JPH0925129A - 光学素子成形型の浄化方法及び装置 - Google Patents

光学素子成形型の浄化方法及び装置

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JPH0925129A
JPH0925129A JP17222395A JP17222395A JPH0925129A JP H0925129 A JPH0925129 A JP H0925129A JP 17222395 A JP17222395 A JP 17222395A JP 17222395 A JP17222395 A JP 17222395A JP H0925129 A JPH0925129 A JP H0925129A
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JP
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molding
optical element
mold
cover
die
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JP17222395A
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Takenori Katagiri
岳典 片桐
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/005Pressing under special atmospheres, e.g. inert, reactive, vacuum, clean
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/66Means for providing special atmospheres, e.g. reduced pressure, inert gas, reducing gas, clean room

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型成形面を浄化した後に、微細異物が金型
成形面に再付着するのを防ぐ。 【解決手段】 光学素子成形素材6を上型1と下型2
の間に搬送供給し、押圧成形した後、成形した光学素子
6aを上下型1,2の間から搬送排出する。そして、上
下型成形面にノズル3から非酸化性ガスをを吹き付けて
上下型成形面1a,2aを浄化すると同時または浄化後
に、シリンダ5によりカバー4を上下型1,2の間に搬
送し、次の光学素子成形素材6aが上下型1,2間に搬
送供給されるまでの間、カバー4により下型成形面2a
を覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子成形装置
における光学素子成形型の浄化方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学素子成形型の浄化方法や装置
としては、図7(A)に示すように成形室内29aに非
酸化性ガスが供給された状態において、図7(B)に示
すように所定の温度まで加熱された成形素材30、この
例においてはガラスを、成形室29に設けられた図示し
ない窓から下型27の成形面27a上に載置する。しか
る後、上型26を図示しない移動機構でもって下型27
側に向けて降下させると、図7(C)に示すように上型
26の成形面26aと下型27の成形面27aにより所
望形状のレンズ31が成形加工される。そして同レンズ
31が硬化するまで、この状態を保った後、上型26を
上方へ引き上げ、離型を行い成形室29に設けられた図
示しない取り出し窓からレンズ31を取り出す。このと
きには、図7(D)に示すように異物32が成形面26
a,27aや成形室29の底面に付着した状態になる。
そして、ノズル28a,28bのそれぞれから非酸化性
ガスを数秒間吐出させると、成形面26a,27aに付
着した異物32がノズル28a,28bからの吐出ガス
により吹き飛ばされる。このとき、成形室内29aには
供給口33から流入し、流通孔34から外部に放出する
ガス流34a,34bがあるので、ノズル28a,28
bにより吹き飛ばされた異物32、並びにノズル28
a,28bによって撹乱され、成形室29の底部に付着
した異物が流通孔34より外部に放出される。という方
法が、当社技術、特公平4−80857号公報において
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
4−80857号公報に示されるような従来技術では、
成形面26a,27aを浄化した後、特に下型の成形面
