JP2021140673A - コイン送出装置およびコイン処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 投入口からコイン以外の異物が混入してしまったとしても、好適に異物を排出できるコイン送出装置、コイン処理装置を提供する。【解決手段】 コイン投入口から投入されるコインを一時的に貯留する貯留容器13の一部に開閉可能に支持された第2フラップ16を配置し、貯留容器13のコインを一枚ずつ分離するディスク44の裏面側の保持ベース43の一部に開閉可能に支持された第1フラップ17を配置する。異物除去時に第2フラップ16及び第1フラップ17を開くことで異物を外部へ排除する。【選択図】 図5

Description

本発明は、コインを一枚ずつ送り出すコイン送出装置、およびコイン送出装置を備えるコイン処理装置に関する。
一般に、国家によって発行する流通貨幣は、複数の金種のコインを含む。コインは金種毎に直径、厚み、材質、デザインが異なるので、誰にでも容易に金種が識別できる。金種毎に異なる特徴を有するので、機械により金種を識別することも可能である。しかし、コインが2枚重なる等の例外的な状態では誤った識別をすることが考えられる。そのため、コインを一枚ずつ分けて識別装置に搬送し、一枚ずつ金種を識別する必要がある。
例えば、貯留容器内のコインを一枚ずつ送り出すコイン送出装置として、特開2011−165003号公報のコイン送出装置が知られている。
この様なコイン送出装置は、2段階の工程を備える。まず、貯留容器内の複数枚のコインを1枚ずつ分離して送り出す工程、次に、1枚ずつ搬送されるコインの金種を識別する工程である。また、コイン送出装置の後段に、識別されたコインを金種毎に分けて貯留する工程などの別の行程を備えれば、コイン処理装置になる。
このコイン送出装置は、傾斜して配置されたディスクを備える。このディスクの下方部分には、コインを一時的に収納する貯留容器が配置されている。ディスクを回転させ、貯留容器内にある複数のコインを、一枚ずつ拾い上げる。ディスクには、コインが1枚入る凹部が設けられている。ディスクが貯留容器内を通ることで、貯留容器内に堆積しているコインが、凹部に1枚だけ入り、搬送される。ディスクの上方部分には、次工程へコインを受け渡す機構が備わる。凹部に保持されたコインが、ディスクの上方に搬送され、次工程に一枚ずつ受け渡される。次工程では、コインのサイズや材質などの特性を検出する複数のセンサが配置されている。センサによってコインの特徴を検出し、コインの金種の識別が行われる。このように、コイン送出装置は、複数のコインから1枚のコインを取り出し、次工程へ一枚ずつコインを送り出し、そのコインの金種を識別することができる。
また、コイン処理装置では、識別後に、さらに次工程へコインを受け渡す。次工程では、一枚ずつ区分された状態で、ベルトによってコインが搬送される。搬送路の途中に、金種毎にスライドが配置されている。それぞれのスライドは金種毎に配置されたコインホッパに接続されている。また、各スライドには、ベルトからスライドへコインを選択的に移動させる機構が備わっている。これにより、金種を識別されたコインが、搬送中に対応する金種のスライドへ落とされる。スライドに落とされたコインは、金種毎にコインホッパの貯留容器まで滑り降り、そこに格納される。
コインホッパは、所望の枚数のコインを排出することができる。コイン処理装置の例として、自動釣銭機などがある。自動釣銭機は、釣銭の額に応じて、排出するコインの金種および枚数を演算し、各金種に対応するコインホッパを制御して、必要な枚数のコインを排出する。
また、特開2013−037572号公報の硬貨操出装置では、コイン投入口からコイン以外の異物が入った場合に、排除する機構が設けられている。ディスク上にコインを貯留する容器が設けられており、この容器を揺動させ、ディスクの下部側を開閉する。コインを貯留する通常の場合は、容器の先端がディスクより下に配置され、閉じた状態となる。また、異物除去時の場合は、容器の先端がディスクより上に移動する。容器の先端が、ディスクより上に移動することで、容器とディスクとの間に隙間ができ、その隙間から異物を落とすことができる。異物を除去することで、コインの送出不良を防ぐことができる。
特開2011−165003号公報 特開2013−037572号公報
コイン処理装置は、直径、厚みが金種毎に異なる様々なコインが複数貯留された容器から全てのコインを、一枚ずつ分離し、識別し、次工程に送出さなければならない。
また、自動釣銭機や両替機などのコイン処理装置の利用者からは、処理の開始から終了までの待ち時間を短くしたいという要望がある。そのため、処理速度の速いコイン送出装置、コイン処理装置や、一度に複数のコインを扱える装置が望まれている。
