JPH09250327A - 消音器 - Google Patents

消音器

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JPH09250327A
JPH09250327A JP5967796A JP5967796A JPH09250327A JP H09250327 A JPH09250327 A JP H09250327A JP 5967796 A JP5967796 A JP 5967796A JP 5967796 A JP5967796 A JP 5967796A JP H09250327 A JPH09250327 A JP H09250327A
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resonance
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Minoru Okubo
稔 大久保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気消音器や吸気消音器において、外部の壁
部分から発生する放射音を低減する。 【解決手段】 排気消音器や吸気消音器の内部に配置す
る壁板やパイプを強固に固定することにより、これらの
壁板や内部壁や消音器ケース等の共振や振動を阻止し
て、外部の壁部から発生する放射音を阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】エンジンに直接装着する排気
消音器と吸気消音器において、排気消音器及び吸気消音
器の外板からの放射音を軽減し、排気消音器及び吸気消
音器の消音性能を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消音器出口からの排気騒音を背圧
を高めることなく消音するものは、特公平8−6577
号公報で公知である。排気消音器において、第1室と第
2室と共鳴室を配置したものやエアクリーナとエンジン
の間に吸気消音器としてのレゾネータを配置する技術も
公知とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、該従来の排
気消音器及び吸気消音器を更に改良して、機関から直接
的に機械的振動が伝達されることにより生じる騒音を抑
制するとともに、その振動による強度低下を防止し、ま
た内部の共鳴室の消音機能の向上及び排気通路抵抗を損
なうことなく排気消音効果を高める時の消音性能の良好
な排気消音器及び吸気消音器を提供せんとするものであ
る。特に、排気消音器及び吸気消音器の、外側の壁から
振動や共鳴等により発生する放射音を低減し、全体とし
て騒音レベルを低減せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段
を説明する。請求項1においては、排気入口管5を通過
した第1室1の両側に、第2室2と共鳴室3を、各々、
吸音材Kが一連に有するように配置し、第2室2から第
1室1を介して共鳴室3側に尾管4を貫設し、該尾管4
の外端部を大気側に開口し、該開口部に対して、第1室
1の両側壁11・12を各々貫通する共鳴管8により、
第1室1及び第2室2を連通したものである。
【0005】請求項2においては、排気入口管5を連通
した第1室1の両側に、第2室2と共鳴室3を、各々隣
接配置し、第2室2と第1室1は吸音材Kを内設し、第
2室2から第1室1と共鳴室3を貫通する尾管4をその
外端部が大気に開放するように開口配置し、共鳴室3の
内部壁面に鉄板等の剛性帯板を貼設したものである。
【0006】請求項3においては、排気入口管5を連通
した第1室1の両側に第2室2と共鳴室3を、各々隣接
配置し、第2室2から第1室1と共鳴室3を介して外部
に延出する尾管4を配置した構成において、該尾管4は
第1室1の両側壁11・12を貫通し、かつ両側壁11
・12に一体結合するように構成したものである。
【0007】請求項4においては、排気入口管5を連通
した第1室1の側周壁に、第1室1と同軸環状の共鳴室
3を共鳴管8を介して連通するように設け、第1室1の
軸方向一側側に共鳴室3で囲まれる第2室2を設け、該
第2室2に尾管4を設けたものである。
【0008】請求項5においては、入口が音源に連通す
る共鳴管をレゾネータR内に嵌入し、該共鳴管の管端部
