JPH09249620A - アリールアルカン誘導体 - Google Patents

アリールアルカン誘導体

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JPH09249620A
JPH09249620A JP8056167A JP5616796A JPH09249620A JP H09249620 A JPH09249620 A JP H09249620A JP 8056167 A JP8056167 A JP 8056167A JP 5616796 A JP5616796 A JP 5616796A JP H09249620 A JPH09249620 A JP H09249620A
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JP
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nmr
phenyl
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Masatoshi Suzuki
雅寿 鈴木
Yutaka Ouchi
裕 大内
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モチリン受容体刺激作用を有する新規化合物
を提供すること。 【解決手段】 式 【化1】 [式中、nは1〜4の整数を示し、Aはベンゼン環また
はシクロヘキサン環を示し、R1およびR2は、それぞれ
水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2もしく
は3のアルケニル基、炭素数2もしくは3のアルキニル
基またはベンジル基を示し、XはCHまたはNを示し、
Dは、ハロゲン原子、炭素数1〜3のアルコキシ基もし
くはニトロ基により置換されたフェニル基、フェニル
基、ベンジル基、フェネチル基、ベンジルオキシ基、テ
トラヒドロピラニルメチルオキシ基または式 −O−(CH2l−O−(CH2m−O−(CH2p
H (式中、l、m、pはそれぞれ1または2を示す。)で
示される基を示す。]で示されるアリールアルカン誘導
体、またはその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アリールアルカン誘導
体に関し、更に詳しくはモチリン受容体刺激作用を有す
るアリールアルカン誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】モチリンは、1966年ブラウンらによ
りブタの上部小腸粘膜から初めて単離され、構造の決定
された物質であり、22個のアミノ酸から構成される消
化管ペプチドホルモンの一種である(ガストロエンテロ
ロジー、第50巻、第333項、1966年)。モチリ
ンの生理作用としては消化管運動亢進作用及び消化管平
滑筋収縮作用が良く知られている。例えば、胃における
内容物の排出時間を短縮する作用や胃・十二指腸協調運
動作用などである。さらに、胆嚢収縮作用や下部食道括
約筋の収縮作用を有することなども報告されている
(J.Smooth.Muscle.Res.第27
巻、第294項、1991年)。
【0003】モチリン様活性を示す化合物として従来知
られているものに、例えば特開昭63−99092、特
開平3−218395などの化合物をあげることができ
る。しかしながら、モチリン様作用を有する低分子化合
物に関する報告はまだなされていない。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】本発明の目的は、モチ
リン受容体刺激作用を有する新規化合物を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、新しいモ
チリン受容体刺激作用を有する化合物を見出す目的で鋭
意検討を重ねた結果、ある種のオレフィン系化合物がモ
チリン受容体刺激作用を有することを見出し、更にその
知見に基づいて本発明を完成した。
【0006】すなわち本発明は式
【0007】
【化2】
【0008】[式中、nは1〜4の整数を示し、Aはベ
ンゼン環またはシクロヘキサン環を示し、R1およびR2
は、それぞれ水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、炭
素数2もしくは3のアルケニル基、炭素数2もしくは3
のアルキニル基またはベンジル基を示し、XはCHまた
はNを示し、Dは、ハロゲン原子、炭素数1〜3のアル
コキシ基もしくはニトロ基により置換されたフェニル
基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基、ベンジル
オキシ基、テトラヒドロピラニルメチルオキシ基または
式 −O−(CH2l−O−(CH2m−O−(CH2p
H (式中、l、m、pはそれぞれ1または2を示す。)で
示される基を示す。]で示されるアリールアルカン誘導
体、またはその塩である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において塩とは、塩酸、臭
化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸などの鉱
酸、または酢酸、シュウ酸、クエン酸、酒石酸、マレイ
ン酸、コハク酸、フマール酸、p−トルエンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、メタンスルホン酸などの有機
酸との酸付加塩、さらに、炭素数1〜3のアルキル、炭
素数2または3のアルケニル、炭素数2または3のアル
キニル、ベンジルなどの基のハロゲン化物、トシレー
ト、メシレートなどの活性化合物との反応により得られ
る4級塩誘導体も包含する。
【0010】本発明化合物は、例えば製造スキーム1に
示す方法で製造することができる。
【0011】
【化3】 (製造スキーム1)
【0012】(式中、n、A、R1、R2およびDは前述
と同意義である。) 本発明化合物(3)は化合物(1)と化合物(2)とを
縮合させることにより得ることができる。用いる溶媒は
ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチルエ
ーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、N,N−
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどであ
る。反応温度は、通常−20℃〜溶媒の沸点までであ
る。反応時間は通常30分〜48時間が適当である。
【0013】本発明化合物は、製造スキーム2に示す方
法で製造することもできる。
【0014】
【化4】 (製造スキーム2)
【0015】(式中、n、A、R1、R2およびDは前述
と同意義である。) 本発明化合物(3)は化合物(4)と化合物(5)とを
縮合させることにより得ることができる。用いる溶媒は
ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチルエ
ーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、N,N−
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどであ
る。反応温度は、通常−20℃〜溶媒の沸点までであ
る。反応時間は通常30分〜48時間が適当である。
【0016】また、本発明化合物は、製造スキーム3に
示す方法で製造することもできる。
【0017】
【化5】 (製造スキーム3)
【0018】(式中、n、A、R1、R2およびDは前述
と同意義であり、Lは塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲ
ン原子、メシレート、トシレートなどの脱離基を示し、
Zはベンジル基、テトラヒドロピラニル基、アルコキシ
アルコキシアルコキシル基などを示す。) 化合物(6)は化合物(1)とヒドロキシルアミンとを
縮合させることにより得ることができる。用いる溶媒は
水、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチ
ルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジクロロメタン、クロロホルム、N,N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシド、メタノール、エ
タノール、プロパノールなどである。反応温度は、通常
−20℃〜溶媒の沸点である。反応時間は通常30分〜
48時間が適当である。
【0019】化合物(6)は化合物(8)と反応させる
ことにより本発明化合物(9)を得ることができる。用
いる溶媒はヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、メタノール、エタノール、プロパノール、アセト
ンなどである。反応温度は、通常−20℃〜溶媒の沸点
である。反応時間は通常30分〜48時間が適当であ
る。縮合剤として塩基を用いても良く、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水素化ナトリ
ウム、ナトリウムアミド、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリ
ジンなどを用いることができる。
【0020】本発明化合物(9)は化合物(1)と化合
物(7)とを反応させることによっても得ることができ
る。用いる溶媒は水、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、
キシレン、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロロホルム、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、メタノール、エタノール、プロパノールなどであ
る。反応温度は、通常−20℃〜溶媒の沸点である。反
応時間は通常30分〜48時間が適当である。
【0021】本発明化合物は、製造スキーム4に示す方
法で製造することもできる。
【0022】
【化6】 (製造スキーム4)
【0023】(式中、n、A、X、D、R1、R2、Lは
前述と同意義であり、R3は水素原子、炭素数1〜3の
アルキル基、炭素数2または3のアルケニル基、炭素数
2または3のアルキニル基またはベンジル基を示す。) 化合物(10)は水あるいはアルコールなどの溶媒中、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基を用いて
本発明化合物(11)にすることができる。反応温度
は、通常−20℃〜溶媒の沸点である。反応時間は通常
30分〜48時間が適当である。
【0024】本発明化合物(11)から本発明化合物
(13)あるいは本発明化合物(13)から本発明化合
物(15)はそれぞれ化合物(12)あるいは化合物
(14)とを反応させて得ることができる。用いる溶媒
はヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチル
エーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、N,
N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、メ
タノール、エタノール、プロパノール、アセトンなどで
ある。反応温度は、通常−20℃〜溶媒の沸点である。
反応時間は通常30分〜48時間が適当である。縮合剤
として塩基を用いても良く、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸水素カリウム、水素化ナトリウム、ナト
リウムアミド、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジンなどを
用いることができる。
【0025】さらに本発明化合物(15)と化合物(1
6)とを反応させて本発明化合物(17)を得ることが
できる。用いる溶媒はヘキサン、ベンゼン、トルエン、
キシレン、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロロホルム、
酢酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、アセトンなどである。反応温度は、通常−20℃〜
溶媒の沸点までである。反応時間は通常30分〜48時
間が適当である。
【0026】本発明の化合物を消化器疾患の治療に用い
る場合、その投与量は、症状によって異なるが、通常成
人に対する1日あたりの投与量は経口投与の場合、0.