例えば、コインの投入口へ、コインを一枚ずつ投入するのではなく、一度に複数のコインを投入できたとしたら、手間も省け、処理時間を短くできる。また、利用者にとって利便性も高いものとなる。
しかし一方では、投入口の間口が広くなり、コイン以外の異物が混じる可能性も高くなってしまう。また、コインの厚みに比べ、かなり厚みのある異物も混入することが考えられる。異物が混入してしまうと、コインを一枚ずつ分離し、排出できないなど、コイン送出装置の誤動作の原因ともなる。また、従来の技術では、ディスクに引っ掛かる異物を好適に排出できないという問題もあった。貯留容器にコイン以外の異物が混入された場合には、処理の妨げになるので、排出する必要がある。
本発明は、投入口からコイン以外の異物が混入してしまったとしても、好適に異物を排出できるコイン送出装置、コイン処理装置を提供する。
本発明のコイン送出装置は、コインを貯留する貯留容器と、鉛直方向に対して傾斜して配置されるベースと、前記ベースの表面の上方を回転し、前記貯留容器に貯留された前記コインを一枚ずつ保持する保持手段を備えたディスクと、を備え、前記ディスクを回転させることで前記貯留容器に貯留されている前記コインを前記保持手段に一枚ずつ保持し、前記コインを次工程に一枚ずつ送出するコイン送出装置において、前記ベースの前記コインが摺動する部分の一部に設けられた第1の開口部を開閉するフラップを有し、前記フラップが閉じる場合は、前記フラップの表面が前記ベースの表面に対して略平坦となり、前記フラップが開いた場合は、前記フラップの表面が前記ベースの表面に対して前記ディスクとは反対側に移動することを特徴とする。
本発明のコイン処理装置は、上述のコイン送出装置と、少なくとも2枚の前記コインを厚み方向に重ねた状態で投入可能なコイン投入口と、前記コイン投入口から投入された前記コインを前記貯留容器に案内する案内部と、前記コイン投入口から投入された前記コインの金種を識別する識別手段と、前記識別手段で識別された前記コインを金種毎に格納する格納手段と、前記コイン投入口から投入された前記コインまたは前記コイン以外の異物を排出する排出口と、を有し、前記フラップを開けることで前記コインまたは前記異物を前記第1の開口部から前記排出口へ排出することを特徴とする。
本発明によれば、コイン投入口から混入する異物を好適に排出することができる。また、コイン投入口がコイン2枚以上の厚みや幅があり、この投入口から異物が混入しても、異物を好適に排出することができる。
図1は、コイン処理装置の斜視図である。 図2は、コイン処理装置の外装を外した状態で第1の方向から見た場合の斜視図である。 図3は、コイン処理装置の外装を外した状態で第2の方向から見た場合の斜視図である。 図4は、コイン送出装置のコインの移動を説明する図である。 図5は、コイン送出装置の要部を説明する上方から見た場合の斜視図である。 図6は、コイン送出装置の要部を説明する下方から見た場合の斜視図である。 図7は、コイン送出装置の開閉機構を説明する第1の図である。 図8は、コイン送出装置の開閉機構を説明する第2の図である。 図9は、開閉機構の概要を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
まず、コイン処理装置について、図1を用いて説明する。図1は、コイン処理装置の斜視図である。一般に使用されているコインには、複数の金種によって構成される。コインは、サイズ、材質、デザインなどの要素が金種毎に異なっている。コイン処理装置は、コインを識別して金種毎に分けて収納することができる。また、収納されたコインを、払出しなどに再利用している。
コイン処理装置1は、投入口3からコインを入れ、内部で金種を識別し、金種毎に格納する。また、必要に応じて格納されているコインを、コイン処理装置1の下面側に設けられた排出口6から排出する。投入口3は、少なくともコイン2枚以上を厚み方向に重ねて同時に入れられる幅がある。すなわち、コイン投入口である投入口3は、2枚以上の複数枚のコインを厚み方向に重ねた状態で投入口3へ投入可能である。コインを2〜10枚程度重ねて入れられる開口部があることが好ましい。一度に多くのコインが入れば、利用者にとってコインの投入が一度で済むので、利便性が高いからである。その反面、異物が混入する可能性が高くなる。
コイン処理装置1は、外側が外装2によって覆われている。略立方体の形状である。コイン処理装置1の一つの面にコインを投入する投入口3が設けられている。また、コイン処理装置1の底面であって、投入口3が設けられている面側に、コインや異物を排出する排出口6が設けられている。また、コイン処理装置1は、第1メンテナンス扉4、第2メンテナンス扉5が設けられ、外装2を外さなくとも、内部の機構等をメンテナンスすることを可能としている。各扉にはロック装置が設けられ、鍵を持つ者によりメンテナンスをする運用がされる。