27aにおいて微細な異物32が再付着するという欠点
があり光学素子成形品に表面・外観不良等の品質に大き
な問題があった。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、請求項1の発明の目的は、成形
後に次の光学素子成形素材が搬入供給されるまでの間
に、金型成形面を浄化し、金型成形面または金型を覆う
ことを可能とする光学素子成形方法を提供することによ
り、成形型成形面への微細異物の再付着を防止すること
である。また、請求項2,3の発明の目的は、成形後に
次の光学素子成形素材が搬入供給されるまでの間に、金
型成形面を浄化し、金型成形面または金型を覆うことを
可能とし、金型成形面への微細異物の再付着を防止する
ことが可能な光学素子成形装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のように構成した。請求項1の発明
は、光学素子素材を押圧成形する工程にあって、光学素
子成形素材を上下一対の金型間に搬送供給し、押圧成形
した後、成形した光学素子を金型間から搬送排出し、次
の光学素子成形素材が金型間に搬送供給されるまでの間
に、金型成形面に気体を吹き付けて金型成形面を浄化す
ると同時または浄化後に、保護手段により金型成形面ま
たは金型を覆い保護するように光学素子成形型の浄化方
法を構成した。
【0006】請求項2の発明は、光学素子成形素材を押
圧成形する上下一対の金型を成形動作可能に包囲した成
形室内に設けた光学素子成形装置にあって、気体を吹き
付けて金型成形面を浄化する手段と、非成形時に金型成
形面または金型を覆い保護する手段を具備して光学素子
成形型の浄化装置を構成した。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の光学素子成
形型の浄化装置構成において、非成形時に金型成形面を
保護する手段を、金型成形面または金型を覆い保護する
カバーと、そのカバーを金型間に対して搬送、搬出する
カバー駆動手段とから構成した。
【0008】以下に図1を用いて、請求項1,2,3に
関する作用を説明する。図1(B)に示すように、非酸
化性ガス供給口36より成形室7内に非酸化性ガスが供
給された状態において、光学素子成形素材6、例えば、
ガラスを成形室7に設けられた図示しない供給窓から下
型2の成形面2a上に載置する。その後、例えば、上型
1を図示しない駆動装置により下型2に向けて降下させ
ると、図1(C)に示すように、所定温度まで加熱され
た光学素子成形素材6が上型成形面1aと下型成形面2
aにより押圧成形され、所望の光学素子6a、この場合
は、レンズが成形される。そして同レンズが硬化するま
で、この状態を保った後、上型1を上方へ引き上げ、離
型を行い成形室7に設けられた図示しない取り出し窓か
らレンズを取り出す。このとき、図1(D)に示すよう
に、微細異物8が上下型成形面1a,2aに付着した状
態になる。そして、上下型成形面1a,2aの浄化手段
3、例えばノズルより非酸化性ガスを数秒間吐出させ、
上下型成形面1a,2aに付着した微細異物8を除去す
る。その後、図1(A)に示すように、下型成形面2a
の上部を覆うような保護手段4、例えばカバー等を架台
35に載置した駆動手段5を用いて配置する。そして、
次の光学素子成形素材6が、搬送供給される前に、駆動
手段5により保護手段4が成形を妨げない位置に退避さ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(発明の第1の実施の形態)図2を用いて、本発明の請
求項1,2,3に関する発明の第1の実施の形態を説明
する。なお、以下の説明にあって、図1と同じ構成要素
には同様の番号を付した。発明の第1の実施の形態の構
成は、成形用型である上型1、下型2が上下方向に対向
配置されており、この型(当例では上型1)に図示しな
い移動機構が取り付けられている。そして、上型1及び
下型2の周りは、非酸化性ガス供給口36をもつ成形室
7で囲われており、成形室7の上壁を貫通した上型1の
外周面と成形室7の上壁の間にわずかな隙間を有し、成
形室7外に設けた上記移動機構により上型1が下型2に
対して接近・離反し得るように移動可能となっている。
この成形室内7aは、上記非酸化性ガス供給口36から
供給されるガスにより、例えば、非酸化性雰囲気に保た
れている。また、成形室7には、上型成形面1a及び下
型成形面2aの洗浄用非酸化性ガスの吐出ノズル3がそ
の吐出口をそれぞれ上下成形面1a,2aに向けて設け
られており、図2(D)に示す微細異物8を上下成形面
1a,2aから除去可能となっている。さらに、成形室
