JPH09251180A - 電気回路基板を備えた撮像装置 - Google Patents
電気回路基板を備えた撮像装置Info
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- JPH09251180A JPH09251180A JP8059641A JP5964196A JPH09251180A JP H09251180 A JPH09251180 A JP H09251180A JP 8059641 A JP8059641 A JP 8059641A JP 5964196 A JP5964196 A JP 5964196A JP H09251180 A JPH09251180 A JP H09251180A
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- electric circuit
- image pickup
- camera
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カメラを大型にすることなく本体内の空間部
に、各種撮影動作を制御する電気回路部品を実装するプ
リント基板の組込みを効率よく行なう。 【解決手段】 カメラ本体を、前ボディ2、後ボディ
3、カメラ前方に突出するグリップ部4を形成するグリ
ップ部カバー4aとで構成する。後ボディの巻取り用ス
プール室を形成する前側壁部5bと前ボディとの間に形
成した空隙部に第1の電気回路基板である硬質プリント
基板11を配設する。グリップ部カバーを、前ボディか
ら前方に突出してからカメラの側端部の背面近くまで回
り込ませた状態で配置させ、前ボディと後ボディに着脱
自在に固定する。グリップ部内には第2の電気回路基板
である硬質プリント基板12を配設する。そして、両基
板を電気的な接続部材であるコネクタ13により接続す
る。
に、各種撮影動作を制御する電気回路部品を実装するプ
リント基板の組込みを効率よく行なう。 【解決手段】 カメラ本体を、前ボディ2、後ボディ
3、カメラ前方に突出するグリップ部4を形成するグリ
ップ部カバー4aとで構成する。後ボディの巻取り用ス
プール室を形成する前側壁部5bと前ボディとの間に形
成した空隙部に第1の電気回路基板である硬質プリント
基板11を配設する。グリップ部カバーを、前ボディか
ら前方に突出してからカメラの側端部の背面近くまで回
り込ませた状態で配置させ、前ボディと後ボディに着脱
自在に固定する。グリップ部内には第2の電気回路基板
である硬質プリント基板12を配設する。そして、両基
板を電気的な接続部材であるコネクタ13により接続す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば制御回路
を構成するプリント基板のような電気回路基板を備えて
いるスチルカメラや電子スチルカメラによる撮像装置に
関する。
を構成するプリント基板のような電気回路基板を備えて
いるスチルカメラや電子スチルカメラによる撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトカメラは勿論、一眼レフカメ
ラのような撮像装置(以下、カメラという)にあって
も、携帯や取扱いを容易にするために、カメラ本体を可
能な限り小型に構成することが望まれ、カメラ本体内部
への各種の組込み部品を効率のよいレイアウト構成で、
しかもコンパクトに組込む必要がある。しかし、カメラ
本体内には、レンズ鏡筒、ミラーボックス機構部を有す
る暗箱、フィルム巻上げスプールを有するスプール室や
フィルムパトローネを装填するパトローネ室、さらに測
光装置、測距装置、ファインダ装置、シャッタ機構等の
種々のカメラ構成部品や機構部要素を適宜の個所に組込
む必要があり、それぞれの組込み位置はある程度制約さ
れている。
ラのような撮像装置(以下、カメラという)にあって
も、携帯や取扱いを容易にするために、カメラ本体を可
能な限り小型に構成することが望まれ、カメラ本体内部
への各種の組込み部品を効率のよいレイアウト構成で、
しかもコンパクトに組込む必要がある。しかし、カメラ
本体内には、レンズ鏡筒、ミラーボックス機構部を有す
る暗箱、フィルム巻上げスプールを有するスプール室や
フィルムパトローネを装填するパトローネ室、さらに測
光装置、測距装置、ファインダ装置、シャッタ機構等の
種々のカメラ構成部品や機構部要素を適宜の個所に組込
む必要があり、それぞれの組込み位置はある程度制約さ
れている。
【0003】そして、このような構成部品を効率よく組
込む必要があるカメラ本体内には、カメラ各部での撮影
準備や撮影時の動作制御を行なう制御回路を形成する電
気回路部品を実装したプリント基板を、上述した構成部
品等を避けた空きスペースに適宜組込む構成であった。
特に、上述したカメラにおける電気回路部品の実装手段
としては、カメラ内部のスペースを最大限に活用できる
ように、可撓性をもつフレキシブルプリント基板や硬質
プリント基板のような電気回路基板、あるいはこれらの
プリント基板を複数づつ用いてコネクタや半田ブリッ
ジ、圧接接続等で接続し、電気的に一体化して構成する
構造が多く用いられている。
込む必要があるカメラ本体内には、カメラ各部での撮影
準備や撮影時の動作制御を行なう制御回路を形成する電
気回路部品を実装したプリント基板を、上述した構成部
品等を避けた空きスペースに適宜組込む構成であった。
特に、上述したカメラにおける電気回路部品の実装手段
としては、カメラ内部のスペースを最大限に活用できる
ように、可撓性をもつフレキシブルプリント基板や硬質
プリント基板のような電気回路基板、あるいはこれらの
プリント基板を複数づつ用いてコネクタや半田ブリッ
ジ、圧接接続等で接続し、電気的に一体化して構成する
構造が多く用いられている。
【0004】また、最近のカメラでは、カメラ本体の内
部に設けた記憶メモリに、写真撮影時のシャッタ秒時や
絞り径、撮影年月日等の種々の撮影情報を記憶させてお
き、撮影後やフィルム交換時にカメラ本体とカメラ外部
機器、たとえばパーソナルコンピュータや電子手帳を接
続ケーブルで接続して相互に通信させることにより、カ
メラ内部に記憶している撮影情報を読み出すという技術
も知られている。
部に設けた記憶メモリに、写真撮影時のシャッタ秒時や
絞り径、撮影年月日等の種々の撮影情報を記憶させてお
き、撮影後やフィルム交換時にカメラ本体とカメラ外部
機器、たとえばパーソナルコンピュータや電子手帳を接
続ケーブルで接続して相互に通信させることにより、カ
メラ内部に記憶している撮影情報を読み出すという技術
も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、近年のカ
メラは電子化がより一層進められており、カメラ内部に
実装する電気回路の規模も年々大型化しつつある。この
ため、従来のカメラでは、カメラ本体内部の他の機構部
品との間にスペースを見い出して実装配置していた電気
回路の配設スペースが減少する傾向にある。一方、この
種のカメラでは、各種電子部品を実装することにより電
気回路を構成するプリント基板の配置スペースを可能な
限り広いスペースとして確保することが必要である。そ
して、これらの点に配慮すると、カメラ本体のサイズを
大型にしなければならないという問題があり、このよう
な問題を解決することが望まれている。
メラは電子化がより一層進められており、カメラ内部に
実装する電気回路の規模も年々大型化しつつある。この
ため、従来のカメラでは、カメラ本体内部の他の機構部
品との間にスペースを見い出して実装配置していた電気
回路の配設スペースが減少する傾向にある。一方、この
種のカメラでは、各種電子部品を実装することにより電
気回路を構成するプリント基板の配置スペースを可能な
限り広いスペースとして確保することが必要である。そ
して、これらの点に配慮すると、カメラ本体のサイズを