01〜1000mg、静脈内投与の場合、0.001〜
100mgが通常で、1日1回あるいは数回に分割して
投与することができる。
【0027】本発明の化合物は、錠剤、丸剤、カプセル
剤、顆粒剤などの固形製剤、あるいは注射剤、液剤、乳
剤、座剤などに調製して投与される。
【0028】上記各製剤を調製するためには、慣用的な
製剤技術に従って製造されるが、必要に応じて助剤、安
定剤、乳化剤、希釈剤などの通常使用される添加剤を使
用することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の化合物は、モチリン受容体に対
して刺激作用を有し、消化管運動賦活作用を発揮するの
で消化管運動不全を伴う消化器疾患の治療に有効であ
る。
【0030】
【実施例】以下、実施例および試験例により本発明をさ
らに詳細に説明する。
【0031】実施例1 1)2−フェニルエチル トリフェニルホスホニウム
ブロミド (2−ブロモエチル)ベンゼン(10ml)のトルエン
(200ml)溶液にトリフェニルホスフィン(19.
4g)を加え、10時間加熱還流した。冷却後沈澱した
ガム状物質を分離し、ジエチルエーテルで洗浄した後乾
燥して、2−フェニルエチル トリフェニルホスホニウ
ム ブロミド(11.4g、収率35%)を無色固体と
して得た。
【0032】NMR(CDCl3、ppm):7.95
〜7.64(m、14H)、7.34〜7.10(m、
6H)、4.27〜4.08(m、2H)、3.16〜
2.98(m、2H) MS LSIMS(m/s):367。
【0033】2)4−ジメチルアミノカルコン アセトフェノン(1)(24ml)とパラジメチルアミ
ノベンズアルデヒド(25.0g)のエタノール(20
0ml)溶液に粉砕した水酸化カリウム(1.12g)
を加え、70℃で5時間撹拌した。冷却後析出した結晶
を濾取して冷エタノールで洗浄、乾燥して4−ジメチル
アミノカルコン(36.7g、87%)を橙色鱗片とし
て得た。
【0034】mp:111〜113℃(酢酸エチル−ヘ
キサン) NMR(CDCl3、ppm):8.00(dd、2
H、J=1、9Hz)、7.80(d、1H、J=15
Hz)、7.60〜7.42(m、5H)、7.32
(d、1H、J=15Hz)、6.69(d、2H、J
=9Hz)、3.04(s、6H) IR(cm-1):1650、1613 MS EI(m/s):251、234、222、20
7、174。
【0035】3)2−(4−ジメチルアミノフェニル)
エチル フェニル ケトン 4−ジメチルアミノカルコン(36.7g)のメタノー
ル(200ml)溶液に5%パラジウム炭素(3.7
g)を加え、水素雰囲気下に4時間撹拌した。反応終了
後触媒を濾過し、濾液を減圧下に濃縮した。残査をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ヘキサ
ン:酢酸エチル=10:1)で精製し、2−(4−ジメ
チルアミノフェニル)エチル フェニル ケトン(1
7.2g、収率47%)を黄色針状晶として得た。
【0036】mp:53〜55℃ NMR(CDCl3、ppm):8.00〜7.90
(m、2H)、7.59〜7.38(m、3H)、7.
14(d、2H、J=9Hz)、6.70(d、2H、
J=9Hz)、3.31〜3.17(m、2H)、2.
90(s、6H)、3.04〜2.85(m、2H) IR(cm-1):1685、1616 MS EI(m/s): 253、134。
【0037】4)N、N−ジメチル−4−(3、5−ジ
フェニル−3−ペンテニル)アニリン 2−フェニルエチル トリフェニルホスホニウム ブロ
ミド(4.40g)をトルエン(100ml)に懸濁
し、0〜5℃でリチウムヘキサメチルジシラザンの1.
0Mテトラヒドロフラン溶液(15.6ml)を加え、
同温で2時間撹拌した。不溶物が無くなったところで、
2−(4−ジメチルアミノフェニル)エチル フェニル
ケトン(1.49g)を加え、同温で1時間撹拌し
た。反応終了後、メタノールを加えて過剰のホスホラン
を分解し、酢酸エチルで希釈した。酢酸エチル溶液を、
水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後溶媒を減圧下に留去した。得られた残査をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(展開溶媒ヘキサン:酢酸エ
チル=20:1)にて精製し、標題化合物(1.26
g、収率63%)を得た。
【0038】NMR(CDCl3、ppm):7.45
〜6.94(m、12H)、6.62(d、2H、J=
8Hz)、5.83(t、1/5H、J=8Hz)、
5.62(t、4/5H、J=8Hz)、3.45
(d、2/5H、J=8Hz)、3.28(d、8/5
H、J=8Hz)、2.90(s、6H)、2.74〜
2.50(m、4H) IR(cm-1):1615 MS LSIMS(m/s):341。
【0039】実施例2 実施例1と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【0040】N、N−ジメチル−4−(3、6−ジフェ
ニル−3−ヘキシニル)アニリン 収率51% 淡黄色油状物 NMR(CDCl3、ppm):7.40〜6.91
(m、12H)、6.68(d、2H、J=9Hz)、
5.68(t、1/6H、J=8Hz)、5.48
(t、5/6H、J=8Hz)、2.89(s、6
H)、2.78〜2.33(m、6H)、2.22
(q、2H、J=8Hz) IR(cm-1):1615、1521 MS EI(m/s): 355、134。
【0041】実施例3 1)4−ニトロベンジル フェニルケトン 4−ニトロフェニル酢酸(25.0g)に塩化チオニル
(60ml)を加え、50℃で4時間加熱した。反応終
了後塩化チオニルを留去しそのまま次の反応に使用し
た。
【0042】ベンゼン(160ml)に塩化アルミニウ
ム(33.1g)を7〜10℃で加えた。上述した酸ク
ロリドのベンゼン(30ml)溶液を加え、氷水浴上に
9時間撹拌した。反応終了後水を加え、酢酸エチルで抽
出した。有機層を、水、炭酸カリウム水溶液、飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶
媒を留去した。得られた残査にベンゼンを加えて結晶を
崩し、濾取乾燥して、標題化合物(24.3g、収率7
3%)を得た。
【0043】NMR(CDCl3、ppm):8.20
(d、2H、J=8Hz)、8.01(d、2H、J=
8Hz)、7.66〜7.38(m、5H)、4.42
(s、1H) IR(cm-1):1687、1515、1352 MS EI(m/s):242、241。
【0044】2)(4−ジメチルアミノ)ベンジル フ
ェニルケトン 4−ニトロベンジル フェニルケトン(24.3g)の
エタノール(200ml)溶液に37%ホルマリン(6
0ml)、5%パラジウム炭素(4.0g)を加え、水
素雰囲気下(5気圧)に15時間撹拌した。反応終了後
触媒を濾去し、濾液を濃縮した。得られた残査を酢酸エ
チル−ヘキサン混合溶媒から再結晶し標題化合物(2.
65g、収率11%)を淡黄色プリズムとして得た。
【0045】mp:126〜128℃(ベンゼン) NMR(CDCl3、ppm):8.05〜7.95
(m、2H)、7.58〜7.37(m、3H)、7.
12(d、2H、J=9Hz)、6.69(d、2H、
J=9Hz)、4.17(s、2H)、2.90(s、
6H) IR(cm-1):1688 MS EI(m/s):239、134。
【0046】3)N、N−ジメチル−4−(2、4−ジ
フェニル−2−ブテニル)アニリン 2−フェニルエチル トリフェニルホスホニウム ブロ
ミド(4.20g)をトルエン(150ml)に懸濁
し、0〜5℃でリチウムヘキサメチルジシラザンの1.
