JPH09250603A - 歯車装置と送りねじ装置 - Google Patents

歯車装置と送りねじ装置

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JPH09250603A
JPH09250603A JP6145696A JP6145696A JPH09250603A JP H09250603 A JPH09250603 A JP H09250603A JP 6145696 A JP6145696 A JP 6145696A JP 6145696 A JP6145696 A JP 6145696A JP H09250603 A JPH09250603 A JP H09250603A
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JP
Japan
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gear
magnetic field
engagement part
feed screw
wear
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JP6145696A
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Tadashi Munakata
正 宗像
Shin Murakami
伸 村上
Satoshi Suzuki
聡 鈴木
Masaaki Kikuchi
正晃 菊池
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】噛み合い部の摩耗が減り、寿命が増大し、経済
性が向上し、また歯面の対摩耗性を向上させるための熱
処理などが簡素化できる歯車装置、送りねじ装置をを得
ること。 【解決手段】互いに噛み合う噛合部を有する少なくとも
第1の歯車および第2の歯車からなり、前記歯車の少な
くとも一方のうちで前記が少なくとも前記噛合部が磁性
材料から構成された歯車装置において、前記歯車の噛み
合い部近傍に、この噛み合い部に磁界をかける磁界発生
手段を設けた歯車装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平歯車同士、また
はウォームギャとウォームホィールなどからなる歯車装
置、もしくは送りねじおよびナットからなる送りねじ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、平歯車同士が噛み合った状態で動
作する歯車装置において、所定期間経過すると歯部が摩
耗することによって、バックラッシュの増大、かみ合い
の不良、騒音の増大などが生じていた。このため、歯車
の噛み合い部の潤滑が必要で、潤滑剤の定期的な交換が
必要であった。しかも、歯面の熱処理などによる対摩耗
性の向上が図られており、製造工程が複雑となり、経済
性の向上が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の歯車装置にあっては、歯車の噛み合い部が摩耗する
ことによる不都合な面があることから、摩耗性の向上す
る歯車装置の開発が望まれていた。
【0004】本発明の目的は、このような要望を満足す
るためになされたもので、噛み合い部の摩耗が減り、寿
命が増大し、経済性が向上し、また歯面の対摩耗性を向
上させるための熱処理などが簡素化できる歯車装置、送
りねじ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、互いに噛み合う噛合部
を有する少なくとも第1の歯車および第2の歯車からな
り、前記歯車の少なくとも一方のうちで少なくとも前記
噛合部が磁性材料から構成された歯車装置において、前
記歯車の噛み合い部近傍に、この噛み合い部に磁界をか
ける磁界発生手段を設けたことを特徴とする歯車装置で
ある。
【0006】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、前記磁界発生手段は、前記歯車のうちの少
くとも一方であって最低限前記歯車の歯部のみを着磁し
た部材とするか、もしくは前記歯車の外部または内部に
配置した磁石のいずれかである請求項1記載の歯車装置
である。
【0007】請求項1または請求項2に対応する発明に
よれば、磁界の作用により歯車の歯部の摩耗が減り、寿
命が増大する。また、歯面の耐摩耗性を向上させるため
の熱処理が簡素化される。さらに、潤滑剤を削減した
り、潤滑の程度を簡素化したり、潤滑剤の交換の頻度を
低減することなどが可能になり、経済性が向上する。ま
た、構造を単純にすることもできる。
【0008】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、互いに噛み合う噛合部を有する送りねじお
よびナットからなり、前記送りねじおよびナットの少な
くとも前記噛合部が磁性材料から構成された送りねじ装
置において、前記噛合部近傍に、この噛合部に磁界をか
ける磁界発生手段を設けたことを特徴とする送りねじ装