次にコイン処理装置1の内部構造について図2、図3を用いて説明する。図2は、コイン処理装置の外装を外した状態で第1の方向から見た場合の斜視図である。図3は、コイン処理装置の外装を外した状態で第2の方向から見た場合の斜視図である。
コイン処理装置1は、投入口3から投入されたコインを、一時的に貯留する貯留容器13が備わっている。貯留容器13の下部は、分離部11のディスクに対応する部分に開口があり、貯留されたコインをディスクに供給することができる。ディスクによって一枚ずつ分けられたコインは、識別部12に送出される。識別部12では、ホイール14によってコインが一枚ずつ送られる。一枚ずつ送られるコインは識別センサ部20を通過するときに金種を識別する。識別センサ部20は、複数のセンサが配置され、コインの材質、サイズなどの特徴を検出する識別手段とも言える。検出された情報は不図示の制御手段により取得され、金種及び真贋を判別する。
受け渡し部15では、識別部12から次工程の振分け部へコインが受け渡される。振分け部では、振分ベルト21がレール23に沿って移動可能に配置されている。振分ベルト21には複数の搬送ピン22が設けられている。搬送ピン22は振分ベルト21の移動に伴い移動し、コイン10を一枚ずつ押してレール23に沿って移動させる。搬送ピン22の間に1枚のコイン10が入るように搬送される。
搬送ピン22間にコイン10が一枚だけ入るように、識別部12から繰り出される。識別部12のホイール14と振分ベルト21は、受け渡しのタイミングが合うように制御され回転する。金種毎に設けられたスライド25には、バー24が備わり、このバー24の状態によってコイン10をスライド25へ落とすか、レール23に沿って移動させるかを制御する。バー24の移動は、不図示の制御手段によって識別部12の識別結果に基づいて制御される。
コイン10が、コイン10の金種に対応するスライド25の位置に到達すると、バー24の状態を可変して、コイン10を対応するスライド25へ落とす。スライド25に落とされたコイン10は、通路26によって案内され、対応する金種のコインホッパ30へ格納される。本例では、コインホッパ30が4台並べられて配置されている。
コインホッパ30の上部に開口があり、通路26によって案内されるコイン10をコインホッパ30のコイン格納容器に格納する。コイン格納容器はコインを格納する格納手段である。このコイン格納容器に格納されているコイン10を、コインホッパ30の払出部31から一枚ずつ払出ベルト28上に排出する。払出ベルト28は無担ベルトであり、回転させてコイン10を排出口6へ運ぶ。コインホッパ30、払出ベルト28は、不図示の制御手段によって制御される。
図中の右端のスライド25は、リジェクト通路27に接続されている。スライド25に落とされたコイン10は、リジェクト通路27を通り排出口6へ排出される。この右端のスライド25は、識別部12においての識別結果に基づき、入金可能なコインではないと判断されたものが落とされる。例えば、対応する金種のコインホッパ30が無いコイン、偽物、硬貨ではないメダルなどである。
切り欠き部19は、コイン処理装置1の投入口3の下方に設けられた切り欠きであり、外装2と共に排出口6を形成する。
投入口3と貯留容器13の間の通路には、磁石29が備えられている。この磁石により鉄等の強磁性体の成分を含むものを吸い付ける。これにより、鉄等を含むネジなどの異物が貯留容器13に入ることを防止できる。
また、貯留容器13に入った異物を排除する開閉部は、第1フラップ17、第2フラップ16を含む。第1フラップ17、第2フラップ16は、各々が対応する開口部を開閉し、また各々が反対方向に移動して開き、内部の異物を対応する開口部から異物案内部18に落とし、排出口6へ案内する。保持ベース43に設けられた第1の開口部を第1フラップ17が開閉する。貯留容器13に設けられた第2の開口部を第2フラップ16が開閉する。異物はコイン以外の物であり、この異物があると誤動作の原因となるので、排出する。また第1フラップ17、第2フラップ16からは、異物ばかりでなく、投入されたコインを排出することもできる。
払出ベルト28は、コインホッパ30から排出されたコイン10を載せ、排出口6方向へ回転する。そして、コイン10が払出ベルト28の端部から排出口6に落ちる。
不図示の制御手段によって、分離部11、識別部12、識別センサ部20のセンサ、振分け部、コインホッパ、払出ベルト、開閉部などの駆動部分が制御される。分離部11でコイン10を一枚ずつ分けて識別部12へ送る。識別部12では、一枚ずつコイン10の金種を判断し、振分け部へ送る。振分け部では、振分ベルト21によってコイン10が搬送される。コイン10は、搬送途中で対応する金種のスライド25に到達すると、バー24が駆動され、スライド25に落とされる。落とされたコイン10はコインホッパ30へ金種毎に格納される。コインホッパ30は、必要数のコイン10を払出ベルト28上に排出す。払出ベルト28を駆動することで、載置されたコイン10が排出口6から排出される。
