JPH09251559A - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

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Publication number
JPH09251559A
JPH09251559A JP8059151A JP5915196A JPH09251559A JP H09251559 A JPH09251559 A JP H09251559A JP 8059151 A JP8059151 A JP 8059151A JP 5915196 A JP5915196 A JP 5915196A JP H09251559 A JPH09251559 A JP H09251559A
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JP
Japan
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coins
coin
guide member
hole
storage container
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Application number
JP8059151A
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English (en)
Inventor
Toshio Ariga
淑郎 有賀
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、不要な硬貨の永久循環を防止するこ
とを可能とし、また、一度に多量に硬貨を放出させるこ
とのないようにした硬貨処理装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】本発明は硬貨Kを投入させる投入口部31
を有したオーバフロー箱19と、このオーバフロー箱1
9内に設けられ前記投入口部31から投入された硬貨K
を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイド部
材35と、このガイド部材35に対し略直交する状態で
設けられ、前記ガイド部材35により案内される硬貨K
を穴部52…に導入させて回転することにより、上方へ
搬送する回転盤38と、この回転盤38の回転により上
方へ搬送されてくる硬貨Kを外部に放出させる放出口部
31とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、自動預
出金機(ATM)に備えられる硬貨処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動預出金機に備えられる硬貨処理装置
では、少量から多量の入金処理と、釣銭としての少量出
金処理があるが、顧客の取引内容によって処理が違うた
め、装置全体としては硬貨をリサイクルしながら利用し
ている。
【0003】入金硬貨は収納容器の投入口から投入さ
れ、この投入された硬貨は繰出し部により1枚ずつ連続
的に繰り出される。この硬貨は搬送路により搬送されな
がら、検知部にて金種が判別される。金種判別された硬
貨は、搬送区分されて一時保留部に集積され、この時点
で、入金硬貨の金額が確定し、顧客の入金処理は完了す
る。
【0004】顧客が入金金額を外部表示装置等で確認す
ると、一時保留した硬貨は再度、繰出し部に落とし込ま
れる。この硬貨は、繰出し部より1枚ずつ連続的に搬送
路へ繰り出され、検知部にて金種判別され、選別ゲート
にて金種別の収納筒へ収納される。
【0005】一方、大半が釣銭用として出金される場
合、例えば999円を出金する場合を仮定すると、1円
4枚、5円1枚、10円4枚、50円1枚、100円4
枚、500円1枚の合計15枚が、金種ごとの筒より計
数しながら指定枚数分放出する。
【0006】放出された硬貨は、下部繰り出し部に一旦
集めた後、繰り出し動作により1枚ずつ繰り出され、縦
搬送コンベアにて上部の繰出し部へ搬送される。そし
て、上部繰出し部にて再度1枚ずつ連続的に搬送路へ繰
り出され、投入口に出金枚数分放出される。
【0007】ところで、通常、投入口より投入される入
金硬貨は、顧客が金額確認した後、金種ごとの収納筒に
集積するが、収納筒の集積容量には限りがあり、容量以
上の入金が連続した場合は、硬貨の種類を混在させたま
ま多量に収納できるオーバーフロー箱(収納容器)に搬
送路より選別ゲートにて集積出来るように工夫してい
る。
【0008】また、特定金種、例えば1円硬貨の釣銭出
金が続いた場合は、その金種の収納筒の硬貨量が減少し
てくるため、補充が必要となる。この場合、オーバーフ
ロー箱より下部繰り出し部へ金種混合のまま硬貨を放出
し、前述と同様の方法で1枚ずつ搬送させ、検知部にて
検知して、特定の金種硬貨のみを収納筒に選別ゲートに
て区分補充収納させ、それ以外の金種は、元のオーバー
フロー箱に戻すようにしている。
【0009】図16〜図18は、従来のオーバーフロー
1を示すものである。オーバフロー箱1の上部入口2か
