JPH09247857A - 節電装置 - Google Patents

節電装置

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JPH09247857A
JPH09247857A JP8212104A JP21210496A JPH09247857A JP H09247857 A JPH09247857 A JP H09247857A JP 8212104 A JP8212104 A JP 8212104A JP 21210496 A JP21210496 A JP 21210496A JP H09247857 A JPH09247857 A JP H09247857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
taps
thyristor
saving device
thyristors
switching means
Prior art date
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Pending
Application number
JP8212104A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroo Yamauchi
宏夫 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
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Publication of JPH09247857A publication Critical patent/JPH09247857A/ja
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないタップ数で多くの出力電圧を選択でき
る。 【解決手段】 主巻線Aと励磁巻線Bとを有する単巻変
圧器2の適宜箇所にタップT1〜T7を有し、各タップ
間にサイリスタ3〜8を夫々設けると共に、励磁巻線B
と中性線Nとの接続部にはサイリスタ9を設け、これら
のサイリスタ3〜9を制御回路10で選択制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、単巻変圧器のタップを切換手段
により切換えて出力電圧を制御し、節電を行う節電装置
の改善に関する。
【発明の属する技術分野】
【0002】
【従来の技術】従来、単巻変圧器のタップを切換手段に
より切換えて出力電圧を制御し、節電を行う節電装置
は、図3に示すように、節電装置18の単巻変圧器19
に、出力電圧として必要な電圧毎にタップT11,T1
2,T13を設け、これらのタップを制御回路23を用
いてサイリスタによる切換手段20,21,22により
出力電圧を切換えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図3に示
す節電装置18は、必要な出力電圧の数だけタップが必
要であり、出力電圧数が多い場合にはタップを切換える
ための切換手段であるサイリスタやマグネットコンタク
タ等が出力電圧数に比例して多数必要になり、そのため
製造コストが上昇してしまうという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の節電装置の問
題点に鑑み、本発明の目的は、少ないタップ数で多くの
出力電圧が選択でき、而も安価な節電装置を提供するも
ので、単巻変圧器のタップを切換手段により切換えて出
力電圧を制御し、節電を行う節電装置において、前記切
換手段を前記単巻変圧器のタップ間及びタップと中性線
間に適宜箇所設け、切換手段のオン・オフを制御回路で
選択的に組合せることにより、前記単巻変圧器の出力電
圧を変化させるよう構成される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を基に本発明を詳細に
説明する。図1は本発明に係る節電装置の実施の形態の
一例を示すもので、単相3線式電路の場合の一方の電圧
線Xと中性線Nの間の回路構成を示している。この図に
おいて、節電装置は、サイリスタの組であるサイリスタ
バンク1と、電圧線Xと中性線Nとの間に設けた主巻線
Aと励磁巻線Bからなる単巻変圧器2と、サイリスタを
選択制御する制御回路10とを有し、主巻線Aの巻数が
10ターン、励磁巻線Bの巻数が950ターンである。
尚、もう一方の電圧線Yと中性線Nとの間の節電装置の
構成は電圧線Xと中性線Nとの間の構成と同一であるた
め説明を省略する。そして、出力電圧線X′を有するタ
ップをT1、励磁巻線Bの中性線N側の終端にタップT
7を設け、励磁巻線Bの途中の適宜位置の5箇所にタッ
プT2,T3,T4,T5,T6が設けられ、全7箇所
のタップを有している。また、16は電源、17は負荷
である。
【0006】タップT1とタップT2間の巻線数は49
0ターン、タップT2とタップT3間の巻線数は240
ターン、タップT3とタップT4間の巻線数は120タ
ーン、タップT4とタップT5間の巻線数は60ター
ン、タップT5とタップT6間の巻線数は30ターン、
タップT6とタップT7間の巻線数は10ターンであ
る。また、タップT1とタップT2の間にサイリスタ3
を、タップT2とタップT3の間にサイリスタ4を、タ
ップT3とタップT4の間にサイリスタ5を、タップT
4とタップT5の間にサイリスタ6を、タップT5とタ
