磁界を検出する際に、このバ
イアス電流用導体層8に電流を流すことにより、より大
きい磁気抵抗効果の変化が得られるように、磁気抵抗効
果素子3にバイアス磁界を印加する。
【0022】このようなMRヘッドを図1中矢印Aで示
すように媒体摺動面側から見た図を図2に示す。この図
2に示すように、磁気抵抗効果素子3は、磁気抵抗効果
安定化層11と、非磁性絶縁層12と、磁気抵抗効果層
13とが積層されてなる。ここで、磁気抵抗効果層13
は、上述したように、センス電流が供給されて、記録媒
体からの信号を検出する感磁部として機能する。一方、
磁気抵抗効果安定化層11は、磁気抵抗効果層13と静
磁結合し、磁気抵抗効果層13の磁気的安定性の向上に
寄与する。
【0023】この磁気抵抗効果素子3は、両側面に非磁
性絶縁層4が配されており、磁気抵抗効果素子3は、こ
の非磁性絶縁層4に埋め込まれたような状態となってい
る。ここで、非磁性絶縁層4は、媒体摺動面に露出する
ため、摺動特性に優れた材料からなることが好ましく、
例えば、Al23、SiO2、SiNx(Si34等)の
ような材料が好適である。
【0024】そして、この磁気抵抗効果素子3の上面の
両端部において、磁気抵抗効果層13と電極とが接続さ
れている。すなわち、図1及び図2に示すように、磁気
抵抗効果素子3の先端部3aにおいて、磁気抵抗効果層
13の上面と上部ギャップ層9とが電気的に接続される
とともに、図1に示すように、磁気抵抗効果素子3の後
端部3bにおいて、磁気抵抗効果層13の上面とセンス
電流用導体層6とが電気的に接続されている。ここで、
磁気抵抗効果安定化層11は、側面が非磁性絶縁層4に
よって絶縁され、上面が非磁性絶縁層12によって絶縁
されているので、センス電流が流れるようなことはな
い。
【0025】このような磁気抵抗効果素子3を用いたM
Rヘッドでは、磁気抵抗効果層13と磁気抵抗効果安定
化層11との間に静磁結合作用が生じるので、磁気抵抗
効果層13の磁気的安定性が高まり、バルクハウゼンノ
イズが低減される。
【0026】つぎに、以上のようなMRヘッドに使用さ
れる磁気抵抗効果素子3についてより詳細に説明する。
【0027】この磁気抵抗効果素子3は、上述したよう
に、磁気抵抗効果安定化層11と、非磁性絶縁層12
と、感磁部となる磁気抵抗効果層13とが積層されて構
成される。
【0028】ここで、磁気抵抗効果安定化層11と磁気
抵抗効果層13の間に配される非磁性絶縁層12は、A
23等のような電気的に絶縁性を有する非磁性材料か
らなるものであればよい。そして、この非磁性絶縁層1
2の膜厚は、挟ギャップ化を図るためにはより薄い方が
好ましいが、磁気抵抗効果安定化層11と磁気抵抗効果
層13との絶縁を保つ必要があるため、例えば、Al2
3を用いるときには約10nm以上の膜厚とする必要
がある。
【0029】また、上記磁気抵抗効果層13は、磁気抵
抗効果を有する磁気抵抗効果膜を含んでいればよく、例
えば、NiFe等からなる磁気抵抗効果膜だけからなる
ものであっても、あるいは、Ta等からなる下地膜上に
NiFe等からなる磁気抵抗効果膜が成膜されたもので
あってもよい。
【0030】ここで、Ta等からなる下地膜上にNiF
e等からなる磁気抵抗効果膜を成膜した場合には、磁気
抵抗効果膜を(111)配向させることができ、これに
より磁気抵抗効果膜の比抵抗を下げることができる。そ
して、磁気抵抗効果膜の比抵抗の低下は、上述したよう
に磁気抵抗効果膜のインピーダンスの低下となるため、
このように下地膜を設けることにより、MRヘッドの再
生出力を向上することができる。
【0031】そして、上記磁気抵抗効果安定化層11
は、磁気抵抗効果層13の磁気的安定性を向上させるた
めに配される層であり、磁気抵抗効果層13と静磁結合
作用が生じるものであればよく、例えば、CoPt、C
oPtCr又はCoNi等からなる硬磁性膜だけからな
るものとしてもよいし、あるいは、CoPt、CoPt
Cr又はCoNi等からなる硬磁性膜11bと、NiF
e又はNiFe−X(ここでXはTa,Cr,Nb等で
ある。)等からなる軟磁性膜とを積層したものとしても
よい。
【0032】上述のように構成された磁気抵抗効果安定
化層11は、軟磁性膜がトラック幅方向Bに磁化される
ことによって、磁気抵抗効果層13を磁気的に安定化す
る。その結果、磁気抵抗効果層13は、磁壁の移動等に
よるノイズが生じることなく、安定に動作することとな
る。
【0033】つぎに、以上のようなMRヘッドを構成す
るセンス電流用導体層6について詳細に説明する。
【0034】このセンス電流用導体層6は、磁気記録媒
体からの磁場を引き込むフラックスガイドとして機能す