0Mテトラヒドロフラン溶液(11.0ml)を加え、
同温で2時間撹拌した。不溶物が無くなったところで、
4−ジメチルアミノベンジル フェニルケトン(0.7
2g)のトルエン(15ml)溶液を加え、50℃で4
時間撹拌した。反応終了後、メタノールを加えて過剰の
ホスホランを分解し、酢酸エチルで希釈した。酢酸エチ
ル溶液を、水及び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後溶媒を減圧下に留去した。得られた残査を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒ヘキサ
ン:酢酸エチル=20:1)にて精製し、標題化合物
(0.24g、収率24%)を黄色油状物として得た。
【0047】NMR(CDCl3、ppm):7.41
〜7.05(m、10H)、7.00(d、2H、J=
9Hz)、6.63(d、2H、J=9Hz)、5.6
4(t、1H、J=8Hz)、3.58(s、2H)、
3.30(d、2H、J=8Hz)、2.90(s、6
H)、 IR(cm-1):1615 MS EI(m/s):327、236、134。
【0048】実施例4 1)4−ニトロカルコン アセトフェノン(1)(12.0g)およびパラニトロ
ベンズアルデヒド(15.1g)をエタノール(200
ml)中に懸濁し、粉砕した水酸化カリウム(1.2
g)を室温下に加えた。20分後、析出した結晶を濾取
しエタノールで洗浄後、乾燥して標題化合物(22.5
g、収率88%)を淡黄色結晶として得た。
【0049】mp:162〜163℃ NMR(CDCl3、ppm):8.34〜8.23
(m、2H)、8.08〜7.98(m、2H)、7.
89〜7.74(m、3H)、7.70〜7.45
(m、4H) IR(cm-1):1658、1609 MS EI(m/s):253、236、225、20
6、178。
【0050】2)4−(3−ヒドロキシ−3−フェニ
ル)プロピルアニリン 4−ニトロカルコン(22.5g)のメタノール(10
0ml)溶液に5%パラジウムカーボン(2.3g)を
加え水素雰囲気下3気圧に加圧して3時間撹拌した。反
応終了後、触媒を濾去して、濾液を濃縮し標題化合物
(19.0g、収率94%)を無色ガム状物質として得
た。
【0051】NMR(CDCl3、ppm):7.40
〜7.20(m、5H)、7.02〜6.93(m、2
H)、6.66〜6.55(m、2H)、4.67(d
d、1H、J=6、8Hz)、3.10〜2.47
(m、5H)、2.17〜1.86(m、2H) IR(cm-1):3350、1623、1517 MS EI(m/s):227、209、194、16
5、133、120、106。
【0052】3)4−(3−フェニル−3−ヒドロキ
シ)プロピル トリフルオロアセトアニリド 4−(3−ヒドロキシ−3−フェニル)プロピルアニリ
ン(19.0g)の塩化メチレン(200ml)溶液に
氷冷撹拌下、炭酸カリウム(27.6g)及び無水トリ
フルオロ酢酸(14ml)を加え、同温で30分間撹拌
した。反応終了後、反応混合物を濃縮し、残査をメタノ
ールに溶かし活性炭を加えた。室温で20分間撹拌した
後活性炭を濾去して溶媒を減圧下に留去した。得られた
残査を水で結晶化し標題化合物(22.1g、収率82
%)を得た。
【0053】mp:133〜135℃ NMR(CDCl3、ppm):7.95〜7.75
(br、1H)、7.46(d、2H、J=9Hz)、
7.38〜7.26(m、5H)、7.21(d、2
H、J=9Hz)、4.67(dd、1H、J=6、8
Hz)、2.84〜2.58(m、2H)、2.22〜
1.90(m、2H)、1.79(s、1H)IR(c
-1):3308、1725、1704 MS EI(m/s):323、305、227、21
7、202、134、107。
【0054】4)4−(3−ブロモ−3−フェニル)プ
ロピル トリフルオロアセトアニリド 4−(3−フェニル−3−ヒドロキシ)プロピル トリ
フルオロアセトアニリド(22.1g)のジエチルエー
テル(100ml)溶液に四塩化炭素(150ml)及
びトリフェニルホスフィン(23.3g)を加え、6時
間加熱還流した。反応終了後、反応混合物を冷却し、析
出する不溶物を濾去して、濾液を濃縮した。得られた油
状物をアセトン(200ml)に溶かし、臭化カリウム
(20.0g)を加えて室温下に一夜撹拌した。反応混
合物を濾過して濾液を濃縮し、残査をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:
1)で精製し、標題化合物(21.0g、収率80%)
を無色油状物として得た。
【0055】mp:92〜96℃ NMR(CDCl3、ppm):7.88(brs、1
H、W1/2=12Hz)、7.49(d、2H、J=1
0Hz)、7.43〜7.26(m、5H)、7.20
(d、2H、J=10Hz)、4.87(dd、1H、
J=6、8Hz)、2.90〜2.30(m、4H) IR(cm-1):1698 MS EI(m/s):387、385、306、22
8、202。
【0056】5)3−(4−トリフルオロアセトアミ
ノ)フェニル−1−フェニルプロピルトリフェニルホス
ホニウム ブロミド 4−(3−ブロモ−3−フェニル)プロピル トリフル
オロアセトアニリド(21.0g)のトルエン(60m
l)溶液にトリフェニルホスフィン(14.2g)を加
え、35時間加熱還流した。析出した結晶を濾取して乾
燥し、標題化合物(3.4g、収率10%)を無色結晶
として得た。
【0057】NMR(DMSO−d6、ppm):1
1.21(s、1H)、7.97〜7.02(m、24
H)、5.46〜5.26(m、1H)、2.73〜
2.25(m、4H) IR(cm-1):3436、1718、1614 MS FAB(m/s):568。
【0058】6)4−(3、4−ジフェニル−3−ブテ
ニル)トリフルオロアセトアニリド 3−(4−トリフルオロアセトアミノ)フェニル−1−
フェニルプロピル トリフェニルホスホニウム ブロミ
ド(3.36g)をトルエン(100ml)に懸濁し、
0〜5℃でリチウムヘキサメチルジシラザンの1.0M
テトラヒドロフラン溶液(15.6ml)を加え、同温
で1時間撹拌した。不溶物が無くなったところで、ベン
ズアルデヒド(2.6ml)を加え、同温で1時間撹拌
した。反応終了後、メタノールを加えて過剰のホスホラ
ンを分解し、酢酸エチルで希釈した。酢酸エチル溶液
を、水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後溶媒を減圧下に留去した。得られた残査をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒ヘキサン:
酢酸エチル=10:1)にて精製し、標題化合物(1.