7には、上下型1,2の間に光学素子成形素材6を供給
し、上下型1,2により押圧成形した光学素子6aを排
出するための供給・排出用の窓(図示省略)が1箇所ま
たは復数箇所設けられている。
【0010】また、成形室7の外側には、カバー駆動手
段として、例えば、シリンダ5が架台35に載置されて
設けられており、シリンダ5の駆動ロッド5aはわずか
な隙間を有して成形室7の側壁を貫通し成形室内7aに
導入されている。駆動ロッド5aの先端には、上下成形
面1a,2aまたは金型1,2と同等かそれより大きな
カバー4が取り付けられており、このカバー4はシリン
ダ5の駆動により上下型1,2間に進入し、下型成形面
2aを覆い得るようになっている。
【0011】次に、本発明の実施の形態の作用を、本発
明の実施の形態の浄化装置を用いて成形型を浄化する方
法とともに説明する。まず、非酸化性ガス供給口36よ
り非酸化性ガスを供給することにより、非酸化性雰囲気
に保たれた成形室内7aにおいて、成形室7に設けられ
た図示されない供給窓より、図示されない光学素子成形
素材6の供給装置によって、成形用金型である下型2の
下型成形面2a上に光学素子成形素材6を載置する(図
2(B)参照)。次に、図示されない移動装置により上
型1を降下させることにより、成形室供給前または成形
室供給後に、所定温度まで加熱軟化させられた光学素子
成形素材6を上下成形面1a,2a間で押圧成形するこ
とで、所望の形状の光学素子6a、例えばレンズが成形
される(図2(C)参照)。その後、同光学素子6aが
硬化するまで、この状態を保った後、上型1を上方へ上
記移動装置により引き上げ、離型を行い、成形室7に設
けられた図示しない取り出し窓から光学素子6aを取り
出す。この際、図2(D)に示すように、微細異物8が
上下成形面1a,2aに付着した状態になる。そして、
上下成形面1a,2aに吐出ノズル3より非酸化性ガス
を数秒間吹き付けることにより微細異物8を吹き飛ば
し、微細異物8を上下成形面1a,2aから除去する。
【0012】微細異物8を除去した後、シリンダ5を駆
動し、図2(A)に示すように、次の光学素子成形素材
6が搬送供給されるまでの間、カバー4がシリンダ5に
より下型成形面2a上部に配置され、下型成形面2aを
覆い、成形室内7aに浮遊残留し、経時的に落下する微
細異物8が下型成形面2a上に再付着しないようにす
る。そして、次の光学素子6aを押圧成形する際に、カ
バー4は、光学素子成形素材6の搬送供給を妨げない時
期に、成形動作の妨げにならない場所にシリンダ5によ
り退避される。
【0013】本発明の実施の形態によれば、金型成形面
(上下型成形面1a,2a)に付着した微細異物8を除
去した後、カバー4により下型成形面2aを覆うとい
う、安価かつ簡単な方法及び装置により、金型成形面の
浄化を確実に行えるとともに、浄化後に下型成形面2a
に特に再付着するおそれのある微細異物8等から下型成
形面2aを保護することができ、光学素子成形品の良品
率が向上する。
【0014】(発明の第2の実施の形態)図3を用い
て、本発明の請求項1,2,3に関する発明の第2の実
施の形態を説明する。なお、以下の説明にあって、図1
と同じ構成要素には同様の番号を付した。発明の第2の
実施の形態の構成は、成形用型である上型1、下型2が
上下方向に対向配置されており、この型(当例では上型
1)に図示しない移動機構が取り付けられている。そし
て、上型1及び下型2の周りは、非酸化性ガス供給口3
6をもつ成形室7で囲われており、成形室7の上壁を貫
通した上型1の外周面と成形室7の上壁の間にわずかな
隙間を有し、成形室7外に設けた上記移動機構により上
型1が下型2に対して接近・離反し得るように移動可能
となっている。この成形室内7aは、上記非酸化性ガス
供給口36から供給されるガスにより、例えば、非酸化
性雰囲気に保たれている。また、成形室7には、上型成
形面1a及び下型成形面2aの洗浄用非酸化性ガスの吐
出ノズル3がその吐出口をそれぞれ上下成形面1a,2
aに向けて設けられており、図3(D)に示す微細異物
8を上下成形面1a,2aから除去可能となっている。
さらに、成形室7には、上下型1,2の間に光学素子成
形素材6を供給し、上下型1,2により押圧成形した光
学素子6aを排出するための供給・排出用の窓(図示省
略)が1箇所または復数箇所設けられている。
【0015】また、成形室7の外側には、カバー駆動手
段として、例えば、シリンダ5及びシリンダ10が配置
されている。シリンダ10は架台35に載置され、その
駆動ロッド10aが上下方向に移動配置されており、こ
の駆動ロッド10aの先端にシリンダ5が設けられてい
る。シリンダ5の駆動ロッド5aは発明の第1の実施の
形態と同様に成形室7の側壁を貫通して成形室内7aに