をゴム等の弾性材30でシールし、レゾネータR内室と
共鳴管内とを、共鳴管の嵌入端から、一定距離隔てて、
管端部側に貫設した多孔を介して連通したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明の排気消音器の正面断面図、図2は本
発明の排気消音器の右側の側壁板6の側面図、図3は排
気消音器の左側の側壁板7の側面図、図4は排気消音器
の排気入口管5の部分の平面断面図、図5は排気入口管
5の部分の正面図、図6は本発明の排気消音器の模式
図、図7は図1から図6の排気消音器の消音効果を示す
図面、図8は共鳴室3の吸音材Kを孔無鉄板15により
固定した実施例を示す図面、図9は尾管4を第1室1と
第2室2と共鳴室3を貫通して、そのまま外部まで延出
し、該尾管4を側壁に固定した実施例の模式図、図10
は図9の実施例の消音効果を示す図面、図11は消音器
ケース9を二重筒構造として、内外に第1室1と第2室
2と共鳴室3を配置した実施例を示す図面である。
【0010】図1から図5に示す実施例においては、排
気消音器を次のように構成している。即ち、排気入口管
5を通過した第1室1の両側に、第2室2と共鳴室3
を、各々吸音材Kが一連に有するように配置し、第2室
2から第1室1を介して共鳴室3側に尾管4を貫設し、
該尾管4の外端部を大気側に開口し、該開口部に対し
て、第1室1の両側壁11・12を各々貫通する共鳴管
8により、第1室1及び第2室2を連通している。該共
鳴管8には、中央の第1室1において開口した排気通過
孔8aが穿設されている。該排気通過孔8aはパイプの
側壁に1つの大開口を設けることは出来ないので、小さ
な孔を多数開けた多孔状に構成されている。
【0011】排気消音器は消音器ケース9を円筒型に構
成し、該消音器ケース9の左側には側壁板6により閉塞
し、消音器ケース9の右側は側壁板7により閉塞してい
る。該側壁板6には桜状の補強リブ6aを突設して、側
壁板6の部分が構成する第2室2の共鳴により、側壁板
6が振動するのを阻止している。この補強リブ6aによ
り、該排気消音器の外側板の振動により発生する騒音を
低下させている。同様に側壁板7においても、補強リブ
7aを設けて、外側板の振動により騒音を抑えている。
【0012】図4と図5においては、消音器ケース9に
付設する排気入口管5の部分を図示している。図1から
図5においては、第1室1と第2室2の内部に吸音材K
を取り付けただけではなくて、共鳴室3の内部にまで、
吸音材Kを取り付けた構成が開示されている。該吸音材
Kはグラスウール等で構成しており、内部に配置したパ
ンチングメタル10等で固定している。
【0013】従来の排気消音器においては、共鳴室の内
部には、排気ガスの流入が少なく、またグラスウールの
ような吸音材Kを取り付けることにより、共鳴室3の共
鳴効果が減殺されるので、吸音材Kを取り付けることは
行なわれていなかった本発明においては、共鳴室3の外
壁板の振動が大きく、これが騒音源となるので、共鳴室
3の内部周囲にグラスウールを取り付けて、排気消音器
の放射音を大幅に低減させるものである。
【0014】また、共鳴室3にグラスウールを取り付け
ても、共鳴周波数は低周波数域であり、その帯域でのグ
ラスウールの吸音率は非常に小さい為に、共鳴効果が減
衰され、消音性能の悪化も無いことが判明したのであ
る。本発明においては、共鳴室3の内部にも吸音材Kを
配置して、パンチングメタル10により固定している。
このように、共鳴室3の部分に吸音材Kを配置して、パ
ンチングメタル10により固定していることにより、図
7に示す如く、従来の排気消音器に比較して、3〜10
デシベルの消音効果を発揮するのである。
【0015】図8においては、前記の如く、共鳴室3の
内部に貼設した吸音材Kを、孔開きのパンチングメタル
10により固定するのではなくて、孔無しの鉄板15に
より固定する構成を図示している。このように、パンチ
ングメタル10に代えて孔無鉄板15を貼ることによ
り、グラスウールは共鳴室3と完全に遮断されており、
共鳴室3の消音性能に影響を与えず、かつ共鳴室3の外
板の振動により放射音の発生を阻止することが出来るの
である。これにより、外壁板により放射音の発生する騒
音を低くすることが出来るのである。
【0016】図9と図10の実施例においては、尾管4
を第1室1と第2室2と共鳴室3の全てを貫通した実施