7g、収率83%)を無色プリズムとして得た。
【0059】mp:151〜152℃(ヘキサン−酢酸
エチル) NMR(CDCl3、ppm):7.85〜7.70
(br、1H)、7.54〜7.04(m、14H)、
6.75(s、1H)、3.00(dd、2H、J=
6、8Hz)、2.71(dd、2H、J=6、8H
z) IR(cm-1):1733、1707 MS FAB(m/s):395。
【0060】7)4−(3、4−ジフェニル−3−ブテ
ニル)アニリン 4−(3、4−ジフェニル−3−ブテニル)トリフルオ
ロアセトアニリド(1.21g)のメタノール(60m
l)溶液に氷冷撹拌下、水酸化ナトリウム(1.23
g)水溶液(20ml)をくわえ、室温下に一夜撹拌し
た。反応終了後、反応混合物を濃縮し、水を加えて酢酸
エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄
し、炭酸カリウムで乾燥した後減圧下に溶媒を留去し
て、標題化合物(0.92g、収率100%)を無色油
状物として得た。
【0061】NMR(CDCl3、ppm):7.55
〜7.17(m、10H)、6.90(d、2H、J=
8Hz)、6.74(s、1H)、6.58(d、2
H、J=8Hz)、3.53(brs、2H、W1/2
9Hz)2.96(dd、2H、J=6、8Hz)、
2.62(dd、2H、J=6、8Hz) IR(cm-1):3447、3368、1732、16
23 MS EI(m/s):299、209、115、10
6。
【0062】実施例54−(3、4−ジフェニル−3−ブテニル)アニリン塩
酸塩 (化合物3) 4−(3、4−ジフェニル−3−ブテニル)トリフルオ
ロアセトアニリド(0.30g)のメタノール(20m
l)溶液に氷冷撹拌下、水酸化ナトリウム(0.55
g)水溶液(5ml)を加え、室温下に一夜撹拌した。
反応終了後、反応混合物を濃縮し、水を加えて酢酸エチ
ルで抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で洗浄し、炭
酸カリウムで乾燥した後減圧下に溶媒を留去して、無色
油状物を得た。これをイソプロピルアルコールに溶解し
て塩酸(5滴)を加え、析出する結晶を濾取、乾燥し標
題化合物(0.14g、収率56%)を黄色プリズムと
して得た。
【0063】mp:214〜216℃ NMR(DMSO−d6、ppm):7.62〜7.1
6(m、14H)、6.80(s、1H)、3.03〜
2.90(m、2H)、2.74〜2.60(m、2
H) IR(cm-1):3436、1978、1621 MS EI(m/s):299、106。
【0064】実施例6N、N−ジメチル−4−(3、4−ジフェニル−3−ブ
テニル)アニリン 4−(3、4−ジフェニル−3−ブテニル)アニリン
(0.92g)のメタノール(50ml)溶液に37%
ホルマリン(20ml)と蟻酸(20ml)を加え室温
で一夜撹拌した。溶媒を留去して水を加え、水酸化ナト
リウム水溶液を用いてアルカリ性にし、塩化メチレンで
抽出した。塩化メチレン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、減圧下に溶媒を留去した。残査をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒ヘキサン:酢酸エチル:
アンモニア性メタノール=100:10:1)にて精製
し、標題化合物(0.14g、収率14%)を無色粉末
として得た。
【0065】mp:57〜62℃ NMR(CDCl3、ppm):7.57〜7.16
(m、10H)、7.01(d、2H、J=8Hz)、
6.84(s、1H)、6.68(d、2H、J=8H
z)、3.04〜2.85(m、2H)、2.89
(s、6H)、2.70〜2.58(m、2H) IR(cm-1):1616 MS EI(m/s):327、192、134。
【0066】実施例7 1)4−トリフルオロアセトアミノフェニル酢酸 4−アミノフェニル酢酸(25.0g)のクロロホルム
(200ml)溶液に炭酸カリウムを加え、氷冷撹拌下
に無水トリフルオロ酢酸(40ml)を加え2時間撹拌
した。反応終了後、水と塩酸を加え、塩化メチレンで抽
出した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下に溶媒を留
去して、標題化合物(31.0g、76%)を得た。
【0067】2)(4−トリフルオロアセトアミノ)シ
クロヘキシル酢酸 4−トリフルオロアセトアミノフェニル酢酸(31.0
g)に酢酸(200ml)、酸化白金(2.0g)を加
え、水素雰囲気下(5気圧)に40時間撹拌した。反応
終了後触媒を濾去し、濾液を減圧下に濃縮して標題化合
物(30.5g、96%)を無色固体として得た。
【0068】3)N−トリフルオロアセチル−4−(2
−オキソ−2−フェニル)エチルシクロヘキシルアミド (4−トリフルオロアセトアミノ)シクロヘキシル酢酸
に塩化チオニル(40ml)を加え、室温下に一夜撹拌
した。塩化チオニルを減圧下に留去し、ベンゼン(30
ml)に溶解して酸クロリド溶液を得た。別にベンゼン
(50ml)に塩化アルミニウム(6.7g)を室温下
に加えた中に、上述の酸クロリド溶液を加え3時間撹拌
した。反応終了後氷水を加え、酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した後減圧下に溶媒を留去した。得られた残査をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、標題化合物
(1.86g、14%)を得た。
【0069】NMR(CDCl3、ppm):7.95
(d、2H、J=8Hz)、7.65〜7.20(m、
3H)、6.50〜6.10(br、1H)、4.18
〜4.02(m、1H)、2.93(d、2H、J=7
Hz)、2.35〜2.10(m、1H)、1.90〜
1.17(m、8H) IR(cm-1):3321、1713 MS EI(m/s):313、191、120。
【0070】4)N−トリフルオロアセチル−4−
(2、4−ジフェニル−2−ブテニル)シクロヘキシル
アミド 2−フェニルエチル トリフェニルホスホニウム ブロ
ミド(4.08g)をトルエン(200ml)に懸濁
し、0〜5℃でリチウムヘキサメチルジシラザンの1.
0Mテトラヒドロフラン溶液(9.1ml)を加え、同
温で2時間撹拌した。不溶物が無くなったところで、N
−トリフルオロアセチル−4−(2−オキソ−2−フェ
ニル)エチルシクロヘキシルアミド(1.43g)を加
え、同温で一夜撹拌した。反応終了後、メタノールを加
えて過剰のホスホランを分解し、酢酸エチルで希釈し
た。酢酸エチル溶液を、水および飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を減圧下に留去した。
得られた残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒ヘキサン:酢酸エチル=10:1)にて精製
し、標題化合物(0.48g、収率26%)を無色油状
物として得た。 NMR(CDCl3、ppm):7.43〜7.07
(m、10H)、6.35〜6.13(br、1H)、
5.89(t、1/4H、J=7Hz)、5.64
(t、3/4H、J=7Hz)、4.10〜3.93
(m、1H)、3.57(d、1/2H、J=7H
z)、3.31(d、3/2H、J=7Hz)、2.6
0(d、1/2H、J=7Hz)、2.38(d、3/
2H、J=7Hz)1.86〜1.03(m、9H) IR(cm-1):3309、1703 MS EI(m/s):401、193。
【0071】5)4−(2、4−ジフェニル−2−ブテ
ニル)シクロヘキシルアミン N−トリフルオロアセチル−4−(2、4−ジフェニル
−2−ブテニル)シクロヘキシルアミド(420mg)
のメタノール(10ml)溶液に氷冷撹拌下、水酸化ナ
トリウム(250mg)水溶液(2ml)を加え、室温
下に一夜撹拌した。反応終了後、反応混合物を濃縮し、
水を加えて酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後減圧
下に溶媒を留去した。得られた残査をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、標題化合物(250m
g、収率78%)を無色油状物として得た。
【0072】NMR(CDCl3、ppm):7.43
〜7.08(m、10H)、5.85(t、1/4H、
J=7Hz)、5.63(t、3/4H、J=7H
z)、3.58(d、1/2H、J=7Hz)、3.3
0(d、3/2H、J=7Hz)、2.98〜2.80
(m、1H)、2.64〜2.57(m、1/2
H、)、2.45〜2.31(m、3/2H、)、1.
87〜0.85(m、11H) IR(cm-1):1601 MS EI(m/s):305、193、129、11
5。
【0073】実施例84−(2、4−ジフェニル−2−ブテニル)シクロヘキ
シルアミン シュウ酸塩 4−(2、4−ジフェニル−2−ブテニル)シクロヘキ
シルアミン(250mg)のアセトン(10ml)溶液
にシュウ酸(90mg)のアセトン(2ml)溶液を加
え、室温下に一夜放置した。析出した結晶を濾取して乾
燥し、標題化合物(化合物15)(150mg、収率4
6%)を無色粉末として得た。
【0074】mp:128〜130℃ NMR(DMSO−d6、ppm):7.45〜7.0
7(m、10H)、5.82(t、1/4H、J=7H
z)、5.61(t、3/4H、J=7Hz)、5.5
0〜4.50(br、2H)、3.59(d、1/2
H、J=7Hz)、3.27(d、3/2H、J=7H
z)、3.16〜3.00(m、1H)、2.67〜
2.30(m、2H)1.76〜1.21(m、9H) IR(cm-1):3436、1720、1604 MS EI(m/s):305、193、129、11
5。
【0075】実施例9N、N−ジメチル−4−{(3−アンチ−ベンジロキシ
イミノ−3−フェニルプロピル}アニリン 2−(4−ジメチルアミノフェニル)エチル フェニル
ケトン(1.00g)のエタノール(20ml)溶液
にO−ベンジルヒドロキシルアミン塩酸塩(0.58
g)および水酸化カリウム(0.19g)を加え、室温
下に6時間撹拌した。反応終了後酢酸エチルで希釈し、
水、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥
後に溶媒を留去し、残査をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒:ヘキサン:酢酸エチル=50:
1)で精製し、標題化合物(1.00g、収率71%)
を無色油状物として得た。
【0076】NMR(CDCl3、ppm):7.67
〜7.56(m、2H)、7.45〜7.28(m、8
H)、7.08(d、2H、J=8Hz)、6.68
(d、2H、J=8Hz)、5.23(s、2H)、
3.08〜2.97(m、2H)、2.90(s、6
H、)、2.84〜2.68(m、2H) IR(cm-1):1615、1522 MS EI(m/s):358、134。
【0077】実施例10 実施例9と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【0078】N、N−ジエチル−4−{(3−ベンジロ
キシイミノ−3−フェニル)プロピル}アニリン 収率58% 無色油状物 NMR(CDCl3、ppm):7.67〜7.55
(m、2H)、7.46〜7.28(m、8H)、7.