るものであり、図3(A)に示すように、導電性を有す
るフラックスガイド用軟磁性膜20と、このフラックス
ガイド用軟磁性膜20の上に形成されトラック方向に着
磁された硬磁性膜21とを備えて構成されている。この
センス電流用導体層6では、フラックスガイド用軟磁性
膜20と硬磁性膜21とが交換相互作用により結合す
る。すなわち、フラックスガイド用軟磁性膜20は、ト
ラック幅方向Bに着磁された硬磁性膜21と交換相互作
用により結合し、これにより、フラックスガイド用軟磁
性膜20は、トラック幅方向Bに安定的に磁化される。
【0035】ここで、フラックスガイド用軟磁性膜20
を形成する軟磁性材料は、例えばNi−Fe合金、Ni
−Fe−X(X=Ta,Cr,Nb,Rh)合金、Co
−Zr−Pa−Mo等のCo系アモルファス合金のよう
な材料が好適である。また、硬磁性膜21を形成する硬
磁性材料は、例えばCo−Pt,Co−Cr−Pt等の
Co系の合金のような材料が好適である。
【0036】このような、センス電流用導体層6は、そ
の一端部が磁気抵抗効果素子3に接続されており、磁気
記録媒体からの信号磁界を検出するときには、このセン
ス電流用導電層6を介して磁気抵抗効果素子3に対して
センス電流が供給される。すなわち、このMRヘッドで
は、磁気記録媒体からの信号磁界を検出するときは、一
定の電流量のセンス電流を磁気抵抗効果素子3にセンス
電流用導体層6を介して供給することによって、磁気記
録媒体からの信号磁界による磁気抵抗効果素子3の抵抗
変化をセンス電流の電圧変化として検出する。
【0037】このとき、磁気記録媒体からの信号磁界
は、磁気的に安定しているフラックスガイド用軟磁性膜
20によって磁気抵抗効果素子3に効率よく引き込まれ
る。したがって、このMRヘッドでは、非常に安定的な
再生出力を得ることができる。
【0038】なお、本実施の形態において、センス電流
用導体層6は、フラックスガイド用軟磁性膜20と硬磁
性膜21とから構成されたが、硬磁性膜21はフラック
スガイド用軟磁性膜20を磁気的に安定化するものであ
れば、これに限定されるものではない。すなわち、セン
ス電流用導体層6Aは、図3(B)に示すように、フラ
ックスガイド用軟磁性膜22と反強磁性膜23とから構
成されるようなものであってもよい。このとき、フラッ
クスガイド用軟磁性膜22は、反強磁性膜23と結合す
ることによって交換相互作用によりその磁化方向が強制
的に規定されている。ここで、反強磁性膜23を形成す
る反強磁性材料は、Fe−Mn、Ni−O,Ni−Mn
−Cr等の材料が好適である。
【0039】この場合でも、センス電流用導体層6A
は、反強磁性膜23がフラックスガイド用軟磁性膜22
を磁気的に安定化し、磁気記録媒体からの信号磁界を磁
気抵抗効果素子3に安定的に引き込むように機能する。
【0040】また、上述したセンス電流用導体層6,6
Aは、フラックスガイド用軟磁性体20、22が磁気抵
抗効果膜3に接触するように構成された。しかし、セン
ス電流用導体層6,6Aは、硬磁性膜21または反強磁
性体23が磁気抵抗効果素子3に接触するように構成さ
れてもよい。この場合でも、センス電流用導体層6,6
Aは、硬磁性体21または反強磁性膜22がフラックス
ガイド用軟磁性膜20,22を磁気的に安定化し、磁気
抵抗効果素子3を介して磁気記録媒体の信号磁界を引き
込むように機能する。
【0041】また、上述したセンス電流用導電層6,6
Aは、センス電流用導体層6,6Aを構成する各膜の膜
厚を調節することにより、信号磁界の引込み効率を調節
することができる。これにより、センス電流用導体層
6,6Aは、磁気抵抗効果膜11の磁気的特性に応じ
て、信号磁界の引込み効率を調節することができる。
【0042】一方、本発明は、第2の実施の形態とし
て、図4(A)に示すようなセンス電流用導体層30A
を有するMRヘッドであってもよい。なお、この第2の
実施の形態において、上述した第1の実施の形態と同一
符号を付した部分は、同一の構成及び機能を有するもの
とする。
【0043】この第2の実施の形態であるMRヘッド
は、センス電流用導体層30Aが、上述した軟磁性材料
からなるフラックスガイド用軟磁性膜31と、上述した
硬磁性材料からなる硬磁性膜32とを備え、このフラッ
クスガイド用軟磁性膜31のトラック幅方向Bの両端部
にトラック幅方向Bに着磁された硬磁性膜32を配した
構成を有して形成されている。
【0044】すなわち、センス電流用導体層30Aは、
硬磁性膜32がフラックスガイド用軟磁性膜31の両端
部に成膜されるとともに硬磁性膜32がトラック幅方向
Bに着磁されるように形成されている。このセンス電流