大型にしなければならないという問題があり、このよう
な問題を解決することが望まれている。
【0006】また、最近のカメラで採用しているカメラ
本体内の記憶メモリに撮影情報を記憶するにあたって、
記憶可能な撮影情報の量は、前記記憶メモリの記憶容量
によって決定される。したがって、このような従来のカ
メラでは、撮影者がより多くの撮影情報を記憶させよう
とした場合に、前記記憶メモリの容量が不足し、撮影情
報のうちの一部を記憶できない等という問題がある。
本体内の記憶メモリに撮影情報を記憶するにあたって、
記憶可能な撮影情報の量は、前記記憶メモリの記憶容量
によって決定される。したがって、このような従来のカ
メラでは、撮影者がより多くの撮影情報を記憶させよう
とした場合に、前記記憶メモリの容量が不足し、撮影情
報のうちの一部を記憶できない等という問題がある。
【0007】このような記憶メモリの容量不足という問
題を未然に防ぐためには、より多くの撮影情報が記憶可
能な記憶メモリをカメラ本体内に予め実装配置すること
が考えられるが、記憶メモリの単価が、記憶容量が多い
ほど高価なものであり、その分だけカメラ本体のコスト
も上昇する。したがって、上述したように撮影情報の記
憶可能な容量を増やした場合には、このような記憶可能
な容量をそれほど必要としない撮影者にとっては不利を
被ることとなる。
題を未然に防ぐためには、より多くの撮影情報が記憶可
能な記憶メモリをカメラ本体内に予め実装配置すること
が考えられるが、記憶メモリの単価が、記憶容量が多い
ほど高価なものであり、その分だけカメラ本体のコスト
も上昇する。したがって、上述したように撮影情報の記
憶可能な容量を増やした場合には、このような記憶可能
な容量をそれほど必要としない撮影者にとっては不利を
被ることとなる。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、撮像装置としてのカメラ本体内の空間部を
効率よく利用し、カメラ全体を大型化することなく、カ
メラの各種撮影動作を制御する電気回路部品を実装した
プリント基板の組込みが容易に行なえ、撮影情報を記憶
する記憶容量の増減を必要に応じて簡単に行なえ、しか
もカメラ全体の小型化やコスト低減を図ることが可能な
電気回路基板を備えた撮像装置を得ることを目的とす
る。
ものであり、撮像装置としてのカメラ本体内の空間部を
効率よく利用し、カメラ全体を大型化することなく、カ
メラの各種撮影動作を制御する電気回路部品を実装した
プリント基板の組込みが容易に行なえ、撮影情報を記憶
する記憶容量の増減を必要に応じて簡単に行なえ、しか
もカメラ全体の小型化やコスト低減を図ることが可能な
電気回路基板を備えた撮像装置を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る電気回路基板を備えた撮像装置は、
撮像装置の前面を形成する前ボディと、前ボディよりも
後方に配設される後ボディと、前ボディの一方の側部
に、前ボディよりも前方に突出するグリップ部を形成す
るグリップ部カバーとを備え、前ボディの一方の側部に
おいて、後ボディよりも前方であって前ボディよりも後
方に形成される空隙部に、第1の電気回路基板を配設し
たており、さらに前記グリップ部の内側空間に、第1の
電気回路基板とは異なる第2の電気回路基板を配設して
いる。ここで、本発明に係る電気回路基板を備えた撮像
装置は、後ボディの一方の側部に設けた撮影フィルム巻
取り用スプール室よりも前方に前記電気回路基板を配設
し、また第1の電気回路基板と第2の電気回路基板とを
電気的に接続する接続部材を設けたものである。
ために本発明に係る電気回路基板を備えた撮像装置は、
撮像装置の前面を形成する前ボディと、前ボディよりも
後方に配設される後ボディと、前ボディの一方の側部
に、前ボディよりも前方に突出するグリップ部を形成す
るグリップ部カバーとを備え、前ボディの一方の側部に
おいて、後ボディよりも前方であって前ボディよりも後
方に形成される空隙部に、第1の電気回路基板を配設し
たており、さらに前記グリップ部の内側空間に、第1の
電気回路基板とは異なる第2の電気回路基板を配設して
いる。ここで、本発明に係る電気回路基板を備えた撮像
装置は、後ボディの一方の側部に設けた撮影フィルム巻
取り用スプール室よりも前方に前記電気回路基板を配設
し、また第1の電気回路基板と第2の電気回路基板とを
電気的に接続する接続部材を設けたものである。
【0010】また、本発明に係る電気回路基板を備えた
撮像装置は、第1の電気回路基板よりも後方であって後
ボディのスプール室側壁部に第3の電気回路基板を配設
するとともに、この第3の電気回路基板を第1または第
2の電気回路基板に電気的に接続する接続部材を設けた
ものである。
撮像装置は、第1の電気回路基板よりも後方であって後
ボディのスプール室側壁部に第3の電気回路基板を配設
するとともに、この第3の電気回路基板を第1または第
2の電気回路基板に電気的に接続する接続部材を設けた
ものである。
【0011】さらに、本発明に係る電気回路基板を備え
た撮像装置は、グリップ部カバーを、前ボディよりも前
方に突出した後に撮像装置の側端部の背面寄りに回り込
むように配設し、かつ前ボディと後ボディとに着脱自在
に設けている。そして、第1の電気回路基板よりも前方
に第3の電気回路基板を配設するとともに、この第3の
電気回路基板を第1または第2の電気回路基板に電気的
に接続する接続部材を設けたものである。なお、第3の
電気回路基板を、第2の電気回路基板よりも撮像装置の
幅方向において幅狭に形成するとよい。
た撮像装置は、グリップ部カバーを、前ボディよりも前
方に突出した後に撮像装置の側端部の背面寄りに回り込
むように配設し、かつ前ボディと後ボディとに着脱自在
に設けている。そして、第1の電気回路基板よりも前方
に第3の電気回路基板を配設するとともに、この第3の
電気回路基板を第1または第2の電気回路基板に電気的
に接続する接続部材を設けたものである。なお、第3の
電気回路基板を、第2の電気回路基板よりも撮像装置の
幅方向において幅狭に形成するとよい。
【0012】また、本発明に係る電気回路基板を備えた
撮像装置は、前ボディのレンズ鏡筒の近傍まで、第1の
電気回路基板を延在させたり、電気回路基板を硬質プリ
ント基板によって構成したりしている。
撮像装置は、前ボディのレンズ鏡筒の近傍まで、第1の
電気回路基板を延在させたり、電気回路基板を硬質プリ
ント基板によって構成したりしている。
【0013】本発明によれば、撮像装置本体であるカメ
ラ本体における後ボディでのスプール室を形成する前側
壁部の前方でカメラ本体の前ボディとの間に形成される
空隙部に第1の電気回路基板である第1の硬質プリント
基板を、カメラのレンズ鏡筒付近まで延在させて配設す
ることにより、この第1の硬質プリント基板に広い実装
可能な面積をもたせることができ、カメラ全体を大型に
することなく、電気回路部品の実装スペースを確保する
ことができる。さらに、この第1の硬質プリント基板の
前面側でグリップ部の内側空間に第2の電気回路基板で
ある第2の硬質プリント基板を配設することにより、電
気回路部品の実装スペースを確保することができる。
ラ本体における後ボディでのスプール室を形成する前側
壁部の前方でカメラ本体の前ボディとの間に形成される
空隙部に第1の電気回路基板である第1の硬質プリント
基板を、カメラのレンズ鏡筒付近まで延在させて配設す
ることにより、この第1の硬質プリント基板に広い実装
可能な面積をもたせることができ、カメラ全体を大型に
することなく、電気回路部品の実装スペースを確保する
ことができる。さらに、この第1の硬質プリント基板の
前面側でグリップ部の内側空間に第2の電気回路基板で
ある第2の硬質プリント基板を配設することにより、電
気回路部品の実装スペースを確保することができる。