05(d、2H、J=9Hz)、6.61(d、2H、
J=9Hz)、5.23(s、2H)、3.31(q、
4H、J=7Hz)、3.10〜2.95(m、2
H)、2.82〜2.67(m、2H、)、1.12
(t、6H、J=7Hz) IR(cm-1):1738、1615 MS EI(m/s):386、162。
【0079】N、N−ジメチル−4−(5−ベンジロキ
シイミノ−5−フェニル)ペンチルアニリン 収率89% 無色油状物 NMR(CDCl3、ppm):7.67〜7.53
(m、2H)、7.44〜7.27(m、8H)、7.
00(d、2H、J=9Hz)、6.67(d、2H、
J=9Hz)、5.21(s、2H)、2.89(s、
6H)、2.86〜2.73(m、2H)、2.58〜
2.41(m、2H)、1.75〜1.48(m、4
H) IR(cm-1):1615 MS EI(m/s):386、263、160、13
4。
【0080】N、N−ジメチル−4−{(2−アンチ−
ベンジロキシイミノ−2−フェニルエチル}アニリン NMR(CDCl3、ppm):7.70〜7.58
(m、2H)、7.48〜7.23(m、8H)、7.
06(d、2H、J=9Hz)、6.62(d、2H、
J=9Hz)、5.27(s、2H)、4.07(S、
2H)、2.87(s、6H、) IR(cm-1):1615 MS EI(m/s):344、236、134。
【0081】N、N−ジメチル−4−{(2−シン−ベ
ンジロキシイミノ−2−フェニル)エチル}アニリン NMR(CDCl3、ppm):7.37〜7.20
(m、10H)、6.97(d、2H、J=9Hz)、
6.58(d、2H、J=9Hz)、5.15(s、2
H)、3.71(S、2H)、2.88(s、6H、) IR(cm-1):1615 MS EI(m/s):344、236、134。
【0082】N−トリフルオロアセチル−4−(2−ア
ンチ−ベンジロキシイミノ−2−フェニル)エチル シ
クロヘキシルアミド NMR(CDCl3、ppm):7.66〜7.55
(m、2H)、7.47〜7.21(m、8H)、6.
28〜5.90(br、1H)、5.21(s、2
H)、4.03〜3.85(m、1H)、2.81
(d、2H、J=7Hz)、1.90〜1.10(m、
9H) IR(cm-1):3308、1713 MS EI(m/s):418、311、225、11
9。
【0083】実施例114−(2−アンチ−ベンジロキシイミノ−2−フェニ
ル)エチル シクロヘキシルアミン N−トリフルオロアセチル−4−(2−ベンジロキシイ
ミノ−2−フェニル)エチルシクロヘキシルアミド(2
50mg)のメタノール(10ml)溶液に氷冷撹拌
下、水酸化ナトリウム(170mg)水溶液(2ml)
を加え、室温下に一夜撹拌した。反応終了後、反応混合
物を濃縮し、水を加えて酢酸エチルで抽出した。酢酸エ
チル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した後減圧下に溶媒を留去した。得られた残査をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、標題化合物
(250mg、収率78%)を無色油状物として得た。
【0084】収率98% NMR(CDCl3、ppm):7.68〜7.55
(m、2H)、7.45〜7.28(m、8H)、5.
21(s、2H)、2.96〜2.85(m、1H)、
2.81(d、2H、J=7Hz)、1.90〜1.3
4(m、11H) IR(cm-1):3368、1953、1738、16
07 MS CI(m/s):323、257、215、11
9、107。
【0085】実施例124−(2−アンチ−ベンジロキシイミノ−2−フェニ
ル)エチル シクロヘキシルアミン シュウ酸塩 4−(2−アンチ−ベンジロキシイミノ−2−フェニ
ル)エチル シクロヘキシルアミン(190mg)のア
セトン(10ml)溶液にシュウ酸(41mg)のアセ
トン(2ml)溶液を加え、室温下に一夜放置した。析
出した結晶を濾取して乾燥し、標題化合物(148m
g、収率58%)を無色粉末として得た。
【0086】mp:193−195℃ NMR(DMSO−d6、ppm):7.69〜7.5
7(m、2H)、7.48〜7.26(m、8H)、
5.19(s、2H)、3.17〜3.00(m、1
H)、2.82(d、2H、J=8Hz)、1.80〜
1.27(m、9H) IR(cm-1):3435、1722 MS EI(m/s):322、215。
【0087】実施例13N、N−ジメチル−4−{(3−アンチ−ベンジロキシ
イミノ−3−フェニルプロピル}アニリン塩酸塩(化
合物4) N、N−ジメチル−4−{(3−アンチ−ベンジロキシ
イミノ−3−フェニル)プロピル}アニリン(100m
g)のイソプロピルアルコール(5ml)溶液に濃塩酸
2滴を加え、室温下に30分撹拌した。反応混合物にト
ルエンを加え、減圧下に溶媒を留去して、標題化合物
(101mg、収率92%)を得た。
【0088】NMR(CDCl3、ppm):7.63
〜7.10(m、14H)、5.23(s、2H)、
3.07(s、6H、)、3.14〜2.95(m、2
H)、2.93〜2.80(m、2H) IR(cm-1):2549、2498、2440、16
14 MS EI(m/s):358、134。
【0089】実施例14N、N−ジメチル−4−(3−アンチ−ヒドロキシイミ
ノ−3−フェニル)プロピル アニリン 2−(4−ジメチルアミノフェニル)エチル フェニル
ケトン(14.7g)のエタノール(200ml)溶液
に50%ヒドロキシルアミン水溶液(40ml)を加
え、室温下に一夜撹拌した。反応混合物を減圧下に濃縮
して、得られた残査を酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒か
ら再結晶し、標題化合物(11.6g、収率75%)を
無色針状晶として得た。
【0090】mp:88〜90℃(酢酸エチル−ヘキサ
ン) NMR(CDCl3、ppm):8.68(s、1
H)、7.67〜7.55(m、2H)、7.46〜
7.33(m、3H)、7.14(d、2H、J=8H
z)、6.70(d、2H、J=8Hz)、3.17〜
3.00(m、2H)、2.91(s、6H、)、2.
88〜2.70(m、2H) IR(cm-1):3230、1615 MS EI(m/s):268、252、134。
【0091】実施例15N、N−ジメチル−4−{3−アンチ−(4−ブロモベ
ンジロキシ)イミノ−3−フェニル}プロピルアニリン テトラヒドロフラン(50ml)に60%水素化ナトリ
ウム(油性、0.32g)を懸濁して、N、N−ジメチ
ル−4−(3−アンチ−ヒドロキシイミノ−3−フェニ
ル)プロピル アニリン(1.79g)のテトラヒドロ
フラン(30ml)溶液及び4−ブロモベンジルブロミ
ド(1.67g)のテトラヒドロフラン(30ml)溶
液を加え、5時間加熱還流した。反応終了後、反応混合
物を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下に溶
媒を留去した。得られた残査をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒:ヘキサン:酢酸エチル=1
0:1)で精製し、標題化合物(2.42g、収率83
%)を無色プリズムとして得た。
【0092】mp:62〜64℃(ヘキサン) NMR(CDCl3、ppm):7.66〜7.53
(m、2H)、7.47(d、2H、J=8Hz)、
7.40〜7.31(m、2H)、7.23(d、2
H、J=8Hz)、7.05(d、2H、J=8H
z)、6.68(d、2H、J=8Hz)、5.16
(s、2H)、3.08〜2.96(m、2H)、2.
91(s、6H)、2.81〜2.68(m、2H) IR(cm-1):1615、1522 MS EI(m/s):438、436、249、13
4。
【0093】実施例16 実施例15と同様の方法で以下の化合物を合成した。
【0094】N、N−ジメチル−4−{3−アンチ−
(4−メトキシベンジロキシ)イミノ−3−フェニル}
プロピルアニリン 収率77% 淡黄色油状物 NMR(CDCl3、ppm):7.67〜7.55
(m、2H)、7.06(d、2H、J=9Hz)、
6.90(d、2H、J=9Hz)、6.68(d、2
H、J=8Hz)、5.18(s、2H)、3.81
(s、3H)、3.05〜2.94(m、2H)、2.