例を示している。そしてこの実施例による効果を、図1
0において図示している。このように、尾管4を、側壁
板6と両側壁11・12と側壁板7の全てを貫通して、
それぞれに固定されている。そして、第2室2の内部に
排気通過孔4aを開口している。該排気通過孔4aも、
小孔を多孔状に穿設している。該構成により、排気入口
管5から第1室1に入った排気は、排気通過孔8aから
側壁12の共鳴管8を経て共鳴室3との間で共鳴させら
れ、外部に出る経路としては、側壁11の共鳴管8から
第2室2に入り、該第2室2の排気通過孔4aから尾管
4を経て、大気に放出される。
【0017】このように構成することにより、図10に
示す如く、音響エネルギーとしては25〜50%が減衰
されて、騒音レベルとしては、1〜3デシベル低減する
ことができる。即ち、最終膨張室である第2室2を、尾
管4の大気への出口と反対側に構成し、尾管4を消音器
ケース9の内部に貫通させて、該貫通した尾管4を、側
壁板6と側壁11と側壁12と側壁板7の全てに固定し
たのである。
【0018】これにより、排気消音器の全体の剛性を向
上することができるので、消音器ケース9の外壁からの
放射音を低減することができる。最終膨張室である第2
室2から尾管4への排気は、尾管4に小孔を多孔状に開
口することにより、排出させることが出来るのである。
これにより、エンジンの排気マニホールド集合部に直接
装着する排気消音器の場合に、消音器ケース9の外壁か
らの放射音が大きい場合に、これを低減することが出来
るのである。
【0019】図11においては、消音器ケース9を二重
筒構造として、内外に第1室1と第2室2と共鳴室3を
配置した実施例を示している。即ち、排気入口管5を連
通した第1室1の周囲の側壁に、第1室1と同軸環状の
共鳴室3を共鳴管8を介して連通するように設け、第1
室1の軸方向一側側に共鳴室3で囲まれる第2室2を設
け、該第2室2に尾管4を設けた構成である。
【0020】即ち、消音器ケース9の内側に二重筒壁1
6を構成し、該二重筒壁16と消音器ケース9との間の
室を共鳴室3に構成している。該共鳴室3と第1室1と
の間には、軸心から放射状に伸びる共鳴管8を設けて連
通させている。尾管4は第2室2に連通しており、第1
室1と第2室2は連通管17により連通している。
【0021】本実施例においては、共鳴室3を、第1室
1と第2室2の外周に配置したものである。従来の排気
消音器においては、共鳴室3と膨張室である第1室1及
び第2室2とは、長手方向に一列に並んで配置されてい
たのであるが、本実施例では、排気ガスの流れる膨張室
である第1室1と第2室2の外周に配置したものであ
る。
【0022】第1室1と第2室2は高温排気が流入通過
するので、グラスウールにより構成した吸音材Kを貼設
するが、共鳴管8の部分は高熱排気は通過しないので、
吸音材Kを貼設しなくとも良い。本発明は、高温排気の
通過する第1室1と第2室2の外周に共鳴室3を二重筒
構造で配置することにより、第1室1と第2室2の外周
に吸音材Kを貼設する必要なく、二重筒壁16と共鳴室
3がこの役目をするように構成したものである。これに
よりグラスウールにより構成した吸音材Kを、第1室1
と第2室2の内周に貼設する必要が無くなるのである。
さらに、共鳴室3は排気ガスがほとんど流れることはな
く、膨張室に比べると周囲の外板の振動は小さい。その
ため、この共鳴室3の空間で、膨張室の外板(内筒:図
11の16)の振動による音を減衰でき、外部に対する
放射音も低減できる。
【0023】図12は、尾管4を所望の長さに付加調節
可能とした排気消音器を示す図面、図13は該尾管4に
延長尾管14を装着する場合の効果を示す図面、図14
においては、共鳴管8を尾管4と同一径・同一軸心のパ
ンチングメタル管により構成した構成を示す図面、図1
5は排気消音器の内部のパイプをパンチングメタル管を
用いることにより、両側壁11・12や側壁板6や側壁
板7と固定した構成を示す図面、図16は内部仕切板で
ある側壁11と側壁12の消音器ケース9の内壁への溶
接部をアングルとして延長し、L字型として補強効果を
持たせた構成の図面、図17は両側壁11・12の消音
器ケース9の内壁への溶接部を2列以上とした構成を示
す図面である。
【0024】図18は同じく溶接部20を2列以上とす
ると共に、両側壁11・12を軽量とする為に開口部2