【0014】また、本発明によれば、グリップ部を構成
するグリップ部カバーをカメラ本体を構成する前ボデ
ィ、後ボディから取り外すことにより、第2の記憶メモ
リを実装した第3の電気回路基板である第3の硬質プリ
ント基板をカメラ本体内でスプール室の側壁部よりも側
方の空隙やグリップ部の内側空間に組込んで配設するこ
とが可能で、記憶可能な容量を必要に応じて増やすこと
ができる。
するグリップ部カバーをカメラ本体を構成する前ボデ
ィ、後ボディから取り外すことにより、第2の記憶メモ
リを実装した第3の電気回路基板である第3の硬質プリ
ント基板をカメラ本体内でスプール室の側壁部よりも側
方の空隙やグリップ部の内側空間に組込んで配設するこ
とが可能で、記憶可能な容量を必要に応じて増やすこと
ができる。
【0015】カメラ本体を構成する前ボディは、スプー
ル室側に延設された巻取り側の側壁とパトローネ室側に
延設された巻戻し側側壁とを備えている。また、巻き取
り側の側壁の内側に沿って第1の硬質プリント基板を、
カメラの側端部から中央寄りのレンズ鏡筒付近にまで延
在するように設けている。グリップ部は、カメラ前面で
フィルムの巻取り側部分から前方に突出し、カメラの撮
影時に撮影者が指で把持し易い形状とされている。この
グリップ部を構成するグリップ部カバーは、ビスのよう
な着脱自在な固定手段により、カメラボディを構成する
前ボディと後ボディとに着脱自在に設けれられる。電気
回路基板である第1、第2あるいは第3の硬質プリント
基板を電気的に接続する接続部材は、コネクタ、半田ブ
リッジあるいはフレキシブルプリント基板からなる。
ル室側に延設された巻取り側の側壁とパトローネ室側に
延設された巻戻し側側壁とを備えている。また、巻き取
り側の側壁の内側に沿って第1の硬質プリント基板を、
カメラの側端部から中央寄りのレンズ鏡筒付近にまで延
在するように設けている。グリップ部は、カメラ前面で
フィルムの巻取り側部分から前方に突出し、カメラの撮
影時に撮影者が指で把持し易い形状とされている。この
グリップ部を構成するグリップ部カバーは、ビスのよう
な着脱自在な固定手段により、カメラボディを構成する
前ボディと後ボディとに着脱自在に設けれられる。電気
回路基板である第1、第2あるいは第3の硬質プリント
基板を電気的に接続する接続部材は、コネクタ、半田ブ
リッジあるいはフレキシブルプリント基板からなる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明に係る電
気回路基板を備えた撮像装置の第1の実施の形態を示
し、これらの図において、図1は撮像装置を構成するカ
メラ本体を正面から見たときのカメラの電気回路基板と
してのプリント基板の実装配置構造を示す斜視図、図2
は図1のカメラ本体を高さ方向の略中央で断面した横断
側面図、図3はカメラ本体を外部機器に接続した状態を
示す概略図、図4はカメラ内での電子制御系を構成する
各ブロックを示す構成図である。
気回路基板を備えた撮像装置の第1の実施の形態を示
し、これらの図において、図1は撮像装置を構成するカ
メラ本体を正面から見たときのカメラの電気回路基板と
してのプリント基板の実装配置構造を示す斜視図、図2
は図1のカメラ本体を高さ方向の略中央で断面した横断
側面図、図3はカメラ本体を外部機器に接続した状態を
示す概略図、図4はカメラ内での電子制御系を構成する
各ブロックを示す構成図である。
【0017】図1および図2において符号1で示すもの
は撮像装置本体としてのカメラ本体であり、このカメラ
本体1の内部には、主としてカメラボディの前側に相当
する部分を構成する前ボディ2と、主としてカメラボデ
ィの後側に相当する部分を構成する後ボディ3とを備え
ている。前記カメラ本体1の前面部で図中左側部分は、
写真撮影時に握持し易くするために前方に突出するグリ
ップ部4が形成されている。図中4aはこのグリップ部
4を構成するグリップ部カバーであり、前ボディ2のス
プール室側の側壁2aから前方に膨出し、カメラの側端
部の背面近くまで回り込ませた状態で組み付けて、前記
前ボディ2と後ボディ3に図示しないビスにより着脱自
在に固定するように構成されている。
は撮像装置本体としてのカメラ本体であり、このカメラ
本体1の内部には、主としてカメラボディの前側に相当
する部分を構成する前ボディ2と、主としてカメラボデ
ィの後側に相当する部分を構成する後ボディ3とを備え
ている。前記カメラ本体1の前面部で図中左側部分は、
写真撮影時に握持し易くするために前方に突出するグリ
ップ部4が形成されている。図中4aはこのグリップ部
4を構成するグリップ部カバーであり、前ボディ2のス
プール室側の側壁2aから前方に膨出し、カメラの側端
部の背面近くまで回り込ませた状態で組み付けて、前記
前ボディ2と後ボディ3に図示しないビスにより着脱自
在に固定するように構成されている。
【0018】前記後ボディ3の巻上げ側にはスプール室
5を設け、フィルムを巻上げるためのスプール5aを配
設している。また、この後ボディ3の巻戻し側にはフィ
ルムパトローネ6aを収納するパトローネ室6を設けて
いる。前記パトローネ6aから引き出されたフィルム6
bは、後ボディ3の左右方向の中央に設けたアパーチャ
3aを経てスプロケット3bとの係合によりスプール室
5側に巻上げ走行し、スプール5aに巻取られる。一
方、巻戻し時には、フィルム6bはパトローネ室6側に
走行し、パトローネ6a内に巻取られる。
5を設け、フィルムを巻上げるためのスプール5aを配
設している。また、この後ボディ3の巻戻し側にはフィ
ルムパトローネ6aを収納するパトローネ室6を設けて
いる。前記パトローネ6aから引き出されたフィルム6
bは、後ボディ3の左右方向の中央に設けたアパーチャ
3aを経てスプロケット3bとの係合によりスプール室
5側に巻上げ走行し、スプール5aに巻取られる。一
方、巻戻し時には、フィルム6bはパトローネ室6側に
走行し、パトローネ6a内に巻取られる。
【0019】前記後ボディ3のアパーチャ3aの前方に
はシャッタ機構7のシャッタ部7aが配設されており、
このシャッタ機構7の作動によりアパーチャ3aを通過
するフィルム6bが露光されるように構成されている。
なお、図1中1aはカメラ本体1の前面部中央のレンズ
鏡筒、1bはカメラ本体1の上部中央のペンタプリズム
を有する軍艦部、1cはレリーズ釦、1dは表示パネル
部である。また、図2中8はレンズ鏡筒1a内でアパー
チャ3aの前方に配置したミラーボックス機構部であ
る。
はシャッタ機構7のシャッタ部7aが配設されており、
このシャッタ機構7の作動によりアパーチャ3aを通過
するフィルム6bが露光されるように構成されている。
なお、図1中1aはカメラ本体1の前面部中央のレンズ
鏡筒、1bはカメラ本体1の上部中央のペンタプリズム
を有する軍艦部、1cはレリーズ釦、1dは表示パネル
部である。また、図2中8はレンズ鏡筒1a内でアパー
チャ3aの前方に配置したミラーボックス機構部であ
る。
【0020】前記カメラ本体1を構成する前ボディ2
は、カメラのフィルム巻上げ側に延長されている側壁2
aと、フィルム巻戻し側に延長されている側壁2bとを
備えている。そして、前記巻上げ側の側壁2aの端部と
前記後ボディ3との間には、前記グリップ部4を構成す
るカバー4aがビスにより着脱自在に組付け固定されて
いる。このグリップ部カバー4aの固定は、前ボディ2
と後ボディ3とを図示しないビスにより締結した後に、
これらに対して図示しないビスにより締結固定されるこ
とになる。
は、カメラのフィルム巻上げ側に延長されている側壁2
aと、フィルム巻戻し側に延長されている側壁2bとを
備えている。そして、前記巻上げ側の側壁2aの端部と
前記後ボディ3との間には、前記グリップ部4を構成す
るカバー4aがビスにより着脱自在に組付け固定されて
いる。このグリップ部カバー4aの固定は、前ボディ2
と後ボディ3とを図示しないビスにより締結した後に、