置である。
【0009】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、前記磁界発生手段は、前記ナットを着磁し
た部材とするか、もしくは前記ナットの外部に配置した
磁石のいずれかである請求項3記載の送りねじ装置であ
る。
【0010】請求項3または請求項4に対応する発明に
よれば、送りねじとナットの噛合部に磁界が作用するの
で、該摺動摩擦面の摩耗が少なくなり、これにより軸方
向のガタの発生が防止できる。また、ねじ軸の表面に酸
素吸着効果が現れ、凝着摩耗が生じなくなり、ナットの
摩耗が低減され、長寿命となる。さらに、潤滑剤が不要
になり、メンテナンスフリーとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 [第1の実施形態]図1は、本発明の第1の実施形態を
示す歯車装置の斜視図であり、第1の平歯車(大径のも
の)1に第2の平歯車(小径のもの)が歯合可能に構成
され、この歯合部に近接して、断面扇形の永久磁石3が
配設され、この永久磁石3の磁界が該歯合部に作用する
ように構成されている。
【0012】該歯車1,2のうちの少なくとも一方が、
強磁性体材料で構成されている。この強磁性体材料で構
成しない場合には、摺動中に摩耗粉が強磁性体に変化す
る、JIS SUS316などのオーステナイト系ステ
ンレス材料で構成してもよい。
【0013】このように構成することにより、永久磁石
3から生ずる磁界が、歯車1,2の歯合部に作用するの
で、歯車1,2の歯部の摩耗が低減する。このような作
用効果が得られることは、以下に述べる原理ならびに実
験結果から明らかである。これについて説明するが、始
めに磁気による摩耗低減の原理について図2を参照して
説明する。摺動面に磁気を作用させると、気体の吸着、
特に酸素の吸着が活発になり、酸化膜が生成される。こ
の酸化膜が、摺動面に介在することにより、新生面同士
の接触・凝着が少なくなり、摩耗粉が微細化して摩耗が
低減する現象が確認されている。その効果は、摺動材料
の化学成分あるいは磁気特性により異なる。すなわち、
材料(あるいは材料の含有化学成分)により酸素に対す
る反応や温度等の環境に対する敏感性の違いがあるの
で、その効果は個々の材料で異なる。電子軌道に空孔が
ある遷移金属あるいは遷移金属が主成分である強磁性
材、例えば鉄鋼材料は化学的に非平衡状態にあり、他の
元素と結合しやすい状態にある。そのような材料からな
る摺動体に磁気を作用させると、他の元素と結合(イオ
ン結合あるいは共有結合)作用を活発化させ、酸素吸着
が促進され、それにより摩耗が低減すると言われてい
る。
【0014】強磁性材料に磁気を作用させると、磁束密
度の2乗に比例した吸引力が発生する。吸引力が増大す
ると、摺動面間の摩擦力も増大する。次に、以上述べた
原理(磁気による摩擦・摩耗特性)を確認するために使
用する試験装置について、図3を用いて説明する。
【0015】図3(a)は電磁コイルを用いたピン・オ
ン・ディスク型試験装置20であり、回転軸21は垂直
方向に回転可能に配置され、回転軸21の上端部は電動
機(M)22からの回転力が伝達されるように構成され
ている。回転軸21の下端部にはピン試験片挿入穴を有
する回転板23が貫挿され、回転軸21の下端部に螺合
される2つのナット24により回転板23が回転軸21
に着脱可能に支持されている。回転軸21の外周側に
は、円筒状の試験片支持体が図示しない固定部に支持さ
れ、これは磁性材料からなる円筒部材25と、この円筒
部材25の下端部にボルト、ナットにより着脱可能に支
持され、磁性材料からなる円形リング状の押え板26か
らなっている。円筒部材25と押え板26の間に、図4
(b)に示す円形リング状であって後述する材料からな
るディスク試験片27が挟み込まれ、また回転板23の
ピン試験片挿入穴には、図4(a)に示す後述材料から
なるピン試験片28の下端部が挿入され、ピン試験片2
8の上端部がディスク試験片27の下面に所定の荷重が
印加されるとともに、回転板23の回転に伴ってピン試
験片28がディスク試験片27の下面に摺動するように
構成されている。そして、円筒部材25と、押え板26
と、ディスク試験片27と、ピン試験片28の外周側に
は、円筒状の電磁コイル29が配設され、ディスク試験
片27とピン試験片28の摺動面に所望の磁束密度の磁
界が印加できるようになっている。また、ピン試験片2
8の外周側には、ディスク試験片27とピン試験片28
の摺動面に印加される磁束密度を測定するためのサーチ
コイル31が配設されている。
【0016】図3(b)は永久磁石を用いたピン・オン
・ディスク型試験装置30であり、これは図3(a)と
異なる点は、電磁コイル29を設けない代りに、所定磁
界を発生する永久磁石32と、この永久磁石32から発
生する磁束の磁気回路を形成するためのリターンヨーク
33を配設したものである。
【0017】以上のような試験装置を用いて試験した際
の試験条件は次の通りである。すべり速度が10(cm/
s)、荷重が20(N )または100(N)、面圧が1.