1を穿設した構成を示す斜視図、図19は排気消音器の
内部の管を排気の流れの方向に切断端面が開口するよう
に構成した図面、図20は排気入口管5の消音器ケース
9への取付部をフラット部9aとした構成を示す図面、
図21は排気入口管5をパンチングメタル10と消音器
ケース9の両方に固定する構成を示す図面、図22は共
鳴管8の内部の共鳴管8や連通管17にも吸音材Kを貼
設してパンチングメタル10により被覆した構成を示す
図面、図23は共鳴管8の周囲に吸音材Kを貼設しパン
チングメタル10で被覆した構成を示す図面、図24は
側壁板6や側壁板7において、補強リブを突出した構成
を示す図面、図25も側壁板6に補強リブ6aを突出し
た図面、図26は側壁板6に補強リブ6aを突出した図
面である。
【0025】図12と図13に示す実施例においては、
排気消音器の下流に500mm以下の尾管4が取付ら
れ、該尾管4の長さがエンジンの機種により異なる小型
エンジンにおいて、最終膨張室である第2室2を、尾管
4の突出側と逆の側に配置し、排気消音器の内部の尾管
4の部分を出来るだけ長くし、側壁板7から突出した尾
管4の部分を無くして、延長尾管14を装着可能として
いる。従来は最終膨張室である第2室2は、尾管4の大
気出口側に配置する場合が多く、この配置では、消音器
ケース9の内部の尾管4の部分をかせぐことが出来なか
った。この為に、側壁板7から出た部分の尾管を延長尾
管14により交換すると、大きく消音性能が変化する可
能性があったのである。
【0026】これに対して、図12と図13の実施例に
おいては、最終膨張室の部分を尾管4の出口と逆の側に
配置することにより、消音器ケース9の内部の尾管4の
長さを長くすることが出来るので、側壁板7から出た部
分の尾管を延長尾管14として交換しても、図13に示
す如く、それ程大きく消音性能が変化しないのである。
これにより、小型汎用エンジンで外付けの尾管の長さが
異なる場合において、延長尾管14の長さが異なって
も、消音性能を大きく変化させることのない構成を得る
ことが出来たのである。
【0027】図14においては、共鳴管8を尾管4と同
一径・同一軸心のパンチングメタル管により構成した構
成を示している。該構成においては、排気入口管5と連
通した最終膨張室である第1室1は、中央に配置してい
るが、同じく最終膨張室である第2室2は、尾管4が突
出する側に配置している。そして、共鳴室3は、尾管4
の出口とは逆の側に配置している。そして、第1室1と
共鳴室3とを連通する共鳴管8と、尾管4とを、同一径
・同一軸心位置に配置し、共鳴管8には小孔を多数孔開
口した排気通過孔8aを設けて、第1室1と共鳴室3と
を連通している。
【0028】このように構成した共鳴管8を、側壁11
と側壁12の両方にわたり固定していることにより、両
側壁11・12や消音器ケース9の振動が少なくなり、
放射音の低減が出来るのである。共鳴室3の共鳴周波数
は、共鳴管8の長さと径により一定の値とすることが出
来るので、第1室1と第2室2とを連結する膨張室連絡
管と同じ径として一本化することが出来るのである。
【0029】図15は排気消音器の内部のパイプをパン
チングメタル管を用いることにより、両側壁11・12
や側壁板6や側壁板7と固定した構成を示す図面であ
る。排気消音器の内部のパイプ類は、従来の構成では独
立しており、それらのパイプの支持及び両側壁11・1
2や側壁板6や側壁板7の剛性が小さい為に、これらが
振動し、放射音としての騒音となっていた。本構成は、
排気消音器の内部のパイプや両側壁11・12や側壁板
6や側壁板7を、パンチングメタル管により剛性結合す
ることにより、排気消音器の内部の剛性を向上し、消音
器ケース9や両側壁11・12や側壁板6や側壁板7か
らの放射音により騒音を低減するものである。
【0030】図15における構成においても、第2室2
を尾管4が突出する側に設けており、共鳴室3は尾管4
の突出側と逆の側に配置した構成を示している。そし
て、排気消音器の内部に配置する共鳴管8と連通管17
と排気入口管5と尾管4のそれぞれを、パンチングメタ
ル管により構成している。共鳴管8には排気通過孔8a
を、連通管17には排気通過孔17aを、排気入口管5
には排気通過孔5aを、尾管4には排気通過孔4aを穿
設して、それぞれ排気が連通又は通過可能としている。
【0031】図16は内部仕切板である側壁11と側壁