90(s、6H)、2.81〜2.68(m、2H) IR(cm-1):1614 MS EI(m/s):388、223、134、12
1。
【0095】N、N−ジメチル−4−{3−アンチ−
(2−ピラニルメトキシ)イミノ−3−フェニル}プロ
ピルアニリン 収率32% 黄色油状物 NMR(CDCl3、ppm):7.67〜7.55
(m、2H)、7.43〜7.30(m、3H)、7.
13(d、2H、J=9Hz)、6.70(d、2H、
J=9Hz)、4.23(dd、1H、J=7、13H
z)、4.09(dd、1H、J=5、13Hz)、
4.08〜3.95(m、1H)、3.76〜3.62
(m、1H)、3.97(dt、1H、J=3、11H
z)、3.08〜2.95(m、2H)、2.91
(s、6H)、2.83〜2.70(m、2H)、1.
93〜1.80(m、1H)、1.75〜1.21
(m、5H) IR(cm-1):1738、1615 MS EI(m/s):366、134。
【0096】N、N−ジメチル−4−{3−アンチ−
(4−ニトロベンジロキシ)イミノ−3−フェニル}プ
ロピルアニリン 収率72% 淡黄色粉末 mp:79〜81℃(ヘキサン) NMR(CDCl3、ppm):8.18(d、2H、
J=9Hz)、7.64〜7.52(m、2H)、7.
49〜7.32(m、5H)、7.06(d、2H、J
=9Hz)、6.68(d、2H、J=9Hz)、5.
28(s、2H)、3.09(dd、2H、J=7、9
Hz)、2.91(s、6H、)、2.76(dd、2
H、J=7、9Hz) IR(cm-1):1614、1522、1344 MS EI(m/s):403、134。
【0097】N、N−ジメチル−4−{3−アンチ−
(メトキシエトキシメトキシ)イミノ−3−フェニル}
プロピルアニリン 収率69% 黄色油状物 NMR(CDCl3、ppm):7.71〜7.60
(m、2H)、7.41〜7.32(m、3H)、7.
12(d、2H、J=9Hz)、6.71(d、2H、
J=9Hz)、5.33(s、2H)、3.82(d
d、2H、J=4、6Hz)、3.57(dd、2H、
J=4、6Hz)、3.38(s、3H)、3.10〜
2.97(m、2H)、2.91(s、6H)、2.8
5〜2.72(m、2H) IR(cm-1):1738、1615 MS EI(m/s):356、249、134。
【0098】実施例17N、N、N−トリメチル−4−(3、5−ジフェニル−
3−ペンテニル)アニリニウム イオジド N、N−ジメチル−4−(3、5−ジフェニル−3−ペ
ンテニル)アニリン(94mg)のメタノール(5m
l)溶液にヨウ化メチルを5滴加え室温下に一夜撹拌し
た。溶媒を減圧下に留去し、残査をメタノール−ジエチ
ルエーテル混合溶媒から再結晶して標題化合物(121
mg、収率91%)を得た。
【0099】mp:134〜138℃(メタノール−ジ
エチルエーテル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.83(d、2
H、J=8Hz)、7.47〜7.02(m、12
H)、5.85(t、1/5H、J=8Hz)、5.6
4(t、4/5H、J=8Hz)、3.56(s、9
H)、3.40(d、2/5H、J=8Hz)、3.2
3(d、8/5H、J=8Hz)、2.80〜2.60
(m、4H) IR(cm-1):1626 MS LSIMS(m/s):356。
【0100】実施例18 実施例17と同様の方法により以下の化合物を合成し
た。
【0101】N、N、N−トリメチル−4−(3、4−
ジフェニル−3−ブテニル)アニリニウム イオジド mp:163〜164℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.89〜7.7
9(m、2H)、7.62〜7.54(m、2H)、
7.49〜7.22(m、10H)、6.81(s、1
H)、3.56(s、9H)、3.05〜2.92
(m、2H)、2.80〜2.67(m、2H) IR(cm-1):1626 MS LSIMS(m/s):342。
【0102】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−(3、5−ジフェニル−3−ペンテニル)アニリニウ
ム ブロミド 収率80% mp:92〜100℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.83(d、2
H、J=9Hz)、7.48〜7.03(m、12
H)、5.84(t、1/4H、J=8Hz)、5.6
5(t、3/4H、J=8Hz)、3.88〜3.81
(m、1H)、3.62(s、6H)、3.41(d、
1/2H、J=8Hz)、3.23(d、3/2H、J
=8Hz)、3.00〜2.87(m、1H)、2.8
0〜2.60(m、3H) IR(cm-1):2125 MS LSIMS(m/s):380。
【0103】N、N、N−トリメチル−4−(3、6−
ジフェニル−3−ヘキセニル)アニリニウム イオジド NMR(DMSO−d6、ppm):7.83(d、2
H、J=9Hz)、7.44〜7.04(m、12
H)、5.70(t、1/6H、J=8Hz)、5.5
1(t、5/6H、J=8Hz)、3.56(s、9
H)、2.77〜2.25(m、6H)、2.25〜
2.08(m、2H) IR(cm-1):1601 MS LSIMS(m/s):370N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4−(3、6−
ジフェニル−3−ヘキセニル)アニリニウム ブロミド
(化合物2) 収率82% 無色アモルファス NMR(DMSO−d6、ppm):7.85(d、2
H、J=9Hz)、7.46〜7.02(m、12
H)、5.70(t、1/5H、J=8Hz)、5.5
1(t、4/5H、J=8Hz)、5.05〜4.95
(m、2H)、3.89〜3.91(m、1H)、3.
64(s、6H)、2.88〜2.07(m、8H) IR(cm-1):2124、1601 MS FAB(m/s):394。
【0104】N、N、N−トリメチル−4−(2、4−
ジフェニル−2−ブテニル)アニリニウム イオジド
(化合物1) 収率66% mp:137〜139℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.81(d、2
H、J=9Hz)、7.47〜7.10(m、12
H)、5.78(t、1H、J=8Hz)、3.84
(s、2H)、3.54(s、9H)、3.33(d、
2H、J=8Hz) IR(cm-1):1599 MS LSIMS(m/s):342。
【0105】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−(2、4−ジフェニル−2−ブテニル)アニリニウム
ブロミド 収率65% 淡褐色アモルファス NMR(DMSO−d6、ppm):7.81(d、2
H、J=9Hz)、7.48〜7.08(m、12
H)、5.78(t、1H、J=8Hz)、4.91
(d、2H、J=4Hz)、3.88〜3.79(m、
3H)、3.59(s、6H)、3.30(d、2H、
J=8Hz) IR(cm-1): 2121、1600 MS FAB(m/s):366。
【0106】N、N、N−トリメチル−4−{(3−ア
ンチ−ベンジロキシイミノ−3−フェニル)プロピル}
アニリニウム イオジド(化合物5) mp:152〜154℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.83(d、2
H、J=8Hz)、7.67〜7.58(m、2H)、
7.47〜7.32(m、10H)、5.18(s、2
H)、5.56(s、9H)、3.11〜3.00
(m、2H)、2.90〜2.78(m、2H) IR(cm-1):1626 MS LSIMS(m/s):373。
【0107】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−{(3−アンチ−ベンジロキシイミノ−3−フェニ
ル)プロピル}アニリニウム ブロミド mp:97〜101℃(アセトン−ジエチルエーテル)
無色粉末 NMR(DMSO−d6、ppm):7.83(d、2
H、J=9Hz)、7.68〜7.55(m、2H)、
7.50〜7.28(m、10H)、5.19(s、2
H)、4.95(d、2H、J=1Hz)、3.89〜
3.83(m、1H)、3.60(s、6H)、3.1
3〜2.97(m、2H)、2.92〜2.78(m、
2H) IR(cm-1):3176、2122 MS LSIMS(m/s):397。
【0108】N、N、N−トリメチル−4−{(2−ア
ンチ−ベンジロキシイミノ−2−フェニル)エチル}ア
ニリニウム イオジド 収率84% 無色粉末 mp:160〜161(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(CDCl3、ppm):7.79(d、2H、
J=9Hz)、7.65〜7.55(m、2H)、7.