異物がある場合は、第1フラップ17、第2フラップ16を駆動して、貯留容器13内から異物案内部18に異物を落とす。異物は、排出口6へ排出される。このとき、磁石29により吸い寄せられている異物は、第2フラップ16の移動によって異物と磁石29との距離が広がることで吸着力が弱くなり、異物案内部18方向に落下することになる。例えば、第2フラップ16の一部に磁石29を配置する。そして、第2フラップ16を閉じたときに磁石29の配置されている部分と貯留容器13の別の部分が重なるように配置する。第2フラップ16を閉じたときは、その別の部分の内壁に異物が吸着する。第2フラップ16を開けたときは、磁石29と異物が離れるので、異物が落ちる。このように構成することができる。また逆に、貯留容器13に磁石29を配置する。そして、第2フラップ16を閉じたときに、第2フラップ16が磁石よりも貯留容器13の内側になるように配置する。第2フラップ16を閉じたときに、第2フラップ16の内側に異物が吸着する。第2フラップ16を開けたときに、異物が磁石から離れ、落ちるように構成することができる。また、貯留容器13は、異物を排除する開口を開閉する第2フラップ16を含み、投入口3から投入されたコイン10を貯留することができる。
次に、分離部11と識別部12でのコイン10の移動について説明する。図4は、コイン送出装置のコインの移動を説明する図である。
フレーム41に分離部11、識別部12が配置されている。ディスク44は、ディスク44の中心に配置されたディスク回転軸45を回転中心にして回転する。ディスク44は、中心から外縁方向に向かって徐々に低くなるように傾斜部を備える。ホイール14はホイール回転軸48を中心に回転する。ホイール14には、4本のアームがあり、各アームによってコイン10を押しながら搬送する。ディスク44には、4カ所の開口部46があり、コイン10をその中に入れて搬送する。開口部46は、コイン10を保持する保持手段とも言える。開口部46はディスク44を貫通する貫通孔である。また、ディスク44、ホイール14の外側には、コイン10が外側に移動しないように壁部40が設けられている。ここでは、開口部46によってコイン10を搬送する例を説明したが、開口部46は貫通孔だけとは限らず、ディスク44の外周部などの一部にコイン10の入る切り欠き部や突起を設けるなどの保持手段を設けたものでも良い。
ディスク回転軸45とホイール回転軸48は、不図示のモータによって回転する。モータとディスク回転軸45の間は不図示の輪列によって接続されている。また、モータとホイール回転軸48の間は不図示の輪列によって接続されている。モータ及び輪列はディスク44、ホイール14を回転させる駆動部を構成している。
ディスク44の保持ベース43は、コイン10を載置して保持する平坦な底面を形成する。識別部12の受取ベース47は、コイン10を載置して保持する平坦な底面を形成する。受取ベース47に対向してホイール14が回転自在に配置されている。保持ベース43と受取ベース47は段差無く配置され、コインを摺動させて移動することができる。また、保持ベース43と受取ベース47は鉛直方向に対して傾斜して設けられている。
識別センサ部20は、コイン10の表裏を挟み込むように、受取ベース47の一部分と、それに対向する部分とに分かれている。
ディスク44には開口部46が等角に複数個、ここでは4個設けられている。開口部46によって保持されるコイン10が、対応するホイール14のアーム間に渡される。
ディスク44からホイール14へコイン10を受け渡す部分には、ピンが設けられている。ディスク44の回転によって移動するコイン10を、このピンによって、ホイール14の方向に針路を変えることができる。ディスク44とホイール14の回転方向は逆方向であり、また連動して回転する。
識別センサ部20には、ガイド部42が設けられ、コイン10を直線的に案内する。コイン10の特徴を検出する場合、できるだけ一定の条件で検出することが望まれる。そのため、コイン10をガイド部42に沿って移動させる。ガイド部42に沿って移動しているときに識別センサ部20によって各種検出を行い、金種の判断の基となる情報を取得する。
識別センサ部20による検出後に、コイン10はホイール14に押されて移動し、振分ベルト21の搬送ピン22間に渡される。その後、コイン10は、搬送ピン22に押されながらレール23に沿って移動する。