0(N/mm2 )または10(N/mm2 )、雰囲気は大気中、
温度は室温、磁場の種類は交流(50HZ)と直流のいず
れか、または永久磁石、磁束密度は0〜100(mT)で
ある。
【0018】図5(a)は以上のような試験条件で、硬
鋼線材(SWRH60A)からなるピン試験片の摩耗特
性図(すべり距離l(m )と摩耗量w(mg)の関係を示
す図)、図5(b)は球状黒鉛鋳鉄(FCD700)か
らなるディスク試験片について摩耗特性図(すべり距離
l(m )と摩耗量w(mg)の関係を示す図)である。
【0019】図5の特性図において、摩耗の少ないB=
40,60,80,100(mT)の摩耗特性を拡大する
と、図6のようになる。この図から明らかなように、す
べり距離lが100〜200(mm)を境に摩耗量が大き
く変っている。この図において、所期の摩耗の多い領域
の摩耗を「シビア摩耗」と定義し、摩耗が少なくなる領
域の摩耗を「マイルド摩耗」と定義することができる。
このようになるのは、磁界を印加することにより、気体
吸着を促進させ、シビア摩耗からマイルド摩耗への遷移
を早めるからである。
【0020】図7は磁束密度と摩耗量比(比摩耗量)の
関係を示す図で、この図から明らかなように、磁束密度
が40〜100(mT)の間では、磁束密度が0の場合に
比べてロープ材(硬鋼線材SWRH69A)で1/2、
シーブ材(球状黒鉛鋳鉄FCD700)で1/100程
度となっている。
【0021】図8はディスク試験片(FCD700)の
試験後の断面プロファイルを示すもので、荷重が100
(N )で、磁束密度B=40〜100(mT)のときが、
B=0,20(mT)の比べて摩耗が少ないことがわか
る。
【0022】また、磁束密度と摩擦力比の関係が図9の
ようになり、摩擦力が増加するので、滑りがより少なく
なる。前述の実施の形態において磁界発生手段として、
永久磁石11を使用した場合について説明したが、永久
磁石11の代りに電磁コイルを使用したものであっても
同様に実施できる。永久磁石11を使用した装置では、
次のような利点を有するが、磁束密度を細かく変えるこ
とができないという欠点がある。
【0023】<永久磁石11を使用した装置の利点> (1)電源が不要 (2)構成がシンプルで安価 (3)ワイヤロープ、主シーブが大形で形状が複雑であ
っても、永久磁石11の配置が比較的楽 (4)局部的磁場を作りやすい (5)停電でも使用可能 電磁コイルを使用した装置では、逆に磁束密度を細く変
えられ、円筒状のため全体を磁場条件にしやすいという
利点を有する。
【0024】<変形例>前述の実施の形態で説明した特
性図(図5〜図8)は、いずれも実施例の代表例にすき
ず、これが他の材料であっても同様な傾向を示している
ので、その図の添付ならびにその説明を省略する。
【0025】前述の実施の形態では、永久磁石として酸
化物磁石で残留磁束密度が100 mT のものを使用した
場合を例に上げたが、これに限らず金属磁石で残留磁束
密度が0.5〜1.45 T のもの、希土類磁石で0.