用導体層30Aでは、この硬磁性膜32が発生する静磁
場によって、フラックスガイド用軟磁性膜31がトラッ
ク幅方向Bに安定的に磁化される。
【0045】このような、センス電流用導体層30A
は、その一端部が磁気抵抗効果素子3に接続されてお
り、磁気記録媒体からの信号磁界を検出するときには、
このセンス電流用導電層30Aを介して磁気抵抗効果素
子3に対してセンス電流が供給される。すなわち、この
MRヘッドでは、磁気記録媒体からの信号磁界を検出す
るときは、一定の電流量のセンス電流を磁気抵抗効果素
子3にセンス電流用導体層6を介して供給することによ
って、磁気記録媒体からの信号磁界による磁気抵抗効果
素子3の抵抗変化をセンス電流の電圧変化として検出す
る。
【0046】このとき、磁気記録媒体からの信号磁界
は、磁気的に安定しているフラックスガイド用軟磁性膜
31によって磁気抵抗効果素子3に効率よく引き込まれ
る。したがって、このMRヘッドでは、非常に安定的な
再生出力を得ることができる。
【0047】なお、本実施の形態において、フラックス
ガイド用軟磁性膜31は、硬磁性膜32が結合すること
によって硬磁性膜32の静磁場が影響しトラック幅方向
Bに安定的に磁化されていた。しかしながら、本実施の
形態は、このような構成に限定されず、フラックスガイ
ド用軟磁性膜31を静磁場の影響により磁化するような
ものであればよい。
【0048】すなわち、センス電流用導体層30Bは、
図4(B)に示すように、フラックスガイド用軟磁性膜
33と、このフラックスガイド用軟磁性膜33の磁化方
向の両端部に配され、上述した反強磁性材料からなる反
強磁性膜34とから構成されるものであってもよい。こ
の場合でも、センス電流用導体層30Bは、反強磁性膜
34がフラックスガイド用軟磁性膜33を磁気的に安定
化し、磁気記録媒体からの信号磁界を磁気抵抗効果素子
3に安定的に引き込むように機能する。
【0049】また、上述したセンス電流用導体層30
A、30Bは、センス電流用導電層30A,30Bを構
成する各膜の膜厚を調節することにより、信号磁界の引
込み効率を調節することができる。これにより、センス
電流用導体層30A,30Bは、磁気抵抗効果膜11の
磁気的特性に応じて、信号磁界の引込み効率を調節する
ことができる。
【0050】さらに、本発明は、第3の実施の形態とし
て、図5(A)に示すようなセンス電流用導体層40を
有するMRヘッドであってもよい。なお、この第3の実
施の形態において、上述した第1の実施の形態と同一の
符号を付した部分は、同一の構成及び機能を有するもの
とする。
【0051】この第3の実施の形態であるMRヘッドで
は、センス電流用電導体層40が、上述した軟磁性材料
からなる軟磁性膜、非磁性膜、及び上述した反強磁性材
料からなる反強磁性膜からなる多層部41が積層されて
構成されている。この多層部41は、第1の軟磁性膜4
2と、この第1の軟磁性体42に積層された第1の非磁
性体43と、この第1の非磁性体43に積層された第2
の軟磁性体44と、この第2の軟磁性体44に積層され
た反強磁性膜45と、この反強磁性膜45に積層された
第2の非磁性膜46とから構成されている。
【0052】この第1の軟磁性膜42及び第2の軟磁性
膜44は、トラック幅方向Bに平行で互いに逆方向に向
いた磁化を有することによって、磁気的に安定化されて
いる。また、第2の軟磁性膜44は、第1の非磁性膜4
3と接している側面と対向する側面に反強磁性膜45が
配されていることによって、その磁化方向が交換相互作
用によって強制的に規定されて形成されている。反強磁
性膜45は、第2の軟磁性膜44と接している側面と対
向する側面に第2の非磁性膜46が配されることによっ
て、さらに上層に配される軟磁性膜に対して磁気的な影
響を与えることはない。
【0053】センス電流用電導層40は、上述のように
構成された多層部41が繰り返し積層され構成されてい
る。このとき多層部41内においては、第1の軟磁性膜
42と第2の軟磁性膜44との間に閉ループが形成さ
れ、これらが磁気的に安定化する。そして、更に、多層
部41の最上層の第2の非磁性膜46と多層部41上に
積層された多層部41Aの最下層の第1の軟磁性膜47
との間に閉ループが形成され、これらが磁気的に安定化
する。
【0054】したがって、複数の多層部41,41Aが
積層されてなるセンス電流用電導層40は、非常に磁気
的に安定なものとなる。このようにセンス電流用電導層
40は、磁気的に非常に安定であるために、このMRヘ
ッドでは、非常に安定な再生出力を得ることができる。
【0055】なお、第3の実施の形態において、センス