保持ベース43は、水平方向に対して傾斜して配置されている。保持ベース43は、ホイール14側が高く、逆側が低く配置されている。保持ベース43の低い方側の一部に第1フラップ17が設けられている。重力により異物を第1フラップ17方向に集めることができる。第1フラップ17は通常時はコイン10を保持ベース43と同様に摺動させる。そのため、第1フラップ17が閉じている場合は、第1フラップ17の表面は、保持ベース43の表面に対して、コインの摺動に影響がないように、平坦または略平坦となっている。また、保持ベース43の裏面側には、第1フラップ17のディスク回転軸45の方向側の縁に沿って第1フラップ17用の回転軸が配置されている。この回転軸に、第1フラップ17の一端側が回動自在に固定されている。第1フラップ17は、ディスク44の外縁方向にある他端側が上下することで開閉する。第1フラップ17の開く方向は、保持ベース43の表面と対向するディスク44とは反対側の方向である。すなわち保持ベース43の裏側に第1フラップ17を移動させて開き、ディスク44の開口部46に入り込んだ異物を、異物案内部18の方向に落とす。第1フラップ17は、上面視で略矩形であり、一方側であるディスク44の中心方向側に回転軸が配置され、他方側であるディスク44の外縁方向側に延在している。開口部46から異物を排除するため、好ましくは、第1フラップ17の他方側の端部は、ディスク44が回転したときの開口部46の最下部に対応する位置より下方に配置する。
図の例では、第1フラップ17は上面視で略長方形であるが、この形状にこだわらず、ディスク44の回転軸方向が狭く、外縁部方向が広い扇形や台形であっても良い。また、ディスク44の回転軸より下方の部分を半円状に開口してその部分に第1フラップ17を設けても良い。
いずれにしても、異物は重力によって鉛直方向に力が加わるので、その方向に向けて落ちる。ディスク44の下方または開口部46内の下方に異物が貯まり易い。ディスク44の下方部分に第1フラップ17を設け、さらに、第1フラップ17の回転軸をディスク44の中心側に配置し、異物を排除し易くしている。少なくとも、ディスク44の下方側を開くことで異物を落とすことができる。
また、図4は保持ベース43にとって上面視の図である。第1フラップ17を開けることによって形成される保持ベース43の開口は、ディスク44の開口部46と少なくとも一部が重なるように配置されている。また、第1フラップ17を開けた状態で、ディスク44を回転させることで、4つある開口部46の全てから、異物を除去できる。少なくとも1回転させれば全ての開口部46から異物を除去できる。また、第1フラップ17を開けた状態でディスク44を回転させた場合に、異物がディスク44と保持ベース43の第1の開口部との間に挟まることも考えられる。そこで、第1フラップ17は、ディスク44が停止している時に開閉するように制御することもできる。また、第1フラップ17を開けることによって形成される保持ベース43の第1の開口部の最下端は、ディスク44の開口部46の最下端よりも低い位置に配置することで、異物を落とし易くすることができる。また、好ましくは、ディスク44の開口部46の下端側の半分以上が、保持ベース43の第1の開口部に重なるようにすることで、下端に貯まった異物を除去できる。さらに好ましくは、下端側の8割以上が、保持ベース43の第1の開口部に重なるようにする。開口部46を形成する壁部と保持ベース43の未開口の部分とで支えられて、落下しにくい異物も考えられる。しかし、開口部46の8割以上の部分が開口すれば、第1フラップ17を介して、例えば最大径のコインも、異物も排出し易くすることができる。
また、第1フラップ17は一端側に回転軸を設け他端側を上下に移動させる例を示しているが、これに限らず全体を上下させる昇降機構を用いることができる。このような場合でもリンクによる昇降機構で構築が可能である。
排出する物を異物で説明してきたが、そればかりでは無く、投入されたコインも排出することができる。そのため、第1フラップ17は少なくとも使用する最大径のコインが通り抜けることができるサイズであることが好ましい。また、第1フラップ17は、ディスク44を回転させたときに第1フラップ17の上に個別の開口部46の全体が重なることのできるサイズであることが好ましい。さらに第1フラップ17のサイズが、ディスク44の回転方向に、開口部46の1.0〜2.0倍のサイズであることが好ましい。ディスク44を回転させたときに、開口部46より、保持ベース43の第1の開口部が大きいことで、最大コイン径のコインや異物を好適に落とすことが可能となる。
次に、図5〜図8を用いてコイン送出装置について説明する。
図5は、コイン送出装置の要部を説明する上方から見た場合の斜視図である。図6は、コイン送出装置の要部を説明する下方から見た場合の斜視図である。図7は、コイン送出装置の開閉機構を説明する第1の図である。
分離部11は貯留容器13内のコインを一枚ずつ分離して、識別部12へ渡す。投入口3から入れられたコインは、貯留容器13へ落ちて貯留することができる。貯留容器13の一部に開口があり、その開口を開閉する第2フラップ16が配置されている。この部分が開閉するので第2フラップ16は開閉部材とも言える。