ップT6の間にサイリスタ7を、タップT6とタップT
7の間にサイリスタ8を、そしてタップT7と中性線N
の間にサイリスタ9を夫々設けてあり、これらのサイリ
スタは2個のサイリスタを逆向きに組合せ同時にオン・
オフするもので、制御回路10により制御される。
【0007】制御回路10は、図2のブロック図に示す
ように、2次電圧(負荷電圧)を検出する電圧検出回路
13により検出された電圧と、電圧設定回路14からの
設定電圧とを演算処理回路15で比較し、降圧する電圧
値を決定し、タップ組合せ回路12にその信号を出力し
タップの組合せが選択され、サイリスタバンク1の中の
必要なサイリスタをドライブ回路11により動作させ
る。
【0008】次に図1に示す節電装置の出力電圧につい
て説明する。図1においてサイリスタ3,4,5,6,
7,8,9のオン・オフを制御回路10で制御し選択的
に組合せる事により、単巻変圧器2の出力電圧は電源電
圧を100Vとすると表1及び表2に示すように変化す
る。
【表1】
【表2】
【0009】表1,表2の巻線比は数1により求めてい
る。
【数1】 このように、本実施の形態の場合、7箇所のタップを有
する単巻変圧器2から理論上63種類の電圧を発生させ
る事ができる。但し、サイリスタ3,4,5,6,7,
8,9が全てオン状態となる条件は短絡状態となるた
め、この場合は除外する。また、サイリスタ9をオフに
すると他のサイリスタ3,4,5,6,7,8のオン・
オフ状態に関係なく変圧器として機能しなくなり、入力
電圧と出力電圧が等しくなり、この場合では出力電圧も
100Vとなる。
【0010】尚、タップ間の巻線数は、本実施の形態に
おいては、全タップ間で夫々異なる巻線数としたが、巻
線数が同一の区間があってもよい。ただし、本実施の形
態の如く、各タップ間を異なる巻線数とすることで、少
ないタップ数で多種類の出力電圧を得ることができ、効
率よく節電制御することができる。また、切換え手段と
してサイリスタを用いたが、これに限定されるものでは
なく、マグネットコンタクタ等を用いても何等問題はな
いし、主巻線数、励磁巻線数は本実施の形態に限定され
るものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において
適宜変更可能である。更に、上記実施の形態は、単相3
線式電路の場合について説明したものであるが、単相2
線式電路においては、単相3線式電路の何れか一方の電
圧線と中性線との間の構成を、そのまま適用すればよ
い。
【0011】
【発明の効果】以上細述したように、本発明に係る節電
装置は、切換手段を単巻変圧器のタップ間及びタップと
中性線間に適宜箇所設け、切換手段のオン・オフを制御
回路で選択的に組合せる事により、前記単巻変圧器の出
力電圧を変化させることによって、少ないタップ数で多
くの出力電圧が選択でき、而もサイリスタやマグネット
等を出力電圧毎に必要としないため、安価に節電装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る節電装置の実施の形態の1例を示
す回路図である。
【図2】図1の制御回路を説明するブロック図である。
【図3】従来の節電装置の回路図である。
【符号の説明】
1・・サイリスタバンク、2・・単巻変圧器、3,4,
5,6,7,8,9・・サイリスタ、10・・制御回
路、T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7・・タ
ップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単巻変圧器のタップを切換手段により切
    換えて出力電圧を制御し、節電を行う節電装置におい
    て、前記切換手段を前記単巻変圧器のタップ間及びタッ
    プと中性線間に適宜箇所設け、切換手段のオン・オフを
    制御回路で選択的に組合わせることにより、前記単巻変
    圧器の出力電圧を変化させることを特徴とする節電装
    置。
JP8212104A 1996-01-05 1996-07-22 節電装置 Pending JPH09247857A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8212104A JPH09247857A (ja) 1996-01-05 1996-07-22 節電装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1710996 1996-01-05
JP8-17109 1996-01-05
JP8212104A JPH09247857A (ja) 1996-01-05 1996-07-22 節電装置

Publications (1)

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JPH09247857A true JPH09247857A (ja) 1997-09-19

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ID=26353588

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8212104A Pending JPH09247857A (ja) 1996-01-05 1996-07-22 節電装置

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