電流用電導層は、図5(B)に示すような多層部48を
積層したセンス電流用導体層49であってもよい。この
多層部48は、第1の軟磁性膜50と、この第1の軟磁
性膜50に積層された第1の非磁性膜51と、この第1
の非磁性膜51に積層された反強磁性膜52と、この反
強磁性膜52に積層された第2の軟磁性膜53と、この
第2の軟磁性膜53に積層された第2の非磁性膜54と
から構成されている。
【0056】上述のように構成された多層部48は、反
強磁性膜52が第2の軟磁性膜53の磁化方向を交換相
互作用によって強制的に規定することにより、第1の軟
磁性膜50の磁化方向がトラック幅方向Bに安定化され
るように形成される。そして、センス電流用導体層49
は、第1の軟磁性膜50と第2の軟磁性膜53との間に
閉ループを形成することともに第2の軟磁性膜53と積
層された多層部48Aの第1の軟磁性膜55との間に閉
ループを形成する。このように、センス電流用導電層4
9は、多層部48、48Aが積層されることによって、
上述のように多くの閉ループを形成し磁気的に安定化す
る。
【0057】したがって、複数の多層部48,48Aが
積層されてなるセンス電流用電導層49は、非常に磁気
的に安定なものとなる。このようにセンス電流用電導層
49は、磁気的に非常に安定であるために、このMRヘ
ッドでは、非常に安定な再生出力を得ることができる。
【0058】したがって、磁気抵抗効果素子3は、磁気
抵抗効果膜11が全体に亘って均一に磁化されることに
よって、磁気抵抗効果を安定的に発生する。これによ
り、MRヘッドは、磁気抵抗効果素子3が磁気記録媒体
の信号磁界に応じた磁気抵抗効果を示し、信号磁界を正
確に再生出力する。
【0059】また、上述したセンス電流用導電層40,
49は、センス電流用導電層40,49を構成する各膜
の膜厚を調節することにより、信号磁界の引込み効率を
調節することができる。これにより、センス電流用導体
層40,49は、磁気抵抗効果膜11の磁気的特性に応
じて信号磁界の引込み効率を調節することができる。
【0060】なお、本発明は、上述した第1乃至第3の
実施の形態に限定されず、例えば、トラック幅方向Bに
対して垂直方向に一対の磁気抵抗効果素子を配したいわ
ゆる2層MRヘッドにも適用可能である。
【0061】また、本発明は、第1の実施の形態乃至第
3の実施の形態に示したように、電極とフラックスガイ
ドとを兼ねたセンス電流様導体層を有するMRヘッドに
限定されるものではない。すなわち、本発明は、例えば
磁気抵抗効果素子のトラック幅方向Bの両端部に一対の
電極を配して構成されるいわゆる横型MRヘッドにも適
用される。この場合、フラックスガイドは、一対の電極
の間に磁気抵抗効果素子の後部に配される。これによっ
て、フラックスガイドは、磁気抵抗効果素子を磁気的に
安定化するとともに磁気記録媒体の信号磁界を効率よく
引き込むことができる。
【0062】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る薄膜磁気ヘッドでは、フラックスガイドの磁化方向
が強制的に規定しており、フラックスガイドが磁気的に
安定化しているので、磁気抵抗効果素子に磁気記録媒体
からの信号磁界が安定的に引き込まれる。したがって、
この薄膜磁気ヘッドでは、再生出力がより安定なものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したMRヘッドの一例を示す要部
横断面図である。
【図2】図1に示したMRヘッドを媒体摺動面側から見
た要部正面図である。
【図3】本発明を適用したMRヘッドにおけるフラック
スガイドと磁気抵抗効果素子との関係を示す斜視図であ
る。
【図4】第2の実施の形態であるMRヘッドにおけるフ
ラックスガイドと磁気抵抗効果素子との関係を示す斜視
図である。
【図5】第3の実施の形態であるMRヘッドにおけるフ
ラックスガイドと磁気抵抗効果素子との関係を示す斜視
図である。
【図6】MRヘッドの基本的な構成を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 下層シールド、2 下部ギャップ層、3 磁気抵抗
効果素子、4 非磁性絶縁層、5 保護層、6 センス
電流用導体層、7 非磁性絶縁層、8 バイアス電流用
導体層、9 上部ギャップ層、10 上層シールド、1
1 磁気抵抗効果安定化層、12 非磁性絶縁層、13
磁気抵抗効果層、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗効果を示す磁性体を有する磁気
    抵抗効果素子と、磁気記録媒体からの磁場を上記磁気抵