ら投入された硬貨Kは、ベルト3で受けられ、ベルト3
が駆動ローラ4の回転により走行されることにより、出
口5へ搬送される。
【0010】出口5の幅は、出口以降の構造物による制
限があるため狭く、オーバーフロー箱1内に設けられた
ベルト3の幅にも、自ずから出口5の幅に合わせた狭い
形状にしなければならない。このため、オーバーフロー
箱1の内部にはガイド6が設けられ、硬貨Kを幅寄せす
るようになっている。
【0011】また、出口5はシャッタ7により開閉さ
れ、硬貨Kの放出が必要な際には、上下、左右どちらか
に開き、出口5の窓全域を開けて硬貨Kを容易に放出
し、オーバーフロー箱1内に硬貨Kを収納させたい時に
は閉じている。
【0012】ところで、ベルト3の表面は摩擦力が大き
いゴム材で製作されており、ベルト3表面に接した硬貨
Kを出口5側に搬送する。また、ベルト3の搬送速度は
出口5から硬貨Kが放出される状況にもよるが、後工程
を考慮して、多量に放出することを防止するために遅く
設定している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低速度
のベルト3で硬貨Kの放出を連続的に行っていくと、ベ
ルト3の表面に接することが出来ない硬貨Kも現れ、搬
送力が得られない硬貨K同志が、ガイド6や、オーバー
フロー箱1の内壁との間にブリッジ等の空間を作ってし
まい、出口5まで搬送されない状況が発生する。
【0014】この場合、出口5側に近い部分はベルト3
の動作に関係なく硬貨Kの自重で放出され、上部まで空
間を作ってしまう。この様な現象がオーバーフロー箱1
内で発生すると、上部入口2より入った硬貨Kが出口5
に直接流れ出す現象が発生し、補充したい金種の硬貨を
収納筒へ補充したくても、不要で戻された硬貨Kそのも
のが出口5より流れ出てくる現象につながり、補充に時
間がかかったり、補充ができない等、永久循環の発生す
る障害となっていた。
【0015】また、オーバーフロー箱1に硬貨Kが十分
入っている場合は、シャッタ7を開放すると同時に、出
口5近くの硬貨Kが一度に放出されるため、下部繰り出
し部の処理能力以上の硬貨Kが入ることによる処理不能
や、処理時間オーバーフロー、繰出し不良によるジャム
等の障害も多発していた。
【0016】そこで、本発明は、不要な硬貨の永久循環
を防止することを可能とし、また、一度に多量に硬貨を
放出させることのないようにした硬貨処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、硬貨を投入させる投
入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けられ
前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積するとと
もに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部材
に対し略直交する状態で設けられ、前記ガイド部材によ
り案内される硬貨を穴部に導入させて回転することによ
り、上方へ搬送する回転体と、この回転体の回転により
上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出させる放出口部
とを具備する。
【0018】請求項2記載のものは、硬貨を投入させる
投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けら
れ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積すると
ともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部
材に対し略直交する状態で設けられ、外周部に回転方向
に亘って複数の穴部を有し、前記ガイド部材により案内
される硬貨を最下端に位置する穴部に導入させて回転す
ることにより、上方へ搬送する回転体と、この回転体の
回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出させ
る放出口部とを具備する。
【0019】請求項3記載のものは、硬貨を投入させる
投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けら
れ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積すると
ともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部
材に対し略直交する状態で設けられ、前記ガイド部材に
より案内される硬貨を穴部に導入させて回転することに
より、上方へ搬送する回転体と、この回転体の中央部よ
り上部側に位置し、前記回転体の回転により上方へ搬送
されてくる硬貨を外部に放出させる放出口部とを具備す
る。
【0020】請求項4記載のものは、硬貨を投入させる
投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けら
れ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積すると
ともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部
材に対し略直交する状態で設けられ、前記ガイド部材に
より案内される硬貨を穴部に導入させて回転することに
より、上方へ搬送する回転体と、この回転体の穴部より
径および回転方向の長さが大きく形成され、前記回転体
の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出さ
せる放出口部とを具備する。
【0021】請求項5記載のものは、硬貨を投入させる
投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けら
れ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積すると
ともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部
材に対し略直交する状態で設けられ、前記ガイド部材に
より案内される硬貨を穴部に導入させて回転することに
より、上方へ搬送する回転体と、この回転体の回転によ
り上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出させる放出口
部と、この放出口部と前記回転体との間に設けられ、前
記放出口部と同形状の通孔を有し、回転することにより
前記通孔を介して前記穴部と前記放出口部とを連通させ
て硬貨を放出させる開閉部材とを具備する。
【0022】請求項6記載のものは、硬貨を投入させる
投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けら
れ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積すると
ともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部
材に対し略直交する状態で設けられ、前記ガイド部材に
より案内される硬貨を穴部に導入させて回転することに
より、上方へ搬送する回転体と、この回転体の回転によ
り上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出させる放出口
部と、この放出口部と前記回転体との間に前記回転体と
同形状で同軸的に設けられ、回転することにより通孔を
介して前記穴部と前記放出口部とを連通させて硬貨を放
出させる開閉部材とを具備する。
【0023】請求項7記載のものは、硬貨を投入させる
投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けら
れ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積すると
ともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部
材に対し略直交する状態で設けられ、外周部に穴部を有
し、この外周部の肉厚を、取扱う最大外径の硬貨の直径
の半分以上と厚くし、中心部の肉厚を外周部よりも薄く
し、前記ガイド部材により案内される硬貨を穴部に導入
させて回転することにより、上方へ搬送する回転体と、
この回転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外
部に放出させる放出口部とを具備する。
【0024】請求項8記載のものは、硬貨を投入させる
投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けら
れ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積すると
ともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部
材に対し略直交する状態で設けられ、前記ガイド部材に
より案内される硬貨を穴部に導入させて回転することに
より、上方へ搬送する回転体と、この回転体の回転によ
り上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出させる放出口
部と、前記回転体の上部側に設けられ、前記投入口部よ
り投入される硬貨が前記回転体に当接しないようにガイ
ドするガイド部とを具備する。
【0025】請求項9記載のものは、硬貨を投入させる
投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設けら
れ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積すると
ともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド部
材に対し略直交する状態で正逆回転自在に設けられ、前
記ガイド部材により案内される硬貨を穴部に導入させて
回転することにより、上方へ搬送する回転体と、この回
転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放
出させる放出口部とを具備する。
【0026】請求項10記載のものは、硬貨を投入させ
