JPH09250769A - リヤクーラ - Google Patents

リヤクーラ

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Publication number
JPH09250769A
JPH09250769A JP8087186A JP8718696A JPH09250769A JP H09250769 A JPH09250769 A JP H09250769A JP 8087186 A JP8087186 A JP 8087186A JP 8718696 A JP8718696 A JP 8718696A JP H09250769 A JPH09250769 A JP H09250769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
upper case
lower case
side walls
stabilizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP8087186A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichiro Asada
壮一郎 朝田
Toshinobu Tsuboi
利信 坪井
Terukazu Kato
輝一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Pacific Industrial Co Ltd, Taiheiyo Kogyo KK filed Critical Pacific Industrial Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 上下に分割されたリヤクーラのケースに、各
々リヤガイダやスタビライザを一体的に設けて部品点数
の削減を図るとともに構造を簡素化したリヤクーラの提
供を目的とする。 【解決手段】 本発明のリヤクーラは、上ケース1の底
面左右に、モータシャフトの通し部5と軸受部7を備え
た側壁2、3と、この両側壁2、3間を連結する上ケー
スの底面を兼ね備えたリヤガイダ4と、一方の側壁2の
外側に半割円筒状のモータ固定具を一体的に設け、下ケ
ースの底面には、前記上ケース1の側壁2、3に対応さ
せてモータシャフトの通し部と軸受部を備えた2つの側
壁と、この両側壁を連結して前記リヤガイダ4に対応さ
せた下ケースの底面を兼ね備えたスタビライザと、前記
モータ固定具と対応させた半割円筒状のモータ固定具を
一体的に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1BOX車等のド
ライバー席の後方天井に取り付けられるクロスフローフ
ァンを用いたリヤクーラの改良に係り、特に上下に分割
されたケーシングにリヤガイダやスタビライザを一体的
に設けることにより部品点数の削減を図るとともに構造
を簡素化し、組付け作業の合理化を図ったリヤクーラに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の1BOX車等のドライバ
ー席の後方天井に取り付けられるリヤクーラの上ケース
21を開いた状態にて上方から見た斜視図であり、この
上ケース21は、前方(図面では上方)に吹出グリルを
取り付けるための開口部22と後方に吸込グリルを取り
付けるための開口部23を備えた矩形箱状を呈してい
る。また、上ケース21は、底面に後述するクロスフロ
ー形送風機を固定するためのボス24が複数設けられる
と共に、熱交換器保持用リブ25が形成されている。ま
た、底面の四隅には、斜めに植設された下ケース21’
締付用のボス26が形成されると共に前記開口部22、
23の内側には吹出および吸込グリル取付用のボス27
が形成されている。なお、図中28は、後述する下ケー
ス21’と重ね合わせる時に使用する位置決め穴であ
リ、29は熱交換器の配管部分を取り出す半円状の通し
穴である。
【0003】図8は、実開平3−71192号公報に開
示されたクロスフローファンのケーシングの分解斜視図
であり、このケーシングは、左右に垂直状に配置した側
板31,32の上部内面間を長尺状のリヤガイダ33に
より一体的に連結されたケーシング本体30と、該ケー
シング本体30にかしめ溶着または接着にて一体化され
るスタビライザ50とから成り立っている。前記ケーシ
ング本体30の左側の側板31には、後述するフアンモ
ータ60を横側から組み付ける為の穴34と、モータを
組み付ける為のボス部35が側板から左方に突出させて
複数個設けられている。また、右側の側板32には、フ