45〜7.26(m、10H)、5.27(s、2
H)、4.19(S、2H)、3.92(s、9H) IR(cm-1):1604 MS EI(m/s):359。
【0109】N、N、N−トリメチル−4−{(2−シ
ン−ベンジロキシイミノ−2−フェニル)エチル}アニ
リニウム イオジド 収率85% 無色粉末 mp:162〜164(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(CDCl3、ppm):7.79(d、2H、
J=9Hz)、7.44〜7.24(m、12H)、
5.15(s、2H)、3.94(S、9H)、3.8
8(s、2H、) IR(cm-1):1625 MS EI(m/s):359。
【0110】N、N、N−トリメチル−4−{3−アン
チ−(4−ブロモベンジロキシ)イミノ−3−フェニ
ル}プロピルアニリニウム イオジド 収率98% mp:159〜161℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.84(d、2
H、J=9Hz)、7.65〜7.55(m、4H)、
7.48〜7.33(m、7H)、5.15(s、2
H)、3.58(s、9H)、3.12〜2.99
(m、2H)、2.90〜2.78(m、2H) IR(cm-1):1620 MS FAB(m/s):453、451。
【0111】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−{3−アンチ−(4−ブロモベンジロキシ)イミノ−
3−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率90% mp:94〜96℃(アセトン−ジエチルエーテル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.84(d、2
H、J=9Hz)、7.67〜7.55(m、4H)、
7.50〜7.32(m、7H)、5.15(s、2
H)、4.96(d、2H、J=2Hz)、3.86
(t、1H、J=2Hz)、3.61(s、6H)、
3.13〜3.00(m、2H)、2.95〜2.78
(m、2H) IR(cm-1):2127、1636 MS FAB(m/s):477、475。
【0112】N、N−ジメチル−N−ベンジル−4−
{3−アンチ−(4−ブロモベンジロキシ)イミノ−3
−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率73% NMR(DMSO−d6、ppm):7.73(d、2
H、J=8Hz)、7.67〜7.54(m、4H)、
7.50〜7.25(m、10H)、7.08〜6.9
7(m、2H)、5.16(s、2H)、5.01
(s、2H)、3.53(s、6H)、3.14〜3.
01(m、2H)、2.94〜2.80(m、2H) IR(cm-1):1626 MS FAB(m/s): 529、527。
【0113】N、N、N−トリメチル−4−{3−アン
チ−(4−メトキシベンジロキシ)イミノ−3−フェニ
ル}プロピルアニリニウム イオジド 収率95% 無色粉末 mp:114〜117℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.84(d、2
H、J=9Hz)、7.65〜7.57(m、2H)、
7.45〜7.32(m、7H)、6.94(d、2
H、J=9Hz)、5.10(s、2H)、3.75
(s、3H)、3.56(s、9H)、3.07〜2.
94(m、2H)、2.89〜2.75(m、2H) IR(cm-1):1612 MS FAB(m/s):403。
【0114】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−{3−アンチ−(4−メトキシベンジロキシ)イミノ
−3−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率90% 無色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):7.82(d、2
H、J=9Hz)、7.67〜7.56(m、2H)、
7.48〜7.32(m、7H)、6.95(d、2
H、J=9Hz)、5.10(s、2H)、4.94
(d、2H、J=2Hz)、3.86(t、1H、J=
2Hz)、3.75(s、3H)、3.60(s、6
H)、3.10〜2.94(m、2H)、2.92〜
2.76(m、2H) IR(cm-1):2120、1612 MS FAB(m/s):427。
【0115】N、N−ジメチル−N−ベンジル−4−
{3−アンチ−(4−メトキシベンジロキシ)イミノ−
3−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率73% 無色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):7.72(d、2
H、J=9Hz)、7.67〜7.55(m、2H)、
7.50〜7.23(m、10H)、7.03(d、2
H、J=9Hz)、6.94(d、2H、J=9H
z)、5.12(s、2H)、5.00(s、2H)、
3.73(s、3H)、3.11〜2.97(m、2
H)、2.93〜2.78(m、2H) IR(cm-1):1612 MS FAB(m/s):479。
【0116】N、N、N−トリメチル−4−{3−アン
チ−(2−ピラニルメトキシ)イミノ−3−フェニル}
プロピルアニリニウム イオジド 収率79% 無色粉末 mp:134〜141℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.86(d、2
H、J=9Hz)、7.70〜7.56(m、2H)、
7.49(d、2H、J=9Hz)、7.45〜7.3
6(m、3H)、4.15〜3.98(m、2H)、
3.96〜3.84(m、1H)、3.70〜3.25
(m、2H)、3.55(s、9H)、3.07〜2.
81(m、4H)、1.90〜1.15(m、6H) IR(cm-1):1625 MS FAB(m/s):381。
【0117】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−{3−アンチ−(2−ピラニルメトキシ)イミノ−3
−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率50% 淡褐色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):7.85(d、2
H、J=9Hz)、7.67〜7.55(m、2H)、
7.50(d、2H、J=9Hz)、7.45〜7.3
5(m、3H)、4.96(d、2H、J=2Hz)、
4.16〜3.98(m、2H)、3.95〜3.83
(m、2H)、3.73〜3.20(m、2H)、3.
61(s、6H)、3.08〜2.81(m、4H)、
1.90〜1.15(m、6H) IR(cm-1):2122、1619 MS FAB(m/s):405。
【0118】N、N−ジメチル−N−ベンジル−4−
{3−アンチ−(2−ピラニルメトキシ)イミノ−3−
フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率78% 淡赤色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):7.75(d、2
H、J=9Hz)、7.70〜7.56(m、2H)、
7.51〜7.24(m、8H)、7.04(d、2
H、J=9Hz)、5.03(s、2H)、4.17〜
4.00(m、2H)、3.97〜3.83(m、1
H)、3.68〜3.28(m、2H)、3.55
(s、6H)、3.10〜2.81(m、4H)、1.
92〜1.14(m、6H) IR(cm-1):1620 MS FAB(m/s):457。
【0119】N、N、N−トリメチル−4−{3−アン
チ−(4−ニトロベンジロキシ)イミノ−3−フェニ
ル}プロピルアニリニウム イオジド 収率98% mp:117〜119℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル) NMR(DMSO−d6、ppm):8.27(d、2
H、J=9Hz)、7.85(d、2H、J=9H
z)、7.66(d、2H、J=9Hz)、7.65〜
7.55(m、2H)、7.47(d、2H、J=9H
z)、7.45〜7.36(m、3H)、5.32
(s、2H)、3.54(s、9H)、3.18〜3.
05(m、2H)、2.94〜2.82(m、2H) IR(cm-1):1605、1520、1346 MS FAB(m/s):418。
【0120】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−{3−アンチ−(4−ニトロベンジロキシ)イミノ−
3−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率90% 淡褐色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):8.27(d、2
H、J=9Hz)、7.86(d、2H、J=9H
z)、7.67(d、2H、J=9Hz)、7.65〜
7.56(m、2H)、7.48(d、2H、J=9H
z)、7.45〜7.36(m、3H)、5.32
(s、2H)、4.97(d、2H、J=2Hz)、
3.86(t、1H、J=2Hz)、3.61(s、6
H)、3.20〜3.05(m、2H)、2.98〜
2.80(m、2H) IR(cm-1):2120、1605、1519、13
45 MS FAB(m/s):442。
【0121】N、N−ジメチル−N−ベンジル−4−
{3−アンチ−(4−ニトロベンジロキシ)イミノ−3
−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率94% 淡赤色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):8.26(d、2
H、J=9Hz)、7.81〜7.52(m、6H)、
7.48〜7.22(m、8H)、7.04(d、2
H、J=9Hz)、5.33(s、2H)、5.02
(s、2H)、3.54(s、6H)、3.25〜3.