第1フラップ17と第2フラップ16とは、お互いに離れる方向に開き、開口面積を大きくできる。また、傾斜して配置されているディスク44の下方に溜まる異物を除去できる。第1フラップ17は、図7の点線で示された第1フラップ34のように、先端が上下するように開閉する。また、第2フラップ16は上部にある軸に対して回動し、先端が上下に移動する。第2フラップ16の先端は下端とも言える。
モータ32によってリンク33が駆動され、リンク33に接続された第2フラップ16、第1フラップ17が開閉する。
図8は、コイン送出装置の開閉機構を説明する第2の図である。第1フラップ17の裏面側から見た場合の図である。リンク33にはカム溝35が設けられ、移動軸36をこの溝に沿って移動させる。移動軸36は、第1フラップ17に設けられた固定部37に固定されている。第1フラップ17は、第1フラップ回転軸38の回転方向に移動でき、保持ベース43の開口を開閉する。バネ39は、第1フラップ17をディスク44方向に押圧する付勢手段である。バネ39は、一端が第1フラップ17の裏面の先端側に固定され、他端が図示していないが筐体に固定されている。バネ39は、第1フラップ17の開く方向に抗して力が働く。保持ベース43の表面と第1フラップ17の表面に段差ができないようにディスク44方向に付勢している。
第1フラップ17は、開かないようにするため、付勢手段によって付勢されている。例えば、バネ39である。しかし、これだけではコインの重さによって開いてしまう場合がある。そこで、第1フラップ17が閉じている場合に、第1フラップ17の先端と係合し、第1フラップ17の移動を制限する係合手段を備えることが好ましい。例えば、第2フラップ16の先端に曲げ部54を設ける。第2フラップ16及び第1フラップ17を閉じた場合に、曲げ部54が、第1フラップ17の先端を覆って係合し、第1フラップ17が開閉できないように固定する。このとき、第1フラップ17の厚み方向と第1フラップ17用の回転軸に向かう方向の双方に力が加わるように、第1フラップ17の先端はテーパーが設けられている。第1フラップ17の開閉方向に対して交差する方向から第2フラップ16の曲げ部54が係合する。これにより、第1フラップ17は曲げ部54に掛るので、移動しづらくなる。衝撃やコインの重みが加わった場合であっても、第1フラップ17の表面を保持ベース43の表面に対して平坦に保つことができる。第1フラップ17の先端部を第2フラップで固定することで、第2フラップ16を開けなければ第1フラップ17が移動できない構成とした。また、第1フラップ17のがたつきが防止できると共に第2フラップ16のがたつきも防止できる。この例では第2フラップ16を利用したが、ソレノイド等の駆動手段で板や棒などを駆動して第1フラップ17の先端と係合させる係合手段であっても良い。また、第2フラップ16は、コインの重さによる影響が小さい構成となっている。第2フラップ16が閉じているときに鉛直方向に力が加わった場合、開く方向へ加わる力の成分が小さいので、コインの重さによって開くことがない。
通常時には、第1フラップ17は閉じている。異物を除去する場合に、リンク33を移動させ、移動軸36をカム溝35に沿って移動させ、第1フラップ17を開く。また、逆に移動させれば閉じることができる。
図9は、開閉機構の概要を説明する図である。通常時、すなわち閉じている状態では、各部品は実線で示された配置である。しかし、異物排除時、すなわち開いている状態では、第1フラップ17、第2フラップ16が各々点線で示された第2フラップ50、点線で示された第1フラップ51のように、先端側が離れるように開く。第2フラップ16は第2フラップ回転軸49、第1フラップ17は第1フラップ回転軸38の回転方向に開閉する。
第2フラップ16を閉じたときには、保持ベース43の表面より下方に第2フラップ16の先端すなわち下端が配置される。第2フラップ16を開けたときには、上面視でディスク44に重ならない位置に第2フラップ16の先端すなわち下端が配置される。また、第2フラップ16と第1フラップ17を閉じたときにはお互いの先端部が対向する位置にある。この様にすれば、通常時にコインが、第1フラップ17や第2フラップ16の縁に掛ることも無く保持ベース43上を移動できる。また、第2フラップ16の先端部に設けられた曲げ部54が第1フラップ17の先端を覆うように係合する。曲げ部54により第1フラップ17の移動を防止できる。また、第2フラップ16を開く場合に、曲げ部54に異物が掛りにくいように、曲げ部54の内側面55が鉛直方向に傾斜するように配置されることが好ましい。それに対応して、第1フラップ17の当接部分にはテーパーが設けられていることが好ましい。