ァンを支持する為の軸受取付部36が右方に突出させて
側板と一体的に設けられている。
【0004】また、前記左右の側板31,32の内壁面
の上端後方部には、スタビライザ50の左右の端部の上
面の形状と同一形状の鉤状肩部37が対称的に設けられ
ており、該鉤状肩部37の各々の内縁には、薄板状の突
起部38が垂直状に複数個設けられている。前記ケーシ
ング本体30のリヤガイダ33は、前記スタビライザ5
0と共にケーシングを構成し、風に方向付けをするとと
もに風に圧力を与える働きをしている。そして、このリ
ヤガイダ33の中央部の上面には、ほぼ等間隔で複数個
の薄板状の支持ガイド39が垂直状に設けられており、
この支持ガイド39の先端部に位置決め用の段付状のス
トッパー部39aと突起部39bとが設けられている。
なお、図中40は、前記上ケース底面に設けられたボス
24にモータをねじ止めにて取り付けるための取付穴で
ある。
【0005】前記スタビライザ50は、前記ケーシング
本体30と別体にて作られたものであり、該スタビライ
ザ50は、左右の側板31,32の内壁面の上端後方部
に設けられた鉤状肩部37,37間に配置されるもの
で、その端部における断面形状はこの鉤状肩部と一致さ
せてある。そして、前記鉤状肩部37,37内縁と支持
ガイド39の先端部に設けられた各々の突起部38,3
9bに対応させて複数個の穴51が設けられている。前
記ケーシング本体30とスタビライザ39の組み付け
は、左右の側板の鉤状肩部37,37内に、スタビライ
ザ50の端部をはめこみ、ケーシング本体30側の突起
部38,39bとスタビライザ50側の穴51とを嵌合
させて両者を仮組した後、突起部の先端部分を超音波溶
着又は接着にて一体化されるようになっている。
【0006】図9は、従来のファン・モータ斜視図を示
すものであり、該ファンモータ60は、前記ケーシング
本体左側の側板のボス部35にねじ止めされるブラケッ
ト61を備えたモータ62と、多数個の羽根車が連結さ
れたクロスフローファン63と、該クロスフローファン
63の右端中心部に固着された弾性体の軸受部64とに
より構成されている。なお、前記軸受部64は、図8に
示すケーシング本体右側の側板の軸受取付部36にはめ
込まれるようになっている。
【0007】図10は、下ケース21’の斜視図であ
り、この下ケース21’は、前方(図面では下方)に吹
出グリルを取り付けるための開口部22’と後方に吸込
グリルを取り付けるための開口部23’を備えた矩形箱
状を呈している。また、下ケース21’底面の四隅に
は、ボス26aが植設され、該ボス26aには上ケース
21をねじ止めするためのブラケット26’がねじ止め
により固定されている。なお、図中28’は、前記上ケ
ース21を重ね合わせる時に使用する位置決めピンであ
リ、29’は熱交換器の配管部分を取り出す半円状の通
し穴である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリヤク
ーラにおいては、以下に示すような問題点があった。 リヤクーラを構成しているケーシング本体30とスタ
ビライザ50とからなるケーシングは別部品として製作
され、これを上ケース21もしくは下ケース21’にね
じ止めによって固定するものであるから、リヤクーラの
厚みが厚くなり、頭上の天井空間が狭くなるという欠点
があった。 リヤクーラを構成する部品のうち、上ケース21、下
ケース21’およびケーシングを構成するケーシング本
体30とスタビライザ50は、樹脂あるいは金属にて成
形されるため、多くの金型が必要であり且つ金型コスト
も高くなるため、製品コストが高くなるという欠点があ
った。 前記のケーシング本体30とスタビライザ50との超
音波溶着による組立の他、ケーシングへのファンモータ
の組立、さらにはファンモータの上ケース21への組立
作業が煩雑で組立工数が大となる欠点があった。 また、前述したように構成部品点数が多くなり、重量
が重くなるという欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するためになされたものであり、リヤクーラの上
下のケースに、クロスフロー形の送風機を構成するケー
シング本体のリヤガイダーやスタビライザを一体化させ
ることにより構造を簡素化し、コストが安価で且つ製品
の軽量化を図ったリヤクーラの提供を目的とするもので
ある。
【0010】すなわち、本願に係る第1の発明のリヤク
ーラは、上ケース1と下ケース1’の間にファンモータ
15と熱交換器11が組み込まれるリヤクーラにおい
て、上ケース1の底面左右に、それぞれ前面中心部に半
円切欠状のモータシャフトの通し部5と軸受部7を備え
た側壁2、3と、この両側壁2、3間を連結する上ケー
