JPH09248302A - 畜産動物体内組織超音波診断装置 - Google Patents

畜産動物体内組織超音波診断装置

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JPH09248302A
JPH09248302A JP8464696A JP8464696A JPH09248302A JP H09248302 A JPH09248302 A JP H09248302A JP 8464696 A JP8464696 A JP 8464696A JP 8464696 A JP8464696 A JP 8464696A JP H09248302 A JPH09248302 A JP H09248302A
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JP
Japan
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ultrasonic probe
ultrasonic
image display
animal
probe
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Application number
JP8464696A
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English (en)
Inventor
Toshio Suzuki
敏夫 鈴木
Yasunori Watanabe
泰則 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 畜産動物体内組織超音波診断装置において画
像表示装置画面上における超音波伝搬経路(方向)を実
際の経路(方向)と同じにする。 【解決手段】 超音波探触子移動装置の本体10に、本体
10の進行方向における超音波探触子13の傾き角度を検出
する角度センサ15を設け超音波探触子13のある位置にお
ける反射信号および、エンコーダ14からの位置情報とと
もにそのときの傾き角度データを画像表示装置へ送り、
位置情報と傾き角度情報に基づいて反射信号の画像表示
を行うことにより課題が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畜産動物に超音波
を当て体内からの反射波を捉えてこれを断層映像化し、
飼育状態のままで内質や脂肪の付き具合を診断するため
の超音波診断装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】畜産農家にあっては、近年効率的な経営
が強く求められ、肥育の方法や飼料の給餌の方法等が種
々検討されている。ところが、肉牛の肉質や脂肪の付き
具合等は、解体しなければ知ることができず、種々試み
た方法の結果を速やかに知ることが出来ず迅速な対応を
採ることが困難であった。
【0003】そこで、近年の畜産農家にあっては、超音
波診断装置を用いて肉牛の脂肪層の厚さやロース塊の大
きさ等を計測し、その計測結果を給餌の方法等に反映さ
せることが行われている。超音波診断装置は、超音波の
送受波器である探触子から動物生体に超音波を発射し、
異なる組織の境界で反射した超音波を探触子で受波し、
この反射波に基づき生体内部組織を画像表示装置に表示
するものであるが、上述した用途には図2に示すような
簡易型の超音波探触子移動装置が用いられている。
【0004】この超音波探触子移動装置は、図2に示す
ように相当の長さ(測定範囲)を有する略弓状に湾曲し
た2枚の湾曲板1a、1aを所定の間隔を隔てて組み付
けて構成されるガイド本体1を有し、このガイド本体1
の湾曲板1a、1a間に一対のプーリ5、5を湾曲板1
aの長手方向に離隔して支持し、これらプーリ、5に超
音波探触子2が取り付けられた無端支持ベルト4を掛装
するとともに、プーリ5を駆動するモータ3と超音波探
触子2の位置を検出するセンサ(図示せず)とを設けて
構成される。尚図中Bは肉牛等の動物の生体、Baは脂
肪層、Bbは肉質層を表す。
【0005】このような超音波診断装置は、ガイド本体
1を持って動物の体の上に載せ、モータ3により無端支
持ベルト4を走行させて超音波探触子2を移動させると
ともに、この超音波探触子2の位置をセンサにより検出
する。そして超音波探触子2が受信した反射波のデータ
とセンサの出力に基づき生体内部組織の画像データを生
成し、この画像データにより生体内部組織を画像表示装
置等に表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の超音波診断装置にあっては、ガイド本体1の超
音波探触子2が一定の円弧で移動するため、生体の外形
にかならずしも一致するとは限らない。よって、生体の
外形に超音波探触子2が密着するようガイド本体1を操
作することになる。この時、超音波探触子2から発射さ
れる超音波は、生体の外形に密着させて垂直に発射され
るため、図3の6の経路を伝搬することになる。しかし
画像表示装置に表示する場合は、超音波探触子2は一定
の円弧で移動したものとして表示するため、図4の6の
経路として表示することになる。
【0007】このような方法では、超音波探触子2の実
際の移動がガイド本体1の円弧と一致していれば問題な
くロース面積等を測定できるが、生体の外形と一致しな
い場合がほとんどであり、この場合、正確にロース面積
等を測定することができないという問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、正確にロース面積等を測定することができる超
音波診断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の畜産動物体内組
織超音波診断装置は、上記の目的を達成するために次の
手段構成を有する。即ち、筐体に、送受波面が診断対象
動物の体表面に弾力的に接触するように保持された超音
波探触子と、前記超音波探触子の筐体進行方向における
傾き角度を検出し電気信号として出力する傾き検出器
と、前記超音波探触子を体表面に接触させた状態で体表
面上を円滑に移動できるようにする車輪と、動物の体表
面上での超音波探触子の位置を知るため前記車輪の回転
と連動して基準位置からの移動距離を電気信号として出
力する位置検出器とが取り付けられた超音波探触子移動
装置と、前記超音波探触子が受波した反射波信号、前記
傾き検出器からの傾き角度信号および前記位置検出器か