ディスク44の開口部46に引っ掛かっている異物52は、開口部46の第1フラップ17の側から排除される。ディスク44の上側に載っている第2の異物53は、第2フラップ16の側から排除される。保持ベース43の一部を開閉することができるので、ディスク44の開口部46から異物案内部18へ異物を除去することができる。また、第2フラップ16はディスク44の表面側、第1フラップ17はディスク44の裏面側に開くので、第1フラップ17と第2フラップ16の先端の距離を広くでき、大きな異物を除去することができる。また、ディスク44を停止させる場合、何れかの開口部46の全体が、第1フラップ17と重なるように、下方に位置するようにディスク44を停止させることが好ましい。このようにディスク44を止めることで、第1フラップ17を開けたときに開口部46から異物を好適に排除できる。
ここで、動作について説明する。異物は、何時入るか分からないので、予め決められた時間に第1フラップ17、第2フラップ16を開き、異物を排除する。例えば、1時間毎に開閉動作を行う。また、コイン10が投入されてから所定時間後に第2フラップ16、第1フラップ17を開き、異物を排除しても良い。所定時間は、コイン10を分離、識別するのに必要な時間である。例えば、投入したコイン10は10秒程度あれば、分離、識別ができるので、コイン10を投入後10秒経過しても残っている物があれば、それは異物であると判断し、第1フラップ17、第2フラップ16を開く。例えば、この時間は予め実験等をして決めておくことができる。また、コイン10が投入され、処理が終了した後に、開閉動作を行い、異物を除去すれば、次の処理時に異物が無い状態で処理を開始できる。また、投入口3にセンサを設けることで、コイン10が投入されたことを検出できる。例えば20秒とか、所定時間内に続けてのコイン10の投入が無ければ、コインの投入が終了したと判断することもできる。装置に人が近づいたことを、赤外線などを利用した人感センサを用いて検出し、装置に何者かが近づいたら、コイン投入前に第1フラップ17、第2フラップ16を開き、異物を排除する動作を行っても良い。また、コイン10の投入口に開閉扉を設け、第1フラップ17、第2フラップ16を開く場合には、開閉扉を閉めることを条件としても良い。これらの制御は、不図示の制御手段によって制御することができる。
また、第1フラップ17、第2フラップ16の開閉動作を連続して複数回行ってもよい。これにより、ディスク44に引っ掛かっている異物を振動で落とすこともできる。例えば2回〜5回程度行う。また、複数回開閉動作を連続する場合に、開く時間、閉じる時間を可変して動作させることで振動の周期を変え、引っ掛かっている異物を落とすこともできる。様々な開閉モードを選択して、状況に応じて、動作させてもよい。また、第1フラップ17を開き、ディスク44を少なくとも1回転させることで、少なくともディスク44に設けられた開口部46を順番に全て保持ベース43の開口に対向させることができる。これにより、ディスク44に掛っている異物を全て排除することができる。このとき、複数回、例えば2〜3回、回転させること、また逆転を加えることで、異物排除の確実性が増す。例えば、正、逆、正、逆と合計4回転させる。また、保持ベース43と開口部46によって異物を挟み込む恐れがあるので、ディスク44を回転させる場合は、第1フラップを閉じることもできる。例えば、何れかの開口部46を下方に移動させ、第1フラップ17を開閉させ、次にディスク44を90度回転させて第1フラップ17を開閉させる。これを所定回、例えば2、3回など複数回、繰り返すことで、開口部46に入ってしまった異物を排除することができる。これらの動作の制御は、不図示の制御手段によって制御することができる。
また、第2フラップ16、第1フラップ17が開いている状態で、ディスク44を回転させることで、排出しづらい異物を排出できる。このとき、ディスク44と、第1フラップ17または第2フラップ16の縁との間で異物を挟み込んでしまうと部品に傷等が付くことが考えられる。好ましくは、第1フラップ17、第2フラップ16を開く場合に、ディスク44を所定の位置にしてから開く。または止めてから開く。また異物を落としやすくするため、第1フラップ17の幅が、開口部46の径より広く形成されていることが好ましい。所定の位置は、第1フラップ17を開くことによって形成される保持ベース43の開口に、ディスク44の開口部46の回転方向の先端または後端が重なる位置である。保持ベース43の開口の縁から開口部46の先端あるいは後端まで距離があれば、ディスク44を微少に正逆方向に移動させても、異物を挟まないからである。
1 コイン処理装置
2 外装
3 投入口
4 第1メンテナンス扉
5 第2メンテナンス扉
6 排出口
10 コイン
11 分離部
12 識別部
13 貯留容器
14 ホイール
15 受け渡し部
16 第2フラップ
17 第1フラップ
18 異物案内部
19 切り欠き部
20 識別センサ部
21 振分ベルト
22 搬送ピン
23 レール
24 バー
25 スライド
26 通路
27 リジェクト通路
28 払出ベルト
29 磁石
30 コインホッパ
31 払出部
32 モータ
33 リンク