導入されており、駆動ロッド5aの先端には、上下成形
面1a,2aまたは金型1,2と同等かそれより大きな
カバー9が取り付けられている。カバー9は下面全外周
に袴部9aを設けた断面コ字状をした円盤状に形成され
ており、シリンダ5により上下型1,2の間に配置され
た後、シリンダ10で下動させることにより、袴部9a
が下型2の外周面に回り込むようになっている。なお、
成形室7の側壁には、シリンダ5の駆動ロッド5aの進
退動作及び上下動作を妨げないように形成したロッド貫
通穴7bが設けられており、このロッド貫通穴7bを通
して駆動ロッド5aが成形室内7aに導入されている。
【0016】次に、本発明の実施の形態の作用を、本発
明の実施の形態の浄化装置を用いて成形型を浄化する方
法とともに説明する。まず、非酸化性ガス供給口36よ
り非酸化性ガスを供給することにより、非酸化性雰囲気
に保たれた成形室内7aにおいて、成形室7に設けられ
た図示されない供給窓より、図示されない光学素子成形
素材6の供給装置によって、成形用金型である下型2の
下型成形面2a上に光学素子成形素材6を載置する(図
3(B)参照)。次に、図示されない移動装置により上
型1を降下させることにより、成形室供給前または成形
室供給後に、所定温度まで加熱軟化させられた光学素子
成形素材6を上下成形面1a,2a間で押圧成形するこ
とで、所望の形状の光学素子6a、例えばレンズが成形
される(図3(C)参照)。その後、同光学素子6aが
硬化するまで、この状態を保った後、上型1を上方へ上
記移動装置により引き上げ、離型を行い、成形室7に設
けられた図示しない取り出し窓から光学素子6aを取り
出す。この際、図3(D)に示すように、微細異物8が
上下成形面1a,2aに付着した状態になる。そして、
上下成形面1a,2aに吐出ノズル3より非酸化性ガス
を数秒間吹き付けることにより微細異物8を吹き飛ば
し、微細異物8を上下成形面1a,2aから除去する。
【0017】微細異物8を除去した後、シリンダ5を駆
動してカバー9を下型成形面2aの上方に配置させ、そ
の後シリンダ10を駆動してカバー9を下降させて、図
3(A)に示すように、次の光学素子成形素材6が上下
型1,2間に搬送供給されるまでの間、下型2及び下型
成形面2aの側面に回り込むようにして下型成形面2a
を覆い、成形室内7aに浮遊残留し、経時的に落下する
微細異物8が下型成形面2a上に再付着しないように保
護する。そして、次の光学素子6aを押圧成形する際
に、カバー9は、光学素子成形素材6の搬送供給を妨げ
ない時期に、成形動作の妨げにならない場所にシリンダ
10及びシリンダ5により退避される。
【0018】本発明の実施の形態によれば、発明の第1
の実施の形態と同様に、金型成形面(上下型成形面1
a,2a)に付着した微細異物8を除去した後、カバー
9により下型成形面2aを覆うという、安価かつ簡単な
方法及び装置により、金型成形面の浄化を確実に行える
とともに、浄化後に下型成形面2aに特に再付着するお
それのある微細異物8等から下型成形面2aを保護する
ことができ、光学素子成形品の良品率が向上する。ま
た、カバー9の下面全外周に袴部9aを設けることによ
り、袴部9aが下型2の側面に回り込むため、下型成形
面2aの保護の効果が、本発明の第1の実施の形態より
も向上する。
【0019】(発明の第3の実施の形態)図4を用い
て、本発明の請求項1,2,3に関する発明の第3の実
施の形態を説明する。なお、以下の説明にあって、図1
と同じ構成要素には同様の番号を付した。発明の第3の
実施の形態の構成は、成形用型である上型1、下型2が
上下方向に対向配置されており、この型(当例では上型
1)に図示しない移動機構が取り付けられている。そし
て、上型1及び下型2の周りは、非酸化性ガス供給口3
6をもつ成形室7で囲われており、成形室7の上壁を貫
通した上型1の外周面と成形室7の上壁の間にわずかな
隙間を有し、成形室7外に設けた上記移動機構により上
型1が下型2に対して接近・離反し得るように移動可能
となっている。この成形室内7aは、上記非酸化性ガス
供給口36から供給されるガスにより、例えば、非酸化
性雰囲気に保たれている。また、成形室7には、上型成
形面1a及び下型成形面2aの洗浄用非酸化性ガスの吐
出ノズル3がその吐出口をそれぞれ上下成形面1a,2
aに向けて設けられており、図4(D)に示す微細異物
8を上下成形面1a,2aから除去可能となっている。
さらに、成形室7には、上下型1,2の間に光学素子成
形素材6を供給し、上下型1,2により押圧成形した光
学素子6aを排出するための供給・排出用の窓(図示省
略)が1箇所または復数箇所設けられている。
【0020】また、成形室7の外側には、カバー駆動手