12の、消音器ケース9の内壁への溶接部をアングルと
して延長してL字型として補強効果を持たせた構成の図
面が開示されている。従来は両側壁11・12は、消音
器ケース9の内壁に溶接されているだけであり、両側壁
11・12の振動がそのまま、消音器ケース9に伝達さ
れることから、消音器ケース9と両側壁11・12の放
射音の発生の原因となっていたのである。本構成におい
ては、該両側壁11・12より、内側にL字型のリブを
出すことににより、この両側壁11・12と消音器ケー
ス9の振動を吸収させたものである。
【0032】図16においては、側壁11より内側にL
字型リブ11aを突出しており、また側壁12より内側
にL字型リブ12aを突出している。まず側壁11と側
壁12自体の消音器ケース9の内壁への溶接部分を長く
伸ばして、その先端にL字型リブ11a・12aを設け
ているのである。これにより、放射音のピーク位置を高
周波側へ移すことができ、かつ全体の騒音レベルを2〜
3デシベルだけ低下させることが出来るのである。
【0033】図17は両側壁11・12の消音器ケース
9の内壁への溶接部を2列以上とした構成を示す図面、
図18は同じく溶接部20を2列以上とすると共に、両
側壁11・12を軽量とする為に開口部21を穿設した
構成を示す斜視図である。消音器ケース9の内壁に溶接
する両側壁11・12の溶接部20が、4点以下である
と、消音器ケース9と両側壁11・12との間に隙間が
出来て、この隙間により消音特性が大幅に変化、殆どの
場合において、消音性能が低下するのである。
【0034】本構成においては、この不具合を解消する
為に、両側壁11・12と消音器ケース9の内壁との溶
接部20を2列に構成して、溶接部20を8点以上設け
たものである。これにより、両側壁11・12と消音器
ケース9の内壁との間の隙間を無くすことが出来るので
あるが、両側壁11・12の重量が増加するので、必要
の無い部分に孔を開けて重量を減少させる為に開口部2
1を穿設したものである。
【0035】図19は排気消音器の内部の管を排気の流
れの方向に切断端面が開口するように構成した図面であ
る。従来の排気消音器の内部のパイプは、垂直方向に切
断断面が配置されているものが殆どであった。従来の形
状では、排気ガスの流れに逆らうような場合があり、背
圧が上昇するのである。本構成では、内部パイプを流れ
の方向に切断開口部が開くように構成して、排気ガスの
流れ易い形状に構成したものである。これにより、排気
消音器の背圧の上昇が防止できるのである。
【0036】図20は排気入口管5の消音器ケース9へ
の取付部をフラット部9aとした構成を示す図面であ
る。排気入口管5が消音器ケース9に対して、T字型に
取付られているT字型排気消音器においては、消音器ケ
ース9を支持する為の排気入口管5と消音器ケース9の
取付部の剛性が低いと、排気消音器が破損したり、この
振動により排気消音器の放射音が大きくなるという不具
合が発生するのである。
【0037】従来はこの部分の剛性を保つ為に、リブに
より補強していたのであるが、リブを設けると排気消音
器の重量が増加するので、振動を抑制するのに苦労する
という不具合があったのである。本構成においては、排
気入口管5と消音器ケース9が接続される部分をフラッ
ト部9aとして、支持剛性の向上を図っているのであ
る。このように、排気入口管5と接続する部分をフラッ
ト部9aとすることにより、排気入口管5と消音器ケー
ス9との接合部分を真円とすることが出来るので、剛性
を向上することが出来るのである。また補強リブがある
場合には、該補強リブも平面部分に取付けることとなる
ので、取付加工が容易であり、リブの支持剛性を向上す
ることが出来るのである。
【0038】図21は排気入口管5を、吸音材Kを押さ
えるためのパンチングメタル10と消音器ケース9の両
方に固定することにより、支持強度を向上させる構成を
図示している。排気入口管5が消音器ケース9の長手方
向に垂直に配置された、T字型の排気消音器において
は、排気入口管5の支持強度が弱くなると、該部分が振
動して、放射音が大きくなったり、破損したりするとい
う不具合があるのである。
【0039】本構成においては、該排気入口管5と消音
器ケース9との溶接固定だけではな3て、パンチングメ
タル10との間も溶接固定したものである。そのために