これらに対して図示しないビスにより締結固定されるこ
とになる。
【0021】本発明によれば、上述した構成によるカメ
ラ本体1において、図2に示すように、スプール室5の
前側壁部5bの前方で前記前ボディ2の側壁2aとの間
に形成されるカメラ本体1内のスペースである空隙部
に、第1の硬質プリント基板11を第1の電気回路基板
として配置させ、ビス11aで後ボディ3に締結するこ
とにより固定している。この第1の硬質プリント基板1
1は、前ボディ2の中央寄りに設けられるレンズ鏡筒1
aやミラーボックス機構部8に近接する位置からカメラ
本体1の側端部近傍にかけて配置されており、幅の広い
実装可能部を有する。そして、この実装可能部には、カ
メラの作動を制御するためのCPUや抵抗、コンデン
サ、トランジスタ等の各種チップ部品、さらに各種の撮
影情報を電気的に記憶させておくための第1の記憶メモ
リが実装され、また各部品間を接続する接続パターンが
形成されている。
ラ本体1において、図2に示すように、スプール室5の
前側壁部5bの前方で前記前ボディ2の側壁2aとの間
に形成されるカメラ本体1内のスペースである空隙部
に、第1の硬質プリント基板11を第1の電気回路基板
として配置させ、ビス11aで後ボディ3に締結するこ
とにより固定している。この第1の硬質プリント基板1
1は、前ボディ2の中央寄りに設けられるレンズ鏡筒1
aやミラーボックス機構部8に近接する位置からカメラ
本体1の側端部近傍にかけて配置されており、幅の広い
実装可能部を有する。そして、この実装可能部には、カ
メラの作動を制御するためのCPUや抵抗、コンデン
サ、トランジスタ等の各種チップ部品、さらに各種の撮
影情報を電気的に記憶させておくための第1の記憶メモ
リが実装され、また各部品間を接続する接続パターンが
形成されている。
【0022】前記カメラ本体1のグリップ部4により形
成されるスペース内で前記第1の硬質プリント基板11
の前方には、図2に示すように、第2の硬質プリント基
板12が第2の電気回路基板として配設されている。こ
の第2の硬質プリント基板12は、前記第1の硬質プリ
ント基板11と平行に配置され、かつ電気的な接続部材
であるコネクタ13により第1の硬質プリント基板11
と電気的に接続されている。
成されるスペース内で前記第1の硬質プリント基板11
の前方には、図2に示すように、第2の硬質プリント基
板12が第2の電気回路基板として配設されている。こ
の第2の硬質プリント基板12は、前記第1の硬質プリ
ント基板11と平行に配置され、かつ電気的な接続部材
であるコネクタ13により第1の硬質プリント基板11
と電気的に接続されている。
【0023】なお、前記カメラ本体1内には、撮影動作
に伴なう種々のシーケンス動作を行わせるための種々の
スイッチやLCD等の表示装置(前記表示パネル部1d
を含む)、その他のアクセサリと電気的接続を行なうた
めの接点端子等の接続部材が適宜の個所に設けられてい
る。また、詳細な図示は省略したが、複数のフレキシブ
ルプリント基板を、それぞれのスイッチ、表示装置、接
点端子についての接続手段として用い、カメラ本体1内
を引き回す構成を採っている。そして、上述したように
カメラ本体1内を引き回した前記フレキシブルプリント
基板は、その一端を直接または他のフレキシブルプリン
ト基板を介して間接的に、前記第1の硬質プリント基板
11または第2の硬質プリント基板12上に設けたコネ
クタ端子や半田ブリッジ等により接続されている。
に伴なう種々のシーケンス動作を行わせるための種々の
スイッチやLCD等の表示装置(前記表示パネル部1d
を含む)、その他のアクセサリと電気的接続を行なうた
めの接点端子等の接続部材が適宜の個所に設けられてい
る。また、詳細な図示は省略したが、複数のフレキシブ
ルプリント基板を、それぞれのスイッチ、表示装置、接
点端子についての接続手段として用い、カメラ本体1内
を引き回す構成を採っている。そして、上述したように
カメラ本体1内を引き回した前記フレキシブルプリント
基板は、その一端を直接または他のフレキシブルプリン
ト基板を介して間接的に、前記第1の硬質プリント基板
11または第2の硬質プリント基板12上に設けたコネ
クタ端子や半田ブリッジ等により接続されている。
【0024】さらに、前述したように第1の硬質プリン
ト基板11と第2の硬質プリント基板12はコネクタ1
3により電気的接続されているため、それぞれのスイッ
チ、表示装置、接点端子は第1の硬質プリント基板11
上の実装回路に接続され、シーケンスまたは表示の制御
やアクセサリへの電源供給や交信が行なわれることにな
る。
ト基板11と第2の硬質プリント基板12はコネクタ1
3により電気的接続されているため、それぞれのスイッ
チ、表示装置、接点端子は第1の硬質プリント基板11
上の実装回路に接続され、シーケンスまたは表示の制御
やアクセサリへの電源供給や交信が行なわれることにな
る。
【0025】一方、後ボディ3上のスプール室5の側壁
部5cには、第3の硬質プリント基板14が選択的に取
付可能に構成されている。図2はこの第3の硬質プリン
ト基板14をビス14aにより設けたときの断面を示
す。この第3の硬質プリント基板14上には、各種の撮
影情報を記憶可能な第2の記憶メモリ等の電子部品が実
装されており、さらに接続のための連結用フレキシブル
プリント基板15の一端を半田ブリッジまたはコネクタ
等の電気的な接続部材により接続されている。また、前
記連結用フレキシブルプリント基板15の他端は、前記
第1の硬質プリント基板11に半田ブリッジやコネクタ
等により接続されている。
部5cには、第3の硬質プリント基板14が選択的に取
付可能に構成されている。図2はこの第3の硬質プリン
ト基板14をビス14aにより設けたときの断面を示
す。この第3の硬質プリント基板14上には、各種の撮
影情報を記憶可能な第2の記憶メモリ等の電子部品が実
装されており、さらに接続のための連結用フレキシブル
プリント基板15の一端を半田ブリッジまたはコネクタ
等の電気的な接続部材により接続されている。また、前
記連結用フレキシブルプリント基板15の他端は、前記
第1の硬質プリント基板11に半田ブリッジやコネクタ
等により接続されている。
【0026】上述した第3の硬質プリント基板14(第
3の電気回路基板)について、以下に説明する。たとえ
ば撮影者がカメラを用いて撮影を行ない、この撮影時の
撮影記録を保存しようとした際に、撮影記録は始めは硬
質プリント基板11上に設けた第1の記憶メモリに保存
される。また、連続して撮影が行なわれた際には、各々
の撮影記録は個々に前記第1の記憶メモリに保存される
ことになる。そして、撮影者がさらに前記第1の記憶メ
モリの容量以上の撮影記録をカメラ本体1内に保存しよ
うとする場合には、容量不足を生じないように、前記第
3の硬質プリント基板14を後述する手法で後ボディ3
に接続し、第3の硬質プリント基板14上に設けた第2
の記憶メモリに保存するように構成するとよい。
3の電気回路基板)について、以下に説明する。たとえ
ば撮影者がカメラを用いて撮影を行ない、この撮影時の
撮影記録を保存しようとした際に、撮影記録は始めは硬
質プリント基板11上に設けた第1の記憶メモリに保存
される。また、連続して撮影が行なわれた際には、各々
の撮影記録は個々に前記第1の記憶メモリに保存される
ことになる。そして、撮影者がさらに前記第1の記憶メ
モリの容量以上の撮影記録をカメラ本体1内に保存しよ
うとする場合には、容量不足を生じないように、前記第
3の硬質プリント基板14を後述する手法で後ボディ3
に接続し、第3の硬質プリント基板14上に設けた第2
の記憶メモリに保存するように構成するとよい。
【0027】なお、上述した第1の記憶メモリ、さらに
第2の記憶メモリに記録した撮影記録は、図3に示すよ
うに、カメラ本体1に対し外部機器であるパーソナルコ
ンピュータ40を接続ケーブル41により接続すること