る投入口部を有した収納容器と、この収納容器内に設け
られ前記投入口部から投入された硬貨を受けて集積する
とともに、一方向に案内するガイド部材と、このガイド
部材に対し略直交する状態で設けられ、前記投入口部か
らの硬貨の投入中に正逆回転され、前記ガイド部材によ
り案内される硬貨を穴部に導入させて回転することによ
り、上方へ搬送する回転体と、この回転体の回転により
上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出させる放出口部
とを具備する。
【0027】本発明は、投入口から投入されてガイド部
材により案内されてくる硬貨を回転体の穴部に導入さ
せ、この硬貨を回転体の回転により上方へ搬送して放出
口部から外部に放出させる。
【0028】これにより、投入口部から投入された硬貨
がその自重のみで、直接、放出口から外部に放出するこ
とを防止するとともに、放出口から一度に多量の硬貨を
放出させることのないようにする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図15に示
す一実施の形態を参照して説明する。図2は自動預出金
機に備えられる硬貨処理装置を示すものである。図中1
1は装置本体で、この装置本体11の上部側には、硬貨
を投入させる投入口12が設けられている。投入口12
の下方部には、硬貨を一枚ずつ連続的に繰り出す上部繰
出し部13が設けられている。
【0030】上部繰出し部13の硬貨繰り出し方向に
は、繰り出された硬貨を搬送する第1の搬送機構14が
設けられている。この第1の搬送機構14中には搬送さ
れる硬貨の金種を判別する検知部15が設けられてい
る。
【0031】投入口12の近傍には金種が判別された硬
貨を一時集積する一時保留部16が設けられている。一
時保留部16に硬貨が集積されたときは、入金硬貨の金
額が確定し、顧客の入金処理が完了する。顧客が入金金
額を外部表示装置(図示していない)等で確認すると、
一時保留した硬貨は再度、上部繰出し部13に落とし込
まれ、上部繰出し部13より1枚ずつ連続的に第1の搬
送機構14へ繰り出される。
【0032】第1の搬送機構14の下方部には、金種判
別された硬貨を選別する選別ゲート17を介して硬貨を
金種別に収納する収納筒18が配設されている。上部繰
出し部13の下方部には収納筒18に収納仕切れない硬
貨を集積する収納容器としてのオーバフロー箱19が設
けられている。オーバフロー箱19は硬貨を案内するダ
クト20を介して第1の搬送機構14に接続されてい
る。
【0033】収納筒18の下方部には収納筒18から放
出される硬貨を一旦集積する下部繰出し部20が設けら
れている。下部繰出し部20と上部側繰出し部13とは
下部繰出し部20から繰り出される硬貨を持ち上げて搬
送する第2の搬送機構21を介して接続されている。下
部繰出し部20とオーバフロースタッカ19とはオーバ
フロースタッカ19から放出される硬貨を搬送する第3
の搬送機構22を介して接続されている。下部繰出し部
20の斜め上方には硬貨Kを装填する装填庫22が設け
られている。
【0034】次に、硬貨処理時の硬貨の流れについて説
明する。まず、大半が釣銭用として出金される場合、例
えば999円を出金する場合を仮定すると、1円4枚、
5円1枚、10円4枚、50円1枚、100円4枚、5
00円1枚の合計15枚が、金種ごとの収納筒18より
計数しながら指定枚数分放出される。放出された硬貨
は、下部繰り出し部20に一旦集めた後、繰り出し動作
により1枚ずつ繰り出される。この硬貨は、第2の搬送
機構21により、上部繰出し部13へ搬送され、さらに
上部繰出し部13にて再度1枚ずつ連続的に第1の搬送
機構14へ繰り出され、この第1の搬送機構14により
投入口12に出金枚数分放出される。
【0035】また、投入口12より投入される入金硬貨
は、顧客が金額を確認した後、金種ごとの収納筒18に
集積される。しかし、収納筒18の集積容量には限りが
あり、容量以上の入金が連続した場合は、硬貨の種類を
混在させたまま多量に収納できるオーバーフロースタッ
カー19に第1の搬送機構14から選別ゲート17およ
びダクト20を介して集積される。
【0036】ところで、特定金種、例えば1円硬貨の釣
銭出金が続いた場合は、その金種の収納筒8の硬貨量が
減少してくるため、補充が必要となる。この場合、オー
バーフロー箱19より、第3の搬送機構22を介してダ
イ下部繰り出し部20へ金種混合のまま硬貨を放出し、
この下部繰出し部20から前述と同様の方法で1枚ずつ
繰出し搬送させ、検知部15にて検知して、特定の金種
硬貨のみを収納筒18に選別ゲート17を介して区分補
充収納させ、それ以外の金種は、元のオーバーフロー箱
19に戻す。
【0037】図1は本発明に係わる収納容器としてのオ
ーバーフロー箱19を示す構成図である。オーバーフロ
ー箱19の上面部には、オーバーフロー硬貨を導入させ
る入口部(投入口部)31が設けられ、側面部には硬貨
を放出させる出口部32が設けられている。オーバーフ
ロー箱19内の上部側には導入されてくる硬貨が後述す
るピックアップ機構33に直接触れないようにガイドす
る案内板34が設けられている。オーバーフロー箱19