は、先ず消音器ケース9の内部に吸音材Kを配置してパ
ンチングメタル10を固定し、その後に排気入口管5を
挿入して、パンチングメタル10と消音器ケース9とを
溶接固定することとなるのである。このように、排気入
口管5を消音器ケース9とパンチングメタル10の両方
の部分に溶接固定することにより、排気入口管5に補強
リブがなくても、排気入口管5を消音器ケース9とパン
チングメタル10により2点で強力に支持することがで
きるのである。これにより、補強リブの重量を増加する
ことなく、排気入口管5の支持強度を高め、消音器ケー
ス9やパンチングメタル10の振動により放射音を低減
させることが出来るのである。
【0040】図22は共鳴管8の内外部や連通管17に
も吸音材Kを貼設してパンチングメタル10により被覆
した構成を示す図面、図23は共鳴管8の周囲に吸音材
Kを貼設しパンチングメタル10で被覆した構成を示す
図面である。排気消音器において、消音器ケース9の内
壁や、第1室1や第2室2や共鳴室3の内壁にグラスウ
ールにより構成した吸音材Kを貼設し、パンチングメタ
ル10により被覆した構成は前述した。しかし、それで
も充分な消音効果が得られない場合には、排気が衝突す
る消音器ケース9の内部に共鳴管8や連通管17や尾管
4の外周にも、吸音材Kを巻いて、これをパンチングメ
タル10で被覆固定することにより、更に消音効果を上
げることか出来るのである。図22と図23において
は、共鳴管8と連通管17と尾管4の外周に、グラスウ
ール製の吸音材Kを貼設して、パンチングメタル10で
被覆固定した構成を図示している。
【0041】図24は側壁板6や側壁板7において、補
強リブを突出した構成を示す図面、図25も側壁板6に
補強リブ6aを突出した図面、図26は側壁板6に補強
リブ6aを突出した図面である。側面図において側壁板
6や側壁板7が真円に近い排気消音器において、側壁板
6や側壁板7に、中心を通り直径方向に伸びる補強リブ
を2本以上設けることにより、側壁板6や側壁板7から
の放射音を低減することが出来るのである。このよう
に、側壁板6の中心を通過する補強リブ6aを2本以上
設けることにより、かなり剛性をアップすることが出来
るのである。
【0042】図27はエンジンEとエアクリーナAとの
間に配置するレゾネータRの位置を示す図面、図28は
従来のレゾネータRの構成を示す図面、図29はレゾネ
ータRの共鳴管22を多孔管により延長して、レゾネー
タRを貫通させて他端に固定した構成を示す図面、図3
0はレゾネータRの共鳴管を多孔管で構成して、吸気管
23を貫通させて他端に固定した構造を示す図面、図3
1は複数の共鳴管24・25を持つレゾネータRの従来
の構成を示す図面、図32は、複数の共鳴管24・25
を持つレゾネータRにおいて、多孔管をレゾネータRの
他端壁まで延長して固定した構成を示す図面、図33
は、レゾネータRの側の共鳴管24・25を、吸気管2
3を貫通させて、他端に固定した構成を示す図面であ
る。
【0043】レゾネータRは、吸気側において、エアク
リーナAとエンジンEとの間に配置して、吸気側で発生
する振動音や騒音を共鳴により消音する装置である。し
かし、該レゾネータR自体が振動したり、共鳴したりし
て放射音を出すことがあり、これが騒音低減のネックと
なる場合があるのである。本構成においては、このレゾ
ネータRの部分の振動により発生する放射音を無くす為
に、レゾネータRの内部に挿入される共鳴管22を多孔
管として、レゾネータRの他端壁まで延長して、この部
分に弾性材30を介してシールした状態で固定するもの
である。レゾネータRは低温の吸気が通過する部分であ
るので、高温となることはなく、弾性材30で充分にシ
ールすることができ、高温で融けたり変形することがな
いのである。
【0044】図28と図31は従来のレゾネータRの構
成を示しており、共鳴管22や共鳴管24・25は、レ
ゾネータRの内部に挿入されるだけであり、他端に固定
されていないのである。これに対して、図29の構成で
は、共鳴管22をレゾネータRの他端まで延長した多孔
管により、吸気はレゾネータR内で共鳴できると共に、
他端に弾性材30を介してシール状態で固定することに
より、共鳴管22の支持強度を向上しているのである。
【0045】図30においては、レゾネータRの側から
共鳴管22を多孔管として突出し、この多孔管の端部を
吸気管23を貫通させて、他側の壁部に弾性材30を介