により、カメラ本体1からパーソナルコンピュータ40
に読み出すことができるように構成されている。このよ
うな撮影記録の読み出しは、第1の記憶メモリから行な
い、カメラ本体1に第3の硬質プリント基板14が設け
られていて第2の記憶メモリにも撮影記録が保存されて
いる場合には、第1の記憶メモリから読み出しを行なっ
た後に読み出しを行なうように構成されている。
第2の記憶メモリに記録した撮影記録は、図3に示すよ
うに、カメラ本体1に対し外部機器であるパーソナルコ
ンピュータ40を接続ケーブル41により接続すること
により、カメラ本体1からパーソナルコンピュータ40
に読み出すことができるように構成されている。このよ
うな撮影記録の読み出しは、第1の記憶メモリから行な
い、カメラ本体1に第3の硬質プリント基板14が設け
られていて第2の記憶メモリにも撮影記録が保存されて
いる場合には、第1の記憶メモリから読み出しを行なっ
た後に読み出しを行なうように構成されている。
【0028】次に、前記第3の硬質プリント基板14の
カメラ本体1内への取付方法について述べる。前記カメ
ラ本体1から図示しないビスを外してグリップ部4のカ
バー4aを取り外す。次に、前記第2の硬質プリント基
板12のコネクタ13を外して、第1の硬質プリント基
板11と第2の硬質プリント基板12の接続を解除し、
第2の硬質プリント基板12を第1の硬質プリント基板
11から取り外す。この際に、第1の硬質プリント基板
11および第2の硬質プリント基板12の接続において
前記コネクタ21以外の機械的締結手段がある場合には
その締結手段も取り外す。
カメラ本体1内への取付方法について述べる。前記カメ
ラ本体1から図示しないビスを外してグリップ部4のカ
バー4aを取り外す。次に、前記第2の硬質プリント基
板12のコネクタ13を外して、第1の硬質プリント基
板11と第2の硬質プリント基板12の接続を解除し、
第2の硬質プリント基板12を第1の硬質プリント基板
11から取り外す。この際に、第1の硬質プリント基板
11および第2の硬質プリント基板12の接続において
前記コネクタ21以外の機械的締結手段がある場合には
その締結手段も取り外す。
【0029】そして、前記第3の硬質プリント基板14
を、スプール室側面部5cに側方よりビス14aにより
ビス止めする。この際に、ビス以外の機械的締結手段す
なわち両面接着テープ等を用いて固定してもよい。な
お、この第3の硬質プリント基板14には、前記第2の
記憶メモリを始めとする種々の電子部品を既に実装した
ものとする。
を、スプール室側面部5cに側方よりビス14aにより
ビス止めする。この際に、ビス以外の機械的締結手段す
なわち両面接着テープ等を用いて固定してもよい。な
お、この第3の硬質プリント基板14には、前記第2の
記憶メモリを始めとする種々の電子部品を既に実装した
ものとする。
【0030】次に、この第3の硬質プリント基板14に
予め半田ブリッジにより接続した連結用フレキシブルプ
リント基板15と前記第1の硬質プリント基板11とを
半田ブリッジにより接続する。なお、これら第3の硬質
プリント基板14と連結用フレキシブルプリント基板1
5、および連結用フレキシブルプリント基板15と第1
の硬質プリント基板11の間の接続は、半田ブリッジの
代りにコネクタを用いてもよい。
予め半田ブリッジにより接続した連結用フレキシブルプ
リント基板15と前記第1の硬質プリント基板11とを
半田ブリッジにより接続する。なお、これら第3の硬質
プリント基板14と連結用フレキシブルプリント基板1
5、および連結用フレキシブルプリント基板15と第1
の硬質プリント基板11の間の接続は、半田ブリッジの
代りにコネクタを用いてもよい。
【0031】また、この実施の形態においては、第3の
硬質プリント基板14を、後ボディ3に固定する先だっ
て、第3の硬質プリント基板14と連結用フレキシブル
プリント基板15を半田ブリッジにて固定する手法を説
明したが、第3の硬質プリント基板14を後ボディ3に
固定した後に、連結用フレキシブルプリント基板15を
第3の硬質プリント基板14および第1の硬質プリント
基板11に固定してもよい。
硬質プリント基板14を、後ボディ3に固定する先だっ
て、第3の硬質プリント基板14と連結用フレキシブル
プリント基板15を半田ブリッジにて固定する手法を説
明したが、第3の硬質プリント基板14を後ボディ3に
固定した後に、連結用フレキシブルプリント基板15を
第3の硬質プリント基板14および第1の硬質プリント
基板11に固定してもよい。
【0032】そして、このようにして第3の硬質プリン
ト基板14を後ボディ3に固定し、連結用フレキシブル
プリント基板15により第3の硬質プリント基板14と
第1の硬質プリント基板11との電気的接続を行なった
後に、カメラ本体1に再度グリップ部4のカバー4aを
固定する。このような作業を行なうことにより、カメラ
本体1内に第2の記憶メモリを実装した第3の硬質プリ
ント基板14を装着したことになる。このようにすれ
ば、カメラ本体1全体の撮影情報の記憶容量は、第1の
記憶メモリの撮影情報を記憶可能な記憶容量に、第2の
記憶メモリの記憶容量を加えたものとなる。
ト基板14を後ボディ3に固定し、連結用フレキシブル
プリント基板15により第3の硬質プリント基板14と
第1の硬質プリント基板11との電気的接続を行なった
後に、カメラ本体1に再度グリップ部4のカバー4aを
固定する。このような作業を行なうことにより、カメラ
本体1内に第2の記憶メモリを実装した第3の硬質プリ
ント基板14を装着したことになる。このようにすれ
ば、カメラ本体1全体の撮影情報の記憶容量は、第1の
記憶メモリの撮影情報を記憶可能な記憶容量に、第2の
記憶メモリの記憶容量を加えたものとなる。
【0033】図4は上述したような本発明を適用したカ
メラにおけるカメラ本体内の各ブロックを示すブロック
図である。同図において、符号20は第1の硬質プリン
ト基板11および第2の硬質プリント基板12を含む実
装回路部によって構成される制御部で、カメラ本体1内
の種々のシーケンス動作を制御するためのブロックで、
その内部は以下のような種々の制御要素から構成されて
いる。
メラにおけるカメラ本体内の各ブロックを示すブロック
図である。同図において、符号20は第1の硬質プリン
ト基板11および第2の硬質プリント基板12を含む実
装回路部によって構成される制御部で、カメラ本体1内
の種々のシーケンス動作を制御するためのブロックで、
その内部は以下のような種々の制御要素から構成されて
いる。
【0034】すなわち、表示装置DISPは撮影の各種
情報、たとえば絞り値やシャッタ秒時をLED等の表示
手段(表示パネル部1dに相当する)を用いて表示さ
せ、その内容を撮影者に知らせるためのものである。絞
りAPはカメラの絞りであり、撮影者が設定した絞り値
またはAE素子SPDの出力により得られた値に基づい
て制御部20により決定された絞り値よって制御され
る。
情報、たとえば絞り値やシャッタ秒時をLED等の表示
手段(表示パネル部1dに相当する)を用いて表示さ
せ、その内容を撮影者に知らせるためのものである。絞
りAPはカメラの絞りであり、撮影者が設定した絞り値
またはAE素子SPDの出力により得られた値に基づい
て制御部20により決定された絞り値よって制御され
る。
【0035】シャッタST(シャッタ機構部7に相当す
る)は、カメラのフィルム面における像面露光量を規定
するシャッタであって、撮影者が設定した秒時または制
御部20により決定された秒時の間、フィルム面への露
光を行なう制御を行なう。シーケンスモータSMTは、
フィルムの巻上げや巻戻し動作、さらにシャッタ機構部
7のシャッタチャージ等、撮影に伴なう一連のカメラの
作動を制御部20からの信号によって行なうためにカメ
ラ内に設けられたモータである。なお、このようなモー
タは一つのモータでも、また複数のモータであってもよ