段として、例えば、シリンダ13,14,15,16が
配置されている。シリンダ15はシリンダ16の上方に
設けられ、シリンダ15は駆動ロッド15aを下に向
け、シリンダ16は駆動ロッド16aを上に向けて、そ
れぞれ架台35に取り付けられており、駆動ロッド15
a及び駆動ロッド16aの先端にシリンダ13及びシリ
ンダ14がそれぞれ水平方向に設けられている。シリン
ダ13の駆動ロッド13a及びシリンダ14の駆動ロッ
ド14aは、発明の第2の実施の形態と同様に、成形室
7の側壁を貫通して成形室内7aに導入されており、駆
動ロッド13a及び駆動ロッド14aの先端には、上下
成形面1a,2aまたは金型1,2と同等かそれより大
きなカバー11及びカバー12が取り付けられている。
カバー11,12は、発明の実施の形態のカバー9と同
様に全外周に袴部11a,12aを設けた断面コ字状に
形成されており、カバー11は袴部11aを上に向け、
カバー12aは袴部12aを下に向けて、駆動ロッド1
3a,14aに設けられている。これらのカバー11,
カバー12は、シリンダ13,14により上下型1,2
の間に配置された後、カバー11をシリンダ15で上動
及びカバー12をシリンダ16で下動させることによ
り、袴部11aが上型1の外周及び袴部12aが下型2
の外周面に回り込むようになっている。なお、成形室7
の側壁には、駆動ロッド13a,14aの進退動作及び
上下動作を妨げないように形成したロッド貫通穴7bが
設けられており、このロッド貫通穴7bを通して駆動ロ
ッド13a,14aが成形室内7aに導入されている。
【0021】次に、本発明の実施の形態の作用を、本発
明の実施の形態の浄化装置を用いて成形型を浄化する方
法とともに説明する。まず、非酸化性ガス供給口36よ
り非酸化性ガスを供給することにより、非酸化性雰囲気
に保たれた成形室内7aにおいて、成形室7に設けられ
た図示されない供給窓より、図示されない光学素子成形
素材6の供給装置によって、成形用金型である下型2の
下型成形面2a上に光学素子成形素材6を載置する(図
4(B)参照)。次に、図示されない移動装置により上
型1を降下させることにより、成形室供給前または成形
室供給後に、所定温度まで加熱軟化させられた光学素子
成形素材6を上下成形面1a,2a間で押圧成形するこ
とで、所望の形状の光学素子6a、例えばレンズが成形
される(図4(C)参照)。その後、同光学素子6aが
硬化するまで、この状態を保った後、上型1を上方へ上
記移動装置により引き上げ、離型を行い、成形室7に設
けられた図示しない取り出し窓から光学素子6aを取り
出す。この際、図4(D)に示すように、微細異物8が
上下成形面1a,2aに付着した状態になる。そして、
上下成形面1a,2aに吐出ノズル3から非酸化性ガス
を数秒間吹き付けることにより微細異物8を吹き飛ば
し、微細異物8を上下成形面1a,2aから除去する。
【0022】微細異物8を除去した後、シリンダ13,
14を駆動してカバー11,12を上下型1,2間に搬
送し、カバー11を上型成形面1aの下方及びカバー1
2を下型成形面2aの上方に配置させ、その後シリンダ
15を駆動してカバー11を上昇及びシリンダ16を駆
動してカバー12を下降させて、図3(A)に示すよう
に、次の光学素子成形素材6が上下型1,2間に搬送供
給されるまでの間、カバー11,12がそれぞれ上下型
1,2および上下型成形面1a,2aの側面に回り込む
ようにして上下型成形面1a,2aを覆い、成形室内7
aに浮遊残留している微細異物8が上下型成形面1a,
2a上に再付着しないように保護する。そして、次の光
学素子6aを押圧成形する際に、カバー11,12は、
光学素子成形素材6の搬送供給を妨げない時期に、成形
動作の妨げにならない場所にシリンダ13,14,1
5,16により退避される。
【0023】本発明の実施の形態によれば、金型成形面
(上下型成形面1a,2a)に付着した微細異物8を除
去した後、カバー11,12により上下型成形面1a,
2aを覆うという、安価かつ簡単な方法及び装置によ
り、金型成形面の浄化を確実に行えるとともに、浄化後
に上下型成形面1a,2aに再付着するおそれのある微
細異物8等から上下型成形面1a,2aを保護すること
ができ、光学素子成形品の良品率が向上する。また、カ
バー12の全外周に袴部11a,12aを設けたことに
より、袴部11a,12aが上型1、下型2の側面に回
り込むため、成形面の保護の効果が、発明の第1の実施
の形態よりも向上し、かつ、上型1の成形面1aを保護
するカバー11を設けたことにより、発明の第1および
第2の実施の形態よりさらに光学素子成形品の良品率が
向上する。
【0024】(発明の第4の実施の形態)図5を用い