内には案内板34によって案内される硬貨を受けるガイ
ド部材としての受皿35が設けられている。この受皿3
5は一端側が下降するように傾斜され、この受皿35の
一端側には図中左側に75度傾斜する状態でピックアッ
プ機構33が設けられている。
【0038】ピックアップ機構33は下板36および上
板40を備え、下板36と上板40との間には、センタ
ーシャフト39を介して回転体としての回転盤38と開
閉部材としてのシャッタ37が回転可能に同軸的に取り
付けられている。
【0039】回転盤38とシャッタ37の外周面にはギ
ヤ部38a,37aが形成されている。回転盤38のギ
ヤ部38aには、駆動ギヤ41を介して駆動モータ42
が接続され、回転盤38を正逆回転できるようになって
いる。
【0040】ピックアップ機構33と出口部32との間
にはピックアップされた硬貨を出口32に案内するガイ
ド43が設けられている。図3および図4はピックアッ
プ機構33を異なる角度から示す斜視図である。
【0041】ピックアップ機構33の下部側には回転盤
38とシャッタ37の外周ギヤ部38a,37aに噛合
される切替ギヤ44がスライド自在に設けられている。
受皿35は円弧状に形成され、硬貨を中央部に集めて回
転盤38に案内するようになっている。
【0042】図5はピックアップ機構33を示す側断面
図で、図6はその分解斜視図である。上板40と下板3
6の上下部間にはスタッド51,51が配置され、回転
盤38とシャッタ37が容易に回転出来るスペースが確
保されている。
【0043】回転盤38の外周部には、本機構で取扱う
最大外形硬貨より幾分大きい、穴部としてのピックアッ
プ穴52が複数個に均等に配置されている。回転盤38
の厚みは、ピックアップ穴52の外周部近くで最大外形
硬貨の半分より厚い肉厚となっている。回転盤38の回
転中心部近くは、外周部の肉厚よりも薄く、収納硬貨の
容量を増加させると同時に、回転盤38の硬貨導入側の
面で硬貨をバランスを崩して攪拌する目的も含んでい
る。図18は回転盤38の硬貨導入側の面を平面状に形
成した場合を示すもので、この場合には回転盤38の硬
貨導入側の面に硬貨Kが接触した状態で溜まってしまう
虞がある。
【0044】シャッタ37は回転盤38と下板36との
間に配置されていて、通孔としての放出穴53を有して
いる。シャッタ37の放出穴53は図10に示すよう
に、取り扱う最大外形硬貨より幾分大きめの径でシャッ
タ37の外周部に沿って長孔状に形成されている。シャ
ッタ37が回転されてその放出穴53が下板36の後述
する出口穴(放出口部)36aに対向される。すなわ
ち、硬貨の放出が可能な位置に停止した時には、放出穴
53はその一端側がシャッタ37の中心部より上部に位
置し、他端側がシャッタ37の最上部側に位置するよう
になっている。
【0045】さらに、シャッタ37の放出穴53は回転
盤38の回転方向に沿って形成され、回転盤38の厚い
部分で掻き上げられた硬貨の落下を早めて回転盤38の
ピックアップ穴52が最上部位置まできたときには、残
留しないようになっている。シャッタ37の放出穴53
が、下板36の下板出口穴36aから移動されてシャッ
タ37が下板出口穴36aを塞ぐ位置に停止している時
は、上部入口部31よりの硬貨の収納のみとなる。
【0046】図7および図8は切替ギヤ44の駆動機構
を示すものである。図中64は電磁マグネットで、この
電磁マグネット64にはレバー58の中途部が接続され
ている。レバー58は下端部が回動自在に支持され、上
端部にはシャッタ37に穿設された放出時あるいは収納
時の位置決めをするためのストップ穴60に嵌まるピン
65が突設されている。レバー58の中途部には、レバ
ー58を矢印方向に付勢するスプリング63が接続さ
れ、さらに、レバー58の中途部は、切換ギヤ44の溝
44aに係合されている。切換ギヤ44はシャフト62
にスライド自在に支持されている。
【0047】電磁マグネット64のオフ時には、スプリ
ング63の付勢力により、レバー58が回動され、切換
ギア44を回転盤38側のギア38aに噛み合わせる。
電磁マグネット64のオン時には、レバー58がスプリ
ング63の付勢力に抗して矢印方向に回動され、切換ギ
ア44をシャッタ37側にスライドしてギヤ37aに噛
み合わせる。この時、レバー58のピン65がシャッタ
37のストップ穴60から外れるため、回転可能とな
る。レバー58の先端部のピン65は、電磁マグネット
64のオフ時には、スプリング63の付勢力により、シ
ャッタ37のストップ穴60に挿入されていて、回転を
停止させている。
【0048】なお、電磁マグネット64がオンすると、
レバー58の先端部のピン65がシャッタ37のストッ
プ穴60から先に外れたのち、切換ギア44がシャッタ
37のギヤ37aに噛み合ってシャッタ37の回転を可
能とする。
【0049】また、電磁マグネット64をオンさせて切
換ギア44で動力をシャッタ37に伝達している最中
に、電磁マグネット64をオフすると、レバー58のピ
ン65の先端が、回転中のシャッタ37の平面部に接触
し、ストップ穴60にピン65が嵌まるまで動力が伝達
され、シャッタ37が途中で停止することがない。
【0050】下板36には回転盤38によりピックアッ