い。
る)は、カメラのフィルム面における像面露光量を規定
するシャッタであって、撮影者が設定した秒時または制
御部20により決定された秒時の間、フィルム面への露
光を行なう制御を行なう。シーケンスモータSMTは、
フィルムの巻上げや巻戻し動作、さらにシャッタ機構部
7のシャッタチャージ等、撮影に伴なう一連のカメラの
作動を制御部20からの信号によって行なうためにカメ
ラ内に設けられたモータである。なお、このようなモー
タは一つのモータでも、また複数のモータであってもよ
い。
【0036】AF素子CCDは被写体までの距離を測定
するオートフォーカス用のセンサであって、その出力を
元にして制御部20により被写体までのデフォーカス量
を演算する。この演算により算出されたデフォーカス量
に基づき、AFモータAFMTを駆動させ、撮影レンズ
を所望の位置に位置付けることにより、オートフォーカ
スすなわち自動的な焦点合わせが行なえる。
するオートフォーカス用のセンサであって、その出力を
元にして制御部20により被写体までのデフォーカス量
を演算する。この演算により算出されたデフォーカス量
に基づき、AFモータAFMTを駆動させ、撮影レンズ
を所望の位置に位置付けることにより、オートフォーカ
スすなわち自動的な焦点合わせが行なえる。
【0037】なお、図4において、M1は第1の硬質プ
リント基板11に実装した第1の記憶メモリ、M2はカ
メラ本体1内に選択的に組込んで設けられる第3硬質プ
リント基板14上に実装した第2の記憶メモリである。
また、この図4では、外部機器であるパーソナルコンピ
ュータ40を接続ケーブル41で連結した状態を示して
いる。
リント基板11に実装した第1の記憶メモリ、M2はカ
メラ本体1内に選択的に組込んで設けられる第3硬質プ
リント基板14上に実装した第2の記憶メモリである。
また、この図4では、外部機器であるパーソナルコンピ
ュータ40を接続ケーブル41で連結した状態を示して
いる。
【0038】図5および図6は本発明の第2の実施の形
態を示し、図5は第2の実施の形態におけるカメラ本体
を正面から見たときのカメラの電気回路基板の実装配置
構造を示す斜視図、図6はそのカメラ本体を高さ方向で
の略中央で水平方向に断面した横断側面図である。な
お、カメラ本体1内において前述した第1の実施の形態
と同一または相当する部分には同一番号を付して説明は
省略する。
態を示し、図5は第2の実施の形態におけるカメラ本体
を正面から見たときのカメラの電気回路基板の実装配置
構造を示す斜視図、図6はそのカメラ本体を高さ方向で
の略中央で水平方向に断面した横断側面図である。な
お、カメラ本体1内において前述した第1の実施の形態
と同一または相当する部分には同一番号を付して説明は
省略する。
【0039】この実施の形態では、カメラ本体1内の第
2の硬質プリント基板12の前方で、グリップ部4のカ
バー4aにより形成されるスペースに、第3の硬質プリ
ント基板30を配設している。ここで、第3の硬質プリ
ント基板30の外形形状は、カメラのグリップ部4内に
収納するために、通常は第2の硬質プリント基板12の
外形形状と略同一か、または幅方向に狭い形状であるこ
とが望ましい。なお、この第3の硬質プリント基板30
には、前述した第1の実施の形態と同様に第2の記憶メ
モリM2を実装している。この第2の記憶メモリM2の
機能については前述した第1の実施の形態と同様であ
り、ここでの説明は省略する。
2の硬質プリント基板12の前方で、グリップ部4のカ
バー4aにより形成されるスペースに、第3の硬質プリ
ント基板30を配設している。ここで、第3の硬質プリ
ント基板30の外形形状は、カメラのグリップ部4内に
収納するために、通常は第2の硬質プリント基板12の
外形形状と略同一か、または幅方向に狭い形状であるこ
とが望ましい。なお、この第3の硬質プリント基板30
には、前述した第1の実施の形態と同様に第2の記憶メ
モリM2を実装している。この第2の記憶メモリM2の
機能については前述した第1の実施の形態と同様であ
り、ここでの説明は省略する。
【0040】前記第3の硬質プリント基板30と前記第
2の硬質プリント基板12とは、コネクタ31により電
気的に接続されており、さらにコネクタ13を介して、
第3の硬質プリント基板30と第1の硬質プリント基板
11とが接続されることになる。また、この第3の硬質
プリント基板30と第1の硬質プリント基板11の電気
的接続について、第3の硬質プリント基板30に図示し
ないフレキシブルプリント基板を半田ブリッジまたはコ
ネクタによって電気的に接続し、このフレキシブルプリ
ント基板と第1の硬質プリント基板11を直接半田ブリ
ッジまたはコネクタにより電気的に接続してもよい。
2の硬質プリント基板12とは、コネクタ31により電
気的に接続されており、さらにコネクタ13を介して、
第3の硬質プリント基板30と第1の硬質プリント基板
11とが接続されることになる。また、この第3の硬質
プリント基板30と第1の硬質プリント基板11の電気
的接続について、第3の硬質プリント基板30に図示し
ないフレキシブルプリント基板を半田ブリッジまたはコ
ネクタによって電気的に接続し、このフレキシブルプリ
ント基板と第1の硬質プリント基板11を直接半田ブリ
ッジまたはコネクタにより電気的に接続してもよい。
【0041】上述した第3の硬質プリント基板30のカ
メラ本体1内への組付け方法について以下に述べる。な
お、カメラ本体1からグリップ部4のカバー4aを取り
外す手法は前述した第1の実施の形態と同一である。上
述したカバー4aを取り外した状態において、第3の硬
質プリント基板30上に設けたコネクタ31を、第2の
硬質プリント基板12に接続する。この際にこの第3の
硬質プリント基板30を第2の硬質プリント基板12ま
たはグリップ部4のカバー4aに機械的締結手段を用い
て固定させてもよい。そして、このような接続によっ
て、第3の硬質プリント基板30上に設けた第2の記憶
メモリM2(図示せず)は前述した第1の実施の形態と
同様に第1の硬質プリント基板11の実装回路と接続さ
れることになる。また、この第3の硬質プリント基板3
0の組付け後に、グリップ部4のカバー4aを再度カメ
ラ本体1に組み付けることは、前記第1の実施の形態と
同様である。
メラ本体1内への組付け方法について以下に述べる。な
お、カメラ本体1からグリップ部4のカバー4aを取り
外す手法は前述した第1の実施の形態と同一である。上
述したカバー4aを取り外した状態において、第3の硬
質プリント基板30上に設けたコネクタ31を、第2の
硬質プリント基板12に接続する。この際にこの第3の
硬質プリント基板30を第2の硬質プリント基板12ま
たはグリップ部4のカバー4aに機械的締結手段を用い
て固定させてもよい。そして、このような接続によっ
て、第3の硬質プリント基板30上に設けた第2の記憶
メモリM2(図示せず)は前述した第1の実施の形態と
同様に第1の硬質プリント基板11の実装回路と接続さ
れることになる。また、この第3の硬質プリント基板3
0の組付け後に、グリップ部4のカバー4aを再度カメ
ラ本体1に組み付けることは、前記第1の実施の形態と
同様である。
【0042】なお、本発明は上述した実施の形態で説明
した構造には限定されず、カメラ本体1の各部における
形状、構造等を適宜変形、変更してもよい。たとえば上
述した実施の形態では、一眼レフカメラのような構成の
カメラである場合を例示しているが、本発明はこれに限
定されず、適宜の構造をもつカメラに適用することがで
きる。要は、カメラ本体1の一側にグリップ部4を有す
るカメラであれば適用可能である。
した構造には限定されず、カメラ本体1の各部における
形状、構造等を適宜変形、変更してもよい。たとえば上
述した実施の形態では、一眼レフカメラのような構成の
カメラである場合を例示しているが、本発明はこれに限