て、本発明の請求項1,2,3に関する発明の第4の実
施の形態を説明する。なお、以下の説明にあって、図1
と同じ構成要素には同様の番号を付した。発明の第4の
実施の形態の構成は、成形用型である上型1、下型2が
上下方向に対向配置されており、この型(当例では上型
1)に図示しない移動機構が取り付けられている。そし
て、上型1及び下型2の周りは、非酸化性ガス供給口3
6をもつ成形室7で囲われており、成形室7の上壁を貫
通した上型1の外周面と成形室7の上壁の間にわずかな
隙間を有し、成形室7外に設けた上記移動機構により上
型1が下型2に対して接近・離反し得るように移動可能
となっている。この成形室内7aは、上記非酸化性ガス
供給口36から供給されるガスにより、例えば、非酸化
性雰囲気に保たれている。さらに、成形室7には、上下
型1,2の間に光学素子成形素材6を供給し、上下型
1,2により押圧成形した光学素子6aを排出するため
の供給・排出用の窓(図示省略)が1箇所または復数箇
所設けられている。
【0025】また、成形室7の外側には、カバー駆動手
段として、例えば、シリンダ21が架台35に載置され
て設けられている。シリンダ21の駆動ロッド21aは
成形室7に向けて成形室7外に配置されており、この駆
動ロッド21aの先端には架台35に設けたガイド22
に案内保持されるブロック19が取り付けられている。
ブロック19にはパイプ18が取り付けられており、パ
イプ18はわずかな隙間を有して成形室7の側壁を貫通
し成形室内7aに導入されている。パイプ18の先端に
は、上下成形面1a,2aまたは上下型1,2と同等か
それより大きなカバー兼ノズル17が取り付けられてお
り、このカバー兼ノズル17はシリンダ21の駆動によ
り上下型1,2間に対して進退可能となっている。カバ
ー兼ノズル17には、上下型1,2に位置した際に上下
型成形面1a,2aと対向する上下面側に、パイプ18
と連通するノズル(図示省略)がそれぞれ多数設けられ
ている。また、ブロック19には、非酸化性ガスをパイ
プ18に供給するチューブ20が取り付けられ、パイプ
18と通して非酸化性ガスをカバー兼ノズル17のノズ
ルから噴出し、上下型成形面1a,2aに付着した微細
異物8(図5(D)参照)を除去し得るようになってい
る。なお、本発明の実施の形態には、発明の第1〜第3
の実施の形態に備えた吐出ノズル3は設けられていな
い。
【0026】次に、本発明の実施の形態の作用を、本発
明の実施の形態の浄化装置を用いて成形型を浄化する方
法とともに説明する。まず、非酸化性ガス供給口36よ
り非酸化性ガスを供給することにより、非酸化性雰囲気
に保たれた成形室内7aにおいて、成形室7に設けられ
た図示されない供給窓より、図示されない光学素子成形
素材6の供給装置により、成形用金型である下型2の下
型成形面2a上に光学素子成形素材6を載置する(図5
(B)参照)。次に、図示されない移動装置により上型
1を降下させることにより、成形室供給前または成形室
供給後に、所定温度まで加熱軟化させられた光学素子成
形素材6を上下成形面1a,2a間で押圧成形すること
で、所望の形状の光学素子6a、例えばレンズが成形さ
れる(図5(C)参照)。その後、同光学素子6aが硬
化するまで、この状態を保った後、上型1を上方へ上記
移動装置により引き上げ、離型を行い、成形室7に設け
られた図示しない取り出し窓から光学素子6aを取り出
す。この際、図5(D)に示すように、微細異物8が上
下成形面1a,2aに付着した状態になる。成形光学素
子6aが取り出された後、シリンダ21を駆動し、ガイ
ド22でブロック19を案内しつつ、カバー兼ノズル1
7がパイプ18を介して上下型成形面1a,2a間に配
置され、その後、チューブ20,ブロック19,パイプ
18を介して、上下型成形面1a,2aにカバー兼ノズ
ル17より非酸化性ガスを数秒間吹き付けることにより
微細異物8を吹き飛ばし、微細異物8を上下型成形面1
a,2aから除去する(図5(E)参照)。
【0027】微細異物8を除去した後も、次の光学素子
成形素材6が上下型1,2間に搬送供給されるまでの
間、図5(A)に示すように、カバー兼ノズル17は上
下型成形面1a,2aの間に配置され、微細異物8が上
下型成形面1a,2aに再付着しないように成形面1
a,2aを保護する。そして、次の光学素子6aを押圧
成形する際に、光学素子成形素材6の搬送供給を妨げな
い時期に、成形動作の妨げにならない場所にカバー兼ノ
ズル17はシリンダ21とガイド22により退避され
る。
【0028】本発明の実施の形態によれば、安価かつ簡
単な方法及び装置により、確実に金型成形面の浄化と浄
化後に再付着するおそれのある微細異物8等から上下型