65〜1.20 T のもの、酸化物磁石で残留磁束密度
が0.20〜0.45 T のもの、ボンド磁石で残留磁
束密度が0.065〜0.90 Tのもののいずれかであ
ってもよい。
【0026】[第2の実施形態]図10は歯車1,2の
歯合部に、磁界が作用するように、U字形の永久磁石4
を、歯車1,2の側面側に近接して配置したものであ
る。この実施形態も第1の実施形態と同一の作用効果が
得られる。
【0027】[第3の実施形態]図11は、歯部のみが
着磁され、極性が図のように交互に異なるように形成し
た歯車5を、歯車1に歯合させるように構成したもので
ある。
【0028】[第4の実施形態]図12は歯車1の側面
に、円形リング状であって外周面が図のような極性とな
るように着磁された永久磁石6を接合したものである。
【0029】[第5の実施形態]図13は歯車1,7の
歯合部を示す断面であり、歯車7の内部に円板状の永久
磁石8を埋設したものである。この場合も、永久磁石8
により発生する磁界が、歯車1,7の歯合部に作用す
る。
【0030】[第6の実施形態]図14はウォームギャ
9とウォームホィール10が歯合した状態を示す斜視図
であり、ウォームギャ9は軸方向に着磁したものであ
る。
【0031】[第7の実施形態]図15はウォームギャ
11とウォームホィール10が歯合した状態を示す斜視
図であり、ウォームギャ11は該歯を一定ピッチ毎に磁
極が形成されるように着磁したものである。
【0032】[第8の実施形態]図16はウォームギャ
12とウォームホィール10が歯合した状態を示す斜視
図であり、ウォームギャ12の軸方向両端部には円形リ
ング状の永久磁石014が配設されたものである。この
場合の極性は、図のようになっている。
【0033】[第9の実施形態]図17は、歯車13に
軸14を貫通させたものと、歯車015に軸016を貫
通させたものが歯合した状態を示す部分断面図であり、
軸14に円形リング状の永久磁石15を装着し歯車13
の側面に当接させたものである。また、軸016に円形
リング状の永久磁石017を装着し歯車015の側面に
当接させたものである。このように構成することによ
り、永久磁石15,017の磁界(磁力線)が歯車1
3,015の歯合部に作用する。
【0034】[第10の実施形態]図18は、歯車13
に軸14を貫通させたものと、歯車018に軸019を
貫通させたものが歯合した状態を示す部分断面図であ
り、軸14に円形リング状の永久磁石15,16を装着
し歯車13の両側面に当接させたものである。また、軸
019に円形リング状の永久磁石020,021を装着
し歯車018の両側面に当接させたものである。
【0035】この場合も、永久磁石020,021、1
5,16の磁界が歯車13,018の歯合部に作用す
る。 [第11の実施形態]図19は歯車17,18が歯合し
た状態を示す斜視図であり、歯車17の歯はそれぞれ図
のように軸方向に着磁され、また歯車18の歯はそれぞ
れ図のように軸方向に着磁されたものである。
【0036】[第12の実施形態]図20は歯車01,
03が歯合した状態を示す斜視図であり、歯車01,0
3の一方の側面に、それぞれ軸方向の極性を有する円形
リング状の永久磁石02,04が接合されたものであ
る。
【0037】以上述べた第2〜第12の実施形態も前述
の第1の実施形態と同様な作用効果がえられる。 [第13の実施形態]図21は互いに噛み合う噛合部を
有する送りねじ05およびナット06からなる送りねじ
装置を示す断面図であり、ナット06を図のような極性
に着磁したものである。
【0038】このように構成することにより、送りねじ
05およびナット06の歯合部に、磁界が作用するの
で、該歯合部の摩耗が少なくなる。この結果、軸方向の
ガタの発生が防止できる。また、ねじ軸の表面に酸素吸
着効果が現れ、凝着摩耗が生じなくなり、ナット06の
摩耗が低減され、長寿命となる。さらに、潤滑剤が不要
になり、メンテナンスフリーとなる。
【0039】[第14の実施形態]図22はナット07
の軸方向端部に、円形リング状の永久磁石08を配設
し、永久磁石08の端面に円形リング状のヨーク09を
設けたものである。この場合、送りねじ05は磁性材ま
たは非磁性材のいずれでもよい。
【0040】このように構成することにより、前述の第
13の実施形態と同様な効果が得られる。これ以外に、
次のような効果が得られる。すなわち、永久磁石08の
強さにより、図に示す磁力線分布をナット07のフラン
ジ側へ広げることができる。また、構造が簡単で安価に
なる。さらに、ナット07の移動により、磁力線の通過
位置が送りねじ05の長手方向に移動し、酸素吸着効果
が現れ、凝着摩耗が生じなくなる。
【0041】[第15の実施形態]図23はナット01