スの底面を兼ね備えたリヤガイダ4と、一方の側壁2の
外側に半割円筒状のモータ固定具6を一体的に設け、下
ケース1’の底面には、前記上ケース1の側壁2、3に
対応させてそれぞれ前面中心部に半円切欠状のモータシ
ャフトの通し部5’と軸受部7’を備えた側壁2’、
3’と、この両側壁2’、3’を連結して前記リヤガイ
ダ4に対応させた下ケースの底面を兼ね備えたスタビラ
イザ8と、前記モータ固定具6と対応させた半割円筒状
のモータ固定具6’を一体的に設け、前記上ケース1と
下ケース1’の両面を合わせ閉じて固定することによ
り、上下両ケース内の軸受部7、7’にてフアンモータ
15の軸端部18を、又、モータ固定具6、6’にてモ
ータ16の胴部16aを挟持固定することを特徴とする
ものである。
【0011】また、第2の発明のリヤクーラは、請求項
1における下ケース1’側のモータシャフトの通し部
5’と軸受部7’を備えた側壁2’、3’と、スタビラ
イザ8及びモータ固定具6’を一体的に別部品として形
成し、この別部品にてフアンモータ15を上ース1に前
もって固定した後、下ケース1’を上ケース1に合わせ
閉じて固定することを特徴とするるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づき
詳細に説明する。図1は、リヤクーラの上ケースを開い
た状態の内面を示す斜視図であり、図2は、下ケースの
内面の斜視図である。
【0013】図1に示す上ケース1は、従来品と同様
に、前方(図面では上方)に吹出グリルを取り付けるた
めの開口部22と後方に吸込グリルを取り付けるための
開口部23を備えた矩形箱状を呈している。また、底面
の四隅には、斜めに植設された下ケース1’締付用のボ
ス26が形成されると共に前記開口部22、23内側に
は吹出および吸込グリル取付用のボス27が形成されて
いる。なお、図中28は、後述する下ケース1’との重
ね合わせる時に使用する位置決め穴であリ、29は熱交
換器の配管部分を取り出す半円状の通し穴である。
【0014】本発明における上ケースの従来品との相違
点について以下に説明すると、本発明の図1に示す上ケ
ース1は、その底面左右に、それぞれ前面中心部に半円
切欠状のモータシャフトの通し部5と軸受部7を備えた
側壁2、3と、この両側壁2、3間を連結する上ケース
の底面を兼ね備えたリヤガイダ4と、一方の側壁2の外
側には半割円筒状のモータ固定具6が一体的に設けられ
ている。また、前記上ケース1のリヤガイダ4の部分
は、図4に示す如く上面部分が下方に向けて大きく窪ん
でいる。なお、4aは、スタビクリアランスを確保する
ためのリブであり、このリブ4aの先端部分が後述する
スタビライザ8の穴8aに嵌るようになっている。但
し、このリブ4aは、リヤガイダ4とスタビライザ8の
剛性があり、スタビクリアランスが確保される場合は必
ずしも必要としないものである。そして、ファンモータ
の上ケーシング5と後述する下ケーシング5’の位置決
めをするために、モータ押さえ部6の外側に位置決め用
の穴11、11と嵌合クリップ10とが設けられ、ま
た、右の側壁3の外側には位置決め用の穴9、9と嵌合
クリップ10、10とが設けられている。
【0015】一方、図2に示す下ケース1’は、従来品
と同様に、前方(図面では下方)に吹出グリルを取り付
けるための開口部22’と後方に吸込グリルを取り付け
るための開口部23’を備えた矩形箱状を呈している。
また、下ケース21’底面の四隅には、ボス26aが植
設され、該ボス26aには上ケース21をねじ止めする
ためのブラケット26’がねじ止めにより固定されてい
る。なお、図中28’は、前記上ケース1を重ね合わせ
る時に使用する位置決めピンであリ、29’は熱交換器
の配管部分を取り出す半円状の通し穴である。
【0016】本発明における下ケースの従来品との相違
点について以下に説明すると、本発明の図2に示す下ケ
ース1’は、その底面に、前記上ケース1の側壁2、3
に対応させてそれぞれ前面中心部に半円切欠状のモータ
シャフトの通し部5’と軸受部7’を備えた側壁2’、
3’と、この両側壁2’、3’を連結して前記リヤガイ
ダ4に対応させた下ケースの底面を兼ね備えたスタビラ
イザ8と、前記モータ固定具6と対応させた半割円筒状
のモータ固定具6’が一体的に設けられている。また、
前記下ケース1’のスタビライザ8部分は上方へ大きく
窪んでいる。なお、図中、位置決め用ピン8’は、上ケ
ース側に設けられた位置決め用穴8と対応しており、ま
た位置決め用ピン9’は上ケース側に設けられた位置決
め用穴9と対応させてある。また、10’は前記前記嵌
合クリップを差し込むための穴である。