定されず、適宜の構造をもつカメラに適用することがで
きる。要は、カメラ本体1の一側にグリップ部4を有す
るカメラであれば適用可能である。
【0043】また、上述した実施の形態では、第1、第
3の硬質プリント基板11,14の後ボディ3への組付
けをビスによって行ない、さらにグリップ部4のカバー
4aの前ボディ2、後ボディ3への着脱自在な組付け固
定もビスにより行なっている場合を説明したが、本発明
はこれに限らず、適宜の着脱自在な固定手段であれば採
用することができる。さらに、上述した実施の形態で
は、各硬質プリント基板11,12,14の電気的な連
結を、コネクタや連結用フレキシブルプリント基板を用
いて行なっているが、これらは適宜変更することは自由
である。また、上述した実施の形態では、撮像装置とし
てカメラについて述べたが、本発明はこれに限らず、た
とえば電子スチルカメラ等のような撮像装置にも適用可
能である。
3の硬質プリント基板11,14の後ボディ3への組付
けをビスによって行ない、さらにグリップ部4のカバー
4aの前ボディ2、後ボディ3への着脱自在な組付け固
定もビスにより行なっている場合を説明したが、本発明
はこれに限らず、適宜の着脱自在な固定手段であれば採
用することができる。さらに、上述した実施の形態で
は、各硬質プリント基板11,12,14の電気的な連
結を、コネクタや連結用フレキシブルプリント基板を用
いて行なっているが、これらは適宜変更することは自由
である。また、上述した実施の形態では、撮像装置とし
てカメラについて述べたが、本発明はこれに限らず、た
とえば電子スチルカメラ等のような撮像装置にも適用可
能である。
【0044】
【実施例】カメラ本体は、カメラ前面側に配設される前
ボディ2とスプール室5、パトローネ室6、アパーチャ
3aを形成する後ボディ3とから構成されている。ま
た、カメラ本体を構成する前ボディ2は、スプール室5
側に延設された巻取り側側壁2aとパトローネ室側に延
設された巻戻し側側壁2Bとを備え、前記巻き取り側側
壁2aの内側に沿って第1の硬質プリント基板11を、
カメラの側端部から中央寄りのレンズ鏡筒部1a付近に
かけて配設している。グリップ部4は、カメラ前面でフ
ィルムの巻取り側部分から前方に突出し、カメラの撮影
時に撮影者が指と手のひらで把持し易い形状をもつグリ
ップ部カバー4aで形成されている。このグリップ部カ
バー4aは、カメラボディを構成する前ボディ2と後ボ
ディ3にビスによりビス止めして着脱自在に固定してい
る。第1、第2あるいは第3の硬質プリント基板11,
12,14のような電気回路基板を電気的に接続する接
続部材は、コネクタ13,31、半田ブリッジ、あるい
はフレキシブルプリント基板15からなる。
ボディ2とスプール室5、パトローネ室6、アパーチャ
3aを形成する後ボディ3とから構成されている。ま
た、カメラ本体を構成する前ボディ2は、スプール室5
側に延設された巻取り側側壁2aとパトローネ室側に延
設された巻戻し側側壁2Bとを備え、前記巻き取り側側
壁2aの内側に沿って第1の硬質プリント基板11を、
カメラの側端部から中央寄りのレンズ鏡筒部1a付近に
かけて配設している。グリップ部4は、カメラ前面でフ
ィルムの巻取り側部分から前方に突出し、カメラの撮影
時に撮影者が指と手のひらで把持し易い形状をもつグリ
ップ部カバー4aで形成されている。このグリップ部カ
バー4aは、カメラボディを構成する前ボディ2と後ボ
ディ3にビスによりビス止めして着脱自在に固定してい
る。第1、第2あるいは第3の硬質プリント基板11,
12,14のような電気回路基板を電気的に接続する接
続部材は、コネクタ13,31、半田ブリッジ、あるい
はフレキシブルプリント基板15からなる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電気回
路基板を備えた撮像装置によれば、カメラ本体における
後ボディでのスプール室を形成する前側壁部の前方でカ
メラボディの前ボディとの間に形成される空隙部に第1
の電気回路基板としての硬質プリント基板を配設してい
るので、この第1の電気回路基板に広い実装可能な面積
をもたせることができ、カメラ全体を大型にすることな
く、電気回路部品の実装スペースを確保することができ
る。さらに、本発明によれば、この第1の電気回路基板
の前面側でグリップ部の内側空間に第2の電気回路基板
としての硬質プリント基板を配設することにより、電気
回路回路の実装スペースをより一層確実に確保すること
ができる。このような利点は、第1の電気回路基板をレ
ンズ鏡筒の近傍まで延在するように構成すると、より効
果的である。
路基板を備えた撮像装置によれば、カメラ本体における
後ボディでのスプール室を形成する前側壁部の前方でカ
メラボディの前ボディとの間に形成される空隙部に第1
の電気回路基板としての硬質プリント基板を配設してい
るので、この第1の電気回路基板に広い実装可能な面積
をもたせることができ、カメラ全体を大型にすることな
く、電気回路部品の実装スペースを確保することができ
る。さらに、本発明によれば、この第1の電気回路基板
の前面側でグリップ部の内側空間に第2の電気回路基板
としての硬質プリント基板を配設することにより、電気
回路回路の実装スペースをより一層確実に確保すること
ができる。このような利点は、第1の電気回路基板をレ
ンズ鏡筒の近傍まで延在するように構成すると、より効
果的である。
【0046】また、本発明によれば、前ボディから前方
に突出し撮像装置の側端部の背面近くまで回り込んだ状
態で配置させるグリップ部カバーを、前ボディと後ボデ
ィとに着脱自在に設けているので、このグリップ部カバ
ーを前ボディ、後ボディから取り外すことによって、第
2の記憶メモリを実装した第3の電気回路基板としての
硬質プリント基板を、カメラ本体内でスプール室側端部
の空隙やグリップ部の内側空間に組込んで配設すること
が簡単な作業によって容易に行なえ、しかもこれにより
記憶可能な容量を必要に応じて増減選択することが可能
である。
に突出し撮像装置の側端部の背面近くまで回り込んだ状
態で配置させるグリップ部カバーを、前ボディと後ボデ
ィとに着脱自在に設けているので、このグリップ部カバ
ーを前ボディ、後ボディから取り外すことによって、第
2の記憶メモリを実装した第3の電気回路基板としての
硬質プリント基板を、カメラ本体内でスプール室側端部
の空隙やグリップ部の内側空間に組込んで配設すること
が簡単な作業によって容易に行なえ、しかもこれにより
記憶可能な容量を必要に応じて増減選択することが可能
である。
【0047】したがって、このような本発明によれば、
カメラ本体内の空間部を効率よく利用し、カメラ全体の
大型化を招くことなく、カメラの各種撮影動作を制御す
る電気回路部品を実装した電気回路基板である第1、第
2、さらには第3の硬質プリント基板の組込みがきわめ
て簡単に行なえ、また撮影情報を記憶する記憶容量の増
減を必要に応じて簡単に行なえ、またカメラ全体の小型
化やコスト低減を図ることができる。
カメラ本体内の空間部を効率よく利用し、カメラ全体の
大型化を招くことなく、カメラの各種撮影動作を制御す
る電気回路部品を実装した電気回路基板である第1、第
2、さらには第3の硬質プリント基板の組込みがきわめ
て簡単に行なえ、また撮影情報を記憶する記憶容量の増
減を必要に応じて簡単に行なえ、またカメラ全体の小型
化やコスト低減を図ることができる。
【図1】 本発明に係る電気回路基板を備えた撮像装置
の第1の実施の形態を示し、撮像装置本体であるカメラ
本体を正面から見たときのカメラ内での電気回路基板の
実装配置構造を示す斜視図である。
の第1の実施の形態を示し、撮像装置本体であるカメラ
本体を正面から見たときのカメラ内での電気回路基板の
実装配置構造を示す斜視図である。
【図2】 図1のカメラ本体を高さ方向の略中央で断面
した横断側面図である。
した横断側面図である。