1の円筒部の外周面に、円筒状の永久磁石012を嵌合
させたものである。ナット011は送りねじ010に歯
合されている。
【0042】[第16の実施形態]図24はナット01
3の斜視図を示すもので、該円筒部を図のような極性に
着磁したものである。
【0043】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、噛み合い部
の摩耗が減り、寿命が増大し、経済性が向上し、また歯
面の対摩耗性を向上させるための熱処理などが簡素化で
きる歯車装置、送りねじ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態の歯車装置の斜視
図。
【図2】図1の実施形態の原理を説明するための図。
【図3】図2の原理に基づき試験片を試験するための試
験装置の概略構成を示す図。
【図4】図3の試験片を示す図。
【図5】図3の試験装置により試験した摩耗特性におよ
ぼす磁束密度の影響を説明するための摩耗特性図。
【図6】図5の摩耗特性図の一部を拡大した特性図。
【図7】図3の試験装置により試験した磁束密度と摩耗
量比の関係を示す特性図。
【図8】図3の試験装置により試験した試験後の試験片
の断面プロファイルを示す図。
【図9】図1の実施の形態の作用効果を説明するための
磁気ー摩擦力特性を示す図。
【図10】本発明による第2の実施形態の歯車装置の斜
視図。
【図11】本発明による第3の実施形態の歯車装置の斜
視図。
【図12】本発明による第4の実施形態の歯車装置の斜
視図。
【図13】本発明による第5の実施形態の歯車装置の断
面図。
【図14】本発明による第6の実施形態の歯車装置を説
明するための図。
【図15】本発明による第7の実施形態の歯車装置を説
明するための図。
【図16】本発明による第8の実施形態の歯車装置を説
明するための図。
【図17】本発明による第9の実施形態の歯車装置を説
明するための図。
【図18】本発明による第10の実施形態の歯車装置を
説明するための図。
【図19】本発明による第11の実施形態の歯車装置を
説明するための斜視図。
【図20】本発明による第12の実施形態の歯車装置を
説明するための斜視図。
【図21】本発明による第13の実施形態の送りねじ装
置を説明するための図。
【図22】本発明による第14の実施形態の送りねじ装
置を説明するための図。
【図23】本発明による第15の実施形態の送りねじ装
置を説明するための図。
【図24】本発明による第16の実施形態の送りねじ装
置を説明するための図。
【符号の説明】
1…歯車、 2…歯車、 3,4…永久磁石、 5…歯車、 6…永久磁石、 7…歯車、 8…永久磁石、 9…ウォームギャ、 10…ウォームホィール、 11,12…ウォームギャ、 13,015…歯車 14,016,019…軸、 15,017,16,020,021…永久磁石、 17…歯車、 18…歯車、 01,03…歯車、 02,04…永久磁石、 05,010…送りねじ、 06,07,011…ナット、 08,012…永久磁石、 09…ヨーク 013…ナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 55/22 F16H 55/22 (72)発明者 菊池 正晃 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに噛み合う噛合部を有する少なくと
    も第1の歯車および第2の歯車からなり、前記歯車の少
    なくとも一方のうちで少なくとも前記噛合部が磁性材料
    から構成された歯車装置において、 前記歯車の噛み合い部近傍に、この噛み合い部に磁界を
    かける磁界発生手段を設けたことを特徴とする歯車装
    置。
  2. 【請求項2】 前記磁界発生手段は、前記歯車のうちの
    少くとも一方であって最低限前記歯車の歯部のみを着磁
    した部材とするか、もしくは前記歯車の外部または内部
    に配置した磁石のいずれかである請求項1記載の歯車装
    置。
  3. 【請求項3】 互いに噛み合う噛合部を有する送りねじ
    およびナットからなり、前記送りねじおよびナットの少
    なくとも前記噛合部が磁性材料から構成された送りねじ
    装置において、 前記噛合部傍に、この噛合部に磁界をかける磁界発生手
    段を設けたことを特徴とする送りねじ装置。
  4. 【請求項4】 前記磁界発生手段は、前記ナットを着磁
    した部材とするか、もしくは前記ナットの外部に配置し
    た磁石のいずれかである請求項3記載の送りねじ装置。
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