    抗効果素子に引き込むフラックスガイドとを有する薄膜
    磁気ヘッドにおいて、 上記フラックスガイドは、少なくとも軟磁性体と、硬磁
    性体又は反強磁性体とが積層されて形成されていること
    を特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記フラックスガイドは、上記磁気抵抗
    効果素子に対して電気的に接続され、上記磁気抵抗効果
    素子に対して電流を供給する電極となることを特徴とす
    る請求項1に記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 磁気抵抗効果を示す磁性体を有する磁気
    抵抗効果素子と、磁気記録媒体からの磁場を上記磁気抵
    抗効果素子に引き込むフラックスガイドとを有する薄膜
    磁気ヘッドにおいて、 上記フラックスガイドは、軟磁性膜と、上記軟磁性膜の
    両端部に積層された硬磁性膜又は反強磁性膜とを備えて
    いることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 上記フラックスガイドは、上記磁気抵抗
    効果素子に対して電気的に接続され、上記磁気抵抗効果
    素子に対して電流を供給する電極となることを特徴とす
    る請求項3に記載の薄膜磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 磁気抵抗効果を示す磁性体を有する磁気
    抵抗効果素子と、磁気記録媒体からの磁場を上記磁気抵
    抗効果素子に引き込むフラックスガイドとを有する薄膜
    磁気ヘッドにおいて、 上記フラックスガイドは、少なくとも軟磁性膜と、反強
    磁性膜と、非磁性膜とが積層された多層部を有し、上記
    多層部が少なくとも1以上積層されてなることを特徴と
    する薄膜磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 上記多層部は、第1の軟磁性膜と、第1
    の軟磁性膜上に積層された第1の非磁性膜と、第1の非
    磁性膜上に積層された第2の軟磁性膜と、第2の軟磁性
    膜上に積層された反強磁性膜と、反強磁性膜上に積層さ
    れた第2の非磁性膜とからなることを特徴とする請求項
    5に記載の薄膜磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】 上記多層部は、第1の軟磁性膜と、第1
    の軟磁性膜上に積層された第1の非磁性膜と、第1の非
    磁性膜上に積層された反強磁性膜と、反強磁性膜上に積
    層された第2の軟磁性膜と、第2の軟磁性膜上に積層さ
    れた第2の非磁性膜とからなることを特徴とする請求項
    5に記載の薄膜磁気ヘッド。
  8. 【請求項8】 上記フラックスガイドは、上記磁気抵抗
    効果素子に対して電気的に接続され、上記磁気抵抗効果
    素子に対して電流を供給する電極となることを特徴とす
    る請求項5に記載の薄膜磁気ヘッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6597546B2 (en) 2001-04-19 2003-07-22 International Business Machines Corporation Tunnel junction sensor with an antiferromagnetic (AFM) coupled flux guide
US6721139B2 (en) 2001-05-31 2004-04-13 International Business Machines Corporation Tunnel valve sensor with narrow gap flux guide employing a lamination of FeN and NiFeMo
US7881021B2 (en) 2008-01-30 2011-02-01 Tdk Corporation CPP type magnetoresistive device with biasing arrangement for ferromagnetic layers having respective magnetizations orthogonal to one another, and magnetic disk system using same

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