【0017】図3は、本発明で使用するファンモータの
斜視図であり、このファンモータ15は、モータ16と
クロスフローファン17と弾性体の軸端部18とにより
構成されている。そして、このファンモータ15は、上
下両ケース内の軸受部7、7’にてフアンモータ15の
軸端部18を、又、モータ固定具6、6’にてモータ1
6の胴部16aを挟持固定するようになっている。な
お、上下のケース1、1’は、図1に示す下ケース締付
け用のボス26と図2に示す上ケースをねじ止めするた
めのブラケット26’によりねじ止めされるか、もしく
は適宜な嵌合方式により固定されるようになっている。
【0018】図4は、リヤクーラ組立状態における中央
部の縦断左側面の概念図であり、上ケース1にはリヤガ
イダ4が一体的に形成されており、また、下ケース1’
にはスタビライザ8が一体的に形成されている。なお、
図中、11は熱交換器、12は吸込グリル、13は吹き
出しグリルである。
【0019】図5は、モータ取付部の縦断右側面の概念
図であり、上ケース1の底面に形成されたモータ固定具
6と下ケース1’の底面に形成されたモータ固定具6’
とによりモータ16の胴部16aが強固に挟持されるよ
うになっている。
【0020】
【他の実施例】第2の発明に係るリヤクーラーは、床面
に向かって取り付けられる下ケース1’の剛性が不足
し、スタビクリアランスが確保できないような場合に用
いるもので下ケースの剛性を高めると共に下ケースの窪
み部をなくして見栄えをよくするためのものである。図
6は、この実施例を示すリヤクーラ組立状態における中
央部の縦断左側面の概念図であり、上ケース1には底面
を兼ね備えたリヤガイダ4が一体的に形成されている。
また、下ケース21は、前記の図10に示す従来品と全
く同じものであり、底面は平らに形成されている。ま
た、スタビライザ8は、図2に示すように、半円切欠状
のモータシャフトの通し部5’と軸受部7’を備えた側
壁2’、3’と、スタビライザ8及びモータ固定具6’
が一体的に別部品として形成されているものであるが、
このスタビライザ8を含む部品は後述するようにファン
モータ組付け時に一体化されるようになっている。な
お、11は熱交換器、12は吸込グリル、13は吹き出
しグリルである。
【0021】つまり、第2の発明に係るリヤクーラーに
おいては、上ケース1は、図1に示すものと全く同じで
あり、下ケース21は、前記の図10に示す従来品と全
く同じものであり、図2の二点鎖線で囲われた部分、す
なわち、半円切欠状のモータシャフトの通し部5’と軸
受部7’を備えた側壁2’、3’と、スタビライザ8及
びモータ固定具6’が一体的に別部品として形成されて
いる。そして、フアンモータの組付けは、図1に示すモ
ータ固定具6と軸受部7にフアンモータ15を載せた
後、上ケース1の位置決め用穴11、11と図2に示す
下ケース1’の位置決め用ピン11’、11’が、また
上ケース1の位置決め用穴9、9と下ケース1’の位置
決め用ピン9、9をガイドとして嵌合クリップ10を嵌
合穴10’に差し込むことによって行われるようになっ
ている。なお、両者の組立は前記のクリップ方式に代え
てねじ止め(図示しない)によって行うこともできる。
【0019】次に、第1の発明に係るリヤクーラの組立
手順について説明する。 初めに、上ケース1の所定の位置に熱交換器11を配
置固定し、次に、ファンモータ15のモータ16の胴部
16aをモータ固定具6に載置すると共に軸端部18を
軸受部7に載置する。 次に、上ケース1に下ケース1’を被せて、ファンモ
ータの上ケーシング5と下ケーシング5’の位置決め及
び上ケース1と下ケース1’の位置決めを確認して両者
を重ねあわせる。 次に、上ケース1及び下ケース1’に形成された吹出
グリルおよび吸込グリルの開口部22、22’、23、
23’よりドライバーを差し込み、上ケース1の締付用
ボス26と下ケース1’のブラケット26’をねじ止め
固定する。 最後に、前記吹出グリルおよび吸込グリルの開口部2
2、22’、23、23’に各々のグリルを差し込みね
じ止めにて固定するものである。 なお、第2の発明に係るリヤクーラの組立手順について
は、前記の工程において、ファンモータの位置決め後
に両者が組立られるほかは第1発明の組立手順とおなじ
である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、クロスフローファンを用いた
リヤクーラのファンモータの軸線にてケースを二分割
し、上ケース1には、左右の側壁2、3をリヤガイダ4
にて連結すると共に一方の側壁に軸受部7を、又他方の
側壁の外方にファンモータのモータ固定具6を一体的に
形成し、下ケース1’には、左右に側壁2’、3’を備