【図3】 本発明を適用したカメラにおいて、カメラ本
体を外部機器に接続した状態を示す概略図である。
体を外部機器に接続した状態を示す概略図である。
【図4】 本発明を適用したカメラにおいて、カメラ内
での電気回路制御系を構成する各ブロックを示す構成図
である。
での電気回路制御系を構成する各ブロックを示す構成図
である。
【図5】 本発明に係る電気回路基板を備えた撮像装置
の第2の実施の形態を示し、カメラ本体を正面から見た
ときのカメラ内での電気回路基板の実装配置構造を示す
斜視図である。
の第2の実施の形態を示し、カメラ本体を正面から見た
ときのカメラ内での電気回路基板の実装配置構造を示す
斜視図である。
【図6】 図5のカメラ本体を高さ方向の略中央で断面
した横断側面図である。
した横断側面図である。
1…カメラ本体(撮像装置本体)、1a…レンズ鏡筒、
2…前ボディ、2a…巻上げ側側壁、2b…巻戻し側側
壁、3…後ボディ、3a…アパーチャ、3b…スプロケ
ット、4…グリップ部、4a…グリップ部カバー、5…
スプール室、5a…スプール、5b…スプール室の前側
壁部、5c…スプール室側方の側壁部、6…パトローネ
室、6a…フィルムパトローネ、6b…フィルム、7…
シャッタ機構、8…ミラーボックス機構部、11…第1
の硬質プリント基板(第1の電気回路基板)、11a…
ビス、12…第2の硬質プリント基板(第2の電気回路
基板)、13…コネクタ(電気的接続部材)、14…第
3の硬質プリント基板(第3の電気回路基板)、14a
…ビス、15…連結用フレキシブルプリント基板、20
…制御部、30…第3の硬質プリント基板(第3の電気
回路基板)、31…コネクタ(電気的接続部材)。
2…前ボディ、2a…巻上げ側側壁、2b…巻戻し側側
壁、3…後ボディ、3a…アパーチャ、3b…スプロケ
ット、4…グリップ部、4a…グリップ部カバー、5…
スプール室、5a…スプール、5b…スプール室の前側
壁部、5c…スプール室側方の側壁部、6…パトローネ
室、6a…フィルムパトローネ、6b…フィルム、7…
シャッタ機構、8…ミラーボックス機構部、11…第1
の硬質プリント基板(第1の電気回路基板)、11a…
ビス、12…第2の硬質プリント基板(第2の電気回路
基板)、13…コネクタ(電気的接続部材)、14…第
3の硬質プリント基板(第3の電気回路基板)、14a
…ビス、15…連結用フレキシブルプリント基板、20
…制御部、30…第3の硬質プリント基板(第3の電気
回路基板)、31…コネクタ(電気的接続部材)。
Claims (10)
- 【請求項1】 撮像装置の前面を形成する前ボディと、 前記前ボディよりも後方に配設される後ボディと、 前記前ボディの一方の側部に、前記前ボディよりも前方
に突出するグリップ部を形成するグリップ部カバーとを
備え、 前記前ボディの一方の側部において、前記後ボディより
も前方であって前記前ボディよりも後方に形成される空
隙部に、第1の電気回路基板を配設したことを特徴とす
る電気回路基板を備えた撮像装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気回路基板を備えた撮
像装置において、 グリップ部の内側空間に、第1の電気回路基板とは異な
る第2の電気回路基板を配設したことを特徴とする電気
回路基板を備えた撮像装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電気回路
基板を備えた撮像装置において、 後ボディは、撮影フィルムの巻取り用のスプール室を一
方の側部に有し、 電気回路基板を、この後ボディのスプール室よりも前方
に配設したことを特徴とする電気回路基板を備えた撮像
装置。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の電気回路
基板を備えた撮像装置において、 第1の電気回路基板と第2の電気回路基板とを電気的に
接続する接続部材を設けたことを特徴とする電気回路基
板を備えた撮像装置。 - 【請求項5】 請求項2、請求項3または請求項4記載
の電気回路基板を備えた撮像装置において、 第1の電気回路基板よりも後方であって後ボディのスプ
ール室側壁部に第3の電気回路基板を配設するととも
に、 この第3の電気回路基板を第1または第2の電気回路基
板に電気的に接続する接続部材を設けたことを特徴とす
る電気回路基板を備えた撮像装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の電気回路基板を備えた撮
像装置において、 グリップ部カバーは、前ボディよりも前方に突出した後
に撮像装置の側端部の背面寄りに回り込むように配設さ
れ、 かつ前記前ボディと後ボディとに着脱自在に設けられて
いることを特徴とする電気回路基板を備えた撮像装置。 - 【請求項7】 請求項2、請求項3または請求項4記載
の電気回路基板を備えた撮像装置において、 第1の電気回路基板よりも前方に第3の電気回路基板を
配設するとともに、 この第3の電気回路基板を第1または第2の電気回路基
板に電気的に接続する接続部材を設けたことを特徴とす
る電気回路基板を備えた撮像装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の電気回路基板を備えた撮
像装置において、 第3の電気回路基板を、第2の電気回路基板よりも撮像
装置の幅方向において幅狭に形成したことを特徴とする
電気回路基板を備えた撮像装置。 - 【請求項9】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8記載
の電気回路基板を備えた撮像装置において、 前ボディはレンズ鏡筒を備えており、 第1の電気回路基板を、このレンズ鏡筒の近傍まで延在
させたことを特徴とする電気回路基板を備えた撮像装
置。 - 【請求項10】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8または
請求項9記載の電気回路基板を備えた撮像装置におい
て、 電気回路基板を、硬質プリント基板によって構成したこ
とを特徴とする電気回路基板を備えた撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059641A JPH09251180A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 電気回路基板を備えた撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8059641A JPH09251180A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 電気回路基板を備えた撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09251180A true JPH09251180A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13119057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8059641A Pending JPH09251180A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 電気回路基板を備えた撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09251180A (ja) |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8059641A patent/JPH09251180A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061003 |