してシール状態で固定しているのである。この構成によ
っても、レゾネータRと共鳴管22を強固に固定するこ
とが出来るのである。また図32と図33においては、
1本の共鳴管22の場合の、補強支持構成を、二本の共
鳴管24・25の場合に応用した構成を示している。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、排気入
口管5を通過した第1室1の両側に、第2室2と共鳴室
3を、各々、吸音材Kが一連に有するように配置し、第
2室2から第1室1を介して共鳴室3側に尾管4を貫設
し、該尾管4の外端部を大気側に開口し、該開口部に対
して、第1室1の両側壁11・12を各々貫通する共鳴
管8により、第1室1及び第2室2を連通したので、両
側壁11・12を貫通する共鳴管8により、排気消音器
の内部の強度的に弱い両側壁11・12の部分を補強す
ることができ、該両側壁11・12の振動が原因で、消
音器ケース9の外部から発生する放射音を低減すること
が出来るのである。
【0047】請求項2の如く、排気入口管5を連通した
第1室1の両側に、第2室2と共鳴室3を、各々隣接配
置し、第2室2と第1室1は吸音材Kを内設し、第2室
2から第1室1と共鳴室3を貫通する尾管4を、その外
端部が大気に開放するように開口配置し、共鳴室3の内
部壁面に鉄板等の孔無鉄板15を貼設したので、共鳴室
3の内部の壁から振動して、消音器ケース9の外周部分
から放射音が出てくるという不具合を、共鳴室3の内部
に貼設した吸音材Kや孔無鉄板15により低減すること
が出来るのである。
【0048】請求項3の如く、排気入口管5を連通した
第1室1の両側に第2室2と共鳴室3を、各々隣接配置
し、第2室2から第1室1と共鳴室3を介して外部に延
出する尾管4を配置した構成において、該尾管4は第1
室1の両側壁11・12を貫通し、かつ両側壁11・1
2に一体結合するように構成したので、尾管4が、側壁
板6と両側壁11・12と側壁板7の全てを貫通固定す
るので、これらの剛性を高めることが可能となり、排気
消音器の外周から発生する放射音を低減することが出来
るのである。
【0049】請求項4の如く、排気入口管5を連通した
第1室1の側周壁に、第1室1と同軸環状の共鳴室3を
共鳴管8を介して連通するように設け、第1室1の軸方
向一側側に共鳴室3で囲まれる第2室2を設け、該第2
室2に尾管4を設けたので、第1室1と第2室2の外周
の二重室構造に設けた共鳴室3により、第1室1と第2
室2の吸音材Kの役目をするので、別に吸音材Kを貼設
する必要がなく、また第1室1と第2室2の外周からの
放射音を低減することが出来るのである。
【0050】請求項5の如く、入口が音源に連通する共
鳴管をレゾネータ内に嵌入し、該共鳴管の管端部をゴム
等の弾性材でシールし、レゾネータ内室と共鳴管内と
を、共鳴管の嵌入端から、一定距離隔てて、管端部側に
貫設した多孔を介して連通したので、エアクリーナAか
らエンジンEに至る吸気系統に配置し、吸気騒音を共鳴
により低減するレゾネータRの放射音を低減することが
出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気消音器の正面断面図。
【図2】本発明の排気消音器の右側の側壁板6の側面
図。
【図3】排気消音器の左側の側壁板7の側面図。
【図4】排気消音器の排気入口管5の部分の平面断面
図。
【図5】排気入口管5の部分の正面図。
【図6】本発明の排気消音器の模式図。
【図7】図1から図6の排気消音器の消音効果を示す図
面。
【図8】共鳴室3の吸音材Kを孔無鉄板15により固定
した実施例を示す図面。
【図9】尾管4を第1室1と第2室2と共鳴室3を貫通
して、そのまま外部まで延出し、該尾管4を側壁に固定
した実施例の模式図。
【図10】図9の実施例の消音効果を示す図面。
【図11】消音器ケース9を二重筒構造として、内外に
第1室1と第2室2と共鳴室3を配置した実施例を示す
図面。
【図12】尾管4を所望の長さに付加調節可能とした排
気消音器を示す図面。
【図13】該尾管4に延長尾管14を装着する場合の効
果を示す図面。
【図14】共鳴管8を尾管4と同一径・同一軸心のパン
チングメタル管により構成した構成を示す図面。
【図15】排気消音器の内部のパイプをパンチングメタ
ル管を用いることにより、両側壁11・12や側壁板6