05(m、2H)、3.05〜2.83(m、2H) IR(cm-1):1605、1519、1345 MS FAB(m/s):494。
【0122】N、N、N−トリメチル−4−{3−アン
チ−(メトキシエトキシメトキシ)イミノ−3−フェニ
ル}プロピルアニリニウム イオジド 収率95% mp:85〜87℃ 淡赤色粉末(メタノール−ジエチ
ルエーテル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.87(d、2
H、J=9Hz)、7.72〜7.60(m、2H)、
7.48(d、2H、J=9Hz)、7.46〜7.3
9(m、3H)、5.24(s、2H)、3.73(d
d、2H、J=4、6Hz)、3.57(s、9H)、
3.48(dd、2H、J=4、6Hz)、3.24
(s、3H)、3.15〜3.00(m、2H)、2.
95〜2.82(m、2H) IR(cm-1):1626 MS FAB(m/s):371。
【0123】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−{3−アンチ−(メトキシエトキシメトキシ)イミノ
−3−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率83% mp:121〜123℃(アセトン) 淡赤色粉末 NMR(DMSO−d6、ppm):7.88(d、2
H、J=9Hz)、7.72〜7.60(m、2H)、
7.50(d、2H、J=9Hz)、7.46〜7.3
8(m、3H)、5.25(s、2H)、5.02
(d、2H、J=2Hz)、3.90〜3.85(m、
1H)、3.74(dd、2H、J=4、6Hz)、
3.63(s、6H)、3.49(dd、2H、J=
4、6Hz)、3.23(s、3H)、3.17〜3.
02(m、2H)、2.98〜2.82(m、2H) IR(cm-1):2118 MS FAB(m/s):395。
【0124】N、N−ジメチル−N−ベンジル−4−
{3−アンチ−(メトキシエトキシメトキシ)イミノ−
3−フェニル}プロピルアニリニウム ブロミド 収率81% 淡赤色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):7.77(d、2
H、J=9Hz)、7.71〜7.60(m、2H)、
7.53〜7.25(m、8H)、7.05(d、2
H、J=9Hz)、5.25(s、2H)、5.06
(s、2H)、3.74(dd、2H、J=4、6H
z)、3.57(s、6H)、3.48(dd、2H、
J=4、6Hz)、3.23(s、3H)、3.16〜
3.02(m、2H)、2.98〜2.82(m、2
H) IR(cm-1):1625 MS FAB(m/s):447。
【0125】N、N−ジエチル−N−メチル−4−(3
−アンチ−ベンジロキシイミノ−3−フェニル)プロピ
ル}アニリニウム イオジド 収率67% mp:83〜85℃(アセトン−ジエチルエーテル)
褐色粉末 NMR(DMSO−d6、ppm):7.64(d、2
H、J=9Hz)、7.58〜7.49(m、2H)、
7.48〜7.26(m、10H)、5.19(s、2
H)、4.08〜3.65(m、4H)、3.40
(s、3H)、3.15〜3.00(m、2H)、2.
97〜2.82(m、2H)、0.91(t、6H、J
=7Hz) IR(cm-1):1626 MS FAB(m/s):401。
【0126】N、N−ジエチル−N−プロパルギル−4
−{(3−アンチ−ベンジロキシイミノ−3−フェニ
ル)プロピル}アニリニウム ブロミド 収率54% 淡褐色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):7.74(d、2
H、J=9Hz)、7.62〜7.49(m、2H)、
7.49〜7.28(m、10H)、5.20(s、2
H)、4.97(d、2H、J=2Hz)、4.05〜
3.83(m、5H)、3.15〜2.97(m、2
H)、2.95〜2.80(m、2H)、1.00
(t、6H、J=7Hz) IR(cm-1):2118、1619 MS LSIMS(m/s):425。
【0127】N、N−ジエチル−N−ベンジル−4−
{(3−アンチ−ベンジロキシイミノ−3−フェニル)
プロピル}アニリニウム ブロミド 収率84% 淡赤色無晶形物質 NMR(DMSO−d6、ppm):7.72〜7.2
0(m、17H)、6.92(d、2H、J=9H
z)、5.20(s、2H)、4.98(s、2H)、
3.90〜3.68(m、2H)、3.65〜3.30
(m、2H)、3.18〜2.98(m、2H)、2.
98〜2.80(m、2H)、1.30〜0.88
(m、6H) IR(cm-1):1615 MS FAB(m/s):477。
【0128】N、N、N−トリメチル−4−{5−アン
チ−ベンジロキシイミノ−5−フェニル}ペンチルアニ
リニウム イオジド 収率87% mp:141〜143℃ 無色粉末(メタノール−ジエ
チルエーテル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.82(d、2
H、J=9Hz)、7.68〜7.56(m、2H)、
7.43〜7.30(m、10H)、5.18(s、2
H)、3.55(s、9H)、2.81(t、2H、J
=7Hz)、2.62(t、2H、J=7Hz)、1.
70〜1.38(m、4H) IR(cm-1):1630 MS FAB(m/s):401。
【0129】N、N−ジメチル−N−プロパルギル−4
−{5−アンチ−ベンジロキシイミノ−5−フェニル}
ペンチルアニリニウム ブロミド 収率91% mp:113〜115℃ 淡黄色粉末(アセトン−ジエ
チルエーテル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.81(d、2
H、J=9Hz)、7.69〜7.56(m、2H)、
7.48〜7.24(m、10H)、5.18(s、2
H)、4.92(d、2H、J=2Hz)、3.83
(t、1H、J=2Hz)、3.60(s、6H)、
2.82(t、2H、J=7Hz)、2.63(t、2
H、J=7Hz)、1.70〜1.38(m、4H) IR(cm-1):2120 MS FAB(m/s):425。
【0130】N、N−ジメチル−N−ベンジル−4−
{5−アンチ−ベンジロキシイミノ−5−フェニル}ペ
ンチルアニリニウム ブロミド 収率97% mp:115〜118℃ 無色粉末(アセトン−ジエチ
ルエーテル) NMR(DMSO−d6、ppm):7.71(d、2
H、J=9Hz)、7.68〜7.55 (m、2H)、7.50〜7.14(m、13H)、
6.99(d、2H、J=9Hz)、5.18(s、2
H)、5.02(s、2H)、3.55(s、6H)、
2.82(t、2H、J=7Hz)、2.63(t、2
H、J=7Hz)、1.72〜1.30(m、4H) IR(cm-1):1626 MS FAB(m/s):477。
【0131】試験例 以下、本発明の医薬組成物の有効成分である化合物のモ
チリン受容体刺激作用を具体的に示す。
【0132】<モチリン受容体刺激作用>The Jo
urnal of Pharmacology and
Experimental Therapeutic
s(第254巻、第940項、1990年)に記載の方
法に準じ、ウサギ十二指腸縦走筋標本における収縮作用
を検討した。
【0133】日本白色ウサギ(雄性、1.8〜2.0k
g、新日本動物)より十二指腸を摘出し、約4cmずつ
5本の条片から得られた縦走筋を実験に用いた。縦走筋
の標本はKrebs溶液(37℃)中に懸垂し、95%
2+5%CO2を通気した。負荷は1gとし、反応はi
sotonic transducerを介して記録し
た。標本は1時間安定化した後に、10-5および10-6
M濃度のアセチルコリンにより3回繰り返し収縮させ
た。アセチルコリンによる収縮は20分の間隔で行い、
収縮反応が安定したことを確認した後、検体の作用につ
いて実験した。
【0134】(検体の調製)検体は化合物1〜5の化合
物をそれぞれDMSO中に溶解、希釈した。Bath内
のDMSOの最終濃度が0.15%以下となるように検
体を調製した。
【0135】(結果)試験結果を表1に示した。
【0136】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 251/24 9451−4H C07C 251/24 251/86 9451−4H 251/86 C07D 309/06 C07D 309/06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、nは1〜4の整数を示し、Aはベンゼン環また
    はシクロヘキサン環を示し、R1およびR2は、それぞれ
    水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数2もしく
    は3のアルケニル基、炭素数2もしくは3のアルキニル
    基またはベンジル基を示し、XはCHまたはNを示し、
    Dは、ハロゲン原子、炭素数1〜3のアルコキシ基もし
    くはニトロ基により置換されたフェニル基、フェニル
    基、ベンジル基、フェネチル基、ベンジルオキシ基、テ
    トラヒドロピラニルメチルオキシ基または式 −O−(CH2l−O−(CH2m−O−(CH2p
    H (式中、l、m、pはそれぞれ1または2を示す。)で
    示される基を示す。]で示されるアリールアルカン誘導
    体、またはその塩。
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