プされ、シャッタ37の放出穴53を通過してきた硬貨
を外部に排出するための放出口部としての下板出口穴3
6aが設けられている。この下板出口穴36aの穴形状
は、シャッタ37の放出穴53と同形状となっている。
下板出口穴36aより放出される硬貨は、出口ガイド4
3に導かれて外部に放出される。出口ガイド43の幅
は、外部装置に導きやすいよう狭くしている。
【0051】また、回転盤38を覆うように上板40が
配置され、図9に示すように、回転盤38のピックアッ
プ穴52…に硬貨が入りやすい形状となっている。すな
わち、上板40の開口部40aの下部側は、回転盤38
の最下端のピックアップ穴52…の少し上に位置され、
受皿35によって案内される硬貨がピックアップ穴52
に滑り込み易くしている。
【0052】また、上板40の開口部40aの上部側
は、ピックアップ穴52…と接する位置まで径が大きく
され、硬貨の拾いを良くしている。次に、ピックアップ
機構33の動作について説明する。
【0053】まず、オーバーフロー箱19内に硬貨を収
納するときは、図11に示すように、シャッタ37が下
板36の出口穴36aを閉じた位置で、かつ、回転盤3
8が回転しない状態になっている。
【0054】硬貨は上部入口31より導入され、この硬
貨Kは直接、回転盤38に触らないように案内板34で
案内されて受皿35上に金種混合バラバラの状態で集積
される。この集積状態は、取扱いの状況にもよるが、空
に近い時もあれば、満杯になる時もある。
【0055】収納筒18…の硬貨残量が少なくなると、
全体を制御している制御部(図示していない)の判定
で、オーバーフロー箱19から硬貨を放出させる補充の
指示が出る。
【0056】このときには、駆動モータ42により駆動
ギヤ41を介して回転盤38が回転されるととともに、
電磁マグネット64がオンされて、図8に示すようにレ
バー58がスプリング63の付勢力に抗して回動され
る。これにより、ピン65がストッパ穴60から抜かれ
るとともに、切替ギヤ44が移動されてシャッタ37の
ギヤ部37aに噛み合って、回転盤38とともにシャッ
タ37が回転される。この回転開始後、電磁マグネット
64がオフされ、図7に示すように、レバー58がスプ
リング63の付勢力により、逆方向に回動されてピン6
5がシャッタ37の表面部に摺接される。シャッタ37
の回転により、その放出穴53が図12に示すように、
下板36の下板出口穴36aに対向すると、自動的にピ
ン65がシャッタ37のストップ穴60に入り込み回転
が停止する。シャッタ37の回転停止後も、回転盤38
は回転を継続する。
【0057】回転盤38のピックアップ穴52…内には
図13および図14に示すように、硬貨Kが入り込んで
埋まり、回転盤38の回転により、上方へと搬送され
る。シャッタ37の放出穴53にピックアップ穴52…
が到達して対向すると、傾斜を利用して硬貨Kが外方向
へ移動し、放出穴53から下板出口穴36aを通して出
口ガイド43側に放出されていく。
【0058】硬貨取り出しの初期状態では、回転盤38
上に設けられた複数のピックアップ穴52…の全てに硬
貨が埋まっているが、回転が継続するに連れ、案内板3
4のガイドにより、自重で直接ピックアップ穴52…に
入る硬貨Kがなくなるため、回転盤38の中央より下部
側でピックアップ穴52…に硬貨が入るようになる。
【0059】このことにより、受皿35の底辺に近い部
分の硬貨K…よりピックアップ穴52…に入ることにな
り、戻されてくる指定外の硬貨Kが循環することも少な
くなる。
【0060】また、75度に傾斜した回転盤38の中央
部の肉厚を薄くすることで、中央部のみ硬貨Kが余分に
入り込み、ピックアップ穴52…に入る角度を緩くさせ
ると同時に、余分に入り込んだ硬貨Kをピックアップ穴
52…の端部で、撹拌させる役目も担っている。
【0061】また、ピックアップ穴52…に埋まってい
る硬貨K…の姿勢はバラバラで、時には、放出穴53か
ら放出されない場合もある。この場合、下板出口穴36
aに引っ掛かり、回転盤38が回転しない状況も発生す
るため、回転盤38を逆転させて解除する。
【0062】オーバーフロー箱19に収納されている硬
貨Kの量が空に近いときは、受皿35から硬貨Kが水平
にピックアップ穴52…へ入ることになる。この様な場
合は、ピックアップ穴52…の外周部の厚みを、取扱硬
貨Kの半分より広くしているため、水平に入っても、ピ
ックアップ穴52…の厚みで硬貨Kを支え、持ち上げて
いく。
【0063】放出穴53の開放開始位置を水平に近い部
分にしているため、途中で硬貨Kの放出移動が入り、最
後まで放出が可能としている。補充途中でシャッタ37
を閉じる場合は、電磁マグネット64をオンし、切換ギ
ア44をシャッタ37側へスライドさせて回転力を与
え。開放と同じ要領で閉じさせる。
【0064】収納時には硬貨が案内板34に接するた
め、受皿35の放出側から遠方に集積が開始される。ま
た、硬貨Kの姿勢がバラバラなため、集積状態では、硬
貨Kと硬貨Kとの隙間が大きく、集積密度が少ない状況
になる。
【0065】これを防止するために、回転盤38を少し
正逆回転させ、硬貨Kに振動を与えることで隙間を減ら
し、集積密度を向上させることができる。なお、回転盤
38の回転速度を可変とし、硬貨の放出枚数を制御する