34 点線で示された第1フラップ
35 カム溝
36 移動軸
37 固定部
38 第1フラップ回転軸
39 バネ
40 壁部
41 フレーム
42 ガイド部
43 保持ベース
44 ディスク
45 ディスク回転軸
46 開口部
47 受取ベース
48 ホイール回転軸
49 第2フラップ回転軸
50 点線で示された第2フラップ
51 点線で示された第1フラップ
52 異物
53 第2の異物
54 曲げ部
55 内側面

Claims (9)

  1. コインを貯留する貯留容器と、
    鉛直方向に対して傾斜して配置されるベースと、
    前記ベースの表面の上方を回転し、前記貯留容器に貯留された前記コインを一枚ずつ保持する保持手段を備えたディスクと、
    を備え、前記ディスクを回転させることで前記貯留容器に貯留されている前記コインを前記保持手段に一枚ずつ保持し、前記コインを次工程に一枚ずつ送出するコイン送出装置において、
    前記ベースの前記コインが摺動する部分の一部に設けられた第1の開口部を開閉するフラップを有し、
    前記フラップが閉じる場合は、前記フラップの表面が前記ベースの表面に対して略平坦となり、
    前記フラップが開いた場合は、前記フラップの表面が前記ベースの表面に対して前記ディスクとは反対側に移動することを特徴とするコイン送出装置。
  2. 前記フラップが開いた場合は、前記第1の開口部と少なくとも前記保持手段の一部が上面視で重なることを特徴とする請求項1に記載のコイン送出装置。
  3. 前記フラップは、前記ディスクの中心方向側に回転軸を備え、前記回転軸に前記フラップの一方側の端部が接続され、前記フラップの他方側の端部が前記ディスクの外縁方向側に延在し、前記フラップを前記回転軸に沿って回動させることで、前記第1の開口部を開閉することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコイン送出装置。
  4. 前記フラップを開いた状態の場合に、前記ディスクを回転させることで、前記第1の開口部に前記ディスクに設けられた全ての前記保持手段が順番に対向すること特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のコイン送出装置。
  5. 前記貯留容器の一部に設けられた第2の開口部を開閉する開閉部材を有し、
    前記開閉部材を移動させることで、前記第2の開口部を開閉し、
    前記開閉部材を開けた状態で前記開閉部材の下端が前記ディスクより上方に位置し、
    前記開閉部材を閉じた状態で前記開閉部材の下端が前記ベースの表面より下方に位置することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のコイン送出装置。
  6. 前記貯留容器に磁石を配置し、
    前記磁石は、前記開閉部材の移動に応じて前記開閉部材からの距離が可変し、前記開閉部材が閉じた状態で前記磁石に吸い寄せられる磁性体が、前記開閉部材を開けることで前記磁性体が前記磁石から離れることを特徴とする請求項5に記載のコイン送出装置。
  7. 前記フラップが閉じている状態であり、前記開閉部材が閉じている状態である場合に、前記フラップの先端と前記開閉部材の先端とが対向している位置にあり、
    前記フラップの先端と前記開閉部材の先端とが離れる方向に移動することで、前記フラップまたは前記開閉部材が開くことを特徴とする請求項5または請求項6に記載のコイン送出装置。
  8. 前記フラップが閉じている場合に、前記フラップの先端と係合し、前記フラップの移動を制限する係合手段を有することを特徴とする請求項5から請求項7の何れか1項に記載のコイン送出装置。
  9. 請求項1から請求項8の何れか1項に記載のコイン送出装置と、
    少なくとも2枚のコインを厚み方向に重ねた状態で投入可能な幅を有するコイン投入口と、
    前記コイン投入口から投入された前記コインを前記貯留容器に案内する案内部と、
    前記コイン投入口から投入された前記コインの金種を識別する識別手段と、
    前記識別手段で識別された前記コインを金種毎に格納する格納手段と、
    前記コイン投入口から投入された前記コインまたは異物を排出する排出口と、を有し、
    前記フラップを開けることで前記コインまたは前記異物を前記第1の開口部から前記排出口へ排出することを特徴とするコイン処理装置。

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JP2002279473A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Engels:Kk 硬貨選別装置

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