成形面1a,2aを保護することができ、光学素子成形
品の良品率が向上する。また、ノズルとカバーを一体化
したカバー兼ノズル17を用いることにより成形室7の
形状が簡素化され、さらに、非酸化性ガスの吐出をカバ
ー兼ノズル17により上下型成形面1a,2の極近傍に
おいてできるため、上下型成形面1a,2aの浄化効果
が向上し、これに伴い、良品率も向上する。
【0029】(発明の第5の実施の形態)図6を用い
て、本発明の請求項1,2,3に関する発明の第5の実
施の形態を説明する。なお、以下の説明にあって、図1
と同じ構成要素には同様の番号を付した。発明の第5の
実施の形態の構成は、成形用型である上型1、下型2が
上下方向に対向配置されており、この型(当例では上型
1)に図示しない移動機構が取り付けられている。そし
て、上型1及び下型2の周りは、非酸化性ガス供給口3
6をもつ成形室7で囲われており、成形室7の上壁を貫
通した上型1の外周面と成形室7の上壁の間にわずかな
隙間を有し、成形室7外に設けた上記移動機構により上
型1が下型2に対して接近・離反し得るように移動可能
となっている。この成形室内7aは、上記非酸化性ガス
供給口36から供給されるガスにより、例えば、非酸化
性雰囲気に保たれている。さらに、成形室7には、上下
型1,2の間に光学素子成形素材6を供給し、上下型
1,2により押圧成形した光学素子6aを排出するため
の供給・排出用の窓(図示省略)が1箇所または復数箇
所設けられている。
【0030】また、成形室7の外側には、カバー駆動手
段として、例えば、シリンダ21及びシリンダ24が配
置されている。シリンダ24は架台35に載置され、そ
の駆動ロッド24aが上下方向に配置されており、この
駆動ロッド24aの先端にベース25が水平方向に取り
付けられている。ベース25上には上記シリンダ21が
取り付けられており、シリンダ21の駆動ロッド21a
は成形室7に向けて成形室7外に配置されるとともに、
この駆動ロッド21aの先端にはベース25に設けたガ
イド22に案内保持されるブロック19が取り付けられ
ている。ブロック19にはパイプ18が取り付けられて
おり、このパイプ18は、成形室7の側壁にパイプ18
の進退動作及び上下動作を妨げないように形成したロッ
ド貫通穴7bを通して、その先端が成形室内7aに導入
されている。パイプ18の先端には、上下型成形面1
a,2aまたは上下型1,2と同等かそれより大きなカ
バー兼ノズル23が取り付けられており、このカバー兼
ノズル23はシリンダ21の駆動により上下型1,2間
に対して進退可能となっている。カバー兼ノズル23に
は、上下型1,2に位置した際に上下型成形面1a,2
aと対向する上下面側に開口したノズル26がパイプ1
8と連通するようにカバー兼ノズル23の中央部に設け
られている。さらに、カバー兼ノズル23の下面全外周
には袴部23aが設けられており、カバー兼ノズル23
をシリンダ21により上下型1,2の間に配置した後、
シリンダ24で下動させることにより、袴部23aが下
型2の外周面に回り込むようになっている。また、ブロ
ック19には、非酸化性ガスをパイプ18に供給するチ
ューブ20が取り付けられ、パイプ18と通して非酸化
性ガスをカバー兼ノズル23のノズル26から噴出し、
上下型成形面1a,2aに付着した微細異物8(図6
(D)参照)を除去し得るようになっている。なお、本
発明の実施の形態には、発明の第1〜第3の実施の形態
に備えた吐出ノズル3は設けられていない。
【0031】次に、本発明の実施の形態の作用を、本発
明の実施の形態の浄化装置を用いて成形型を浄化する方
法とともに説明する。まず、非酸化性ガス供給口36よ
り非酸化性ガスを供給することにより、非酸化性雰囲気
に保たれた成形室内7aにおいて、成形室7に設けられ
た図示されない供給窓より、図示されない光学素子成形
素材6の供給装置によって、成形用金型である下型2の
下型成形面2a上に光学素子成形素材6を載置する(図
6(B)参照)。次に、図示されない移動装置により上
型1を降下させることにより、成形室供給前または成形
室供給後に、所定温度まで加熱軟化させられた光学素子
成形素材6を上下成形面1a,2a間で押圧成形するこ
とで、所望の形状の光学素子6a、例えばレンズが成形
される(図6(C)参照)。その後、同光学素子6aが
硬化するまで、この状態を保った後、上型1を上方へ上
記移動装置により引き上げ、離型を行い、成形室7に設
けられた図示しない取り出し窓から光学素子6aを取り
出す。この際、図6(D)に示すように、微細異物8が
上下成形面1a,2aに付着した状態になる。成形光学
素子6aが取り出された後、シリンダ21を駆動し、ガ
イド22でブロック19を案内しつつ、カバー兼ノズル