ようにしても良い。
【0066】また、下板出口穴36の出口穴36aをシ
ャッタ37の放出穴53より大きくして、硬貨をより一
層、容易に放出できるようにしても良い。さらに、上板
40、回転盤38、シャッタ37等を硬貨Kの材質より
も柔らかい材料で成形して、硬貨Kに傷を付けないよう
にしても良い。
【0067】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、投入口部
から投入されてガイド部材により案内されてくる硬貨を
回転体の穴部に導入させ、この硬貨を回転体の回転によ
り上方へ搬送して放出口部から外部に放出させるから、
投入口部から投入された硬貨がその自重のみで、直接、
放出口部から外部に放出することがなく、不要な硬貨の
永久循環を防止できる。
【0068】また、回転体の穴部に硬貨を導入させてピ
ックアップするため、放出口部から一度に多量の硬貨を
放出させることがなく、後処理部での処理が容易にな
る。また、従来と比較して放出口部に対して、収納容器
内のガイド部材の位置を低くすることができ、収納容量
を増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるオーバフロー箱を
示す側断面図。
【図2】硬貨処理装置を示す概略的構成図。
【図3】オーバフロー箱のピックアップ機構を示す斜視
図。
【図4】オーバフロー箱のピックアップ機構を示す斜視
図。
【図5】ピックアップ機構を示す側面図。
【図6】ピックアップ機構を分解して示す斜視図。
【図7】切替ギヤの駆動系を示す図。
【図8】切替ギヤの駆動系の動作状態を示す図。
【図9】ピックアップ機構を示す正面図。
【図10】シャッタを示す正面図。
【図11】シャッタにより放出口部が閉塞された状態を
示す断面図。
【図12】シャッタの回転により放出口部が開放された
状態を示す断面図。
【図13】硬貨が放出口部から放出される状態を示す
図。
【図14】硬貨が回転盤のピックアップ穴に導入された
状態を示す図。
【図15】回転盤を平面状に形成した場合の硬貨の状態
を示す図。
【図16】従来例を示す斜視図。
【図17】従来例を示す側断面図。
【図18】従来における硬貨の放出状態を示す図。
【符号の説明】
K…硬貨 31…投入口部 19…オーバフロー箱(収納容器) 35…受皿(ガイド部材) 52…ピックアップ穴(穴部) 38…回転盤(回転体) 36a…放出口部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、前記
    ガイド部材により案内される硬貨を穴部に導入させて回
    転することにより、上方へ搬送する回転体と、 この回転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外
    部に放出させる放出口部と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 【請求項2】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、外周
    部に回転方向に亘って複数の穴部を有し、前記ガイド部
    材により案内される硬貨を最下端に位置する穴部に導入
    させて回転することにより、上方へ搬送する回転体と、 この回転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外
    部に放出させる放出口部と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  3. 【請求項3】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、前記
    ガイド部材により案内される硬貨を穴部に導入させて回
    転することにより、上方へ搬送する回転体と、 この回転体の中央部より上部側に位置し、前記回転体の
    回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出させ
    る放出口部と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  4. 【請求項4】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、前記
    ガイド部材により案内される硬貨を穴部に導入させて回
    転することにより、上方へ搬送する回転体と、 この回転体の穴部より径および回転方向の長さが大きく
    形成され、前記回転体の回転により上方へ搬送されてく
    る硬貨を外部に放出させる放出口部と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  5. 【請求項5】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、前記
    ガイド部材により案内される硬貨を穴部に導入させて回
    転することにより、上方へ搬送する回転体と、 この回転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外