や側壁板7と固定した構成を示す図面。
【図16】内部仕切板である側壁11と側壁12の消音
器ケース9の内壁への溶接部をアングルとして延長して
L字型として補強効果を持たせた構成の図面。
【図17】側壁11・12の消音器ケース9の内壁への
溶接部を2列以上とした構成を示す図面。
【図18】同じく溶接部20を2列以上とすると共に、
両側壁11・12を軽量とする為に開口部21を穿設し
た構成を示す斜視図。
【図19】排気消音器の内部の管を排気の流れの方向に
切断端面が開口するように構成した図面。
【図20】排気入口管5の消音器ケース9への取付部を
フラット部9aとした構成を示す図面。
【図21】排気入口管5を吸音材Kを押さえるためのパ
ンチングメタル10と消音器ケース9の両方に固定する
構成を示す図面。
【図22】共鳴管8の内外部や連通管17にも吸音材K
を貼設してパンチングメタル10により被覆した構成を
示す図面。
【図23】共鳴管8の周囲に吸音材Kを貼設しパンチン
グメタル10で被覆した構成を示す図面。
【図24】側壁板6や側壁板7において、補強リブを突
出した構成を示す図面。
【図25】側壁板6に補強リブ6aを突出した図面。
【図26】側壁板6に補強リブ6aを突出した図面。
【図27】エンジンEとエアクリーナAとの間に配置す
るレゾネータRの位置を示す図面。
【図28】従来のレゾネータRの構成を示す図面。
【図29】レゾネータRの共鳴管22を多孔管により延
長して、レゾネータRを貫通させて他端に固定した構成
を示す図面。
【図30】レゾネータRの共鳴管を多孔管で構成して、
吸気管23を貫通させて他端に固定した構造を示す図
面。
【図31】複数の共鳴管24・25を持つレゾネータR
の従来の構成を示す図面。
【図32】複数の共鳴管24・25を持つレゾネータR
において、多孔管をレゾネータRの他端壁まで延長して
固定した構成を示す図面。
【図33】レゾネータRの側の共鳴管24・25を、吸
気管23を貫通させて、他端に固定した構成を示す図
面。
【符号の説明】
K 吸音材 R レゾネータ 1 第1室 2 第2室 3 共鳴室 4 尾管 5 排気入口管 8 共鳴管 11・12 両側壁 15 孔無鉄板 30 弾性材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気入口管5を通過した第1室1の両側
    に、第2室2と共鳴室3を、各々、吸音材Kが一連に有
    するように配置し、第2室2から第1室1を介して共鳴
    室3側に尾管4を貫設し、該尾管4の外端部を大気側に
    開口し、該開口部に対して、第1室1の両側壁11・1
    2を各々貫通する共鳴管8により、第1室1及び第2室
    2を連通したことを特徴とする排気消音器。
  2. 【請求項2】 排気入口管5を連通した第1室1の両側
    に、第2室2と共鳴室3を、各々隣接配置し、第2室2
    と第1室1は吸音材Kを内設し、第2室2から第1室1
    と共鳴室3を貫通する尾管4を、その外端部が大気に開
    放するように開口配置し、共鳴室3の内部壁面に鉄板等
    の孔無鉄板15を貼設したことを特徴とする排気消音
    器。
  3. 【請求項3】 排気入口管5を連通した第1室1の両側
    に第2室2と共鳴室3を、各々隣接配置し、第2室2か
    ら第1室1と共鳴室3を介して外部に延出する尾管4を
    配置した構成において、該尾管4は第1室1の両側壁1
    1・12を貫通し、かつ両側壁11・12に一体結合す
    るように構成したことを特徴とする排気消音器。
  4. 【請求項4】 排気入口管5を連通した第1室1の側周
    壁に、第1室1と同軸環状の共鳴室3を共鳴管8を介し
    て連通するように設け、第1室1の軸方向一側側に共鳴
    室3で囲まれる第2室2を設け、該第2室2に尾管4を
    設けたことを特徴とする排気消音器。
  5. 【請求項5】 入口が音源に連通する共鳴管をレゾネー
    タR内に嵌入し、該共鳴管の管端部をゴム等の弾性材3
    0でシールし、レゾネータR内室と共鳴管内とを、共鳴
    管の嵌入端から、一定距離隔てて、管端部側に貫設した
    多孔を介して連通したことを特徴とする吸気消音器。
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