らの移動距離信号を受けて診断対象動物の体内組織断層
画像を表示する画像表示装置と、からなることを特徴と
する畜産動物体内組織超音波診断装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の超音波診断装置は、動物
生体表面上で超音波探触子移動装置を車輪を転動させて
手動により移動させ、超音波探触子が超音波を発射して
体内からの反射波を受波し、また、本体の走行位置、即
ち超音波探触子の探触位置を位置検出器により検出し、
さらに超音波探触子の傾斜角度即ち超音波の伝搬経路を
傾き検出器により検出し、超音波探触子が受波した反射
波のデータおよび位置検出器、傾き検出器の検出データ
を出力させる。画像表示装置はこれらの出力を基に画像
データを生成してブラウン管表示器等に生体内組織断層
像等を表示する。このため、ロース面積等も生体の外形
にかかわらず正確に測定することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例にかかる超音波診断装置
の超音波探触子移動装置の構成を示す外観図である。
(a)は側面図であり、(b)は後面図である。図1
中、10は中空箱状の本体であり、上部に逆U字状の把
手11が設けられ、下部の4隅にそれぞれ車輪12が回
転自在に取り付けられる。これら車輪12はその1つに
一体回転可能に歯車12aが固設され、この歯車12a
が距離検出器であるエンコーダ14の検知軸の歯車14
aと噛合する。なお、これら4つの車輪12は一体に転
動するように歯車やベルト等で連結することも可能であ
る。
【0012】また、本体10は、底面に開口(図示せ
ず)が形成され、この開口に臨んで超音波探触子13が
取り付けられている。また、本体10側面に傾き検出器
である角度センサ15が設けられている。超音波探触子
13は、超音波の送受波器を有しケーブル等によって図
示されていない画像表示装置等に接続される。この超音
波探触子13は、超音波を発射し、また、この超音波の
反射波(エコー)を受信し、受信した反射波の振幅等を
表す信号(エコー信号)を画像表示装置へ出力する。
【0013】エンコーダ14は、その検知軸に上述した
歯車12aと噛合する歯車14aが固設され、検知軸が
車輪12と一体に回転する。このエンコーダ14は、前
述した画像表示装置にケーブル等によって接続され、車
輪12の単位回転角度当たり所定数のパルス信号を画像
表示装置へ出力する。
【0014】角度センサ15は、本体10の進行方向に
おける傾き角度、即ち超音波探触子13の傾き角度を検
出し、その傾き角度を画像表示装置へ出力する。探触子
13からのエコー信号、エンコーダ14からのパルス信
号および角度センサ15からの傾き角度信号を受けた画
像表示装置は、位置演算回路、角度演算回路、ビデオ回
路およびCRT等のディスプレイを有し、エンコーダ1
4の出力と角度センサ15の出力と探触子13のエコー
信号を基にディスプレイに生体内断層組織画像を表示す
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波診
断装置では、超音波探触子移動装置に超音波を送受波す
る超音波探触子と該探触子の位置(移動距離)を検出す
る位置センサと、該探触子の傾斜角度を検出する角度セ
ンサを設け、画像表示装置においては超音波探触子の位
置と傾斜角度に基づいて画像表示するよう構成されてい
るため、生体内組織像を正確に測定できるため、ロース
面積等が正確に求めることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明超音波診断装置の超音波探触子移動装置
の構成を示す外観図である。
【図2】従来の超音波診断装置の超音波探触子移動装置
の構成を示す側面図である。
【図3】動物体表面における超音波探触子の実際の接触
と超音波の伝搬方向(経路)を示す断面図である。
【図4】従来の画像表示装置上における超音波の伝搬方
向(経路)を示す図である。
【符号の説明】
1 ガイド本体 1a 湾曲板 2 超音波探触子 3 モータ 4 無端支持ベルト 5 プーリ 6 経路 10 本体 11 把手 12 車輪 12a 歯車 13 超音波探触子 14 エンコーダ 14a 歯車 15 角度センサ B 動物生体 Ba 脂肪層 Bb 肉質層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に、送受波面が診断対象動物の体表
    面に弾力的に接触するように保持された超音波探触子
    と、前記超音波探触子の筐体進行方向における傾き角度
    を検出し電気信号として出力する傾き検出器と、前記超
    音波探触子を体表面に接触させた状態で体表面上を円滑
    に移動できるようにする車輪と、動物の体表面上での超
    音波探触子の位置を知るため前記車輪の回転と連動して
    基準位置からの移動距離を電気信号として出力する位置
    検出器とが取り付けられた超音波探触子移動装置と、前
    記超音波探触子が受波した反射波信号、前記傾き検出器
    からの傾き角度信号および前記位置検出器からの移動距
    離信号を受けて診断対象動物の体内組織断層画像を表示
    する画像表示装置と、からなることを特徴とする畜産動
    物体内組織超音波診断装置。
JP8464696A 1996-03-13 1996-03-13 畜産動物体内組織超音波診断装置 Pending JPH09248302A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018525081A (ja) * 2015-08-25 2018-09-06 上海深博医▲療▼器械有限公司Softprobe Medical Systems,Inc 全自動超音波走査機器及び走査検出方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018525081A (ja) * 2015-08-25 2018-09-06 上海深博医▲療▼器械有限公司Softprobe Medical Systems,Inc 全自動超音波走査機器及び走査検出方法
JP2021166772A (ja) * 2015-08-25 2021-10-21 上海深博医▲療▼器械有限公司Softprobe Medical Systems, Inc 全自動超音波走査機器及び走査検出方法

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