    部に放出させる放出口部と、 この放出口部と前記回転体との間に設けられ、前記放出
    口部と同形状の通孔を有し、回転することにより前記通
    孔を介して前記穴部と前記放出口部とを連通させて硬貨
    を放出させる開閉部材と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  6. 【請求項6】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、前記
    ガイド部材により案内される硬貨を穴部に導入させて回
    転することにより、上方へ搬送する回転体と、 この回転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外
    部に放出させる放出口部と、 この放出口部と前記回転体との間に前記回転体と同形状
    で同軸的に設けられ、回転することにより通孔を介して
    前記穴部と前記放出口部とを連通させて硬貨を放出させ
    る開閉部材と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  7. 【請求項7】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、外周
    部に穴部を有し、この外周部の肉厚を、取扱う最大外径
    の硬貨の直径の半分以上と厚くし、中心部の肉厚を外周
    部よりも薄くし、前記ガイド部材により案内される硬貨
    を穴部に導入させて回転することにより、上方へ搬送す
    る回転体と、 この回転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外
    部に放出させる放出口部と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  8. 【請求項8】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、前記
    ガイド部材により案内される硬貨を穴部に導入させて回
    転することにより、上方へ搬送する回転体と、この回転
    体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外部に放出
    させる放出口部と、 前記回転体の上部側に設けられ、前記投入口部より投入
    される硬貨が前記回転体に当接しないようにガイドする
    ガイド部と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  9. 【請求項9】硬貨を投入させる投入口部を有した収納容
    器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で正逆回転自在に
    設けられ、前記ガイド部材により案内される硬貨を穴部
    に導入させて回転することにより、上方へ搬送する回転
    体と、 この回転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外
    部に放出させる放出口部と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
  10. 【請求項10】硬貨を投入させる投入口部を有した収納
    容器と、 この収納容器内に設けられ前記投入口部から投入された
    硬貨を受けて集積するとともに、一方向に案内するガイ
    ド部材と、 このガイド部材に対し略直交する状態で設けられ、前記
    投入口部からの硬貨の投入中に正逆回転され、前記ガイ
    ド部材により案内される硬貨を穴部に導入させて回転す
    ることにより、上方へ搬送する回転体と、 この回転体の回転により上方へ搬送されてくる硬貨を外
    部に放出させる放出口部と、 を具備することを特徴とする硬貨処理装置。
JP8059151A 1996-03-15 1996-03-15 硬貨処理装置 Pending JPH09251559A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004275754A (ja) * 2003-02-26 2004-10-07 Heiwa Corp コイン取込及び送出装置
JP2004275756A (ja) * 2003-02-26 2004-10-07 Heiwa Corp コイン取込及び送出装置
JP2004275753A (ja) * 2003-02-26 2004-10-07 Heiwa Corp コイン取込及び送出装置
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JP4727935B2 (ja) * 2003-02-26 2011-07-20 株式会社平和 コイン取込及び送出装置
JP4727936B2 (ja) * 2003-02-26 2011-07-20 株式会社平和 コイン取込及び送出装置

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