えこの間をスタビライザ8にて連結すると共に一方の側
壁に軸受部7’を、又他方の側壁の外方にファンモータ
のモータ支え部6’を一体的に形成したものであるか
ら、構造が簡素化されコストが安価で且つ製品の軽量化
が図れ、組立工数が軽減されるものである。すなわち、
本発明品は従来品に比べて、 リヤクーラを構成しているファンモータのケーシング
が上ケース1と下ケース1’に分割されかつ一体的に形
成されているため嵩ばらず、リヤクーラの厚みが薄くな
り、頭上の天井空間が広くなる。 また、部品点数が少なくなるため、樹脂あるいは金属
金型が少なくてすみ、金型コストが安価となり製品コス
トも安価になる。 従来品のようなケーシング本体30とスタビライザ5
0との超音波溶着又は接着による組立の他、ケーシング
へのファンモーターの組立が無くなり、組立作業が簡素
化され組立工数も少なくなる。 さらに、構成部品点数を少なくしたことにより、製品
重量の軽減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の上ケースを開いた斜視図。
【図2】 本発明の下ケースの斜視図。
【図3】 本発明のファンモータの斜視図。
【図4】 本発明のリヤクーラ組立状態における中央部
の縦断左側面の概念図。
【図5】 本発明のモータ取付部の縦断右側面の概念
図。
【図6】 他の実施例を示すリヤクーラ組立状態におけ
る中央部の縦断左側面の概念図。
【図7】 従来の上ケースを開いた状態にて上方から見
た斜視図。
【図8】 従来のクロスフローファンのケーシングの分
解斜視図。
【図9】 従来のファンモータの斜視図。
【図10】 従来の下ケースの斜視図。
【符号の説明】
1 上ケース 1’ 下ケース 2、3 側壁 2’、3’ 側壁 4 リヤガイダ 5’ モータシャフ
トの通し部 5 モータシャフトの通し部 6’ モータ固定具 6 モータ固定具 7’ 軸受部 7 軸受部 8 スタビライザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60H 1/32 614 B60H 1/32 614D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケース1と下ケース1’の間にファンモ
    ータ15と熱交換器11が組み込まれるリヤクーラにお
    いて、 上ケース1の底面左右に、それぞれ前面中心部に半円切
    欠状のモータシャフトの通し部5と軸受部7を備えた側
    壁2、3と、この両側壁2、3間を連結する上ケースの
    底面を兼ね備えたリヤガイダ4と、一方の側壁2の外側
    に半割円筒状のモータ固定具6を一体的に設け、 下ケース1’の底面には、前記上ケース1の側壁2、3
    に対応させてそれぞれ前面中心部に半円切欠状のモータ
    シャフトの通し部5’と軸受部7’を備えた側壁2’、
    3’と、この両側壁2’、3’を連結して前記リヤガイ
    ダ4に対応させた下ケースの底面を兼ね備えたスタビラ
    イザ8と、前記モータ固定具6と対応させた半割円筒状
    のモータ固定具6’を一体的に設け、 前記上ケース1と下ケース1’の両面を合わせ閉じて固
    定することにより、上下両ケース内の軸受部7、7’に
    てフアンモータ15の軸端部18を、又、モータ固定具
    6、6’にてモータ16の胴部16aを挟持固定するこ
    とを特徴とするリヤクーラ。
  2. 【請求項2】請求項1における下ケース1’側のモータ
    シャフトの通し部5’と軸受部7’を備えた側壁2’、
    3’と、スタビライザ8及びモータ固定具6’を一体的
    に別部品として形成し、この別部品にてフアンモータ1
    5を上ース1に前もって固定した後、下ケース1’を上
    ケース1に合わせ閉じて固定することを特徴とするリヤ
    クーラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005077072A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Daikin Ind Ltd 空気調和機の室内機
JP2009063275A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Panasonic Corp 空気調和機
JP2010048468A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機

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