23がパイプ18を介して上下型成形面1a,2a間に
配置され、その後、チューブ20,ブロック19,パイ
プ18を介して、上下型成形面1a,2aにノズル26
から非酸化性ガスを数秒間吹き付けることにより微細異
物8を吹き飛ばし、微細異物8を上下型成形面1a,2
aから除去する(図6(E)参照)。
【0032】その後、シリンダ24を駆動してカバー兼
ノズル23を下降させ、図6(A)に示すように、カバ
ー兼ノズル23の袴部23aが下型2の外周に回り込む
ようにして、カバー兼ノズル23により下型成形面2a
を覆い、成形室内7aに浮遊残留している微細異物8が
下型成形面2a上に再付着しないように保護する。そし
て、次の光学素子6aを押圧成形する際に、光学素子成
形素材6の搬送供給を妨げない時期に、成形動作の妨げ
にならない場所へカバー兼ノズル23はシリンダ21,
24とガイド22により退避される。
【0033】本発明の実施の形態によれば、安価かつ簡
単な方法及び装置により、確実に金型成形面の浄化と浄
化後に再付着するおそれのある微細異物8等から上下型
成形面1a,2aを保護することができ、光学素子成形
品の良品率が向上する。また、ノズルとカバーを一体化
したカバー兼ノズル23を用いることにより成形室7の
形状が簡素化され、さらに、非酸化性ガスの吐出をカバ
ー兼ノズル23により上下型成形面1a,2の極近傍に
おいてできるため、上下型成形面1a,2aの浄化効果
が向上し、これに伴い、良品率も向上する。
【0034】なお、上記各発明の実施の形態においてカ
バー駆動手段の駆動源としてシリンダを用いた場合を例
示したが、シリンダに限られず、モータとボールネジの
組み合わせや、カム機構等の同様の作用を生じるもので
あれば用いることができ、かかる場合にあっても、各発
明の実施の形態と同様な作用、効果を得ることができ
る。さらに、非酸化性ガスに関しても、成形室7内が耐
酸化性良好であれば、特に、非酸化性ガスに限定するも
のではない。また、各発明の実施の形態に示したよう
に、成形型成形面へのカバーは、下型もしくは上型のど
ちらかに限定するものでない。
【0035】
【発明の効果】請求項1,2,3による光学素子成形方
法及び装置によれば、光学素子成形用金型の成形面に付
着した微細異物を除去するのと共に非成形時に金型成形
面または金型を覆うことができ、微細異物の再付着を確
実に防ぐことができる。これにより、容易な方法及び装
置で光学素子成形品の良品率は飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学素子成形型の浄化方法及び装置を
概念的に示す断面図である。
【図2】本発明の発明の第1の実施の形態を示す断面図
である。
【図3】本発明の発明の第2の実施の形態を示す断面図
である。
【図4】本発明の発明の第2の実施の形態を示す断面図
である。
【図5】本発明の発明の第3の実施の形態を示す断面図
である。
【図6】本発明の発明の第3の実施の形態を示す断面図
である。
【図7】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
1 上型 1a 上型成形面 2 下型 2a 下型成形面 3 浄化手段(ノズル) 4 カバー 5 カバー駆動手段(シリンダ) 6 光学素子成形素材 6a 光学素子 7 成形室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子素材を押圧成形する工程にあっ
    て、光学素子成形素材を上下一対の金型間に搬送供給
    し、押圧成形した後、成形した光学素子を金型間から搬
    送排出し、次の光学素子成形素材が金型間に搬送供給さ
    れるまでの間に、金型成形面に気体を吹き付けて金型成
    形面を浄化すると同時または浄化後に、保護手段により
    金型成形面または金型を覆い保護することを特徴とする
    光学素子成形型の浄化方法。
  2. 【請求項2】 光学素子成形素材を押圧成形する上下一
    対の金型を成形動作可能に包囲した成形室内に設けた光
    学素子成形装置にあって、気体を吹き付けて金型成形面
    を浄化する手段と、非成形時に金型成形面または金型を
    覆い保護する手段を具備することを特徴とする光学素子
    成形型の浄化装置。
  3. 【請求項3】 非成形時に金型成形面を保護する手段
    が、金型成形面または金型を覆い保護するカバーと、そ
    のカバーを金型間に対して搬送、搬出するカバー駆動手
    段とからなることを特徴とする請求項2記載の光学素子
    成形型の浄化装置。
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